好きな子がめがねを忘れるのは父親とセックスした翌日が多いなんて分かるわけなかった 作:伊倉米磁
「ねえ、三重さん。小村くんがさっきからじっと見てるよ」
水泳の授業で、そう耳打ちされた。スクール水着に包まれた自分の身体が小村くんの視線を浴びている。そう思うとひどく高揚する反面、こちらからは小村くんが見えないし、いつもと違って言葉を交わせる距離でもない。どう反応したらいいかわからず、固まってしまう。
(小村くんは私のどこを見てるんだろ)
男の人はやっぱり胸が好きなんだろうか、と自分の身体を抱くように腕を下から当てて、ちょっと大きく見えるようにしてみる。
――あいはこの頃ずいぶん成長してきたね。
ベッドの上で、発育途上の敏感な胸が痛くないようにと乳首だけをちゅうちゅう吸って気持ちよくしてくれた父親の言葉を思い出した。クラスの中にはもっと大きい子もいるが、多分あいの胸だってどこに出しても恥ずかしくない胸のはずだ。小村くんが注目してくれるなら悪い気はしない。
(それとも、脚のほうかな)
父親のチンポを締めるために脚の筋肉を使っているからか、あいの太ももから尻にかけては同年代の平均より肉付きが良い。もしかしたらもっと直球に、股間を見つめているのかもしれない。
――あいもそろそろ毛が生えてくるかなあ。
股を開いたあいの恥丘を撫でて、産毛の感触を味わっていた父親の姿がよぎる。父親も知らない事だが、もうちょろっと一本毛が生えた事はあるのだ。なんだか自分の身体ながら不気味に思えて、ぷちっと抜いてしまった。痛くて涙がでた。
(あ、それともまさかお腹?)
アイスやジュースを飲みすぎるな、と母親に叱られる事の多い季節だ。セックスで汗を流しているし腹筋も使ってチンポを締めるように父親に言われているので昔より締まった気がしているが、もしかして夏の暑さとプールで気が緩んでポコッと出てしまっていただろうか。
(はずかしいなあ)
いずれにしても、プールの向こうに離れた小村くんに聞くことは出来ない。あいは赤くなって俯きながら、お腹をそっと腕で隠すしかなかった。
そんな事を思ったが、しかし夏の暑さには抗えない。なけなしの小遣いを叩いて、学校帰り……から家を通り過ぎたコンビニで、棒アイスを買ってしまった。あいの薄い唇が、溶け行くアイスをぢゅう、ぢゅうと吸うたびにアイスは放射状の独特の割れ目を残して先端からぽろぽろ崩れようとする。普通に咥えると喉奥まで棒が来そうな終盤になると、あいはアイスを横咥えにしてフィニッシュをかけ始めた。ここでしくじると半分が地面に落ちてしまったりして哀しい事になる。小村くんの手前、父親のチンポをしゃぶる時のようにベロベロと舌を出すわけにもいかず、舌と歯で挟んでゆっくりと割り、すべてを口に収めることができた。
「三重さんそれ……」
棒を捨てようとした時、手首を小村くんに掴まれた。滅多にない小村くんの急なアクションに、一瞬意識が空白になる。
「あ、あの……あたって……アイス……」
さすが小村くんはよく気が付く。
(そうだ。小村くんにお返しが出来るチャンスかも)
小村くんもあたりは嬉しいらしいので、普段のお礼を込めて棒を上げる事にした。
「ばいばい」
「えっ、あっ、えっ!?」
あたふたとする小村くんを後に、いい気分で家に帰るあいだった。
「いやー、今日も暑かったねえ」
その日の夜、あまりの暑さにあいはシャワーを浴びる事にしたのだが、父親もたまたま浴びに来たらしい。母親はもう寝ているので、ちょうどいいと風呂場でセックスする事になった。冷たいシャワーを浴びて汗を流したら、熱いチンポを咥える。つい半日前に、ぢゅうぅ、ぢゅうぅと小村くんが夏の日差しの中で見たアイスを咥える顔よりも数段頬をへこませて、あいが父親のチンポをしゃぶる。昼間は汗で貼りついていた前髪はシャワーに濡れ、暑さで赤くなっていた顔はセックスへの期待で紅潮している。フェラにもずいぶん慣れてきたあいは、アイスの棒を摘まむように気軽な手つきで父親のチンポの根本を掴み、横咥えで唇を這わせ始めた。しゅこ、しゅこと手首を柔らかく使い扱きあげながら、アイスより甘い感触がしそうな中学生の薄い唇を押し付けて、剛直を吸いながら根元から先端までを何度も往復する。
「おおお……あい、とっても上手いよ」
シャワーに濡れてタオルを巻いてある頭を、父親の暖かい手が撫でる。その心地よさに目を細めながら、
(チンポも、アイスみたいに美味しかったら良いのにね)
そんな事をボケッと考えていた。そのまま奉仕を続けていると、射精間近になった父親があいに後ろを向かせて、立ちながらセックスする事になった。
「あうっ♥」
こんな体勢ですることは普段無いから、新鮮な感じがする。お腹の手前にチンポが擦られるようなピストンに、あいはすぐに夢中になった。でも風呂場だと声が響きすぎるので、あいは片手で壁に手をつき、もう片方は口を抑えるのに使わなければならなかった。
父親の両手が、あいの細く括れた腰に回される。小村くんはスカート越しにしか見る事が出来ない、あいのまだまだ幅の足りない小さなお尻が、巨根に奥まで押し入られて下腹部の肉がうち合わさるたびにぷるんと震える。パン、パン、と拍手で拍子をとるようなリズミカルなピストンに、あいは快感を与えられて追い詰められていった。
「はっ、く、うんんっ♥」
いつか、雨に降られて小村くんに後ろを向いて貰いながら靴下を脱いだ時のように、濡れた爪先がピンと立っていき、脚が真っすぐに伸びていく。絶頂間近になったあいのクセを見透かして、まるでおねだりをするように上がってきた尻を鷲掴みにして力強く娘の軟肉を蹂躙する。薄茶色の肛門が、快楽に耐えかねたようにぱく、ぱくと開閉するのを見下ろしながら、細い腰をオナホールのように腕力で前後させ、父親は娘の子宮口に鈴口を押し付けながら遠慮なく射精した。
いつの間にか頭のタオルは床に落ち、濡れた長髪が背中にぺたっと張り付いている。小さな背中、細い腕、だまし絵のように剛直が中央に割り入っている小ぶりな尻。妻よりも一回り小さいあいの身体に自分の精液を出し切って、膝が笑うあいを抱きあげて精液を掻きだしてから、脱衣場でお掃除フェラをしてもらった。
「この後セックスしたらまた汗かいちゃうね」
あいはそう言って、熱帯夜にうんざりしながら自分の部屋に戻って眠るのだった。