ここからはハイスクールD×D編。
ヒロインはセラフォルー。
恋人となった二人の初めての夜。
Extra life01 最愛の魔王様
悪魔は変わった。
もちろん種族的な意味ではなく政治的な意味合いが強いが、とにかく悪魔は様変わりした。
堕天使との抗争に、そこに天使も加えた三大勢力の戦争。
そのまま地続きで始まってしまった二天龍討伐戦。
その時の魔王の全滅をきっかけに始まった旧魔王派閥との内戦。
さらにそれが終結してからの新魔王就任。
それはまあ変わるだろうよと、ロイ・グレモリーはため息を吐く。
そんな激動の時代を生き抜いたのだ。悪魔の中では若いとは言え、たまには爺さん臭いことも言いたくもなるというもの。
そして彼の恋人でもあるセラフォルー・シトリー(今は魔王に就任したのでセラフォルー・レヴィアタンだ)も、この前までは忙しく魔界の各地を飛び回っていた。
そう。この前までは。
ようやく様々な戦争による爪痕が癒え、新魔王派閥の勢いが乗った頃。流石に休ませてくれと新魔王が交代で休みを取ることになったのだ。
そして当然と言うべきか、セラフォルーは、護衛という体でロイを連れ出したのである。シトリー領の片隅にある彼女の別荘に。
護衛も従者も最低限。何なら二人きりでいさせなさいと、二人の両親があれこれと手を回したらしい。
余計なお世話と言いたいがとりあえず感謝しつつ、同時に助けを求めていた。
「今日は逃さないからね」
下着姿のセラフォルーがロイに馬乗りになりながら、蠱惑的な笑みを浮かべていた。
彼は乾いた笑みを浮かべながら、「うす……」と気のない返事をする他にない。
セラフォルーがもらった休暇は三日。そして今は一日目の深夜。一日くらいのんびりするのかと思っていたが、そうではないらしい。
ロイは頬や耳が熱くなるのを感じていた。何とも情けない話だが、顔が真っ赤になっていく。
彼女はそんな彼を見ながら鈴を転がしたように笑うと、体を倒して彼に覆い被さる。
胸板で彼女の胸が潰れ、太腿や尻の柔らかさをより強く感じる。
鼻先が触れ合うほどに距離を詰めた彼女だが、不意に動きを止めて目を泳がせた。
「セラ……?」
何かあれば勢いに任せるところがある彼女にしては珍しい急停止にロイが疑問符を浮かべると、彼女は顔を真っ赤にしながら「あはは」と何かを誤魔化すように笑った。
「その、嫌じゃない?本当の本当に、いい?」
ここまできて日和る彼女の姿に思わず苦笑を漏らし、彼女の頬に手を触れる。
そのまま反転する形で彼女をベッドに押し倒し、「逆に訊くが、いいんだな」と彼女に問いかける。
彼とて男だ。女に先に行動に移されたのではばつが悪い。ならばここからは俺がリードする番だと覚悟を決め、笑う。
セラはこくこくと何度も頷き、受け入れるように目を閉じてついでに唇を尖らせた。
そこまでしなくていいと苦笑しつつ、お望み通りに彼女の唇を奪ってやった。
互いの唇が触れ合い、互いの体温が相手と溶け合っていく。
その心地よさと愛する人とのキスにより溢れた多幸感に、二人は遠慮というものをなくしていく。
ロイが開けろと言うようにそっと舌で彼女の唇と前歯を舐めた。
セラフォルーは薄らと目を開けると、彼と目が合った。
じっとこちらを見つめる碧眼が彼女を射抜き、彼女は赤面しながらぎゅっと目を閉じ、少しだけ口を開けた。
ぬるりと彼の舌が入り込み、労わるように優しく彼女の口内を舐め回す。
「んにゅ……れろ……♡ロイッ……ちゅ……っ!」
彼の舌が歯の裏を舐め、蛇のように彼女の舌に絡みつく。
セラフォルーはピクピクと肩を揺らしながらされるがままとなり、加減してと言わんばかりにぽふぽふと彼の肩を叩いた。
ロイが顔を離してやれば二人の唇を繋ぐように唾液の橋が伸び、息を乱したセラフォルーの唇へと落ちていく。
ロイが片手でそれを拭ってやり、再び唇を奪ってやった。
無抵抗にそれを受け止めたセラフォルーは「んにゅ♡」と猫撫で声を漏らし、すぐに顔を離せば物足りなさそうに彼を見る。
ロイはそんな彼女の頬に唇を落とすと、そのまま雨を降らせるように何度も彼女に唇を落としていく。
頬、顎、首筋に鎖骨。
唇が触れる小さな音がセラフォルーの耳朶を撫で、その度に彼女の頭を多幸感とちょっと羞恥心が苛んでいく。
ロイもまた唇を落とす度にピクピクと震え、嬌声を噛み殺す彼女の反応に愛おしそうに笑う。
そして一度体を離すと、パジャマの上を脱いで上半身裸になる。
数多の戦場で傷つきながらも鍛え抜かれた肉体が露わになり、セラフォルーは息を呑んだ。
その中のいくつかは彼女の未熟の結果のものでもある。それでもなお生き残り、今日という日を迎えられたことには感謝しかない。
彼女はそっと彼の肩の傷痕を撫でた。擽ったいのか、あるいはいまだに痛むのか彼は僅かに身動ぎするが、それでも彼女と触れ合うのが楽しいのか表情は柔らかい。
そんな彼の手が彼女のブラジャーへと伸びた。
「外すぞ」と一言告げて、セラフォルーは了承代わりに背中を持ち上げる。
彼の手が回り込み、プチッと留め具が外れる音が彼女の耳に届いた。
そのままゆっくりとブラジャーが剥がされ、彼女の胸が彼の目に晒された。
彼の母親に比べれば控えめではあるが、それは相手が悪いだけ。
平均よりは大きめのそれは形も整い、薄桃色の乳首も既にピンと勃っていた。
ロイはそっと彼女の胸に触れ、手を沈めた。
悪魔らしくない魔法と体術を織り交ぜる戦闘スタイルの影響か、人間の戦士のそれのように固くなった指が柔らかな脂肪の塊に沈み込み、ロイはその柔らかさに僅かな驚きを露わにした。
「んっ……♡」と小さく声を漏らすセラフォルーに、「痛かったか」と問いかけるロイ。
彼女は首を左右に振ると、もっと触ってと言う代わりに彼の手を取り、胸に押し付ける。
普段のそれよりも速い鼓動を感じ、ロイも自分も似たようなもんだなと苦笑する。
彼は下から持ち上げるように胸を弄ってやりながら、乳輪をなぞるように唇を這わせる。
小さく、けれど上擦った声を漏らして体を強張らせるセラフォルー。
軟い快感が背筋を撫で、背中が浮いてしまう。
ロイはその背を支えてやりながら、何かを確かめるように彼女の瞳を見つめる。
彼の唇が乳首を掠め、セラフォルーの顔が真っ赤に染まった。
目を泳がせながら、それでもロイの望みならと頷いて見せる。
彼も感謝を伝えるように微笑むと、はむと彼女の乳首を口に含んだ。
「ひぅ……♡」
自分でも滅多に触らない部分を、愛する異性に触れられるだけならまだしも、口に含まれる異様な感覚に目を見開く。
指を噛んで声を押し殺すが、唇で優しく甘噛みされるとピリピリとした快感が背筋を撫ていく。
生温かい舌で舐められ、粘ついた唾液が塗りたくられる。
「……?……ッ♡……?!♡」
赤ん坊のように乳首に吸い付くロイと、赤ん坊では感じないだろう快感。
ロイへと慈しみと、快感へと抵抗の低さに彼女の頭を混乱し、目を見開いたまま体を痙攣させる。
そして乳首への責めを止めたロイはそんな混乱の中にいる彼女を労わるように唇に口付けし、行き場を失った舌を絡めていく。
無抵抗に絡まれる舌に唾液を塗りたくり、俺のものだとマーキングしていく。
魔王になった彼女に変な虫はつかないだろうが、念のためだ。
そして舌を引き抜きながら顔を離し、蕩けた瞳を見下ろす。
「セラ。そろそろ、いいか」
「……うん」
何とは聞かず、けれどこくりと頷く。
彼は自分のズボンを下ろし、勃起した一物を取り出した。
子供の腕ほどありそうな巨大な肉の棒。分厚いカリが存在を主張し、血管が浮かび上がる様は少々──いいや、かなり怖い。
セラフォルーは「ひっ」と小さな悲鳴を漏らし、怯えたように震え始める。
魔王とて生娘、というか箱入りとまでは言わずとも大事育てられていた乙女が、初めて見ていいものではない。
ロイも珍しく怖がる彼女の姿に苦笑しながら、とりあえず慣れてもらおうと彼女の腹に跨り、一物を見せつける。
「よく見ろ、セラ。俺と一緒にいるなら、嫌でも見ることになるもんだ」
「い、言い方……っ!」
なぜだか悪役っぽい彼のセリフにツッコミを入れるが、眼前に突きつけられる亀頭を凝視し始める。
ぬんと香る雄の臭いに、触れてもいないのに感じる異様な熱気。
先程まで怖がっていたはずなのに、悪魔の本能がそうさせるのかその表情も僅かに蕩け始めていた。
熱の孕んだ吐息を繰り返しながら、誘われるように一物の裏筋に舌を這わせる。
腹の奥を殴る快感にロイが唸り、セラフォルーは強烈な生臭さに表情を顰める。
けれど取り憑かれたように一物を舐め回し、ちゅ、ちゅ、と何度も口付けを交わす。
他者の欲望を満たすことが生きがいというか、半ば生態の悪魔にとって『性欲』は切っても切り離せないものなのだろう。
多少怖がりつつも一度スイッチが入ってしまえばこうなると、ロイは興味深そうにしながらも彼女の上から退いた。
「あ……」と離れていく一物を見上げながら切なげな声を漏らすセラフォルー。
だがすぐに期待に応えてやると言わんばかりに、ロイは彼女のショーツを脱がして秘部を露出させた。
何人たりとも触れたこともない彼女の性器を凝視しながら、感慨深そうに息を吐く。
「な、何か言ってよ!?」と上体を起こしながら吠えるセラフォルー。
やはりと言うべきかその顔は朱色に染まり、あうあうと意味もなく口が動いていた。
ロイはピタリと閉じた隙間から秘部を溢れさせる秘部と、羞恥に耐える彼女の顔を交互に見つめ、「綺麗だな」と微笑んで見せた。
直後に照れ隠しの蹴りで頬を打たれるが、彼は必要経費とそれを受け入れる。
「とにかく、少し解すぞ」
「いい。早く頂戴」
ロイが気を遣って秘部を解してから挿入しようとするが、それにセラフォルーが待ったをかけた。
驚く彼にセラフォルーは笑い、告げる。
「初めてはロイのがいいの。他のじゃ、嫌」
「……わかった」
どうなっても知らないぞと嘆きながら、秘裂に亀頭を添えた。
胎内へと続く粘膜に触れる異性の温もり。
セラフォルーは自分でさえも滅多に触れない場所に、ロイのものが入り込もうとしている事実に多幸感と同じくらいの不安に体を強張らせるが、その頬に彼の手が触れた。
「いくぜ」
「うん。きて……っ」
ロイが微笑み、セラフォルーは彼の手に擦り寄りながら頷いた。
彼はゆっくりと腰を突き出し、一物を彼女の秘部に挿入。
くちゅりと湿った摩擦音が漏れ、彼女の胎内に異物が挿入されていく。
「くっ……うぅ……!」
体をこじ開けられる異物感と鈍い痛みにセラフォルーは小さく苦悶の声を漏らすが、ロイに向けて「このまま来て!」と叫ぶ。
彼女の我儘に彼は頷くと、食いちぎらんばかりに締め付けてくる膣肉の中を亀頭でこじ開けていく。
新人とはいえ彼女は悪魔最上位たる悪魔だ。天性の肉体が持つ強靭さで締め上げられる一物が悲鳴をあげ、ロイもその痛みに眉間に皺を寄せるが、負けじと一物を押し込む。
「ふぐっ……んんっ……!」
胎内を進む異物感に体を強張らせ、指を噛んで悲鳴を押し殺す。
そして亀頭が何か薄いものに触れた瞬間、ロイとセラフォルーの目が合った。
彼女が頷き、ロイがそっと彼女の唇を奪う。
二人の唇が触れ合い、差し出した舌を絡め、二人の意識がドロドロに溶け合ったその瞬間、彼は最後の一押しを行った。
ブチっ!と膜を突き破る手応えと、キスをしたまま彼女が吐き出す悲鳴に目を細めた。
「ひぅ……!んっ……!あふっ……!」
腕の中で悶えながら、それでも両腕を首に回して抱き寄せてくる彼女の健気さに喜びながら、僅かに顔を離してキスを中断。
鼻先が触れ合い、吐き出す吐息を交わらせながら、見つめ合う。
接合部から破瓜の血が溢れ、シーツに赤い染みができる。
「はぁ……はぁ……えへへ……」
痛みに耐えるように深呼吸していた彼女は、微笑みながら下腹部に手を当てた。
そこに感じる彼の体温と、そこ彼の肉体の一部が納まっていることを実感してまた笑い、ロイへと目を向ける。
彼は彼で痛いほどの締め付けに耐えるように顔を強張らせているが、彼女の笑みに当てられたかこちらも微笑んで見せる。
そして彼女の下腹部を撫でる手を取ると、口元に寄せて手の甲に口付けした。
セラフォルーはそれにも嬉しそうに笑うと、「動いて、いいよ」と静かに告げた。
「いくぞ」
彼女の言葉にロイも頷くと、ゆっくりと腰を引いた。
締め付けてくる膣肉にカリが引っかかり、内臓を引っ張り出されるような異様な感触にセラフォルーは呻くが、それを振り払ったカリがゴリッ!と膣肉の掻き回した瞬間、
「ひゃ!?♡」
セラフォルーの背筋を電撃が駆け抜けた。
ビクン!と体を跳ねさせ、背中を弓なりにしならせた彼女は困惑したまま目を見開く。
その反応にロイは笑い、今度は一物を押し込んでいく。
なくなった異物感が再び戻り、一気に最奥まで押し込まれる。
カリが膣肉を掻き回し、亀頭が子宮口に触れる。
コリッと硬質な手応えにグレイが唸り、背筋に電撃のような快感が駆け抜けたセラフォルーは「ひゃ♡」と嬌声を漏らす。
悪魔故か、つい先程破瓜したばかりだというのに既に快感を感じ始めている彼女に、ロイはもう大丈夫だなと笑みを浮かべた。
彼女の手を握り、指を絡めながらベッドに押し付け、彼女が逃げないように押さえつける。
押し返すこともできない彼の腕力にセラフォルーは怯えるどころか表情を蕩けさせ、気の抜けた笑みをこぼす。
そして腰を前後に揺らして一物を抽送させ、とんとんと子宮口に亀頭を押し付けていく。
「ひゃ……♡あん♡あ、んんっ♡」
ずりずりと湿った摩擦音をこぼし、ロイの腰とセラフォルーの臀部がぶつかる乾いた音が部屋に溢れる。
カリが膣肉をゴリゴリと削るように引っ掻き回し、初めての感触を彼女の頭に刻み込む。
「んぁ……♡あああ♡ひぅ♡あん……♡」
パンパンと彼の腰をぶつけられ、一物で最奥を貫かれる度に嬌声を漏らすセラフォルー。
彼に突かれる度に比較的小柄な彼女の体が揺さぶられ、ぷるんぷるんと胸が揺れる。
ロイは片手を彼女の手から離すと、そのまま揺れる乳房を鷲掴んだ。
形を歪めるほどに、ぐにぐにと乱暴に胸を揉みながら、指先で乳首を転がしてやる。
「ひぐっ!?♡ま、ロイ……♡いっしょ、だめぇ……♡」
腰の動きを止めず、そして胸を揉む手も止めず、ロイは笑いながら彼女を責め立てる。
彼の腰が打ち付けられる度に下腹部から快感が駆け上がり、彼の手が胸を潰して乳首に触れる度に快感が全身に染み込んでいく。
彼女は体を震わせて悶え、それを見下ろすロイもひたすらに楽しそうだ。
そんな彼女の顔がみたいとロイの動きが激しさを増し、セラフォルーはひたすらに鳴かされる。
一物が胎内を抽送され、カリが膣肉を引っ掻く度に彼女は鳴き、胸を弄られるだけでさらに鳴く。
「ひぁ♡ああああ♡ま、まっへ……♡くるっ♡きちゃう……っ!」
未知の快楽に視界が点滅し、舌も回らなくなり始めていた。
ならこれはとロイが一際強く腰を打ち付け、その衝撃を逃さないように子宮口に亀頭を押し付けながらぐりぐりとほじくったその瞬間、
「ひぁぁぁぁああああああああああ♡♡♡」
セラフォルーは今日一番の嬌声をあげ、人生初めての絶頂を迎えた。
体を仰け反らせながら視界を白く染め、両脚がピンと伸び切ってしまう。
同時に膣肉の締め付けが一気に強まり、ロイの一物を搾り取らんとするが、それに負けじと彼は腰を揺らして一物をさらに抽送。
絶頂後で敏感になった膣肉を掘削するように力強く、そして欲望をぶつけるように容赦なく、ひたすらに腰を打ちつける。
「ひぐぅ!?♡だ、まっ♡とまっへ!♡ぉぉ……♡おおおお!?♡♡」
暴力的なまでの快感に殴られ、野太い悲鳴をあげるセラフォルー。
かくかくと腰を揺らして少しでも快感を逃がそうとするが、ロイは片手で彼女の腰を掴んでそれを封じ、固定した秘部に腰を打ちつける。
自慢の黒髪を振り乱し、未知の快楽に目から涙を溢れさせながらロイに止まってと懇願するが、彼は止まらない。
「ひぎゅ!?♡おおおおお!?♡♡あひっ♡あぎ!?♡ああああああ♡♡」
絶頂し、また絶頂し、さらに絶頂する。
ひたすら鳴かされるだけの玩具になりさがった魔王の姿に、ロイは少し後ろ暗い欲望に瞳を揺らし、彼女の唇を塞いだ。
「んぐ!?♡んぉぉおおおおお♡ん〜〜〜〜♡♡んんんんんんんっ♡♡」
途端にゼロになる彼との距離。
彼の胸板に胸が潰され、無意識に両腕を彼の首に回し、両脚を腰に絡めていた。
できる限り体を密着させ、二人の体温を溶け合わせながら、ロイもようやく限界を迎えた。
限界まで一物を押し込み、子宮を押し潰しながら、彼女の子宮に初めての精液を直接注ぎ込む。
「ひぉ!?♡ぉぉぉぉぉぉ……♡♡」
胎内に注ぎ込まれる粘つく何かの感覚にセラフォルーは目を見開き、嬌声を彼の胃への吐き出す。
ビクビクと全身を痙攣させながら、最後の絶頂を迎える。
どくどくと注がれる精液を子宮は一滴残さず飲み干していき、それでも飲みきれない分が膣内へと逆流し、接合部から溢れ出した。
ロイは射精が終わると共に体を起こし、そっと一物を引き抜く。
ぬぽっと間抜けな音が秘部から漏れ、どろりとした白濁液が溢れる。
「ぉ……♡あふ……っ♡へぇ……♡」
初めてにも関わらず叩きつけられた過剰なまでの快楽に脳を焼かれ、半ば気絶しているセラフォルー。
目と口はだらしなく半開きになり、涙と涎が溢れ出していた。
額には髪がはりつき、ちょっと口の中にも入ってしまっている。
魔王とは思えないだらしのない姿にロイが苦笑していると、ちょろちょろと何か水が流れる音が耳朶を撫でた。
発生源はセラフォルーの秘部。そこから白濁液とは別のものが流れ出し、ちょっとした刺激臭が鼻腔に届く。
「あらら。レヴィアタンともあろう人が、まさかお漏らしか?」
「……ぅぅ」
肩を竦めたロイがここぞとばかりに彼女の失禁を弄ってやれば、彼女は恥ずかしそうに赤面しながら顔を背けた。
そんな彼女を横抱きで持ち上げたロイは、そのまま部屋に備え付けられたシャワーへと彼女を運ぶ。
そのまま彼女を抱えたままシャワーを浴びながら、不貞腐れるように頬を膨らませる彼女の額に唇を落とす。
「次は、もっと優しくして」
「了解。まあ、善処する」
「そこは確約が欲しいんだけど!」
彼女からのお願いを何となく受け流すと、彼女は語気を強めて頼み込んだ。
ロイは「へいへい」と適当な返事をすると、彼女を一人で立たせて壁に手をつかせた。
「ロイ……?」
「次は優しくしてやるから、今日は俺のやりたいようにやらせてくれ」
肩越しに振り向く彼女の頬に口付けすると、彼女の臀部に一物を押し付ける。
シャワーのお湯よりもなおも熱い肉棒に、セラフォルーはぞくりと背筋を震わせた。
臀部の割れ目に挟まれるそれを見つめ、ごくりと生唾を飲む。
「次は優しくしてよね!」
「わかった」
「なら、いい」
今度こそ彼との約束を取り付けた彼女は、誘うように臀部を揺らして彼の一物を尻の肉で撫で回す。
ロイはそんな見習い淫魔の如く誘惑してくる彼女の姿に情欲を刺激され、すっと目を細めて彼女の腰を掴んだ。
「ぁ……♡」
彼女は期待から声を漏らし、挿入された瞬間に小さな絶頂を迎えてしまう。
ガクガクと膝が震え、壁についた手に力を入れてどうにか体を支えるが、
「前見てみろ」
「ふぇ……?……!?」
ロイに言われるがまま前を見ると、そこにあったのは鏡だった。
快楽に蕩けた自分の顔が、情欲に煽られた彼の顔が、そして二人が繋がる接合部の全てが見える。
彼女は顔を真っ赤にしながら目を逸らそうとするが、ロイに顎を掴まれて無理やり前に向かせられる。
「このままやろうぜ。せっかくなんだし」
「や、やだ!恥ずかしい……からぁ……!」
セラフォルーはせめてベッドにと彼に頼むが、「俺がしたいようにしていいんだろ?」と先程のやりとりを引き合いに出され、黙らされてしまう。
二人は悪魔。口約束だとしても『契約』を破るわけにはいかない。
かぁ……!と顔を真っ赤にしながら、「好きにして!」と開き直る。
「ああ。好きにする」
ロイもこの状況を楽しみながら、愛する人との初めての日を堪能する。
二人の情事は休憩を挟みながらも結局休日中続き、二人の繋がりは物理的にも強くなることになった。
だがセラフォルーが願った『次』が来ることはなかった。
また政争が忙しくなったこともあるが、それが落ち着いた直後にロイが旧魔王派への潜入任務についてしまうからだ。
セラフォルーは毎日悶々としながら愛する人との再会を信じ、魔王としての責務に励むのだった。
感想、リクエスト等ありましたら、よろしくお願いします。