トクン、トクン、ト……クン、ト……
ピーーーーーーーーー
「心肺停止、やはり駄目でしたね」
その日、一つの命が消えた。
平民に生まれ王族となった女性。息子と娘を産み、幸せの中テロリストによって絶望と死を送られた女性。集中治療室で生死をさまよい、最後まで目を開けることも息子に姿を見せることなく逝った女性。彼女の死が、残る子の運命を狂わせた。
「遺族……皇子への報告はどうします?」
「まだ死の発表は引き伸ばせとの指示だ。処置をしてベッドに寝かせておけば暫くは誤魔化せる」
手術室にて交わされる無慈悲な言葉。
「どちらにしろこっちの処置のほうが大変だ。依頼通りに処置を行えば皇女として……いや、人としての生が終わるな」
「まあ、これも仕事だ。開腹するぞ、メスを」
そして残された皇女へ振るわれる無慈悲な刃。
健康な器官に手が入り、そして……
幼い兄妹にとっての地獄の日々が始まった。
□■□
白い、果てしなく白い病室。
10のベッドが楽に収められるであろう広さを持つその病室に、一つ小さなベッドが置かれている。
「大丈夫、大丈夫だよ。お兄ちゃん」
ベッドの上には少女が一人。年のころ6歳ほどか、横たえる肢体のそれは、しかし両の足と目を覆っている包帯によって痛々しい様を晒している。
「ナナは無理をするから心配してるんだよ、ボクは」
少女をナナと呼ぶ少年が傍に一人。名をルルと言うその少年は、ナナの手を持ち静かに傍に居る。ナナとほぼ同い年であろうに、その瞳には強い意志の光を湛えている。
「ゆっくりと治療していけば良い。目も脚も、すぐに良くなるから」
「……う、ん」
二人に両親は居ない。いや、正しくは母がナナと共に受けた『事件』で死に、残る父は彼らのもとに来る意思がない。皇帝という地位にあるが故に。
「じゃあ、また明日」
「うん、また明日……おにいちゃん」
□■□
「では、ナナ……妹をよろしくお願いします」
「はい、安心して任せて下さい、手厚く看護させて頂くよ」
病室を出てすぐ。
廊下で待っていた医師にルルが声を掛ければ、子供に向けるそれとは思えぬ丁寧な台詞でそれを受ける。腐ってもルルが皇族である故に、ルルにとってはそれが当たり前で、しかし聡明ではあれどまだ世間を知らぬ子供であったために、その医師の瞳に浮かぶ嘲りの光と、小さく呟く後の言葉に気が付かなかった……気がつけなかった。
もはや、自分達兄妹に、安息の地など無いという、その事実に。
「そう、隅々まで手厚く……ね」
□■□
再び、病室。
ただ広いだけだったその部屋に、次々と器具が運び込まれてくる。慌しく動く医師たち。そんな喧騒に囲まれながら光の見えぬナナは顔を上げて気配の一つへと声をかける。
「治療のお時間ですか?」
「うん、今日も大変だと思うけど、頑張ってねナナちゃん」
「はい、よろしくお願いします」
ナナの声に医師の一人が答え、そして身体の力を抜いたナナのまわりに、準備の終った医師が一人、また一人と集まってくる。医師に、看護士に、ギャラリーにと、見回せば男性しか居ないその空間に、しかし光見えぬナナが気付く事は無い。
「じゃ、治療を始めるよ」
「はい」
医師の一人が声をかけ、ナナの服を脱がせていく。ガウン系の患者衣を手早く脱がせると、その医師はナナの肢体を医師のそれとは思えぬ好色な視線で眺めながら、ナナをベッドの上に横たえる。
「寒いかね?」
「ちょっと。ですけど、すぐに暖かくなりますから」
患者衣一枚を脱がされただけのナナ。しかし今ナナの身体を覆っているのは両の足と目を覆う包帯のみである。年齢的にブラジャーは無くとも、ショーツ位は身に着けさせるだろうに、今ナナの股間は何物にも覆われることなく、大勢の男達の前に晒されている。
「最初に写真を撮るからね。両手を横に広げて」
「これで良いですか?」
「脚はこっちで動かすから安心してね」
そして持ち出されるデジタルカメラとビデオカメラ。医療記録用と教え込まれているナナは、そんなカメラ達の前で両の手を左右に広げ、そして医師達の手で両の脚は大きく広げられていく。
「うん、じゃあ撮影するよ~」
大勢に見守られる中、大の字になったナナ。
脚の感覚はどこまであるのか、その広げられた両の脚、その包帯につつまれた白い脚の間に、ナナの幼い性器が息づいている。無毛の土手、脚を全開に開いているにも関わらず一筋の線のみを見せる幼いワレメ。それらに視線が集中し、カメラが向けられ、フラッシュが炊かれていく。
「ここは……感触あるかい?」
「いえ、何かが触れている位は感覚でわかりますが」
医師の手が伸び、広げられるナナのワレメ。テープで固定されたそこに覗くのは、ミニチュアのような未成熟な果実。小陰唇も陰核も、膣口すらも小さく儚い姿を見せ、そして当然の様にとカメラのフラッシュはその様を記録に焼き付けていく。
「指の感触を感じられるようになってるだけでも進歩だよ。じゃあ、嫌かもしれないけれど、またカテーテルを入れるからね」
「いいえ、あの……また漏らしてしまうと迷惑を掛けてしまいますから、お願いします」
過去に何度も漏らした経験があるのだろう。顔を真っ赤にするナナだが、失禁よりも遥かに恥ずかしい姿が記録されている事を知る事は無い。これが治療用の限られた資料ではなく、コピーされ、貴族達の間で取引されている記録だとは知る由も無い。今、まさにカテーテルが挿入され、透明のチューブを伝っている液体の様すら記録されている事実も想定などしていない。知らないからこそナナは不幸で、そして幸福であった。
自分の身に受けているそれが、果たして何なのかを理解しなくて済んでいるのだから。
「では、治療も本番になるからね。頑張ってよ」
「はいっ」
□■□
ぴちゃ、ぴちゃ
何かを舐める音が響く。
「うん、上手くなってきたね。では、口に含んで見ようか」
「ふぁい」
それはナナが目の前にあるモノを舐める音。酸っぱく、苦い味のするそれを、言われるがままにナナは舐め口に含んでいく。
「この生物から分泌される液体こそが治療薬になるのだからね。丁寧に搾り出すんだよ」
「んぐっ、ふぁかりまひた」
ナナが舐めているのは男の肉棒。硬く硬直したそれをナナは口で、舌で奉仕し放たれる精を飲み干している。ナナの知識にはそれが男性の身体の一器官であるという認識は無い。幼く光を失ったナナには、その熱い肉の器官は何か得体の知れぬ代物であり、しかし医師に言われるがままに、その「治療」を受けている。その聡明な頭で、より効率の良い奉仕の技術を身につけながら。
「うむっ、そろそろ出そうだぞ、飲み干したまえっ!!」
「んぐっ、うむむむむむむっ!!」
仰向けになっているナナの頭を掴み、一気に腰を押し付け医師が叫ぶ。細い喉を無理やりに突き広げ、とても収まるはずの無い巨大な肉棒を奥の奥まで押し込んでしまう。肉棒の姿を外からも見て取れるほど膨らませながら、その中で肉棒が痙攣する。
そして迸る精液の濁流が弾ける度にナナの身体が痙攣する。
「よく頑張ったね。でも、お礼の清めは忘れてはいけないぞ」
「げふっ、ごふっ、ぐ、は、はぃ……」
飲み込んだというより胃に流し込まれた精液。喉を蹂躙され咳き込みながらも、ナナは口の前に差し出された肉棒を舐め、尿道に残る精液の残滓を啜り飲み干していく。
「よく頑張ったね。でも、辛いのならこの治療はやめても良いのだよ?」
「げほっ、んぐっ、い、いえ……大丈夫です。まだ行けますから、次をお願いします」
明らかに辛そうなナナの様子に、医師は心にも無い言葉をかけ、ナナの逃げ場を奪い取っていく。そして医師の狙い通りの回答を返したナナは、また差し出された肉棒へと舌を伸ばしていく。味も、形も違う、別の人物の持つ肉棒を。
「上半身は頑張るが、こっちは厳しいねえ」
そして当然、ナナの下半身にも男達が群がっている。大量のカメラが向けられ、大量の視線が向けられているそこ……ナナの秘所は、上半身のそれが天国と思えるほどに酷い責めが行われていた。広げられカテーテルが押し込まれていたナナの性器だが、しかし今はその面影は欠片も無くなっている。
「僅かな反応はあるんだが。もうちょっと強くしてみるか」
まず、クリトリス。
その姿を確認するのも困難であった小さなその豆。その包皮は細い金具で無理やりに剥き上げられ、その小さな根元にピアノ線が結ばれ、天井から吊られている。その可愛いピンク色をしていた小さな豆は、その責めに今は無残な赤黒い色へとその姿を変えてしまっている。そう、ちょっと加減を間違えればポトリと落ちてしまいそうな程に。
「もうちょっと腸内も洗浄したほうが良いな……1つ追加だ」
次いでアナル。
傍らにある汚水を湛えたバケツと透明なチューブ……径が5センチ強もあるそのチューブがナナの後ろの小さな穴へと埋まっている。小さな、色素の沈殿を欠片も感じさせぬ清楚な佇まいを見せていたそこは、今やアナルの全ての皺を限界まで引き伸ばし、まるで伸びきったゴムの様な姿を見せている。医師がポンプを操作すれば汚水交じりのグリセリンがチューブを遡ってナナの体内に消え、そしてまた吐き出されてくる。それが飽きることなく延々と繰り返されている。
「やはり炭酸水を流し込むと反応が強いな。あと3回程繰り返そう」
更には尿道にも。
その小水を排出させるためのカテーテルは、今や様々な液体を流し込む筒となってしまっていた。水を、汚水を、様々な液体が流し込まれ、そして排泄されていく。その無数の液体の中でも、特に刺激の強い炭酸水や劇薬を流し込まれる時には、ナナの身体は強く拒否反応を見せ抵抗する。しかしその反応こそが身体が快方に向かっている証だと医師は説明し、そしてナナも盲目的にそれを信じてしまっている。赤く腫れ上がってしまっている尿道口の姿を知る事もなしに。
「うーん、しかしまだまだ幼過ぎるな。今日も薬で広げるとするか」
そして最後に最も過酷な姿を見せる膣。
小さな針の穴のような姿を見せていた膣口の姿は既に無い。今、そこには銀色に鈍く光る大人用の巨大な膣鏡が埋まっている。大人でも軽々とは飲み込めないそれを、無理やりに膣口を割り広げて奥まで突きこまれている。そのクチバシは当然の様に全開にされ、ナナの内臓を外気に晒している。膣口は限界を超え開かれている為にピンクを通り越して白く色を失い、そこにあるはずの処女膜は欠片も見て取れない。内側を見れば皺を為しているはずの膣壁も同じく引き伸ばされ、ゴムのようなつるりとした筒のように姿を見せている。
そしてそしてその最奥……子宮口付近には無数の注射跡が見え、今も一本の注射器がナナの子宮口の傍に突き刺さり、内なる液体を流し込んでいる。
「よし、もう少ししたら弛緩して口も開く。続きが出来るから通してくれ」
陵辱……いや拷問と表現するのが相応しいと言える程の陵辱劇。治療等と表現するには程遠いその様に、しかしまだまだナナへの陵辱は続
いていく。
そう、医師の案内に従って病室に入る、新たな男達の手によって。
□■□
「では、耳栓をするからね、良いかい?」
「……でも、耳が聞こえないと私」
ナナの身体に取り付けられた器具を全て取り去り、耳栓を手に話しかける医師。しかし光の無いナナが聴覚を奪われる恐怖に躊躇するのを見ると、医師は更に優しい声でもってナナに声を掛ける。
「耳に頼りすぎていると触覚が失われていくからね。身体の感覚に集中して、自分に何が起こっているかを認識するんだ。私達はずっと傍に居るからね、安心して」
「……は、い」
そして最後にナナは受け入れ、耳を、聴覚を塞がれてしまう。そうして耳を失ったナナを前に、室内に活気が戻ってくる。
「あ~黙って見てるの辛かったぜ」
「全くだ、モニタ映像だけで生殺しされては溜まらんわい」
口々に口を開く男達。医師には程遠い風体の彼らは、ナナの親戚や異母兄弟の男達に、政界の有力者やその親族達。人数にして10人程の彼らは、一様に室内でただ一人の女であるナナへと視線を集中させている。
「しかし医師さん……使えるのは良いが、処置は大丈夫だろうね?末席とは言え、妊娠でもされたら面倒な事になるんだが?」
「そうだ、それは困るっ!!」
そして投げられる言葉……妊娠。目の前の女と呼ぶには幼すぎるナナに、今から何を行うつもりかをはっきりと言う男達に、しかし医師は落ち着き払った言葉で回答を返す。
「まだ生理の来る年齢ではありませんが、既に対処済みです。彼女は先の手術で避妊をしておりますので、妊娠の危険性はゼロです。思う存分皆さんの精液を流し込んでくださって結構ですよ」
医師の口から紡がれたそれは、ナナが女として死んだ宣言。女になるまえに女であることを捨てさせられたナナ。しかしその言葉は、回りの男達を安心させると共に、より興奮させた。
「じゃあ何の心配もせずに流し込んで良いって訳だ。さっきの説明なら使えるんだよな、あそこ?」
「えぇ、彼女の浅すぎる産道は不評でしたので、ちゃんと改良しております。少しばかり強すぎる薬ですが、変わりに子宮口とその奥も性器として利用できるようになっております」
男の問いに、ナナの下腹を軽く叩きながら言う医師。今も広げられている両の脚からみえる性器は、先の陵辱が嘘のように元の姿を取り戻そうと膣口を小さくしていくが、しかし、その奥は強制的に都合の良い性器として作り変えられていた。
「では、存分に楽しませて頂こうか」
そう、血の繋がらぬ肉親たちの玩具とされるために。
□■□
幼い手が握られ、その小さな掌に指が走る。
な・に・か・か・ん・じ・る・か・い
光を失い音を遮られた、今のナナに伝達する唯一の手段。それを用いて伝えられた質問に、ナナは額に皺を寄せ小さな口を開いて賢明に言葉を紡ぐ。
「何も感じません……ただ、身体を揺らされているのは分かりますが」
それだけを答え、ナナはまた自身の内にあるべき感触に意識を向ける。それを治療と信じ必死に内なる声に耳を傾ける。
が・ん・ば・っ・て・ね
医師もそんなナナに言葉を投げ、そして視線を背後に向ける。
「如何ですか、幼い穴の感触は?」
医師の視線の先には一人の男性。醜く張り出した裸の腹を、下半身を晒した中年の男性。皇族だと説明されねば決して信じられぬその醜い風貌でナナの脚を掴んでいた。
「幼女の狭い膣穴の感触は溜まらんね。子宮の口が亀頭を咥えこむ感触がたまらんわい」
淫水焼けしどす黒く光る肉棒。それがナナの白く幼い性器の中に埋まっていた。膣口を割り広げ、小さなラヴィアを巻き込み、膣壁を抉りながら子宮口を蹂躙してナナの『女』を味わっていた。
「満足していただいて恐縮です」
「あぁ、母親のアレは失敗だったが、こっちは思わぬ拾い物だったな。ま、処女を頂けなかったのは残念といえば残念だがね」
「申し訳ありませんねえ、伯父さん」
腰を振り、ナナの子宮底を肉棒で叩きながら大きく笑う。同時に、隣に立つ少年も声をあげ笑う。少年から大人へと移り変わる途上の少年。ともすれば青年将兵かと思わせるその少年も、裸の下半身を晒しその肉棒を手で扱きながら順番を待つ。
「まあ、お前位のサイズじゃないと裂けると言われては仕方ない。血の繋がりは無いとはいえ妹の処女で童貞を捨てた感想はどうだったね、クロウよ?」
「今はともかく、あの時の穴は狭いだけで痛かったですね、正直。後でつまみ食いしたメイドの方が良い穴してましたよ」
ニヤリと笑うクロウに、それを受ける男性。ぶるりと腰を震わせナナの子宮に精液を流し込む男性に代わりクロウがナナの脚の間に身体を割り込ませて、また口を開く。
「でもまあ、こうやって毎日使える穴は便利ですよ。前も後ろも使い放題って玩具は中々無いですからね」
「お前はまた無茶をする。後に並ぶ方々の事も考えんといかんぞ」
ナナの股間を見下ろすクロウ。彼はおもむろに懐から一本の張り型を取り出すと、それをナナの膣に突きいれ、そして自らの肉棒をアナルへと挿入する。先のクスコよりも巨大な張り型との二本挿し。幼い身体への無慈悲な陵辱を行いながらも、しかし周りを取り囲む男性達は笑っていた。
「こうでもしないとユルいんですよ、こいつの後ろの穴は。伯父さん達のサイズに合わせて広げるからボクのじゃ合わないんですよ」
「まあ、潰れたらまた手術にかこつけて改造するか。今度はもう一個の穴も使えるようにしたいものだ」
皆が笑い、そして精液を吐き出していく。ただマグロのように寝ているだけのナナ。性交相手としては面白みに欠ける存在の彼女だが、しかし金を積めば容易く高級娼婦を相手に出来る彼らにとって、より血の近い存在を穢し尽くす行為はどんな美酒よりも甘美な味わいであった。
そう、それが自らの手で蹴落とした存在であるからこそ、より強く。
□■□
翌日。
「大丈夫?」
「大丈夫だってば、お兄ちゃん」
また面会に来たルルがナナの姿を見て口を開く。ルルの前にはいつもの様にベッドに寝たナナ。しかし今のナナはベッドの下半分、下半身をすっぽりと大きな箱に埋めた一見物々しい姿を晒している。断続的に響くモーター音が、箱の中に消えている何本ものケーブルがルルの不安を煽る。
「お医者さんがね、新型の機械で治療をしてみるんだって。ちっとも痛くないから安心していいよ」
「う、ん」
ナナの言葉に、ルルは納得のいかない表情で小さく頷き返す。悩んでも始まらない、自分にできる事はナナの心の支えになることだけだ
と自分に言い聞かせるルルだが、その箱の中の様を見たとしたら、とても平静では居られなかっただろう。
ナナの隠された下半身。
その中ではナナの性器が無残に陵辱されていた。
大きく開かれた両の脚、その間に息づく幼い性器は玩具にされていた。尿道口から伸びるカテーテル、アナルに埋め込まれたローターはそのケーブルを5本も穴の中から覗かせ、そして膣の中にはクリスタル製の張り型が埋め込まれていた。限りなく純度の高いクリスタルの張り型、限りない透明度を持つそれは、無理やりに皺を引き伸ばされた膣壁の姿を、拡張された子宮口の姿を、子宮の内を、その全てを外からの視線に晒していた。そしてその性器付近にはナナの顔写真と名前の表記されたカードが置かれ、あろう事かその接写映像を一台のカメラが記録しているのである。
病室内のカメラの映像はルルとナナの麗しい兄妹愛を撮影し、箱の中のカメラは陵辱され続ける幼い性器を撮影する。そしてその映像は隣り合う部屋に送られ、無数の男達に観察され記録されてしまっている。そしてそれら映像を眺めながらその穴を使用する順番を語り合う彼らの笑みは、酷く歪んだドス黒い嘲笑だった。
皇族・貴族達が来る予定の時以外には好き勝手に使ってよいと許可の出たナナの性器。皇族の女を好き勝手に陵辱できると知った彼らはこぞってその穴を味わい尽くし、今や男の従業員全員がナナの性器の味を知っていた。知っていて更にその陵辱の手を止めることなく、より凄惨な行為を繰り返していった。
そう……ルルと語り合う僅かな一時ですら惜しいと判断するほどに。
□■□
それから幾日。
それはルルが皇への謁見を許された前の日の事。その日、週に一度行われる有力者達の立食パーティの場に、皇帝その人が現れた。普段は決して訪れぬ、そのパーティの場へ。
「ふんっ、好き勝手遊んでおるようだな」
「こ、ここここれは王、如何な御用で?」
圧倒的な存在感、圧倒的な器の差。明らかに存在として格の違う皇帝を前に、ざわめいていたパーティ会場が一瞬で静寂に包まれる。口を開くは哀れにも皇帝に目を留められた一人の男性のみであり、他の参加者達は彼に哀れみの目を向けながら自体の行方を見守っている。
「この国に私が立ち入ってはいかん場所があるのか?」
「いいいいいい、いえっ、滅相も無いっ!!」
迷い無く会場の中央へ歩いていく皇帝。その後に続く男は冷や汗を必死で拭いながら後に続くが、皇帝の進む先にある物に近づくごとにその汗の量を目に見えて増やしていく。
「……」
「っ!!」
そして、足を止める。皇帝の目の前には料理の置かれたテーブルの中でも最も中心にあり最も大きなテーブルが一つ。そしてその上に料理……いや、ナナが『在った』
服はもちろんの事、目を脚を覆っていた包帯も取り払われた完全な全裸。開かれた両の瞳は虚ろに天井を見つめ、両の手はお腹の上に置かれ、そして両の脚は仰向けになった蛙の様な形に固定され吊られている。そんなナナを取り囲むようにサラダが盛り付けられ、ナナの平らな胸に、下腹に、脚に、恥丘に料理が盛られている。更にその幼い膣口には小振りなゆで卵がその顔を覗かせており、彼女の膨らむ下腹を見るに、膣内は愚か子宮内まで一杯に卵を詰め込まれている事を容易に想像させている。
それは女体盛りと呼ばれる光景であったが、当のナナが女体と呼ぶには程遠い幼い年齢であり、その肌に行われている盛り付けの様もあって、淫靡さには程遠い凄惨さを振りまいていた。
「こここここ、これは、ですっねっ」
「薬を使っているのか?」
影でこそこそとやっていた悪事を見つかった小悪党が如く、必死で言い訳を始めようとする男の言葉を封じ、皇帝はシンプルに問いを投げる。
「ひゃいっ!!い、意識と身体を切り離す薬を使用しておりまして。この事はナナ様の記憶に残る事はありませんので……その」
「……構わん」
慌てて質問に答え更に言い訳を続けようとする男に興味を向けることなく、皇帝の手がナナの性器へと伸びていく。
「……へ?」
「構わん、と言ったのだ」
そしてナナの性器へと潜り込む皇帝の指。膣口を嬲り、膣壁を割り広げながらその内に湛える卵を掴んで引き抜く。指と膣口の間に橋を作る愛液が怪しく濡れ光る姿を暫し眺め、皇帝はその卵を自らの口に運ぶ。
「記憶に残ろうが、泣き叫ぼうが構わん。蹴落とした敗者に形だけの情けなど掛けず、そのまま地獄へ叩き落せ。再度牙を剥こうと考えられないほど徹底的にな」
「は、はぁ」
血の繋がる娘に向けるにしては余りといえば余りな皇帝の言葉に呆然とする男に、皇帝は卵を一口で飲み下すとくるりと背を向ける。
「この娘の映像をまとめて準備しておけ。ルル共々日本へ捨てる時の手土産にしておけば有効に利用するだろう」
「ルル様を……あ、いえっ、分かりましたっ!!」
そのまま去る皇帝の背中を微動だにせずに見送り、そしてたっぷり数分の時を置いて男は崩れ落ちる。誰もが静まり返ったままで固まった空気の中、全ての中心にあって何も知らぬナナの寝息が、静かに響いていた。
静かに……安穏と。
□■□
ルルは立つ。
父にして他人、絶対者にして暴君、この国の皇帝であるその人の前に。
「ナナ。母さん」
ルルは小さく呟き前へ歩く。表情は毅然と、心は激しく荒れながら、しかし足取り正しく歩を刻む。謁見室を繋ぐ赤絨毯、その左右に立つ皇子、皇女達。皆が皆、最も幼きルルを嘲るように視線を送る。
もはやライバルとも言える立場でなくなったルル。
子を産めぬ身体、生ける性玩具となったナナ。
そして、既に決定している二人の運命。ただ一人、それを知らぬルルは皇帝の前で足を止め、強くはっきりと響かせ声を上げた。
「……皇帝陛下っ」
□■□
ルルが謁見室に入ったのと同時刻。
王宮のとある一室にナナは居た。説明も無く、ただ移動するとだけ伝えられて来たその場。暗闇の中で椅子に座るナナに、いつも暖かい医師の声が届く。
「じゃあ始めるよ。いいかい?」
「はい、お任せします」
語りかける医師に答えるナナ。何時もの通り全裸に剥かれた姿で立派な椅子に座っているナナ。両の脚を肘掛に引っ掛けて浅く座らされ、剥き出しの性器を突き出す体勢に固定されたその姿に無数の視線が突き刺さっている。
……ツプリ
「んっ!!」
そしてナナの首と恥丘に注射器が突き刺さる。首に刺された時だけ小さくナナは反応し、しかしおとなしくシリンダの内に溜まる薬液を受け入れる。
そのまま数分。
ナナが断続的に小さく身体を震わせ「ぷぴゅっ」と音を立てて少しずつ尿を漏らし始めるのを確認すると、ナナが辺りに振りまく尿の様を気にする事もなくナナの目を覆う包帯に手を伸ばす。
「な、何か腰の辺りがムズムズします」
「薬が効いてきているんだよ。じゃあ包帯を外したからゆっくりと目を開けてごらん」
居心地悪く、しかし久しく感じなかった下半身からの感触に嬉しそうに声を上げるナナに、医師が優しく声をかける。
「は、い……ぁっ」
そしてゆっくりと開かれるナナの目蓋。半ばまで開いた所で意識に飛び込んでくる光にナナの顔が歪む。喜びと、驚きの表情に。
「まだ戻ったばかりの視力には光が強いかな。目を閉じて……目蓋の裏の光にゆっくりと慣らしていくんだ」
「分かりました。その、見えるんですね、私」
言われるままに目を閉じ、しかし嬉しそうに語るナナ。そんなナナに向かって医師はズボンを下ろし、屹立する肉棒をナナの眼前に指し示す。
「じゃあ視力が戻るまでに、もう少し薬を飲んでおこうか?」
「あ、何時ものお薬ですね……分かりました」
鼻先に触れんばかりに差し出された肉棒の匂いを嗅ぎ、慣れた様子で肉棒へ舌を這わせるナナ。慣れ親しんだ匂い、慣れ親しんだ味、しかしふと感じた違和感に首を傾げて問う。
「この子、今までで一番硬くなってますね」
「君が治っていくのが嬉しいんだよ、きっと」
頻繁に咥えさせられる肉棒の見分けが出来るようになったナナ。そんなナナが感じた違和感に軽く返事を返しながら、しかしその医師の肉
棒は更に硬く強く屹立する。これから始まる最も淫靡な陵辱劇に期待して。
「んふっ、ビクビクしてます」
「本当に上手くなったね、もう薬が出るよ……んっ」
そして時を置かずに射精する医師。あまりにあっけなく達してしまった医師の肉棒に、ナナは嬉しそうに舌を絡め咥え込んで、最後の一滴まで精液を飲み下す。
「お薬ありがとうございました」
「じゃあ、ゆっくりと目を開けてごらん」
射精し終わった肉棒を清め、鈴口に舌を這わせていたナナ。彼女は言われるままに目を開き、そしてゆっくりと視界に移りこむ情景を
脳裏に刻み込む。
目の前に立つ何時も優しかった医師。
その白衣と毛深い下半身、そしてその肉棒。
全てを視界に納め、改めて息を飲む。
「この子……オチ○チン?でも、お兄ちゃんのと違うし……ぇ?」
目の前にそそり立つ肉棒。自分が毎日奉仕していたのがそれだとは認識しても、しかし幼いナナの知識の中にあるのは同じく幼いルルの可愛いソレ。その知識と目の前の現実が一致しない状況に混乱するナナに、腰を落とした医師の手が伸びる。
「こっちは感じるようになったかい?」
「あきゅぅっ!?」
くちゅり。
音を立てて医師の指が膣内に、アナルに沈む。さほど抵抗無く飲み込んだその指を無意識にナナは締め付け、そして同時に身体を駆け巡る感覚に背筋を震わせる。快楽を刻み込まれた身体に、初めてそれを感じるナナの意識。開発され尽くした身体が送る刺激に意味不明な言葉を漏らすナナに、しかし医師の手は止まらない。
「じゃあ、これを咥えながら、ゆっくりと部屋を見回してごらん」
「ふっ、あふっ……あ、無理……です」
指の代わりに押し込まれたのは二個のローター。膣とアナルにそれぞれ挿入されたそれは当然のように振動を始め、更なる刺激に翻弄されるナナは医師の指示通りに顔を上げる。
最初は自分の股間から伸びる二本のケーブルとそこから噴き出す愛液が。
続いて自分をまっすぐに見つめる医師の顔が。
そして部屋の白い壁が見え、何人もの白衣の医師と近衛の兵士の姿が視界に入る。
「あ、わ、私……裸で、あぅっ……んふぅ」
「これは治療ですし、裸である事を気にする事はありませんよ」
並ぶ医師たち、近衛たちは全員がズボンを脱いでいる。その股間には硬く屹立する様々な形の肉棒が並び、ナナはそれが大人の肉棒の正しい姿だと理解するのと同時に、決して見せてはならぬと教え込まれていた裸を、今自分が晒している事実に混乱する。
「さぁ、治療を続けますよ。上の口と下の口でたっぷりと薬を飲まないといけないからね」
「あ、うんんっ」
しかし羞恥という感情が薄いナナの意識は、押し寄せる快感に押し流されてしまう。再び膣に押し込まれる医師の指が、その指に押し込まれ子宮口を広げるローターの振動が、全てが幼いナナの抵抗を許さなかった。
「今日は近衛の皆さんにも手伝ってもらうからね。
なぁにたったの50本だ、200回も繰り返さないうちに終わるよ」
そうして陵辱が始まった。
□■□
目の前に肉棒が差し出される。
ナナはその竿に舌を這わせ、亀頭を軽く咥えるとそのまま喉の奥まで肉棒を咥えこむ。そのまま抽送し、喉で肉棒を締め付け吐き出される精液を飲み下し、尿道に残る精液までも啜りとって口を離す。その行為に抵抗する様子は無い。ナナにとってそれは既に慣れた行為。何者か分からぬ生き物という認識が男性の生殖器に取って代わっただけで、より身近な存在である事が、逆にナナを安心させた。その行為が何を意味するか知らないばかりに。
開かれた両足の間、膣にも肉棒が挿し込まれる。
動かぬ足では抵抗も出来ず、大きく開かれた股の間に容易に潜り込む男達。彼らはそのままナナの性器を肉棒で嬲りながら、その幼く狭い膣壁を割り広げ挿入する。子宮口を割り、子宮底を叩き、子宮を引き出す勢いで腰を引いて、その狭い性器を堪能する。最後には子宮内に濃い白濁液を存分に吐き出し、肉棒が萎えて初めて膣から抜く。
その行為にナナは翻弄される。
全く感覚の無かった下半身、股間。その感覚が戻ったと思った直後に晒された性の奔流。初めてが激痛を伴うなど知る事も無く、存分に……そう、これ以上無いというくらいに開発・調教された性器が送る快楽に、幼い女子が耐えられるはずも無い。ただただ荒れ狂う快感を受け入れ、喘いでいた。
そんな行為がおよそ50人、50回。
ちょうど一巡したところで来客があった。
「やっと見つけたぞ、下衆どもめ」
言うなり部屋にやってきたは一人の女性。軍人でありながら王族でもあるその女性は、弾かれるように左右に道を開けていく男達の間を悠々と歩きながら、ナナの目の前に移動する。
「ナナ」
「コオネ……姉さま?」
未だ性器からの快楽の余韻に浸っているナナに、コオネが声を掛ける。血が繋がらず、ともすれば親子に近い位に年齢の離れた二人の視線が絡み、そしてコオネから視線を外す。
コオネの視線はナナの身体に注がれる。
涎と、飲みきれず溢した精液で汚れる平らな胸を。無毛の丘の下に息づく精液まみれの性器を、50本もの肉棒を連続で挿入され、大きく口を開け壊れた蛇口の様に精液を垂れ流し続ける膣口を。体勢的に無理があるからか、使われずローターを押し込まれたままになっているアナルを、それぞれをじっくりと目で追いかけてからコオネは大きく溜息をつく。
「辛かったでしょう、ナナ」
「……?」
悲しそうな顔のコオネと、その意味の分からぬナナ。コオネはそんなナナの前に腰を落とすと、今も精液でベタベタになっているナナの顔に、その唇に自らの唇を重ねていく。
「……こんな無茶苦茶にされてしまって。最初から私が知っていれば、男などに触らせず、優しく調教して快楽を刻み込んであげたのに……本当に残念だわ」
コオネはそう言い、静かに立ち上がる。彼女はそのままタイツ状になったズボンを躊躇無く下ろすと、男達に囲まれているにも関わらず下着を下ろし、ナナの前に立つ。
「コオネ姉さま?」
「……舐めなさい」
不思議そうに首を傾げるナナにコオネは静かに命令し、ナナの顔を跨ぐようにして自らの性器をナナの口に密着させる。
「早くなさい、ナナ」
「は、はいっ」
おずおずと伸ばすナナの舌にコオネの性器の味が広がっていく。慣れ親しんだ男性器と違う、女の臭気と味がナナに奉仕を躊躇させる。森の様に茂る陰毛が、大きく肥大したラヴィアが、まるで獲物を貪ろうとするかのように口を開け閉めする膣口が、その膣口から溢れ出る味と匂いのきつい愛液が、全てがナナのそれと違っていた。ただ硬く大きいだけの肉棒と違い、ナナにとって複雑で醜悪に感じられるコオネの女性器は、その舐めるだけの奉仕すら躊躇わせるに十分な姿を見せていた。
「……下手ね。まあ良いわ、溢さずに飲みなさい」
「んぐぅっ!?」
そして一つ呟くと同時に背筋をぶるりと震わせて放尿を始めるコオネ。ナナにとって精液が何かを知らなくとも、小水が何かなど分かりすぎる位に知っている。それを突然飲めと言われ無理やりに口内に流し込まれる暴挙に、ナナは必死で抵抗しながらも仕方無しに飲み下していく。ナナにとって飲むのは愚か触れる事すら汚らわしい汚水を。
「ぷあっ、くっ、けほっ、けほぉっ!!」
「本当に使えない性玩具ね。貴方達、ナナの身体を持ち上げてマ○コが良く見えるようになさい」
解放されると同時にえづくナナ。そんなナナを前に、コオネは周りを取り囲む男達に指示を出すと、ナナが抱き上げられると入れ替わりに、主の空いた椅子に腰掛け足を組む。足を組めば当然裸の下半身が、その性器が皆に晒される訳だが、当のコオネはそれを全く気にすることなく、目の前にあるナナの性器に手を伸ばす。
「かなり使い込まれているわね、ナナ」
「けふっ……ぅこ、コオネ姉さま、汚いです」
性器を割り広げ、覗き込むコオネにナナが顔を赤くして返す。精液に汚れているから『汚い』のではなく、小水を糞便を吐き出す場所を
眼前に差し出しているから『汚い』とするナナ。コオネはそんなナナの心中を知った上で、ゆっくりとナナの性器を、アナルを指でなぞっていく。
「真っ赤なクリに小さなラヴィア、よく解れたアナルに風穴になった膣。本当にアンバランスな性器だわね」
コオネの手はみるまに精液で汚れていく。クリを弾き、ラヴィアを捲り、アナルの皺を伸ばして膣口に指を入れる。
「膣口を開けば子宮の口に……中も見えるわね。子宮まで全部使って標準サイズの深さって位か……本当に小さい穴ね」
更には膣口を開き覗き込んで、その奥の精液を湛える子宮を鑑賞する。男に抱き上げられた幼女の股間を覗き込み品評する女性。その倒錯した光景を展開させながら、コオネは自らの右手の指をまっすぐに伸ばしてナナの性器に近づける。
「じゃあ、我慢なさい」
「……ぇ?ぐっ、くきぃぃぃぃぃぃぃっ」
言うなり膣に突き込まれるコオネの指、いや拳。指先を切っ先としてナナの小さい膣口に割り込んだコオネの拳は、丁度その全てが隠れたところで一旦止まる。
「もう子宮口……本当に狭いのね。因みにこの部分が膣壁であり産道、赤ちゃんの通る道よ」
「かはっ、けはぇっ!!」
あまりの圧迫感に喘ぐナナにコオネの言葉の意味を理解する余裕は無い。普段飲み込んでいる肉棒を遥かに越える径を持つ拳を突き入れたのだ。幾ら拡張を続けていたとはいえナナには太すぎるそれを、ナナの膣は裂けることなくギリギリで耐えた。
「……ひでぇ」
今の今まで幼女を騙し陵辱していた男達ですら思わず言葉を漏らす。しかしコオネをそれを耳に入れることなく、更に侵略を続けていく。
「この入り口が子宮口。赤ちゃんの寝床と外界を繋ぐ扉よ。そしてこの奥が子宮。赤ちゃんの生まれる場所……ねっ」
「ぎぐ、ぐげぇっ!!」
ぐぼんっ!!
確かに部屋に音が響く。コオネが力を入れ腕を押し込むと、ナナの断末魔としか言いようの無い声と共にその下腹が一回り大きく膨らんで止まる。コオネは腕の形に膨らんだナナのお腹を嬉しそうに見つめながら、ナナの痙攣が止まるのを待つ。
「がっ、ぐはっ……けふっ、けぇぇぇぇぇ……」
「落ち着いた、ナナ?」
腕を三分の一程もナナの股間に埋めて優しく微笑むコオネ。まさに異常としか言いようの無い光景にあって、しかしナナは健気にコオ
ネに懇願する。
「い、痛いです、コオネ姉さま」
「すぐに慣れるわよ、ナナはそのための性玩具ですもの」
しかしコオネは容赦しない。腕こそ動かさぬものの抜き取る気配すら見せないコオネは、ナナが言葉を出せると見るや、またゆっくりと『説明』を始めていく。
「今、私の腕が埋まっているのが赤ちゃんの道よ」
「あ、か……ちゃん?」
「そう……赤ちゃんが生まれ出でる道と赤ちゃんが育つ部屋。女ならみんなが持っている神聖な場所よ」
説明を続けながら空いた手でナナの性器を嬲る。右手が行う暴虐ではなく、あくまで優しい性器への愛撫。苦痛と快楽に翻弄されるナナの様にまた笑みを深くしつつ、コオネは言葉での陵辱を続けていく。
「この膣の中に男の人のオチ○チンを入れて、奥の子宮にオチ○チンから出る白い精液を注いでもらうの。それがセックス、赤ちゃんを授かる儀式よ」
「……ぇ?」
その言葉を理解してナナの時が止まる。膣が子宮が何処かも身をもって理解できる。男性器が何かは理解できた。そして精液が何であるかも理解した。そして、その後に続いた説明は何であったろうか?
セックス、そして赤ちゃんを授かる儀式。
それはつまり……
「でで、でも、私の目と足の治療で」
「……嘘に決まってるじゃない。セックスして病気が直るんなら、あなたのお母様は不死身よ。貴女の数倍の回数を毎日こなしてたんだから……ねっ!!」
「げぐうっっ!!」
震える声で紡ぐナナに、更に情け容赦ない事実を投げつけてコオネは一気にその拳をナナの中から引き抜いてしまう。
叫ぶナナと共に一気に容積を減らすその腹。腕が抜き取られた膣口から中身を裏返し引き摺りだされた膣壁に、コオネは優しくキスをし、ゆっくりと体内に戻っていくその姿を愛しそうに眺めて待つ。
「あぐっ、けぷっ……わ、私、赤ちゃん」
「安心なさい、ナナ」
床に下ろされたナナ。咳きこみえづきながらも必死で声を出すナナの頭を撫で、コオネはまた優しく答えを返す。ナナを安心させるためではなく、より絶望させるために。
「性玩具とは言え王家の血を持つ女に、何処の誰とも知らぬ子をぽこぽこ作らせる訳が無いじゃない。皇帝……お父様も許さないわ」
「じゃ、じゃぁ……」
「ナナの身体はとっくに子供が作れない身体になっているわよ。貴女は性玩具、男性のチ○ポを受け入れて精液を啜って生きる玩具よ」
そしてナナは認識する。自分がどうなったのか、どうされたのか。何になったのか。それがどう言う意味を持つかをここで初めて正しく認識し、ナナの意識は現実を放棄した。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
視力を取り戻してからは地獄があった。優しいお医者さんも、ずっと傍に居て助けてくれたお兄ちゃんも居ない。ならば、また皆が優しかった世界に戻ればいい。
「こ、コオネ様?」
「もう良いわよ、暇つぶしは終わったわ。後は好きに使いなさい」
その思いにナナの身体は答えてくれた。
必要としない光を、視力を捨てた。
必要としない記憶を、現実を捨てた。
そうしてナナはナナが望む世界へ『逃げ込んだ』
「あはっ……あはははははは……」
「男の手が付く前に手に入れるべきだったわね、残念だわ」
笑いながら群がる男に埋もれ消えるナナ。それを残念そうに見ながらコオネは部屋を後にした。
「さようなら、ナナ」
□■□
バタムッ!!
「ナナっ!!」
父と皇帝と決裂し、急ぎ戻ってきたルル。力強く開け放った扉の向こうにも、あるべき妹の姿は無い。
『あっ、あっ、あぅっ』
『へぇ~まるで肉の壁に握られてるみたいだ。こんなすげぇ穴を持ってるなんて流石皇族だ』
部屋を移動し大浴場に居るナナ。次々と非番であがってくる近衛達に囲まれ抱かれ、休むことなくその両の穴に肉棒を受け入れ精液を流し込まれている。
「ナナっ!!どこに居るんだ、ナナっ!!!」
冷たくなったベッドに焦りを感じ、ルルは病院中を走り回る。待合室を、病室を、屋上を、エレベーターの一つ一つまでも。
『あ~ぅ~』
『のぼせてるせいか穴の中が熱くて気持ち良いな。こういう所で皇女様を抱けるなんて大盤振る舞いだよなあ』
長い間湯船に浸かったナナは、火照りを覚ますためにロビーに居た。もちろん全裸で、近衛のみならず侍従侍女たちに見守られながら、やはり前後の穴を抉られ精液を垂れ流しながら、ロビーの中央で痴態を晒していた。
「ナ……ナ……」
「おや?ルル様じゃないですか」
病院中を探し続け、しかしナナを見つけられないルルの前に医師が来る。ナナの主治医であるその医師が、まるで平然とした風を装って。
『んっ……んっ……』
『こんな所にすっぽりと収まって、本当に設備の一部みたいですね。小便と精液を排泄する備品って感じで……うっ、出るっ!!』
さんざ王宮中を連れまわされ使われたナナが最後に来た場所が男子便所。小便器の中に座らされ、その膣の中に小便と精液を流し込まれ続けていた。その身体に、その口に、同じく汚水を注がれ続けながら。
「ナナ様ならパーティに出られてる筈ですよ。ルル様も向かわれるんでしたら送りますが?」
「お、お願いしますっ!!」
そして投げられる助け舟。ルルは何も考えずに医師の言葉に従い、用意された車に飛び乗ってしまう。
『あ~やっぱり無茶苦茶にしちゃってますよ近衛の人たちも後片付けする私達の気持ちも考えて欲しいですわね』
『……速く運んじゃいましょう。パーティ開始まであまり時間も無いわ』
汚水に沈みトイレの床に転がるナナ。それを見下ろしながら、二人の侍女はナナの身体を清めにかかる。汚水を、精液を洗い流し、いまだパクパクと口を開く膣の中を洗浄し、開きっぱなしになった後ろの穴の中にも何度も何度も水を流し込み汚物を吐き出させて、そして外見上綺麗になったナナを持ち上げ運ぶ。着せても無駄になる服など用意せず、ただ指示された場所へ荷物を運ぶようにナナを抱き上げ便所を出る。
その全てを冷たい機械のレンズに撮影されながら。
□■□
「なぜ、妹はあの身体でパーティに?」
目的地までの車内。目も見えず歩けぬナナがパーティに出席しているという事実に感じた不安をそのままにルルは医師に問いを投げかける。
「謁見室での話は聞いているよ。今回のパーティも急遽開かれたものでね。多分、その決定を聞いた誰かが急ぎ手配したものじゃないかな?」
「そう……ですか」
医師の言葉を信じ、ルルは強く拳を握る。これから妹にかける負担が、先の未来に繋ぐ不安がルルの心を締め付ける。しかしルルはまだ気付かない。今、まさにナナがおかれている状況こそが、既に取り返しのつかない地獄そのものであることを。そして、まさに今ここで、その現実を目の前に突きつけられるその事実を。
そう、ある意味今この瞬間のみが、ルルの最後の安息の時だったのだと。
「さぁ着いた。ナナ様とならすぐに会えるから急いでいくといい」
□■□
それは認めたくない光景だった。
それは認められない光景だった。
そこは皇族やそれに連なる貴族達が利用する広大な野外広場。そこは100人は収容でき、20を超える机が並び、20人が立つ事の出
来る舞台があり、その何処からも鑑賞できる巨大なスクリーンがある場所。それまで子供であるルルが立ち入る事が出来なかったそこに、見知った大勢の顔と、そして愛しい妹の姿があった。
まず真っ先に目に入るスクリーンには、ルルの知識にない謎の映像。画面を覆うは白い壁を割り開いた濃いピンク色の壁と穴、そしてその開かれた穴に高速で出入りするピンク色をした棒状の器官。何か生物の内臓だろうか、食事の場に映し出される映像としては余りに悪趣味なその映像に眉をしかめながらルルが視線を落とすと、そこに妹が居た。
舞台の中央、ライトに照らされた中、うつ伏せに寝るナナ。
そんなナナの白い肌に掛けられた黒の毛皮がモゾモゾと動き、その度にナナが切なそうに小さな声を上げている。
「う……そ……だ……」
そこまで確認してルルは状況を飲み込んだ。いや、「飲み込んでしまった」
「あっ、あぅ、ぁっ」
切なそうなナナの声は喘ぎ声。ナナの白い肌は服を身に着けぬ全裸の白。腹の下には腰を持ち上げるために枕が敷かれ。背中にある毛皮はナナが可愛がっていた王宮の番犬が一匹。
そしてスクリーンのカメラが引き、最後の謎も解けた。
ぐっちゅ、ずぽっ、ぐっちゃ……
下品な音を立てているのはナナの「一部」を写した映像。そこは当然のように裸に剥かれた臀部。ルルが内臓と認識したそこは割り広げられたナナの性器の姿であり、開けられた穴はナナの膣口、そしてそこに出入りしていたピンク色の器官は獣の……犬の性器であった。
犬のペニスを幼き性器で受け入れ喘ぎ声を上げる妹。
その姿はルルに現実を否定させるに十分な光景であった。
「おやおや、人間相手のショーは終わってしまってましたか。50人は用意していたというのに間に合いませんでしたね」
隣には先の医師。彼の言う言葉を信じるならば、ナナはこの場で50人もの男性と性交を行った事となる。そして、それを肯定するかのようにスクリーンの中、ナナの股間の真下にあたる部分の床には、白濁色をした液体がまるで水溜りの様に大きく広がっていた。
「んむぅ」
ナナが眼前に差し出された別の犬のペニスを口に含む。ナナはそれが犬の持ち物だと気がついているのだろうか?気がついていて熱心に頬張り奉仕を繰り返しているのだろうか?背中を爪で抉られ性器を醜悪なモノで貫かれて平静で居られるのだろうか?いや、居られなかったからこそ、今のナナがあった。
「ようやく始まったか。この瞬間が溜まらんわい」
「はぅ……ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
ルルのすぐ隣に座る男性が呟くと同時にナナの悲痛な声が響く。慌ててルルが視線を向ければ、そこにはお互いの尻を押し付けるような体勢になったナナと犬。圧し掛かり抽送していた先とは違い、ナナに尻を押し付けたまま身動きしなくなった犬の姿。そしてそれとは対照的に、ナナは苦しそうに声を上げていた。
「あの体勢であの二匹は繋がっているのです。牡の性器が根元で膨らみ、牝の産道から性器が抜けないように固定してね」
医師が知識の無いルルに説明する。だが、それで何故ナナが苦しそうにしているのかという問いを投げるその前に、スクリーンの中の映像が変化した。
「んぐっ……んぐぐぐぐぐぐ」
カメラが切り替わり、二人の結合部の真下から見上げる形になった映像。その確かに繋がっている二つの性器のその先、犬のペニスが埋まっているであろうナナの下腹部が目に見えて膨らんでいく。
「ああやって蓋をした上で長時間かけて精液を子宮内に流し込むのです。もっとも子宮まで使ってやっと性器を受け入れるのが精一杯なナナ様では流し込んだ精液の逃げ場などないのですが」
それが故に苦痛なのですよ。と、言外に語る医師の言葉に、ようやくルルの足が動く。見ているだけではなく行動で。ナナを助けるために一気に広場を駆け抜け舞台の上に飛び上がる。
GURRRRRRRRRRRRR!!!!
が、そこまでだった。ルルが壇上に上がると同時に、ナナと繋がっている犬が、ナナにペニスを舐めさせている犬が、ナナの幼い肌を舌で嘗め回していた犬達が、一斉にルルに向かって牙を剥き唸り声を上げた。
-これは俺達の牝だ-
言葉ではなく態度で示す彼ら獣に、ルルは一瞬怯んだものの、しかし意を決して犬たちの中に飛び込んだ……いや、飛び込もうとして止められた。
「彼らは軍用犬ですよ。命を無駄にしないで下さい」
「でもっ、妹がっ、ナナがっ!!」
羽交い絞めにされ、それでも暴れるルル。勝てぬ相手だとは分かっていても、目の前で妹が獣に犯されているその事実に、ルルは涙を流し必死で前に進もうとする。
「仕方ありませんねえ、じゃあ口だけは解放して差し上げましょう……おいっ」
と、そんなルルに同情したわけでも無いのだろうが、医師が一声掛けると、一呼吸の後にナナの口を塞いでいた犬がその身をどける。
「さて、犬は退かしましたが、代わりの物で塞ぐ必要がありますね。折角のショーですから、場を持ち上げる義務がありますしね、主賓のルル様とナナ様には」
「ぇ?……っ!?」
同時に引き下げられるルルのズボン。下着も一緒に引き下げられ、裸となった下半身にそそり立つは小さな、本当に小さな子供の性器。大人の親指ほども無いその小さな肉棒を晒しながら、医師はルルをゆっくりとナナと犬達の元へ引き摺っていく。
「ど、どうするつも……」
「どうするつもりも何も、ルル様への性教育ですよ。ナナ様の下のお世話は日本に行ってからはルル様の仕事になりますからね、せめて最低限の知識位は私から教えて差し上げます」
そして辿りつくナナの眼前。身動きの取れぬルルはナナへとせめて声だけでも掛けようと口を開くが、ルルの肉棒へと吹きかけられるナナの吐息の感触に、ルルの身体から力が抜ける。
「……お兄ちゃん?」
「初めて嗅ぐ匂いなのに判別出来ますか。肉親だと何か違うのですかね?と、さて、ルル様のそれへ奉仕していただけるなら後ろのそれは解放して差し上げましょう。きつくて辛いでしょう、それは」
「だっ」
「うん、分かりました。ナナはお兄ちゃんのオチ○チンに奉仕させていただきます」
駄目だ……などと叫ぶ間もない。ナナはその小さな唇であっさりとルルの肉棒を咥え込み、その舌技でもってルルへと奉仕を開始する。精通前の……いや、勃起したのですら今が最初であろう少年が耐えられる筈も無い技術を持ってして。
「さて、そのモノを抜きなさい、ジョン。これ以上はナナ様の身体が持ちませんからな」
射精しようにも反応の仕方を知らぬルルの身体。ナナの舌が、唾液が、体温が、様々な角度を持ってしてルルの性器一点へと襲い掛かる。小さな舌が細い竿を締め付け、亀頭を飲み込もうと喉の輪が何度もルルの先端に襲い掛かり締め付ける。そんな二人の絡みの中、明らかに犬の平均からは短い時間で持って、ジョンと呼ばれた犬はナナの性器からペニスを抜き取ってその場を退く。
「こういう事にも使う犬ゆえ、訓練は万全ですよ。さて、よく鑑賞なさい、妹の性器をね」
同時にスクリーン映し出されるナナの股間。ルルと、大勢の出席者と記録装置に向かってその映像は出力された。
陵辱を繰り返され、たった今まで犬のペニスと瘤によって大きく口を開く膣口が、その奥に続く膣壁が、何度も出入りを繰り返され風穴となっている子宮口が、子宮底が、その全てが人間と犬の白濁液にトッピングされて公開されていた。男の手によって薄い尻肉を掴み左右に割り広げればアナルは口を開き膣口は滝の様に精液を垂れ流す。カテーテルを何度も差し込まれたのであろう尿道口は赤く腫れ上がり、その傍の小さなお豆は赤く充血し痛々しく腫れ上がっている。
それは明らかに一般的な女性のそれとは異なった女性器であったが、それを始めて見たルルには、その光景こそが女性器として記憶してしまった。
「これがルル様が今日から毎日付き合うことになる、ナナ様の女性器です。その喜ばせ方、使い方を実践と知識で持って早く身に着けることです。ナナ様を大切に思うのなら、早いうちにね」
目の前の映像と光景、そして下半身を貫く快楽の嵐にしかしルルは射精という解放に至らない。そうして悶えるルルの目の前で、次なる犬がナナの股間に鼻面を押し込み、そして性器を舐める。
「さぁこれからが本番です。力を抜かないと厳しいですよ、ルル様」
「な、何をっ!?」
ナナの背中に犬が圧し掛かる。ルルの腰を背後の医師が手で掴む。ナナの膣口に犬の性器が接吻をし、同時にルルのアナルに男性の性器が口をつける。
その双方が同時にスクリーンに映し出され。
その二本が同時にナナの膣と、ルルのアナルを貫いた。
「あぎいぃぃぃぃぃぃっ!?」
「んふうぅぅぅぅぅぅっ!!」
同時にルルとナナが声を上げ……そして、ルルは生まれて始めての精の迸りを、血の繋がった妹の口の中へ流し込んでいた。
□■□
空港、貨物集荷場。
そこに景気の良い声が届く。
「おーらーい、おーらーい、おーらーい」
今、この場にはただ一つの荷物だけが存在する。皇族専用機、それに積み込まれる一つの荷物を扱うそのためだけに。そう、たった二つ……いや、一人の重要人物と、一つの重要貨物を。
「もうちょっと右だ、穴からズレてるぞ」
その荷物とはナナ。人ではなく性玩具となったナナを、王族達は荷物として扱った。
今、ナナはクレーンで吊り上げられている。上半身をバンドで拘束し、両の脚をM字に開脚させるように吊り上げて、そして大勢の作業員に見守られながらコンテナへと積み込むべく作業を続けている。
「よーし、そのまま……そのまま」
ナナが収められるコンテナは特別製の陵辱器具。内に収められるナナをM字開脚で固定し、そして腰が落とされる部分に突き出る二本の凶悪な張り型。カメラが取り付けられ、透明な強化ガラスで覆われたそれに収められるナナは、もはや完全に人間として認識されていなかった。
「よしっ、きっちり収まったな。中を汚されないようにションベン穴に管突っ込むの忘れるなよ」
「リーダー、こいつの乳首小さすぎて荷札のクリップが挟めませんぜ」
「クリに挟んどけっ!!そっちのサイズなら行けるだろっ」
そして作業員の間でも繰り返される無慈悲な言葉。彼らはこの積み込み作業の前、『荷物』の説明を受けた時にナナの穴を味わっている。だからこそナナの事を良く知り、そして同時に皇族への敬意など欠片も残していなかった。
「よーし、じゃあ積み込むぞ。眠り姫さんを起こさないように慎重にな」
そんな中ナナはすやすやと眠っていた。今日、この時間まで不眠不休で犯され続けたナナ。幼い身体はその陵辱に耐え切れず、半日前に倒れ意識を失った。
そして、そんな意識を失ったままのナナを使い続け、そのまま梱包作業へと突入したのである。
「……ごめん、ナナ」
そんなナナを、じっとルルは見守っていた。
一時も離れず、ずっと。
□■□
数時間前。
「これがナナ様に行われた『処置』の全てです。ルル様でも理解は難しいとは思いますが、注意点は多くはありません」
眠れるナナが作業員達に輪姦されているその時、ルルはその部屋の隅で医師から説明を受けていた。これからルルが引き継ぐ、ナナの身体の取り扱い方を。
「一つは発情期です。およそ丸一日放置するとナナ様の身体は発情します。そうした状態で耐えられる期間はおよそ24時間……それまでに精液を摂取させてください」
モニタに表示されるナナの映像。恐らく数日前のナナであろうその映像は、涎を垂らし下半身から滂沱の如く体液を噴出させ続ける牝の姿であった。
「口腔への摂取は一時しのぎにしかなりません。子宮内への精液の摂取によってのみ発情状態を解消できます。もちろん理想的には発情状態になるより前に、定期的に精液を流し込んでおく事です」
続いて写されたのは男性に組み敷かれたナナ。安らかな顔で寝ているそのナナの下半身に、男の肉棒が埋め込まれている。
「第二に性器の癒着です。ナナ様は性玩具処置をするには年齢が幼すぎた副作用がでてまして、性器周辺の再生能力が計算よりも強く発現しております」
「……」
そして更にナナの性器の画像。拡張され空洞となったその穴が、見る間に元の小さな針の穴の様に再生していく様が映し出されていく。
「膣内、直腸内に何も挿入しないで放置すれば両の穴が癒着し塞がります。排泄はもちろん膣分泌液等の出口が無くなる事になりますので、その時には外科手術が必要となります」
並びたてられる事実に、ナナの身に与えられた陵辱に、ルルは拳を硬く握り必死で自身の平静を保とうと努力する。
「もちろん、これら全ての項目はナナ様が性玩具としての責務を果たし続ければ何の心配も要らない問題となります。向こうでは黙ってても政治家達が争ってナナ様の身体に群がるでしょうからね」
そして並べられる写真。病院のベッドのその写真。ナナを中心に並ぶはルルにも馴染みのある面々。伯父が、兄と慕った親戚が、群がるようにナナに手を伸ばしその膣に肉棒をねじ込んでいる。続く性器の写真にはナナの内から性器が滝の様に流れ出る絵を見せている。
「見ての通り、ナナ様の性器の具合は絶品です。必要とあらばルル様も使ってみれば良いですよ……血を分けた妹の最高の性玩具の持ち物をね」
そうして説明が終わる。背後では最後の一人がナナを組み敷き背を震わせ、最後の精液をその内に流し込んだところ。
「さあ、出発しましょう。二度と帰る事の無い日本への旅路へ」
そうしてルルとナナは旅立った。
日本という、未知の国へと向かって。
□■□
上空数千メートル。
皇族専用機のその中。その鉄の檻の中ルルは与えられた個室で一人静かに座っていた。
「ん~今度は俺が使ってくるわ。あんな具合の良い穴、今のうちに使っておかなきゃな~」
ドアの向こうでは機長たちが廊下を行き来している。自動運転になれば後は気楽なもの……だからこそ彼らは形だけの留守番を残し、入れ替わり立ち代り貨物室へ出入りを繰り返している。彼らの目的はもちろんナナ。簡単に潜り込めるように作られたコンテナへ出入りし、彼らはナナの性器を休むことなく味わっている。精液を流し込み口腔を味わい、記念にと撮影までも行っている。漏れ聞こえるナナの喘ぎ声が、ナナの意識がはっきりしている事を知らせ、次いで聞こえる卑猥な言葉が、ナナがもはや正常な意識を持っていないことをルルに思い知らせている。
しかし、今のルルはそれどころではなかった。ルルの目は目の前の画面に、過去の記録の映像に釘付けになっていた。最後に一つ持つ事を許された、何枚かの記録メディアの映像に。
『よぉ~しマリア将校、次の班が来たぞ、出来るかっ!!』
『はいっ、大丈夫ですっ、まだ穴は使えますっ!!』
映像に写るはマリアと呼ばれる女性。マリア……ルルの母と同じ名、いやルルの母その人を写したその過去の映像は、ルルの知らぬ若き日のマリアの軍事訓練の姿を映し出していた。
『よぉ~し、まだまだ締りのありそうな綺麗な穴だ。いけるな、お前らっ!!』
『『はいっ!!五発は発射して見せますっ!!』』
中心にマリア、そして上官らしき男性、そしてそれを囲む5人の将兵。彼らはマリアの姿を……いや、そのただ一点を見つめている。
『私の身体は軍の所有物です。訓練のため、存分にお使い下さいっ!!』
男達に囲まれたマリアは全裸。机に上半身を倒し、男達に向かって下半身を、性器を突き出している。その両の手で尻たぶを割り広げ、その性器を細部まで全て晒し、もはやどれだけ流し込まれているか分からぬ精液をとめどなく膣から吐き出している。その様の何処が訓練なのか、ただ女を陵辱している様にしか見えぬその状況にあって、しかしマリアの表情は毅然とした美しいものだった。
『そこのお前、この穴は何だっ!!』
『マリア将校のオマ○コですっ!!』
『では、この腐れマ○コは誰の持ち物だっ!!』
『軍の所有物にして隊全体の共有財産ですっ!!』
『ならば、それを前にして何をするっ!!』
『チ○コを捻じ込み、精液を流し込みますっ!!』
『よぉ~し、では全員準備っ!!』
マリアを前に声も大きく交わされる問答。一つの班が訪れるたびにその言葉は繰り返され、そしてそれが終わると全員がチャックを下げ、己が屹立した肉棒を外気に晒す。
『一人一回5分は持たせろよ。ユルくなってきた腐れ穴であっさり発射した奴は訓練をやり直しだ!!』
『『はいっ!!』』
『では一人目、前へっ!!』
『行きますっ!!』
そうして突き込まれる男の肉棒。ラヴィアを巻き込み膣壁を抉りながら肉棒が膣の中へ消え、そして精液と愛液を纏いながら姿を見せる。腰を掴み、音が立つほどに腰を打ち付けて抽送が繰り返される。
『どうだ、この肉棒の味はっ!!』
『初めての時よりも硬く、強くなっていますっ!!』
『お前の腐れ穴は悦んでいるかっ!!』
『涎を垂らして悦んでますっ!!』
そうして叫ぶ言葉と共に行われる訓練という名の性交劇。一人目が終われば二人目が、そして三人目がと次々とマリアの穴を将兵た
ちは使っていく。それが5巡……たっぷりと行われたところで、その班が終わる。
『よぉ~し、よく頑張ったマリア将校。次はいけるか?』
『いえ、もう締まりません。申し訳ありません』
そうしてもう一度交わされる問答。今回はしかしマリアは否定の言葉を返し、そして震える手でその穴の惨状を上官に晒す。
『ん~無残な風穴だな、今日はこれが限界か』
『はい、明日またお願いしますっ!!』
上官が言うとおり、マリアの穴はもう締まらない。大きくだらしなく口を開き、汚物を吐き出した風穴。無理をして使ってもとても射精など出来なくなっているであろう膣穴に、確かに上官も納得する。いや、前の班の途中から明らかに締まりを失いつつあったが、マリアは気力で最後の一回まで肉棒を締め付け、そして限界を超えた。それが分かっているからこそ訓練はここで終わった。
『風呂に入る気力も無さそうだな……宿舎に戻りそのまま寝ろ。明日も早いぞ、いいなっ!!』
『はいっ!!』
そうして最後の気力で持って敬礼し部屋を出るマリア。カメラはそのままマリアを追いかけ、そして宿舎の自分のベッドに倒れこむまでゆっくりとマリアを追いかける。
『明日も……頑張り……ま……』
最後に呟き意識を失ったかのように眠りに落ちるマリア。それを見送りマリアが眠っても録画を止めないカメラはしかし、ゆっくりと周りの風景を映し出し、そしてまたマリアに戻す。
その部屋は将兵達が大勢で寝泊りする大部屋。大量のベッドが並ぶその中央で眠るマリアに、やはり同じく部屋にいる軍人達が群がってくる。そして一人が眠るマリアの脚を持ち上げ性器を覗き込み、風穴となった膣口に舌打ちするが、しかし男は諦める事無く今度は尻たぶを割り広げアナルの具合を確認する。
そう、まだ使える穴は残っている。
それを肯定するように将兵たちは次々とズボンを脱ぎ捨てマリアに群がってくる。アナルを、口を、ありとあらゆる場所を性の捌け口とするために。
それがそのメディアに記録された映像。
他にも、訓練と称し全裸で野外を走り犯される記録や、もはや陵辱器具としか表現できぬほどに改造されたナイトメアフレームのコクピットでの演習風景等々、ルルの記憶にある優しく美しく気高い母の姿からは想像出来ない陰惨な陵辱劇に、幼いルルは涙しながらも一時も視線を外さずに、その映像に見入っていた。
ずっと……そう、日本につくその時までずっと……
□■□
ルルは理解した。
母が、マリアが軍の玩具になっていた事。所属兵全員の精液を受け止めきり、しかしそれでも壊れぬ玩具が皇帝の目に留まり、戯れにと一晩の伽を命令された事。皇に使われるからと子宮洗浄処置の後、一晩、そのたった一度の性交で受精し、皇族の末席となった事。
そしてナナ出産後、今度は皇族達の性玩具となった事。ナナと同じ処置を受け、もはや子を育めぬ身体で男達に抱かれていた事。ルルが出席を許されず、例の事件の舞台となったパーティも、そのマリアの身体を玩具にとするために催されていた宴だった事。
その全てが記録にあり、そしてその全てをルルは記憶に刻み付けた。
これからの自分が負けぬように。
これからのナナの支えになれるように。
静かに決意し、そして日本へと到着した。
□■□
ざわっ、ざわっ
「いやぁ、今日のこの会に指名されたのは幸運でしたよ」
「えぇ、賛成派に属しておいて正解でしたな……噂では今日の会は、アレですからな、今日の昼に届いた例の、ね」
ざわめく広間、独特の熱気に包まれたその場。
政界の中でも特定の派閥に属した人物達だけが集められた秘密の会合。酒が、料理が振舞われたその会の中で、しかし密かに流された噂に出席者達は一様に落ち着き無く時の来るのを待つ。
料理で腹を膨らませたならば動けない。
酒を入れすぎたならば本番に支障が出る。
何故ならば……この会は……
「いやぁ、お待たせした。主賓の準備が出来たので、さっそく始める事としようか。では早速、入りたまえ……ルル君」
声を上げたは時の首相。演技を多分に含んだ調子で出席者全員に声を掛けると、半ば開いたドアの向こうに居る人物に声を掛ける。
「……失礼します」
『『おぉぉ~』』
扉を潜り部屋に入るルル。それを受けるように部屋がざわめき、ルルを包み込む。
「……こほんっ。本日は私、ルルと妹ナナの為に宴を開いて頂き、ありがとうございます」
歓迎を受け、らしくない挨拶を紡ぐはドレスを身に着けたルル。……そう『ドレス』を。
「まだ拙い技術の私ですが、これからは日本人の一人として存分にお使い下さい」
ルルが身に着けるのはナナのドレスを仕立て直したもの。男とは言え、幼く顔立ちの整ったルルは、日本人好みの『理想の』美少女そのものであった。それがスカートを捲くり上げ挑発しているものだから、例え男と分かっていても、いやそんな些細な問題など関係ないとばかりに出席者達は興奮していた。
そして……
「そしてこちらがもう一人の主賓にして、今後我が国の資産の一つとなるナナ君になる……さぁ、搬入してくれたまえ」
ガラガラガラ。
続いて運び込まれる巨大な直方体。布で覆われた大人の身長ほどもある箱、内なる中身は何かと疑問に持つ間も無く、その布は取り払われナナが『お披露目』された。
『『おおおおおおおぉぉぉ……』』
それはナナの梱包されていたコンテナそのもの。全裸で、光を失った瞳で正面を見続ける幼い姿。陰核に取り付けられていた荷札は取り払われているが、膣とアナルに深々と突き刺さっていた張り型はクリスタル製の張り型に差し替えられ、そのまさに『全て』を鑑賞できる姿で部屋の中央に設置された。
「さぁ、近くでじっくりと鑑賞してください。これが、これこそがかの国と我が国の有効の証。この素晴らしい贈り物を存分に利用させていただこうじゃありませんか」