相手は見習い聖女。夜の森を進む少女達を、更なる苦難が襲う。
少女巫術師を失った冒険者一党。
非力とはいえ術師であった彼女の脱落は、そのまま
だが、冒険者たちの空気はそこまで悪いものではない。攫われた彼女に油断していたと謝罪こそすれど、そこまで酷い目にはあっていないだろうという謎の確信があったからだ。
「いや、まあ、色んな意味で酷い目にあっている可能性もあるけど」
見習い聖女が周囲を警戒しながらそんなぼやきを漏らすと、前を歩く令嬢剣士と白兎猟兵の二人が苦笑混じりに顔を見合わせた。
「ご無事だとは、思いますけど……」
「違う意味で、ご無事かはわかんないですねぇ」
令嬢剣士は頰を赤らめてそっぽを向け、白兎猟兵は意味深に下腹部を撫でながらぽりぽりと頰を掻いた。
「お一人で、大丈夫ですかねぇ」
ぼんやりと間の抜けた声を漏らしながら、長耳を揺らしながら右へ左へと向け、わずかな物音さえも聞き流すまいと警戒心を強める。
見習い聖女もまた周囲に目を向け、相手の動きを考慮して頭上にも意識を傾ける中、不意な突風が冒険者たちを襲った。
がさがさと音を立てて木々が揺れ、突風に冒険者たちが咄嗟に顔を庇い、ほんの一瞬目を閉じた瞬間。ぽとりと、何かが彼女らの足元に落ちる。
令嬢剣士がハッとして足元に目を向けた時にはもう遅い。それはパン!と軽い破裂音と共に、大量の煙を吐き出した。
「煙幕!?」
「な、何にもみえないですよぉ!」
「げほ!げほ!本当、容赦なっ──きゃああああああぁぁぁぁぁぁ────…………!」
令嬢剣士、白兎猟兵が一寸先も見えない濃霧の中でそれでも周囲を警戒する中、数度むせることで行動が遅れた見習い聖女の悲鳴が響き、それが遠ざかっていった。
何事と二人が彼女が声をした方に目を向け、そのまま煙を突っ切って視界を確保。目を細め、ほんの僅かな輪郭しか見えない何者かの影を視認し、何が起きたのかを理解した。
樹上から垂れ下がる蔦に捕まり、そのままスイングの要領で強襲した黒ずくめの男が、隊列最後尾の見習い聖女を掻っ攫って行ったのだ。
その勢いのままに二人は森の闇の中に消えていき、ついには輪郭さえも見えなくなってしまう。
「な!?え、今の一瞬で!?」
「うぇぇ。容赦ない……」
令嬢剣士があまりの手際の良さに仰天し、白兎猟兵があまりの大人気のなさに思わず呑気に溜め息を吐き、顔を見合わせた。
選択肢は二つに一つ。追うか、追わないか。どちらも正解ではあるが、どちらも不正解になり得る微妙な選択。
「と、とにかく行きましょう!」
「は〜い」
令嬢剣士は追跡を選択し、白兎猟兵が気の抜けた声で返事をした。
二人は小枝を踏み折る音と共に走り出し、闇に包まれた森の中に飛び込んでいった。
「この!降ろしなさいよ、この変態!」
そうして二人の追撃が始まったのと時を同じくして、森の深部に見習い聖女の怒声が響いていた。
樹上に設けられたハンモックに揺られて眠る少女巫術師を見つけた時は僅かに安堵したものの、今はそれどころではない。
木の幹から伸びる蔦で両手を頭の上で縛られた挙句、両の足首もまた頭の上まで持ち上がるように蔦を絡められ、男に向けて股座を突き出す形で拘束されているのだ。
とは言っても場所は枝の上。割としっかりしている太枝とはいえ、転落の危険さえもある。
羞恥で耳まで赤くなりながら「降ろせぇ!」と声を荒げると、男は蒼い双眸を細めて見習い聖女へと歩み寄る。
「な、何よ……っ!何しようってんのよ!」
「何とは、ナニだが?」
「〜〜〜〜!?!ば、馬鹿、変態……っ!」
男が小首を傾げながら告げた言葉に見習い聖女が声を荒げる中、男は乱暴に彼女の法衣をたくし上げて飾り気のないショーツを露出させると、それを無感動に引っ剥がし、秘裂を露出させた。
「〜〜〜!?ほ、本当にヤるつもり!?ここで!?せ、せめて下に降ろして──」
彼女は抵抗するように体を揺するが、僅かに枝が動くばかりで脱出は叶わない。
そんな無駄な抵抗を続ける彼女を尻目に
「いっ……!?ちょ、ちょっと待って……!いたっ!せ、せめて濡らすなり解すなりしてから──」
秘裂を押し広げられ、体が裂けるような痛みに体を強張らせた見習い聖女が悲鳴を漏らすと、男は一瞬動きを止めるが、すぐに意地の悪い笑みを浮かべて腰を突き出し、一物で秘部を貫いた。
「がっ………!?!」
秘裂からはメリッ!と肉が無理やり押し広げられる嫌な音をこぼし、見習い聖女の口からは苦悶の声が漏れる。
激痛に目を見開き、全身を震わせる彼女は「無理、抜いてぇ……」と目に涙を浮かべながら懇願するが、男は構う事なく腰を動かし始めた。
ずりずりと肉が擦れる乾いた音と共に一物が抽送され、ゴリゴリと音を立ててカリが膣肉を掻き回す。
「っ……!?痛っ、痛い痛い痛い!?やめ、やめて!いや、こんなの、いやぁ!!」
一物が動く度に肉が裂けるような激痛が全身を駆け抜け、ついに涙を流しながら悲鳴をあげ始めた。
男はそんな悲鳴を肴に腰の動きを早め、パンパンと音を立てて彼女の臀部に腰を打ちつける。
「いぎっ!?あ!?ぎっ……!いだい!やだ、はなじで、やめで、痛いぃいい!」
一物が動く度に傷を抉られるような激痛が走り金切り声をあげる彼女は首を左右に振りながら体を揺すり、少しでも痛みを和らげようとするが、男はそんな彼女の腰を両手でしっかりと掴んで動かないように固定。
そのまま彼女を叱るように先程よりも強く腰を動かし、鋭い音を立てて腰を打ちつけた。
「ぎっ!?ぁ!?げっ、おぐ!?ぉおお!?」
逃げ場をなくした子宮を無遠慮に亀頭が殴りつけ、その度に見習い聖女は悲鳴をあげる。
下腹部は一物の形に盛り上がり、接合部からは相変わらず乾いた一物が絶えず抽送を繰り返している。
痛みで閉じる事もできない瞳が向くのは、自身の秘部を貫く一物と押し広げられた秘裂との接合部。
子供の腕ほどありそうな凶器が腹を貫き、それでも血が出ていないのは奇跡だろう。
だが、動く度に確実に
「ぉ……ぎ……!や、やめで……っ!死ぬ!死んじゃう……!」
どすどすと亀頭が子宮を潰し、胎内を蹂躙する中で、見習い聖女は弱々しい声を漏らす。
その目には恐怖が滲んでいた。男への強烈なまでの恐怖に支配されていた。
流石の男も罪悪感を感じたのか、不意に動きを止めると小さく溜め息を吐き、そっと彼女の唇を奪った。
「んっ……!?んちゅ……んっ……んぁ……」
先程の暴力的な痛みはない。すっと滑り込んできた舌が優しく口内を舐めまわし、彼女を労わるように優しく舌を絡めてくる。
その動きは彼女が敬愛する冒険者のものであり、『男に犯されている』と意識していた心が、『彼に抱かれている』という方向に流れ始める。
強張った体から少しずつ力が抜け、男に寄りかかるように顔を前に突き出す。
二人の接吻は息継ぎを交えながら数分も続き、その間に一物を呑み込んでいる秘裂からもトロリとした蜜が溢れ始めていた。
「んぁ……♡んちゅ♡やるなら、最初から、んちゅ♡こうしてくださいよぉ……♡」
男の唇を啄むように何度も唇を落としながら、見習い聖女は猫撫で声を漏らした。
男は苦笑混じりに彼女の接吻に応じ、何度も唇を合わせた。
その度に鳴るリップ音を聞きながら、男はゆっくりと腰を動かし始める。
先程までの肉が擦れる乾いた音に湿り気が帯び、ぬちゃぬちゃと湿った音が二人の耳朶を撫でた。
一物が抽送される度に秘裂から愛液が掻き出され、愛液に塗られた一物には光沢が帯び始める。
そのまま蜜が潤滑油となり、動きやすくなった男は腰の動きを少しずつ激しくし始める。
膣肉の締め付けも力任せに締め付けるようなものから、優しく扱くような良い加減なものへと変わり、痛みの代わりに緩い快感が彼女の背筋を撫でていった。
「んっ……♡んぁ……ひぅ……♡」
悲鳴もいつしか嬌声に変わり、突く度にビクビクと足が震え、爪先に力がこもっていく。
散々痛めつけられた反動なのか、緩やかな快感だけで段々と絶頂感を高めていく見習い聖女は、蕩け始めた瞳で男を見つめた。
目深く被った頭巾の下、申し訳なさそうに細められた蒼い瞳に真っ直ぐに見つめ返され、彼女は照れくさそうに顔を背けた。
だがそれが不満なのか、男は彼女の顎を掴むと無理やり前を向かせ、目を合わせた。
「あ……」
夜空を閉じ込めた蒼い瞳に意識が吸い込まれたように、ぼぅとしてしまった見習い聖女。
彼女が産み出したその『虚』を男は見逃さず、一際強く腰を突き出した。
ずりゅ!湿った音を立てて一物は一気に根元まで押し込まれ、亀頭が子宮口を抉り、子宮を押し潰した。
「きゅい……っ!?♡」
下腹部から脳天までを駆け抜ける快感に見習い聖女は甲高い悲鳴をあげ、両の足が爪先まで伸び切った。
膣肉が痙攣を繰り返し、ヒダが一物を撫で回す。
男の一突きで軽い絶頂を迎えた彼女を尻目に、彼は追撃するように更に腰を動かした。
「ひゃ!?♡ちょ、ちょっと、待ちなさいっ♡い、今イッてる……!イッてるから、動かないで……♡んぉ♡いぎゅ……!♡」
どすどすと音を立てて子宮口と亀頭がぶつかる度に見習い聖女は絶頂を繰り返し、嬌声混じりに制止の声をあげるが、男は止まらない。
優しく締め付けてくる膣肉をカリで掻き回し、物欲しそうに降りてくる子宮口を亀頭で押し返し、喘ぐ彼女の口を唇で塞ぐ。
「んんっ!?♡んんっ!ちゅ……っ♡んぁ♡ぉぉぉ……♡」
唇を奪われる形で声を奪われた見習い聖女は瞠目するが、すぐに受け入れて彼の舌に自分の舌を絡めていった。
その間にも膣肉は蹂躙され、絶え間ない快感が彼女の頭に叩き込み続け、理性を溶かしていく。
「んぎゅ!♡イ、イくっ♡ま、まだ、イくぅぅ♡」
男とのキスの合間に何度も絶頂を繰り返し、何度も体を跳ねさせる彼女。
その度に強まる締め付けに男もまた低く唸り、そして次の瞬間には吐精の時を迎えた。
彼女を抱きしめるように体を密着させ、子宮を押し潰しながら一物を根元まで無理やり押し込む。
「〜〜〜〜♡♡♡」
直後子宮に向けて直接放たれた男の精液の熱と勢いに、声にならない嬌声をあげた見習い聖女は、更なる絶頂を迎えて接合部から勢いよく潮を噴き出した。
二人が乗る枝の上に彼女の潮が降り注ぎ、そのまま地面へと滴っていく。
「ぉ……っ♡ほぉ……♡ぎっ……あへぇ……♡」
男の吐精が終わり、彼が僅かに腰を引いて体を離すと共に、見習い聖女は力の抜け切った間の抜けた表情で、これまた間の抜けた声を漏らしていた。
ピクピクと痙攣を繰り返す体は汗ばみ、月明かりに照らされて僅かな光沢を放っていた。
男はもう縛っておく意味もないかと考えつつも、こんな状況ではなかなかできないと心に住みたく笑い自分の甘言にあっさりと屈っし、そのまま再度挿入。
「んお!?♡ぉ……っ♡ちょ、ちょっと、や、休ませて、くだしゃい……♡」
見習い聖女は再度駆け抜けた快感に悶えながら男にそう頼むが、彼はにこりと笑って首を横に振った。
諦めたように乾いた笑みをこぼす見習い聖女は、不意に視線を感じて顔を横に向けた。
いつの間にか目を覚ましていたのか、ハンモックに揺られていた少女巫術師が顔を覗かせ、羨ましさ半分、頑張れと言う応援半分の微妙な顔をしながら、そっと引っ込んでいった。
「ま、待ちなさいよ!?た、助けてくれないの!?」
「あいつも限界まで相手してもらったからな、休ませてやれ」
「なら私も──んぉ!?♡♡ま、駄目!ま、またイくぅぅぅううう♡♡♡」
見習い聖女の祈り届かず、男は再び腰を動かし始め、彼女は再び絶頂の沼へと沈められていく。
彼女達を助けんと森を進む冒険者達は、ついぞ二人を見つけることは叶わなかった。
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