-この作品は以下の歌詞が使用されています-
Code: 127-0113-1
Name: ウルトラの奇跡
アーティスト:
PROJECT DMM
◎登場人物
初音ミク [公式設定]
16才 158cm 42kg
2007年8月31日生まれ
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★本作では下記が改変事項★
生まれ年が違う
ミクが人間である
ネットアイドルである
性格が島風っぽい?
>>>>>><<<<<<
本作はハーメルン史上最悪を目指して
調整されているため必要経費として
1、2話くらいゴミみたいな恋愛劇が入ります。
本編開始は早ければ3話くらいかも?
なお、SF要素は、ほぼほぼない模様。
虹の向こう側
「やった、また増えてるね」
彼女の可愛らしい声が聞える。少し都会から離れた街。そこに二人の仮宿があった。いや、二人は街と言ってはいるが、その実態は山肌の集落といったところだろう。現に二人の暮らす奥ゆかしい一軒家は、隣の家まで畑一つ以上離れている。
その可愛らしい声の少女は、にこやかに同居する彼の顔に振り返った。背に映るコンピュータのモニターでは、自分の投降したダンスの再生回数がドンドンと延びている。最初は生活苦から何かできることはないかと始めた物だが意外と評価が高いようだ。
「ミクが。可愛いからだろ」
少しすねるように、彼は、彼女の部屋の小さなベッドの上で足を伸ばして言う。少し嫌みがかったアクセントで、ミクを強調していうのは、彼女のネット上の名前だからだ。彼女の髪は世界に珍しい透けるような緑色の長い髪をしている。
近隣の床屋で、インターネットで映えるように奇抜な髪の色をお願いしたら、気付いた時にはこの頭になっていた。どうやら床屋の亭主はその筋のオタクだったらしく、浮世離れした衣装の製作所まで教えてくれた。
彼の紹介もあり、格安で彼女の服は作ってもらえたが、陰鬱とした世界情勢の中であるためか、彼女の評価は日に日に上がっていった。一年を通して評価が上がり続け、冬服、春服の特殊衣装も大いに受けた。
「なによそれ、コレ脱いだら可愛くないの?」
彼女は微笑みながら、不貞腐れる彼に、少し嬉しそうにホホを膨らませる。再生回数の上昇に伴い、画面の向こうから彼女に対しての個人的なアプローチが増えたことが原因だと、彼女は知っていたからだ。
「ねぇってば」コンピュータの電源を落とすと、彼の背中に抱き着くように添い寝する。「うあ、あせくさ」彼は背中を向けながらボソッと呟く。最寄りの公園で配信していたため外気温も高く、少し汗ばんでいたのだろう。「そいうこと、言わないの」
「汗かいてる方が」不機嫌そうに彼女はベッドから起き上がると、ゴワゴワとした衣装を脱ぎ始める。「ときめくんじゃないの?」過度に短いスカートのため、配信の時はいつも下着の代わりに水着を付けている。彼女は衣装を彼の背中に脱ぎ捨てる。
「柔道着みたいなコレに?」
無造作に投げ捨てられたスカートに鼻を付けると、雑巾でミカンを拭き取って放置したような余り好ましくない臭いが漂ってくる。彼はため息を一つつくと、衣装を持って洗面所へと向かって行った。いつも通り手洗いで丁寧に洗うためだ。
下着一枚になり、風呂に浅く水を張られた浴槽に、染料を滲ませないように服をゆっくりと浸す。腰を曲げ水の中で手で撫でるように洗う。最初は彼女がやっていたのだが、意外と重労働で腰も痛めるため、専ら彼が洗濯している。
「おわったー?」
遠くの台所の方から、彼女の澄んだ声が響いてくる。浸した服を取り出し鼻を付けてみると匂いもほとんどなくなったようだ、彼はすぐに終わると返事をして、自分の服を着直すと庭に出た。遠くの山あいで赤い空の下、黒い鳥が編隊飛行している。
熱く湿った風を体に受けながら、ひび割れ草の生えたコンクリートの駐車場で、型崩れしないように服に竿を通す。もう夕暮れ時だ、遠くでも寺が鐘を鳴らしている。急いで虫が入らないようにカヤを被せると、彼は家の中へと戻った。
網戸からこぼれ出る光に釣られ、虫が網戸に張り付いている。網戸の先の縁側に置かれた蚊取り線香から、僅かに白い煙がゆらゆらと見える。じっとりと重たい風が外から流れ込む。二人は夕食の前に揃って仏壇の前へと座った。
りん棒で鈴を一度鳴らし、空の仏壇に向き合い二人並んで合掌を行う。二人には両親どころか、親戚もいない。ある日、街ごと海の底へと消えてしまった。その日、二人は偶然県外にいたため難を逃れたが、親族はそうはいかなかった。
実家も流されたが損害保険の支払いにより、二人は当面生活に困らない程度の資金が得られた。しかし、彼はまだ若いこともあり、すぐに定職に付く事も出来ずに、心細い収入と保険金の切り崩しで生計を立てている。
この地方では一軒家でも賃貸料が高くない。反面仕事も少なくリタイアして自給自足でも始めたがる人向けの地域だ。電気は通っていて基本的な電波も届くが、寂れた商店街まで車で10分ほどの距離がある。
彼は、彼女より二つ年が上という事もあり、急いで車の免許は取得したが、どちらかと言えばまだ運転に自信がなく、移動にはバスを利用している。顔見知りの運転手が気を利かせて、予定よりも少し家の近くで降ろしてくれるため重宝している。
「いただきます」
質素な食事が並ぶ四人掛けほどのテーブルに、対面で古めかしい木製のイスに座り塩シャケをつつく。二人で暮らすには広すぎるほどの一軒家だ。心無いハゲタカのように追い回され、被災者を食い物にするメディアに疲れた二人は、ここへと落ち延びてきた。
移住当初は閉鎖的な場所だったため、二人は周囲からよそ者として厄介者扱いされていた。しかし、身の上を打ち明けたところ、年寄りばかりの場所でもあったため、孫のように可愛がってもらえるようになった。
幼馴染である彼女とは、恋人というよりかは、少し仲の良すぎる兄弟のような間柄だ。彼女が行っているチャットでのやり取りの際には、兄に手伝ってもらっている、というようなことを匂わせたことは何度かある。
女の一人暮らしなどとアピールすれば、受けは良くなるのだろうが、無意味な誘いがしつこくなるため自衛の意味もある。ネットにはおかしな人間も多いため、サイト内メールで、猥褻な画像を送られても、彼女は平静を装い、強く拒絶しないようにも務めている。
人気が出て、初期のころは男性が多くフォローをしてきて、一部そういったコメントもあった。しかし、女性のフォロワーも多く増えたころには、そちらを狙いだしたのかその女性たちに迎合するかのような意見が多くなり、チャットが平和になる。
「今日ね、広告収入のオファー来てたよ」
彼女は長い緑色の髪を楽しそうに揺らしながら、箸で塩しゃけを突きつつ言う。配信開始から半年くらい経ったが、途中から始めたSFな衣装付きの踊りが受けた様で日に日にファンが増えている。再生回数も大幅に上昇してちょっとしたアイドルのようだ。
ネットであるため彼女の素性も良く分からず、田舎町に暮らしている不憫なヒロインという境遇も受けた要素の一つだろうか。この再生回数なら、纏まった収入が得られるかもしれない。まぁ、ミクが可愛いのが最大の理由か、と彼はため息をつく。
しかし、広告を付けるとなると、自作した歌を乗せているわけではないのでどうだろうか。確かにこの動画配信サイトには、同じような事を考えた人たちが大勢いる。それらがとりわけ規制されたり、削除されたりと、騒がれてはいない様だが。
「そうだなぁ、大丈夫かちょっと調べてみるよ」彼はモクモクとハムスターのように、口に頬張りながら答える。「もう、口に入れてしゃべらないの」笑顔で彼女のお小言が飛んでくる。「わりぃ」
「はーい!」ひび割れたコンクリートの隙間から、草の茂る大きな庭から、声がする。「いま開けまーす!」彼女は返事をしてガンと勢いよく網戸を開けた。そこには白い手拭いを頭に巻き、背中にカゴをしょった老婆が立っている。「こんばんわ」
「そんあ、おっぺすると壊れちまうだぁよ」彼女が網戸を強く開けるのを見ると、シワの寄る細い目で彼女に目を据える。「はんかもんは、おいねーなぁ」
「わぁ、スイカだ」彼女はペタペタと裸足でコンクリートの庭に下りる。老婆が片手に持っているスイカを受け取ると、嬉しそうにお辞儀をした。「ありがとうございます」近所に暮らし、農業を営んでいたが半ば引退して、趣味のように農作業を続けている人だ。
口は悪いが根の良い人である。彼もランニングシャツだったので適当な物を羽織ると出て来た。二人でもう一度、頭を下げて礼を言う。よわる前に早く食べろと促されたため、照れ臭そうに老婆が頭を掻きながら帰ると、すぐに庭でスイカを食べることにした。
庭にある横に長い石に並んで座り、二人で切り出したスイカをかじる。甘くみずみずしい。二人には知る由もないが、それは、追熟された良いスイカだった。カシュカシュと虫たちの奏でる歌を聞きながら、風に揺れる遠くの田の作物を眺める。
月明りが優しく二人を照らす。
「ねぇ、あれ、虹かな?」スイカの皮を置き空に向かい手を伸ばす。「ああ、にじ、だなぁ」月光を背に彼方の山あいに、淡いアーチが伸びている。「なによそれ、もっと感動したらどうなの?」
「しょうねんたーちが、おおきな、こころをも・て・る・よーおに」彼女は最後に上げた動画の歌を歌い始める。「うちゅうーの、はーてを、みぃせて、くぅれるー」彼女は手を伸ばし、ひび割れたコンクリートの大地に彼を呼ぶ。
「つらいときーでも、じぶーんに、けしてま・け・な・い・よーおに」彼も、続きを歌いながら立ち上がった。観客が虫たちだけのステージに二人は立つ。「ホンートの、ゆうーきを、み・せ・て・くぅれる~」
「わすれー、かぁけーてたぁ」彼が。
「ゆめを、もおいちどー」彼女が。
息の合った声で、二人が掛け合う。
「こころーの、ひぃかぁーりを」片手ずつ手を取り、広がりながら回転するように歩きだした。「とぉりぃもーどーせ、いまぁ!!」
草葉茂る月虹のステージ。
世界が回る。
二人を中心に。
「ウールートーラマーン」、「ウールゥト・ラマーン」
クルクルと回る。宇宙を回す。
「ちきゅうの、みらいを、しんじつーづぅけるぅー」
遊園地で回るコーヒーカップのように。
宇宙が流れる。
「ウールートラマーン」、「ウールゥト・ラマーン」
「えいえんーの、ぼくらの、ヒーィイロー」
・・・・・
・・・
・
「ん」
・・
・・・
・・・・
気が付けば、彼は彼女の背を手で押さえつけ
彼女を胸に抱き寄せ、唇を重ねていた。
「なんで謝るの?」彼女のホホは、年に稀に見るほど膨らんでいる。両手で自分の腰をガッチリ掴み、こちらを細目で可愛く睨んでくる。「私は、嬉しかったんだよ?」彼女は、長い髪を夜風に流しながら、いたずらにウィンクする。
二人の熱に当てられた体が熱い。全てを失ったその日、凍り付いたように膝を付き泣く彼女を、プロポーズまがいの言葉で誘い、今日までなんとか生きてきた。ソレを、もう一度口するには、彼には勇気が足りなかった。
幼馴染として、兄として、傍にいようと、彼は距離を保っていた。この歌の題名はたしか、ウルトラの奇跡だったか、彼は熱っぽい頭で、少し赤い顔で思い出す。一言。伝えられれば。たとえ全て崩れ去っても。彼女に。しかし。
――奇跡は起きないから
奇跡って言うんですよ――
いつか、彼女に見えないように自室で一人塞ぎ込んでいたいた時、ネットの海で見つけた言葉だ。昨日、今日、明日と、ソレは呪いのようにこびりつく。いや、甘えているのだろうか。もう、今日を失いたくないために。起きない奇跡を理由にして。
「ね、どうしたの?そんな顔して」彼は少し、顔を下げ、親を見失った子供のように地面を眺めている。「ね?」しかし、彼女はいつもと違う彼の様子を、自分の両ひざに手を当て、少し屈みながら、期待するようにその顔を覗き込む。
「あっ・・」彼は下を向いたまま、絞り出すように声を出す。「あ」思うように声が上らない。背中にベッタリと汗がふき出る。しかし、拳を握りウルトラの勇気を。特大の奇跡を信じて、夢の中もがきながら声を紡ぐように。
「あいしてる」
彼女の嬉しそうな顔と向き合うと、自然と言葉が滑り出た。一生分の幸運だろうか、その言葉を受けた彼女の顔が、さらに明るく輝いて見える。彼女は私もと答え、長い緑の髪を揺らしながら、彼の頬っぺたへと小さくキスをする。
その日、二人は恋人になった。
星のように長い時間を超えて。
「ねぇ」しかし彼女の表情に曇りが見え、呆れたようにこちらを覗き込んでくる。キスの時に体を重ねたが、その時に気付いたようだ。「さっそくソレなの?」彼女はため息を一つ付くと、ツンツンとした顔で一人部屋に戻る。「ホント男って・・!」
縁側で足裏に付いた、コンクリートの粉と石の粒を払い落とすと、網戸を勢いよく閉じガラス戸も締め鍵をかけた。ついでに厚いカーテンも閉められたため庭に暗がりが広がる。彼は一人ぽつんと、夜の空に残された。
彼女との、思い出せばちゃんとしたファーストキスで、不覚にも勃起してしまったらしい。動画配信を始めたころ、手に付けやすい若い女だと思われ、チャットでもそういうやり取りが多かった。彼女はすっかりその手の事を毛嫌いするようになってしまっている。
少し、いや、かなり油断してしまったようだ。
その手の処理は、気付かれていたかもしれないが、自分でコソコソと別の子をPCで探して、処理している。兄と呼ばれている以上、妹に性欲を向けるわけにもいかなかったためだ。まぁ、単に勇気が足りなかった、と言われればそれまでであるが。
彼方を見れば、とっくに虹は消えている。
彼はふうとため息を吐くと、それでも少し嬉しそうに、スペースの広くなった横長の石に腰掛ける。空の星が高く、美しい。物干しに吊るされた、彼女の衣装がユラユラと揺れる。距離は近づいたのか、遠ざかったのか。月明りでボウッと光る彼女の衣装を眺める。
キラキラと輝くソレを眺め、自然と口が綻んでしまう。彼女は、彼女になったんだなと、根拠のない自信が幸せを作りだし、不審者のようないびつな笑顔で深い空を眺める。時間だけが、ゆっくりと流れていく。星が、ゆっくりと回っていく。
「もう、いつまでそうしてるのよ」彼女は彼の肘を掴み、立ち上がらせる。「うわ、、、ぁ。あっせくさ」彼女は鬼の首でも取ったかのように笑う。「お風呂空いたから、早く」彼女の体は火照り、少し輪郭のように湯気が見える。
「かわいい」「はぁ?」
彼が彼女の近づいた顔を見て、思わず声を漏らした。しかし、すっとんきょうな、間の抜けた声が返ってくる。いつもは、役作りでもあるためツインテール状に髪を止めているが、今はみずみずしくストレートに垂れている。彼は微笑む。貴重な物が見れたと。
「やーだよ」彼女の背に手を回し抱き寄せようとすると、彼女はクルクルと回り、すり抜けて行った。「だって汗臭いもん」彼女は照れ隠しのように笑い、長いストレートヘアを夜風に広げながら、パタパタと家に戻って行く。
「わかった、わかった、悪かったってば」
彼の声を背に受けながら、妹のようにいたずら顔で家に消えていった、彼女を楽しそうに追いかける。妙な浮揚感から解放され、まるで高価な栄養ドリンクが突然切れたような脱力感を全身に覚える。気付けば足がガクガクとおぼつかない。
竿に干されたミクが夜風に揺れている。
彼は家に戻るとすぐに、モソモソと服を脱ぎ、彼女の入っていた残り湯にゆっくりと浸かる。家自体が大きいため、足を延ばし僅かに浴槽の壁にぶつからない程度に大きい。自動湯沸かし器のスイッチを入れると、筋肉痛のようにモモがチリチリと痛んだ。
パズルの欠片が埋まるというのは、こういうことをいうのだろう。彼女と同居を始めて以来もやもやとしていた感情が、スッと無くなっていることに気付いた。父親として、兄として、彼氏として、夫として。いつかは、その何れかに決着を付けなければならなかった。
いつからか、彼女はヒーローになり、少しずつ届かない距離に離れて行った。その結末も思い描いたものに程遠くなっていく。しかし、それは彼の思い過ごしであり、彼女は彼女であったと実感した。
「んーん、んんーんんー」「んん、んーんんー」
鼻歌など久しぶりだ。気が付くと、ツルツルとした白いタイルの壁に声が反響して、少し照れくささを覚えながらも、不思議な物で体の痛みが引いていくように思える。あるいは、彼女が求める限り、ウルトラマンでいられるようにか。
「何変な声出してるのよ」彼女がガラガラと戸を開け、風呂へと入ってくる。長いバスローブの下には、青と白の横線が入る水着は上下とも着ているようだが。「え、ちょっと」彼は狼狽えるように、体を肩まで沈み込ませ丸まりながら前を隠す。
「はぁ」彼女は彼が必死に両手で隠す、その場所を眺めため息を付く。「いいよ、恋人、だし」僅かに白い片足を湯船に漬け込みながら、彼女はゆっくりと湯船に入ってきた。長く緑色のロングヘア―が、こぼれ出る湯につられ、揺れながら広がっていく。
「わたし、知ってるから」
ゆっくりと、彼女の片手が、湯船の中で彼の隠された股間へと伸びていく。柔らかく、しなやかな彼女の指が、両手で支える彼の指の隙間にねじ込まれ、その中心の物をゆっくりと掴む。
「ときどき、一人でしてるの」彼女は、少し嫌悪感を表情に出すが、苦笑いをするようにその手をゆっくりと動かし始める。「今度からは、わたしでして?」彼女の柔らかな片手が、彼の股間の膨らみを包み、指に触れ、即座に反応するその動きを追いかける。
「なんか、浮気されてるみたいでやだもん」
彼は、彼女との二人暮らしを始めてから、身目麗しい彼女の体に欲情しなかったことがないわけではない。しかし、今の関係を壊さないためにも、その処理の際は彼女に似たような別の女性をネットで探し、夜のオカズに使っていた。
彼女は水着のブラジャーを片手を背中に回し、ゆっくりと外す。背中を紐解かれた水着がフワリとみなもを流れる。彼女の平均的な大きさの胸の先端に、周囲と比べ、少し肌色の濃くなったような乳首が付いている。
「もう、見すぎだって」のぼせ始めた頭で、彼女の胸を始めてゆっくりと眺める。「ごめん」とっさに、彼は下向く。「いいけど、ガッツキ過ぎだよ」細い手からはみ出るほどに膨らんだソレを、優しくさすりながら彼女が朗らかに笑う。「もう、エッチだなぁ」
逃げるように彼は立ち上がり、湯船から片足を出した。しかし、彼女がちょうど顔の前付近を通り過ぎようとしていたソレを見て、彼の両モモを掴む。そしてそのまま、ゆっくりと、躊躇うように顔を近づけると、唇を開きその先端を口に含む。
舌先で探るように先端を転がした後、すぐに彼女は口を放した。このまま返せば、一人で浮気を始められそうだったのがシャクで、思い切ったことをしたがやはり、自分はそういった事が苦手だなと、彼女は改めて実感した。
「いいよ、大丈夫だから」少し見据えた目で、彼女に見られ、彼は逃げ出すように声を出すと浴槽から出た。「わたしが大丈夫じゃないの」彼女は彼の腰を抱きとめ、無理やりシャワー前にある小さな木造りのイスに座らせる。「また、一人でする気でしょ」
自慢の長く緑色の髪を、床のタイルにベッタリと這わせながら彼女は、彼の太ももの間にしゃがみ込んだ。再び、じっくりソレとまみえ、蛇のように鋭く睨みつける。剣豪のように鋭く真剣な目つきで口を開き、先端を一機に口に含ませた。
「うぇっ」
勢いがあり過ぎたため、口蓋垂、すなわちのどチンコに勢いよくチンコを接触させた。彼女は吐き戻すように、ケホケホと浅い咳を続ける。しかし彼の制止も聞かずに再び浅くソレを咥えると、ゆっくりと頭を上下に動かし始めた。
口の中で舌を動かすたびに、ビクビクと肉が上下に暴れまわる。まるで勝手の分からない彼女であるが、その柔らかい舌がなぞるだけで、十分すぎる反応が返ってくる。結局のところ、何が、ではなく、誰が、が重要なのだろう。
誰もが狙っていた彼女は今、真剣に自分のものをしゃぶりたてている。その光景だけでも十分で、技量など飾りにすら思える。彼女が緑の頭を前後に揺らし、大切な髪をタイルに擦り付けながら、懸命にご奉仕している。
「ごめ、でっ」
彼は、こらえ切れずに咄嗟に引き抜こうと腰を引くが、彼女の舌の上に、全て吐き出してしまう。彼女はげんなりとした顔で、反射的にソレを床に吐き出した。スライムのようなドロドロとした白い液体が、シャワーからのお湯を弾くように、床のタイルに滞留する。
「ちょっと、ムリだった」苦いクスリでも飲まされたかのような顔で、彼女が無理に笑顔を作る。「飲んで、あげようと、思ってたけどぉ」シャワーヘッドに口を近づけ、ガボガボと口内を洗う。まだ、感触が残ってるようで彼女はモコモコと口の中の舌を動かす。
「うわぁ・・」
少し疲れたように彼女は視線を下ろし呟く。彼女の視線の先には、衰えを知らない肉棒がそそり立っている。流石にあきれ果てながら、彼女は立ち上がり、恥ずかしそうに座ったまま俯く彼を見下ろす。
「ねぇ、したいの?」水着の下を下ろしながら彼女が言う。「ミク、いなくなっちゃうかもよ?」彼は思い出したかのように、手を伸ばし、彼女が下ろしていく水着を彼女の太ももで止めた。「優しんだね、大好き」
画面の向こうの男のように、ただの身体目当てではない彼の優しさが、彼女を包み込む。彼女は彼に覆いかぶさり、彼は冷たい床に背中を打った。彼女は彼とぴったり重なるように体を密着させる。むき出しになった下半身が重なり合い、長い口づけを行う。
「ダメ、動かないで」彼女の細い下半身が彼の股間を挟み込む。男を知らない彼女の幼く柔らかい股間のスリットが、ゆっくりと上下に動く。「動くと入っちゃう」キスをしながらグリグリと股間を擦り合う。
「入っても・・いいけど・・」
跨り、騎乗位の姿勢で根元を押しつぶすように彼の下半身に座る。彼女自身がローションのような分泌物をねん出し、腰を前後に動かしながら。白い太ももから水気のある音がペタペタと鳴り始める。艶めかしく動くヘソの窪みに目が奪われる。
ギュウギュウと押しつぶされ、押し返すようにドンドンとソレの硬さが増していく。彼女の腰の動きに合わせて膨らみながら、パクパクと尿道が開閉する。彼女は騎乗したまま彼の両手を取り、手をつないだまま腰を動かし続ける。
「ね、気持ちい?」垂れる緑の長い髪が、前後に揺れる。つかみ合う二人の手に力が入っていく。二人から高い喘ぎ声が漏れ始める。「わたしっ、も」彼女の腰がガクガクと速度を増す。「がまん、してたん、だよ」股間にある女の小さな突起をグリグリ押し付ける。
「よる、こな、いっ、かなって」
グッ、グッと動く腰が、より深く、より早く動く。彼女の本能が最愛の男を射止めようと素早く腰を振る。二人は無言になり僅かな水音と、荒い呼吸音だけが風呂に反響する。息遣いが早くなるにつれて彼女の内モモが震え始める。
「んぅぅぅん、んっ、ん」
彼女は、声を堪えるように唇を噛みしめ、髪を大きく振り乱し、エビのようにのけ反る。ブルブルと動く内ももから振動が伝わり、彼女はぐったりとだらしなく口を開いた。彼女の絶頂の余韻が。下半身の痙攣が。彼の股間を押さえつけながら激しく振動させる。
小さく鼻息を出しながら、彼は自らのヘソに向け、二発目の精液を吐き出した。彼女の柔らかい指が、嬉しそうにソレを掬い上げると、自分の尖り切った胸にベッタリと塗り付ける。揉み込ませるように両手で胸をかき回す。
「風邪ひいちゃうね」彼女は気だるい体を引きずるように立つと、湯沸かし機を作動させる。ボコッボコッと泡が風呂の配管から出て来る。「わぁ、ちっちゃくなってる」だらしなく床に寝転がる彼の腹の上には、冷気でシワシワと小さくなった物が転がっている。
いつぶりだろうか、二人が大きくなるにつれ距離が離れていったが、今はこうして二人で背中を洗いあっている。泡立つ彼女の背中を眺め、気付くと彼は、彼女の背中側から手を回しこみ抱きしめていた。彼女は嬉しそうな顔で困ったような声を出す。
「また、一緒に、お風呂入ろ?」
浴槽の中、彼の両足の間に彼女が座る。彼女の長いストレートの髪が、大きく広がりながら優しくみなもを揺れる。空白の月日は一瞬に埋まり、懐かしい思いの中、今日の幸せが広がっていく。
「もう、エッチだなぁ」彼女はお尻をグリグリと動かしながら、元気に膨らみ始めたソレを肉付きの良い白身のある尻の隙間で擦る。「そんなに夢中なの?」後ろから両手が回り込み、彼女の尖り切った乳首を強く握るように掴む。
「やぁーだよ」彼女はいたずらに舌を出し、彼の手からすり抜け浴槽から出ていくと、気の小さなイスに座り手早く髪をすすぎ洗いを始めた。「どうせ誰でもいんでしょ」ブツブツと文句を言いながら両手で緑の髪をサラサラと研ぐように流す。
シャワーを止めると立ち上がり、指で水を切り落とすと、振り向いた。
「また後でね」
タイルに反射される光を満面に受け、彼女は天使のように微笑む。彼女の置いていった微笑みの余韻に浸りながら、彼は恥ずかしさから、口元まで湯に浸かる。ワシワシと髪を拭き、曇りドア越しに、離れていく彼女の姿を見とれるように見送った。
彼女が楽しそうに髪を乾かす、ドライヤーの軽快な音が滑り込んでくる。
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★壁殴り代行始めました★
元祖壁ドン!!
(女性を片手で壁際に押さえるだけなどの
壁ドンとは無関係な悪質業者にご注意!!)
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壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています。
筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
壁とエルフを殴るだけの簡単なお仕事です!
https://syosetu.org/?mode=ss_detail&nid=199803
※募集はフィクションです。
つ´・ω・`) 謎の数字群アンケ実装。
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