ヒロインは神官戦士。
結婚し、子宝にも恵まれたログハンと神官戦士が子供に隠れてイチャイチャするお話。
辺境の街の片隅に建つ煙突が目印の一軒家。
辺境勇士、
「ねえねえ、おかーさん」
「どうかした?」
父親譲りの蒼い瞳が特徴の娘の呼びかけに、庭で洗濯物を干していた女性が振り返る。
妊娠を機に冒険者を辞めてから伸ばした髪がふわりと揺れ、陽の光を浴びて煌めく。
「なぁに、これ?」
「…………どこで見つけたの?」
そして娘が差し出してきたものに視線を向けたかと思えば、たっぷりと時間をかけてそれが何かを確認してから問いを返した。
「ものおき」と家を裏手を指差す娘に、勝手に入るなと怒るべきかと悩む女は、けれど自分の子供の頃もこんなものだったかとため息を吐く。
そんな現実逃避をやめ、思慮するのは娘が持ってきたものだ。
それはまさに下着であった。いや正確には下着の如き鎧であった。
ひと揃えになった胸当、脚絆だけの鎧。無理やり分類するならば軽装の類。
身軽さを信条とする冒険者であれば、あるいは纏うことも考えるだろうそれは、纏うという表現が正しいのかと思うほどに装甲部位が少ない。
なにしろ胸部──正確には乳房と下腹部にしか装甲がないのだ。
いわゆる
一応、戦女神の信者でもない冒険者でも着ることもあるし、それ相応の理由があるのだが……。
娘からそれを受け取った母親は、自分に重なるようにそれを胸や下腹部に当て、思わず微笑みをこぼす。
自分の場合は前者だ。戦女神を信じ、かの女神のような戦働きをするべくこれを纏い、冒険に繰り出していた。
「懐かしい」
戦斧を振り回して怪物どもを蹴散らし続けたあの頃。
夫と出会い、互いに惹かれ、最終的に結婚まで漕ぎ着けた。そして娘も産まれた。
幸せである。あの頃も満たされていたが、今もまた別の形で満たされている。
それはそれとして──。
(あいつ。これを着てた私と話す度に顔赤くしてたっけ)
まだ出会って間も無く、
恋人になってからは、むしろ食い入るように眺められたし、人前に出る時は一枚羽織れと苦言を呈されたこともある。
女に興味ありませんと真面目そうな顔をして、意外と助平だったなと昔を思い出す。
(……!今着たらどんな顔するんだろ)
そして、思いつく。
結婚し、互いに産まれたままの姿を晒しあったわけだが、一度原点に立ち戻るのもいいのではないか。
「おかーさん?」
ニヤニヤと悪戯小僧の如く怪しく笑う母親に、娘は心底不思議そうに首を傾げた。
「なんでもないよ」と笑って誤魔化す母親は、かつて神官戦士であった。
戦女神の如く戦働きで、夫と共に
同時にちょっと
その日、運良くローグハンターの帰りが遅かった。
本人は早く帰ることを信条としているが、訓練所の教官という役職上中々帰れない日もあるのだ。
そして、今日がその日だった。
小走り気味に街を突っ切ったローグハンターは真っ直ぐに家に帰り、子供と妻を起こさないように慎重に玄関を開け、帰宅を果たす。
念の為と子供部屋を覗いて娘が寝ていることを確認してから、寝室に入ると。
「あ、帰ってきた。おかえり〜」
健康的でしなやかな、しかし女性的な肢体を惜しげもなく晒している神官戦士は、彼に見せつけるように足を組み、しっかりと肉のついた太腿を彼に見せつける。
子供を産んだためかかつて割れていた腹筋は薄くなってはいるものの、そのくびれは健在。細い腰や臍には僅かに汗が滲み、彼女もそれなりに緊張していることを教えてくれる。
「な、何か言ってくれない?」
黙りこくり、寝室の扉を開けた体勢で固まったローグハンターに声をかけると、彼はハッとして寝室に入ると後ろ手で扉を閉める。
彼も焦っているだろうに音を立てないのは流石というべきか、ちょっと不気味と言うべきか。
「似合っていると、思うが」と目を泳がせながら告げたローグハンターは、頬を朱色に染めながら
「その、羽織ってくれ。目のやり場に困る」
「裸も見せあったのに、変なの」
神官戦士が鈴を転がしたように笑いながらそう言うと、ローグハンターは「それでもだ」と返して溜め息を吐く。
仕事終わりで疲れているのに元気になりそうだ。その場合、汗臭いこの体で彼女に襲いかかることになる。それは流石にかわいそうだ。
彼の心配を他所に神官戦士は浮かべた微笑みをそのままに彼の
そのまま誘うように腰をくねらせながら彼に歩み寄り、彼の胸に手を当てた。
「何を気にしてるのか知らないけど、私は気にしないよ」
そして僅かに鼻腔をくすぐってくる彼の臭いに気づき、彼女は笑みを深めながら彼の胸板に顔を埋めた。
「すぅ〜!ふぅ〜!昔からだけど、私はこの臭い好きだよ」
何度も深呼吸を繰り返し、肺いっぱいに彼の臭いを吸い込んだ神官戦士は彼が気にしていたことを的確についた。
そのままプチプチと彼の衣装のボタンを外していき、前をはだけさせて汗ばんだ素肌を露出させた。
そのまま彼の汗を舐めるように胸板に舌を這わせ、その味と香りを堪能しながら、誘うように細めた瞳で彼を見上げる。
ローグハンターはその視線を見つめ返しながらごくりと生唾を飲むと、小さく溜め息を吐いて両手を挙げた。
「わかった。相手してやる」
「やった!」
彼女の誘惑に負けたと気の抜けた笑みをこぼすローグハンター。
神官戦士もぱあっと花開くように無邪気な笑みを浮かべ、そのまま彼の
そのまま片腕で腰を抱かれて逃げられなくされると、片手が胸当へと伸びた。
「昔はさっさと脱がせていたが、今日はこのままヤるか」
耳元で囁かれた言葉に神官戦士が「え?」と疑問符を浮かべると、彼の手が胸当の鉄板と布地の隙間に入り込む。
そのまま布越しに乳首を撫でてやれば、神官戦士の口から「んっ♡」と艶やかな声が漏れる。
「昔は触られたぐらいじゃ声も出さなかったのに、敏感になったな」
ローグハンターはそのまま耳元で囁きながら、さすさすと優しく乳首を撫でてやり、指先と乳首が擦れる度にピクピクと震える神官戦士は「誰のせいだと思ってんの!」と吠えながら、顔だけ彼の方へと振り向き、耳元にあった彼の唇に吸い付いた。
「ちゅ♡んちゅ♡」
啄むように何度も口付けしながら、心地良さそうに目を細める彼の顔を見つめる。
普段は凛としていて、頼りがいのある顔立ちだが、自分にだけ見せてくれる甘い顔が堪らない。
ぞわぞわと背筋を震わせながら頬を朱色に染めた神官戦士が、そのまま自分の手を彼の首に回して顔を密着させ、互いがほぼ同時に伸ばした舌を絡め合う。
彼女の唇と柔らかさと温もり、そして唾液や味を堪能するローグハンターは、もう押さえる必要はないなと腰に巻いていた手を外し、そのまま弄っていないもう片方の胸へと伸ばした。
鉄板と布地の隙間に滑り込ませ、まだ触られてもいないのに勃起していた乳首を軽く摘んでやる。
「んんっ♡んふっ……♡ん〜〜……♡♡」
神官戦士は背筋を駆け抜ける鋭い快感に驚き、体を強張らせたが、すぐに気持ちよさそうに表情を緩めた。
ならいいと、ローグハンターはそのまま乳首を集中的に責め始める。
コリコリクリクリカリカリと、力加減を変えながら指で転がしてみたり、摘んでみたり、優しく掻いてみたり、様々は刺激を彼女に与えていく。
「んっ……♡乳首、ばっかり……っ♡気持ちいい♡そこ、いい……っ♡」
「この前まで子供に乳あげてたのに、もうこれか。よくあの子に咥えられた時に感じなかったな」
「うる、さい……っ♡あの子は、こんなにやらしく、触ってこないっ♡からぁ♡♡」
「そうか」
カクカクと腰を揺らし、下腹部の装甲の下で秘部を濡らしながら喘ぐ神官戦士。
授乳で娘によく
「ふぐっ……♡んんっ♡」
「乱暴な方が好みか。相変わらずだな」
ちょっと力強く摘んでやった方がいい反応があるとわかれば、ローグハンターは少々乱暴に乳首を摘んでやり、僅かに爪を立てて引っ掻いてやる。
「〜〜〜〜♡♡♡」
その瞬間、ビクン!と神官戦士の肩が跳ね、全身を脱力させた。
子鹿のように震える膝には粘り気の強い半透明の液体が垂れていき、股座もびしょ濡れだ。
頬を上気させながら乱れた呼吸を繰り返し、彼に体重を預けてしまう。
彼女を抱き寄せながら微笑むローグハンターは、そのまま脚衣と下着をずらして一物を取り出す。
「脱がすのも面倒だ、このままヤるぞ」
「ぇ……ああ、うん……」
相変わらず耳元で囁かれる言葉に神官戦士は少々狼狽えつつも頷いた。
こんな格好ではあるが、一応は戦女神にあやかる神聖なものだ。それを着たまま行為に及ぶのはなんとも背徳感があるが、まあ女神も気にはすまい。
そんな思慮をしているうちに神官戦士の
濡れたそこに亀頭を添え、溢れ出る愛液を塗りたくるように擦り付ける。
「んっ♡じ、焦らす、つもり……?早くしてよ……っ♡」
「言われなくても」
前後に腰を揺すり、一物と秘部、そして陰核が擦れる度に体を震わせて喘ぎ声を漏らす神官戦士。
甘い刺激に毒されていく彼女は上擦った猫撫で声で彼に媚び、ローグハンターは苦笑混じりに頷いた。
秘部に擦り付けるように前後させていた動きをそのままに一物の角度を変え、そのまま一息で根本まで捩じ込んだ。
「ッ…………!!♡♡♡」
ずりゅ!と湿った摩擦音に混じり、ゴリっ!と肉が潰れる鈍い異音が彼女の胎から漏れ出す。
「相変わらずきついな」
「誰の体が貧相だ、こら」
無理やり捩じ込んだ秘部は、神官戦士がそもそも小柄なこともあってかなり狭い。
食いちぎらんばかり締め付けてくるし、少し突き入れただけでも最奥に届いてしまう程。
どすどすと打撃音に似た重々しい音を響かせながら一物を抽送し、執拗なまでに子宮口を責め立てる。
「ひぐっ♡ぉ……♡おく、ばっかり……っ♡とど、くぅ……♡」
腰が突き出される度に大きく体を揺すり、膣肉を掻き回される神官戦士。
胎内を貫く異物感と快感に目を見開き、だらしなく開いた口からは嬌声と共に時折舌が飛び出してきていた。
ローグハンターはそんな彼女の舌を指で挟んで弄ってやりながら、もう片方の手で彼女の控えめな胸部を隠す胸当をずらして胸を露出させ、ピンと勃った乳首が存在を主張する。
彼は腰の動きをそのままに、舌を弄り回して彼女の唾液で濡れた指で彼女の乳首を摘み、唾液を塗りたくるように捏ね回す。
生温かい液体を優しく擦り付けられる快感に神官戦士は「ああっ♡」と喘ぎ声を漏らし、ピクンと体を震わせた。
きゅんと膣肉の締め付けが強まり、痙攣するように細かく震える。
また乳首で絶頂したのだろう。ローグハンターは苦笑を漏らし、囁く。
「本当に敏感だな。久しぶりだから余計にか?」
「うる、さい……っ♡いいから、早くお腹の中に射精してよ……♡あの子も、この前妹が欲しいって言ってたしっ♡」
「へぇ……」
神官戦士からのまさかの告白にローグハンターは一瞬真剣な顔になるが、笑みと共に彼女の両足を抱えるように持ち上げた。
「ちょ、待っ──んぎぃ!?♡♡」
ひょいと軽く持ち上げられた神官戦士は逆駅弁の体位を取らされる、重力に引かれる形で一物がさらに奥へと入り込む。
内臓が押し上げられる不快感。そしてそれ以上の快感に視界が点滅する。
ローグハンターは彼女の体を揺すりながら腰を動かし、ズボズボと一物を抽送していく。
「お゛、奥、深すぎ……♡ぐるじっ……けど、ぎもちいい゛……♡」
子宮を潰され、内臓を押し上げられ、胎内を掻き回される。
普通なら苦痛に悲鳴をあげるだろう状況になりながらも、神官戦士の顔は恍惚としていた。
冒険者として『死』に迫るのは慣れている。そしてこの『死』は本当のものではなく、簡単に戻って来られることを心と体が理解しているために気が緩んでいるのだ。
彼女の感情を示すように膣肉の締まりがよくなり、ローグハンターが低く唸ったかと思えば、潰された子宮に射精が行われた。
「〜〜〜〜♡♡♡♡」
久しぶりの膣内射精に絶頂を迎えた神官戦士は声にならない嬌声をあげ、ローグハンターもまた久しぶりの射精の快感に眉間に皺を寄せた。
ドピュドピュと堰を切ったように放たれる彼の欲望の化身は瞬く間に彼女の子宮を満たし、膣内を逆流し、接合部から溢れ出す。
「ぁ……♡ひぅ……っ♡ぉ……♡」
ローグハンターに抱えられたまま体を震わせ、絶頂の余韻に浸る神官戦士。
無意識のうちに口から漏れ出す喘ぎ声を聞きながら、ローグハンターは彼女と繋がったままベッドにうつ伏せに寝転がった。
彼に押し潰される形になった神官戦士が「ふぎゅ〜」と苦しそうに唸る中、そのまま彼女の手をつかんで指を絡ませる。
そうして逃げ場を封じたローグハンターは再び腰を振り始め、ベッドを軋ませながら寝バックの体位で彼女を責め立てる。
「ふぐっ♡お゛……♡ま、待っで……っ♡これ、逃げられない♡♡♡」
「逃げる必要もないだろ、このまま楽しもう」
肩越しに振り向きながら、快感でぐしゃぐしゃになった顔で見つめてくる神官戦士。
ローグハンターはそんな彼女に微笑みを返しながら、再び膣内射精。
枕に顔を埋めて声を押し殺しながら全身を震わせて快感に悶える神官戦士。
そんな彼女を抱き締めながら、耳元に顔を寄せた。
「絶対に孕ませてやる。覚悟しろ」
「〜〜〜♡♡♡」
その声に瞳の奥に♡を浮かべながら、神官戦士は頷いた。
この翌年、ローグハンター一家に次女が誕生することになる。
「……それはそれとして、この子らもお前みたいな格好をするのか?」
産まれたばかりの次女を抱きながら、長女に膝枕しているローグハンターが神官戦士に問いを投げた。
可愛くて仕方がない娘たちが
台所で料理をしていた神官戦士は振り返りもせずに「知らないよ」と返し、微笑んだ。
「その子たちの人生だからね。どう生きるのかはその子たち次第ってことで」
「それは、そうだな」
彼女の声にローグハンターは頷くと、娘たちを見下ろす。
気持ちよさそうに寝ている二人は、果たしてどんな人生を送るのか。楽しみではあるし、同時に怖くもある。
だが、
「あれが似合う女になって欲しい、かな」
「…………変態」
「喧しっ!」
どうか、母親に似て強く、逞しく育って欲しい。
ローグハンターはそんな祈りを込めて、二人の額に唇を落とすのだった。
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