妹という魔力に魅了される男(あに)達 作:チャンドラ=グプタ
大きい妹のパイズリ
コップに入った牛乳を一気に喉に流し込んだ。独特のコクと酸味に思わず顔をしかめる。
「あー、やっぱり美味しくないな……」
この俺、月島史朗(つきしましろう)は身長が低いことをコンプレックスに感じていた。
少しでも背を伸ばすために、こうして昔から苦手な牛乳を飲んでいた。
小学校まではそれなりに背が順調に伸びていたのだが、中学に入ると、背が伸びなくなっていき、高校生になる頃には妹に身長を追い抜かされるまでになってしまった。
現在、俺の身長は百五十八センチである。妹と会話するとき、妹のことを見上げなければならないのが辛くて仕方がない。
絶対に身長を伸ばしてやる――そう意気込み、さらに牛乳を飲むことにした。
「ただいまー!」
学校から帰宅した妹の月島佐紀(つきしましき)がリビングにやってきた。佐紀の制服の胸部分はいつも通り、大きく押し上げられていた。
「あ、お兄ちゃん。牛乳飲んでるんだ」
「ま、まぁな……」
「ねぇ、私も飲んで良い?」
「ああ。別にいいぞ」
佐紀は棚からコップを持ってきた。牛乳をコップに注ぎ、茶色の長い髪をかき上げ、腰に手を当てて、一気に飲み干した。まるでビールを飲むサラリーマンのように『プハー』という声を漏らす。
「あー、やっぱり牛乳は美味しいな!」
佐紀は昔から牛乳が好きであった。牛乳をたくさん飲んだからこんなに成長したのだろうか。
佐紀は女性にしてはとても背が高い。身長は百七十センチを超えている。
また、背だけでなく他にも色々と大きい。何がとは言わないが。
牛乳を飲み終えた佐紀はソファーに座った。
「ねぇ、お兄ちゃん。隣に座って」
「あ、あぁ……」
俺は佐紀の隣に座ることにした。すると、佐紀は俺の腰を掴んできた。
「ちょ、おま……!」
佐紀は強引に俺のことを膝に乗せてきた。
「えへへへー、やっぱりこうした方が落ち着くなー」
佐紀が俺の頭に顎を乗せてきた。頭に軽い重さが感じられる。俺の腹に手を回し、身体を密着させてきた。
「佐紀、やめろって本当に……」
抜け出そうとするが、佐紀の力が強すぎて拘束を解くことができない。
「良いじゃん別に。いつものことでしょ?」
「そ、そうだけどさ……」
背中に佐紀の胸(おっぱい)が当たり、なんだか落ち着かない気持ちになる。佐紀はいつもこうして俺のことを膝の上に乗せてくる。
「お兄ちゃん。本当、小っちゃいね」
「ち、小っちゃいって言うな……」
その言葉は俺にとって、とても刺さる。いつか、佐紀の身長を抜かしたい。
「えー! だって、本当のことじゃん。背が低いのはお兄ちゃんの魅力の一つだと思うよ?」
こいつは一体、何を言っているのだろうか?
「……背の高いお前には分からないだろうな」
「お兄ちゃんは大きくなりたいの?」
「ああ、そりゃあな」
大きくなりたい――切実に思っていることだ。昔から他人に背が低いことをバカにされてきた。
好きになった人にも背が低いという理由で振られたりもした。
冗談でもなく、背が低いのは男として価値が無いことであると思っている。
だからこそ、少しでも俺は背を伸ばしたいのである。
「ふーん、そっかぁ……大きくなるといいね。大きくなーれ」
佐紀が俺の頭を撫でてきた。なんだかむず痒い気持ちになる。
「や、やめろ……そうやって俺のことを子供扱いするな」
「えー? 別にそんなつもりはないよ。それに私、背の低い男の人の方が好きだけどな」
「お前には分からないだろうさ。部屋に戻るから下ろしてくれ」
佐紀が俺を解放した。立ち上がり、部屋へと戻ろうとした。
「ねぇ、お兄ちゃん」
「なんだ?」
「今日さ、久々に一緒にお風呂に入らない?」
「な……は、入るわけねぇだろ!」
およぼ二ヶ月前、俺が入浴している時、突然佐紀がお風呂に入り込んだことがある。さすがにあの時は焦った。
「えー? ケチだなぁ」
佐紀が唇を尖らせる。こいつ……恥じらいというものが全くないのか。こいつの中ではきっと俺のことを可愛い動物とでもしか思っていないのであろう。
「と、とにかく! 勝手に風呂には入ってくるなよ!」
「はーい」
次の日。俺は体育館の倉庫の前にとある人物を呼び出していた。
「お待たせ〜」
その人物は時間通りにやってきた。俺が呼び出した人物は同じクラスの藤崎神流(ふじさきかんな)である。
神流はうちクラスのマドンナ的存在で、去年から恋心を抱いていた。
彼女は佐紀ほどではないが、スラッとしていて背が高く、スタイルも抜群で性格もとても良い。
「ああ、すまないな。突然呼び出して」
「ううん。それで、話って?」
俺は覚悟を決めて、神流に自分の思いを伝えることにした。
「よかったら俺と……付き合って欲しい」
俺が告白すると、神流はしばらくの間、黙り込んでしまった。やがて、閉ざしていた口を開く。
「ごめんなさい。史朗くんはすごく良い人だし、気持ちは嬉しいんだけど……私、自分よりも背の高い人が好きなの」
神奈は申し訳なさそうに頭を下げた。俺はとてもショックを受けた。振られたこと自体より、振られた理由の方に思わず泣き出しそうになった。
「そ、そーか! 分かった。うん……気にしないでくれ」
「ごめんね、本当……」
神流は逃げるようにその場から離れた。
一人、忽然と体育館の倉庫の前に取り残された俺はその場に座り込んだ。
「残念だったね。お兄ちゃん」
「うわ!」
体育館の倉庫の扉から佐紀が出てきた。びっくりして、思わず心臓が飛び出るかと思った。
「さ、佐紀……どうしてここに?」
「先生に倉庫の掃除を頼まれてね。出ようと思ったら、ちょうどお兄ちゃんが告白してたからこの中で観察してたんだ」
「そ、そうか……はは、恥ずかしいところを見られたな」
「すごく綺麗な人だったね。お兄ちゃん、ああいう人がタイプなの?」
「まぁな。もう、振られたけどな」
「あの人、すごく美人だったけど、お兄ちゃんを振るなんて、ぜんっぜん見る目がないね」
神流が俺の隣に座り込んできた。
「そんなことねーよ。当然だろ、俺……背、低いし」
振られているせいで、否が応でもネガティブな気持ちになってくる。すると、佐紀がポンポンと肩を叩いてきた。
「そんな落ち込まないでよ。お兄ちゃん。気にする必要がないと思うよ」
「背の高いお前には分からないだろうさ」
佐紀が俺のことを励まそうとしてくれているのは分かった。だが、振られた腹いせでつい突き放すようなことを言ってしまった。
「……お兄ちゃん」
急に佐紀の声が低くなった。
「な、なんだ……?」
やはり、怒っただろうか。恐る恐る、佐紀の方に顔を向ける。
「えい!」
佐紀が俺の頬を指で突いてきた。
「な、何するんだ!?」
「えへへへ……お兄ちゃん、すごく落ち込んでるから。今日、慰めてあげるから楽しみにしてて」
そう言うと、佐紀が立ち上がった。佐紀は俺に軽く手を振り、体育館から出て行った。
学校が終わり、どんよりとした気持ちのまま家へと直帰した。玄関には佐紀の靴が置いてあった。どうやらすでに家に帰宅しているようだ。
「ただいまー」
靴を脱ぎ、そのまま自分の部屋へと向かった。
ベッドの上に横たわり、呆然と天井を見つめた。
「あいつ、何する気だろ?」
ベッドの上で佐紀がどんなことをしてくるのか想像していた。まさかまた、突然お風呂に乱入したりしてくるのだろうか。
『コンコン』と扉の方からノック音がした。扉を開けると、佐紀が立っていた。
「やっほー。お兄ちゃん」
佐紀は水色のTシャツにデニムのショートパンツを着用していた。ちらっと佐紀の脚に視線を移す。相変わらず脚が長くて羨ましい。
「お、おぉ……」
「部屋、入ってもいい?」
「い、いいけど……」
俺は佐紀を部屋の中に入れた。佐紀は興味深そうに部屋を眺める。
「お兄ちゃんの部屋、結構片付いてるね」
「まぁな」
一応、部屋は毎日掃除している。すると、何を思ったか佐紀は突然ベッドにダイブした。
「おい、佐紀!」
「お兄ちゃんが使ってるベッドだ……えへへへ、お兄ちゃんの匂いがする……」
佐紀が掛け布団をクンクンと嗅ぎ始めた。
こいつ……これから一体、何をする気なんだ。
「お兄ちゃん、隣に来て」
「え……」
「慰めてあげるって言ったでしょ? ほら早く」
佐紀はベッドのシーツをパンパンと叩き、隣に来るよう促してきた。俺は佐紀の隣に向かい合うよう横たわる。
実の妹とこうしてベッドの上で見つめ合うというのはなんだか、とても背徳的な感じでドキドキする。
「お兄ちゃんに一つ報告があります」
一体、何を報告する気だろう。少し聞くのが怖い。
「な、何だ?」
「なんと私に彼氏が出来ました!」
「え……」
ズキンと心に痛みが走るようであった。先を越されて悔しいとか、そういう気持ちではない。
もしかするとこれは――
「うっそでーす!」
佐紀は戯(おど)けたようにペロリと舌を出す。
「お、お前な……」
「えへへへ。もしかして、ショック受けたりしてくれた?」
「そ、そうだな……少し」
正直に言うと、少しなんていうものではなかった。
「そっかぁ。実はね……また胸が大きくなったんです!」
個人的に一番反応に困ることを報告してきた。
「そ、そうか……なんというか、その……」
「そういうわけだからお兄ちゃん、触っていいよ?」
佐紀はシャツを捲り、巨大な双丘を見せつけてきた。
今気づいたが、シャツの下はブラを着けていないようで、生乳が目に飛び込んでくる。
すごく大きいにも関わらず、胸は全くもって垂れることなく、ツンと上を向いており、乳輪と乳首は綺麗なピンク色をしていて、とてもとてもエロい。
「ちょ、おま……」
情けないことに俺の股間はしっかりと佐紀の胸に反応している。
「この前測ったらね。Gカップになったんだ。すごいでしょー」
確かにすごいな。
こうして佐紀が触らせようとしているんだ。いいじゃないか。少しくらい触っても……って、
「だ、ダメだ! 俺とお前は兄妹なんだぞ。幾ら何でも……」
佐紀が突然俺の頭を掴んできた。そして、顔を強引に胸に寄せ、当ててきた。
「む……ぐ……!」
生暖かく柔らかい感触と、フレグランスの甘ったるい香りが脳内を支配する。
「お兄ちゃん……我慢しなくても良いんだよ。ほら、好きなように私の胸、しゃぶりなよ」
まるで赤ん坊を言い聞かせるように優しく囁いてきた。その声はどんどん理性を崩壊させ、心の奥底に眠っている本能を呼び覚ましてくるようである。
俺は舌を使って、佐紀の胸をしゃぶることにした。乳首の部分に吸い付くと、佐紀が「あぅん……」という雌の声を上げる。
「お兄ちゃん……赤ちゃんみたいだね。ここ、硬くなっちゃってるよ」
佐紀がズボン越しから股間を摩ってきた。股間から電流のような快感が流れる。
「あ……」
「お兄ちゃんってさ。アッチの方は結構おっきいと思うんだよね。ちょっと失礼するね……」
佐紀がズボンとパンツを脱がしてきた。大きく屹立している俺の股間が佐紀の前に露出される。
「うわぁ……お兄ちゃんのやっぱりおっきいな……」
佐紀から『おっきい』と言われて、何だか嬉しい気持ちで満たされた。
「そ、そうかな……」
「うん。お兄ちゃんのすっごくおっきいと思うよ。ねぇ、前にお風呂に入った時さ、お兄ちゃん、おちんちんおっきくしてたよね?」
「そ、それは……」
否定は出来ない。あの時、俺の股間は確かに佐紀の裸に勃起してしまっていた。
「はぁ……お兄ちゃんのおちんちん……」
佐紀が恍惚の表情で股間をしごいてきた。佐紀は手はとても心地良く、気を抜けば、あっという間にイってしまいそうである。
だが、手コキされているうちに、股間を佐紀の胸で挟んで欲しいと思い始めた。
「な、なぁ……佐紀」
「なぁに?」
「俺の……挟んでくれないか?」
「うん、いいよ!」
あっさりと佐紀が承諾した。佐紀は俺の股間を胸の谷間に入れ、両手を使って、圧力を掛けてくる。
「お、おぉ……!」
「何、おぉって。ふふ、お兄ちゃん面白いな」
佐紀は息が荒くなっており、興奮しているようであった。身体を上下に動かし、さらに刺激を与えてくる。
「すごい、お兄ちゃんのおちんちん……どんどん硬くなってきた」
佐紀が俺の股間に涎を垂らす。先走り汁と佐紀の涎が混ざり合う。
「お兄ちゃん、我慢しないでいつでもイっていいんだよ?」
俺は必死で射精するのを我慢していた。もっと、パイズリの気持ち良さを味わっていたかったからだ。
「ねぇ、お兄ちゃん出した後も、もっと気持ち良いことしようね……♡」
佐紀が軽く首を傾げて、魅力的な提案をしてくる。その提案に同意したかのように、股間から性液が勢いよく飛び出た。
性液は佐紀の胸や顔に掛かった。
「うわ、いっぱいでたぁ♡」
佐紀は胸に掛かった性液を指で掬い、ペロッと舐めた。射精したことで、理性が舞い戻り、今更ながらやってしまったという罪悪感に苛まれる。
「お兄ちゃん、いっぱい出たね……ねぇ、明日までお父さんとお母さん帰ってこないし、一緒にお風呂入ろう?」
両親は現在新婚旅行中であり、明日まで家に帰らない。
つまり、今日は佐紀と二人っきりの状況なのである。
「わ、分かった……」
再び理性に負けてしまった俺は佐紀の提案を受け入れることにした。