※この作品はR-18です。

Rou. 02 (R-18)   作:Fry-Hopper

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割とマトモなアンチ・ヘイト回


【挿絵表示】



ある女工作員の悲話 03

 

 

「クソっ、どうなってんだ!」

 

いかつい顔をした、色黒で、片手首がマシンガンの男は、上層プレートから吊り下げられた、薄暗いキャットウォークの上で声を張り上げた。二手に別れる道の先から、全身に青い服を来た、重装備の新羅の私兵部隊が駆け寄ってきている。

 

「ガハハハハハハハ」

 

耳に付くような笑い声。治安維持部隊の総括、事実上私設部隊の大将である彼は、わざわざ危険な現場に赴いて来た。自らテロリスト撲滅の陣頭指揮を取るべく、横に大きな体で兵をかき分けながら狭い通路に現れる。

 

「キャハハハハハハ」

 

もう片方の通路からも、秘密部隊タークス所属の女が一人。側面に腰元までの長いスリットが入る赤いドレスを来た彼女は、長く痛みの入った金髪を揺するように大げさに笑う。

 

コツコツと静かな通路に、彼女の真っ赤なヒールの音が反響する。笑い疲れたとばかりに、彼女は胸に挟み込んでいた扇子を取り出した。

 

「アバランチ、諦めなさぁい」

 

紫の扇子を持ち、高らかに笑う彼女の手には年のころ五才に満たないブラウン色のおかっぱ頭の少女が抱えられている。彼女の両脇からは、強面の男たちが、気を失っている幼女の顔に銃を突きつけている。

 

「この意味、わかるわよね?」

 

拡声器要らずのハスキーでやかましい声が向かいから響き渡ってくる。人質さえいなければ、マシンガンの制圧射撃でも加えてやりたいところだ。

 

「ティファ、オレが隙を作る」

 

エメラルドのように澄み煌びやかな瞳と、ツンツンとした金髪を持つ、全身レザー服のようなパンクな服を来た青年が前に出る。銃を手に付けた男と、売春婦のような恰好をした黒髪の女は、顔を見合わせると小さく頷いた。

 

「任せたわ」胸が透け出るような白いタンクトップに、余りにも短い黒いタイトスカートを来ている女は小さな声でしかし力強く答えた。「ッチ!人質救出は、ソルジャー様のお家芸ってことかい」

 

色黒の彼は、ゴリラのように両手を振り回し、強く舌打ちした。空中をはうキャットウォークには、アバランチのメンバー三人がいる。

 

対するは、指揮官を含む新羅私兵部隊。その上、メンバー1人の子供が人質に取られている。金髪のトゲ頭の男は背中に携行していた巨大な片刃剣を抜き、前へと歩み出た。

 

「ガハハハハハハ、ガハッ?」恰幅の良い巨大な男は、自ら死にに来たかと大笑いをするが、その男の周囲に何かオーラ上のきらめく闘気が破裂するかのように広がり始め、声をどもらせた。「あいつ、ソルジャーだったの!」

 

タークスの女はヒステリックに声を荒げる。その男の瞳にソルジャーの証、魔晄の力を得た深く澄んだ緑色の目を認めた。ソルジャーとは新羅社により肉体改造を受けた少数精鋭兵士の事だ。その個々の能力は極めて高いが、色々と不安定な戦力でもある。

 

しかし、ソルジャーであれば、特務機関であるタークスに長く身を置く彼女が知らないはずもない。恐らくは、博士がいたずらに作り出した実験体のどれかだろうと、彼女は冷静に考えた。

 

組まれた通路の隙間からは、数100メートルはある下の階層が見えている。こんな所で暴れ出すとは、正気の沙汰ではない。

 

やはり、テロリストの一味は殉死も覚悟の上なのか。彼女が兵士の群れの中に後ずさろうとする瞬間に、その男は間合いを詰めてきた。

 

片刃剣を前に構え、銃撃をいなす。繰り出された闘気をロケット噴射のように、なにかマテリアを使い一方向に圧縮したのだろう。

 

同士討ち撃ちを避けるために、兵たちが銃を下げる。彼の繰り出した拳が彼女の腹部に刺さり、軽快にバックステップ。拳の引き抜きざまに、幼女を奪い返した。

 

恰幅の良い男が地団駄を踏むように怒り狂うかと思われたが、しかし、彼は再び威勢の良い大笑いをしている。その異様な態度が、金髪のツンツン頭の青年の足を止めた。狭い通路の上で、彼は片足に焼ける痛みを感じる。

 

「タークスの仕事は辛い事もある」

 

吊り下げられたキャットウオークの上に、崩れた恰好で青いスーツを着た、ウルフのようにボサボサとした長い赤髪を持つ男がいる。

 

彼は、伸縮式の特殊警棒を片手に持ち、自分の肩をポンポンと叩きながら言った。彼もまたタークスの一員である。彼がため息をつくと、ツンツン頭の男は再び足にダメージを負った。

 

彼の両隣りにしゃがみ込む鍛えられたソルジャー未満の兵が、指先にかみなりの力を集中。狙撃銃のようにその男の足を狙撃していたのだ。

 

ゴミのようなドブネズミ退治には、明らかに過剰戦力であるが、豪勢で恰幅の良い男は確実な勝利を得るために、動員可能な全ての戦力を集中させていた。

 

小心者で狡猾な彼が姿を現した事は、それ自身が、そこがすでに絶対安全圏であるとの証左である。その男は流血しながら転倒し、幼女を通路に手放した。

 

赤いドレスを着た女がヒステリックに笑い声をあげる。取り巻きの兵たちが、色黒な男に片手からのマシンガンの牽制を受けるが、幼女を拾いに駆けだした。

 

強力な弾幕が行く手を阻む。しかし、ついに弾薬が尽き空回りを始めたようだ。その男は大きな声で呪いの言葉を吐きながら、地面に片足を叩き下ろす。

 

兵たちが突撃銃を腰に構え、射撃しながら突進してくる。売春婦のような恰好をした彼女は遠距離武器を持っていないため、色黒の男と共に来た道をジリジリと後ずさっていく。

 

再び両者の距離は開き中央に幼女と負傷したツンツン頭の彼が取り残された。ソルジャーと言えど所詮は人の領域だ。撃たれれば血も出るし、殺せもする。

 

彼は集まった兵に押さえつけられ、ドレスを来た女に顔をビンタをされた後、何処かへと連れて行かれた。

 

残されたテロリストは二名。しかし、ここで彼は高らかな笑い声を上げ攻撃の手を休めなかった。二機のヘリガンナーが下の階層から緊急上昇を行い、残る二名を力強いライトで照らす。

 

退路に強力な銃撃を撃ち込み、一部を崩落させた。もはや、両名に逃げ場はない。残る二人のテロリストはついに、両手を上げ、拘束された。

 

大型の歩兵ヘリにより連行されている間、テロ行為を行おうとしていた、プレートに一部が垂れ下がる形で設置されている、魔晄炉と呼ばれる発電機が大爆発を起こす。

 

その余波がプレートを振動させ、一枚のピザの切れ端のように巨大なプレートが下層へと墜落した。連行されていく二人は、花火のように火花を散らしながら落ちていくプレートを、青ざめた表情で眺めている。

 

彼らのシナリオにはない話だった。プレートの上には簡単な街があり、落下した場所にも数千人が棲む家屋が並んでいた。これは未曾有の大災害だ。

 

アバランチの作戦目標は、あくまでも魔晄炉の機能不全による停止であり、これは現地に赴きプログラムを書き換えるだけで十分達成できる事であった。

 

新羅の推し進めたずさんなプレート開発により、爆破させればプレートの崩落が予測出来ていたためである。そのため作戦は魔晄炉停止後に犯行声明を発表。必要最低限の武力闘争により自らの主張を通そうという方法であった。

 

しかし、魔晄炉は爆発した。その炉心と共に炉内にため込んでいた危険物質は下層へと流れ落ちていった。この絵を描いた者は、もちろん新羅社であろう。

 

この爆発により、アバランチは単なる弱小テロ組織ではなく、超過激派集団へと姿を変えることになった。こうなってしまえば、あらゆる主張も通らずにただ粛清を待つだけの身になるだろう。

 

結局新羅の手の上での一人相撲だったのだ。褐色の男は、後ろ手に縛られた両腕を不自由に動かしながら唇をキツく閉じ思いを巡らせる。

 

魔晄炉とは、星の命を吸い上げエネルギーに変える危険な代物だ。だからこそ彼は、この炉を停止させ、民衆に魔晄炉を中心とした生活を止めるように訴えたかった。

 

このまま代を重ねれば、いつか命が循環しない、植物の育たない星になることは明白である。連鎖的に動物の個体数も減り、食べ物すらままらなくなる。

 

だからこそ星を、そこに棲む命を守るために、少数のメンバーで集いアバランチは決起したのである。しかし、作戦は綿密に複数組まれていたが、初回の魔晄炉停止に向けた作戦で失敗を犯した。

 

内部にスパイがいたか、あるいは泳がされていたと考えるのが自然だ。彼としては身内にスパイなどと、長い年月をかけ共に準備した仲間を疑いたくはなかった。

 

やはり、詰めが甘く泳がされていたと彼は結論付ける。新羅には、施工不良のプレートが何枚かあった。それを事のついでに、自分たちによるテロ行為によって落とされたと主張すれば、新羅も被害者になれる。

 

どれ程の人死にを出そうともだ。すべての悪意は自分たちが引き受け、新羅はダイナミック発破解体により、労せずして欠陥工事をやり直せるというわけだ。

 

だが気付くのが遅すぎた。すでに自慢のマシンガンは簡易的に機能停止措置を取られてしまった。さらに、口には布を噛まされているため、その事実を機内の者に訴えることすら出来ない。

 

彼はなおも抵抗しようと体を震わせるが、強力なねむるのマテリアを使われ、ついにその意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

「気付いたようだぞ、と」

 

薄暗く狭い研究室のような場所で、彼はウルフのような赤髪を、片手でめんどくさそうにカリカリと掻きながら言う。

 

視線の先には全裸で両手両脚を大の字に開いて立たされ、何か口の付く黒光りする4つの球体のような物に、その手足を咥えられて拘束されている女がいる。

 

その女は、垂れ下がった長い黒髪の間から赤い瞳を恨めしそうにこちらに向けている。しかし、彼にしてみれば職務を全うしただけであり、そもそも、手を出してきたのはこの女たちからだ。

 

彼は二、三、話しかけるが彼女からの返答はない。馬鹿馬鹿しいと彼はため息を吐く。目を細め何処かバカンスでも行きたいと彼方の地へと思いを馳せる。

 

「クーフッフッフ」

 

しばらくして技術者のような、スコープ状の丸メガネを額に付け、白衣を着た男が耳ざわりな笑い声と共に部屋へと入ってくる。

 

しかし、その男は周囲の者に気付かないようで、一人狂気じみた笑い声を出しながらウロウロとしていた。ウルフの赤髪を持つ男は、用は済んだと一人うんざり首を振ると薄暗い研究室から出て行った。

 

怪しい科学者の残る薄暗い研究室は、人間数人分の大きさがあり、複数横並びに設置されたカプセル状の大きな機材が複数設置されている。室内の光を反射させて、ウロウロと左右に動く怪しい男の体をカラフルに照らす。

 

「おっと、また考え事をしていたようだ」彼は突然、驚いたような表情で足を止めた。歩くたびに思い出し笑いをし、また止まる。彼の奇行はいまに始まったことではない。「ああ、起きたのかね。あばら家だか何だかの女は」

 

心底どうでも良さそうに適当に思いついた事を言う彼に、裸で張り付けられた女は訂正する気も起きずに、ただ、彼を睨みつけている。彼はその女に近寄り、腹部をネコでもあやすかのような顔をしながら撫でまわす。

 

しだいにその指は下へと下りて行き、彼女のヘソの窪みに人差し指が沈み込んで行く。その指はズブズブと当たり前のようにヘソの穴を突き抜け差し込まれて行く。

 

恐ろしい事態に青ざめた顔をする彼女を気にも止めず、ついにヘソの中に彼の指が一本消えていった。彼はそのまま指を回転させてヘソ奥の通じを良くした。彼女は吐き戻しそうな気持ち悪さに耐えながら視線を外した。

 

男の指が勢いよく引き抜かれた。さらに彼は彼女の下腹部に拳を当て思い切り潰す。ヘソに開かれた穴から、クジラの潮吹きのように黄ばんだ臭い汁が飛び出した。成功だと彼は暗い虚空を眺めながら楽しそうに笑い出す。

 

「ふむ、におうな」

 

彼は鼻をつまむと、そのまま何もせずに立ち去って行った。白装束の防護服に身を包んだ研究員が周囲に集まり、悪態付きながら目の前にいる裸の女など初めからいなかったかのように薄暗い床の掃除を始めた。

 

「ガハハハハハハハ」

 

清掃が終わり、研究所を白衣を着た作業員達が動き回り何かをしているところへあの男の笑い声が近づいて来る。

 

暗がりから徐々に顔を出し、彼女の前で口一杯に生やした顎髭を引っ張りながら、彼女の顔を至近距離から目を剥きだすようにのぞき込む。

 

「クソ女、具合はどうかね?」傲慢に見下ろしながら、顎を揉みつつ彼は言う。「お前たちのおかげで、楽に事業が進められたよ。ガハハ!ガゥハハハハ!」彼は大きな腹を突き出し大声で笑う。

 

全てはこの男の罠だったのだ。彼女はそう気づくと唇を噛みしめて、下を向く。確かに、事前調査の段階から、重要区画の割には兵が少なすぎるとの違和感はいつもあった。しかし、いつから気付かれていたのかは見当もつかない。

 

「私、不感症なの」

 

彼女は次第に意識がはっきりとしていく中で、彼の太い指4本がゴツゴツと膣内に差し込まれ拡張されて行く不快感を隠そうともせず言った。

 

ブヨブヨとした感触が下半身からいつまでも上がってくる。男の片手が無理やりねじ込まれて行き、男数人分の太さまで女の穴が広げられた。だが、彼女の下半身は特に反応を示さない。

 

「不感症?糞食いが?」彼女のつまらない反応にも狼狽えることなく彼は平然と答える。「笑わせる」

 

今日一番の大笑いだろうか、せわしなく動き回る研究員たちすら、不快な表情をしながら耳を抑えるような仕草をしている。至近距離で大声を聞かされ、彼女は少しめまいを覚えた。

 

彼女の膣内も特に反応があるわけでもなく、バレーボールの隙間に手を指しこんでいるかの如く、乾いた皮膚に挟まれ面白みがない。彼女は彼女で、何をされても呼吸を荒げるどころか乳首すら立ちはしないようだ。

 

彼の性格を知る者ならば、思った通りに事が運ばずに暴れだすのではないか、と思うところである。しかし、今回は誰も止めに入るでもなく、研究室の中でひときわ浮いているこの二人には関わりたくないとでも言ったように放置されている。

 

「流石は、ソルジャーを中折れさせたクソ女だな」彼は指を動かし続けながら、言い聞かせるように話を始めた。「んん?」彼女の顔に顔を近づけ、嫌みったらしく言う。「ほう、顔が赤く変わっているぞ、クソ女」

 

彼女は、そんな事まで知られていたと顔を赤らめた。アジトでの全ての事をも把握されていたのだ。今回の作戦のために雇った金髪のツンツン頭の傭兵に、彼女は事の着手金代わりとして前夜に体を使わせてやった。

 

しかし、彼は初体験でもあったため、不感症の彼女がローションを膣に仕込み相手をしてやっていた所、彼は反応のない彼女に自信を無くし立たなくなってしまった。

 

偶然、性行為の最中に交わした言葉で、彼が同郷のよしみであった事がわかった。そういえば、自閉気味の冴えない子がいたなと、彼女は遠い記憶の彼方で思い出す。

 

朝まで枕で恋人のようにリップサービスをしたところ、精神は立ち直ったようだが、フェラや巨乳を使ってのパイズリにすらも反応せず、彼の勃起不全はついに治らずじまいだった。

 

しかし、彼は、彼女と同じように不感症になったようだと笑い、全て終わったらと、何を思ったのかプロポーズまがいの事を言ってきた。

 

この男はテロの最中に使い捨てる気でいたが、落ちているならばその後ももう少し使えて良いコマに出来ると、彼女たちアバランチは考えていた所だった。

 

このまま自分が恋人まがいの事でも演じてやれば、どこか今も精神的に幼い所のある男なので、高額な傭兵の報酬もただ同然に出来るだろうと、彼女も思案する。

 

色黒の男が連れてきた友人の子だと言う、娘同様に育ててきたマリンの高額な養育費もある。しっかり育てられれば自分の後任にでもあてがい楽も出来るだろう。

 

「・・あの子は、どうしたの?」

 

彼女はふと思い出し、いつまでも彼女の穴に手を差し込んで遊んでいる巨漢の男を睨みつけながら彼女は言う。しかし、帰ってきたのものは力強い顎を目掛けたパンチだった。

 

重い衝撃が彼女の顎を曲げ、しばらく周囲が回転するように視界が揺らぐ。歯のよう鉄に拘束された両手首、両足首から痛みが走り、彼女は顔をしかめた。

 

「テロリスト風情が、良い気になるな」巨漢の男は指に横線の鉄心をはめ、そのまま彼女の顎を数回素早く殴る。「だがオレ様は優しい」彼女の下の歯から血がドクドクと流れ出ている所を、満足げに眺めながら彼は言った。

 

「だから教えてやろうじゃないか」キツい握りこぶしで彼女の腹に背骨に響くほど鉄心を沈み混ませる。彼女はヘソの穴から小便を滲み出させた。「あのガキはいま、植物人間になっているそうだ」

 

男は汚いものが付いたと彼女のムダに大きい胸のぜい肉に鉄心を擦り付け汚れを拭く。そして勿体ぶるように高笑いしながら説明を始めた。

 

先ほどいた怪しい丸メガネを付けた男が、複数の生体実験で科学的にその小さな体を楽しんだ結果、意識が戻らなくなったらしい。

 

加えて自分も、腹を開かれ、何かお楽しみをされたとの事だ。彼女は背中にゾクリとしたものを感じ、薄っすらと見える腹部を見るがヘソから小便を漏れ出させている以外に目立った変化はないようだ。

 

「お前の胎は、魔晄につけられたのだよ」

 

得意げに彼は言う。彼が淡々と説明を続ける中で、母子共々その男の実験に使われたと言う言葉に、彼女は僅かに違和感を持ったが、具体的に何をされたのかと言う事までは流石に教えられなかった。

 

しかし、聞くまでもないおぞましい話だろう。近年怪物が現れ、この街を含め世界中が脅威に晒されていた。その発生のメカニズムは分かっていないが、この会社は人為的に怪物を作ろうとでもしているのだろうか。

 

ある筋の話では、いくつかの怪物と魔晄には密接な関係があるという。そして魔晄を専門に取り扱う神羅社と軍事部門は怪しいと、多くのゴシップ紙がこの話に飛び付いていた。

 

しかし、確たる証拠もなく所詮民衆の憶測を代弁しているに過ぎなかった。しかし、魔晄を原動力に世界の中心のように広がった神羅に表だって批判を出来るものはもはやいない。

 

豪快なこの男は他のメンバーの話もさらに続け、捕らえた褐色の男は抵抗がしつこかったので手足の腱を切除し、芋虫のようにまだ生かしていると意気揚々に言う。

 

雇った傭兵の方はうるさく笑うあの女が体で再教育を行い、彼は夜の方も自身を取り戻して、彼女専属の犬になったようだ。

 

アレは、もともとここのメンバーであり、内情にも詳しそうであったため使えるとかと思っていたが、簡単に鞍替えするようでは使い物にならないと、彼女は内心毒づく。

 

その他の活動メンバーについては、その場で不幸な事故により壊滅したようだ。将来的にアバランチを牛耳り、新興宗教の教祖のようにでも振る舞おうとしていた彼女の野望はここに潰えたのである。

 

仲間からの救出も絶望的であり、自決を試みようにもここには優秀な科学者が多いらしい。舌を噛み切った程度では死にきれないだろう。しかし、未だ処分される気配はない。

 

自分は不感症であるため、女の部分で楽しまれる分には、消耗させられずに脱出のチャンスを伺えると彼女はギラギラと目を光らせる。

 

口の中に広がる錆びた鉄臭い味も、彼女を燃え上がらせる原動力として十分に機能していた。

 

「バカ女。一泡ふかしてやるって顔してるぞ」男は口を曲げ嫌みったらしく言う。彼女の腹部から立ち上がると彼女の顎を掴み左右に乱暴に振り回した。「まぁ良い。お前にはまだ、一役買ってもらわんといかんからな」

 

男は背筋を伸ばし気取りながら楽しそうにそう言い、大笑いしながら去っていった。オブジェのように彼女は不気味な室内に放置される。

 

植物状態にされたというマリンの事は気になるが、身がわりになってもらえたと思えば安いものだ。彼女は適当に都合よく裸に剥かれた体を使い、男を誘おうと画策するが誰も見向きもしない。

 

ここの者は皆、研究バカのようだ。白衣を着た男たちに欲しがるように、息を吐き胸を不自然に揺さぶるが誰も相手にしない。彼女は別の意味でショックを受け、やがて首を垂らしたまま大人しくなった。

 

 

 

 

「気分はどうかね、あばら家君」

 

彼女は何時間かただ時間を過ごしていた後、その男は帰ってきた。相変わらず白衣を着て、良く分からないスコープ型の丸メガネを付けている。

 

彼はコキコキと首を振ると、彼女の腹をゆっくりと指で押していく。張りを確かめるように左下方から指で押しながら腹を四角くなぞる。

 

「また、随分とためたようだな」彼が手招きすると、数名の科学者たちが嫌な顔をしながら大きなプラスチック容器を持ってきた。「さっ、出していいぞ」彼女の開かれた股の下にあてがい、犬猫のように軽くあしらわれる。

 

彼女には、囚われてから何日が経過したか分からなかったが、感覚的には数日分の物がため込まれているような張りを自分でも感じていた。

 

ウエストをいびつに変えるほどため込んだソレは、間違いなく男の腕一本分以上の量があるだろう。小さなバケツほどある半透明の容器の大きさが、自分の全てを知られていると彼女は顔を赤く変えていく。

 

意識のない間も、機材か何かで処理をされていたのだろうか、容器を支えさせられている研究員の顔をからも、またかといったうんざりした表情が見える。

 

研究員の男の一人が嫌そうにため息を付くと、彼女の後ろに回り込みビニールのような白い手袋をつけて彼女の肛門に指を指し込み肉を乱暴に開く。解放された口からモンスターのような臭い息を吐き出している。

 

男は彼女の尻穴に1本指を突っ込み、そこまで来ている固形物の先端を尖るように押し潰していき呼び糞を始める。彼は酷い罰ゲームだとシワクチャナ顔芸をしながら呼吸を止めた。

 

彼女は大した感覚はないが、肛門をほじくり回される屈辱から、両手首足首をバタバタと動かし始めた。彼女の腰の動きがむせかえるような臭気を散らばらせる。

 

彼は悔しそうに口を噛みながら彼女の尻にさらに指を突っ込んだ。当番制でこれを行っていたため彼らはこの女を抱く気にならなかった。どれほどこの女の見た目が良かろうと、生きる肥溜め女など相手にしたくはない。

 

ここにいる誰もがそう思い、黙々と作業だけを頭に詰め込んでいた。しかし、この奇人だけは違うのだろうか。

 

「この資料によれば」

 

白衣を着た彼は妙な含み笑いをしながら、手に持つ資料を興味深そうに読み直す。そして誰に聞かせるでもなくぶつぶつとソレを読み上げていく。

 

その資料はタークス機関の調査結果であり、彼女の記憶の空白に、彼女に何が起きたのかが明確に記載されていた。余りにも捏造のような話であるが、どうしても彼の声に彼女は引き付けられた。

 

彼女は肛門に力を入れ男の指に抵抗しながらも、彼の嫌らしく笑う顔から目が放せない。毎回巨大な物を通過させているそこは、後ろから男に両指をねじ込まれても難なく拡張された。

 

ゆっくりと重力に引かれソレは頭を見せ始める。恐らくは世界記録に載る太さだろう。流石の彼も容器を手で持ちながら感嘆の声を漏らした。

 

そして、思い出したかのように、彼女の頭にバイザー型ディスプレイを被らせると、神羅の多くの社員が知っている映像を流す。

 

そこには、列車の中で自らヒリだした糞を使い、気持ちよさそうにマンコに塗り込みオナニーをしている自分がいる。男の肛門をしゃぶり、体を姦わされ狂ったように喜ぶ自分が。

 

盛大に潮を噴き、次々と糞を垂らし、汚れた床に顔を吸い付け、糞汁を啜りながらオナニーを続けアクメしている女が今の自分に重なっていく。空白の記憶が一気に目覚めさせられた。

 

肛門からズルズルと滑り落ちていく糞の感触が、彼女の両乳首を反り返らせた。研究室にモンスターすら逃げ出すようなクソの匂いを撒き散らし、自らのモモまで白濁とした汁をダラダラと垂れさせる。

 

彼女の前の穴から垂れ出る、腐った魚のような匂いのする膿のように黄ばんだ愛液が、さらに彼女を高みへと連れていく。

 

彼女は囚われたモモを振り、お預けされている男を知り尽くし出産まで経験した前の穴をバクバク開閉させる。

 

容器に小汚い水音を響かせながら、ズリ落ちていく排泄される太い固形物が肛門の内壁を擦る刺激が、事件後に記憶を取り戻して以来初めてのアクメを彼女に植え付けていく。

 

彼女は声無く魚のように口をパクパクとさせ、長い黒髪をカクカク揺すりながら、長い排泄中ひたすらアクメを続ける。

 

ブルブルと痙攣する内モモが、だらしなく垂らすヘソからの小便を、散弾銃のように周囲にまき散らす。メスのうるさい喘ぎ声が響き、研究員達がさらにげんなりとさせられた。

 

どうせまき散らされた小便の掃除も自分たちがやらされる羽目になる。せっかく、ヘソから人工的に尿間膜に管を通し、ヘソから排尿出来るようにしておいたのに水の泡だと彼らは嘆いた。

 

恐ろしいことに、男達が近づく度に精液を求める女の子宮が突き出され、早く入れろとアソコを捲れ反らせ猛獣の口のように追いかけてくる。

 

当然こんな女など、金をもらっても嫌だと男達は耳栓とゴーグルをつけ、対ウィルス用の白装束に身を包んだ。彼女の体は人でなしと罵るかのようにヘソからさらに尿を遠方まで撒き始めた。

 

彼女は全身から濃厚なチーズ臭い脂汗を噴き出し、暗い照明の中でもギラギラと体を輝かせる。次第に彼女の全身はバイブのように超振動を始めて恐ろしい量の汚物を弾き飛ばす。

 

排泄されるもの自体は細く変わっていき終わりが見えるが、ついに彼女は使ってもらえずに憤死するかのように泡を吹き白目を剥いた。

 

彼女の胴体は力を失い中心に垂れ下がる。恨めしそうに彼女の股の中心が開き、深淵を思わす膣奥から精液のような本気汁を垂れ下がった陰毛にこびりつかせる。

 

しかし、この女は呼吸器を喉に突っ込まれてなお、糞切れが悪いようだ。あるいは改造の副作用だろうか。人智を越えた糞の量に、さすがの奇人も狼狽え始め、新しい容器を持ってこさせた。

 

彼女の排便が終わるまで、研究員たちの苦難は続く。

 

 

つ´・ω・`) 謎の数字群アンケ実装。

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