飛龍、その淫らな裏の顔…なお、微妙にポンコツな模様 作:dn88k
提督は海軍省での会議に出席する事になった。今後の艦隊の運用について中央の事務方と内容を詰める為だ。人事についても海軍省の仕事だし、自分の所属する鎮守府の艦娘の今後についても検討する必要がある。
ついでに言うと、提督が海軍省に出向くにあたって秘書艦が一人、同行する事になった。今回は飛龍である。提督以外には今のところバレていないだけで、普段の行動がかなりアレな子だったりする訳だから、流石に中央で何かやらかされると洒落にならないと思った提督は、別の子を連れて行こうと思っていたのである。ところが、複数人の艦娘が集まった場所で、海軍省での会議に出席するという話をしたところ、その場に居合わせていた飛龍が凄まじい目力と共に、「当然、連れて行くのは私だよな!?」と言わんばかりの無言の圧力をかけてきた。何故かその時の飛龍は殺気すら放っていたように感じてしまった事もあって、流石に色々と危険を覚えた提督は結局、彼女を同行させる事にしたのである。
ちなみに、提督が所属している鎮守府と、海軍省の本庁舎の場所は別段近くも無いが、遠くも無い。鉄道を使えば、会議の時間を含めても1日で往復が出来る距離である。その為、移動手段も鉄道であり、提督は普通のスーツであるが、同行する飛龍もまた、普段の戦闘用の服とは異なる、キャリアウーマンのようなスーツであった。
とは言っても、飛龍の脅しに屈したような形で彼女を連れていく事にした提督には当然不安がある。そこで彼は自分の後ろを付いてくる飛龍を振り返り、こう聞いた。
「流石に履いてるよな? いくら何でも今日はシャレにならんぞ?」
その次の瞬間、飛龍は自信たっぷりといった表情で、
「当然!」
と言いながらスカートをめくり上げた。見れば確かにスカートの下にきちんと下着を履いているのは視覚で理解出来たが、鎮守府の内部にいる訳でもないのに、そんな行動を取られても十分に危ないのであって。
「見せんでいい! 分かったから!」
提督は慌ててそう言い、速やかにスカートを戻すよう手で合図した。
早朝の特急に乗り、二人は海軍省の本省へと向かう。その座席も運が良かったのか隣同士であった。機密事項に触れない程度に今日のこれからの仕事について会話をしつつ、二人は車内での時間を過ごしていた。
と、あるタイミングで飛龍が提督に何かの物体をそっと手渡してきた。当初、提督は訳の分からなそうな表情をしていたが、その渡された物をよくよく見て顔をしかめ、周りに聞こえないよう、静かな声で飛龍に言った。
「……あのー飛龍先生、飛龍先生、ちょっといいっすか?」
「なあに?」
質問をしようとする提督に対して飛龍は意図の分からない微笑みを浮かべている。
「このようなモノを持たされてですねえ、ボカあどうしたらいいんすか?」
「試してみればあ?」
そう言う飛龍の目つきは怪しげである。
(ったってなあ……)
提督が持っているのはどう見てもリモコンローターのスイッチである。この時点で、既に飛龍が自身の身体のどこかにローターを仕込んでいるのはこれまでの経緯から明らかだ。これだけでも提督からすれば十分にまずいが、更に気になる点がある。それは飛龍がどこにローターを装着しているか、という点であり、少なくとも装着してしまっている事がほぼ確実であろう事が推測される以上、その場所が股間以外である事を望むばかりだ。
期待に満ち溢れた飛龍の視線に負け、試しにスイッチを入れてみる。と、飛龍は即座に反応し、股間と、そして片方の胸の頂上をその両腕で押さえ込んだ。スイッチを切った提督に対して、他にも乗客のいる特急車両の座席に座ったまま、息を乱しながらも彼に向かってニヤッと笑う飛龍。それを見た提督は、
(股か乳かどっちかと思ってたら両方かよ……)
と、内心驚き半分呆れ半分であった。
やがて列車は終点へと到着した。当然、提督が車内でローターを再び起動する事も無かった。
「どうせなーんかやるんだろうなって思ってたらこれだよ……」
と、呆れ返った表情で提督は言う。
「んふふー、今日はいつも以上に非日常的なんだしい? こんなイベントがあっても良いじゃない?」
そう言う飛龍は実に楽しげだ。
「いや、良くはねえだろうよ……」
提督はそれだけを言う。ここは海軍省の本省にほど近い、鉄道のターミナル駅であって、その周囲には大勢の人々が行き交っている。大声でこの手の会話をする訳にはいかないのだ。飛龍がズレた性癖の持ち主であり、まれに暴走する傾向もあるのは提督も把握しているが、だからと言ってここで叱り飛ばしてしまうのは尚更まずい。
(やっぱコイツ連れてくるんじゃなかった……)
そんな事を考えながら提督は後悔した。
「つか、お前ホント好きな。この手のグッズ買い込むなんてよお……」
そうは言うものの、やっぱりか、と感じてしまうのも提督の正直な感想であった。今まではスカートの下はノーパンという、道具には頼ってこそいないものの、一般的な感性からはかけ離れた行動で自身の性的欲求を満たしていたのが飛龍だ。とはいえ、以前にはラビアスプレッダーなる代物まで装着していた事もあった訳で、様々なアダルトグッズに関心が向かっていても別段不思議ではなかった。
「三点同時ってのが意外と無さそうなんだよねー。どっかのメーカーが作ってくれれば良いのに」
当の飛龍は思案顔でそんな事を言っている。
「いや、いらねえから。てか、二個同時に動くリモコンローターなんてもんのニーズがある時点でビックリだから」
まだ午前中の早い時間帯であるというのに、提督の表情はゲッソリとしたものであった。
提督の鎮守府は、新開発の主砲やその他の兵装の組み合わせについての検証を任されているくらいであるから、実績面で言えば決して悪くないどころか、海軍全体を通じても上等な部類に入っていると言っていい。従って海軍指導部からの注目度も決して低くない。
今後も深海棲艦に対抗し続けていく為の防衛網の構成について、常に頭を悩ませ続けている海軍中央の人間からしてみれば、優れた実績を出し続けている提督の前線のトップとしての、現状での時勢に対する見解は大いに気になる点であった。
従って、この会議で提督に質問が次々に飛んでくるのも当然であった。提督は持参した資料を確認しつつ、回答を行う。
更には、質問は飛龍にも飛んだ。この会議において提督に同席している唯一の艦娘が彼女であるし、その戦績について確認を省くほど海軍の指導部も怠惰ではない。実戦における各種兵装の運用状況や、艦娘達の行動については飛龍が直接回答するケースが多かった。すなわち、この会議においては、飛龍は提督のナンバー2と見なされていたのである。それに対して飛龍はハキハキとした明朗な返答を行った。これで海軍の幹部達も彼女に対する信用をますます深めたようだ。
そんな飛龍を横目に、各種資料をチェックしながらも、
(仕事と性癖は分けて考えるべきなんだろうけどなあ……)
等と考えているのが提督であった。何せ、鎮守府での飛龍はノーパン、ノーブラで歩き回るのは当たり前。そのまま外へと外出するどころか、提督を誘惑して人目につくところでセックスにまで及んでしまう事さえあるのが彼女である。これは、欲求が高まるとついつい暴走してしまう提督にも非はあるのだが、明らかに彼がそうなった原因は、飛龍の性癖を知り、そしてその身体を知った事にある。
更に言えば、今現在、その飛龍の片方の乳首と、そして股間にはローターが装着されているという、実情は極めて危険な状態に自分達があるという点も提督には悩ましかった。ノーパンとノーブラは流石にやめてくれたようだが、その代わりに性具を自分の身体に仕込んでくるなど思いもよらなかったのである。
そんな状態で、飛龍は幹部達からの質問に明るくはっきりとした声で回答している。そんな彼女に対して、何でもないかのようにたまに視線を送りながら、その危険度はさておき、提督はコイツをちょっとばかり凝らしめてやろうと思い立った。
ポケットにそっと手を入れ、そこにあるリモコンローターのスイッチを入れる。
「従いまして…………っ!」
それまで回答を続けていた飛龍の言葉が突然詰まった。
質問をした側の幹部達は特に不審には思わなかったらしい。この手の会議で言葉に詰まるなど別段珍しくもないと思ったのだろう。提督はリモコンのスイッチを切った。
「……失礼しました。従いまして、この兵装の運用についてですが……」
と、飛龍は回答を再開するが、先ほどと異なり、彼女には明らかに冷静さが失われつつある事が提督には分かった。そして、どうもこれが原因になったのか、提督には飛龍によって植え付けられた嗜虐心がまたも鎌首をもたげ始めた。
「うーむ、君はそう考えるか。確かにこれは全体の統計上も芳しくはないんだが……飛龍君は実戦で感じた印象はどうかな?」
一人の海軍幹部が提督の分析結果を聞いて難しそうな顔を浮かべ、提督の部下である飛龍にも質問を投げる。
「はい、私もこちらに関しては随伴艦からの意見を聞いた上でという事にはなってしまうのですが……」
と飛龍は答え始める。その途端、提督は再びポケット内のローターのスイッチを入れる。
「ひっ……!」
飛龍からは一瞬、小さくではあるが悲鳴のような声が漏れた。
「どうか、したのかね?」
質問をした幹部は不思議そうな顔をしている。先ほどよりほんの少しばかり長い時間、提督はローターのスイッチを入れっぱなしにしていた。そしてその間、飛龍は手元の資料を眺めるふりをして、ひたすら快感をこらえるだけであった。
やがて、ローターのスイッチが切られる。ほう、とため息をついた飛龍は回答を再開する。
「……大変失礼いたしました。少々、内容の整理に手間取ってしまいまして。それでなんですが……」
飛龍は明るい表情で明朗な回答を再開する。しかし、その表情にうっすらと赤みがさしていたのに気付いていたのは提督だけであった。
「……こうなるとなあ。確かに、彼らの結果を取り入れてブラッシュアップせねばなりませんなあ」
議長を務めていた海軍幹部のこの一言を持って、この会議は解散となった。どうやら、提督や飛龍達の報告を受けて、中央でも若干方針に変更がかかる事になったようだ。ホッとしたような表情をする提督と飛龍。しかし、その度合いは飛龍の方が大きかろう。
「それでだね、陸軍さんに新規開発してもらった例の兵装のテストもまた君達に頼んでしまうかもしれないんだが……」
提督は会議の後、それに出席していた別の海軍幹部の一人と会話を交わしている。その斜め後ろに立つ飛龍は、一見平静さを保っていているようでいて、よくよく観察すればそこには不機嫌さが存在していた。
海軍省の廊下を並んで歩く飛龍と提督。飛龍が不快げに言う。
「もう、あそこでスイッチ入れる事ないんじゃないの!?」
それに対して提督は極めて冷静に言った。
「嫌ならそんなもん入れてこなきゃ良かったんじゃないか?」
途端、複雑そうな表情をする飛龍。
「朝っぱらの時点でさあ、そういうのくっつけといてそのスイッチ俺に渡したんだろ? 俺に要求されてってんじゃなくてお前がだろ? それってもう俺がいつどんな時でもスイッチ入れていいって事だろ?」
何でもない事のように提督は言った。もはや飛龍に反論など出来ない。
「ま、バレなくて良かったじゃんよ」
「うう……」
気楽に言う提督に対して、バレたらどうするつもりだったんだよと、よほどツッコミを入れたかったが、きっかけを作ってしまったのは自分なので何も言えない。それに、極めて不謹慎ながらも、あの状況においてローターによって性感帯に刺激を受けてしまうという仕打ちが、飛龍に対して大いにスリリングな感覚をもたらし、普段とは味わいの異なる興奮を覚えてしまったのもまた事実ではあった。
飛龍自身は会議が終わり次第、鎮守府に帰るつもりでいたようだが、提督は違ったようだ。海軍省本庁舎の出口へは向かわずに、別の場所へと向かっている。
「ねえ、どこ行くの?」
飛龍は素直に聞く。
「ん、資料室。ちょっと調べたい事があってね」
と提督は答えた。この機会なので、どうも鎮守府では調べる事の出来ない、機密度と重要度の高い資料に目を通しておきたいようだ。
その途中、事務室と思わしき部屋の前を通った。提督は室内の人間に声をかけ、
「すいません、資料室でコピー取りたいんですけど、大きめのクリップってありませんか?」
と言った。流石に身分証明書とコピーの目的の提示を求められたが、相手が鎮守府のトップであったからだろうか、速やかに許可が下りた。
それが終わると再び提督と飛龍は資料室を目指す。
途中、提督はポケットに手を入れて、またもローターのスイッチを入れた。その瞬間、飛龍は自身の股間と乳房を押さえ込んだ。
「ね、スイッチ、切って……?」
そう不安げに言う飛龍だが、
「んー? お前が渡したスイッチだしなあ。これ、さっきも言った気がするけど」
と言って提督は相手にしようとしない。
「そ、そうだけ、ど……!」
流石に足元がおぼつかない状態になりながら、ハアハアと荒い息を吐きつつそう言う飛龍。それを冷ややかに見ていた提督は、
「……仕方ねえなあ。じゃあ一旦やめだ」
と言ってスイッチを切った。刺激が止まって安堵した表情の飛龍は再び直立した状態になり、提督の後に続いて歩き出す。と、突然進行方向の通路の曲がり角から一人の職員が姿を現し、提督達に軽く頭を下げてすれ違った。おそらく提督がスイッチを切るのが一足遅かったら、この職員に飛龍の異常な様子が目撃されたに違いない。
「あ、危なかったあ……」
飛龍は冷や汗を流しながら、先ほどの職員の背中を見つつそう言った。それに対して、
「ま、バレたら俺のせいって事でいいからよ」
とだけ提督は言った。
「それは、やだよ……。ここで、提督が怒られるなんて……」
実に不安そうに飛龍は言う。どうも提督は心のスイッチが入ると、性的に嗜虐的な方向へと暴走する傾向があるらしい事が、ようやく最近、飛龍にも分かってきた。提督にそんなスイッチが備わってしまった原因が、そもそも自分にある事と併せてである。仮にスイッチが入ってしまった場合、提督は飛龍の予想を上回る程に過激な方向へと走り出してしまう。ちょうど今の彼がその状態だ。
流石に飛龍は後悔し始めた。ちょっとしたからかい、あるいは気分転換を兼ねたもののつもりであったのに、今や提督がやっている事はそのレベルを超えている。バレたら大問題というレベルでは済まされないし、大切な人が自分の悪戯のせいで処分されてしまうなど想像したくもなかった。
そんな飛龍を黙ったまま、無表情で見ていた提督は、
「ふうん……」
とだけ言って再び前を向き、資料室へと歩みを進め出した。
そして二人は資料室へとたどり着いた。かなり広い開架式であり、ここはただの図書館とだといきなり言われてしまえば、言われた側は簡単に信じてしまうであろう。もっとも、特に機密度や重要度の高い資料については、閉架式の別スペースに収められており、それらの閲覧に際しては特別な申請が必要なようであるが。
「ここって中に個人向けの閲覧室もあるんだよ」
「へえ……」
初めてこの場所を訪れた飛龍は物珍し気に周囲を見渡している。スペースの都合上、個人向けの閲覧室に関しては事前予約制であり、提督もまた事務室を訪れた際に部屋を一つ、押える手続きを取っていた。
その閲覧室は資料を読み取る事に集中したい者に取ってはなかなかに優れた環境であったろう。まず、資料を置くための広めの机があり、ゆったりとした作りの椅子もあり、資料を細かく読み取る為の照明もきちんと用意されており、隣室との隔壁もしっかりしていて防音にも十二分に配慮されている。しかも、外部からはドアに備え付けられたガラスを介してでしか室内を見る事が出来ないから、部屋の外からの視線を気にする必要はさほど無い。
適当な場所にカバンなどの手荷物を置いた提督と飛龍であったが、そこで提督がこんな事を言い出した。
「飛龍、上着脱いでブラ見せろ?」
「へ?」
飛龍は提督の突拍子も無い発言の意味が分からないが、提督は真顔である。
「普段から露出してんだからブラ見せるくらいなんてわけ無いだろ?」
「そ、それは時と場合によるって言うか……」
「いいからよお」
飛龍は少しばかり抵抗を示したが、提督には発言を撤回するつもりなど無いようだ。諦めた飛龍はスーツの上着のボタンをいくつか外し、シャツのボタンも同様に外して、提督に自身の着用しているブラを見せた。提督はブラの状態を観察しているが、飛龍はやはり恥ずかしいのか、顔を赤くしてその顔面を背けている。やがて提督が、
「あー、やっぱこっちにローターがついてたのか、じゃあこれ外すな?」
と言って、突如としてブラの片側に手を突っ込み、ローターを取り出してしまう。
「え、ちょ、ちょっと。どうするの!?」
いきなり自分のブラからローターを取り出したのを含めて、提督の意図がさっぱり分からない飛龍。次に提督は先程訪れた事務室でもらったダブルクリップを取り出す。
「ここに事務用品のクリップがあります」
「う、うん」
提督は何をするつもりなんだと思いながらそう答える飛龍。
「これをこうしてですねえ……」
「きゃっ!」
提督は飛龍のブラを引っ張り、その隙間から覗いた乳首に対してクリップを付けてしまった。それも、左右の両方である。飛龍はその痛みで震えてしまう。
「乳首挟まれてるの効くんだ」
「当たり前、でしょ……!」
提督の問いに対してそう答える飛龍。しかし、その震えは痛覚のせいだけではなかった。彼女には痛みによって性的興奮が沸き上がりつつあったのである。そんな飛龍を見ていた提督は、
「じゃあ、上の服は直してくれ」
と、飛龍に指示する。もしかして乳首をいじめるSMプレイのつもりかなどと飛龍が考えつつ、スーツを整えなおすと、今度は提督が、
「次は椅子に座れ」
と指示してきた。またも訳が分からないが、素直に閲覧室の椅子にすわると、提督もしゃがみ込み、
「で、パンツの方はどうなってるのかなあ、と」
と言いながら彼女のスカートをめくりあげ、その中を覗いてきた。
「ま、マズイって!」
「部屋の外誰もいねえだろ」
「そ、そうだけどお!」
そんなやり取りが終わった頃には飛龍のスカートがまくりあげられて、ショーツが露出された状態になってしまっていた。赤面し、息を荒げつつ、次に提督が何をしようとしているのかを不安げに見ている飛龍。
いざ、提督がクロッチ部分をずらすと、ローターは飛龍の膣に埋まっていた。彼女は恥ずかしそうに顔を背けている。
「んー、じゃあこっちのローターはクリの方に当てておくか」
そう言って提督は飛龍の胸から取り出したもう一つのローターをクリトリスに当てた状態で、クロッチ部分を元に戻した。更には、スカートも元に戻したから、今の飛龍の表面的な格好は、ごく普通のキャリアウーマンのそれと何ら変わらない。
「じゃあ俺、資料探してくっから。この部屋で待機しててくれ」
と言って提督はローターのスイッチを入れた。
「ひああっ!! ……ね、ねえ、どれくらいで戻ってくるの?」
「知らねえ」
「し、知らねえ、って……」
「戻って来るまでローターはずしちゃダメだぞ? クリップもな」
「そ、そんな……」
閲覧室の席に座って内股気味になり、股間を押えながらもその全身をひくつかせ、椅子に座ったまま前のめりの姿勢になっていた飛龍は、まるで絶望したかのような感情をその目に覗かせてそう言った。しかし、彼女のその表情は、全体的には性的な快感によってとろけたようなものとなっており、結局は困惑と共に提督の背中を見送った。
かなりの時間、少なくとも、飛龍にとってはそうと言えるくらいの時間を経た後、ようやく提督は閲覧室に戻ってきた。コピーした資料を手にした提督の視界に入ったのは、リモコンローターの刺激を受け続けて、もはや体の芯から力を引き抜かれたような状態になり、座っている椅子に背中を預けて足を広げ、荒い息を繰り返しながら、両手を力無くだらりとたらしつつも、時折体をひくつかせて天井を見つめ続けている飛龍の姿であった。
「あ……提、督……」
飛龍は横目で提督の姿を認め、整わない息でそれだけを言う。
「着てる服だけなら出来るOLみてえなルックスなのにだらっしねえの」
閲覧室のドアを閉めながら提督がそう言うと、
「誰の、せいよ……!」
と、そんな返事が飛龍から返ってくる。それに対して、
「俺は飛龍のご要望にお応えしてるだけなんでえ? これも別に俺のせいじゃなくて飛龍のせいなんでえ?」
と、そう提督は答える。更には、
「コピー取った資料の内容今からチェックするな? 今も前戯してるみてえなもんだけど、犯すのは鎮守府に戻ってからだから」
と、こう提督が続けた後、飛龍は無言となり、少しばかり顔を提督から背けていたが、
「……外道」
とだけ言った。
「俺をそんな外道にしちまったのもお前だぜ飛龍?」
と言ったきり提督は黙り込み、ドアを閉めた後も飛龍の事を立ったまま見つめていたが、やがてゆっくりと歩みを進めて彼女へと近づいていった。その過程で、コピーを取った資料はバサリと音をたてて机の上へと放り投げられるように置かれる。
提督はそっと飛龍の肩を抱き抱えた。反応した飛龍は今にも泣き出しそうな表情をしながら提督の事を振り返る。
「……うん、やっぱり無理だわ」
そう提督が言った。
「何、が?」
こう飛龍が聞く。
「鎮守府まで戻ってから犯すのがって事。俺も余裕無いからここでやっちまうわ」
提督はそう言った。性的に追い詰められている飛龍ではあるが、これには驚いた。
「え、だってその、外には人だっているし……」
そう言いかけたところ、
「いや、この資料室って俺ら以外人いなかったぜ? あー、一応閉架のスペースの前に待機してた係員はいたけどよ。そいつぐらいだし、ここでヤっててもバレねえよ多分」
と提督が言って飛龍に口付けた。途端、飛龍の表情は一気にほぐれてしまう。元々下半身にはローターが仕込まれていて容赦ない刺激が加えられ続けており、その刺激がいやらしい豆にひたすら刺激を加え、蜜道をもほぐして感度を上げ、淫らな粘液さえも分泌させられている状態であった。その上で、飛龍の肉体と精神の双方に対して快感を与えてしまうその口腔、その入り口に存在する唇に対して愛する提督の唇を押し付けられてしまった事で彼女の性感は一気に昂ってしまった。
(はああ、こんなところで、ダメなのにい……! もう、エッチ……エッチする事しか、考えられなくなるう……!!)
飛龍は提督の事を抱きしめながらそんな事を考えていた。
「なあ、パンツ、脱いでくれるか?」
やがて飛龍から唇を離した提督はそう言った。飛龍は提督の言葉に操られたかのように、だらしなく椅子に寄りかからせていた体をゆっくりと起こし、スカートをめくりあげてそのショーツを脱ぎだした。その途中で、クリトリスを刺激していたローターが彼女の股からこぼれるように床へと落下し、ビリビリと音を立てる。
「あ、いけね。ローターのスイッチ切らねえとな」
提督はそう言ってスイッチを取り出し、そのボタンを押した。途端、ローターの振動も止まって、閲覧室内に響く振動音も止まった。
飛龍もホッとしたような顔をしている。そして、「ん……」と小さくうめいてからショーツを再び脱ぎ始め、そこから片足を引き抜いた。
「ああ、わざわざ両足脱ぐ必要は無いからな」
と提督が言ったため、飛龍はショーツを脱ぐのは片足だけに留めた。ついでながら、ローターによる長時間の愛撫によって、彼女のショーツはクロッチ部分を中心としてベットリとした粘液がすっかりと染み渡っていた。その様子を見ていた提督がほんの少しだけ考え込む様子を見せたので飛龍が、
「どうか、した?」
と聞くと、提督は、
「確かローターって二つあったよな? 一個見当たらねえんだけど……」
と言って手を伸ばし、ショーツが粘液まみれになってしまった、その原因である飛龍の淫らな割れ目にいきなり指を挿入した。当然ながらそこもまたドロドロに濡れているのであるから痛みを感じる事はあるまい。その証拠に、
「ひああっ!」
と、飛龍は甘い声をあげた。提督は挿入した指で彼女の内部を弄り回し、そのたびに飛龍は「んう、んう……」と小さな声でうめいている。やがて、提督の指によって掻き出されるようにしてもう一つのローターが飛龍の陰唇から顔を出し、そのままボトリと床に落ちた。
「……どっちもベトベトだなあ」
提督はローターを拾い上げながら言う。
「と、とりあえずそれはティッシュで拭いて回収しちゃお?」
と飛龍が言うと、提督もそれに同意した。持参したポケットティッシュで簡単に愛液を拭き取り、これまた飛龍が持参していたらしいビニール袋にスイッチや拭き取りに使用したティッシュと共に放りこんだ。
「てかさ、回収用の袋まで持ってきてるとか濡れるレベルまで動かす事前提って事になるんじゃないのか?」
提督がそう聞くと、飛龍は更に顔を真っ赤にして、
「う~……」
と言ったままそっぽを向いてしまった。
「まあ、いいけどな。でだ、もう挿れて、いいんだよな……?」
提督はそう言って飛龍に顔を近づけた。彼女が再び顔を戻すと、そこにあったのは興奮状態にあって余裕を失ったかのような提督の顔であった。
飛龍はそれを見ると、言った。
「うん……挿れて……? こんな場所だけど、私もう……無理」
提督はそれを聞くと、飛龍の隣の椅子へと座り、ベルトを外してチャックを下ろし、ズボンをほんの少しだけ下へとずらして自身のペニスを露出させた。
「まだ立つのは辛いかもしれないけど、こっちに移動する事は出来るよな?」
彼はそう言う。
「えっと、提督の方を向いてまたがればいいって事……?」
飛龍が不思議そうにそう聞くと、
「いや、方向そのままで俺の上に乗っていいよ」
と提督は答えた。いわゆる背面座位の姿勢でセックスする事を彼は提案したのであった。
提督の手で軽く体を支えられるように、彼の太ももの上へと移動して一旦そこに座った飛龍は、後ろへと振り返った。そして提督がうなずいたのを見て、すこしばかり、そっと腰を持ち上げて、後方へゆっくりと下がっていく。提督は片手を飛龍の腰にあて、もう片方の手でペニスを握ってその角度を調節する。やがて、欲望まみれの涎を垂らし続ける飛龍の淫裂がその先端に接触したのを二人とも感じ、飛龍の方がそっと腰を落としていく。ツプツプ、という音を静かに立てながら劣情に駆られた飛龍の割れ目に提督の肉棒が埋まっていき、そして二人は椅子に座った状態のまますっかり結びついた。
「うああ、これ、結構違うところに当たっていいかもお……!」
提督の上で足を大きく広げた飛龍は、うっとりとしたような表情でそう言う。
「調子いいヤツだなあ。ヤバいだの何だの言ってて結局これだしよお」
と提督が軽く笑いながら言うと、飛龍はジトリした目で提督を振り返り、
「確かに原因作ったのは私ですけどお。あんなにいぢめられてキスされたりしたらエッチぐらいしたくなるんですけどお」
と言う。提督はクスリと笑って、
「まあな。俺も結局我慢なんて出来なかったしよ」
と言いながら、飛龍を背後からギュッと抱き締めた。そのフワリとした、提督本人を体全体で感じるような感覚に思わず心が溶けるような錯覚を覚える。
「ほら、こっち向いてくれるか?」
そう提督に言われた飛龍が素直に後ろを振り返ると、彼女の唇に提督の唇が重なり、その感触の心地よさも相まっていよいよ意識がぼんやりとしてくる。
(ああっ……!! やっぱり私、提督の事好きっ……!! たまに意地悪になるところも込みで、全部、全部大好きっ……!!)
飛龍は心の底からそう思う。そして、そんな相手が与えてくれる快感は心身共に悦ばせる事この上ない。
やがて、提督は少しずつ自身の体を上下に揺さぶり始めた。別段重くもないとは言え、女の子を一人上に乗せた状態であるから、その動きは決して大きくないが、それが飛龍に与える感覚は決して小さくなかった。
「あっ……あっ……」
どうしても反射的にそんな声が出てしまう。
(あー……気持ちいい……気持ちいいよぉ……)
そう思い、飛龍が悦楽に浸りきってしまいそうになったその時、
「もっかい、シャツのボタン外してくれるか?」
と言う提督の声が聞こえた。
「あっ……えっ?」
ぼんやりとした顔つきで振り返ってくる飛龍に対して提督は、
「乳首にクリップつけといたままなの流石に痛いだろ? 気持ちいいならもうそろそろ普通に気持ちよくなろうぜ?」
と言う。そういえば、左右の両方の乳首からはピリピリとした痛みが感じられる。マゾヒスティックな性癖があるのは飛龍自身自覚している事ではあるものの、流石に痛覚に頼らないで快感に溺れたいという欲求が強くなってきていた。
少しだけスーツの上着をはだけさせ、シャツの上の部分のボタンを外してブラの上方の部分を露出させる。その生地と肌の隙間に手を入れて、両乳首のクリップを外し、それらを机の上に投げるように置いた。
「まだ痛いか?」
提督はそう言って飛龍の胸に片手を伸ばし、ブラと肌の隙間に手を入れて彼女の乳首を軽くつまんだ。
「ひゃっ! もうっ、外したばっかりなんだから当然でしょ……」
と飛龍は抗議するが、そのトーンは弱い。程度というものをわきまえれば、痛さが伴うものも彼女の性的興奮に繋がるようだし、そのままでのセックスでも実は良かったのかもしれない。が、実際には、純粋に快感で気持ち良くなりたいというのは提督も同じであった。
「そっか、悪かったな」
とだけ提督は言い、今度は飛龍の股間に手を伸ばしてクリトリスに触れた。
「ち、ちょっと……!」
飛龍は慌てるが、提督は気にする事なく、その包皮をつまみ、それに包まれている陰核への刺激を加え始めた。
「ひゃ! はうううっ!!」
その鋭さを秘めた快感に出る声も鋭くなる。包皮経由で陰核本体を揉むように弄り回したかと思えば、包皮をめくって陰核を露出させて元に戻すという、まるで男のマスターベーションのような動きさえ飛龍の陰核に対して行っていた。
「あああっ! それ、ヤバっ!!」
提督の上にまたがり、その背を彼に預ける形でのけぞらせ、ひたすら快感にもだえる飛龍。そのショーツを片足だけ脱ぎ捨てたスーツ姿の女の子が、スカートを腰のあたりまでめくりあげらせ、上着とシャツをも半ばはだけさせて男のペニスを自らの女性器に深く挿入させて喘いでいる姿など、傍からはどう見えるであろうか。実際、第三者にそんな姿を見られてもおかしくない状況下で提督と飛龍という二人は行為に及んでいるのである。しかし、提督はさておき、飛龍の方はもはやそんな可能性が脳内から吹き飛んでいるようだ。
「気持ちいいっ! 気持ちいいよおっ!! 提督はあ、気持ちいいっ!?」
焦点の定まらない目付きで飛龍は提督に問う。
「ああ、相変わらずすげえ気持ちいいぞ。……そろそろ出したくなって来たんだけど、いいか?」
提督は逆にそう聞いてきた。そして、飛龍に対して自分と一緒に立つように言った。下腹部を結合させたまま立ち上がる二人。そこで提督が、
「机の上に寝そべってくれ」
と言ってきた為、飛龍は素直に上半身を閲覧室の机の上に横たえ、お尻だけを高く持ち上げた体勢になる。そこで飛龍が顔を少しばかり提督の方へと向け、期待に満ち溢れた視線を送ってきた為、もはや彼もたまらなくなり、一気に激しく腰を振り始めた。
「ああうっ!! あっ!! あっ!! あっ!! すごっ!! あっ!!」
立ちバックとも言える体位で、机に自分の体重を支えられた状態のまま、ひたすら喘ぎ声をあげる飛龍。愛する提督の肉棒という凶悪な武装によって、自分の淫らな蜜肉の内部をその入り口から奥までひたすらピストン運動でこすられ、こねられ、圧迫され、叩きつけられるという感触は相変わらず甘美極まりない。自分に女性器があるのは、この感覚を覚える為ではないかという錯覚にさえ陥りそうになる。
「気持ちぃっ!! 提督エッチ、気持ちいいぃっ!!」
飛龍は我を失ったように言う。
「俺で良けりゃいくらでも相手してやるっ!! いくらでもなあっ!!」
提督もかなり興奮しているようだ。
「だったらあっ、どんどん犯してっ!! 私の事、犯してえっ!! お願いいっ!!」
もはや提督以外の相手など飛龍にとってはあり得ないのだ。彼女は極度の興奮状態ではあるものの、この発言自体はその場の勢いだけで発せられた訳ではない。普段から思っていた事が、この状況下で口を突いて出ただけなのである。
「……何で、そんなエロい事が言えるんだお前はあっ!!」
提督はそう言ってラストスパートに入った。これから、この愛しくて淫らな女の子の奥深くに自分の生殖液を吹き付けるのだ。
「提督だからあっ!! されたい人、だからあっ!!」
快感に悶えながらも飛龍がそう言った瞬間、提督のペニスはもはや持ちこたえられなくなってしまった。彼の身体の深くにて蓄積を続けていた精液はいよいよ我慢しきれなくなり、飛龍の膣奥に向かって突撃し始めた。その先端から噴出した生殖液は飛龍の膣奥にぶつかるだけではなく、彼女の子宮までをも浸食していく。そして、それに応じるように、飛龍の膣肉もまた彼女の脳髄に弾けるような快感を送信しつつ、強烈な蠕動運動を開始し、確実に提督のペニスを絞り、彼の放出する精液を余さず吸い取るべく痙攣を繰り返していた。
(ああ、提督が私で出してくれてる……嬉しい、なあ……)
エクスタシーの感覚に襲われ続けている飛龍が考えている事はただそれだけであった。
しばらくして落ち着いた二人は、ようやく本来の冷静さを取り戻したのであろう。乱れた服装を整えなおし、床に滴った粘液を見える範囲で拭き取った上で、提督がコピーしてきた資料について、その内容と今後の艦隊運営等々の議論をそこで初めて開始した。
セックスの最中には全く居なかった資料室の他の利用者もその時には何人か入室し始めていたが、彼らもまた扉のガラス越しに提督と飛龍が資料を前にして真剣な顔つきで議論しているのをチラリと見てはそのまま素通りしていった。
ある程度、自分達の鎮守府の今後の運営方針にアタリを付けたと感じた二人は帰り支度を始めた。
「あ、それ……」
と飛龍が言ったのに対して、
「どうかしたか?」
と提督が答える。飛龍はほんの少しだけ恥ずかしそうに黙っていたが、
「今そのプリント挟んでるやつさ、私の乳首……」
と言って赤面し、また黙ってしまった。提督はようやく思い出したという表情で、
「あー、そういやそうだったな。ま、飛龍の乳首つまむのに使ったクリップはそのまま資料持ち帰るのに使うって事で」
と、悪戯っぽく笑う。
「……ひどーい」
そう言って飛龍は相変わらず赤面するだけだ。
海軍省の本庁舎を出た後、提督は、
「メシでも食ってから帰るか?」
と、そう言った。外に出た段階で、既に日はすっかり暮れてしまい、空は暗くなっていた。
「そうだね、流石に向こうに帰ってから晩御飯は、ちょっと……」
こう言いながら、飛龍も同意する。
「なんか美味そうな店あっかなあ?」
という提督の一言をきっかけに、二人ともスマホを取り出してあれこれと検索を始める。
「あ、提督。このお店とかどう? ここからも近いし」
先に飛龍の方が良さそうな飲食店を見つけたようだ。スマホの画面を提督に見せている。
「お、それ良さげだな。じゃあ、そこにするか」
と提督は同意した。その反応を見て「じゃあ、こっち」と、前方を向きながら楽しそうに言う飛龍。そんな彼女に対して提督は言った。
「これ、経費で落とせるから、上限の金額までなら好きに食べていいからな?」
途端、嬉しそうに飛龍は振り返り、
「何食べようかなあ? あれだけ動いたんだしい?」
と言う。
その時、提督は飛龍にこう返した。
「『何か足りない』って時は言ってくれよな?」
それに対して飛龍は一瞬キョトンとしてしまう。
「……どういう事?」
そう飛龍に聞かれた提督は、
「お前ってさ、普段は明るく振舞ってるけど、やっぱ色々とたまっちまうんじゃないかって思うんだわ。ウチの中じゃ艦娘の頭みたいな役目やってたりするしな。だからああいうんで遊びたくなったりもするんじゃないかって事」
そこで提督は一旦言葉を区切った後、更に続けた。
「今日は俺もやらかしちまったけどさ、なんかやらかしたくなったって時があったら事前に俺にも言ってくれ。出来ればでいいからよ。そんときゃ俺も付き合うから」
そんな提督の真っ直ぐな視線を受けて、しばらく硬直してしまった飛龍は、
「あ、ありが、とう……」
と言うのが精いっぱいであった。提督は少しばかりそんな反応をする彼女を見つめていたが、すぐに、
「飯屋行こうぜ? いい加減腹減っちまったよ」
とだけ言った。
「あっ、う、うん。この通りの先、なんだけど……」
と言いながら、飛龍はスマホを片手にナビゲーションを開始した。
その途中、飛龍はかつて経験した事の無い、不思議な昂ぶりを覚えていた。提督という男、彼こそが今まで決して現れる事の無かった、自分の本物の理解者だと、そう確信せざるを得なかったからである。