……全ては執筆衝動のままに新作を投稿し、そちらにばかりかまけていたのが原因です。はい。
ついでに言えば、こつこつ貯めたストックが今回の投稿でほぼ消費したので次話投稿はかなり先になると思います。
ネタだけぽつぽつ出ては書き溜めてる第6特異点はいつになるやら……
主人公視点
魔術王とのタイトロープな面接をクリアしてついに到着、第5特異点。
アメリカほぼ全土が舞台となる、恐らくは全特異点中最も広大な大地で繰り広げられる戦いはメイヴ率いるケルト軍団とエジソン率いる機械兵団、どちらにも属さぬレジスタンスによる三つ巴の南北戦争。
お前らやるなら他所でやれと言いたくなる混沌とした神話大戦。その戦場の1つにて。
「マシュ! 全力で森まで撤退! あと悪いけど運んで!」
「了解です! しっかりつかまってください!」
沙条器薄17歳(元男、現女)は砲撃の雨を突破する。……後輩の背中にしがみつきながら、だが。
いやしょうがないだろ? 恰好はつかないけど、ちょっと魔術を使える程度の人間が身体能力でデミ・サーヴァントに勝てるわけないじゃん。こうしたほうが安全かつ確実なんだよ。
デンジャラスビースト? 敵がケルトな時点でやばいからナシ。追い詰められたら使うけど。
「ケルトは追ってこない……! よし! このまま森の奥まで行くよ!」
ひとまずは安全の確保。エジソン勢力にもレジスタンスにも接触できていない以上、まずは藤丸との合流のための拠点を確保する。
……藤丸のほうは大丈夫かな? 今回は贋作英霊をつけたし、またアルトリアだからちょっとギクシャクするかもしれないけど、戦闘力はピカイチだから藤丸ならうまくやれる……はず。
藤丸視点
俺は今、最悪に近い状況にある。
「マスター、しっかり掴まれ。落ちるぞ」
器薄とマシュと別行動なのはいつものこと。心配なのは事実だが、5回目となれば慣れてくる。
問題は助けに来てくれた英霊がアルトリアだったことだ。せめてもの救いはセイバーではなくランサー、それも反転した姿だったことくらい。
「アルトリア! あのロボットの軍勢を突破できない!? その向こうにいる軍勢のあたりに器薄たちの反応があるってドクターが……!」
「無理だ。万全の状態ならともかく、パスの接続が不十分な現状では手前の軍勢を突破したところで息切れする。今は撤退して態勢を整えるべきだ」
「でも……!」
「……それにさっきまで聞こえていた、そのドクターとやらの声も聞こえない。魔術で連絡を取り合っていたのだろうが、何らかの理由で通信が断たれたとみえる」
言われて気がついた。通信機が壊れている。
恐らく流れ弾が当たったのだろうが、タイミングの悪さを呪わずにはいられない。
「私以外にも、この地に英霊は召喚されているだろう。英霊召喚が行えるなら、それで仲間との合流に役立つ能力を持った英霊を呼べるかもしれない。だがここで死ねば、それも叶わなくなる」
「………………分かった」
アルトリアの言っていることは正しい。死んでしまえば元も子もない。
渋々了解すると彼女は頷いて速度を上げた。
後ろにふりかえり、祈る。
「器薄、無事でいてくれ」
主人公視点
あの後、どうにか敵の追撃を撒いて、放棄された集落に逃げ込めた。
雨に降られたところだったので、タイミングよく雨風凌げる場所を発見できたのは幸運というほかない。
「ずぶ濡れ……服を脱いで乾かさないと」
「体温が下がりますからね。体もしっかり拭いたほうがいいでしょう」
魔術で火を起こして、即席の物干し竿作って、タオルで体拭いて……マシュと2人でテキパキ進めていく。
「っ!!!」
対侵入者用結界が反応し、敵が結界の範囲内に侵入したことを知らせてきた。
窓からこっそり外の様子を窺うとケルト兵が1人いた。どうやらこのケルト兵は珍しいことに単独で廃村を調べにきたようだ。
ちらりとマシュに目配せすると、こくりと頷く。周囲に敵の気配はしないようだ。
「――ガンドッ!」
先手必勝。物陰から放ったガンドはケルト兵に命中し、期待通りの性能を発揮した。
流石は憐憫の獣にも効くダ・ヴィンチちゃん印の礼装。
「さて……どうしようか? こいつ」
万が一囮だった可能性も考慮してガンドを使ったけど、敵が来る気配はない。
メイヴ産ケルト兵って尋問して情報取れたっけ? と、とりあえずケルト兵を拘束しながら考えていると、もう見慣れた輝く笑顔の相棒が提案してくる。
「器薄さん! このケルト兵を使って暖をとりませんか?」
「……はい?」
マシュの悪い病気が始まった。
比較的状態のいい家屋を魔術で軽く修繕した仮拠点。
床に敷いた寝袋の上に転がされたケルト兵。全裸にひん剝かれたことで立派なブツもしっかり確認できる。
「ではお先に始めさせていただきますね」
一言断ってマシュはケルト兵の肉棒に口づけし、舐めはじめる。
実戦によって磨かれた、熟練の娼婦のような舌づかいにへなへなだった肉棒は1分もしないうちに屹立した。
「大きくなってくださいましたね。では次はこうです」
唾液で滑りの良くなった肉棒をマシュは巨乳で挟み、ムニムニと圧迫しつつ亀頭を舐める。マシュお得意のパイズリを食らったちんこはビクビクと反応する。射精が近づてきた証拠だ。
「私のおっぱいに出したいんですか? ごめんなさい、出してほしいのはここじゃなくて……」
パイズリを中断して体勢を変える。男に奉仕する側から搾り取る側へ。
「こっちなんです」
肉棒が秘所の下に来るように跨り、一気に腰を落とした。
衝撃で胸と尻がたゆんと揺れるのを凝視するケルト兵の鼻息が荒い。すぐにでも襲い掛かりたいだろうが、ダ・ヴィンチ特製拘束具がそれを阻む。
「……今ので出さないだなんて、我慢強いおちんぽ様なんですね。では不肖、マシュ・キリエライトのおマンコをどうぞご堪能下さい」
マシュによるケルト兵への逆レイプ。される側も乗り気なので正直ただのセックスにしか見えない。
だがどちらもセックス慣れしているからか、マシュはケルト兵の我慢の壁を崩そうと腰を振りながらも微妙に前後に動かしており、ケルト兵も動ける範囲でどうにかマシュを先にイかせようと肉棒の位置をずらす。
「あん! あんっ! ああんっ! このおちんぽ様、いい……ですっ! 気持ちいいところ、全部引っ掻く形で! あああっ!」
騎乗位で腰を振り続けるマシュ。弾んだ乳房から汗が飛び、肉棒を加えている膣口で愛液が泡立つ。
目の前の異性の体を貪りあうことに夢中だった2人は、示し合せたようにガクンッと動きを止めた。
「お……? お゛お゛お゛お゛お゛っ!!!?」
聞いたことのない、獣の断末魔のごとき絶叫を上げるマシュ。顔を胸板に押し付けているためどんな表情をしているのかは分からないが、さぞひどいことになっているだろう。
それはそれとして、ケルト兵の射精凄いな。腹の上からでもちんこの脈動が分かるぞ。
俺がケルトのやばさにビビッているところで、マシュがゆらりと上半身を起こす。
「ま、マシュ……?」
「あはっ…………あははっ! すごいです、私の子宮をいっぱいにして……。精子が生きてるみたいに動いてて……」
セックス狂いと化してしまった後輩系デミ・サーヴァントが、妙な色香を発しながら、狂ったように笑っている。
いまのマシュはヤバい。いつもは顔は蕩けても目には理性の光が少しは残っているのに、今は性欲が全てを塗りつぶしてしまっている。
これまで一応、破滅だけは回避しようという意思もなくはなかったマシュだが、今なら快楽のためにためらいなく奈落の底だろうが全力疾走かますだろう。
「ふふっ、こんなに素晴らしいおちんぽ様があったなんて……。さあ、沙条さん」
「ヤらないからね?」
このデンジャラスというか、エロティック・ビーストな後輩がこんな状態になるケルトちんこに俺なんかが勝てるわけがない。最悪の場合、廃人になる。
「っていうか、魔術で服乾かしたし上の部屋で寝たほうが温かいよ」
簡単な補修だが、隙間風の心配がない程度のものにはできた。
体力を使わず、汗もかかずに体温を上げられるなら、断然そっちを選ぶ。
「………………分かりました」
引いてはくれたが不承不承、と顔に書いてある。
後日、何らかの埋め合わせをしておくべきだろう。じゃないと(俺にとって)最悪のタイミングで報復されるかもしれない。
「――いっそのこと拘束を解除して……いえ、それよりも“ヤルしかない”状況にもっていったほうが沙条さんも納得しやすいですね。手ごろな町でもあればいいのですが」