妹という魔力に魅了される男(あに)達 作:チャンドラ=グプタ
「お兄様。今からお兄様に自分の気持ちを正直に伝えますね。私……お兄様のことが好きです」
神奈から告白をされる。突然の出来事で今起こっていることに現実感が湧かなかった。
中学校の頃以来、俺はずっと神奈から避けられていると思っていた。だが、実際は違ったのだ。
「お兄様はどう思ってるんですか?」
「ど、どうって……」
「私のこと、好きですか?」
「そ、そりゃあ……」
神奈に「好きだよ」と伝えようとして言葉を止めた。
おそらく神奈は異性として好きなのかどうか訊いているのだろう。
そうであれば、まだ答えを出すことはできない。
神奈のことを異性として好きなのかどうか、俺は自分でもまだ分からないのであった。
「神奈のことは『妹』として、好きだよ」
今はそこまでしか言えなかった。ふと上は見上げると、空は確実に暗闇に落ちていき、それに伴い神奈の表情が悲しそうに影っていくようであった。
「妹として……そうですか」
ポツリと呟くと神奈はゆっくりと歩き始める。俺は沈黙を保ちつつ、神奈の背中を見つめていた。
「か、神奈。その……」
「お兄様、帰りましょうか」
俺達は帰路を進める。自宅に戻ると、俺はベッドの上に横たわり、ぼんやりと天井を見つめた。
神奈は俺のことが好きであった。きっと、さっきの告白は勇気を振り絞ってしてくれたものであったのだろう。
俺はそんな神奈にひどい対応を取ってしまったのかもしれない。
断るなら断るで、ちゃんと伝えるべきだったのだが、すぐには答えを出すことができなかったため、あんな曖昧な返事をしてしまった。
これから神奈に対してどう対応すべきか模索していると、扉の方からノックの音が聞こえてきた。
反応する間もなく、「入りますね」という声と共に神奈が部屋の中へと入ってきた。
「か、神奈……」
今まさに神奈のことについて考えていたばかりなので、思わず身構えた。
神奈は無表情のまま俺に近づいてくると、ベッドの前で正座をした。
「お兄様、そこに座ってもらえますか?」
神奈は床を指差す。俺は「あ、あぁ……」と答え、神奈と向かい合うように正座をした。
「……」「……」
お互い何も話そうとはせずしばらくの間、沈黙の時間が続いた。沈黙に耐えられなくなった俺が口火を切ろうとした時だった。
「お、お兄様!」
神奈が突然叫んだ。びっくりした俺は思わずビクッと身体を震わせた。
「な、なんだ?」
「さっき、私が言ったかったことはですね、その……」
神奈は自身の唇を俺の唇に重ね合わてきた。
突然の出来事で思考が追いつかなくなりそうであった。
「これが私の言いたかったのはこういうことです。ここまですれば、さすがのお兄様でも分かりますよね?」
「ああ。神奈の気持ちは確かに伝わったよ」
神奈にキスされてすごく胸がドキドキと激しく鼓動を打っている。そして、今のでハッキリした。
俺は神奈のことが好きである。
単なる妹としてではない――確実に異性として意識していた。
神奈が藍から助けてくれたとき、心の底から嬉しかった。
あの時の神奈は美しく、そしてカッコ良かった。見ていて心が高揚した。
多分、この思いは単なる妹への愛情だけではなかったのだろう。
俺は何も言わずに神奈を抱きしめる。
「お、お兄様……」
「俺も神奈のことが好きだ。妹としてじゃない……異性として好きだ」
神奈の告白に俺はしっかりと返事をした。神奈の目からは涙が溢れている。
「嬉しい……とってお嬉しいです。お兄様。もしも嫌じゃなかったら……お兄様と一線を超えてみたいです。ダメでしょうか?」
「い、良いのか? 俺なんかと……その」
「勿論です。お兄様が良いんです……お兄様とじゃなきゃダメです。他の人となんて絶対にできません」
「分かった。それじゃ……しよう」
再びキスをし、互いの舌を絡ませ合う。神奈の舌の感触は実に心地良く、思わず脳が蕩けてしまいそうである。
キスを終えると、神奈は服を脱ぎ、下着姿となる。
「な、なんだか恥ずかしいです。お兄様……」
神奈は上下共にお揃いの白を基調とした可愛らしい下着を着用している。全く余分な脂肪が付いておらず、美しい身体をしていた。
神奈のことを抱きしめてしまいたくなるような衝動をグッと抑えた。
「すごく綺麗だよ。神奈」
「そ、そうですか……私の胸、やっぱり小さいんですかね?」
どうやら神奈は自身の胸の大きさを気にしているようである。確かに巨乳とは言い難いが、特段小さいという訳でもないと思った。
「いや、そんなことはないと思う。それに、俺は神奈の胸に魅力を感じているんだ。大きさは問題じゃない」
「お兄様……そう言ってもらえると嬉しいです」
神奈が嬉しそうに微笑むとブラのホックを外した。神奈の胸は完全無防備となる。
「おぉ……」
神奈の生乳を見て、感嘆の声を上げる。綺麗な釣鐘型をしており、乳輪と乳首は綺麗なピンク色をしていた。
「な、なんだか恥ずかしそうです。お兄様……」
神奈は恥ずかしそうに俺から顔を逸らす。そんな神奈の胸を両手で掴んだ。
「んあ……!」
指を動かし、ゆっくりと胸を揉んでいく。そして乳首を指で弄る。
とても揉みやすく、プニュプニュしていてとても心地良い感触である。
「あ、そ、そこ……」
神奈はガクガクと身体を痙攣させる。さらに、神奈の胸にしゃぶりつき、舌で乳首を刺激した。
「ひゃ! お、お兄様……まるで赤ちゃんのようです」
段々と興奮してきた俺は一度しゃぶるのを止め、ズボンを下ろし、ガチガチに勃起した股間を神奈に近づける。
「神奈……もしできたらなんだが、これ……しゃぶってくれないか?」
「うわ……お、お兄様の……想像以上におっきいですね」
神奈は俺の股間を見て困惑しているようである。
「嫌なら無理しなくてもいい」
「い、嫌じゃありません! ちょっと驚いただけです。お兄様のなら、たとえお尻の穴だろうとどの部分でも喜んで舐めます!」
「そ、そうか……」
そこまでしなくても良いのだが。神奈は俺の股間にゆっくりと口元を近づけ、しゃぶりついた。
上目遣いで俺を見つめ、さらに頬を細め、初めてとは思えないほどの淫らな表情でフェラを行ってきた。
「ああ! い、イきそう……!」
気持ち良さのあまり、膝がガクガクとしてきた。さらに神奈は右手で陰嚢の部分を弄り、左手で俺の乳首を弄ってきた。
「おひいひゃは。ひほひいいへふは?」
股間をしゃぶりながら、気持ち良いか訊いてくる神奈。
「あぁ。もう、い、イキそう……だ……」
しかし、射精直前になって神奈はフェラを中断する。イきたいのにイくことができず、もどかしい気持ちでいっぱいになる。
「まだイくのは早いですよお兄様。イく時は一緒です」
神奈はベッドの上に上がり、ショーツを脱ぐとゆっくりと股を開いた。
神奈の生まれたままの姿は『美しい』の一言だけでは片付けられない。
俺もベッドの上に上がり、まずは神奈の秘所を舌で刺激した。
「ひゃ! お、お兄様……」
神奈は感じているような声を上げる。『ピチャピチャ』と激しく音を立てた。気持ち良いのか、神奈は激しく身体を痙攣させていく。
「お、お兄様……私、もう限界です!」
だが、俺はさっきのお返しとばかりに舌で刺激するのを止めた。神奈は少し恨めしそうな表情をしていた。
上体を起こし、ゆっくりと股間を神奈の秘所に近づける、挿入する。
「ん……」
神奈は眉を潜め、小さく声を上げる。
「神奈、痛くないか?」
「だ、大丈夫です。続けてください」
腰を動かし、神奈の膣を付いていく。付くたび、神奈は「ん、ん」と声を上げる。
しばらくの間、ピストン運動を続けていたが、段々と射精感が高揚していき、神奈も喘ぎ声が大きくなっていった。
「お、お兄様……私、そろそろイキそうです!」
「お、俺もだ……」
「一緒にイきましょう……中にお兄さんのをください!」
次の瞬間、股間から神奈の膣(なか)に大量の性液が注ぎ込まれていくのが感じられた。それと同時に神奈が「アッ……アッ……」と喘ぎながらガクガクと身体を震わせている。
全てを出し尽くした後、股間を抜き、神奈のサラサラとした茶色い髪を撫でながらキスをする。
「ん……」「んふ……」
キスを止め、じっと見つめ合う。
「お兄様。私、すごく気持ち良かったです」
「俺もだ。神奈」
「お兄様……その……」
何やら神奈はモジモジと身体を動かした。一体どうしたと言うのだろうか。
「どうした?」
「できれば、その……もう一回したいのですが……」
どうやら神奈はこの快楽の虜になってしまったようである。全くしょうがない妹である。
「分かった。それじゃ、もう一度しよう」
「ありがとうございます!」
俺と神奈は再びエッチすることにした。
妹――それは自分と同じ父母を持つ年下の女性であり、本来兄と恋愛関係に落ちることはない。
しかし、俺は神奈(いもうと)という魔性の魅力に引き込まれてしまうのであった。