なんかもう、最初は練習と気分転換だったのに、いつの間にかこれがメインになりそうな勢い。
今回の後半部分、受け付けない人がいるかもしれません。読む際には注意を。
5/27 誤字修正しました。
マシュ視点
私は何も願わなかった。
だって、破滅してしまってはこの喜びを沙条さんと分かち合えないし、それっきりだ。
焦る必要は無い。これからだって、気持ちよくなれる機会はたくさんある。今はこの喜びを私一人で味わおう。
主人公視点
検査は(俺に関しては)何事もなく終わり、1日だけだがゆっくり休んでいざ英霊召喚と意気込んでいたのだが、
「召喚できない?」
「うん。システムの不具合なのか、それとも別の問題なのかは分からないけど、現状英霊の召喚は不可能な状態だ」
ロマニによるとレフの爆弾で英霊召喚に関連する装置にダメージが入り、復旧の目処も立っていない今、召喚は無理だという。
……まあどっかのバーサーカー2人プラスアサシン1人が来ないのは喜ばしいが、まともな人も来ないのは残念極まりない。せっかくオデュッセウスやヘクトールの触媒を用意したというのに……!
「ではドクター、今後も現地のサーヴァントと協力して事に当たるしかないと?」
「召喚システムが復旧するまではそうなるね。負担をかけてしまって、君たちには申し訳ないけど……」
「いえ、ドクターが頑張ってくれていることは俺たちも知っています。大丈夫ですよ、ようはこれまでと同じようにやればいいってことですから」
藤丸の言っていることは間違ってない。特異点F、1共に藤丸はサーヴァントを召喚することなく攻略している。これは俺も同様。
現地で味方を作って特異点を攻略するという、これまでの旅の手順をこれからも繰り返すだけなのだ。
問題があるとすれば、特異点の難易度が上がるのにこっちの戦力が増えないことくらい。まあ、これも藤丸の運命力ならどうにかなるだろう。
「次の特異点の攻略は3日後だ、皆準備を怠らないようにね」
ふむ、では3日間にやるべき事をやっておきますかね。
ローマ到着、からのネロと一緒に連合ボコって仲間になって……と、概ね原作と同じルートを辿った俺とマシュ。藤丸? 毎度の如く強制別行動ですよ。到着時、かろうじてつながったカルデアとの通信によればどこかの島にいるらしい。一体どこの女神様がいる島なんだ……(棒読み)。
そして現在、ローマから離れてローマ兵を率いて連合と一戦交えた日の夜。
「では沙条さん。張り切っていきましょう!」
「ああ、うん……」
フランス同様兵士達のお相手です。違い? 相手がローマ兵で、1人1人丁寧にお相手しなきゃならんことぐらいです。フランスでは向こうが勝手に動いてくれたけど、こっちは慰安のためだから相手に丸投げはダメなのよね……。
俺たち以外にもローマ軍が用意した商売女がいるけど、ほとんどが見向きもされてない。完全に俺たち2人に狙いを定めている。
「なんでそこまで俺たちとシたいのかねぇ……」
「あの状態で戦ったからじゃないですか?」
「デンジャラスビースト・モード、失敗だったかな……」
連合との戦いのさい、俺とマシュはデンジャラスビーストとなって戦った。本来はそんな予定はなかったが、敵が意外に強く、味方に被害が出そうだったのでやむを得ず変身した。
……きわどい格好した美少女がピンチに助けてくれて、しかもヤれるっていうんだからヤるよね、そりゃ。
「では沙条さん、また後で!」
「うん、マシュも頑張ってね」
「ええ! これだけのおちんぽさまを相手に出来るなんて……、カルデアじゃあ絶対出来ませんからね……! マシュ・キリエライト、全力でお相手してきます!」
いくらろ過しても治る気配がないね、君の色ボケ(白目)。
まあ少しでも俺が相手をするローマ兵の数を減らしてもらおう。マシュも悦んで俺も嬉しいWin-Winだ。ちょっと違うか?
フランスと違って個室で相手をする。しかも結構豪華。一応客将だからかな? だとしたらありがたい。
しばらくしてローマ兵が1人入ってきた。
「はい、いらっしゃい。じゃあはじめようか」
挨拶もそこそこに俺は男のズボンを脱がすと既に勃起したちんぽを口に含む。根元まで入れたかったが、意外と大きくて半分ちょっとくらいが限界だった。
「んむぅ……、じゅるっ、じゅるるっ!」
下品な水音を立てながら頭を前後に動かして男から精液を搾り取ろうとする。
最初は抵抗があったが、フランスでの輪姦でそんなものは綺麗さっぱり消え失せた。どうせこの先も特異点攻略で似たようなことするだろうし、気にするだけ俺が苦しむだけだ。
まあ心は藤丸のものだがな! そこだけは譲るつもりはない。
「ちゅるる、れろぉ……、んちゅ、ん? もうシたいの?」
フェラに精を出していたらストップがかかる。
1人一発出したら交代のルールだから、口で果てるのは嫌なのだろう。
「じゃあベットに行こっか」
服を脱いで眼鏡をそのままに仰向けになって寝転ぶ。
男も我慢の限界だったのか、いきなり挿入してくる。今まで受け入れた肉棒の中でも特に大きいそれを俺のマンコは最後まで飲み込む。
「うっ……、ふっ……、ふうー……。結構、大きいわね……」
大きいと言われて気をよくしたのか、男はゆっくりとした優しいペースでピストンを始める。
長い肉棒でゆっくり出し入れされると、激しくされるときと違ってこちらも余裕を持って気持ちよさを感じられる。その余裕があるからこそ、俺の方から膣の締め付けを強めたり、相手に合わせて腰を動かしたりできるのだ。
男は腰を動かしながら色っぽく揺れる俺の桜色の突起に触る。
「ひゃっ、ちょ、ちょっと……ひんっ!」
情けない声を上げる俺をよがらせようと男は少しずつピストンのペースを上げていく。ぱちゅん、ぱちゅんと愛液を飛び散らしながら出入りを繰り返す肉棒に俺のマンコはいやらしく吸い付く。
これまで相手にしてきた男たちとは違うセックスに俺は翻弄されていた。
「やっ、やだっ、吸いついちゃっ、んんっ!?」
男に乳首を吸われて身をよじったらキスされた。舌をねじ込んで俺の口の中を舐め回してくる。こちらもお返しとばかりに舌を絡ませると、男は子宮口をちんぽの先でぐりぐりと擦ってくる。
ちんぽから射精一歩手前特有の震えをマンコで感じ取る。俺はきゅうっと一気にマンコで締め付けた。
「~~~っ!!!」
子宮口に押し当てられたちんこから大量の精液がぶちまけられる。逃げ場のない精液は俺の子宮になだれ込み、受精すべく活発に動き出す。
絶頂した俺は男にキスしながら手足を絡めて抱きつき、深い絶頂に身を震わせる。乳房も男の胸板に当たって潰れているが、それも乳首が当たって気持ちいい。
男の射精は人間基準では大量の射精だったが、ウェアウルフに比べれば少ない。なんとか受け止めると男に終了を告げる。
「お疲れ様。また今度、楽しみましょう?」
笑顔でそう告げると男も笑顔で部屋から出て行く。
男が去り、1人となった部屋で情事の後始末をする。自分とベットに臭い消しの香水を振りまき、腹の中の精液を掻き出して部屋の隅に置いてある壺に捨てていく。
「……そろそろ藤丸も楽しんでくれているころかな」
ふと、レイシフト前にちょっとした贈り物を贈った恋人のことを思い浮かべる。
頑張れよ、藤丸。お前も大変だろうが、俺も頑張るからさ。
場所は変わってローマ帝国のどこか。多分、ガリアの下あたりだと思う。具体的な場所は分からん。地図もないし、船がどこに漂着したのかも分からんし。
ん? お前は誰かだって? 転生者の沙条器薄ですが?
「
「
同時にアルトリア(青王)でもあるがな!
どういうことか説明すると、聖杯で作った英霊――今回はアルトリア――の肉体に俺の精神の一部を入れたのだ。
何故こんなことをしたかというと、1つは藤丸の援護のためだ。フランスではどうにかなったが、マシュという盾役がおらず、デンジャラスビーストみたいなチートもない藤丸が今後も大丈夫かと言われると不安が残る。
主人公補正で死ぬことはないと思うが、大けがをする可能性は高い。護衛としてサーヴァントを呼ぶにも、カルデアの召喚システムは壊滅。かといって聖杯で特異点ごとに召喚するのも無駄が多い。
コストパフォーマンスなども鑑みた結果、これに落ち着いた。
もう1つ理由があるのだが、それは追々。それとアルトリアになったのは偶然だ。女性鯖で戦闘系以外は特に設定せずに実行したらこうなった。
藤丸には贋作英霊だとか説明して誤魔化した。うまくいくといいけど。
話を戻して、現在に時刻は午後8時。夜のとばりが降りた時間では、夜目の利かない人間の視界はゼロに等しい。
そんな状況で強行軍を実行すれば死に至る可能性もある。故に廃屋を最低限補修した場所で一夜明かすのはどこもおかしくはないのだが、
「アルトリア、やっぱり駄目かい?」
「マスター……、先ほども申し上げましたが、夜道を我々だけで突っ切るのは危険すぎます。視界の利く昼間に移動し、夜は結界を張って休息をとるべきです」
「それは分かるけど……」
それに納得しない人間もいる。具体的には恋人と切り離されて心配でしょうがない藤丸くんとか。
「お気持ちは分かりますが、無理をすればもう1人のマスターと合流する前に私の魔力が尽きます。あなたとのパスがつながっていない以上、魔力は有限です。慎重にいきましょう」
なんちゃってアルトリアとして演技してるわけだが、口調に問題はないだろうか? まああっても贋作ってことで誤魔化せば良いか……誤魔化してばっかだな、俺。
「アルトリア、パスをつなげる方法はないの?」
「…………あるにはあります。しかし、その……マスターにとっては、苦渋の決断になるかと」
よし、島にレイシフトしてから3日。ようやくこの話しに持って来れた。
「教えてほしい、俺は一刻も早く器薄とマシュの元に駆けつけたいし、何よりアルトリアがこのまま消滅するなんて、見過ごせない」
「……分かりました。ではお教えしましょう。通常の聖杯戦争では再契約すればよいのですが、それ以外でパスをつなぐ方法は私の知る限り、両者が性行為に及ぶしかありません」
「えっ…………?」
藤丸、呆然。真面目な話してたと思ったらエロゲみたいな話になったんだから、そりゃそうだ。
これこそが俺のもう1つの目的、藤丸の性欲処理だ。
カルデアでお前が処理すりゃいいだろ? 3日間なにやってた? とか疑問が出そうだが、特異点でのセックスって疲れんだよ。基本複数人相手で回数も多いし、しばらくセックスは勘弁ってなるくらいに。
3日間は次の特異点に向けた準備に費やした。具体的にはこの贋作英霊(in俺)の用意のために。
普通に女性鯖召喚して聖杯使って……ていうのも考えたけど、藤丸が俺以外の女を抱くなんて嫌だし、けど俺が処理するのも難しいから折衷案のこれを採用した。
「……………………」
藤丸が百面相を浮かべてる。恋人を裏切るような真似はしたくない。けどやらないと仲間が消滅してしまう。そんな葛藤が渦巻いているのだろう。
「マスター、無理せずとも結構です。睡眠や食事で補給しつつ節約すれば、どうにか合流までは持つでしょう。心を傷つけてまでする必要は……」
「いや……アルトリア、するよ」
今度は俺が驚く番だった。藤丸のことだから断る可能性が高いと踏んでいたのに。
「男の俺より、アルトリアのほうがつらい思いをするのに、パスをつなぐ方法を教えてくれたんだ。なら、俺もそれに応えなくちゃ」
ああ、なるほど。そういう考えか。たしかに女の貞操と比べれば男の貞操は基本軽いからな。個人差はあるだろうけど。
「分かりました。ではマスター、こちらへ」
藤丸、お前が覚悟を決めたなら、俺も最後までやるよ。
しばらく使われていないであろうベットに横たわる。月明かりに照らされた裸体に藤丸は息を呑む。
俺の本来の肉体と違って凹凸は乏しいが、透き通るほどに白い肌と引き締まった肢体は幻想的な美しさだ。
あっちが男を引き寄せる春画ならばこっちは女神の肖像画だ。エロスより神聖さや尊さを先に感じる。
「マスター、どうぞ」
俺は藤丸にそんな芸術品の如き肉体を差し出す。
藤丸はゆっくりと、それこそ亀の歩みのようにのろのろと手を伸ばし、肉付きの薄い胸部に触れる。
「んっ……」
「っ……」
声を上げた俺にびくっと手を一瞬止めるも、すぐに再始動した藤丸は胸全体をこねるように動かす。
「っ……! くっ……」
藤丸がやばそうな感じになってる。……あ、勃起してる。恋人以外でのセックスで興奮してることに自己嫌悪を感じてるのか。
うーん、あんまり苦しめるのはなぁ……。浮気セックス誘導しといて何を今更って、思うかも知れないが、藤丸を苦しめるのがこのセックスの目的じゃない。あくまで目的は性欲処理だ。
仕方がないので、このセックス限定の裏技を藤丸に提示する。
「マスター……いえ、藤丸。おつらいのでしたら、早く方法があります」
「早く終わらせる方法……?」
「ええ、令呪を使って命ずれば良いのです。絶頂せよ、と」
絶句する藤丸。令呪のこんな使い方、考えたこともないんだろうな。
「感度を数倍にせよ、というのも考えましたが、令呪で実行可能か分かりませんので、絶頂のほうが確実と判断します」
「だけどアルトリア……」
「藤丸、気が付いていないかもしれませんが、今のあなたは見るからに苦しそうな顔をしている。あまり時間をかけないほうが良いでしょう」
「っ!」
「大丈夫です。令呪1画ならば翌日に戻りますし、絶頂くらいで駄目になるほど柔ではありません」
「……分かった。いくよアルトリア」
優しく微笑む俺に藤丸は泣き出しそうな顔で令呪を切る。
「ふっ……ふあああぁぁぁっ!!!」
強制絶頂は思っていたより凄い。神経に電流を流されたみたいであっという間に本番の準備が整う。
藤丸はもう何も言わず、よく濡れたマンコに挿入する。
「ああっ! ふじまっ! ひうっ!?」
急な挿入にびっくりした俺は乱暴に動く肉槍を締め付けること以外何も出来ず、だだされるがままだ。
藤丸らしくない力任せなピストン。俺が何度も味わったそれに合わせるように身体が自然と動き出す。ぎゅっぎゅっとリズムよくちんこを締め付け、ちんこが最奥を突くときに腰を突き出す。
「あうっ! 藤丸……、きゃあっ! あっ! そろ、そろ……っ!」
燃え上がった2人の肉体は生殖行為の最後へ向けて動き出す。
ピストンが小刻みなものに変わり、俺は藤丸の腰に足を絡めて逃げられないようにする。
子宮口をこじ開けんばかりに押しつけた肉棒が射精を始める。
「ああっ! あ……あああっ!!!」
どくどくと恋人ではない女を孕ませるべく、白濁液は主人の意向を無視して女の卵子目がけて前進する。
明らかに俺とのセックスのときより射精してる……。
「藤丸、お疲れ様でした」
なんて返すのかと返事を待っていたら藤丸が抱きついてくる。
「藤丸……?」
「っ…………」
泣いている……。これまでの戦いで泣いたことなどなかった藤丸が。
「……よしよし」
俺も抱きしめて、子供をあやすように背中を優しく叩く。
泣き疲れて眠るまで、この時間は続いた。