喫茶店に存在する屋根裏部屋。
本来、人が寝泊まりする場所ではない空間であるが、今となってはかなり生活感が溢れてきている。
「んぅ……」
そのような部屋の一角に佇むベッドに眠る少年は、些か寝苦しそうな呻き声を貰いしている。いや、体感的には寧ろ
「ん……?」
「んっ……ちゅぷ……んむぅ……」
こんもりと盛り上がる掛布団の中から卑猥な水音と鈴を転がしたような可憐な声が聞こえてくる。
その正体を探るべく布団を引っぺがせば、逃げも隠れもしない一人の少女が、自身の寝巻を下ろして露わになる逸物を一心不乱にしゃぶっている姿が晒されるではないか。
何とも淫靡で背徳的な光景か。
しかも見知った浮世離れした美貌を誇る少女が口淫をしているという状況で、自然と逸物は一回り大きくなってしまう。
そんな反応に喜色を孕んだ呻き声を上げる少女は、長いプラチナブロンドの髪を掻き上げながら、上目遣いで蓮へと視線を移した。
「ぷはぁ! どうやら起こしてしまったようですね、マイ・トリックスター」
「ラヴェンツァ……一体何を?」
「御覧の通り口でご奉仕していたところです。お気に召しませんでしたか?」
気に召したか否かで言えば当然前者だ。
だが、それ以上に困惑が蓮の胸中を支配する。
「奉仕の理由の方を聞きたいんだが」
「ああ、そちらの方ですか」
吸い込まれそうなくらいに青い装束を揺らしながら身を起こすラヴェンツァ。
すると途端に幼さが残る容貌とはかけ離れた、妖しくも艶やかな微笑みを湛える。暗がりで良く見えないが、白蝋のような頬も若干ながら赤らんでいた。
「引く手あまたの身でありながら陰の道を行き、仲間内での公平さを保つために純潔を貫いた貴方への、私からのささやかなご褒美……と言ったところでしょうか」
「ご褒美……か」
「気が引けますか?」
「少し」
「なら、問題はありませんね」
花のような微笑みを湛えたラヴェンツァは、そのまま屹立する
「んっ……ふぅ……はむっ」
息継ぎの合間に背徳感を呼び起こさせる声を漏らすラヴェンツァ。
熱く脈動する逸物を丁寧にしゃぶり上げ、ついには頬が凹むほどの力で吸い上げる。そのあどけない可憐な美貌からは想像もできない淫靡で無様な姿には、蓮も興奮せざるを得なかった。
瞬く間に高まる性感は、陰嚢の中でグツグツと子種を生成し、じわじわと尿道を駆け上っていく。
それから絶頂するには、さほどの時間もかからなかった。
「うっ!」
「んんぅ!!?」
呆気なく絶頂した蓮の穂先からは、ラヴェンツァの小さな口には収まり切らぬ量の精液が解き放たれる。
少女はすぐさま口腔をビチビチと跳ね回る精液を必死に飲み干そうと喉を鳴らすが、濁流の如く流れ込む勢いを受け入れきれず、大粒の涙を目尻にこさえながら、鼻水を吹き出すように鼻から精液を垂らす。
「んふぅー……んふぅー……んふぅー……んぐっ!」
そんな淫猥極まりない痴態を晒しつつも、ラヴェンツァは最後まで精液を飲み干してみせた。濃厚で粘ついた体液は喉を通すにも一苦労であろうが、その苦労を微塵も感じさせぬように、彼女は何とも幸せそうに表情を緩めていた。
「んっ、ふぅ……なんて濃い子種なのでしょう。このまま口の中を孕ませられるかと思いました」
「口に
「ふふっ。では、どこに
愛おしそうに精液と唾液に塗れた逸物を舌で綺麗に掃除するラヴェンツァが告げる。
そんな彼女の期待に応えるよう起き上がった蓮は、羽のように軽い彼女を抱き上げるや、そのまま上下の位置を入れ替えるようにベッドへ下ろす。
さながら俎板の鯉といったところか。純白のベッドに鎮座するラヴェンツァの肢体を一頻り眺めたところで、その衣を引き剥がすべく裾に手をかける。
シュルシュルと衣擦れの音を奏でる時間に反比例し、ラヴェンツァの生肌は空気に晒されるよう蓮の視界に映り込んでいく。
青いワンピースを脱がし、黒いドロワーズを脱がす。
すれば、彼女の美体を覆い隠すのは黒いドレスグローブと白いストッキング。そして、幼い体には不釣り合いな妖艶さを漂わせるガーターベルトであった。
「
しかし、最も大事な部分を覆う衣服だけが無い。
ストッキングとガーターベルトを穿いているにも拘わらず、陰毛一つ生えていない恥丘が晒されている光景は煽情的と言う他なかった。
ごくりと生唾を飲み込む蓮は、そっとラヴェンツァの秘裂に指をあてがう。
「濡れてるな。興奮していたのか?」
「みなまで言わせないでください」
まだ弄っていないにも拘わらず濡れそぼる秘裂をからかえば、カァっと頬を紅潮させるラヴェンツァがそっぽを向く。
だが、華奢な脚は観音開きで開かれたまま。
シミ一つない白い恥丘の下に佇む赤い肉弁は、ドロドロと止めどなく涎を垂らすばかりだ。
「弄ってもいいか?」
「ええ、どうぞお好きに」
ラヴェンツァの了承を得るや、蓮の指が迫り膣口周辺を優しくほぐし始める。
膣口から溢れる愛液が潤滑油となり、きめ細やかな肌を撫でる指の動きも滑らかだ。その分、強すぎず弱すぎもしない刺激が下半身から全身へと広がり、ラヴェンツァの体は小さく震えていく。
「はぁ……はぁ……!」
「こっちも寂しそうだ」
「んぅ!!」
甘い鳴き声を発していたラヴェンツァ。
性的興奮からぷっくりと膨れ上がる青々しい真っ赤な果実を見逃さなかった蓮が、小鳥のように何度も啄んでいく。
吸われ、舌先で転がされ、そして引っ張られては放される。
玩具同然に遊ばれる乳首から温く痺れるような快感を覚えるラヴェンツァは、秘裂を愛撫される感覚と併せ、すっかり淫蕩に酔い痴れるだらしない顔を晒していた。
普段の凛然たる佇まいが嘘のようなトロけ顔。赤く染まる顔に汗を流し、口から精液混じりの唾液を滴らせている。
このようなギャップを見せつけられ、蓮も黙っていられるはずがない。
「少し激しくするぞ」
「あぁ!! あっ!! あっ!! あっ!!」
愛液塗れとなった指で激しく女陰を愛撫する。
ぴっちりと閉じていた筋も、円を描く軌道で撫で回されればまんまと秘所を晒してしまう。大気に晒される冷涼感と、紛れもない恥所を見られる恥ずかしさ。これにはラヴェンツァも堪らず顔を手で覆い隠そうとする。
しかし、即座に蓮が手首を掴み上げ、彼女の唇を奪った。
若々しく張りのある―――というよりも、若過ぎて乱暴に扱えば壊れてしまいそうなくらい柔らかい女肉を、苛烈ながらも労わるように味わう。
「チュッ……貴方は……キスも器用なのですね……んっ」
唇に吸い付き、滑らかな歯を舐り、唾液塗れの舌を絡ませ合う熱烈な接吻にはラヴェンツァもご満悦の様子だ。
彼女の細腕も、いつの間にか蓮の首へと回されていた。いつまでもキスを続けるように求めるラヴェンツァの健気さには、吐精したばかりの逸物もみるみるうちに硬さを取り戻していく。
そうしている間にも、少女の下半身が小刻みに痙攣し始める。
多幸感と快感で蕩け切った女体は、すぐにでも絶頂を迎えられるほどの性感を内に溜め込んでいた。
少しでも指を激しく動かせば、彼女はその幼さからは想像もできないような痴態を晒しながら達することになるだろう。
けれども、互いの唾液を交換し合う濃密なキスの傍ら、ジッと蓮の瞳を覗き込むラヴェンツァの瞳がそれを許さない。
すると、きめ細やかドレスグローブを嵌めた手が蓮の肉体をなぞる。
こそばゆい感覚に身を捩らせる蓮であったが、最後に力強く握りしめられる感覚に、体を動かすことはできなかった。
ラヴェンツァが掴んだもの―――それは雄々しく反り返る肉棒に他ならない。
一度少女に搾精されてからというもの、それかは一切触れられていなかったが、今や暴発寸前と言わんばかりにビクビクと飛び跳ねているではないか。
穂先からは先走って滴る体液が濃密な雄臭を漂わせている。
それはラヴェンツァも同様であり、散々滴らせた愛液からは男を狂わせるフェロモンを含んだ雌臭が立ち昇っていた。
二人の体は、共に互いを受け入れる準備が整っている。
火照る体を擦りつけ、滲む汗から薫香を迸らせるラヴェンツァは、そのままゆっくりと熱い穂先を女肉の花弁へと導く。
「んっ……くぅ……!」
キスの傍らで苦しそうな声を漏らすラヴェンツァであるが、小さな蜜壺はゆっくりとではあるが、蓮の肉棒を受け入れ始めていた。
着実に、ギチギチと肉棒を締め付ける膣肉が強引に押し広げられていく。
普通ならば許容サイズを大幅に上回った逸物を挿入されようものなら、女性は苦痛で快感を覚えるどころではなくなるだろう。
しかしながら、当のラヴェンツァはと言えば、苦悶の声の中に確かな
ミチミチと音を立てる淫裂からは、肉棒が押し込まれていくにつれて許容量を超えた愛液が溢れ出す。
が、ついには溢れ出る隙間さえもなくなるほどに、少年の逸物は少女の蜜壺を完全に塞ぐに至った。
途轍もない圧迫感。
それを何よりも表しているのが、ぽっこりと膨れ上がったラヴェンツァのお腹だ。まるで妊娠初期のように膨らむ腹部であるが、これこそが小さな体には不釣り合いな狂暴な逸物を受け入れた結果である。
しかしながら、当のラヴェンツァは愛おしそうに膨らんだお腹を撫で、こちらも屹立した陰核を押し付けるように蓮の腰を抱き寄せる。
それもそのはず。よもすれば、ギュウギュウと肉棒を締め付ける膣肉の力で体が浮かび上がりそうなのだ。彼と繋がったまま果てたいラヴェンツァからしてみれば堪ったものではない。
―――ビュク。
その時、不意に蜜壺に灼熱が広がった。
すでに許容量を超えた体の中にドクドク、ドクドクと注ぎ込まれる体液。それはラヴェンツァの締め付けに耐え切れなくなった蓮が思わず発射してしまった白濁液だった。
「んっ……熱ぃ……です……」
桃色の吐息を紡ぎながらお腹を満たす精液に、少女は恍惚としたような顔を浮かべたまま、尚も腰を押し付ける。
吐精が十秒、二十秒と続いていくにつれて肉棒のサイズは縮んでいくが、それでも少女には手の余るサイズだ。
にも拘わらず、ラヴェンツァは吐精直後で萎えてしまった肉棒さえも咥えて放さぬまま、膣全体で締め付け上げる。
すると、僅かにできていた隙間から下品な空気音と共に、精液と愛液が混じった淫汁の泡が弾けたのを皮切りに、萎んでいた蓮の肉棒が立派な剛直と化していく。
再び蜜壺が子宮口まで達する長さの肉棒に埋め尽くされる。
余りの圧迫感に肉襞一つ一つの蠢動さえも感じてしまうほどに、だ。
へそまでぽっこりと膨れ上がり息苦しいラヴェンツァは当然のこと、挿入している側の蓮でさえ、この強烈な締め付けを前に荒々しく息を切らしていた。
「ラヴェンツァ……大丈夫か? 苦しいなら一旦抜いて」
「いえ、結構です……」
「無茶は」
「していません……そう心配なさらずともよいのです。だって、これは私が望んでやっていることなのだから……」
「どういう意味だ?」
「ッ……貴方とずっと繋がったままで居たい、という意味です」
歯の浮く台詞に赤面したラヴェンツァは、徐に蓮の顔を引き寄せるや、柔らかな唇を押し付ける。
照れ隠しのキス。
それも時間を経るにつれて、愛情を深め合う濃密で淫靡な水音を奏でるように変わっていく。
「ふぅ……おかげさまで大分慣れてきました。どうぞ動いてください」
「ああ」
数分間勃起した肉棒を咥えこんだ甲斐もあり、ラヴェンツァが動くよう濡れた唇を歪ませて紡ぐ。
何とも健気な彼女の要望に応え、ゆっくりと蓮は動き始める。
引き抜こうとすれば、ラヴェンツァの膣壁ごと体外へ引きずり出しそうな吸い付きに見舞われ、押し込めば柔らかくもしなやかな肉壁を押し広げ、最奧に佇む子宮口と穂先が口付けを交わす。
この一連の流れだけで達してしまいそうな性感に襲われるが、少女の体を労わるよう緩やかに動いていることが幸いだっただろうか。ギリギリのところで絶頂を堪えた蓮は、今一度少女の蜜を掻き出すように腰を前後させる。
「ひっ……はひっ……ふぅ、ん……んっ!」
脊髄ごと引っこ抜かれる感覚に襲われたかと思えば、子宮を押しつぶすかのようにグリグリと子壺の入り口を圧迫される。
とてもではないが形容し難い感覚に苛まれるラヴェンツァは、快楽に身を捩り、苦痛に顔を歪め、大粒の涙を目尻から零していく。
しかし、次第に回数を重ねていくごとに、苦痛を和らげるアドレナリンが快感と共に脳へと雪崩込み、全身の隅々までが性感帯でもなったかの如く刺激に敏感になる。真っ赤に膨れ上がる乳首が蓮の体に擦れれば、バチン! と目の前がブラックアウトし、一瞬ばかり夢の世界へと誘われる。それもすぐさま子宮を潰す感覚によって終わりを告げれば、再び全身から悦汁を迸らせかねない快感が頭に雪崩込むのだ。
失神と甘イキを交互に繰り返し、淫汁を垂れ流しては肉棒を受け入れる様は、少女を女と呼ぶか疑問に思えるまでに一方的であった。
けれども、実際に体を重ねる二人はと言えば、周りからどう見られようと意に介さないほど、互いを夢中に求め合っている。
すると、不意にラヴェンツァが蓮の背中に爪を立てた。
蚯蚓腫れになるそうなほどに力強く、だ。しかしながら、それは決して彼を拒絶しているからではない。
「ッ……あ゛ぁ!! イくッ!! イきそうですッ!!」
視界が明滅しながら、もうすぐ絶頂する旨をラヴェンツァが叫ぶ。
刹那、それまでゆっくりであったピストン運動が加速度的に早まっていく。水音と呼ぶには泡立ち過ぎた淫汁の糸を引き、腰を打ち付け合う雄と雌。
彼らは精の一滴をも子壺から零さぬよう、強く強く相手を抱きしめた。
それでいて腰の動きは止まらないのだから、ラヴェンツァは子宮口を押し潰される快感の波濤に、絶叫するように喘ぐばかりだ。
「ああッ!! ひあッ!! あッ!! やああッ!! これ、頭トんじゃうッ……!!」
「ラヴェンツァ……そんな顔を隠さないでくれ」
「ダ、メです!! はっ、はうぁ、恥ずかしい、からぁ……!!」
「そう隠されると―――意地でも見たくなる」
「ッ……ひ、あ……ダメ……ぁ、イクッ!!!」
強引に顔を手繰り寄せられた瞬間、ラヴェンツァの
グツグツと煮え滾っていた情動が、快楽の津波となって全身に押し寄せる。電流のように瞬く間に快楽信号は伝播し、か細い四肢が激しく痙攣し始める。
そしてラヴェンツァの表情はと言えば、脳天を雷が直撃したような衝撃が貫いた瞬間、数拍の間、時が止まったように固まった。
呆気にとられたように、ポカンと。
しかし、それも遅れてやってくる快楽の波濤によって淫らに崩されていく。
『くひぃ!!』と普段の彼女からは想像もできないような艶声が暗闇を迸り、ラヴェンツァの表情はみるみるうちに淫蕩に歪んでいく。白目同然に目をひん剥き、ギリギリと食い縛る歯の間からは節操なく涎が溢れ出る。
自分を抑え切れない様子と言ったところだろう。脳内を蝕む快楽という麻薬に侵されたラヴェンツァは、人ならざる従者という立場ながら好意を抱く男の前で乱れ狂うのだった。
「ひぃ……あんっ……んっ……」
絶頂の余韻はしばらく続いた。
ようやく思考できるだけ落ち着いてきた頃、少女は自分の秘裂から清水が溢れていることに気がついた。
シーツには大きな染みができており、かなりの量の潮を噴いてしまったのだと察する。
カァ、と顔を紅潮させるラヴェンツァは、羞恥心からか純白のドレスグローブを纏った手で顔を隠した。
「あっ……申し訳ありません。貴方のベッドで粗相してしまって」
「気にするな。それよりラヴェンツァの感じてる顔……可愛かった」
「からかわないでください。こう見えても、とても恥ずかしいのです」
「事実だ」
「もう……んっ」
柄にもなく膨れっ面を浮かべるラヴェンツァであったが、蓮に唇を奪われるや、親鳥から餌をせがむ雛鳥を彷彿とさせる様子で懸命に応えてみせる。
そして、こうしている間にも蓮の逸物はラヴェンツァの膣内に収まっている訳で、
「んぅ!!?」
突拍子もなく動き始める蓮に、ラヴェンツァの喉から甘い嬌声が迸った。
ムッと眉を顰めるが、リズム良く子壺を小突かれる快楽に、そんな不満顔もみるみるうちに解けていく、一分も経てば舌先を絡ませ合う合間を縫うように喘ぎ声が紡がれる。
「あっ! あっ! あっ! 待っ、て……!」
「?」
「ちょっと失礼しますね……」
ラヴェンツァの声に腰を止める蓮は、下半身が繋がったまま押し倒してくる少女に為されるがままベッドに倒れた。
仰向けになる彼の上には、何とも妖しい微笑を浮かべる小さな
すっかり巨大な肉棒にも慣れた蜜壺で根本まで咥えこんでいるラヴェンツァは、騎乗位に体位を移すや、タンッタンッと小刻みに上下に動く。
「んっ! んっ! ふぅ! 今度、は! 私、がっ、動いて、差し上げ、ますので……」
髪を振り乱しながらラヴェンツァは動く。
それまでは体を密着させて見られなかったドレスグローブとガーターベルトも、今ならば幼くも麗しい女体と共に眺めることができる。
「ふぅ……ふぅ、んっ……!」
懸命に腰を振り上げては打ち据える姿は眼福そのものだが、些か力強さには欠ける。
と言うのも、受けに回った途端快楽に善がることしかできない彼女が、震えながらではあるが動いているのだ。それだけゆっくりと動き、暴力的な快感に狂わぬよう調整している訳である。
じれったくはあるが、これはこれでアリだ。
しかしながら、こんなにも美味しい状況を蓮が見逃すはずもなかった。
唐突に不敵な笑みを浮かべた彼は、尻肉を波立たせながら腰を上げていたラヴェンツァに手を添える。
『え?』と呆気に取られるラヴェンツァの声が澄み渡った。
刹那、ガッチリと腰をホールドした蓮が、そんな少女を力任せに引き寄せた。
バチュン! と小気味いい音を立てて打ち据えられる腰。
同時に、一瞬の間に剛直を呑み込んだ下半身はぽっこりと膨れ上がっていた。
「お……あ゛っ……!!?」
だが、それはラヴェンツァにとっても蓮にとっても予想外の結果を招いた。
驚愕と快楽に声にもならない声を漏らすラヴェンツァに対し、蓮は愚息を締め付ける妙な違和感を覚えたのだ。
まるでキツイ輪を嵌められたような締め付け。加えて、穂先も肉襞とも違う女肉に擦りつけられている。
「これはっ……くっ!」
「あ……んっ……きゅ、急に
それまで従者として心掛けていた丁寧な言葉使いも忘れ、素の口調で文句を吐くラヴェンツァ。
彼女の言う通り、蓮の肉棒はどうやら子宮口を突き抜け、子壺の中にまで辿り着いてしまったようだ。
正しく前人未到の禁断の地。蜜壺以上に窮屈で初めての感触が襲い掛かる部位が触れ合う感触は、最早拷問に等しい。
「お願いですから、一旦抜いてっ……!」
「分かった……!」
震えながらラヴェンツァの腰を引き上げる。
しかし、先ほどまで大いに彼女を楽しませたカリ高な亀頭が子宮口に引っかかり、中々抜けそうにない。
(でも、なんでしょう……あそこが疼いて……!)
熱い鈍痛の中で生まれる感覚。
次第に痛みが薄れていくことを感じ取りながらも、ラヴェンツァはダメ押しに己の足でベッドを突っ張ることで引き抜こうと目論む。
「ふぅ……ふぅ……」
―――あと少し。
その
ズルッ。
バチュン。
ビュク。
「―――え?」
茫然とするラヴェンツァ。
彼女はじくじくと下腹部に広がる灼熱と、足元に広がっていた淫汁に足を取られて滑った事実をすぐには呑み込めなかった。
が、先程よりも強く打ち据えられた子宮に走る衝撃―――そして脊髄を突き抜け、脳内の神経を焼き切るような快楽が押し寄せた。
「―――っっっ!!!」
ビクンッ!!! と上体をエビ反りさせ、天を仰ぐ。
(ダメ、これは……!!)
砕けんばかりに歯を噛み締め、歪んだ
(こんなの……癖になって―――!!)
快楽に笑う顔を手で覆い隠すラヴェンツァは、蓮が吐精する間に延々と続く絶頂の余韻に浸った後、糸が切れた人形のように後方へ倒れ込んだ。
柔らかくもひどく湿ったベッドに受け止められる。
今日一日分の汁を吸い込んだシーツからは、汗と潮と精液と愛液の混ざった据えた臭いが立ち上る。
直後、粘着質な音を奏でながら肉棒が膣から引き抜かれた。
「あっ……」
切ない声を漏らすラヴェンツァ。
彼女の秘裂は、散々注ぎ込まれたにも拘わらず、それまで一度も肉棒を引き抜かれなかったが故に蓄えられた白濁液がドロリと零れ落ちた。
その粘度、最早液体と呼ぶことを許さない。白いダマを為す精液は、ヨーグルトとでも表現すれば分かりやすい状態となりながら止めどなく溢れ出す。これではまるでラヴェンツァが射精しているような光景だった。
一頻り精液を吐き出した後は、膨らんでいたラヴェンツァのお腹もすっきりと元通りだ。
それだけに下腹部―――子宮の奥には、雄の子種の熱の名残からか、得も言われぬ喪失感が残る。
少しだけ名残惜しいと思ったり。
などと考えるラヴェンツァに、不意に影がかかった。
「ラヴェンツァ」
「……ふふっ。二言はありませんよ」
「今度はもっと気持ちよくなれるよう努力する」
「それは……楽しみです」
自分に覆い被さる男の唇に指を添え、ラヴェンツァは花のように微笑む。
それからは―――枯れ果てるまでに抱き合うのだった。
時間は過ぎ、深夜も深夜。
長時間激しく体を重ねて力尽きたのか、蓮は裸のまま泥のように眠っている。
そんな彼の横では、風邪をひかぬようにと気遣うラヴェンツァが布団を被せる。そして、そのまま隣に潜り込む。
(あっ、まだ……)
その間、秘裂からは幾度も吐き出された精液が音を立てて溢れてきた。
が、さして気にせぬ彼女は、あどけない寝顔を晒す蓮を見つめる。
「ふふっ。かのトリックスターも寝顔は子供らしいのですね」
彼が起きていたら『お前が言うな』と言い返されそうではあるが、だからこそ今言った訳だ。
寝顔を一頻り堪能したラヴェンツァは、そのまま布団の中で彼と夜を明かす―――その前に、穏やかな寝息を立てる蓮に顔を近づける。
そして、
「―――大好きですよ、マイ・トリックスター」
チュ、とリップノイズが鳴り響く。
真夜中ではやけに響く音も、疲れ果てて眠る蓮の耳には届かず、起きてくることもない。
当然耳元での愛の囁きにも反応されない訳だが、こうして思いの丈を吐き出しただけで満足なのか、ラヴェンツァは大層なご満悦な顔を浮かべ、惚れた男の隣で眠りにつくのだった。
微睡みに誘われるがまま、幸せな夢の世界へと……。
恋人にできるキャラ以外で読みたいキャラは?
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双子の看守(+ラヴェンツァ)
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