※この作品はR-18です。

SLAYER'S CREED +α R-18   作:EGO

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リクエストから。

ヒロインは銀髪武闘家。
とある理由でエロランジェリーを購入した彼女とローグハンターの一夜の話。



Memory?? 装いを変えて

 辺境の街の片隅に建つならず者殺し(ローグハンター)の居住地たる一軒家。

 その寝室。ベッドの上で彼の妻であり元冒険者──シルヴィアは神妙な面持ちとなっていた。

 時刻は夕方。空も橙色に染まり、訓練場の教官をしているローグハンター(ジブリール)もそろそろ帰ってくる頃合いだ。

 むむむと唸りながら考えるのは、昼頃に出会った恋に関して相談したいという冒険者に言われた一言であった。

 

『旦那さんと熱々なのはわかるんですけど、その、倦怠期(マンネリ)とかいうのにならないんですか?』

 

 何でもその冒険者も一党の人と付き合っている──なんならただの一党だと思っていたローグハンターと銀髪武闘家(シルヴィア)がそういう関係だと知って、なら自分もと頑張ったらしい──のだが、その娘(こ)は最近倦怠期なるものを迎えたらしい。

 何でも彼が自分を好いていることもわかるし、自分も彼を好いているが、一夜を共にしてもちゃんと繋がれてる実感が湧かないとか、彼と自分とで心がちゃんと向き合えておらず、独りよがりな性行為に思えてしまうとか、そんな大小様々なすれ違いを感じてしまうとか何とか。

 彼女自身相談半分、そして警告半分で口にしたのだろう。優しい子だ。

 だがシルヴィア自身はそう言ったことを感じたことはなく、何なら子供が欲しいと言う互いの意見もあって毎晩のようにしているのだが……。

 

「独りよがり、か……」

 

 豊満な胸を両腕で持ち上げるように腕を組み、唸るシルヴィア。

 確かに基本は彼を上にして、好きにしてもらうのがジブリール夫婦の基本ではあるが、たまには気分転換というもの必要だろう。

 何か手はないだろうかと頭を捻っていると、『ただいま』と夫が帰宅してくる。

 

「あ、おかえり〜」

 

 パタパタと足音をたてながらシルヴィアは寝室を出た。

 食卓ではなく寝室から飛び出してきた妻の姿に驚きつつ、「起こしたか?」と問いかけてくるジブリールにシルヴィアは「ちょっと考え事してただけ」と首を横に振り、そして、そっと彼の顔を両手で包むと、

 

 ──チュ。

 

 そっと彼の唇を奪った。

 普段もキスくらいはする。いってきますの時も、ただいまの時も、何なら特に理由はなくともする時だってある。

 だからこそ、ローグハンターは特に気にする素振りも見せずに微笑みながら「相談にならのるが」と彼女の考え事について一緒に考えると口にするが、シルヴィアはハッとした。

 昔なら、それこそ付き合いたての頃ならキスしたら二人にして赤面するほどに照れたし、そのまま目が合えばお互いに目を逸らした挙句、それが可笑しくて噴き出してしまうことが何度もあった。

 だが今はどうだ。キスでは動じない。何ならもう日常の一部として受け入れている。昔のような初々しいやり取りなどもってのほかだ。

 なるほど、これが倦怠期(マンネリ)かと合点がいった。確かにこれは恐ろしい。

 

「シル?」

 

 鼻先が触れ合うほどの距離でなぜか神妙な面持ちとなった妻に声をかけるジブリール。

 その声に意識をこちらに戻したシルヴィアは「何でもない」と微笑みつつ、返す。

 

「とりあえずご飯にしよう。着替えてきて」

 

 そう言って彼に着替えを急かしつつ、考えるのはこの倦怠期(マンネリ)をどう打破するかである。

 先ほども考えたが、やはり新しい刺激が必要なのか。

 

「むぅ……」

 

 シルヴィアは小さく唸りながら、ならどうするかと思慮を巡らせるのだった。

 

 

 

 

 

 ジブリールは悩んでいた。

 端的に言えばこの五日の間、妻がおかしいのである。

 一人で何か考えているし、平服や寝巻きを見てはあれでもないこれでもないと何かを探し、手伝おうかと声をかけても『私が何とかするから』と追い払われる。

 何ならいってきますやただいまのキスをしても眉間に皺を寄せて不服そうにされる始末だ。

 しまいには一緒に寝ることはあれど抱かせてはくれない。

 抱きつくことまではさせてくれるし、向こうも抱き枕にしてくれるが、おかげで生殺しの日々が続いてしまっている。

 

(なにか、怒らせることをしただろうか。いや、したんだろうな……)

 

 彼女が訳もなく怒ることはない。きっと自分が何かしでかして、謝罪を待ちながら日常を過ごしているのだろう。そうならそうでキスを拒んでくれた方が彼女の精神衛生的にもいいような気がするのだが。

 ジブリールは溜め息を吐き、頭上で輝く双子の月を見上げた。

 今日は訓練場の関係で遅くなると伝えてある。話を聞こうにもシルヴィアはもう寝ているだろう。

 とりあえず、休みはもらったから埋め合わせをしつつ、彼女が不機嫌な理由を探ろうと心に決めながら帰路につく。

 そうしていつもよりも緩やかな足取りで家に着いた彼は、音を立てないように鍵を開け、玄関を開いた瞬間、チリンチリン!と鈴が鳴った。

 驚き、目を見開いたジブリールは玄関扉を見上げ、酒場や商店がそうするように鈴が取り付けられていることを確認。

 なんで?と疑問符を浮かべつつ、タカの眼を発動して家を見渡し、シルヴィアが寝室にいることを確かめた。

 今の音で目が覚めたのか、ベッドから這い出てきている。

 とりあえず謝るだけ謝っておこうと寝室に足を向け、扉を開けて寝室に入った瞬間、

 

「おかえりなさい」

 

 柔らかな微笑を浮かべるシルヴィアがいた。

 ベッドの端に腰掛け、こちらに体を向けているが、問題はその格好だ。

 纏う衣装は寝巻きではなく豊満な胸と秘部を隠すだけの下着同然のもの。

 さらに言えばその布地があまりにも薄い。胸など肌の色が透け、薄桃色の乳首も見えてしまっている。

 そんな透け透けのブラジャーからはこれまた薄い布地(フリル)がマントのように脇へと流れ、冒険者を引退して薄くなった腹筋や形のいい臍が強調されている。

 緩やかながら美しい曲線を描く太腿も肉感的で、見せつけるように脚を組むだけで妙に色っぽい。

 窓から差し込む月明かりを浴びて銀の髪が星明かりにも似た輝きを宿し、その光に誘われるように彼女へと近づいていく。

 浮かべた微笑をそのままにポンポンと隣を叩くシルヴィア。

 誘われるがままそこに腰を下ろすと、彼女はそっと彼の頭を胸元へと抱き寄せた。

 どこまでも沈んでいきそうな柔らかな谷間に顔を埋め、ふわりと香る甘い匂いと、薄い布越しに彼女の体温と鼓動を感じ、顔を赤面させるジブリール。

 そんな彼の頭を撫でてやりながら、おかえりなさいともう一度告げるシルヴィア。

 

「ああ。その、ただいま」

 

 彼女の胸に顔を埋めたまま挨拶を返すジブリール。

 頭を撫でられるのは心地いいが、なぜこうなっているのかがわからない。

 彼女に真意を問おうと顔を上げた瞬間、

 

「ちゅ……♡」

 

 唇を奪われた。

 ジブリールが驚く間も無く、彼女は彼のことをぎゅっと抱き寄せ、彼の唇を啄むようにキスの雨を降らせていく。

 

「ちゅ……♡むちゅ……♡ちゅ、ちゅ♡♡」

 

「おい……っ!むぐ……!シルッ……どうした……?んぐぐ!?」

 

 突然始まるキスの猛攻に驚倒するジブリール。

 口元の傷跡を舐めてとりあえずキスを辞めたシルヴィアは「いきなりごめんね」と謝りながら彼を押し倒した。

 そのまま彼に馬乗りになると、シャツのボタンを一つずつ外して前をはだけさせ、肌着をたくし上げる。

 そうして剥き出しになるのは、贅肉という言葉とは無縁の鍛え抜かれた腹筋と胸筋。

 彼の森人めいた動きを実現する薄いながらもしなやかな筋肉は、見慣れているはずなのに見惚れてしまう。

 

「いつ見ても綺麗だね」

 

「褒めてくれるのは嬉しいが、この状況は……?」

 

 ニコニコと楽しそうに笑うシルヴィアと首を傾げはジブリール。

 普段なら逆なんだけどと回想したシルヴィアは、そっと彼の胸板に唇を落とし、ちゅ〜!と音を立てて吸い上げて鬱血痕(キスマーク)をつけた。

 

「……っ」

 

「痛い?」

 

「いや。大丈夫だ」

 

 肌を摘み上げられるような痛みに肩を揺らしたジブリールにシルヴィアが声をかけると、彼は首を横に振った。

 痛いには痛いが、所詮は悪戯の範疇だ。剣で斬られたわけでも弓で撃たれたわけでもない。

 

「なら、続けるね」

 

 シルヴィアは笑い、そのまま彼の胸板にいくつか鬱血痕(キスマーク)をつけていくと、不意にちろりと彼の乳首を舐めた。

 

「っ!?」

 

「ふふ。いつもは君がやってるんだよ」

 

 驚きに目を見開くジブリールにシルヴィアが笑いかけ、れろれろと彼の乳首を舌で転がしていく。

 じんわりと広がっていくような快感にジブリールは体を震わせ、食い縛った歯の隙間から声が漏れる。

 

「っ……!ぅ……!くっ……!」

 

「くすぐったい?それとも、気持ちいい?」

 

「それは……ッ」

 

「言わなくていいよ。わかってるから」

 

 ジブリールの言葉を遮るようにシルヴィアは言葉を重ね、そのまま手を自分の臀部に──正確にはその下から押し上げてくる固い何かへと伸ばした。

 脚衣越しにそこを撫でてやれば、ジブリールは呻きながらビクンと体を跳ねさせた。

 

「ここおっきくしちゃって。気持ちよかったんでしょ?ふふ。ちょっと意外かも」

 

 シルヴィアは楽しそうに笑いながらそう言うと、ベッドから降りて投げ出された彼の脚の間へと膝立ちになりながら体を納めた。

 快感に弛緩した上体をゆっくりと起こす彼を見上げながら、腰帯を外して脚衣のボタンを外し、下着(パンツ)ごとずり下ろす。

 ボロン!と勢いよく飛び出してくるのは、数日の禁欲と彼女の格好、そして愛撫によって勃起した彼の一物だ。

 むんと香ってくる生臭さと彼の臭いにシルヴィアはふにゃりと表情を蕩けさせた。

 

「最近相手できなかったもんね。ごめんね。だから、今日はたっぷり甘やかしてあげる」

 

 シルヴィアはそう言うとちゅ……♡と亀頭に口付けを落とすと、そのまま舌を這わせて唾液を塗りたくっていく。

 

「れ〜ろ♡れろれろれろ♡んちゅ……♡ちゅちゅ♡♡」

 

 舐めて、口付けし、また舐めて口付けする。

 一物を這い回る舌の感触や、触れる度に感じる唇の柔らかさにジブリールが唸り、緩い快感にピクピクと肩を揺らしていると、シルヴィアは潤ませた瞳を細めて艶やかな笑みを浮かべた。

 

「最近構ってあげられなかったもんね。ちゅ♡ごめんね、寂しかったよね。れろれろ♡だから、もっと気持ちよくしてあげるね♡んちゅ♡」

 

 謝罪の言葉を投げながら口による奉仕を続けていたシルヴィアは、不意に膝を伸ばして体を起こすと、彼に見せつけるように両腕で胸を両脇から押さえ込んで谷間を深くした。

 そのままもごもごと口を動かしたかと思うと、「んべ〜♡」と舌を出して唾液を垂らす。

 そのまま谷間を湿らせた彼女は胸を擦り合わせて唾液を伸ばしていく。

 くちゅくちゅと湿った音を漏らしながら揺れ動くたわわな果実から目線を外せないジブリールを見上げた彼女は動きを止めると、

 

「えい♡」

 

 胸を持ち上げ、そのまま谷間に一物を差し込んだ。

 馴染ませた唾液が潤滑油となって谷間を進み、亀頭がひょこりと顔を出す。

 

「全部挟んであげたいけど、やっぱり大きいね……っ♡」

 

 谷間から飛び出す亀頭を見つめながら、興奮したように息を吐くシルヴィア。

 胸を上下に揺すって一物を撫でてやりながら、亀頭を包み込んだ瞬間に両脇からぎゅ〜!と圧力をかけて胸越しに潰してやり、さらに捏ねるように胸を上下前後に動かして撫で回してやる。

 

「くっ……!ぅ……!」

 

「ほら、我慢して♡我慢我慢♡まだイっちゃ駄目だよ♡」

 

 余裕もなさそうに息を吐くジブリールの姿に微笑みを向けながら、耐えるように彼へと告げる。

 かと言って容赦するかと言われれば答えは否であり、亀頭を撫で回していたかと思えば再び一物全体を胸で扱き始め、今度はそちらに対しても捏ねるように胸を動かして撫で回す。

 唾液を通して感じる彼女の温もりも胸の弾力。瑞々しい肌がピタリと吸い付いたかと思えば、そのまま胸の動きに合わせて一物を優しく撫でていく。

 それを一物全体でされるとなれば、尿道を熱いものが込み上げていくのも仕方がないというもの。

 ジブリールが僅かに腰を浮かせて一物を突き出すと、シルヴィアはそれを押さえ込むように下に向けて体重をかける。

 ジブリールが再びベッドに腰を沈めると、シルヴィアは微笑みながら問いかけた。

 

「もう限界?我慢できない?ねえ、どうなの?」

 

「……っ。ぁあ、そろそろ、キツイな……!」

 

 彼女の問いかけに強がっても仕方がないとジブリールは素直に答えた。

 瞳を潤ませ、曝け出した胸や腹筋に汗を滲ませ、高揚した頬を隠すように片手を口元に当てながら、熱の孕んだ吐息を繰り返す。

 旦那の見たこともない艶やかな姿にシルヴィアの思考は一瞬止まり、次の瞬間にはニンマリと満面の笑みを浮かべた。

 

「そっか。そうだよね♡胸の中でピクピクして、先っぽからネバネバしたの漏らしちゃってるもんね♡」

 

 おりゃおりゃと胸への圧力を強め、一物を扱きあげながら言う彼女。

 ジブリールは彼女の言葉を律儀に守ろうと歯を食い縛り、耐えているようだが、限界は近そうだ。

 彼があんなにも気持ちよさそうにしている。

 彼を気持ちよくできている。

 何より知らない顔を見ることもできた。

 シルヴィアはそんな多幸感に酔いしれながら、言う。

 

「いいよ♡射精(だ)しちゃえ♡このまま私のおっぱいに、五日間溜めた精液吐き出しちゃえ♡」

 

 宣言通りに射精を促すように胸の動きを早め、胸の奥に感じる一物を撫で回すように腕に力を込める。

 ぱちゅぱちゅずりゅずりゅと激しく動きすぎるせいで彼の腰と胸がぶつかり合い、一物を撫でるやらしい音が寝室に響く。

 そしてシルヴィアが亀頭を包み込み、先程やったように胸越しに撫で回してやったその瞬間、ジブリールが「ぅ……!」と声を漏らし、ビクン!と腰を跳ねさせた。

 直後、ビュルルルルルルルルル!!と音を立てて射精が行われた。

 

「きゃ♡」

 

 胸の中で爆発した彼の欲望を、シルヴィアはぎゅ!と胸を押さえ込むことで受け止める。

 その間にも射精は続き、谷間の上下から白濁液が溢れ出し、彼女の胸を汚しながら床へと垂れていく。

 たっぷり一分かけて射精が終わると、シルヴィアは彼の一物を解放してやった。

 谷間から抜く時ににゅぽ……!と間の抜けた音がしたが、二人はそんなことどうでもいいのだろう。

 ジブリールは両腕を投げ出して大の字になりながらベッドに倒れ、シルヴィアは、

 

「れろ……♡あむ……!ちゅるる!あ〜む……♡ごきゅ!んくっ……♡ぉぉ……ほっ……♡」

 

 谷間から溢れた精液を舐めとり、掬っては口に運び、その濃厚な味に舌鼓を打っていた。

 彼女も意図せずにしまった五日の禁欲と、この格好と勉強のおかげだろう。いつになく濃厚な精液は飲み込むだけでも一苦労で、口の中は彼の味と香りに支配されてしまう。

 

(息するだけでも臭いがする……♡これ、すごっ……イ……ッ♡♡)

 

 ピクピクと体を震わせ、快感に悶える彼女だが、その視線はもう次へと向けられていた。

 ベッドの上に倒れるジブリール。その一物は胸から解放する際に精液に汚れて白くなっているが、いまだに硬さと太さを保ち、僅かにそり返りながら天井に向けて屹立している。

 ごくりと生唾を飲んだ彼女はそのままベッドに乗ると、ガニ股になりながら秘部を一物の上へと持っていく。

 

「ねえ、ジル。見て見て♡」

 

「……っ!」

 

 彼女に呼ばれ、首だけ起こして視線を向けたジブリールは驚きに目を見開いた。

 彼女が履いていたショーツだが、それはもう下着としての体すら成していなかった。

 紐だ。本来クラッチがあるべき場所にはただ前から後ろに秘部を縦断する紐しかなく、滲み出した愛液を吸ったそれは湿って変色している。

 無論そんな紐だけで愛液を吸い切れるはずもなく、下腹部に生温かい液体が滴り落ちてくる。

 

「それじゃ、いくよ……♡」

 

「シル……っ。ちょっと待っ──」

 

「えい!」

 

 シルヴィアはジブリールの制止の声など聞かず、勢いよく腰を落として彼の一物を呑み込んだ。

 子供の腕ほどありそうな巨根を一息に呑み込み、エラ張ったカリが番(つがい)を待ち望んでいた膣肉を掻き回し、膨れた亀頭が最奥で待ち構えていた子宮口を殴りつける。

 

「んぉぉおおおお!?♡♡きッ……たぁ……♡ジルの、奥まで、来てるぅ……♡♡」

 

 ビクン!と快感に全身を跳ねさせ、そのまま動きを止めるシルヴィア。

 歯を食い縛って耐えるジブリールの頬を撫でてやりながら、力の抜けた笑みを浮かべた。

 

「ジルッ……♡じりゅ……!がまん、ぉ゛♡また、我慢して……ッ♡ひぎぃ……♡私が、動くからぁぁ♡!できるだけ、しゃせー、待っへて……ッ♡」

 

 シルヴィアはそう言うと両手を彼の胸板に着けると、跳ねるように体を動かして一物を抽送させ始めた。

 

「ひぎゅ!?♡おおお♡♡これ、すごっ♡ジルのが、奥まできてぇ♡どちゅどちゅって、わらひの、しきゅー、壊そうとしてくるのぉおおお♡♡」

 

 あへあへと気の抜けた嬌声をあげながら、我武者羅に体を跳ねさせるシルヴィア。

 彼女が跳ねる度にぶるんぶるんと豊満な胸が揺れ、たらりと谷間に溜まっていた精液が垂れ、時には飛び散って数滴がジブリールの顔についた。

 

「んぁあああ♡♡じりゅ!じりゅうううう♡♡ごめんね、汚いよね♡おッ……♡でもね、止まらにゃい♡止められにゃいのぉぉ♡♡」

 

 ばちゅばちゅと湿った衝突音を立てながら腰を打ちつけるシルヴィア。

 彼女は謝罪しながらもその動きを止めることなく、全身を使って彼の一物を貪っていく。

 

「れろ……!れろれろ♡ごめんね、綺麗に、するかりゃ♡ちょっとだけ、動か、ないで、ねッ……ぉぉ♡お、お願、ぃいいいい♡♡」

 

 彼の顔や胸についた精液を舐め取りながら、全身を痙攣させて絶頂するシルヴィア。

 ジブリールはその拍子に動きを止め、一気に引き締まる膣肉の感触に獣のような唸り声をあげた。

 熱々でとろとろ。まるで温泉に浸かっているような心地よさの中で吸い付いてくるヒダの感触が堪らない。というかもう我慢できない。

 

「シルッ!悪い……!」

 

 ジブリールは謝罪の言葉と共に彼女の臀部を鷲掴み、逃げられないように固定。

 その瞬間、本日二度目の射精が彼女の子宮へと叩き込まれた。

 

「んぁああああああああああああ♡♡♡ぉおぉおおおお♡♡でてりゅ……!ジルの、精子が、私の中にぃぃ……♡」

 

 子宮を満たすジブリールの精液。

 彼の熱が胎を満たしていく感覚にシルヴィアは再び絶頂し、引き締まった膣肉が更なる射精を促すように蠢き、ヒダが一物を舐め回す。

 

「ッ…………!」

 

「ひぎゃ!?♡♡またきたぁぁぁああああああああああ♡♡♡」

 

 間をおかずに放たれた二発目の膣内射精にシルヴィアは嬌声をあげて更なる絶頂へと押し上げられ、全身を震わせた。

 ドピュドピュと腹越しに聞こえる射精の音を聞きながら、体を倒した彼に覆い被さるシルヴィア。

 二人は乱れた呼吸を繰り返していると、お互いに吸い寄せられるように口付けを行った。

 舌を絡め、唾液を交換し、相手の味で自分の口を満たしていく。

 そうしていると、萎えかけたジブリールの一物が再び勃起し始め、胎内で大きくなる異物感にシルヴィアは笑った。

 

「んっ……♡まだまだ元気だね。なら、このまま……」

 

 そう言って体を起こそうとする彼女だが、うまく動けないのかすぐにジブリールの胸に顔を埋めてしまう。

「あ、あれ……?」と腰が砕けてしまったのか、あるいは体力を使い過ぎてしまったのか、うまく体を起こせないシルヴィア。

 ジブリールは仕方ないと言わんばかりに息を吐くと、彼女を抱きかかえたまま上体を起こし、騎乗位から対面座位へ。

 

「お前が頑張ってくれたんだ。次は俺の番だな」

 

 そして鼻先が擦れあう距離で微笑みながらそう告げると、今度は彼女を押し倒す。

 小さく悲鳴をあげる彼女を見下ろしながら、ジブリールはそっと彼女の手を握った。

 昔のような硬さはなく、柔らかくきめ細やか指が絡まり、ぎゅっと握り返してくれる。

 

「シル。愛してる」

 

「私も愛してるよ。ジル」

 

 お互いに照れたように笑いながら、もう何度目かもわからない告白する二人。

 そのやりとりを最後に、夫婦の熱い夜はさらに更けていく。

 双子の月も二人を隠すように雲がかかり、寝室は二人の息遣いと交わる音を残しながら、夜の闇の中へと溶けていくのだった。

 

 

 

 

 

 翌朝。

 シルヴィアは疲労感と多幸感に包まれた目覚めを迎えていた。

 下腹部に感じる違和感と、胎内を締める精液の熱。もしかしたら当たるかもなんて、危険日ではないけれど期待してしまう。

 ふふと僅かな笑みをこぼすと、それに合わせたようにジブリールも目を覚ました。

 薄く開いた瞳に彼女を映し、寝ぼけ眼のまま彼女を抱き寄せ、額に口付けを一度。

 

「おはよう」

 

「うん。おはよう」

 

 そのままはむはむと彼女の前髪を甘噛みしながら挨拶する彼に、シルヴィアは可笑しそうに笑いながら挨拶を返した。

 

「それで、あの格好といい今日までの態度といい、なんだったんだ?」

 

 そしてその後すぐに意識を覚醒させたジブリールが単刀直入に問いかけると、シルヴィアはなんて事のないように「気分転換」と返す。

 

「最近ジルにばっかり気持ちよくしてもらってたから、たまには私からも、ね?」

 

「……誰の入れ知恵だ?灰被りか?狐か?」

 

 じとっと半目になりながら投げられた問いかけに、シルヴィアは首を横に振る。

 

「恋愛相談してくれた後輩から」

 

「……なら、いい。そいつもうまくいくことを願おう」

 

 ジブリールは悪意や悪戯心でこうなった訳ではないとわかるや否や、欠伸を噛み殺しながら彼女を抱き寄せた。

 彼の胸板──いくつもの鬱血の痕や噛傷が残っている──に顔を埋め、ぐりぐりと顔を擦り付けていたシルヴィアだが、不意に顔を上げて問いかける。

 

「そう言えば、仕事は?」

 

「休みもらった。お前の様子が変だって言ったら、すぐにくれたよ」

 

「へぇ。なんでだろ?」

 

 訓練場の教官と言っても、その立場は半ばギルド職員のようなものだ。

 給料をもらい、その対価として後輩たちを指導する。そして現状だと、ジブリール以外の教官は一党の都合で暇をしている冒険者や怪我のリハビリ中の冒険者ばかりの臨時ばかり。

 唯一の正式な教官がいきなり休みが欲しいなんて言って、そんなあっさりと休ませてくれるのだろうか。

 そんな彼女の疑問に、ジブリールがあっさりと答える。

 

「新婚夫婦で、妻の様子がおかしいってなると、なぁ?」

 

「ああ、なるほど」

 

 彼の言葉にシルヴィアは下腹部を撫でながら納得した。

 ようはシルヴィアが子を孕み、そのせいで体調を崩したと思われたのだろう。

 訓練場の大まかな取り仕切りは馴染みの受付嬢がしてくれている。話がわかる上司というのはありがたい。

 

「ねえ。ジル」

 

「どうした?」

 

「その、誤解されちゃった理由なんだけど、この際本当にしてみない?」

 

 このまま二度寝してしまおうとしていたジブリールに、シルヴィアの言葉が突き刺さる。

 驚きながら視線を下げ、胸に顎を当ててこちらを見上げてくる彼女を見つめながら、ジブリールはその意図を組んで微笑んだ。

 

「わかった。それじゃ、頑張るか」

 

「うん。でも……」

 

 そうしてやる気を出すジブリールだが、シルヴィアは申し訳なさそうに笑いながら告げた。

 

「その前にご飯にしよう」

 

 そう言うと返事を待たずにベッドを降りるシルヴィア。

 相変わらず透け透けの下着姿にジブリールはごくりと生唾を飲む。

 その音に気づいた彼女は彼の耳元に顔を寄せて「後でね」と囁き、耳朶に口付けを落とした。

 そのまま耳を赤くしながら寝室を飛び出していくシルヴィアを、まともに動くこともできずに見送ったジブリールは彼女にキスされた耳朶に触れ、

 

「な、なんか妙な気分だな……」

 

 幸せを噛み締めながら、普段と違う目覚めに頬を緩めるのだった。

 

 

 

 

 

 それからしばらくして、辺境の街の中央広場。

 

「あ、あなたは!?」

 

「ん?あ。あの時の」

 

 長椅子(ベンチ)に腰掛けて休んでいたシルヴィアは、いつぞやに恋愛相談──というには生々しい話ではあったが──をした後輩冒険者と再会を果たしていた。

 

「そっちはどう?順調?」

 

「はい。その、彼と話して、たまにちょっと違うことをするようにしたと言いますか……」

 

 シルヴィアの問いかけに顔を耳まで赤くしながら、声を尻すぼみにして答える後輩冒険者。

 あなたの方はと問いかけようとして、すぐにその答えに気づいて「そっちも大丈夫そうですね」と言葉を変えた。

 

「うん。私たちは万年熱々夫婦だから!」

 

 シルヴィアはそう言いながら、大きくなった腹を愛おしそうに撫でた。

 

「シル。そろそろ……っと。話し中だったか?」

 

 そんな中、人混みをすり抜けて諸々の食材や詰めた籠を手にジブリールが戻ってくる。

 後輩冒険者は「お邪魔しました!」と夫婦の時間を邪魔しないようにと慌てて走っていくと、ジブリールは不思議そうにその背中を見送り、シルヴィアは「頑張ってね!」とエールを送る。

 ぶんぶんと手を振って返事をしてきた後輩冒険者も、やがて人混みの中へと消えていく。

 

「それじゃ、帰るか」

 

「うん。帰ろう」

 

 二人は手を取り合い、二人並んで帰路に着く。

 今日という日の幸せを噛み締めながら、いつかくる新しい家族の姿を夢見ながら、二人は街の喧騒の中へと入っていくのだった。

 

 

 




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