戦いが終わり、帰還を果たしたロイと黒歌の一幕。
激動とも言うべき時間は終わり、ようやく訪れた平穏の時。
「ちゅ……♡んにゃ……にゃふ……♡」
ようやく帰ってこられた自室でロイは黒歌に覆い被さり、彼女の唇に何度も口付けを交わしていた。
二人は既に裸。産まれたままの姿を愛する人に晒け出し、お互いの愛を相手に直接ぶつけていく。
柔らかな唇に吸い付き、はむはむと甘噛みしてやりながら、僅かに開いた隙間から舌を差し込む。
猫のようにざらついた彼女の舌とロイの舌が絡み合い、湿った音をたてて互いの唾液を塗りたくる。
蕩けた瞳でロイを見上げる黒歌はピクピクと猫耳を揺らし、もっととせがむように唇を尖らせ、彼の腰に尻尾を巻き付けた。
手入れが行き届いたふわふわの毛が肌を擽り、ロイは思わず笑みをこぼす。
「なによ。これくらい慣れてるでしょ?」
「それはそうなんだが、久しぶりだからな」
そんな彼の笑い顔に黒歌は苦笑し、ロイは彼女との割と濃密だった日々を思い返す。
彼女が敵になったり味方になったりしたかと思えば、自分が敵になったり、行方不明になったり、合流したかと思えば離脱して第三勢力よろしく好き勝手やったり。
彼女と一緒にいた時間もそれなりに多く、ちょっと卑猥な出来事もそれなりにありはしたし、尻尾で撫でられる程度のことはよくあった。
だがここまで踏み込むのはこれが初めてだ。
ロイは緊張しているように息を吐く。この体に──
「何を日和ってるにゃ。ここまで来てやっぱなしは嫌にゃ」
僅かに躊躇する彼の背を黒歌が押した。
惚れた男がどんな存在であろうと、彼女の想いも、この瞬間の覚悟も変わらない。
「そうだな」とロイは笑い、再び彼女に口付け。
柔らかな唇を優しく吸い上げ、黒歌はご機嫌に目を細め、尻尾を揺らす。
顔を離したロイは彼女の味に舌鼓を打つと、そっと彼女の胸に手を触れた。
セラフォルーのものよりも一回りと大きい乳房は柔らかく、容易く指が沈んでいく。
胸越しに感じる彼女の心音は早く、白い肌も少し赤くなって見える。
「にゃん……♡」
黒歌は声を漏らしながら身を捩り、誘うように艶やかな視線を彼へと向ける。
ロイは誘われるがまま、彼女の胸を捏ねるように揉みしだく。
彼の動きに合わせて形を歪め、その度に小さく声を漏らす黒歌。
「にゃ……♡ふにゃぁ……♡」
尻尾を揺らしながら身動ぎし、もっと触れと言わんばかりに彼の手を掴んで引き寄せた。
半ば倒れ込むように彼女に覆い被さったロイは、そのまま彼女の首や胸元に唇を落としていく。
ちゅ……ちゅ……と小さなリップ音を漏らしながら、彼女の肌にキスマークを付けていく。
「ふふ。それだけでいいにゃ?」
次々と彼の印をつけられる黒歌はご機嫌そうに笑うが、挑発するように目を細めた。
ロイが喧しいと言わんばかりに彼女の乳首を摘んだ。
突然駆け抜けた鋭い快感に黒歌は「ふにゃ!?♡」と悲鳴をあげ、体を仰け反らせた。
その反応にロイも驚き、黒歌は「いきなりすぎにゃ!」と苦情を一つ。
「それは、悪かった」
そんな彼女の切羽詰まった声にロイは肩を竦め、もう一度乳首を摘んだ。
「ひにゃ!?♡」
彼女は再び嬌声をあげるが、ロイはコリッとした硬めの触り心地のそれを指で転がしてやる。
「にゃ……♡にゃぁぁぁ……♡♡」と快感に体を震わせながら声を漏らす黒歌。
ロイはそんな素直な反応を示す彼女に笑みをこぼす。
「ここが弱いのか?」
「にゃぁ……♡だって、あんたが構ってくれないからぁ……♡」
「……一人で弄ってたのか?」
「悪い……?」
そして切実な声で返された内容にロイは少し狼狽え、黒歌は恥ずかしげもなく彼を睨んだ。
事あるごとにアピールしていたのに、あっさりと受け流してくる彼の態度にヤキモキし、それを肴に自慰していたとあっさりと白状する。
半分はお前のせいだぞとロイを睨み、彼は「なんか、悪かったな」と頭を掻いた。
「そう思うなら、えいにゃ」
黒歌は気合い一閃と共に、申し訳なさそうに目を逸らす彼を引き倒した。
ベッドの上で尻餅をついた彼の股座に納まり、そのまま半勃ち状態の一物に目を向ける黒歌。
「むぅ。あんなに私をいじめておいて、こっちは中途半端とは何事にゃ」
「いや、まあ、俺の体だけどまだ制御ができていないというか、万全ってわけでもないっていうか……」
彼女が不満そうに告げた言葉にロイは苦笑し、頬を掻いた。
一度は消滅し、紆余曲折を経て再構築されたこの体。様々な力が入り混じるこの肉体は、自分が男である自覚が足りていないらしい。
「ふぅん。まあ、いいにゃ。私に任せなさい……♡」
黒歌はそんな彼の事情など聞く耳を持たず、パクリと亀頭を口に含んだ。
生温かい彼女の口内に閉じ込められ、ビクンと腰を跳ねさせるロイ。
そんなあまりにも単純な反応に黒歌は可笑しそうに目を細め、ちろりと裏筋を舐めた。
猫のようにざらついた舌が裏筋を擽り、未知の感覚に腰を浮かせてしまう。
「れろれろ♡ふふ、案外
「誰が
笑う彼女にロイは語気を強めるが、その表情は力が抜けた間抜けなもの。
黒歌は一物を咥えたまま笑いながら、口を窄めてじゅるるる!と音を立てて吸い上げる。
滲んできた先走り汁は彼女の胃へと吸い込まれ、その生臭い味に黒歌は舌鼓を打つが、直後ぞわりと背筋を震わせた。
体が一気に熱を帯び、じんわりと秘裂が湿り気を帯びる。
「にゃ……♡なんにゃ……、急に、体が熱く……っ♡これってぇ……♡」
はあはあと熱の孕んだ吐息を漏らしながら、突然の異変に困惑する黒歌。
だがすぐに理由を──猫又故の発情状態になったと理解して、へにゃりと気の抜けた笑みをこぼす。
猫又の生態までは詳しくないロイが疑問符を浮かべる中、彼女は胸中で疼く熱のままに彼の一物を舐め回し、吸い上げる。
口を窄めて隙間をなくしつつ、口の粘膜を擦り付けるように頭を前後に動かして一物を扱く。
「ちょ!?黒歌……!?いき、なり……っ」
文字通り体が引っ張り上げられる程の力にロイが狼狽え、声を漏らす中、黒歌は構う事なく一物を吸い上げる。
「じゅぶ♡じゅぼ♡じゅるるる♡んはぁ……♡美味しい、美味しいにゃ♡」
彼女は媚びるような猫撫で声でロイに擦り寄り、根元まで飲み込んでしまう。
おえとえずき、体を震わせながら、それでも彼女は止まらない。
必死になって舌を這わせ、口を窄めてロイに奉仕する。
ピコピコと耳が動き、尻尾が彼の腕に絡みつく。
そのまま彼の手を引いて自分の頭に乗せ、撫でろと言わんばかりに左右に動かす。
ロイは促されるがまま彼女の頭を撫で、忙しなく動く猫耳の根元を擽ってやる。
「ふにゃ……♡れろれろ♡にゃ、にゃ〜♡♡じゅるる……っ♡」
黒歌は心地よさそうに目を細めながら一物をしゃぶり、鈴口をほじるように舌先で突きながら、掻き出した先走り汁を啜る。
「黒歌っ!待て……!
彼女の責めに耐えられず、半ば悲鳴のような声と共に射精してしまう。
ドロドロの半ば固形物となっている精液が彼女の口に吐き出され、彼女はまん丸に目を見開いた。
ごくごくと喉を鳴らして嚥下していくが、喉に絡まるそれは中々落ちていかない。
飲みきれない分が口内に溜まって頬が膨らんでいくが、それでも吐き出すまいと堪えながら精液を飲み込んでいく。
粘つき、絡まり合う精液のせいで上手く息ができず、逃げようと頭を引こうとするが、頭を撫でていた手で髪を掴まれ、さらに密着するように頭を引っ張られてしまう。
「もご!?♡おげっ?!♡んぎゅ!♡んぎゅ♡げっ……!?♡」
ビクビクと体を跳ねさせ、何度もえずきながらそれでも精液を飲み込んでいく黒歌。
数分かけて行われた射精が終わり、ロイがハッとして彼女を解放すると、
「ぷはぁ!?げほげほっ!あんたっ、加減、しなさいよ……っ!げほっ!」
彼女はいつもの猫っぽい語尾を忘れ、怒鳴るような声で彼に詰め寄った。
呼吸する度に精液の臭いが鼻腔を擽り、げっぷなどしようものなら精液の味しかしない。
黒歌はそれらにさらに発情させられ、頬を上気させながら呼吸を乱す。
肩を大きく揺らしながら呼吸し、その度に感じる彼の臭いに脳がやられて下腹部に熱が溜まっていく。
「はぁ……はぁ……。んっ……にゃぁ……♡」
彼を睨んでいたのもほんの一瞬のこと。すぐに瞳が蕩け、甘えるように彼の胸板に擦り寄る。
「にゃ、にゃ〜♡ロイ、ロイぃ……♡」
「黒歌、一ついいか」
本物の猫のように甘えてくる彼女の髪を撫でてやりながら、ロイが声をかける。
「な〜に?」と首を傾げる彼女に、ロイは少し冷たさすら感じる声音で問いかける。
「妙に、慣れてなかったか?」
「う……っ。そ、それは……」
彼の問いに黒歌は一瞬にして情欲が鎮火する。
言葉を詰まらせるが、今さら隠し事はなしかと彼へと告げた。
「私って、元とはいえはぐれ悪魔だったじゃない?だから、生き残るのに必死だったのよ」
「それで、体も使ったと」
彼の問いに黒歌は力なく頷き、「幻滅した?」と彼の顔色を伺うように顔を上げると、彼と目があった。
苛立ちと怒り、そして独占欲に支配された、雄の顔がそこにあった。
あまりの剣幕に黒歌が小さく悲鳴を漏らすと、彼は彼女を押し倒した。
彼女に覆い被さり、一物を彼女の秘裂に押し当てる。
「ろ、ロイ?」
「過去なんざ知らねぇ。お前は俺のものだ。もう誰にも渡さねぇ。いいな」
淡々と、けれど確かな愛情をこめて、彼は告げた。
「わ、わかってるわよ」と黒歌が笑うと、彼を迎え入れるように両腕を広げる。
「それじゃ、忘れさせてくれる?」
「当たり前だ」
黒歌の挑発とも、懇願とも取れる言葉にロイは即答し、彼女の秘部を貫いた。
子供の腕ほどある剛直が彼女の胎内を貫き、カリがヒダ肉を掻き回し、亀頭が子宮口を殴り潰す。
「ひぁ……♡」
胎内を駆け抜けた異物感と、子宮口に触れた際の鈍い快感に背筋を弓なりに仰け反らせ、声を漏らす黒歌。
ロイはそんな彼女の頬を撫でてやりながら、腰を引いてさらに一突き。
ゴリュ!と肉が潰れる音が胎内から溢れ、彼女の下腹部が一物の形に持ち上がる。
「はぎぃ……♡」
体を持ち上げるほどの衝撃と、快感に彼女は目を回しながら声を漏らす。
ピクピクと震えながらシーツを握る彼女だが、ロイはそんな彼女の手を包み込むように握った。
「ロイ……♡」
彼女は心からの恋慕を込めて彼の手を握り返す。
ロイもまた彼女の手を握りながら笑みを浮かべ、子宮口に亀頭を押し付けるようにぐりぐりと腰を回す。
カリがヒダ肉を押し解し、亀頭が子宮口を捏ね回す。
「ぉ……♡にゃぁぁ……♡♡もっと、ガンガン、欲しい、にゃ……♡」
背筋を絶えず撫でていく快感に黒歌は切なそうに声を漏らし、かくかくと腰を揺らして彼を急かす。
「仰せのままに」とちょっとの茶化しと共に頷いたロイは、片手で彼女の腰を掴みながら腰を打ちつけた。
パン!と鋭い衝突音が漏れ、ゴリッ!と肉が削れる音が溢れる。
「ひぎゃ!?♡」
カリがいいところに当たったのか、黒歌が上擦った嬌声をあげると、ロイはそこを責め立てるように腰を動かして一物を抽送。
カリがゴリゴリと彼女の膣肉を抉っていき、ある一点に当たる度に彼女は嬌声をあげながら体を跳ねさせる。
「ひゃ……♡ぉ……♡ぉお……♡ふにゃ!?♡♡」
ロイが腰を打ちつける度に彼女は声を漏らし、潤んだ瞳を彼へと向ける。
がっしりと腰を掴む彼の手に自分の手を重ね、尻尾も絡める。
絶対に離さないと言わんばかりの行動に、ロイはまた愛おしそうに彼女の耳を撫でてやった。
そしてずん!と腰を突き出して一物で最奥を貫き、黒歌は「あぎっ♡!?」と嬌声と共に体を痙攣させた。
膣肉も一緒になって震え、彼の一物を扱き上げる。
黒歌は顔を真っ赤にしながら顔を背け、ロイは「イったな」と笑いかけた。
「うるさいにゃ!」
「はいはい」
黒歌が吼えるが、ロイはふと何かを思いついたように笑った。
一度一物を抜くと、彼女を俯向けにして臀部を持ち上げた。
肉付きのいい尻を突き出す形でベッドに寝転がる彼女が「何するつもりにゃ……?」と僅かに不安を滲ませると、ロイは再び一物を挿入。
「んぉぉ……♡」
再び胎内に侵入する異物感と、カリが膣肉を掻き回す快感に声を漏らすと、ロイは仙術の応用で手のひらに生命エネルギーを溜めると、それを彼女の尻尾の付け根辺りに当て、ちょっとだけ押してやった。
そこは猫の性感帯とも言われている場所だ。そこを活性化させるように生命エネルギーと共に圧迫されたらどうなるか。
「ふにゃぁああああああああああああああ!?!?♡♡♡♡」
彼女は悲鳴のような声をあげながら絶頂した。
二又の尻尾がピンと伸び、突き出された臀部がプルプルと震える。
同時に膣肉の締め付けも一気に強くなり、ロイは小さく唸った。
「ぉ……♡ほぉ……♡な、なんにゃ、今、のぉ……♡」
ピクピクと体を痙攣させる彼女が困惑の声を漏らすと、ロイは構わずにもう追撃を彼女に加えた。
強引に活性化させられた性感帯を乱暴に撫でまわしながら、腰を動かして一物を抽送。
ゴリゴリパンパンすりすりと、肉が抉られ、腰がぶつかり、尻尾の付け根を撫でる音が部屋に響く。
「ふにゃ!?♡おひぃ!?♡ろ、ロイ!?♡ご、ごれは駄目に゛ゃ!?♡あひぃ♡つよ、強すぎ……♡ご、壊れるにゃ!?にゃあああああああ♡♡♡」
突かれる度に絶頂する黒歌は文字通り喉が裂けんばかりの嬌声をあげた。
彼女の悲鳴にあわせて膣肉が壊れたように痙攣と収縮を繰り返し、一物を扱いては搾り上げる。
ピンと伸びた尻尾で頬を叩かれながら、ロイは彼女の腕を掴んで持ち上げた。
彼に引かれるがまま上半身が浮かび上がり、両膝をついたまま上体を仰け反らせる体勢を強制される。
彼に突かれる度に彼女の体が大きく揺れ、それに合わせて彼女の胸も揺れる。
脇から覗くその様を見ていたロイは、そのまま腕を掴んでいた手を素早く脇の下に回し、胸を鷲掴みにしながら彼女の体を支えてやる。
そのまま彼女の背に覆い被さるように寄りかかり、うなじに唇を落として痕をつける。
「ロイ、ロイぃ♡♡ちょうらいっ♡せーし、ちょうらい……!♡あなたの、こども、私に産ませてぇ♡♡」
「ああ。俺の子供、産んでくれ……っ!」
黒歌の懇願の声にロイも笑顔で応じ、彼女に求められるがまま彼女の子宮に射精。
いまだに強烈な熱と粘度を誇る精液が彼女の子宮を満たし、僅かに下腹部を膨らませる。
「ぉ……♡ぉぉ……♡き、きたにゃ……♡ロイの、せーし、きたぁ……♡」
度重なる絶頂で疲弊した彼女は恍惚の顔で瞳を蕩けさせる。
ロイもまた彼女に一滴残さず精液を注いでやろうと腰を押し付けながら彼女の頭を枕に落とし、両手で臀部を鷲掴んでさらに腰を押し付ける。
「……っ♡♡────っ!♡」
枕に顔を埋めながら全身を痙攣させ、彼の精液を受け止める黒歌。
下腹部が膨らむほどの射精もようやく終わり、黒歌は下腹部を撫でながら顔をあげた。
「ふふ、ふにゃぁ……♡これ、絶対できた♡これで、私も母親にゃ……♡」
「悪魔の出生率は低いからなぁ」
恍惚の表情を浮かべながら勝ち誇るように笑う彼女に、それはどうかなと肩を竦めるロイ。
黒歌に寝返りを打たせて仰向けにすると、彼は笑みと共に彼女に告げた。
「そんなに母親になりてぇなら、もっとやってやるよ」
「いいにゃ。好きなだけ私のこと使って、たくさん注いで、たくさん子供産ませて欲しいにゃ」
彼の言葉に黒歌も笑うと、彼の首に腕を回して引き寄せる。
「末長くよろしく。旦那様♡」
耳元でそう囁き、あまりにも艶やかな声に背筋を震わせる彼の唇を奪う。
そのまま彼は本能のままに彼女に襲いかかり、彼女が気絶するまで──いいや、してからも彼女の肢体を堪能するのだった。
感想、リクエスト等ありましたら、よろしくお願いします。