※この作品はR-18です。

ていく おぅばぁ   作:柴猫侍

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ジュスティーヌ&カロリーヌ

 

 ここは現実と精神の狭間に存在する空間、ベルベットルーム。

 招かれる“客人”の心の有り様により、エレベーターやリムジンのような光景も広がる空間だ。

 しかし、現在ここはとても客人を招き入れる雰囲気ではない。

 何故ならば、罪を犯した囚人が閉じ込められる牢屋のような光景が広がっているのだから。

 

「ようしっ、可愛がってやろう!」

 

 そのように何ともおどろおどろしい独房の一室の目の前に、この場に似つかわしくない容貌の幼女が佇んでいた。看守服こそ身に纏っているが、その幼い見た目から威厳をこれっぽっちも感じられない。とは言え、本人の目の前で口に出すつもりもない。

 決して扱いが良いとは言えない空間だ。少し休憩でもしなければやっていられないと腰を下ろす蓮。

 しかし、先ほどまで別の独房の前に立っていた看守が、靴の音を鳴らしながら歩み寄ってくる。

 

「おい、囚人! 香は焚かないのか?」

 

 威圧的に詰め寄るお団子ヘアーの少女・カロリーヌが問いかける。

 

「無い」

「嘘を吐け! なんだったら押収してやってもいいんだぞ!」

「……本当に使えそうな香が無い」

「ええい、埒が明かん! 私の鼻を誤魔化せると思うなよ! それっぽいものが持ってるのは分かっているんだぞ!」

「待て、それは……」

 

 強引に押収するカロリーヌ。

 しかし、彼女も初めて見る代物だった為か、先ほどの威勢が嘘のようになくなる。

 

「なんだ、これは……?」

「メメントスで拾った」

「うーむ……まあいい。効能が分からないのなら焚けばはっきりする!」

 

 力尽くとも言える手段に『ペルソナが……』と抗議しようとした蓮であったが、時すでに遅し。未知の香を手にしたカロリーヌは、そのままペルソナが収監されている独房の方まで向かっていってしまった。

 ペルソナ全書に登録したとは言え、万が一にもおかしな事態が発生すれば堪ったものではない。

 

 ポーカーフェイスの裏に緊張を隠す蓮が待っていれば、次第に甘ったるい匂いが漂ってきた。

 

(……? なんだ、この匂いは……体が熱くなるような……)

 

 最初は果実やスイーツのような食欲をそそる匂いであったが、嗅いでいる内に体が異変に訪れた。

 頭がクラクラし始め、どうしようもなくムラムラが止まらなくなってくる。

 貧相な囚人服の下に収まっている愚息に、ゆっくりと血が溜まる感覚だ。瞬く間に勃起してしまった愚息を感じ取る蓮は、『溜まっていたか?』と訝しむ。

 

「しゅ、囚人……!」

 

 だが、千鳥足で歩み寄る人影に、健全な高校二年生の思考は中断された。

 それは普段の覇気を感じさせぬ弛緩した顔を浮かべるカロリーヌであった。心なしか目もトロンと蕩けている。

明らかに平静でない。それが逆に不気味だと思えてしまえるところが彼女の傍若無人を改めてしまう場面であるが、結局のところ心配が上回り声をかけてしまうのだった。

 

「大丈夫か?」

「貴様……謀ったな……!」

「……何をだ」

「ふぅ……ふぅ……! まあいい……こっちに来い、囚人!」

「?」

 

 言われるがまま鉄格子の前まで赴く蓮。

 するや、荒々しい熱っぽい吐息を紡ぐカロリーヌは、鉄格子を握る蓮の手を掴んだ。小さくて革手袋の触り心地が良い。仄かにひんやりとしているが、それも徐々に熱を帯びていく少女の肢体から伝わり始めていた。

 蓮はこれから何をするのかと怪訝そうに眉を顰める。そんな彼の手をカロリーヌはおもむろに引っ張った。

 

「貸せ……んっ!」

 

 そして、あろうことかズボンの中へと滑り込ませた。

 これには流石の蓮もポーカーフェイスを崩して狼狽するが、どうにも様子がおかしいカロリーヌは、構わず無骨な手を湿っている秘所へと導く。

 毛一本さえ生えていない未開の地。すべすべとした少女の生肌もさることながら、それが本来触れることの許されない禁断の花園と知っているからこそ、動揺と共に興奮が込み上がってくる。

 人ならざる相手とは言え、見てくれは美少女そのもの。倫理的に許されないこととは言え、男としての性が否応なしに興奮を覚えさせる。

 

 それもこれも性欲を煽る淫蕩に歪む顔が目の前に佇んでいるからだろう。

 余裕がないカロリーヌは、滑り込ませた手を下着の中で小刻みに動かす。その度に己とは比べ物にならない太さの指が、カッカと火照っている女陰に擦り付けられる。

 敏感になっている性器に触れる感覚。それだけで『くひッ!』と嬌声を上げてしまったカロリーヌは、今にも涎が垂れてきそうな口を開く。

 

「き、貴様の香を焚いた所為で……ッ! こんな、ことに……んくぅ!」

 

 焚いたのは自己責任だろうと言い返したい場面であったが、何分手に触れる媚肉の感触が心地よくて言い返せない。

 いいように扱われる手に塗りたくられる粘性の液体は、もしかしなくてもカロリーヌの愛液だった。

 こんな小さな体から男を迎え入れる淫汁を分泌し、今尚自慰と愛撫の中間にあるような行為に耽っている―――それだけでも十分な破壊力を有している光景であるが、それだけでは終わらない。

 

「さっきから、ここ……下腹のあたりがじんじんして辛抱堪らんのだ……! 貴様が責任を持って治せ……!」

「だが……」

「これは命令……そう、特別刑務だ! つべこべ言わずに指を挿入()れろ!」

 

 今にも泣きそうな表情(かお)を浮かべるカロリーヌ。

 荒い息遣いのまま命令を紡いだ彼女は、是が返ってくるのを待たぬまま、蓮の指を膣内へ挿入しようと試みた。

 指を逸物と見立て、特に長い中指を濡れそぼった秘裂へとあてがう。

 これだけでも性行為に興じた経験のないカロリーヌにとっては、落雷に打たれたかのような衝撃。過剰に反応する体は慎重に事を運ぼうとする理性に相反し、沸々と湧き上がる情欲のままに男の指を膣内へと招き入れた。

 

「ッ、ぁぁああああ!!」

「う、くっ!?」

 

 悲鳴にも似た喘ぎ声が木霊する。

 ビクビクと跳ね上がるカロリーヌの体。だが、挿入中の指を放さないように手は握ったままだった。

 

(な、んだ、コレは……!? 太い……! 痛ぃ……! でも……気持ちいい……! なんなんだ、この気持ちは……!?)

 

 痛い程に肉壺を圧迫する異物の存在。

 それに対し最初こそ拒絶感を抱いていたが、瞬く間に快楽が脳髄を支配していく―――というのも、カロリーヌが制止を振り払っても焚いた香は、強烈な催淫作用を有していた代物。これも全ては認知の産物。『香は我慢できなくなる程に性欲を刺激するもの』という認知が大本となっている。

 

 結果は―――御覧の通りだ。

 

「んっ! ふぅ……あっ! しゅ、囚人……! 膣内で、膣内で指を動かしても構わんのだぞ……? いや、動かせ! これは命令だ……ぁあはん! そ、そうだ……手前の方のお腹をひっかくように……ひんッ!?」

 

 快感に善がりながら逐一指示を出すカロリーヌ。

 裾の広いズボンの中からは、太腿を伝って愛液が清水のように滴り落ちてくる。

 外気に晒される愛液からは、たちまちに雄を惑わす雌の淫香が立ち昇り、一層蓮の下腹をジンジンと熱く滾らせる。

 しかも、指は未成熟な膣にきつく締め付けられているのだ。指が千切れると錯覚するほどの膣圧。

もしもこの中に肉棒を挿入すれば、どれだけの快感が得られるのだろうという思惑ばかりが脳裏を過る。

 

(だが、しかし……流石にそれは……)

 

 いくら淫香に意識が朦朧としているとは言え、辛うじて残っている自制心が歯止めをかける。

 しかし、こうしている間にもカロリーヌの膣に咥えられている指は、いじらしい吸い付きにより、得も言われぬ快感を覚えてしまっていた。まるで指が性感帯にでもなったような気分。いや、あるいはズボンの中で燻っている愚息と感覚を共有しているかのようだった。

 

「囚じ……んぅ! もっと……もっと、激しくしてもよいのだぞ……?」

「待て、これ以上は……」

「言っただろう。これは……んきぃ! 特別刑務だと……きゃ! はぁ……はぁ……貴様は私の指示通りに動いていれば良いのだ……ぁ」

 

 気持ちよくなることしか考えてなさそうなトロ顔のまま言われても説得力が無い。

 とは言え、破壊力は抜群だった。

 誰にも手折られたことのない小さく綺麗な花さえ種を求めている―――その事実に蓮の中の理性が音を立てて崩れ去った。

 

 母乳を求める幼子のように指に吸い付く蜜壺。

 その中に収まっていた指を小刻みに上下させる。

 すると、緩やかな淫蕩に微睡んでいたカロリーヌの意識が急上昇するかの如く鮮明と化す。

 

「おっ!? おぉっ! あっ! しゅ、囚人! ちょ、ちょっと待て! それは、激しッ……ィ!?」

「指示通り動いているだけだが?」

「だからと言って……ぁぁあああ! も、少し手加げ、んぁ! 手加減しろぉ……!」

 

 ヂュプヂュプと卑猥な音色を奏でる蜜壺。

 奏者たる蓮は燃え上がる情欲と日ごろの理不尽な罵声の鬱憤を晴らすかのように、カロリーヌの膣内を執拗に弄繰り回す。

 膣肉を穿り返すように指を曲げ、際限なく溢れ出る愛液を掻き出すように抽送を繰り返していけば、快感に不慣れなカロリーヌの腰からは瞬く間に力が抜けていく。

 

 快感に屈さぬよう歯を食い縛り、鉄格子に掴まってこそいるが、ガクガクと震えている膝を見れば余裕がないことは一目瞭然だった。

 

「しゅ、囚人ぅ……何か……何かキてしまう……! お腹の底がジンジンして……!」

「我慢するな」

「んきゃ!?」

 

 鉄格子越しにカロリーヌの頭を抱き寄せる。

 突然の暴挙に目が点になるカロリーヌであったが、動揺すればするほど室内に満ちる催淫香は肺の中へ取り込まれ、脳髄を桃色一色へと染め上げていく。

 最早看守と囚人という関係性さえ、二人の頭からは抜け落ちていた。

 

「囚……じ……んっ」

 

 小さな顔を突き出し、鉄格子の向こうに佇む男の唇へと吸い付く。

 カロリーヌ頭が通り抜けるには十分な隙間がある鉄格子だが、それでもキスをするには些か不便だ。

 だからか、蓮と唇を重ねたカロリーヌは、瞳の中に情欲とは別の切なさを湛え、少しでも目の前の男と愛しい時間を育まんと唇を、そして舌を突き出した。

 

 すると、そのような彼女の物欲しげな反応に応えてか、彼女の頭を抱き寄せていた蓮が熱烈に口腔を舐り始める。

 これにはカロリーヌも驚愕し、一旦は逃げるかのように足をバタバタさせた。

 しかしながら散々膣内を弄られて脱力していた体では逃げられず、ただただ口腔から脳髄へと広がる熱と悦びに浸るしかできなかった。

 

「んんぅ……ん~……んふぅ……」

 

 トロンと蕩けた瞳のまま、自身の口腔を舐る蓮の舌にチュウチュウと吸い付く。

 上からも下からも未知の快感に侵食されるカロリーヌの頭は、最早快感を享受することしか考えていなかった。

 

 その結果が、間もなく訪れる。

 

「んっ!? んぅぅぅううううっ!!?」

 

 カロリーヌがカッと刮目する。

 次の瞬間、トロトロに解れていた膣肉が収縮し、よもすれば鬱血しかねない膣圧で蓮の指を締め付け始めた。

 下腹部から全身へと駆け巡る電流。痺れ、瞬き、目の前が明滅するほどの快楽の奔流に呑み込まれるカロリーヌは、次に脳天を突き抜けるような衝撃に白目を向いた。

 失神するかしないかの状態まで陥り、体が油断したのだろう。

 物欲しげに肉棒を求めていた秘裂のすぐ傍にあった、固く閉ざされていた水門。絶頂の衝撃に筋肉が弛緩した瞬間、そこから大量の淫液が噴き出した。

 ズボンがヒタヒタに濡れ、床一面に水たまりが形成される量の潮だ。幼い体から溢れ出た潮は、愛液ともまた違った芳しい匂いを辺りに漂わせ始める。

 

 しばし絶頂の余韻に浸っていたカロリーヌであったが、自身の粗相に気がついた途端、泡を喰ったような慌てぶりで糸を引く唇を離し、一面を見渡した。

 

「ぷはぁ……! 囚人……貴様のせいで漏らしてしまったではないか、この馬鹿者めェ……!」

 

 口こそ罵ってくるが、今尚指を締め付ける膣の動きは淫猥そのもの。

 指を肉棒と見立て、搾精するかのような動きだ。奥へ奥へと飲み込んでいくような動きに応じ、カロリーヌの秘裂からはこれでもかと愛液が零れ落ちていく。

 最早衣服が役目を為さなくなった今、少しの間荒い呼吸を整えていたカロリーヌは、無言のままベルトを外し、ズボンを、そしてビショビショに濡れた下着を脱ぎ捨てた。

 

 一糸纏わなくなった下半身。当然、毛が一本も生えていない初々しい恥丘も露わになる。

 流石に年相応の肉付きであるが、ダラダラと淫汁を滴らせる下半身がほんのりと赤らんで艶を放っている様は、一種の芸術とさえ思えるような美しさに彩られていた。

 しかし、当のカロリーヌはと言えば、芸術もへったくれもない淫靡な笑みを隠しきれぬまま、ゆっくりと汗ばんだ桃尻を牢屋の方へと突き出す。

 

「囚人……」

 

 言わなくても分かるだろう?

 脱衣の際に指が引き抜かれた膣口は、口淋しい余りにパクパクと開いては閉じてを繰り返す。そうして膣口が閉じる度、蜜壺の中に満ちていた濃厚な雌臭が外気へと解き放たれ、更なる情欲を煽り立ててくる。

 

「……いいのか?」

「言っただろう、これは特別刑務だ! 貴様は鉄格子越しに無様に腰を振って私の疼きを鎮めていればいいのだ……口答えは許さん!」

「なら、遠慮はいらないな―――挿入()れるぞ」

「んっ、きひぃぃいいい!!?」

 

 ゆっくりと挿入される剛直に、カロリーヌの甘い絶叫が響き渡る。

 流石に鉄格子越しで少女の膣全てを満たせる長さこそ無く、挿入したのも亀頭だけ。しかしながら、引っかかりが凶悪な逸物の亀頭を受け入れるだけでも、カロリーヌは地獄のような激痛と天国のような快感に襲われていた。

 目を見開き、今にも失神しそうな感覚の奔流に苛まれながらも、唇を噛み締めて意識を保とうとする。

 頭の処理が追い付かないからか、涙や鼻水が溢れては顎へと伝い、そのまま滴り落ちる。

 だが、膣内はとうとう迎え入れた雄棒の存在を受け、悦びに沸き立っていく。その証拠に、膣肉と肉棒の間から零れ落ちていく愛液も夥しい量に増えていくではないか。

 

 一方で、窒息で真っ赤な顔を浮かべたカロリーヌは、ようやく淫気を含んだ酸素を取り込み始める。

 

「か、はっ……! はぁ……はぁ……!」

「大丈夫か?」

「へ、平気だ……! 貴様如きの貧相な逸物で喘ぐ私ではない!」

「そうか。なら動いても?」

「構わん! 精々私の膣内(なか)で搾り取られる快感に喘げ!」

「分かった」

「おぉ!? っほぉ!! うぎッ……くぅ~……!!」

「……」

「どうした? 動けと言っている!!」

「……無理だけはするなよ」

「あはぁ!! ひぃ……ひぃ……!!」

 

 威勢だけはいいカロリーヌだが、少し動くだけで全身が飛び跳ね、秘裂から潮が吹き出す始末だ。

 これでも膣口の入り口辺りを亀頭で擦っているだけ。少し挿入しては引き抜いての繰り返しだ。

 それだけ焚いた香の催淫効果が凄まじいのか、はたまたカロリーヌが敏感であるだけなのか、真相ははっきりとはしない。

 ただ一つだけはっきりと言える。

 

「はぁ……はぁ……いいぞ、囚人……んっ! その調子で……あぁ……!」

 

 この少女はすっかり快楽の虜だということだ。

 肉壺から肉棒を引き抜いた瞬間、切なそうな喘ぎ声を上げたかと思えば、再び膣口をこじ開けて挿入される感触に雌肉が震え、歓喜の絶叫を木霊させる。

 

「囚人……囚人ぅ……!」

 

 甘い声音で自分と絡み合う存在を口にするカロリーヌ。

 普段は憎々し気にこそ呼ばれているが、こうも愛おし気に呼ばれるのであれば、囚人という身分も案外悪いものではない。

 などという淫蕩に蕩けた思考に頭が支配され、淫らな喘ぎ声を上げていれば、近づいてくる足音にも気がつけなかった。

 

「はぁ……そこ、いい……囚人、もっとォ……!」

「―――もっと……なんです? カロリーヌ」

「ぎゃあああああ!?」

 

 不意に目の前に現れた人影に、色気もへったくれもない叫び声を上げるカロリーヌ。

 そんな彼女の瓜二つで三つ編みの少女は、双子の看守の片割れ、ジュスティーヌであった。ひどく冷めた目でカロリーヌと蓮を見据える彼女は、やれやれと言わんばかりに頭を振る。

 

「やけに騒がしいと思ったら……一体何をしているんですか?」

「はぅ、こ、これは……そう、これはだな! しゅ、囚人がムラムラしているから、し、仕方なく……!」

「それにしては貴方もお楽しみのようでしたが。こんなに床を濡らして……はぁ、主に何と申せばよいものか」

「……ちょっと待て、ジュスティーヌ。貴様、どうして下を脱いでるんだ……?」

 

 カロリーヌを窘めているかと思いきや、何故かベルトを外し、スルスルとズボンを脱ぐジュスティーヌ。

 プラチナブロンドの三つ編みを揺らすこと数秒、瞬く間に曝け出された下半身は、これまた雪のように白く、桃のように仄かな朱が差していた。

 しかし、何より目についたのはぴっちりと閉じられている縦筋だ。

 カロリーヌ同様、他者に触れられたことのない花弁が、今や溢れ出る蜜に塗れて淫靡な艶を輝き放っていたのである。

 これには蓮もカロリーヌも愕然と目を見開き、ジュスティーヌの顔を見遣った。

 瞬間、全てを察した―――虚ろになった瞳に肉欲の炎が灯り、半開きになった口から薄桃色の吐息が紡がれていることに。

 

 見るからに催淫香に中てられた表情を浮かべているジュスティーヌ。

 何を思ったのかカロリーヌの眼前へと移動した彼女は、そのまま片割れの少女の口へ、自身の花弁を押し付けたではないか。

 

「んぐぅ~!?」

「んっ……これはお仕置きです、カロリーヌ。部屋を汚した罰として、貴方も私のことを気持ちよくしてください」

「ふまふぇむま! ふぁままもみっめ……!」

「あっ……そんな口を動かしたら……!」

 

 控え目な喘ぎ声を上げながら善がるジュスティーヌ。

 半強制的にクンニリングスの体勢を取らされるカロリーヌだったが、目の前の少女にガッチリと後頭部を押さえつけられていることから抵抗が無意味と悟る。

 鼻をツンと突くような愛液の香り。自身のものではよく分からなかった匂いも、相方のものとなれば途端にはっきりと感じ取ってしまうものだ。

 そんな淫汁がダラダラとあふれ出てくるものだから、カロリーヌの美貌は瞬く間に愛液塗れにされてようとする。

 流石にそれは、と焦るや、脳髄が痺れそうな淫香を放つ愛液をチロチロと舐り始めるカロリーヌ。これにはジュスティーヌも甘く切ない喘ぎ声を上げ、更なる快楽を求めて秘裂を押し付ける。

 

「んぐッ……ふむぅ……んっ……!」

「あっ……ぁ……カロリーヌ……上手です……もっとそこを舐め上げて……」

「むぅ……むぐぅ!?」

「きゃ!?」

 

 しかし、姉妹は忘れていた。もう一人、男の存在を。

 カロリーヌに肉棒を挿入したまま待機していた蓮であったが、姉妹がすっかりヤる気であることを察し、再び腰を振り始めたのだ。

 前からはジュスティーヌが、後ろからは蓮が。可憐な雌と獰猛な雄に挟まれるカロリーヌは、濃厚な雌臭と激しい抽送に視界が明滅し始めていた。

 

「ふむぅ! むッ! ぷぁ! はぁ! あぐッ! ひぎっ!」

「あぁ! カロリーヌ……そんなに吸い付いては……!」

「くっ……射精()る!」

「っ、んぅぅぅぅううううう!!!」

「はぁぁぁぁあああああああ!!!」

 

 とうとう膣内に解き放たれる白濁液に、炎に焼かれるように激烈な快感に襲われるカロリーヌが昇天した。

 口を止めどなく愛液を垂れ流す秘裂が塞ぐものだから、激しく反応する体に酸素を行き渡らせるべく吸引するが、口の中へ流れ込むのはジュスティーヌの愛液ばかりだ。

 

 片やジュスティーヌはと言えば、膣内が引きずり出される様な猛烈な吸引に腰と膝をガクガクと震わせ、背骨を突き抜ける快楽の電流に絶頂した。

 すれば、弛緩した尿道から透明な液体が噴き出し、カロリーヌの顔面をビショビショに濡らしていく。ただでさえ呼吸がままならないカロリーヌにとって、それはトドメに等しい所業であった。

 絶頂に打ち震える頭を維持するだけの酸素を確保できなかったカロリーヌは、不意に白目を剥き、その場に崩れ落ちる。

 

「あっ……ぁ……」

 

 尻を突き上げる形で倒れるカロリーヌ。

 ぽっかりと開いた膣口からは、湯気が立ちそうな熱を孕んだ精液がゴポリと音を立てて溢れ出す。そのまま一筋の線を描いて床に滴り落ちる光景は、まさに背徳の極みとも言えるものだっただろう。

 蓮としては濃厚な一発を解き放ち、何とか肉欲が収まってきた―――が、目の前にはまだまだ物足りなさそうな少女が一人、わざとらしく股を開いて待ち構えていた。

 

「囚人……次は私の番です。拒否権はありませんよ?」

「……望むところだ」

「それでこそです、囚人……」

 

 淫靡な笑みを湛え、肉欲の熱に蕩けた瞳を浮かべるジュスティーヌは、自身の服の裾に手をかける。

 すれば、チラリと臍が覗く。まだ子供の為か、あからさまな凹凸を描く体でこそないが、まろやかな肢体を目の当たりにすれば否応なしに情欲を煽られるようだった。

 そうして上着も脱ぎ、一糸纏わぬ裸体を晒したジュスティーヌは―――。

 

「囚人……んっ」

 

 牢屋の扉を開け、貧相なベッドの上で蓮と体を重ねるのだった。

 

 

 

♪♪♪

 

 

 

「ん……んんっ……?」

 

 どこか遠い場所から乾いた音が聞こえてくる。

 そのようなことを思いながら目を覚ましたカロリーヌは、やけに下半身がスースーしている―――秘所を晒したままだった事実に気がつき、咄嗟に股間を手で覆った。

 同時にヌチョ、と粘着質な水音が奏でられる。

 

(ああ、そうだ。確か私は囚人と……)

 

 香が抜けきらず、未だ朦朧とする意識の中、辺りを見渡す。

 何気なく顔を向けた先は、目を覚ました時から騒がしい音が轟いていた牢屋の一室であった。

 しかし、その暗がりの中に広がる光景を前に、カロリーヌは目を疑った。

 

「ジュ、ジュスティーヌ!?」

「あぁ! んっ……カロ、リーヌ……んぅ!! ようやく、目が……はぁ! 覚めましたか……あっ! 囚人、もっと奥に……!」

 

 胡坐を掻く蓮の腰に跨るジュスティーヌ。

 すっかり蕩け切った顔を晒し、ベトベトとした淫汁塗れの体を振り乱しながら、時折振り返っては蓮と口付けを交わす。

 そのような破廉恥極まりない情事を目の当たりにしたカロリーヌは、あからさまに動揺して目を覆い隠す。

 

「な、な、な、何をしている!?」

「何……とは? カロリーヌも散々囚人に突き合って悦んでいたではありませんか」

「そ、それとこれとは話が違う! ジュスティーヌ、今の貴様は娼婦のように乱れ狂った顔を浮かべて……!」

「この顔の方が囚人も悦びます。搾精して精力を落ち着かせる為なら……んっ」

 

 あくまで香の効力を抜く為と告げるジュスティーヌだが、それにしては恋人同士の愛を育み合うような口付けを蓮と交わす。

 牢屋に響き渡るリップノイズを幾度か奏でた後、今度は口腔をしゃぶり尽くす勢いで舌を絡ませ合うのだ。その間、ジュスティーヌも蓮も相手の体に腕を回し、ひしりと密着させている。ジュスティーヌが子供でさえなければ夫婦による夜の営みにしか見えない体位だ。

 

 その光景に思わず生唾を飲み込むカロリーヌ。

 一旦冷静になれば、なんとも悍ましい獣の目合いそのものであるが、思考に相反して下半身は切なく疼くばかりであった。

 今、こうして傍観している間にも秘裂からは精液混じりの愛液がトロリと溢れ出してくる。それに気づかぬまま、カロリーヌは自身の秘裂へと手を当て、不器用な指使いで自慰を始めた。

 

「はぁ……はぁ……!」

 

 息を荒くしながら自慰に耽るカロリーヌ。

 すっかりグチョグチョになった肉壺を掻き混ぜていれば、肉棒の動きに合わせてボコボコと膨らんでは凹んでを繰り返していたジュスティーヌの腹の中へ、灼熱が解き放たれた。

 

「っ、~~~~~!!!」

 

 唇を噛み締め、膣内に満ち満ちていく精液の熱に蕩けた瞳を浮かべる。

 数十秒続いた吐精の後、ジュスティーヌの体が軽く持ち上げられた瞬間、未成熟の体に不釣り合いな肉棒を呑み込んでいた膣口から夥しい量の白濁液が流れ出てきた。

 一度や二度では済まない量だ。きっと何度も何度も膣内に射精したのだろう。その証拠にジュスティーヌの女陰周辺は白く泡立った体液に、淫猥に彩られているではないか。

 

「ゴクリ……」

「どうかしましたか、カロリーヌ……もしや、囚人の精液が欲しくなりましたか?」

「なっ、そんなはずある訳ないだろう!」

「隠さなくても大丈夫です。私が分けてあげます」

 

 そう言うや、ふらふらとした足取りでカロリーヌに近寄るジュスティーヌ。

 得も言われぬ悪寒を覚えるカロリーヌは逃げようとするが、

 

「なっ……何をするつもみぃぃぃぃいいい!!?」

 

 それよりも前にドロドロになった女陰を口に押し付けられた。

 寝起きで朦朧とした意識が覚醒する濃密な性臭が肺一杯に取り込まれる。余りの強烈さに思わず失神してしまいそうになるカロリーヌであったが、鼻呼吸を止めて何とか踏みとどまる。

 しかし、

 

「イケません。折角の精液を無駄にしては」

「ふぐぅ!?」

 

 強引に膣口をあてがってくるジュスティーヌが、あろうことかカロリーヌの鼻を摘まんだではないか。これでは鼻呼吸もできず、口が塞がれている以上、空気を取り込むことさえ敵わない。

 このままでは窒息死する―――命の危機を感じ取ったカロリーヌは屈辱と羞恥に耐え、込み上がる興奮を否定しながら、相方の淫口から溢れてくる体液を啜り始めた。

 酷い味だ。吐き気さえ覚える。苦く、塩気があり、その奥に僅かな甘みがあるのも一段と拍車をかける。

 

 しかし、催淫香の影響か、吐き気のままに嘔吐するような真似はせず、溢れ出してくる体液の一滴も零さぬまま、ジュスティーヌの膣内に注がれていた体液はカロリーヌの口へと移されたのだった。

 

「ぷぁ……あ……うぅいーう……!」

「どうしましたか、カロリーヌ?」

「ほえ! ほえおほーはひほ!」

 

 だが、流石に嚥下するのは厳しかったようだ。

 涙目を浮かべて訴えるカロリーヌに対し、ジュスティーヌはやれやれと首を振った。

 

「仕方ありませんね……それでは」

「んむぅ!?」

 

 膝を着き、カロリーヌと目線の高さを合わせたジュスティーヌ。

 次の瞬間、彼女はカロリーヌの唇にむしゃぶりついた。これにはカロリーヌも目を見開いて抵抗するが、ガッチリとホールドした上で口腔の体液を吸い上げるジュスティーヌに為す術もなく、あっという間に口の中を空にされてしまった。

 

「あっ……ぅぁ……」

「んっ……ごくっ! ぷはぁ……ごちそうさまでした、カロリーヌ」

「ジュ、ジュスティーヌ……」

「呆けている暇はありませんよ」

「へ……?」

 

 ジュスティーヌは茫然とするカロリーヌを押し倒し、そのまま圧し掛かる。

 互いに大事な部分を隠せていない状態のまま重なれば、必然的に二つの桃尻が重なり、トロトロに解れた肉貝が現れたような―――いわば、姉妹丼ができあがった。

 

「さあ、囚人……好きな方から挿入れるのです」

「な、何を勝手なことを言っている!? 私はそんなつもりは……!」

「嘘を言っても無駄です、カロリーヌ。囚人の精液を啜っていた時、あんなに幸せそうな顔をしていたではありませんか」

「そんなはずないだろう! 私は、ただ……きゃひぃ!!?」

 

 覆い被さるジュスティーヌに抗議するカロリーヌであったが、突然膣口を押し広げられ、肉壺を圧迫する感覚に悲鳴を上げた。

 

「しゅ、囚人! ま、待て!」

「―――動くぞ」

「ああああああ!!? 待てって言ったのにぃ!! ふ、太いィ……!! ひぎぃ!? あっ!! おがっ!? あああっ!! んっぐ!? ぁあ!!」

 

 最早絶叫に等しい声。

 しかしながら、地獄のような激痛も香の催淫効果にかかれば、瞬く間に天国のような快感へと変換されていく。

 余りにも激烈な快感に失神と覚醒を繰り返すカロリーヌは、泡を吹きながらも膣内を蹂躙する肉棒を締め付けていた。

 

「くっ……!」

 

 その締め付けの力は凄まじく、ピストン運動している蓮の方が腰を持っていかれそうだった。止めどなく溢れ出してくる愛液のおかげで挿入できているが、膣のサイズに不釣り合いな肉棒を押し込んでいる所為か、千切れそうなくらいの膣圧が蓮を襲っていたのだ。

 

「あああああ!! 頭、頭がおかしくなるぅ!! 囚人!! 囚人ぅ!! 早く!! はやく終わらせてくれェっ!! このままじゃあ私が……!!」

「っ……射精る!!」

「イキ狂ってしまうううううああああああああ!!」

 

 絶頂。

 互いに快楽の頂へと昇った二人は、暫しの間放心状態で固まっていた。特にカロリーヌは意識があるのかないのか分からない状態のまま、『あ……あ……』と声を漏らすばかり。

 流石にやり過ぎたかと反省する蓮であったが、肉棒を迎え入れる肉壺はもう一つ待ち構えていた。

 

「さあ、囚人。今度は私の番です」

 

 散々可愛がってやったというのにまだ足りないのか。

 そんな期待と興奮を覚える蓮は、吐精したばかりの逸物を怒張させ、パクパクと口を開く肉壺の中へ亀頭を這わせていく。

 

「はぁ……ぁあ……流石です。この太さ……大きさ……カリの高さ……まさに女泣かせの逸物と言えるでしょう」

「それはどうも」

「ですが、女性を気持ちよくさせるにはテクニックも重要です。囚人、貴方の思うままに動いてください」

「もちろんだ」

 

 促されるがまま、腰を振り始める蓮。

 対してジュスティーヌは、自分の性器に対して余りにも凶悪な逸物を受け入れているにも拘わらず、控えめな喘ぎ声を上げていた。

 

「んっ……んんっ……はぁ……あぁ……」

 

 叫び倒していたカロリーヌとは正反対の反応。

 しかしながら、確かに喜色を含む声音が蓮の情欲を煽るのも事実。一方でカロリーヌともまた違った具合の膣内が良いギャップとなって性感を高めてくる。

 カロリーヌが加減も知らずにギチギチと締め付けてくる膣だとすれば、ジュスティーヌはきつさも備えながらも柔らかく肉棒を扱き上げる動きを備えた膣であった。

 どちらも多大な快楽をもたらす名器には違いないが、ジュスティーヌの控え目な喘ぎ声も相まって、みるみるうちに陰嚢から射精感がこみ上げてくる。

 

「そろそろ……!」

「はい……しっかりと膣内に射精すのです、囚人。私のお腹をいっぱいにするくらいに……」

「ああ……くっ!」

「んんっ!」

 

 腰を抱きかかえられ、震える尻肉に腰を深々と打ち据えられた瞬間、ジュスティーヌの未熟な肉壺に何度目かも分からぬ精液が解き放たれた。

 子壺をこじ開けんばかりに最奧へと突き立てられた肉棒から、ビュク! ビュク! と注がれる精液は、まさに灼熱そのもの。

 

「……温かい」

 

 膣内に射精させられた件に言ってか、はたまた背中から自分に覆い被さる蓮の体温に言ってか、ジュスティーヌは小さく独り言つ。

 徐々に弱まる脈動に寂寥感を覚えつつも、十分なほどに精液を注ぎ込まれたジュスティーヌは、これまた妖艶な笑みを湛えて言葉を紡ぐ。

 

「及第点です、囚人……」

「……」

「……囚人?」

「すー……すー……」

「……挿入()れたまま眠ってしまいましたか。はぁ……まったく世話の焼ける囚人です」

 

 あろうことか眠りに落ちた蓮に呆れるジュスティーヌであったが、今だけはと膣内に収まっている肉棒の感覚を感じつつ、瞼を閉じた。

 

「私もカロリーヌも……もっと貴方に素直になれれば……」

 

 誰に言うでもない独り言は、上と下で眠る者たちの寝息に掻き消されるのだった。

 

 

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