※この作品はR-18です。

ていく おぅばぁ   作:柴猫侍

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大宅 一子

 

「うぇ~、気持ち悪ぅ……」

 

 トイレの前で蹲る女性が一人。

 彼女の名は大宅 一子。とある新聞社で働いているジャーナリストだ。

 そんな彼女が、こうして具合を悪そうにしている理由は単純極まっていた。馴染みの店で飲み過ぎた、それだけである。

 

「飲み過ぎだ」

「ごめんごめん、ついお酒が進んじゃって……うぷッ」

 

 一子の背中を撫でて介抱する蓮。

 もう片方の手が携えられた袋には、近所のコンビニで買って来た酔い止めが入っていた。

 

「これを飲め」

「おぉ、流石! これさえあれば百人力ってね!」

「まだ飲む気じゃないだろうな?」

「……は、ははっ、ヤだなぁ。まさかねぇ……」

 

 と言いつつも、あからさまに視線を逸らす一子。

 しかしながら、狙って獲物は逃がさない怪盗の眼光から逃れられるはずもない。

 

「あー、分かった分かった。今日はもう飲まない!」

「飲み過ぎは体に毒だからな」

「そんなことアタシも分かってるったら……」

 

 でも、と顔を伏せる彼女が紡ぐ。

 

「キミと居たら楽しくて……つい」

 

 普段はあまり見られないしおらしい様子。

 かつて蓮と出会う前は、相棒であった記者の失踪や上層部からの圧力で悩み、酔わなければやってられないと言わんばかりに酒を煽っていた。

 こうして交際を始め、色々と肩の荷も下りた今、以前のように酒浸りになる必要もなくなった訳であるが、どうやら酒好きな点は変わらない。

 口にした通り、楽しいあまり酒を煽ったらしいが、それを素直に喜ぶかどうかは微妙な部分であった。

 

 しかし、

 

「ごめんね、駄目な彼女で……」

 

 こんなにもか弱い姿を見せられて、動かない訳にもいかない。

 

「一子」

「おぉ!? きゅ、急に後ろから抱き着いてくるなんて積極的だね~! なんだか、めっちゃドキドキするんだけど……場所がトイレなのは目を瞑るとして」

「トイレだとドキドキしないのか?」

「ムード的な関係で―――ってキミ、何取り出して……ッ!?」

 

 徐にコンビニ袋を漁る蓮。

 一見、酔いつぶれた一子を介抱するための薬が入っているようにしか見えなかったが、たった今彼が取り出したのは、どうにも薬が入っているとは見えない小さな箱であった。

 どこからどう見てもコンドームの箱だ。一子は酔いとは別の理由で耳まで赤く染まり上がる。

 

「え? まさかァ……()()で? いやいやいや、するにしてもウチに来てから……」

「ここじゃダメか?」

「うぉおう……し、知らなかった。最近の子ってここまで進んでんのね……」

 

 トイレで情事に及ぶなど、てっきりアダルトビデオの世界だけと考えていた一子。

 それがまさか彼氏から―――しかも高校生の男子から提案されるとは思っていなかったと、中々に衝撃を受ける。

 

「ほ、本気? ほら、アタシって結構声大きい方じゃん……ここでキミとしたら、ララちゃんにバレるし」

「我慢してる一子が見たい」

「……アタシ、君の将来が末恐ろしくなってきちゃった」

 

 馴染みの店のトイレで欲情できるとあれば、他のシチュエーションでも興奮できると考えて、強ち間違いではないだろう。

 これからは、何時いかなる状況においても求められることを想定しなければならない。

 そう考えるだけで、一子の体は理性とは真逆の反応を見せる。

 

「まったく、もう……キミがそんなこと言うから、アタシもその気になっちゃったじゃん」

 

 年甲斐もなくと言えば語弊があるが、それでも盛りがついた雌のような体の疼きは事実だ。トイレという密室にて、一子は下着に覆われた秘所がジュンと濡れる感覚を覚えた。

 心なしか息も荒くなる。

 体がみるみるうちに火照っていく理由は、酔いだけでないことは明らかであった。

 

 はぁ……と、酒気を孕んだ吐息を漏らせば、眼鏡の奥に佇む瞳がこちらを見据える。

 瞳には期待と欲情に満ちた色が映っていた。そして、発情した雌の姿も。

 

「そんじゃ……セックスしちゃおっか♡」

「ああ」

「んっ♡」

 

 互いに合意を得た二人は、ゆっくりと唇を重ねた。

 愛を育むような優しいキス。軽く相手の唇を吸いながら、何度もリップノイズを響かせる。

 

 程よく熟れた一子の唇は、柔らかく、いくらでも味わっていたい弾力を有していた。それでいて熱く、ほんのりと芳醇で苦い味わいがする。

 

「大人の味がするな」

「んふふっ、キミも大人になったら二人で飲もうね」

「じゃあ、今日は一子で我慢する」

「んんッ!?」

 

 酒気を含む唾液を啜るように、一子の口腔へ舌を捻じ込む。

 その力業に目を見開く一子であったが、舌を絡ませ合う甘露な快感に瞳が胡乱になる。

 

(ひゃあ……この子、舌遣い上手い……♡ 誰が仕込んだんだか……って、アタシだった♡)

 

 デートの度に酔っ払いのノリでキスを求め、その度に応じていた蓮の姿を思い出す。

 若い子には厳しいノリであったと想像するに難くないが、彼に至っては毎回丁寧に応えてくれた。数分、十数分、時には一時間にも及ぶキスはまさしく濃密そのもの。終わる頃には一子の体は発情し、そのままの流れでベッドインが専らだ。

 意図せず彼の舌遣いを上達させていた一子は、今まさに上達具合を実技で示している。

 

 結果は御覧の通り。

 

「んッ♡ ふぅッ♡ はぁ……れぁ♡ チュッ♡ ジュル♡ ぷはぁ♡」

 

 激しく口腔を弄ばれ、蕩けた顔を浮かべていた。

 気のいいお姉さんでも、酔っ払いでも、時折見られる真面目な顔でもない。真に身も心も許した男にしか見せない女の顔が、そこにはあった。

 

 ここがトイレであることも忘れ、激しいディープキスを演じる二人。

 吸い上げ、時には流し込まれる唾液も、とっくに互いのものが混ざり合った複雑な味と化している。

 飲み干すこともしなければ、次から次へと分泌される唾液が溢れるのは自明の理。蓮よりもやや背の低い一子の口の両端からは、流し込まれた唾液がツーっと滴り落ちていた。

 

(あー、ヤバッ♡ アタシ、常連の店でその気になっちゃってる……♡)

 

 軽いキスぐらいなら家に着くまで我慢できただろうに。

 しかし、こうも熱烈な口付けを交わせば、体が発情するのも当然であった。

 

 堪らなく熱くなってくる体からは、酒気を含んだ汗がにじみ出る。それがシャツやズボンを肌に張り付かせては、衣類にしみ込んだ一子の香りをフェロモンと共に空間を満たしていく。

 アルコールとは違ったフローラルで芳醇な香りだ。雄を惑わす誘惑的な香りを吸い込んだ蓮はと言えば、

 

「きゃんッ!?」

「可愛い声で鳴くな」

「そ、それはキミがお尻を掴むから……」

 

 突然、蓮の両手が一子の臀部を鷲掴みにした。肉付きの良い豊満な尻肉は、ぴっちりとしたジーンズを穿いていることもあってか、喰い込む指に合わせて浮かび上がる。

 そのまま揉みしだけば、数分もせずに甘ったるい吐息が一子の口から漏れ始めた。

 

「ふぅ……ふぅ……♡」

 

 少しばかり伏せられる瞳からは、緩やかに押し寄せる快感を堪えている様子が窺えた。

 一瞬、不敵な笑みを湛える蓮。

次の瞬間、一子の尻臀は左右に引っ張られた。

 

「あッ♡」

 

 と、甘く蕩けた悲鳴が上がるや、一子の下半身からみるみるうちに力が抜けていく。

 ジーンズなどお構いなしと言わんばかりに、蓮の指が豊満な尻谷の間へ差し込まれる。間もなくして、汗ばんだ谷間に到達した指は、熟れた尻肉ごと奥に佇む淫裂と菊門をこじ開けた。

 

 仄かに生地が湿る感覚を覚えながら、先ほどよりも激しく、そして丹念に揉みしだく蓮。

 一方で一子は、入念に性器周辺を揉み解される快楽に身を捩らせていた。酒で酔っている所為もあるのか、いつもよりも多く溢れ出す愛液はみるみるうちに下着を濡らしていく。

 

「ちょッ……タンマ! 濡れるから下着脱がせて……!」

「そうか」

「『そうか』って、一旦手ぇ止めてくんないと……んぁ♡ あぁ、もぉ~……!」

 

 蓮に揉みしだかれながら、一子はベルトを外してジーンズを下す。

 しかし、時すでに遅し。下着には、じわりと縦筋の染みができており、今尚その範囲が拡大していた。

 

 溢れ出た愛液と汗の据えた匂いは、下着の生地越しにトイレの中を満たす。

 カァァア、と顔を赤らめる一子は顔を逸らした。そんな彼女に追いうちをかけるように、蓮の手の動きは激しさを増していく。

 豊満な尻臀を隠していた生地は、奥へ奥へと押し込まれていく指の動きにより、谷間へと食い込んでいた。その所為でTバックのように生地面積は心許ないものと化している。

 

 それでいて汗ばんだ尻肉は、揉みしだく指にぴっちりと吸い付く。瑞々しい張りを誇って延々と弄っても飽きない揉み心地だ。

 だが、いつまでも揉んでばかりいれば、何時まで経っても一子と愚息が満足しない。

 

「腰かけてくれ」

「んッ……はいはい♡ どっこいしょ、っと」

 

 やれやれと言わんばかりに便座に腰かける一子だが、期待の余り浮かび上がる口元の綻びは隠せない。

 

「で、どうして欲しい? カレシくん♪」

「口でシてほしい」

「了解っとォ♡」

 

 言われるがまま蓮のズボンに手をかけ、慣れた手つきでベルトを外す一子。

 時間で言えば、一分も経たぬ内に脱がされた下着から、屹立した肉棒が現れる。腹の方へ反り返る肉棒は、これまた濃厚な雄臭を解き放っては一子の雌芯を疼かせる。

 その臭いを肺一杯に吸い込んだ一子は、はぁ、と恍惚とした面持ちを浮かべながら息を漏らす。

 

「いつ見ても大きい……♡」

「そうか?」

「勿論! 君と同い年の子が見たら引いちゃうと思うよ?」

「一子にしか見せないから問題ない」

「ッ……まったく、この女たらしめ。そんな嬉しいこと言われたら、お姉さん張り切っちゃうぞぉー! あむっ♡」

「うっ」

 

 ニヤニヤと頬を綻ばせていた一子が肉棒を咥える。

 高校生にしては凶悪な肉棒に物怖じしない彼女は、そのままグポグポと音を立てながら頭を前後させる。

 唇に伝わる脈動と熱を覚えながら、時折鈴口から溢れ出る先走り汁に舌鼓を打つ。

 時折、頭上から聞こえる快楽の呻き声を耳にすれば、彼が感じている事実に悦びを覚え、さらに激しい口淫を披露する。

 

 ジュボ♡ ジュプ♡ ジュル♡ ジュプ♡ ジュルル♡

 

 淫靡な水音が室内に反響する。

 口腔に満ちる唾液は、蓮の肉棒に満遍なく塗りたくられ、その後に続く吸引をスムーズに進め、更なる快感を生み出す潤滑油と化していた。

 すると、おもむろに肉棒から口を離す一子が、悪戯な笑みを浮かべ、亀頭にキスを落とす。

 

「ふふっ、可愛い顔しちゃって♡ お姉さん、もっとサービスしちゃうかんね♡」

「うぁ!」

 

 突き出された舌が、捻じ込むようにして鈴口に付き立てられる。

 グネグネ、グネグネと。卑猥な蠢きを見せる舌は、誰の侵入も許したことの無い尿道へと入り込み、敏感な部分をとことん責め立てていく。

 

「くっ……!」

ひもひひぃ(気持ちいい)?」

「もう少しお手柔らかに頼むっ……」

はれ(あれ)? ぷはぁ……ごめん、痛かった!?」

 

 舌先と鈴口に唾液の橋を架ける一子が慌てふためく。

 流石に未開発で過敏な部位への愛撫は早すぎたか、と冷や汗を流す彼女は、ホッと安堵の息を吐く蓮に「ごめんごめん」と頭を下げる。

 

「お詫びに()()()しゃぶってあげるからさ……ねっ?」

 

 持てる性知識を総動員させる一子は、ほんの少し萎んだ肉棒の下にぶら下がる肉袋にしゃぶりついた。

 収縮した皺の一本一本を伸ばすように舌を押し当てつつ、中に収められている陰嚢を口腔へと皮ごと吸い込む。

 

「う、くっ……」

「んんっ♡ ちゅぷ♡ れろっ♡」

 

 一子の体温を感じつつ、ざらついた舌の上で陰嚢を転がされる快感は凄まじいものであった。いつもであれば、性欲旺盛な彼がスタミナで一子を喘がせるが、この時は未知の快感に腰をヘコヘコと動かすしかできない。

 その間、彼女の手は元気溌剌になった肉棒を掴み、上下にシコシコと扱いていた。

 みるみるうちに高まっていく射精感は、肉棒の脈動として現れる。

 そして一回り膨れ上がった瞬間、

 

「ダ~メ♡」

「っ……!?」

 

 ポンッ! と小気味いい音を響かせて肉袋を放した一子が、大股を開いてぐしょぐしょに濡れそぼった股間を見せつける。

 愛液が染み渡った下着は、口淫の間に落ち着きなく動いていた太腿により、淫裂を隠すどころか食い込んでしまっていた。食い込んだ下着の両端からは、陰毛と共に肉厚な陰唇がぷっくりと膨れ上がり、淫靡な光沢を放っている。

 

 ごくりと生唾を飲み込む蓮。

 彼女が言わんとする考えを理解した彼は、無言のままびしょ濡れの下着をはぎ取った。

 

 眼前には隠すものが何一つない秘所が佇む。汗ばんだ肌に張り付く陰毛も、興奮のあまり赤らむ陰唇も、ぷっくりと膨れ上がる肉豆も―――全てが煽情的であった。

 

「キミ、ゴム貸してくれる?」

「ああ……―――っ!?」

「ぷはぁ! はい、準備万端♡」

 

 コンドームを受け取るや、口に咥えて肉棒に装着してみせた一子は、小悪魔染みた笑みを湛える。

 それから挿入し易いよう立ち上がり、便座に手をかけて尻を突き上げた。

 肉厚な尻臀が目の前に広がる光景は何とも卑猥。ひくひくと動く菊門もまた、蓮の情欲を一層激しく駆り立てる。

 

「ほら、今度はキミが気持ちよくさせちゃって♡」

「任された」

「あっ♡ ……ッん♡」

 

 一瞬甘い悲鳴を上げた一子であるが、未だ店主が店内に居ることを思い出し、咄嗟に口を手で覆う。

 

 パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡

 

 だが、一子の目論見と相反する音がトイレに響きわたる。

 

(バレちゃう♡ こんな音立ててたらバレちゃうって♡ でも♡ アタシ、トイレで犯されて感じちゃってる……♡)

 

 腰を打ち付け合う音を耳にする一子は、どうしようもなく悦んでいる己の体を自覚していた。

 挿入される肉棒を歓迎する蜜壺は、待ちかねていたと言わんばかりにグネグネと蠢動し、尿道から溢れ出る体液を搾り取ろうとする。さらには止めどなく湧き出る愛液が、これまた凶悪な雁首によって掻き出され、トイレの中を瞬く間に濃い性臭で彩っていく。

 

「ふぅー♡ ふぅー♡ ふぅー♡」

「感じてるのか?」

「ふぅ♡ ふぅうー♡」

「もっと感じてくれ」

「ふぐぅ!!?」

 

 何を言うのかと思えば、固く閉ざされた菊門に異物が挿入される感覚が奔った。

 

(嘘!? お尻に……指が!)

 

 蓮の方へと向けられていた臀部。

 その間、彼女の菊門も向いていた訳であるが、無防備であった菊門のヒクヒクとした動きは、年若い少年を魅了したようであった。

 

 辛抱堪らなくなった蓮。だから優しく、それでいて強引に指を挿入した。

 菊門の締め付けはきつく、抜こうにも抜けられない程の力である。しかし、ツーっと垂らした唾液を潤滑油にし、ゆっくりと指を抽送させた。

 すると、一子の体が弓なりに反らされる。ビクビクと痙攣する姿は、まさしく絶頂している様子に他ならない。顔を覗き込めば、だらしなく淫蕩に酔う余り、涎を垂れ流す彼女の表情を見ることができた。

 

「気持ちいいのか」

「ま、待っひぇ……! お尻はらめ……!」

「本当か?」

「ひんッ♡ はっ……!?」

「そんなに甘い声が出てるのに」

「そ、そういう問題じゃないからァ……きゃひぃ♡」

 

 良いことを知った―――眼鏡がキラリと光る蓮は、腰の動きに合わせて指も動かす。その烈しい責めは、加速度的に一子の快感を高まらせていった。

 

「ふッ♡ ふッ♡ ふぅーッ♡」

 

 容赦なく性器と尻穴を弄られる一子は、猿轡代わりに自身の指に噛み付きながら、必死に喘ぎ声を堪えていた。

 ダラダラと滴る涎は便器の中へと吸い込まれていく。

 さながら溢れる愛液が滴る様相だ。年上の彼女を手玉に取る征服感を覚えつつ、もっと彼女に快感をと蓮は愛撫を続ける。

 

 そして、

 

「んぅ゛ッ……♡♡ ふしゅー♡♡ ふしゅー♡♡ ふひッ……♡♡」

 

 ビクリッ! と一際体が飛び跳ねる一子。

 指を呑み込む菊門の締め付けがきつくなったことから、彼女が絶頂したのは想像に難くなかった。

 時を同じくし、肉棒を包み込む膣肉もまた痙攣し始める。

 最初の大人の余裕を感じさせるねっとりとした吸い付きとは裏腹に、今度は精液を一滴も残さず搾り取らんとする気概を感じられる強烈な締め付けであった。

 

「くっ……射精る!」

 

 堪らず、怒張する肉棒から白濁液が解き放たれた。

 コンドームをしている為、実際に膣内に注ぎ込まれた訳ではないが、それでもゴム越しに灼熱を感じる。

 

 ドクドクと量を増す子種。その存在に一子の体は悦びに震え上がる。

 蓮と出会うまで()()()()であった彼女は、すっかり膣が彼の形に馴染んでいた。身も心も彼を番と認識している為か、情事の度に子宮が疼いて仕方がない。

 

 程よく熟れた体は、子を孕む雌の肉体として万全を期していた。精子を注ぎ込まれれば、すぐさま受精しようと子宮が下りるくらいには、だ。

 

 最早、理性ではどうしよもない。体―――否、性欲こそが一子の女体を支配していた。こうしている今も、肉棒を突き立てられている事実に、多幸感と快感が混ざった電気信号が脳を麻痺させている。

 

「あ゛ッ……はぁ……♡♡」

「大丈夫か?」

「んッ……最高♡♡ 射精したばっかりなのに、もうアタシん中でギンギンになってるし……やっぱり若いっていいわねー♡♡」

「一子は今が一番若いだろう」

「お? 嬉しいこと……っていうか、核心を突くようなこと言ってくれるじゃん」

 

 にしし、とはにかむ一子。

 すると、やおら後背位から翻り、蓮と向かい合う。とは言うものの、実際にはいきり立つ肉棒と向かい合う形だ。

 

「それじゃあお姉さんが綺麗にしたげるッ♡」

 

 眼前の凶悪な肉棒を目の前にした一子は、手早くコンドームを引き剥がすや、躊躇いもなくしゃぶりついた。

 所謂、「お掃除フェラ」と呼ばれる口淫。肉棒から互いの体液が混ざり合った濃密な淫汁を舐り取る彼女の表情は、正しく卑猥であった。

 笑顔が素敵な彼女が、強烈な吸引力の余りに唇が肉棒の方へ持っていかれ、頬が凹んでいるのだ。これを卑猥と呼ばずして何と呼ぶのだろうか。

 

 下品な吸引音が響くこと数分。

 一頻り愛の営みの証を舐め取った彼女は、今度は手に携えていたコンドームを逆さに吊るし、中に並々と溜まっていた精液を口へと垂らすではないか。

 ドロリ―――そんな擬音が聞こえそうな光景。

 かなり濃厚な白濁液を口いっぱいに含んだ一子は、意を決した様子で喉を鳴らした。そう、あれだけの量の精液を一度の嚥下で飲み干したのだ。

 

「ぷはッ♡♡ ……これは流石にやり過ぎ?」

「いいや、興奮した」

「そっかそっか! 舞い上がってチャレンジした甲斐があるってもんだね」

 

 どうやら精飲自体には慣れていないようであり、今も喉に残る違和感に口をもごもごとさせている一子。

 しかし、これだけのことをしてくれたのだ。口述通り、蓮の肉棒はまだまだ衰える気配がない。

 

 このまま数戦いけそうな雰囲気。

 一子は「仕方ないなァ」と、箱から新たなコンドームを取り出そうとする。

 

「一子」

「ん?」

「お尻でシてみたい」

「ぶッ!!?」

 

 突然の提案に、流石の一子も驚いた。

 

「え……マ、マジ……?」

「ああ」

「お尻で……キミ、そういうのイケるクチかぁ……」

「駄目だったか?」

「いや、その……お尻は色々準備が必要だし……洗ったりとか……あ」

 

 今居る場所はどこか。トイレだ。

 幸いにも、にゅぅカマーのトイレはウォシュレット機能付きである。

 

―――シャワワワワ……。

 

「うぅ……そ、そんなマジマジ見られると恥ずかしいんだけど……」

「気にしないでくれ」

「気にするっつーの……」

 

 腹を括った一子が、備え付きのウォシュレットで洗浄している。

 その間、彼女の羞恥に彩られた表情に興奮を覚えたのか、蓮の肉棒は血管が浮かび上がる程に怒張していた。

 

 そうして入れては出しての洗浄を繰り返すこと数分後。

 

「よし、これで大丈夫なはず! まさかララちゃんから聞いた情報が、こんな場所で役に立つなんてね……」

「流石記者だ」

「それは記者関係ないっての! って言うか、お尻だからってちゃんとゴムはするんだからねッ!?」

「分かってる」

 

 人生において最も恥ずかしいと断言できる時間を経た一子は、半ばやけくそで洗浄したばかりの菊門を向けてみせる。

 固い城門。しかしながら、一度は開城してみせた禁断の洞穴を目の前にした蓮は、一子の膣内から掻き出した愛液を塗りたくり、可能な限り挿入が滑らかになるよう手を入れる。

 

「んッ……ふぅ♡」

 

 優しく菊門の輪郭を撫でられる快感に、甘い喘ぎ声を漏れてしまう。

 今までの人生の中、自慰でさえ弄ったことのない部位を彼氏―――しかも年下の少年に弄られているのだ。恥ずかしさと気持ち良さが複雑に混ざり合い、頭の中はぐちゃぐちゃである。

 しかし、やはり体は正直。ツプッ……と、ほんの僅かに指が菊門に挿入されただけで、背骨を突き抜ける快感が脳天を穿つ。

 

(駄目ッ……♡♡ アタシ、この子に開発されてるッ♡♡ お尻の穴でも感じるように弄られてる♡♡)

 

 手持無沙汰な淫裂からは、これまた愛液がトロトロと清水の如く溢れ出している。

 愛撫は十分。菊門が揉み解せたと断じた蓮は、期待に荒くなる息遣いをしつつ、亀頭を菊門にあてがった。

 

「一子、挿入(いれ)るぞ……」

「うん……♡♡ アタシの処女、奪っちゃって……♡♡」

「ふっ……!」

「っくぅぁああ……♡♡」

 

 指の比ではない異物が挿入される感覚に、一子の体が振り乱される。

 嫌よ嫌よと言わんばかりにグネグネと身を捩らせられる体であるが、しっかりと腰を掴む蓮により、逃げることは叶わない。

 時間と共に菊門が押し広げられ、一子の顔には苦悶と快感が代わる代わる浮かび上がる。

 

「あ゛っ……がッ……はぁ……♡♡」

「ようやく半分挿入ったぞ……」

「ま、まだ半分ッ……!? んぎッ……お゛ぉ……♡♡」

 

 これだけの窮屈感を覚えているにも拘わらず、まだ半分だと?

 そう驚愕する一子に対し、蓮はギュウギュウと締め付けてくる括約筋に負けじと肉棒を怒張させ、もう一つの性器と化した腸内へ肉棒を押し込んでいく。

 

(ヤバい……これ……!!)

 

 どうしようもない異物感。

 本来排泄する部位を強引に抉じ開けられる感覚を前に、一子は、

 

(気持ちいぃ♡♡ こんなん癖になっちゃうじゃん……♡♡)

 

 どうしようもなく、雌の体が悦んでしまっていた。

 

 膣とは違い、主に性感を覚えるのは菊門付近である。

 しかし、腸内を凶悪な雁首で掻き混ぜられるのも、フワフワとした快感の最中、不意に腸壁越しに膣を、そして子宮を圧迫される快楽も凄まじいものだ。

 新感覚の快楽を前に、一子は為されるがまま菊門を締め付ける。

 

―――ギチギチギチッ!

 

「っく……!」

 

 膣口とも違う強烈な締め付けが肉棒を襲う。

 これでは射精しようにも射精できない。菊門の締め付けが尿道を塞いでしまっている。それでも、初めてのアナルセックスで善がる一子のあられもない姿を目の当たりにした高揚感と、強烈でこそあるが決して痛くはない締め付けに高まっていく射精感に嘘は吐けない。

 最早意地だ。何が何でも一子の中に吐精しようとする気概に満ち満ちる蓮は、かつてないほどの乱暴な腰振りで、一子の尻肉に己の下半身を打ち付ける。

 

「おッ♡♡ おッ♡♡ お゛ぉッ♡♡ 激し、ィ♡♡ お尻壊れちゃう♡♡ キミのチンポでガバガバになっちゃうゥ~~~♡♡」

 

 次々に淫語を口にする一子。彼女も限界が近いのか、蓮の手に支えられている下半身がガクガクと震えだしていた。

 淫裂から溢れ出す本気汁は、激しい腰の動きに合わせ、トイレ一面にびちゃびちゃと振り撒かれる。刻一刻と濃密な臭いに彩られている密室に、二人の理性は淫蕩に染め上げられていた。

 

「一子……射精()るッ!」

「うんッ♡♡ キミの精液、たくさん射精してぇぇえええッッ♡♡♡」

 

 ドクドクと注ぎ込まれる精液。

 腸を満たしていく子種の感覚に、一子は充実感と多幸感の余り、恍惚とした笑みを浮かべながら絶頂に至っていた。

 一方で蓮は、今尚締め付ける菊門に一滴残らず精液を搾り取られると断ずるや、ズリュリュ! と肉棒を引き抜く。

 

「あ」

「ん? ……あ」

 

 間の抜けた声に一子が振り返れば、そこには破れたゴムを装着する肉棒の姿があった。

 では、先ほどの精液はどこにあるのか―――当然、一子のお腹の中だ。

 

「……」

「……あ、あははっ! ま、まあ、中出しじゃなかったからセーフ! みたいな!?」

「じゃあ一回も二回も同じだな」

「へ? ちょ、まさか……ひぃぃいいん♡」

 

 一子の言葉を受けた蓮は、あろうことかそのまま菊門に今一度肉棒を押し込んだ。

 精液を注いだおかげか、先ほどよりか随分と滑りがいい。これなら二回戦も滞りなく進むことだろう。

 

「ほ、ホントにらめだってばぁ♡♡ こんなの、キミ以外じゃ満足できなくなっちゃうのぉ♡♡」

「その時は……くッ! 責任をとる……!」

「も、もぉ♡♡ お姉さん、そういうのそろそろ真に受ける年頃なんだかんなッ♡♡」

「真に受けるも何も、本気だ」

「んぁ♡♡ そこまで言うなら……あッ♡♡ もう好きにしていいから♡♡ アタシの体、キミだけのものにしてぇぇぇえええ♡♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――うっわ、まだ出てくる……」

 

 チョロロロ……、と便器を小便が打つ水音に加え、空気が漏れ出る音と共に精液を捻り出す一子。どこから出しているかと問われれば、それは当然菊門からだ。

 たった一日で善がり狂う第二の性器に開発された菊門には、散々精液を注ぎ込まれ、こうして小休止に用を足している間も止めどなく溢れ出していた。

 

「これさ、絶対中出しだったらデキてたと思わない?」

「そうだな」

「そうだな……って、なんかこう、感慨深さとかないの? お尻とは言え、一応ナマでしたんだし……さ?」

「焦らなくても、大人になったら気が済むまで種付けする」

「……キミって結構えげつけないこと言うよね。まあ、それで喜んでるアタシもアタシだけどさ」

 

 将来子作りが捗りそうな言葉を聞いた一子は、屈託のない笑みを蓮へと向ける。

 

「それじゃあ……お酒と一緒に大人になるまでのお預けだ♡♡ アタシのオマンコとの生エッチは♡♡」

 

 そうした契りを結び、トイレから退出する二人。

 その後、トイレを汚したことを店主のララに窘められたのは言うまでもない。

 

恋人にできるキャラ以外で読みたいキャラは?

  • 双子の看守(+ラヴェンツァ)
  • 新島冴
  • ソフィア
  • 柊アリス
  • 一ノ瀬久音
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