妹という魔力に魅了される男(あに)達 作:チャンドラ=グプタ
浴場はモワモワと霧のような湯気が立ち込めており、湯船にはちょうど二人一緒に入っても溢れくらいない程のお湯が溜まっている。
俺と佐紀は互いに生まれたままの姿で湯船の前に立ち尽くしていた。
「えへへへ……なんか、恥ずかしいね」
佐紀は胸と下腹部を恥ずかしそうに手で覆い隠している。
「そ、そうだな……」
「お兄ちゃん、身体洗うの手伝ってあげるね」
「あ、ありがとう……」
佐紀のご好意に甘えて、身体を洗ってもらうことにした。バス椅子に腰を掛け、壁にある姿鏡を見つめた。
鏡には、俺と佐紀の姿が写っている。鏡越しから、佐紀の姿を観察した。
我が妹ながらとても美しい裸体である。高身長と釣り合うくらいに胸がとても大きく、重力に逆らうかのように上を向いている。
女性特有の部分は毛が少なく、あどけなさを醸し出している。
「お兄ちゃん。なに鏡で私の裸じーっと見てるの。このエッチ!」
「う、ぁ……!」
聳り立つ俺の股間を佐紀が掴む。シコシコと股間を扱き、刺激を与えてきた。
「まだ出しちゃダメだよ? お楽しみはこれからなんだからね」
佐紀は手コキを止め、シャンプーをプッシュし、手で泡を立てる。その泡を俺の髪に付けてきた。
頭がなんだがむず痒い感覚になった。蛇口からお湯を出し、手に付着した泡を洗い落としていった。
「それじゃ、頭流すね」
シャワーからお湯を出し、髪に掛けた。優しく髪を撫でながら、泡を洗い落としていく。
自分で髪を洗うよりも気持ち良いな。
髪を洗い終わると、シャワーを止め、今度はボディソープを泡立ててきた。佐紀は肩から足に掛けて泡を付着させてきた。
「ん……!」
とてもこそばゆくて、つい変な声が出てしまった。
「お兄ちゃん、こういうのはどう?」
佐紀が泡を自分の胸に付けた。佐紀の暴力的な胸が泡まみれになる。とても情欲的な光景であった。
「え、えぇっと。その……」
どんなコメントをすべきか分からなくなり、言葉を詰まらせた。
「これで洗ってあげるね」
耳元で小さく囁くと、胸を俺の背中に押し付け、ゴシゴシと身体を上下に動かしてくる。
「きっと普通に洗うよりも綺麗になるよ」
「そうかもな……」
どう考えても普通に洗った方が綺麗になるのだが、おっぱいの誘惑に勝てず、佐紀の意見に同意した。
背中に全神経が集中する。おっぱいの柔らかい感触が言葉にならない程気持ち良い。
しばらくの間、佐紀は背中を洗ってくれていたがやがて動きを止めてきた。
「そういえばここだけ、まだ洗ってなかったね」
佐紀が股間を洗い始める。自分の全血液が股間に凝縮していくようであった。
「すーぐ、そうやっておちんちん硬くするんだから。お兄ちゃんってば、本当にエッチ……」
両手を使って股間を摩ってきた。さらに、その手は陰嚢まで伸びていき、優しく揉んできた。
「あ……佐紀、すんごい気持ち良い……」
いつの間にか全身が震え出す。佐紀は肉棹の裏筋を掌で何度も何度も撫でてきた。
自然と股間がピクピクと震え出す。
「お兄ちゃんは裏筋が弱いのかな? まだ出しちゃダメだからね」
佐紀は良いところで洗うのをやめ、股間に付いた泡をシャワーのお湯を掛けて洗い落とした。
悶々とした思いが募る。今すぐにでもこの場で佐紀のことを押し倒したいという危険な考えが浮かんできた。
「お兄ちゃん。今度は私のこと……洗って?」
佐紀が軽く首を傾げてお願いしてきた。とても可愛い。
「分かった。それじゃ、失礼するぞ……」
まずは髪から洗うことにした。シャンプーの泡を佐紀の髪に付ける。佐紀の茶色い髪はサラサラとしており、絹に触れているかのように心地良い。
「佐紀の髪、結構長いな」
「んー? そうかなぁ」
「短くしようとは思わないのか?」
「特にそう思ったことはないな。お兄ちゃんは短い方が好き?」
「いや、そういうわけじゃ無いけど……」
俺はどっちかというと、長めの方が好みである。というか、今の佐紀の髪型は俺の理想と言ってもいいだろう。
「そういえば今日、告白してた人は髪長かったよね」
「ぐ……思い出させるなよ」
すると、佐紀は振り返り、自身の唇を俺の唇に重ね合わせてきた。
「な、なななな……何するんだ!」
「元気出た?」
佐紀は少し照れ臭そうに尋ねる。やばい、とてもドキドキする。
「ま、まぁな……」
気を取り直し、佐紀の髪を洗うことにした。シャワーで泡を落とし、次にボディソープで身体の方に移る。
「どうしたの? 早く洗ってよ」
佐紀が急かしてくるが、自分から佐紀の身体に触れることは流石に躊躇われた。
「あ、あぁ……」
「もしかして緊張してるの? さっきまであんなに私のおっぱいに甘えてたのに」
「や、やめろぉ!」
思い出すと、恥ずかしくて顔から火が出そうだ。佐紀はそんな俺の様子を面白がってるかのようにニヤケ始めた。
「いや〜、すごかったな。あの時のお兄ちゃん。本当、私のおっぱいに吸い付いてたよね。本当、チュウチュウって赤ちゃんみたいに」
「ぐ……」
情けないことにその時の様子を思い出し、俺の股間は大きくなった。
「だから、思いっきり私の身体に触れて良いよ!」
「わ、分かった。それじゃ、失礼するぞ」
覚悟を決めた俺は佐紀の身体を洗うことにした。女性にしては高身長である佐紀は洗う面積も必然的に多くなる。
佐紀の肌はシミひとつなく、白くて綺麗である。触り心地は抜群で、出来ることならずっとこんな風に触っていたい。
やがて、洗う箇所が脚へと移る。脚の長さに羨ましくなった。
「それじゃ、流すな」
あらかた洗い終わった俺はシャワーで泡を落とそうと思った。
「ちょっと待ってよ、お兄ちゃん」
「な、何だよ……」
「まだ、洗ってない部分があるでしょう? こことか、こことか」
佐紀が自身の胸と秘所を指差した。マジか……ここも俺が洗わないといけないのか。しょうがないな。うん、しょうがない。佐紀がやれって言うのなら仕方ないのである。
「分かった。洗うよ」
「あ、ちょっと待って! お兄ちゃん」
佐紀が手を俺の顔に前に突き出し、洗おうとするのを制した。佐紀はボディソープを手に取り、泡立てる。
やっぱり自分で洗うつもりなのだろうか。ざんね……いや、まぁ当然か。
「ちょっと失礼するね」
「うわ!」
突然、佐紀が泡を俺の顔に付着させてきた。目に泡が入らないよう、反射的に目を瞑った。
「な、何するんだ。突然」
「ふっふー! お兄ちゃんにはこれから顔で洗ってもらいます」
「はぁ!?」
佐紀の斜め上の展開に思わず、驚きの声を出す。
「ほら、ボーッとしてないで早く早く!」
佐紀が俺の頭を掴み、胸に誘導してきた。生暖かく柔らかい感触が顔から感じられる。
「ほら。もっと顔を動かして、お兄ちゃん!」
佐紀の指示通り、目を瞑りながら顔を上下に動かして、佐紀のおっぱいを洗うことにした。
時々、少し硬い突起物の感触が感じられた。多分、乳首だろう。
「ふぅ、そろそろ良いかな……それじゃ、次は」
佐紀は脚を広げ、股下に顔を誘導した。
「ちょ……」
「あん! お兄ちゃん……」
佐紀が甘ったるい声を漏らす。顔を動かす度に佐紀の秘所に生えている薄い毛が撫でてくる。佐紀は段々と感じているのか、身体を痙攣させ、割れ目からトロトロとした液体が分泌している。
「も、もう良いだろ。シャワー流すぞ」
シャワーで顔の泡を落とした後、佐紀の身体にシャワーを浴びせた。
「お兄ちゃん、お風呂入ろうか」
「そうだな」
俺と佐紀は一緒に湯船に浸かった。佐紀は湯船の中で腕を大きく伸ばす。
「んー……やっぱりお兄ちゃんとのお風呂はいいなぁ」
佐紀の胸が湯船に浮いている。すごい……まるで島のようだ。おっぱい島。
「ちょっとお兄ちゃん。胸、見過ぎだよ」
「ご、ごめん……つい」
「えい!」
「うわ!」
佐紀が手で水鉄砲を作り、水を飛ばしてきた。
「くそ、やったな!」
俺も仕返したとばかりに手で作った水鉄砲を作り、水を飛ばす。しばらくの間、俺達は水鉄砲による射撃戦を楽しんだ。
「お兄ちゃん。水鉄砲も良いけど、そっちの鉄砲も飛ばして良いよ……」
佐紀が湯船の中で俺の股間を掴んできた。
「し、下ネタは止めてくれ……」
しかし、佐紀は扱く手を止めようとはしない。むしろ、速めてきた。
「や、やばい……出るって……こんなところで出したら……!」
「発射、発射♡」
「あ、無理……い、イく……!」
必死に射精を我慢しようと試みたが、気持ち良さのあまり耐えられなくなり、あっという間に射精してしまった。
湯船の水に性液が漂い、佐紀はうっとりとした表情でそれを手で掬い上げる。
「うわぁ。いっぱい出た。お兄ちゃんの……ほら」
佐紀が性液を見せつける。性液の感触を堪能し、俺の方に身体を寄せてきた。
「ちょ……佐紀」
抱きつかれて、身動きが取れなくなった。佐紀のおっぱいが顔に当たり、身体全体が何だか熱くなる。
「はぁ……お兄ちゃん、お兄ちゃん……」
佐紀が息を荒くしている。俺にキスをし、ねっとりと舌を絡ませてきた。佐紀のキスの感触が心地良く何も考えられなくなる。
「お兄ちゃん、好き……」
佐紀が俺のことを真っ直ぐ見つめ、告白してきた。
「う、うん……」
「お兄ちゃんは?」
佐紀に好きかどうか訊かれる。きっと、今まで気づかないフリをしていたのかもしれない。
好きな人のタイプ。
俺よりも背が高くて、スタイルも良くて、さらに性格が良く、俺を受け入れてくれるような女性――そんなの佐紀しかいないじゃないか。
「俺も好きだ」
そう答えると、佐紀の瞳から一筋の涙が溢れる。
「すっごく、嬉しい……」
佐紀は流した涙を手の甲で拭う。この瞬間から俺と佐紀の関係は兄弟とは一線を画することになる。