※この作品はR-18です。

SLAYER'S CREED +α R-18   作:EGO

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リクエストから。

『改変』の奇跡を浴びた結果、夢魔になってしまったログハン。
そんな彼を中心にした、ヒロインキャラ達の話。
初回は銀髪武闘家。

時系列は最終決戦後からエピローグ頃の予定。


Memory?? 黒鷲は夢魔に変ず ①

 四方世界、とある遺跡。

 世界を正さん(・・・・・・・)村々を焼き払った死灰神の信徒どもと、そんな彼らを追い詰めたならず者殺し(ローグハンター)とその相棒たる銀髪武闘家。

 およそ半日にも及んだ激闘は、死灰神の信徒たちの全滅により幕を降ろそうとしていたが、

 

「《これ、こそが正しきものであり……っ!それ以外は、抹消すべき汚点であるッ!!》」

 

 死灰神の司祭の胸にローグハンターの刃が突き立った瞬間、彼はローグハンターの肩を掴んで逃がさないようにすると、血を吐きながら奇跡を行使せんと祈りを捧ぐ。

 ぎょっと目を見開くローグハンターと銀髪武闘家。彼女はすぐに彼を助けに行こうとするが、「離れてろ!」と彼の怒号によって足を止める。

 瞬間、彼の瞳が金色に染まった。外なる神たる死灰神の奇跡に抗うべく、彼もまたその血に宿る外なる神の力を行使する。

 

「魔へと転じよ、殺戮者が!!」

 

「なめるなッ!!」

 

 掲げられた錫杖から放たれる超常の光と共に、ローグハンターを襲うのは『改変(アップデート)』の奇跡。本来あるべきものの形を歪め、術者が正しいと思うものへと改変する奇跡。

 抗うは外なる神の血。その身を──遺伝子を書き換えんとする神の愛撫を跳ね除けんと、心臓の鼓動が速まる。

 カラカラコロコロ。骰子が転がる音が聞こえた。

 だが、その結果を待たずにローグハンターは司祭を貫く刃を真上へと振り抜き、腹から脳天までを一刀の下に切り伏せる。

 左右に分かれる司祭の上半身。だが、頭が切り裂かれる直前、彼はニヤリと口が裂けんばかりに口角を吊り上げた醜悪な笑みを浮かべた。

 その瞬間、どこからか『あ……』と間の抜けた声がローグハンターの耳に届く。

 そして、蛇の目(ファンブル)がこちらを睨むその瞬間、確かに認識してしまった。

 

「──畜生が(ガイギャクス)!!!」

 

 何かを察したローグハンターが腹の底からの悪態を吐いた瞬間、凄まじい閃光がローグハンターを包み込む。

 

「ジル!」

 

 銀髪武闘家は走り出す。彼の制止など関係ない。既に何かが起きたのだ、彼のために何かしなければ。

 彼に向けて手を伸ばす。あと少し。あと三歩、二歩、一歩。

 そして彼の手を掴もうとした瞬間、彼を包む光が一気に強さを増し、同時に放たれた衝撃に吹き飛ばされる。

 壁に叩きつけられ、倒れ込む。視界が霞み、意識が暗闇に落ちようとしていく中で、光に呑まれていくローグハンターの輪郭だけが、彼女の視界に映り続けていた。

 

 

 

 

 

 パチパチと手拍子にも似た火花が散る音で、銀髪武闘家は目を覚ます。

 弾かれるように体を起こし、周囲を見渡してみれば拠点襲撃前の夜営地であることがわかった。

 

「でも、彼は……っ!」

 

 だがローグハンターがいない。慌てたまま周囲を見渡し、立ち上がって夜営地を一回りしようとした瞬間、近くの木の影で何かが動いた。

 身構えながら「誰!」と声をかければ、その誰かが恐る恐る体を覗かせた。

 

「俺だ。いや、俺なのか……?ああ、くそっ……!気分が悪い……ッ!」

 

 姿を見せたのはローグハンターだ。だが彼はぶつぶつと何かを呟きながら頭を抱え、そのまま木に寄りかかりながらその場にしゃがんだ。

 

「よかった、無事だったんだね!とにかく何とも、ない……」

 

 とにかく無事だと胸を撫で下ろした銀髪武闘家だが、彼の姿に何か違和感を感じて首を傾げる。

 目の前にいるのは間違いない。だが、いつもと雰囲気が違う。何とも気配が曖昧なのだ。

 そこにいるのにそこにいない。そんな矛盾を孕んだ嫌な気配を、彼が纏っている。

 

(そんなの関係ない。彼が無事ならそれでいい)

 

 彼女は小走りで彼に駆け寄ると、彼と視線を合わせるようにその場に両膝をついて腰を下ろす。

 

「俺は俺だ。そのはずだ。だが何だこの感じは……」

 

 俯き、視線の先で拳を開閉させながら何かを呟く彼の両の頬に手を添え、顔を上げさせる。

 

「とにかく早く帰ろう。しっかり休んで──」

 

 そうして彼と視線を合わせた瞬間、ドクン!と心臓が跳ねた。

 不安に揺れる蒼い瞳。いつもよりも弱々しく潤んだその瞳を覗いた瞬間、ぞくりと背筋が震え、少しばかり体温が上がった気がする。

 いや、気がするではない。上がっている。特に下腹部が疼きながら熱が集まり、それがじんわりと全身に広がっていく。それが何とも心地よい。気持ちがいい。

 

「ぇ……?あれ、何で……急に……?」

 

 ただ見つめ合うだけ。それだけで呼吸が乱れる、彼が欲しくて堪らなくなる。

「シル?」と不安そうにこちらを呼びかける彼の声が耳に届き、頭に響いた瞬間、再び背筋が震えて甘い快感が駆け抜けた。

 

「んっ……♡な、なんか変……っ!なに、これぇ……♡」

 

 ピクピクと肩を痙攣させながら、守るように自分の体を抱き寄せる銀髪武闘家。

 

「おい、大丈夫か?」

 

 自分の体を抱きながら痙攣する彼女を心配し、彼女の肩に手を置くローグハンター。

 その瞬間、

 

「ひゃん♡」

 

 脳が蕩ける甘い快感が銀髪武闘家の背筋を駆け抜けた。

 上擦った嬌声をあげ、ビクン!と体を跳ねさせた彼女に、ローグハンターは首を傾げる。

 

「どうしたんだ、いきなり」

 

 彼女の頬に手を添え、顔を上げさせる。

 彼女の顔色を確認しようとした。ただそれだけの、むしろよくやる行為の一つではあるのだ。

 そして、彼女の月光を思わせる銀の瞳を覗き込んだ瞬間。

 

「あへぇ〜〜♡♡」

 

 彼女の顔がどうしようもない程に蕩け、だらしなく半開きになった口の端からは涎が垂れていく。

「え?」と疑問符を浮かべるローグハンターを見つめながら、銀髪武闘家はもじもじと体をくねらせながら、頬に添えられた彼の手に自分の手を重ねた。

 じんわりと広がってくる体温。いつもより僅かに冷たいような、力が弱いような気もするが、どうしてかひどく気持ちがいい。

 

「シル……?」

 

 そして自分の愛称を呼ばれた瞬間、鼓膜を揺らした鋭い快感が脳を揺すった。

 

「んっ……♡ぉぉ……♡な、なにこれぇ……♡ジルの、全部が……気持ちいい……♡」

 

 ローグハンターですらも困惑する状況に、銀髪武闘家もまた混乱の極みに放り込まれる。

 彼のことは大好きだ、愛している。だが、声を聞くだけで、ただ触れ合うだけで欲情するなど、滅多なことではない。

 先程から感じていた違和感。まるで人ではない何かに──それこそ魂や心といった不確かなものに触れられているような、嫌な感覚。

 けれどそうは思えても仕方がないのだ。相手が彼となれば、どうにもならない。

 

(あの時に何かされたのは間違いない……。彼が彼のまま、違う何かにされた……?)

 

 蕩ける思考の中でもかろうじて冷静だった部分が必死に思考を巡らせていく。

 あの死灰神の司祭に何かされたのは明白。かつて来たりし者のようにローグハンターに何かしらの術をかけたのを目撃したのだから、それは間違いようなない。

 

『魔へと転じよ、殺戮者が!!』

 

 思い出すのはあの時の言葉。最期の最期に吐き捨てられた言葉をそのまま受け取るのなら、彼は何かしらの悪魔の類にされた可能性がある。

 悪魔で、こうして見つめ合うだけで相手を欲情──あるいは魅了する怪物(モンスター)といえば……。

 

(夢魔(サキュバス)?)

 

 銀等級冒険者としての知恵と経験。それらを総動員して答えに辿り着く銀髪武闘家。

 夢魔(サキュバス)は相手が望む形に変じ、誘惑し、『魅了』し、骨抜きにした相手から生気を吸い上げるというが、どうやらローグハンターはローグハンターのまま、夢魔(サキュバス)の力をその身に宿してしまったようだ。

 夢魔(サキュバス)への対処法は相手の誘惑に惑わされずにぶちのめす。これに限る。

 だが──。

 

「シル。大丈夫か?」

 

「……あ、もう無理♡」

 

 こてんと首を傾げながらこちらを見つめてくる彼に、耐えていた理性が弾け飛んだ。

 最愛の人が行う動作一つ一つに『魅了』の力が上乗せされているのだ。それは彼の所作全てが文字通りの誘惑となる。

 

(夢魔(サキュバス)だからなに!?生気を吸われるからなんなの!?もう我慢できないの……っ♡♡」

 

 突き動かされる衝動のままにがしっ!と彼の頭を掴むと、そのまま喰らいつくように彼の唇を奪った。

 

「んちゅ♡んぢゅ♡♡ぉぉ……っ♡」

 

 困惑する彼を尻目に舌をねじ込み、絡め、彼の口内を蹂躙する。

 

「じゅるる♡あはぁ……♡大丈夫だよ、味は同じだし♡♡臭いも、感触も、何にも変わらないからぁ♡♡んちゅ♡ちゅ♡ちゅ♡ちゅ♡」

 

 彼の口内を舐め回して唾液や粘膜をぶんどり、その味や香りを堪能しながら彼女はそう告げた。

 言葉の通り、彼の味はそのままだ。舌の動きがぎこちない程度の違和感はあるが、困惑している彼にいつも通りを求めるのも酷な話。

 

「んちゅ♡いいよ♡私がリードするからっ♡ジルは──」

 

 お互いの口元を唾液でベトベトに汚しながら銀髪武闘家がそのまま主導権を握ろうとした時だった。

 ドクン!と心臓が跳ねるような感覚がしたかと思えば、途端に足に力が入らなくなった。

 混乱する彼女の意志を離れ、ぺたりとその場にへたり込む彼女の体。

 

「ぁ……れぇ……?足の、力が……っ」

 

 ペチペチと自分の膝を叩きながら困惑する彼女を見下ろしながら、ローグハンターはごくりと生唾を飲んだ。

 そのまま彼女の前に膝をついて視線を合わせると、肩を揺らす程の興奮に見開かれた瞳に彼女を映しながら言う。

 

「もっと……もっと、くれ……っ!」

 

「くれって、何を──んぐ!?♡」

 

 銀髪武闘家が疑問を挟む余地もなく、今度はローグハンターの方から唇を奪った。

 彼女の唇に吸い付き、捩じ込んだ舌で彼女の舌を引き摺り出し、自身の口内へと導いた。

 そして彼女の舌が口内に入った瞬間に唇を尖らせ、「ちゅ〜!!」と音を立てて吸い上げる。

 その瞬間、再び銀髪武闘家の心臓が跳ね、全身から力が抜けていく。

 

(す、吸われてる……っ♡こ、これ、ジルに吸われちゃってる……♡♡)

 

 銀髪武闘家はそれが夢魔(サキュバス)の特性である『吸精』であることをすぐさま理解したが、彼に喰われてるという事実が彼女の抵抗の意志を完膚なきまでに破壊する。

 

「んじゅる♡いい、よぉ……♡んちゅ♡もっと、私のこと食べてぇ♡♡」

 

 上手く力が入らない両腕を彼の首に回し、抱き寄せながら彼に文字通り全てを差し出した。

 対するローグハンターは驚きながらも、彼女とキスをすればするほど力が漲り、酔いそうなほどの全能感に浸り、強くなった腕力に物を言わせて彼女を押し倒した。

 

「きゃ♡えへへ、ジルに押し倒されちゃった……♡」

 

 そのまま彼女の両手を頭上で交差させ、片手で手首を押さえ込む。

 空いている片手で彼女の豊満な胸を包む胸部装甲を引き剥がし、鎧下や肌着(インナー)を、ブラジャーごと力任せに引き千切る。

 

「そ、そんなに乱暴にしないでよぉ……♡まあ、いいけど……♡」

 

 胸を露出させられながらも、恍惚の表情を崩さない銀髪武闘家。

 むしろ『どうするの?』と言わんばかりに体を揺すり、豊満な胸をプルプルと震わせた。

 そしてそれに誘われるがまま、彼女の乳首に吸い付いた。

 そのまま下品なほどの吸引の音を立ててやれば、彼の口内で乳首がピンと張り、そこから生気を一気に吸い出される。

 

「んぉぉぉおおおお!?♡♡♡な、なにこりぇぇ!?♡♡母乳、出ないのに、何か違うの出てりゅ!?♡♡ぉぉぉ゛♡♡」

 

 絶えず電撃を浴びせられるような快感に絶頂を迎え、ガクガクと全身を痙攣させる。

 ちゅうちゅうと音を立てて触れる度に体から力が抜け、降下を許さない絶頂の連続と、強烈な『吸精』によって命が吸われた結果なのか、視界が点滅し始める。

 

「ぉぉ……っ♡こ、これ、やばっ……♡んぎぃ♡♡ぉ……♡」

 

 脳が溶けるほどの快感と、間近に迫る死の気配に頭を狂わされながら、けれど既に抵抗できるほどの力が残されていない。

 このまま彼に殺されるのか。そんな予感が脳裏をよぎるが、どこの誰とも知らない悪党や怪物に殺されるくらいならそれもいいかと投げやりになり始める。

 だが、ローグハンターが不意に唇を離したことを合図に精気の吸引が途絶える。

 

「あへっ……♡ぉ……♡い、イぐッ……!♡んへぇ……♡」

 

 弓形にしなっていた背中が地面へと落ち、彼に押さえつけられたまま絶頂の余韻に浸る銀髪武闘家。

 口の端から垂れる唾液を舐めとったローグハンターは、そのまま彼女の脚衣(ズボン)とショーツを纏めて千切って脱がせると、自身のまた脚衣を脱いで一物を取り出した。

 普段のそれよりも長く、太く、湯気が立つ程の熱気を孕んだ肉の塊が、彼女の下腹部に乗せられる。

 

「っ!?む、無理……!こ、こんなの、挿れられたら……♡」

 

 下腹部から臍を通り過ぎ、いっそ鳩尾まで届くのではという程の異様なまでの一物。おそらく、『吸精』で得た生命点をそのまま一物に溜め込んだのだろう。つまり、あれを産んだのは彼女の生命力の強さの裏付けでもある。

 ある。あるのだが、同時にそれは彼女の生命を縮める凶器を生み出してしまった。

 やはり彼は理外の怪物になってしまったと痛感させられるが、胸にあるのは強烈なまでの期待だ。

 弱っている今の状態であんなものを捩じ込まれたらどうなるのか、股座を濡らすほどの興奮を覚えてしまう。

 

「ジ、ジル♡その、加減を──」

 

 そして上辺だけの懇願の言葉を口にしようとした瞬間、ローグハンターは一切の容赦なく一物を捩じ込んだ。

 

「ぉ──…………♡♡♡」

 

 ずりゅ!と湿った摩擦音とごりゅ!と内臓が潰される異音が響く。

 目を見開く銀髪武闘家が自身の体に目を向ければ、下腹部から胸にかけて、彼の一物の形が浮かび上がる異様な光景が目に飛び込んでくる。

 

「ぇ……♡ぁ……♡う、嘘……っ全部、入って……♡」

 

 この状況に頭が追いつかない銀髪武闘家を見下ろしながら、ローグハンターは彼女の腰を両手で掴むと、そのままふわりと体を浮遊させた。

 夢魔(サキュバス)の能力の一つ『浮遊』。文字通り超常の力を持って体を浮かすその生態でもって、彼女諸共に浮かび上がったのだ。

 そしてそれは、彼女の体重のほとんどが彼の一物に集中することを意味している。

 

「おぎっ!?♡あひ!?♡お、降ろして……♡や、やだ、怖い……♡♡」

 

 どんどんと遠くなる地面。慣れない浮遊感に恐怖するが、それ以上に彼に命を握られる感覚がなんとも気持ちが良い。

 ローグハンターはにこりと笑うと、そのまま腰を動かした。

 ずりゅりゅ!と胎内から溢れでる湿った摩擦音と共に、重厚なまでのカリが彼女の膣肉を掻き回す。

 

「んぉぉおおおお!?♡♡♡」

 

 文字通り内臓を引っ掻き回される異物感と、それがもたらす凄まじいまでの快感。

 ただの一擦りで絶頂した銀髪武闘家。ビクビクと体を痙攣させながら手足を暴れさせる彼女だが、ローグハンターは構うことなくさらに腰を動かし、彼女の胎内を掻き回す。

 

「んぎぃ!?♡♡ぉぉぉ……♡♡イグ♡イッくぅぅううう♡♡♡」

 

 腰が動き、一物が抽送される度に銀髪武闘家は絶頂し、ぷしゅぷしゅと音を立てて潮が噴き出し、雨のように二人の足元に降り注ぐ。

 銀髪武闘家のことなど考えもせず、ただ自慰の道具のように扱うローグハンター。

 何度も何度も腰を打ちつけ、彼女の臓物に致命的な損傷を与えながら、けれど身も心も『魅了』され尽くした彼女が感じるのは快感のみ。

 

「おご!?♡おえっ!♡げっ……♡じ、じぬ……っ♡殺されりゅッ♡♡イき死ぬぅうううう♡♡♡」

 

 もはやまともに動かせるのは頭のみ。その頭をがむしゃらに左右に振り回しながら悶える銀髪武闘家だが、その声音にはかけらも恐怖がない。

 そこらの木よりも高い位置で行われる性行為──いいや、夢魔(サキュバス)による女冒険者を使った自慰行為は、ついに終わりを迎えようとしていた。

 銀髪武闘家の口から泡が溢れ出し、度重なる快感と感じることのない内臓の痛痒(ダメージ)により、目玉が裏返って白眼を剥く。

 

「ぉ……♡おぎゅ♡ぉぉ──♡んぎぃ!?♡」

 

 もはや鳴かされるだけの玩具に成り果てた銀髪武闘家に、ローグハンターは微笑みと共に腰を押し付け、そして射精を行った。

 ビュルビュル!と精液が吐き出される音が彼女の腹越しにローグハンターの耳に届き、彼女の下腹部が膨れ上がる。

 吐き出された精液が彼女の子宮を満たし、それでも止まることなく続いた結果、逆流した白濁液が接合部から溢れ出し、垂れ落ち、足元に白い水溜まりを作り出した。

 その瞬間、銀髪武闘家がくわっ!と目を見開いたかと思えば──。

 

「んぁああああああああ!?♡♡♡ありぇ、な、なんれ!?♡♡ぉおおおお♡♡♡!?」

 

 いきなり息を吹き返したような嬌声をあげ、じたばたと手足を振り回し始める。

 そんな彼女を愛おしそうに抱きしめたローグハンターは、再び彼女の乳首に吸い付いた。

 そのままぢゅるぢゅると下品な音を立てながら乳首を吸い上げてやれば、彼女の抵抗は再び弱まり、一物が固さと太さを取り戻していく。

 

「んぉぉ……♡ま、また吸われてぇ……♡ジルのが、大きくぅ……♡」

 

 つまりこれは精力の循環だ。銀髪武闘家から吸い上げた精力で一物を大きくし、射精と共にそれを返し、また愛撫で吸い上げる。

 ローグハンターは一物を突っ込んだまま彼女の回転させて彼女に背中を向けさせる。

 そのまま再び腰を動かしてやれば、始まるのは先ほどと同じ光景だ。

 ローグハンターの行為によって彼女は死に瀕し、射精によって蘇生され、再び愛撫で追い込まれ、一物でトドメを刺される。

 

「んぎぃ♡ぉぉおおおお♡♡ぎっ──……♡♡」

 

 彼が下になり、騎乗位のような体勢をとらされたかと思えば、重力に引かれて一物がさらに深々と突き刺さり、彼が腰を動かすだけで内臓が掻き回される。

 

「おひ!?♡ま、待っへ……っ♡こ、怖いっ、やだ!やだぁ♡♡♡」

 

 銀髪武闘家の頭を下に、そのまま彼女の両足を掴んで支えながら一物を捩じ込む。

 地面が頭上にある恐怖に悲鳴をあげるが、ローグハンターは気にもせずに射精を行う。

 そんな二人の交わりは文字通り延々と続くように思えたが、遠くの山の輪郭に光が差したのを合図にローグハンターは慌てて高度を落とし始めた。

 

「ぉ……♡ありぇ……?満足、した……の?」

 

 ドピュドピュと音を立てて射精され、吸われた精気を戻されてからの行為の終わりに銀髪武闘家は首を傾げた。

 

「なんか、急に力が抜けてきた。危ないから降りてるところだ」

 

「そ……」

 

 ただただ大事そうに彼女を抱きしめ、髪を撫でながら告げられた言葉に銀髪武闘家は気の抜けた声を漏らす。

 どうやら朝になるとある程度は力が弱まるようだ。まあ、自分の精気を与えればすぐに元気になりそうだが──。

 

「これから、どうしよっか……」

 

 不意に脳裏を過ったのは、ローグハンターに恋慕する他の女性たちの姿だ。

 今回の騒動からして、彼がいつも通りの言動ですら強力な『魅了』になり得る。とすれば、今晩──いいや昨晩のような出来事が他の人たちに襲いかかるかもしれない。

 

「しばらく、人とは会わないようにしよっか。依頼なら私が受けてくるから」

 

「そうだな。その方がいい」

 

 音もなく地面に着地し、そこかしこに残る生臭く白い水溜まりを一瞥した彼は溜め息を吐いた。

 

「体の違和感が消えた。とりあえず、どうにでもなるだろう」

 

「うん。なんとかしよう」

 

 彼の言葉に銀髪武闘家は頷き、『吸精』されないために気を遣ってか、彼の頬に口付けした。

 擽ったそうに笑ったローグハンターの瞳には、怪しげな紫紺の煌めきが宿っていた。

 

 

 

 

 

 




なおこのあと、掴むだけで『吸精』できるようになった挙句、『浮遊』→『エアアサシン』→『吸精』→回復した体力で『浮遊』→以下ループとかいうクソコンボできるようになる模様。


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