※この作品はR-18です。

核戦争前に原作を読んだジャギが取り敢えず何とかしてみるようです。   作:ヘルメット助教授

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今回はリクエスト作品になりますです

短いです、ギャグしかありません

本編の時系列は関係なし、頭を空っぽにして雰囲気をお楽しみ下さい





番外編『義兄として』

ここは世紀末で一番の街、サンクチュアリ

 

今の時刻は午後9時を回った所だ

 

『うぇるかむとぅ~じ~くれいじた~い、このイカれた時代へようこほ~♪』

 

サンクチュアリ歓楽街、この飲み屋が連なる地域に、ご機嫌な歌を歌う集団がいた

 

ジャギ、カーネル(男)、メリケン、御嬢、キッド(ジャギに肩車)

 

彼等は久しぶりとなるサンクチュアリの帰還に、盛大な打ち上げをしていた

 

手下全員を引き連れ、貸しきった居酒屋でドンチャン騒ぎをし、元モヒカン連中は頭であるジャギとの再会にテンションやピッチを上げ過ぎ、殆どが一次会でギブアップ

 

そして残った上記の面々で、ジャギ達は二次会に繰り出しているのだ

 

男連中は未成年のキッドを除いて、もうフラフラの千鳥足、御嬢も酔っているのか鞭を持っていなくとも女王様キャラが崩れていない

 

ジャギに肩車されているキッドは、酒を飲ませてくれないとブー垂れている

 

「あれ~……ジャギしゃま!あたらひい店があるっふよ~」

 

ぐでんぐでんなメリケンが、割りと落ち着ける雰囲気のBARを発見

 

看板には『新装開店』の文字

 

「お!?おもひれ~、このジャギ様に挑戦しよってかぁ~?受けて立つろぉ~」

 

呂律が回ってないジャギが拳をボキンボキンと鳴らせば、頭の上と横からキッドとカーネルが(ヾノ・∀・`)ナイナイとツッコミを入れたり、後ろからヤレー!ヤレー!と無責任に野次を飛ばすメリケンと御嬢

 

実にカオスである

 

「おっひゃ!乗り込むろぉ!」

 

 

 

 

 

 

 

『カランカラン…』

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ」

 

 

 

 

 

 

 

「(゚д゚)…………は?」

 

ジャギは一気に酔いが醒めた

 

なにせ乗り込んだBARのバーテンダーが、義弟ケンシロウだったのである

 

バーテン姿の義弟に『なにやってんだお前は?』と尋ねたジャギの質問は、何一つ間違えてないだろう

 

しかしケンシロウは、ユリアと正式に婚約をしたから、結婚資金を貯める為に、ここで働かせて貰ってるんだとジャギに返す

 

「けっ!不器用なお前にバーテンが務まるもんか!

とっとと、辞めちまって賞金稼ぎにでも転職するんだな!

……なんだぁ、その目は!?

文句があるならな、拳じゃなくて、お前の出す酒で、この俺を黙らせてみろ!」

 

「いいんだな?」

 

「ジャギ様に二言はねぇ!ただし、三杯だ!

客のニーズに合わせる為にも、違うカクテルを三杯を出して見事、俺を黙らせてみやがれ…ケンシロウ!」

 

「畏まりました……では」

 

ケンシロウはデカい氷をカウンターの下から出し、アイスピックを片手に精神を集中する

 

「ガリガリガリガリガリガリ… ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ……!!!!!!」

 

(こっ、これは!?

この動き、この角度、まさか!?)

 

「北斗千酒殺です…」

 

(なん…だと?お、俺の技のカクテル…?)

 

「まだまだ…シャカシャカシャカシャカ…シャカシャカシャカシャカシャカシャカ……北斗百裂シェイク!!!!」

 

(は、早い!こいつ、なんてシェイカー捌きだ!)

 

「ひでブラッディマリーです…」

 

(ぬ、ぬぅぅぅぅし!)

 

「とどめだ…ジャギ!

くるくるくるくる……くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる……シュプァッ!

…お前はもう酔っている。です」

 

『……凄いバーテンだ……』

 

終始、ケンシロウの北斗神拳を交えたバーテンっぷりに、ジャギも手下達も引き込まれてしまった

 

色々とツッコミはあるが、問題は酒の味だ

そこに動きは関係ない……筈

 

ジャギは出された三杯のカクテルを、一杯一杯、間隔を空けて飲み比べる

 

北斗千酒殺、ひでブラッディメアリー、お前はもう酔っている

 

どれも合格だった

 

世紀末の前に、酒を飲み慣れたジャギだから分かる

 

これは、旨い酒だと

 

「ケンシロウ」

 

「……なんだ」

 

「……合格だ

この味ならやってける、様々な街で酒を飲み慣れたジャギ様が認めてやらぁ!」

 

「……そうか」

 

「問題はバーテンのくせに愛想がねぇ所だが、まぁ…静かに飲みたい奴も世の中には沢山いる、無理に話をする必要はねえ

おら!お前らも何か頼め!ここの払いも俺が持ってやらぁ!」

 

『ゴチになりやす!』

 

ジャギの一声に手下全員が一斉に酒を頼む

 

ただしキッドには、オレンジジュースにマンゴーを加えた特製ソフトドリンク(キッドには好評だったそう)

 

途中でケンシロウが、あまりの忙しさに分身していた気もするが、まぁ北斗神拳に不可能はないのでジャギは捨て置く

 

それよりも、ジャギは嬉しい気持ちで一杯だったのだ

 

(まさかな…ケンシロウの野郎が、俺の技名を入れたカクテルをなぁ…)

「ケンシロウよ…この北斗千酒殺、旨いぜ

おかわり貰えるか?」

 

「……分かった」

 

 

 

この日以降、ジャギがあちこちの街で広めた『無愛想なバーテンだけど、落ち着ける雰囲気と滅茶苦茶旨いカクテルが飲めるBAR』の噂が広まり、ケンシロウの店はサンクチュアリでも有数のBARになった

 

 

 

ケンシロウのBARには今日も多くの人が集まる

 

遠征終わりのジャギが必ず立ち寄り、北斗千酒殺を頼んだり

 

あまりの盛況ぶりに、ユリアも手伝いに現れたり

 

トキが義弟の仕事っぷりを見に来たり

 

シンが仕事終わりにフラッと現れ、ケンシロウと二人だけで酒を傾けながら昔話をしたり

 

ジュウザが女を口説く店に利用したり

 

フドウが入れなかったり

 

サンクチュアリに罠を仕掛けるなとジャギに叱られたリハクが、閉店時間を過ぎても居座ったり

 

…と、そんな感じでケンシロウのBARは今夜も営業をしているそうだ

 

 

 




こんなんできましたけど

個人的にケンシロウが出した酒の中で、ジャギが一番気に入りそうなのは『北斗千酒殺』だと思います

ありもしない技、などと言われた北斗千手殺をもじったカクテルをケンシロウが作り、ジャギが飲む

もうね…なんか溜まらんわ(つд;*)

他にもシンとケンシロウが静かに昔話をする所なども、二人が幼馴染に戻って、俺達も酒を飲めるようになったんだな…と、和やかに談笑する姿を想像するだけで、その光景が目に浮かび、いいなぁってなります


以上、ヴィランモハイさんからのリクエスト回でした

感想でも承っておりますが、作者的にはメッセの方がやり取りも可能なので、ありがたいです

なので番外編のリクエストがありましたら、お気軽にメッセ下さいませ♪

次の番外編はアミバ流北斗神拳伝承者(一人)のアミバで行きたいと思ってます

彼の拳王軍での活躍(胃潰瘍まったなし)をお楽しみに!

ありがとうございました!


ジャギの子供は有りか否か

  • 有り
  • 否! 断じて否である!
  • 結婚相手によるな
  • そんなことより世紀末バスケやろうぜ
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