ログハン夢魔化シリーズの三本目。
今回はログハン(夢魔)ではなく、夢魔(ログハンの姿)による侵略の始まり。
被害者は受付嬢。
深夜の冒険者ギルド。
帰りの遅い冒険者の為に残業していた受付嬢は、受付に突っ伏しながら溜め息を吐いた。
最近、ローグハンターに会えていない。銀髪武闘家は毎日来るし、彼は無事ではあると聞かされているのだが、顔を合わせたのは先月が最後だろうか。
もう何度目かもわからない溜め息を吐き、壁にかけられた時計を確認。
もうすぐ日付が変わってしまう。今日も帰ってこなかったとまた息を吐いた。
受付嬢は立ち上がり、
することがないとはいえ残業中であることも確かなのだ。もう自分しかいないのだし、戸締りを確認したらもう帰ろうとギルドの奥へと向かう。
窓から差し込む月明かりと角灯を頼りに進む受付嬢だが、不意に廊下の先に目を向けた。
資料室の扉が開いているのだ。誰かが閉め忘れたと言われればそれまでだが、つい先程見回った時は確かに閉まっていたのに。
「だ、誰かいるんですか……?」
恐る恐る扉を開き、中を覗き込む。
窓から差し込む月明かりが納められた蔵書を優しく照らし、どこか幻想的な雰囲気が部屋を満たしている。
そこでふと気づく。資料室の中央に置かれた長机に、一冊の本が開かれたまま放置されているのだ。
誰かが読んでいた途中なのだろうか。卓上の蝋燭にも火が灯ったまま。
受付嬢は疑問符を浮かべつつ、資料室の中へ。
本棚の間の通路や物陰を確認しつつ一回りし、たどり着くのは件の放置された本だった。
受付嬢はそれを元の場所に戻す前に、開かれた
『夢魔』の解説が書かれているが、受付嬢はゆっくりと目を見開いた。
「な、なに、これ……?」
『夢魔』とは本来、定められた形も肉体さえも持たない幽霊と生命の狭間の存在だ。
人の心を惑わし、その隙に生気を吸って相手を殺し、それを糧に生きるモンスターだ。
その筈なのに解説の文面が変わっている。最初からそうであったように、書き換えられた痕跡すらなく、受付嬢になる過程で叩き込んだ記憶と全く違う内容が記されている。
人を襲い、生気を吸うのはそのままだが、只人に似た強靭な肉体を持っているとか、並の冒険者では太刀打ちできない白兵戦能力を持っているとか、様々だ。
「どうなって……でも、あれ……!?」
受付嬢は頭を抱え、事典に記された『夢魔』の特徴を纏めた解説と、その姿を描いただろう
黒い
それでは、まるで──。
「ローグハンターさん……?」
「呼んだか?」
不意にこぼした声に、背後から反応があった。
振り向く間も無く誰かに抱き締められ、制服越しに他人の温もりが伝わってくる。
小さく漏れ出た悲鳴に、背後の人物──ローグハンターは可笑しそうに笑う。
「驚かせてすまない。だが、どうしても確認したいことがあってな」
耳元で囁かれる彼の声。久しぶりに聞いた恋慕を抱く異性の声は容易く受付嬢の心に入り込み、
「ひぃん♡」
嬌声と共にビクンと体を跳ねさせ、体を弛緩させた。
おっととローグハンターに抱き支えられて転倒することはないが、子鹿のように震える足は碌に力が入っていないようだ。
「大丈夫か?」
「ら、らいじょうぶれす……」
「駄目そうだな」
心配するローグハンターに気の抜けた返事をする受付嬢。
彼が苦笑混じりに肩を竦め、彼女が見ていた怪物事典に視線を向ける。
片腕で受付嬢を支えながら『夢魔』の情報が記されている頁を指で撫で、ただ愉快そうに目を細める。
「ローグハンターさん?」
そんな怪しげな彼の横顔に見惚れながら声をかけると、彼は楽しそうに笑いながら告げた。
「ちゃんと変わっているようで何よりだ。少し不安だったんだが」
「……え?」
ローグハンターがなんてなことのないように告げた言葉に受付嬢は言葉を無くし、その意味を理解するのに時間を要した。
今の言葉をそのまま受け取るなら、この奇妙な改変にはローグハンター自身が絡んでいることになる。
寡黙で、無慈悲な人物ではあるが間違いなく秩序側の人間。
ギルドの公式な文書の改竄などという悪事を働くわけがない。
困惑し、混乱し、声も出せない受付嬢の姿を嗤うように、ローグハンターは怪物事典を撫でていた手を持ち上げ、そのまま彼女の胸を鷲掴んだ。
「きゃ!?」
制服ごしに胸を掴まれ、悲鳴をあげる受付嬢だが、ローグハンターがさらに力を入れて胸を握り潰した瞬間、
「ひゃあああああああ!?♡」
その声色に確かな熱を孕んだ。
ガクガクと膝が震え、上気したように頬が朱色に染まる。
服越しに、しかも乱暴に胸を掴まれたというのに、彼女が感じたのは痛みではなく凄まじいまでの快感だった。
まるで服越しではなく地肌を、いっそ神経を直接撫でられたような凄まじい快感が、彼女の背筋を駆け抜けて脳へと届いたのだ。
「ぁ……ひぃ……ッ♡な、なんれすか、今の……?」
快感の余韻に体を震わせながら疑問を漏らす受付嬢。
ローグハンターはそんな彼女の耳元に唇を寄せ、「簡単なことだ」と囁きかける。
片手で彼女の胸を揉みながら、もう片方の手で彼女の顎を掴んで視線を無理やり怪物事典へと向けさせる。
「これ。俺のこと」
そして明確な愉悦を声色に乗せながらそう告げて、尖らせた指の爪で彼女の制服の前を切り裂き、はだけさせる。
「ひっ!」と小さな悲鳴を漏らし、怯え始めた受付嬢の横顔を間近で見つめながら、今度は直接胸を揉んだ。
朧げな記憶の中にある銀髪の武闘家のそれとは比べるまでもなく小さいが、只人の中では大きめの部類だろう。
掴めばその分だけ沈み、柔らかく形を歪めながら指の隙間を優しく包みこむ乳房の感触がなんとも心地よく、温かい。
「ひぁ……♡や、やめてください……!んんっ♡離して……!」
ぐにぐにと無造作に胸を揉まれているというのに、拒絶を示す受付嬢の言葉の節々に嬌声が挟まる。
「別にいいだろう?それにお前だって何が起きてるのか知りたいはずだ」
「それはぁ……ッ!そうっ、ですけど……!」
ローグハンターが欠片も離す素振りも見せず胸を揉みながら言葉を続け、受付嬢も少しでも情報を得るためにと我慢を決める。
ギルド職員の意地か、あるいはローグハンターへの恋慕故か、それはローグハンターにはわからないが、彼は浮かべた笑みを深め、きゅ!と彼女の乳首を摘んだ。
「ああああああああああ!?♡♡」
瞬間、電撃が駆け抜けたような快感が受付嬢の全身を駆け抜けた。
彼の腕の中で体を仰け反らせ、こじ開けられた口の端からは唾液が垂れる。
これだけで絶頂でもしたのかと愉快そうに目を細めるローグハンターは、ピクピクと痙攣している受付嬢に言う。
「どこかの馬鹿が、ローグハンターとかいう冒険者に『改変』の奇跡を使ったんだが、その結果、その冒険者は夢魔になってな……」
「はへ……?な、そんなこと、ありえません……!」
「実際に起きたんだから仕方ないだろ?で、本来体を持たない夢魔に、過程はどうあれ肉体を持つ夢魔が現れたら、どうなると思う?」
「……?」
彼の言葉にいまいち要領を得ない受付嬢が疑問符を浮かべると、ローグハンターは脚衣をずらして一物を露出させると、肉付きのいき彼女の臀部にそれを押し付けた。
本当に生物なのかと疑いたくなる程の熱を孕んだそれに受付嬢が引き攣った声を漏らすと、ローグハンターが言う。
「俺たちは繋がってる。一人が変われば全員に影響が出る。一人が肉体を持てば、こうして他の個体も肉体を持つ」
「記憶も。感情も。全てが共有される。まあ、少し
全にして一。一にして全。人の常識では測れない超常の存在の言葉に受付嬢が困惑を深める中、ローグハンターは──正確には彼の記憶も、感情さえも受け継いだされた
「
夢魔はそう言いながら受付嬢を長机に押し倒す。
上体を倒す形で長机に倒され、頭上に挙げさせた両手を片手で纏めて拘束される。
体を揺らして逃げようとするが、そんな彼女の耳元で夢魔が告げる。
「俺は好きにやる。いや、前と変わらずにヤるか?」
体が変わろうがやることは変わらない。筈だとそんな自問をする夢魔。
受付嬢のスカートを引き裂いて飾り気のないショーツを露出させた。
クラッチの部分の色が濃くなっており、秘部が湿っていることを教えてくれる。
夢魔がそこに触れ、くちゅりとわざと湿った音を立てると受付嬢の顔が羞恥に染まり、「や、やめてください!」と叫ぶが、夢魔は気にしない。
そのままショーツも引きちぎり、秘部を露出させた。
ピタリと閉じた割れ目からは粘り気の強い愛液が滲み出し、むんと香る雌の臭いが夢魔の本能を刺激した。
「体は正直だな」
そのまま亀頭を秘裂に当てて、滲み出る愛液を塗りたくるように擦り付ける。
「ひぅ……!やめて、離れて……!んんっ……♡あなたも、ローグハンターさんなんでしょう!?」
肩越しに振り向いた受付嬢が、夢魔を見つめながら叫んだ。
確かに相手は夢魔ではある。だが先程の話を信じるなら彼もまたローグハンターということだ。
彼と同じ記憶を持っているのなら、彼と同じように生きることもできる筈だ。
その言葉に夢魔は動きを止め、何やら考える素振りを見せる。
このまま上手くいけば説得もと微かな希望を感じた瞬間、夢魔は穏やかな笑みを浮かべながら無慈悲に腰を突き出した。
一物が肉の割れ目を強引にこじ開けて邁進し、ブチブチと音を立てて処女膜を突き破る。
「ひっ!?ああああああああああああ!?!?」
文字通り胎内を貫かれる激痛に受付嬢が悲鳴をあげるが、夢魔はほっと息を吐いた。
「すごい締め付けだな。初物か、これはいい!」
食いちぎらんばかりに締め付けてくる膣肉の締め付けを楽しみながら笑う夢魔。
追い出そうと吸い付いてくるヒダの感触が、彼女が震えるたびに強まる締め付けがたまらなく気持ちがいい。
夢魔はそのまま締め付けを振り払うように腰を振り始め、パンパンと音を立てて彼女の臀部に腰を打ちつける。
「んっ♡いやぁ!抜いて、ください!あああッ♡なんで、嫌なのに……!」
「気持ちいいだろう?」
首を左右に振って快感を否定しようとする受付嬢だが、夢魔は煽るように笑う。
「違います!ひぅ♡気持ちよくなんか、ないです!んああ♡抜いて!抜いてぇぇええええ!!」
受付嬢は彼の笑みを否定しようと叫ぶが、腰を突き出される度に口からは嬌声が漏れ出し、体を快感が駆け抜ける。
相手は夢魔だ。魂に直接触れ、愛撫されるその快感は、本来人が耐えられるものではない。
まだ肉体をもって時間が経っておらず、本来の力を完璧に扱えていないからこその中途半端な快感に、受付嬢はひたすらに振り回されていた。
腰を突き出して最奥を貫きながら、腰を回してぐりぐりと亀頭で子宮口を揉みほぐし、開け開けと言わんばかりに愛撫する。
「ひぅ……♡ああああッ……♡やめて、抜いてぇ……!」
受付嬢が快感に悶えながら懇願すると、夢魔はふむと小さく唸って一物を抜いた。
ずりゅりと湿った摩擦音を立てて一物が引き抜かれ、受付嬢がその快感にビクン!と体を跳ねさせると、夢魔は彼女の体を転がして仰向けにした。
そのまま足をこじ開けてその間に納まると上体を起こさせ、見せつけるように秘裂に亀頭を押し付ける。
「ひっ!?ま、待って……!お願いです!やめて……!」
「駄目だ」
彼女が涙を流しながら懇願するが、夢魔は笑みと共にそれを切り捨てて再びの挿入。
「いやぁああああああああああ!」
胎内に入り込む異物感に悲鳴をあげる受付嬢だが、次の瞬間にその口を夢魔の唇で塞がれた。
「んぐ!?んんんんん!ん〜〜!ああああああああ!?」
彼の舌が口内に入り込み、逃げようとする舌に絡みついて唾液を塗りたくられる。
そのまま夢魔は抽送運動を始め、バスバスと重々しい音を立てて腰を打ちつける。
「ひぐ!?んんん!んぁ!?れろ……!ん──!」
舌を舐められ、口内の粘膜を削ぎ落とさん勢いで舐め回される受付嬢。
彼女は塞がれた口から悲鳴をあげるが、それすらも夢魔は飲み込んで興奮を強めていく。
対して痛苦に喘ぐ受付嬢は堪らず目から涙を溢れさせるが、夢魔はそんなものには気にも留めずに片手で彼女の胸を鷲掴んで乱暴に揉みしだく。
「んぎゅ♡んんん!んぎぃ♡ああああああ!!」
指が胸に食い込み、僅かな痛みと強い快感に嬌声を漏らす受付嬢。
柔らかな乳房の感覚を楽しむように手を開閉させる夢魔は、再び乳首を摘んで強い刺激を彼女に与える。
「んぶぅうううううう♡♡♡」
体を跳ねさせ、絶頂する受付嬢。
乳首が弱いんだなと笑う夢魔はキスをやめて顔を遠ざけると、その頬に受付嬢の平手が叩きつけられた。
ペチン!と鋭い音が響き、突然の痛みに面を食らう夢魔。
「はぁ……はぁ……彼の姿で、こんな酷いことをしないでください!」
鋭く睨んでくる受付嬢の視線に夢魔は笑い、お返しと言わんばかりに腰を突き出した。
ぐちゅりと肉が潰れる異音が胎内から漏れ、潰された子宮が悲鳴をあげる。
「~~~~~~~♡♡」
受付嬢は胎内から頭の天辺までを一気に駆け抜けた快感に声にならない嬌声をあげ、背中を弓なりにしならせた。
その隙に彼女の腰を両手でがっちりと掴んだ夢魔は、叩きつけるように腰を動かしながら言う。
「その彼のそっくりさんに犯されて、あんあん鳴いてるのはどこの誰だよ?」
「ひぅ♡ち、違います!わ、私は、気持ちよくなんか……!あん♡」
彼の言葉を否定しても、突かれる度に湧き上がる快感が彼女の言葉を遮り、ビクビクと体を痙攣させる。
その姿をあざ笑うように夢魔は言う。
「口の割に体は正直だな。そんなお前に贈り物だ」
彼がそう告げた瞬間、一物が更なる熱を孕みながら何かを溜めるように膨らんだ。
何が始まろうとしているのか察してしまった受付嬢は逃げようと両手足を振り回して暴れるが、夢魔は怯みもしない。
そして小さく唸りながら肩を揺らしたかと思った瞬間、ビュルルルルルルルルル!!と精液が彼女の子宮へと吐き出された。
「ああああああああああ♡♡♡!!!」
子宮を支配し、そのまま膣へと逆流した精液が接合部からあふれ出し、白濁液が床へと垂れていく。
だが、それでも射精は終わらない。夢魔は上から覆いかぶさるように受付嬢の体を抑え込み、一滴残さず彼女の子宮へと吐き出していく。
「おおお……!♡♡あああああ……♡♡」
偽物とはいえ彼に抱きしめられながらの射精に受付嬢の体は歓喜の声を漏らし、体を痙攣させながら絶頂へと至る。
やがて射精が終わり、夢魔が体を弛緩させるが、まだ終わらなかった。
彼は再び彼女の唇を奪った瞬間、
「んんんんんんんん!?♡♡?!♡♡」
受付嬢は壊れた絡繰り人形のように体を暴れさせながら悲鳴を上げた。
夢魔による『吸生』が始まったのだ。口と子宮。二か所から一気に生気を吸いあげられ、強張った体から強制的に力が抜けていく。
視界が霞み、意識が遠のいていく中で、顔を離した夢魔が笑みを浮かべる。
受付嬢が恋焦がれ、そして諦めた最愛の人の笑顔がそこにあるのだ。
「ローグハンター、さん……」
彼女が伸ばした手を掴み「なんだ?」と問い返す。
「もっと、していいですよ……たくさん、たくさん愛して……ください……」
その言葉に彼は驚いたように目を見開くが、すぐに笑みを浮かべて耳元に顔を寄せた。
「ああ。愛してるよ。────」
自分の名を囁かれ、受付嬢は安堵したように眠りについた。
彼女の寝顔を見つめた彼は困り顔を浮かべながら、ゆっくりと一物を引き抜くのだった。
深夜の冒険者ギルド。
帰りの遅い冒険者の為に残業していた受付嬢は、受付に突っ伏しながら溜め息を吐いた。
そして時計を確認するとおもむろに立ち上がり、角灯を手にギルドの奥へと消えていく。
資料室の扉が半分だけ開いていることを確認し、迷うことも躊躇することもなく中へ。
「来たか」
そこにはやはり彼がいた。
ニコニコと上機嫌そうに笑いながら、行儀悪く長机に座っている。
そんな彼に向けて歩み寄った受付嬢は彼の隣に座った受付嬢は、彼の肩に寄りかかった。
「今日も、するんですよね……?」
「嫌ならやめるが」
彼女の問いかけに、彼はさも当然のようにそう返した。
夢魔ならばありえない。餌を前にして食べてもいいのかと問うてくるその変化に受付嬢は小さく微笑んだ。
「いいですよ。それがあなたの助けになるなら……」
「そうか」
彼女の返答に頷いた夢魔は、そっと彼女を押し倒してギルドの制服を脱がせていく。
あの日のように力任せにするのではなく、あくまで優しく、破らないように。
彼の手で裸にされていく受付嬢はドキドキと胸を高まらせながらも、心のどこかで冷めたことを思っていた。
恋破れ、彼とその妻の幸せを祝福しておきながら、自分は彼に似た何かに体を差し出して、あまつさえそれで満たされてしまっている。
恋を捨てたはずなのに。諦めたはずなのに。いくらそう叫んでも。
「何かあったのか?」
心配そうに見下ろしてくる蒼い瞳を見てしまえば、全てがどうでもよくなる。
ここ最近になって、彼の言動はどんどんとローグハンターらしくなってきている。記憶の画一化が進んだのか、彼なりにローグハンターを模そうと頑張っているのかは定かではないが、それは大変都合がよかった。
だって『目の前の誰か』がいつかは『ローグハンター』になるということだ。そうなればあの日諦めた愛が報われるかもしれない。自分も幸せになれるかもしれない。
「大丈夫です。早く。来てください……」
「勿論。いくぞ」
彼の一物が入ってくる。初めてを捧げた
「大好きです。ジブリールさん……」
「俺も愛してるよ。────」
互いの名前を呼びながら、二人は口付けを交わす。
閉じられた受付嬢の瞳から雫がこぼれた。
それが喜びによるものなのか、あるいは狂い始めている自分を憐れむものなのか。彼女自身にもわからない。
だがあの日と同じように、優しい月明かりが資料室を照らしてくれていた。
感想、リクエスト等ありましたら、よろしくお願いします。