吸血鬼に操られた村人が、ローグハンターと銀髪武闘家を襲う。
それは簡単な依頼の筈だった。
近くの村が襲われた。自分たちの村に来る前に何とかしてくれ。
そんな
ローグハンターと銀髪武闘家は現場に急行したが、今回の相手はそんな簡単な相手ではなかった。
「冒険者様、どうか我らをお救いください」
「冒険者様。どうか、どうか……」
「我らに慈悲を……」
「──っていいながら鍬とか鎌とか振り回すのやめてくれないかな!?」
「
二人は悪態を吐きながら、農具で武装した村人に追いかけ回されていた。
村は取っ掛かりもない高い塀に囲まれているため、既に中に入った挙句に門を閉められた二人に脱出は難しく、打てる手は逃げの一手のみ。
手入れはされているが鯖の目立つ農具は、けれど当たれば確実な
無論、二人は反撃しようとした。いつものように敵を滅さんと、それぞれの得物を構えた。
だがローグハンターの『タカの眼』が彼らの瞳に宿る不気味な光と、それと同じ光を放つ村唯一の屋敷を認識し、攻撃を取り止めさせた。
「何かに操られている……!どうにかして、あの屋敷にたどり着ければ助けられるかもしれん……!」
「でもどうやって!?なんか、どんどん増えてきてない!?」
村の奥に行きたいのに、先程から村の外周を走り回されている。ついでにどんどんと追手が増えてきている。
必要な犠牲だと彼らを切り捨てながら進むのは、二人には出来なかった。いいや、他の冒険者でもそれをできる者はいまい。
彼らは冒険者であって、虐殺者ではない。救える命を見捨てて、何が冒険者か。
「綺麗事だけじゃ、どうにもならないのはわかってはいるが」
「それを捨てたら冒険者じゃないでしょ!?」
覚悟を決めようとするローグハンターに、銀髪武闘家がそれを阻む。
彼女とて彼には冒険者でいて欲しい。既に血に濡れた手ではあるが、そこに罪のない人たちの血で上書きするわけにはいかない。
そして、そんなやり取りをした一瞬が二人の命運を分けた。
ヒュン!と鋭い風切り音と共に放たれた投石が銀髪武闘家の太腿を捉え、肉にめり込み、衝撃を骨に響かせた。
「〜〜〜ッ!?!」
不意打ちで
ローグハンターが前に走るよりも彼女を担ぎ上げるのを優先しようと減速し、それが致命傷となった。
彼女に肩を貸し、立ちあがろうとした瞬間に影が二人を覆う。
振り向いた先には、波のようにこちらに向かって飛びかかってくる村人の姿があった。
魔術的な光を宿した瞳で二人を見つめ、意味を持たない言葉を吐きながら、老若男女十数人が、二人の冒険者に襲いかかる。
ローグハンターは咄嗟に銀髪武闘家を守るように彼女を抱き寄せ、銀髪武闘家もまた彼を放さまいとぎゅっと抱きしめた。
次の瞬間、人の波の中に二人の冒険者は呑み込まれていった。
村人達に両脇を抱えられる形で引き摺られる形で運ばれた二人は、目的地でもあった村の屋敷へとたどり着いていた。
「ねえ……生き、てる……?」
「ぁぁ……なんとか……」
十数人に寄ってたかって殴られ、蹴られた二人は既に満身創痍。ローグハンターが庇ったおかげで銀髪武闘家の方が軽傷ではあるが、それも僅かな誤差程度。
全身という全身に痣や腫れができ、ローグハンターに限って言えば右腕と左脚が折られている。村人を操る黒幕を見つけられたとしてと、もはや戦闘はできまい。
あるいは彼を無力化したからこそ、ここに連れてきたというべきか。
そして黒幕と思われる男は、平凡な村には似つかわしくない豪奢な椅子に優雅に腰掛け、こちらを嘲る笑みを浮かべながら真紅の双眸を細めていた。
三日月に歪んだ唇の隙間から覗く鋭い犬歯に、病的なまでに白い肌。
「吸血鬼……っ!」
その姿に銀髪武闘家は青ざめ、ローグハンターは舌打ちを漏らした。
吸血鬼。その能力は多岐に渡るが、その中の一つには人を『魅了』して駒として操るものがある。村人は奴に操られ、自分たちに襲いかかってきたようだ。
「やあやあ、冒険者諸君。私なりの歓迎は気に入っていただけたかな?」
「随分と野蛮で品にかける歓迎だな。豪勢な食事はおろか、会場に飾り付けもないとは」
芝居じみた所作で両腕を広げ、自身に仕える村人たちを示しながらの言葉に、ローグハンターが小馬鹿にしたように鼻を鳴らす。
周囲を見渡し、板の打たれた窓や補強された壁を確認し、足の折られた自分では脱出は困難であると判断する。
せめて銀髪武闘家だけでも逃がさないかと思案する彼だが、そんな彼の思考を塗り潰すように彼を押さえ込む村人の一人が折れた足を踏みつけた。
「っ……!?ぅぅ!!」
「っ!?この、やめろ!彼を離して……!」
ギチギチと骨が軋み、ヒビが広がる乾いた破裂音が足から溢れ、ローグハンターは鈍痛に目を見開き、悲鳴だけはあげまいと歯を食い縛る。
隣で銀髪武闘家が彼を救わんと体を暴れさせるが、吸血鬼の『魅力』によって人の枠組みを超えた村人たちを振り解けない。
「貴様は立場を弁えた方がいい。そのちっぽけな命は、この私が握っているのだよ」
痛みに体を痙攣させるローグハンターと、いまだに足掻き続ける銀髪武闘家を見下ろしながら、吸血鬼は冷たくそう告げた。
殺すのは簡単。むしろさっさと殺すべきなのだが、この村を拠点として腰を落ち着けて早く一月。退屈を感じていたのもまた事実。
盗賊共を操り、周囲を村を襲わせ、この村を救うように冒険者に依頼を出す。そして、その冒険者相手に技を試す。
そうして退屈を紛らわそうとしたのだが、なかなかどうして上手くはいかないものだ。まさか村人を傷つける事もできずに捕えられるとは。
「
吸血鬼は二人の甘さをそう断じ、この退屈をどう殺してやろうかと思案した。
「大丈夫!?息してる!?」
「なんとかな……っ。下手に暴れるな、殺されるぞ」
そんな時、この状況でも互いを想いあう二人の言葉が耳に届いた。
ただの仲間同士ではあり得ない、もっと複雑で濃密な親愛が込められた声色に、吸血鬼は嗤った。
この二人、冒険者の癖して
くつくつと喉の奥から絞り出すように笑いながら、吸血鬼は指を鳴らした。
それを合図に村人たちが動き出し、女たちがローグハンターを押さえ込み、男たちが銀髪武闘家を前へと引き摺り出す。
吸血鬼は不安そうに身を震わせながら、それでも気丈にこちらを睨む銀髪武闘家を見つめ返しながら、笑った。
「貴様らに
「お題?何をさせようっていうの」
女たちに抑え込まれ、もはや喋ることもままならないローグハンターに代わり銀髪武闘家が問うと、吸血鬼は彼女を囲む男たちを手で示した。
「この村には男が十五人いる。まだ女を知らぬ餓鬼から、まともに農具を振れぬ老人を含めてだ」
吸血鬼は銀髪武闘家を囲む男たちを示しながらそう言うと、彼女に告げた。
「こいつらの精根尽き果てるまで搾り取れ。その体全てを使い、男どもの欲望の捌け口となれ」
「な!?何を馬鹿なこと──」
「ああ、別に気をやるのは構わんが、気を失うのだけは許さん。貴様が気絶し、奉仕の手を止めた瞬間、女どもが後ろの男の首を刎ねる」
「……ッ!」
「ふざ……けるな……っ!」
「男、貴様もだ。女が男どもの相手をしている姿から目を離すな。瞬き程度なら許すが、私が顔を背けたと判断した瞬間、女の首を折る」
それは残酷なまでの提案だった。
それぞれの延命の為に銀髪武闘家はその身を穢す事を求められ、ローグハンターはそれを黙認する事を求められる。
ローグハンターはもはや思慮の必要もなく舌を噛み切ろうとするが、それよりも早く彼を取り押さえている女の指が口に捩じ込まれ、自害を封じられる。
そのまま薪割り用の斧が彼の目の前に振り下ろされ、床にめり込んだ。
「次は首を刎ねる。さあ、選べ。この試練を越えられたならば貴様らを逃し、村人共も生かしたまま、この村からも去ってやろう」
「……その約束、破らないでよ」
「ああ。我が真名にかけてやってもいい」
二人のやり取りはそこまでだった。銀髪武闘家は深く息を吐くと、振り返る。
「んん!んー!ん──!!」
取り押さえられるローグハンターは口を塞がれたまま首を振り、目で自分を見殺しにするように訴えるが、銀髪武闘家の覚悟は揺るがない。
「わかった。やる」
彼女は吸血鬼を睨みながら、確かにそう告げた。
その返答に吸血鬼は嗤うと、彼女の全身を舐め回すように見つめながら言う。
「そうか。ならば、その鎧は要らんな」
──自分で脱ぎ、その裸体を晒せ。
淡々と、けれど明確な嗜虐の色が込められた言葉に、銀髪武闘家は眉間に皺を寄せながらそっと籠手の留め具に手をかけた。
背後からローグハンターの呻き声が聞こえる中、彼女は両手の籠手を外して地面に落とし、そのまま胴鎧と脚絆を脱ぎ、
その姿はまさにストリップのようだった。『魅了』され、自我を忘却している筈の村の男たちも鼻息を荒げ、
文字通りあらゆる方向から向けられる情欲の視線を受け、銀髪武闘家は恥辱に頬を赤らめながら、
冒険用のそれは飾り気もなく、女らしくはない。
六つに割れた腹筋も、筋張った四肢はいっそ雄雄しく、膨らんだ情欲が萎えるかとも思われた。
だがそれでもなお存在を主張する豊満な乳房が、安産型の臀部が、男たちの視線を釘付けにする。
「うぅ……」
舐め回すように向けられる視線の数々に銀髪武闘家は狼狽えるが、ちらりとローグハンターに目を向け、意を決してブラジャーを脱いだ。
ぱさりと布が床に落ちる軽い音がすると同時に、豊満な胸が解放され、ぷるんと揺れる。
子供の頭ほどありそうな二つの果実は彼女の肌同様に白く、頂点にある乳首は可憐な薄桃色をして存在を主張する。
村の男たちが昂るように唸り始め、主人の合図を待ちながら欲望に身を震わせる。
ローグハンターはいまだに何かを吠えているが、銀髪武闘家は意図してそれを無視して深く息を吐き、ショーツも脱ぎ払い秘部を露出させた。
髪と同じ色の陰毛が薄らと生えるそこは、異性ではローグハンターのみ見る事と触れる事を許されていた聖域。それを自ら解放した彼女はキッと周囲を睨み、男どもに告げた。
「最初は誰から!さっさと終わらせるよ!」
己を鼓舞するように語気を強める銀髪武闘家。
その声に反応するように前に出たのは、ローグハンターよりも五つほど歳が上に見える男だった。猟師でもしているのかガタイもいい。
猟師の男が銀髪武闘家の前に立つと、吸血鬼が彼女に言う。
「どうするかは任せる。その体、どこでも使うがいい」
どうせ全身穢されるがと吸血鬼は嗤い、ちらりとローグハンターに目を向けた。
殺意に染まった双眸が真っ直ぐにこちらを睨み返し、隙さえあればこの首を掻き切りに来る事だろう。まあ、その隙を与えるつもりはないが。
ふっと小さく笑った吸血鬼は、さあ始まるぞと言わんばかりに顎で銀髪武闘家を示し、ローグハンターはゆっくりと彼女を視界に納めた。
それを合図にしたように銀髪武闘家はその場で膝立ちになると、漁師の男の
瞬間、ぶるんと音を立てて姿を見せるのは猟師の一物。血管が浮かび上がる程に勃起したその先端からは、既に粘り気の強い先走り汁が滲み出ている。
「〜〜〜〜!?」
だが、それよりも銀髪武闘家を襲ったのは強烈な異臭だった。
鼻につく刺激臭に顔を顰め、思わず顔を逸らしてしまう。
「言い忘れたが、我が傀儡にしてからその身を清めさせていない。綺麗にしてやるのも『奉仕』の一環ではないか?」
「……最悪」
吸血鬼がわざとらしく溜め息を吐きながらそう言うと銀髪武闘家は小さく悪態を漏らし、覚悟を決めて猟師の男の一物に目を向けた。
汗と思われるむんと香る刺激臭。よく見ればカリ首や裏筋には恥垢がこびりつき、黄ばんだ塊となってしまっている。
「ぅぅ……」
銀髪武闘家はそれを見ないように目を逸らしながら、そっと亀頭に舌を這わせた。
先走り汁を舐めとり、強烈な生臭さに涙目になりつつ、ちろちろと舐めて刺激していく。
猟師の男がビクビクと肩を震わせながら呼吸を乱し、もっとやれと言わんばかりに揺らす。
「はっ……れろ……おぇ……!れろ……お゛……臭っ……!ぅっ……」
舌先で突くように消極的な動きで一物を舐める銀髪武闘家は、容赦なく嗅覚を殴りつけてくる刺激臭に嗚咽を漏らしながら、それでも男の一物に奉仕を続ける。
「どうした女。あまり時間をかけるようなら、私の気が変わってしまうぞ」
「……っ!うぅ……!あむ!……〜〜〜〜!?!」
そして不意に吸血鬼が告げた言葉に銀髪武闘家は目を見開くと、慌てながら猟師の男の一物を咥え、声にならない悲鳴をあげた。
口内から突き抜ける異臭に意識が飛びかけるがそれに耐え、やらねばならないと言い聞かせて『奉仕』を続行。
口を窄めて一物を締め上げつつ、顔を前後に口内を揺らして抽送させる。
口内を前後する異物感と、動く度に舌や唇によって削ぎ落とされた恥垢が舌の上を転がる不快感と、そのえげつない程の苦味と生臭さに心の中で悲鳴をあげるが、それを口にはせずに『
「じゅる!じゅる!んぼぉ……ぉえ゛……じゅる!じゅるる!」
竿や亀頭に舌を這わせ、歯を立てないように気を遣いながら、何度も何度も頭を揺らして一物を扱きあげる。
それは『魅力』され、我慢する事を忘れた肉体を容易く絶頂へと導いた。
猟師の男が叫んだかと思うと、そのまま両手で彼女の頭を掴み、無理やり自分の股間へと引き寄せる。
「んぶ!?」
口内で止めていた一物が一気に喉奥までを貫く不快感に悲鳴をあげる銀髪武闘家だが、次の瞬間にはもはや固形物なのではと問いたくなるほど濃厚な白濁液が放たれた。
「んぼぉ!?んぎゅ……!んぎゅ……!?ぼっ……!」
喉奥にぶちまけられたそれを銀髪武闘家はもはや呑み込むしかないが、あまりにも濃厚なそれは彼女の食道を塞ぎ、さらに吐き出され分を逆流させる。
「ごっ……!あ゛ぁ!?ぎぃ!?」
ごぼりと音を立てて口の端から白濁液が溢れ出し、それでもなお足りない逃げ場を求めた白濁液が鼻からも吐き出す。
猟師の男はそんなもの構う事なく彼女の顔に腰を押し付け、一物を更に奥へと押し込む。
精液を飲まされる不快感。鼻を突き抜ける生臭さと激痛。
それらが彼女を追い詰めるが、それよりも彼女を追い詰めたのが──。
「んん!?んんんんん!?」
(い、息ができない……!このままじゃ、落ちちゃう……!?)
窒息による意識の消失だ。口と鼻を塞がれた彼女はまともに呼吸ができず、確実に追い詰められていた。
ペチペチと猟師の男の腿を叩くが、彼は止める様子もなく腰を押し付けてくる。
銀髪武闘家の視界が点滅を繰り返し、意識が消失しようとする間際に、彼女は渾身の力で猟師の男を突き飛ばした。
ずるりと音を立てて口から抜ける一物。同時に彼女は嘔吐するように注がれた精液を吐き出し、床にぶちまけた。
「おえ……っ!げほっ!げほっ!」
「むう、耐えたか。なかなかに頑丈な女だな」
口から白濁液を垂れ流す銀髪武闘家を見つめながら他人事のように呟く吸血鬼。
だがすぐに笑みを浮かべ、パチンと指を鳴らした。
瞬間、彼女に突き飛ばされた猟師の男がいまだに咽せている銀髪武闘家に近づき、彼女の肩を突き飛ばして仰向けに床に転がした。
そのままこじ開けた足の間に体を納め、全くと言っていいほどに湿っていない秘裂に亀頭を添えた。
ひっ!と小さく悲鳴を漏らす銀髪武闘家の耳に、ローグハンターの呻き声が届いた。
いつもの癖で彼の方を見てしまった銀髪武闘家は、鬼気迫る顔で何かを伝えようとしている彼の顔を見つめた。
きっと早く逃げろ、俺のことは見捨てろと言っているのだろう。だが、それはできない。彼と自分が逆の立場でも、それは変わらない。
彼女は微笑みを浮かべ、彼に言う。
「ごめんね、ジル。……私が護るから」
「んんんん!!!」
やめろと叫んだのだろう。逃げろと喚いたのだろう。ローグハンターの声は言葉にはならず、次の瞬間、彼の目の前で銀髪武闘家の秘部に猟師の男の一物がねじ込まれた。
「ぎぃ!?いいいいいい!?!」
体が裂かれるような激痛と猛烈な異物感に銀髪武闘家は悲鳴をあげる。
「んん!んんん!!ん〜!!」
ローグハンターは女どもを振り払って彼女の元に行かんとするが、吸血鬼の加護を受ける女どもの膂力は容易くローグハンターの抵抗を無意味とし、銀髪武闘家を『見せ物』とした劇場の観客とする。
そんな彼が抵抗している間にも、猟師による陵辱は続く。
乾いた秘裂に一物をねじ込んだ彼は、歓喜するように笑いながら腰を振り回し、一物を抽送。
パンパンと音を立てて二人の腰がぶつかり合い、乾いた秘部をカリが掻き回し、傷つけていく。
「いい!?痛い痛い痛い!?この、加減しろバカァ!!」
胎内を掻き回される激痛に銀髪武闘家は悲鳴をあげ、抗議するように猟師の男の胸を叩くが、彼は止まらない。
吸血鬼はむしろそれを『抵抗』と判断したのか、再び指を鳴らした。
瞬間、残された男達が一斉に動き出す。
中肉中背の男が一物を露出させたかと思えば、そのまま彼女の顔の上に覆い被さり、そのまま一物を彼女の口にねじ込む。
「んぼぉ!?お゛……!?んぶっ!んんんんん!?!」
口を塞がれた彼女はそのまま悲鳴をあげ、震えた喉が中肉中背の男の一物を刺激する。
先程も述べたように、今の男たちは我慢を知らない。二人はすぐに再びの射精の時を迎え、彼女の口内と膣内に白濁液を吐き出した。
「んぶ!?んんんんん!!?」
上と下の口に同時に熱々ドロドロの液体を流し込まれた銀髪武闘家は腰を跳ねさせながら体を強張らせ、不快感で全身に鳥肌を立てた。
猟師と中肉中背の男が退くと、銀髪武闘家は床に倒れるが、長身の男が何を思ってか彼女をうつ伏せにすると、亀頭をヒクヒクと痙攣している菊門に当てた。
「ひっ!?ま、待って!そっちは彼にも──」
そして悲鳴をあげ、逃げようとした銀髪武闘家を嗜めるように、長身の男の一物が彼女の菊門を貫いた。
「ぎっ!?ああああああああ!?!」
途端に駆け抜けた激痛に悲鳴をあげるが、男たちは構うことなく彼女の体に手を伸ばす。
あるものは再び空いた彼女の口に一物をねじ込み、あるものは彼女の手を取って自分の一物を握らせ、あるものは髪の毛を使って欲望を発散する。
「んぼっ!ぉ゛……!」
菊門と口、両手、髪による強制的な奉仕が行われる中、子供の一人が彼女の下に滑り込むと、唯一空いていた彼女の秘部を一物を差し込んだ。
「んぶぅ!?んんんんんんん!?」
これで秘部も使われ始めた。
文字通り使えるもの全てを使った『発散』が始まり、彼女の体力を削ぎ落としていく。
ごりごりと音を立てて腸壁と膣肉越しに一物同士が擦れ合い、窒息させんばかりに喉奥を貫かれる。
子供が胸に吸い付き、大人たちが順番待ちをしながら彼女の手や髪で一物を扱き、万全の状態へとなっていく。
そんな男たちに囲まれながら、銀髪武闘家は絶えず使われ続ける。
男たちの波に呑まれていった彼女を見つめながら、ローグハンターは力なく声を漏らし、瞳から雫を溢れさせた。
彼の涙も、訴えも、男たちには届かない。彼女の悲鳴も男たちの声に掻き消され、もう聞こえない。
そして、そんな諦観が彼が感じた最後の感情であった。
視界の端でゆっくりと斧が振り上げられ、吸血鬼の嘲笑の顔が視界に映る。
それを合図に男たちも銀髪武闘家から離れ、彼女の姿を彼に見せつけた。
「ぇ……ぁ……──……」
全身を白濁液に穢され、秘部と菊門、口からも白濁液を吐き出す彼女は、既に気を失っていた。
酸欠のためか、あるいはあの中で殴られでもしたのか、とにかく彼女は気を失ってしまったのだ。
(すまない、シル……)
ローグハンターは彼女へと謝罪の言葉を心中に秘めたまま、その首を刎ねられた。
ごろごろと重い音を立てながら転がっていった彼の生首はそのまま女たちの手で回収され、体と共に外へと運び出されていった。
目を覚ました銀髪武闘家は、自分が目を覚ましたと理解した瞬間に目から涙を溢れさせた。
目を覚ましたということは、自分は気絶していたという事。つまり彼は──。
「ああ、冒険者よ。約束を違えるとは情けない」
吸血鬼がこちらを嘲笑いながら、そんな事を口にしていた。
彼が死んだとすれば、もう自分が頑張る理由もない。なら、いっそこのまま死んでしまった方が……。
「お前達、冒険者を仕留めた褒美だ。好きに使っていいぞ」
吸血鬼は笑みをそのままにそう告げ、指を鳴らした。
瞬間、離れていた男たちが再び銀髪武闘家に襲いかかる。
最初の三人は殴り倒すが、すぐに数に押された彼女は押し倒され、男たちの欲望の捌け口として『使用』されていく。
「あは……あはは……あははは……!」
男たちの欲望を受け止めながら、壊れたように女は笑った。
やがて笑い声に悦の色が混ざり始め、喘ぎ声へと変わり、次を求める懇願の声へと変わっていく。
壊れた女はそのまま男たちの性処理の道具へと成り果て、彼女から興味を無くした吸血鬼は彼らに施した『魅了』をそのままにどこかへと去っていく。
滅びた村で、男と女たちは、その身が朽ち果てるまで欲望を満たし続ける。
だが世界は滅ぶ事なく、何事もないように日々が過ぎていくのだった。
感想、リクエスト等ありましたら、よろしくお願いします。