今回はガブリエル編。
「こ、こんばんわ〜」
「…………」
仕事や家事を終え、寝室へと戻ってきたロイは、扉を開けた体勢で固まっていた。
寝室の扉を開けたはずなのに、そこにあるのは自分の寝室ではなかったのだ。
買った覚えもない天蓋付きのキングサイズベッドとその他小物類。
ベッドに腰掛けるガブリエルは白いワンピース型のパジャマに身を包んでいるが、ゆったりとした服装にも関わらず豊満な胸に押し上げられて張り詰めている。
そう言えばとドアノブに目を向ければ、普段のそれよりも装飾が豪華なものになっていた。
天界の技術者が作り出した謎グッズ──付け替えれば天使でも子作りできる特別な部屋へと移動できるドアノブである。
いつの間にガブリエルの分がと驚きながら、それが使われている現状に目を見開く。
それでもとりあえず入室すると扉を閉め、ガブリエルの隣に腰を下ろした。
「…………ぁぅ」
ガブリエルは絹のように滑らかな金髪を指で弄りながら、羞恥に顔を赤くしていた。
この部屋がなんなのかは理解している、ということなのだろう。
さてこれからどうするかと視線を巡らせ、ガブリエルはそっと彼の腕に抱きついた。
豊満な胸が彼の腕を呑み込み、極上の柔らかさが二の腕を包み込む。
押し付けられるガブリエルの胸。あまりの柔らかさにブラジャーを着けていないのではと疑いながら彼女へと目を向けた。
こちらを見上げる瞳は切なげに潤み、何かを懇願しているように見えた。
「ロイさまぁ……」
ぎゅっと彼の腕を抱きながら、間延びした声で耳元で囁くガブリエル。
その天然ながらもあまりにも艶やかな声にぞくりと背筋を震わせ、瞳の奥に情欲の炎を揺らした。
いやいや、駄目だろと頭を振ってそれを追い出そうとするが、ガブリエルは変わらず抱きついてくる。
彼女の加減一つで胸がむにむにと柔らかく形を歪め、それがマッサージのように彼の腕を圧迫してくる。
ゴリゴリと理性が削られる音を聞きながら、ロイは彼女へと目を向けた。
じっとこちらを見上げる瞳は真っ直ぐだがどこか不安げで、唇も今にも泣き出しそうに震えている。
「何かあったのか?」
そして問いかけてみれば、彼女は彼の首元に顔を埋めながら呟く。
「私にも、構ってください」
「え?」
「他の恋人の皆様とは、既に体を重ねていらっしゃるでしょう?なのに私にはお誘いの一つも……」
「そ、それは、お前は天使だから……っ堕天使にするわけにもいかねぇから、どうすればいいのか、ちょっと分かんなくて……」
ガブリエルの告白にロイがあまりにも情けない返答をする。
他の恋人たちは悪魔だ。欲望に忠実で、なんならその出自の関係上、大罪たる『色欲』を尊ぶ存在ですらある。
だがガブリエルは天使だ。穢れを知らず、むしろそれらを嫌悪する存在なのだ。
今では恋人ではあるが、彼女がそういったことを求めてくれるかはまた別。かと言ってこちらから切り出すのもなにか違う気がするとひたすらに尻込みしていたのだが。
彼女がこの部屋を用意し、ここで待っていたということは、そういうことなのかと、ロイは真剣な面持ちとなった。
ガブリエルも言葉に迷いながら彼の腕に縋りつき、「ここなら、大丈夫ですよ」と甘えるような声音で告げる。
ここまで用意されて、やっぱなしと出ていくのは男が廃る。いやまあ、既に廃れている気もするが、挽回するなら今しかない。
ロイは手を彼女の顎を添えた。
そのままくいっと持ち上げ、自分の方を向かせる。
「〜〜〜っ!!」
じっと見つめてくる彼の碧眼を見つめ返したガブリエルは、顔を真っ赤にするとぎゅっと目を閉じた。
そのまま不器用に唇を尖らせ、言葉もなくキスしてくださいとせがむ。
そんな子供のようなキス待ち顔にロイは苦笑すると、せがまれるがまま彼女の唇を奪った。
瑞々しい彼女の唇に吸い付き、緊張で固くなっている唇を甘噛みして解してやる。
その間にも互いの鼻息が顔を擽り、彼女の香りがロイの嗅覚を刺激し、彼の匂いがガブリエルの記憶に刻まれる。
ガブリエルは余計に体を強張らせて彼の腕を抱き締めるが、それでも胸の柔らかさは変わらない。
ロイは役得だと言わんばかりに笑い、ゆっくりと唇を離した。
「ぁ……」
遠くなる彼の唇に名残惜しそうに声を漏らしたガブリエルは、それが恥ずかしいのか勢いよく顔を背けた。
そんな彼女の様子にロイは余計に笑ってしまうが、そっと彼女の後ろに回り込んで彼女を抱き寄せた。
彼の脚の間に納まり、彼の胸に寄りかかる形となったガブリエルは、顔を真っ赤にしたまま身を任せるように脱力した。
彼女の重さを感じながら、パジャマ越しに彼女の腹を撫でる。
驚いたのか、ピクリと彼女の体が跳ねた。
そのまま手を下に滑らせ、肉感的な太腿へ。
擽ったそうに足が悶え、体が僅かに強張る。
「嫌か?」
「嫌なら、もう逃げてます……っ」
ロイの問いかけにガブリエルは唇を尖らせてそっぽを向いてしまう。
彼は片手を太腿のスリットから滑り込ませると、彼女の肌へと直接触れた。
指がどこまでも沈んでいきそうな柔らかさと瑞々しさ。ほんのりと高い体温が心地よく、沈めた指が太腿の肉が優しく包み込んでくれる。
ロイは仙術で『気』を送りながら、そのままマッサージするように優しく摩擦。
じんわりと広がる温もりにガブリエルがはふと心地よさそうに声を漏らし、さらに体を脱力。
「ロィ、さまぁ……」
「そのまま力抜いて、俺に任せろ」
「はぃ……」
いつにも増して間延びし、気の抜けた声で返事をする彼女に、ロイはちょっとだけ意地悪するように片手で下から持ち上げるように胸に手を触れた。
ガブリエルは驚きはするものの、言われた通りに彼に任せるように体重を預ける。
寄りかかってくる彼女を受け止めながら、ずっしりとした重みを感じる胸を持ち上げ、布越しに軽く『気』を送り込んでやる。
「んっ……♡」
ピクリとガブリエルの体が揺れる。それに合わせて胸も揺れ、手のひらの上で波打った。
「お前、下着は?」とロイが問い掛ければ、ガブリエルはこてんと首を傾げながら「黒歌さんから、邪魔だと聞きましたぁ」と間延びした声を漏らす。
「あいつめ」
ロイはたまに変な入れ知恵をする黒歌にありがたいような迷惑なような複雑な感情を抱きながら、今はいいかと思考の隅に捨てた。
そのままパジャマ越しに胸を揉んでやれば、「ひゃ……♡」とガブリエルは小さく嬌声を漏らす。
ロイはその反応を楽しむように指を動かして胸を揉みしだきながら、『気』を送り込んでやる。
ガブリエルは太腿を擦り合わせながら嬌声を噛み殺すが、その意識は彼の指にばかり向いてしまう。
何度か触られたことはあれど、こうも本気で愛撫されるのは初めてだ。
胸に沈み込む力強さが、そこから伝わる温まりが心地よい。
「はぇ……あったかい……」
まるで風呂でも入っているようにリラックスしながら、声を漏らすガブリエル。
彼から伝わる熱に息を吐き、けれどもじもじと爪先を絡ませる。
胸の奥底まで届く熱が背筋を擽り、淡い快感が全身に広がっていく。
透き通る程に白い肌が赤く上気し、吐き出す吐息にも熱が籠る。
胸の膨らみの先端が何かに押し上げられ、小さな豆があるように膨らむ。
ガブリエルはそれに気づいて腕で隠そうとするが、それよりも速く動いたロイの手がそれを制した。
「俺に任せろって言ったろ」
彼女の耳元で囁き、手を下ろさせる。
こくりと頷いたガブリエルは力を抜くと、彼に任せるように胸を差し出す。
ロイは笑いながら太腿を撫でていた手も彼女の胸へと向かわせると、鷲掴んだ。
そしてパジャマ越しでも存在感を示す乳首へと指を伸ばし、触れるか触れないかの絶妙な距離感で乳首に触り、そのまま適当に目星をつけた乳輪をなぞるように走らせる。
左右の胸を同時に、けれど優しく愛撫され、ピリピリと痺れるような快感にガブリエルが体を仰け反らせ、「ひぅぅ♡」と上擦った声を漏らす。
「気持ちいいか?」
「わかりま、せん……♡頭、ふわふわ、してぇ……♡」
ロイが耳朶を甘噛みしながら問いかけると、ガブリエルは表情を蕩けさせながら首を横に振った。
快楽とは無縁の人生を過ごしていた彼女のことだ。性感に関してよくわかっていないのは当然だろう。
「そのままふわふわしてろ」と快感に身を任せろと助言すると、優しく乳首を転がしてやった。
コリコリと強めの刺激にガブリエルは「ひぁ♡」と嬌声を漏らし、ビクン!と体を跳ねさせた。
「少し強かったな、すまん」
その反応に強くやり過ぎたと謝りながら、慰めるように指先で優しく乳首を撫でてやる。
「ぁ……♡ふっ……んん♡ふぁぁ……♡」
強めの刺激から一気に優しいものへと変わり、その変化に声を漏らすガブリエル。
蕩けた顔で蕩けた声を漏らし、ロイはそんな彼女の頬に口付けする。
「ロイ、さまぁ♡くち、キス……してぇ……♡」
「いいぞ。こっち向け」
頬に触れた彼の温もりに、ガブリエルはここに欲しいと唇を尖らせた。
彼に言われるがまま彼の方を向けば、彼に唇を奪われた。
そして今度はそれで終わらない。僅かな隙間から舌が捩じ込まれる。
「んぐ!?♡」
口内に入り込んだ異物にガブリエルが驚く中、彼の舌が彼女の口内を這い回る。
驚きのあまり逃げようともしない彼女の舌に絡みつき、唾液を塗りたくると共に彼の味を教えていく。
「んちゅ……♡んぉ……♡ぢゅるる♡んにゅ……♡んんん♡♡」
彼の舌が口内の粘膜を削ぎ落とし、彼の色に染めていく度にガブリエルは体を震わせ、瞳を蕩けさせていく。
その間にも彼の指は乳首へと伸び、左右の乳首を優しく摘んだ。
ガブリエルが声もなく体を震わせた瞬間、きゅ!と強めに乳首を摘んだり、カリカリと優しく掻いてやったりと、様々な手を使って乳首を愛撫。
「ひぅ♡んちゅ♡ちゅ♡んんんっ♡ぉ……♡ひぅ……っ♡」
キスだけでなく乳首へも意識を向けられ、そこを重点的に攻められる。
ビクビクと体を痙攣させながら、彼の手を止めようと動きかけた手を自分の意志で止める。
ぎゅっとシーツを握り、快楽に耐えるその姿にロイは僅かに嗜虐的に目を細めると、一旦キスを中断。
二人の唇を繋ぐ唾液の橋がガブリエルの胸元へと落ちていき、半開きになった口からは熱の孕んだ吐息が漏れる。
蕩け切った瞳が何かを求めるように潤む中、ロイは悪戯っぽく笑いながら彼女の意識を向けるように乳輪を指でなぞり始める。
「ひぁ……♡ぉ……♡ひぅ……♡」
布越しでもわかるほどに勃起した乳首には決して触れず、その周りをくるくると指でなぞる度、ガブリエルは小さく嬌声を漏らしながら体を仰け反らせて胸を突き出していく。
もっと触って、気持ちよくしてと、女の本能が悲鳴をあげ、天使としての理性がそれを口に出すことを許さない。
それでも無意味に口が動き、嬌声を漏らすその様はなんともいじらしい。
ロイはそんな彼女の姿に笑みを浮かべ、お望み通りにと言わんばかりに両方の乳首を思い切り摘んでやった。
乳輪をなぞられ、焦らさせながらもひたすらに意識を向けられた箇所へと急な刺激は彼女の快楽中枢を強烈な勢いで持って殴り、快感が背筋を駆け抜けて脳に電撃を走らせた瞬間、
「ひぃやああああああああああああああああああ♡♡♡!?!」
彼女の口から悲鳴のような嬌声があがり、両脚をピンと伸ばしながら全身を痙攣させた。
ロイがすぐに乳首を解放すると、彼女はぐったりとしながら伸び切った両脚をベッドに投げ出し、彼に身を預ける。
「はひゅ……♡ぉぉ……♡いまの、なんれすかぁ……?」
快感の余韻に喘ぎながら困惑する彼女に、ロイは「初めてイッたな」と笑いかける。
「イッた……?」
「性的に絶頂したってこと。気持ち良かったようで何よりだ」
「はぅぅ……」
彼に説明され、自分が快楽に流されたと自覚して赤面するガブリエル。
何を今更と苦笑しながら彼女の唇に口付けしたロイは、そのまま彼女の秘部へと手を伸ばす。
太腿のスリットから内部へと侵入し、濡れたショーツをずらして秘裂に指を触れる。
くちゅりと湿った音が漏れ、ピクリとガブリエルの肩が跳ねた。
「いくぞ」
キスを止め、間近で投げられた問いかけにこくりと頷くガブリエル。
ロイの指が愛液を潤滑油に秘部へと侵入すると、膣肉が初めての異物を拒絶するように締め付けてくる。
ヒダが吸い付き、出たいけと言わんばかりに蠢く中、ロイは軽く指を曲げて膣肉を圧迫。
コリコリと指先で円を描くように動かし、膣肉を解していく。
「ひぅ……♡あっ……♡ああああ……♡♡」
下腹部を内側から押し上げられ、その違和感と快感に声を漏らすガブリエル。
かくかくと腰を揺らして快感を逃がそうとするが、側から見れば求めているようにしか見えない。
膣肉を優しく掻いてやりながら指を抽送してやれば、くちゅくちゅと湿った音が部屋に響く。
その音に、胎内を掻き回される快感にガブリエルの顔は真っ赤に染まり、けれど止めることはなく彼の責めを受け入れる。
背筋を撫でる快感も、脳を溶かす性感も、何より背中に感じる彼の温もりが、何とも心地よい。
掻き出された愛液が彼女の太腿を汚していく中、ロイは構わずに指を動かし続ける。
「ひぅ……♡ああっ……♡」
ガブリエルは上擦った声を漏らながら腰を浮かせるが、ロイの背中から生えた翼が彼女を押さえ込んだ。
視界が点滅し、体に電撃が走るような刺激と快感が駆け巡る。
物理的に逃げ道を塞がれ、腰を浮かせることもできなくなったガブリエル。
ロイはそのまま指を抽送しながら、ぐりぐりとGスポットを抉ってやる。
「ひぃああああああああああ………♡♡♡」
ガブリエルは悲鳴をあげ、ビクン!と体を跳ねさせて絶頂した。
全身に鳥肌を立てながら、無意識のうちに背中から翼を生やしてしまう。
割と勢いよく生えたそれに頬を殴られたロイは「ぶへ!?」と悲鳴をあげ、倒れ込む。
彼に引っ張られてガブリエルも倒れ込み、彼の上に覆い被さる。
「ご、ごめん、なさ、い……♡」
ガブリエルがピクピクと体を痙攣させながら謝ると、ロイは苦笑混じりに彼女の髪を撫で、ついでに翼も撫でてやる。
擽ったそうに笑う彼女だが、臀部へと押しつけられる熱い棒状のものに気づいて赤面した。
ロイもそれに気づいてかそっと目を逸らすが、咳払いと共に「最後まで行って、いいか?」と問いかける。
天使の最上位たる彼女を悪魔であり、黙示録の獣を宿すロイが抱く。それが意味することは、おそらく二人が思うそれよりも大きな意味を持つ。
そして子供ができれば、それは良くも悪くも世界を揺るがすものになるだろう。
神を殺した獣を宿した男とその神の使徒と愛を育むのだ。世界中からどんな目で見られるか。
それでもガブリエルは笑い、彼の頬にそっと口付けした。
「覚悟は、できています……っ」
そして彼女は快楽に蕩けながら、確かな覚悟を秘めた瞳でそう告げる。
その覚悟に答えずして何が男かとロイもまた改めて覚悟を決め、そっと彼女の服を脱がしながらベッドに寝かせた。
ウェーブのかかった金の髪と、神々しい輝きを放つ翼をベッドに広げながら、ついに彼女の裸体が晒される。
透き通る程に白い肌がいまた紅潮し、汗の滲んだ豊満な胸が呼吸に合わせて上下に揺れる。
その先端の乳首は既に虐められたからかピンと勃起し、括れた腰には先程押さえつけたためか僅かに痣ができていた。
ロイはそれに罪悪感を感じながら、両脚を広げるように促す。
ガブリエルが赤面したまま脚を広げ、濡れた秘裂を彼に晒す。
「本当に綺麗だな、お前は」
ロイもまた手早く裸になる中、彼女の裸体に生唾を飲んだ。
何かとお堅い神が造形したにしては男の欲情を誘う色香を放つ艶やかな姿は、はっきり言って色気に満ちている。
彼女を抱く初めての男。そして彼女の裸を初めて見た男。
その二つの名誉にさらに興奮し、既に勃起していた一物がさらに大きくなっていく。
子供の腕ほどありそうな竿に、拳のように固い亀頭。血管が浮かび上がって歪な凹凸を浮かばせるそれは、生殖器官というより凶器のよう。
「ひっ……」
あまりの威容に悲鳴を漏らすガブリエルだが、そんな彼女にロイが覆い被さる。
「本当に、いいんだな」
彼女を見下ろし、心配の言葉を投げる。
劣情に支配されてはいるものの、それでも彼女を想う心は変わらない。嫌ならやめると言外に告げ、このまま一緒に寝るだけという選択肢も示す。
ガブリエルは深呼吸すると、こくりと一度頷いた。
ロイもそれに頷き返し、ゆっくりと腰を前に進めた。
亀頭がゆっくりと秘部へと侵入し、吸い付いてくる膣肉を掻き分けてさらに奥へ。
「ぅ……!ぐぅ……!」
胎内に入り込む異物感にガブリエルが声を漏らすが、肉厚なカリがGスポットを撫でていった瞬間に快感が駆け上がり、「ひぁ!?♡」と上擦った声を漏らして体を跳ねさせた。
ロイはそのまま一物を押し進め、亀頭の先が薄い膜に触れた。
ガブリエルはぞくりと背筋を震わせ、ロイもまたそれが何を意味するかを理解して眉間に皺を寄せた。
「いくぞ」
彼の問いかけはそれだけ。ガブリエルも小さく頷き、それを合図にロイは腰を突き出した。
ブチブチと膜を突き破る音が胎内から溢れ、ガブリエルはその激痛に悲鳴をあげた。
異物を止めようと引き締まる膣肉と圧力に構わず直進した亀頭が子宮口に触れ、そのまま子宮を押し潰すほどに一物が捩じ込まれた。
「ひぐっ……!?」
接合部から破瓜の血を溢れさせながら、ガブリエルは小さく悲鳴を漏らす。
痛みに体を痙攣させながら、彼女はロイを見上げながら言う。
「ロイ、様……っ!ぎゅって、してください……!」
「ああ」
彼女の懇願を受け入れ、翼ごと彼女を抱きしめる。
肉感的な体と、ふわふわの羽を纏めて腕で包み込み、その二つが与えてくるまた種類の違う温もりにロイは感嘆にも似た声を漏らす。
ガブリエルも同じように彼の背に腕を回して抱き締める。
彼の首元に顔を埋め、彼の匂いを堪能するように鼻を澄ませる。
そんな彼女の髪を撫でながら、そのまま唇を落とす。
ガブリエルは擽ったそうに身動ぎすると、ゴリッ!と亀頭が子宮口を捏ねまわし、「ひぅ!?」と声を漏らした。
何やってんだかと苦笑すると、ガブリエルはそのまま小さく腰を揺らし、子宮口を押し付けるように体重をかける。
コリコリと優しく子宮口を捏ねられ、子宮が押し潰される。
「ひぁ……♡ぉ……♡ああああ……♡」
ロイの首元に顔を埋めたまま、小さく嬌声を漏らすガブリエル。
もじもじと体をくねらせ、自分で一物に子宮口を押し付ける様は性行為というより自慰行為のよう。
ロイはその姿をまじまじと見つめ、彼女の動きに合わせて腰を突き出した。
ぐちゅ!と肉の潰れる音が胎内から漏れ出たかと思えば、
「ひぁああああああ!?!?♡♡」
ガブリエルが目を見開きながら悲鳴にも似た嬌声をあげた。
自分でコントロールしていた快感が、突然制御不能となって彼女を襲ったのだ。
自慰行為をしていたように油断していた彼女は、ロイの不意打ちであっさりと絶頂へと押し上げられる。
「ぁ……♡ぉぉ……♡」と呻きながら彼を抱き締めるガブリエル。
膣肉も引き締まりながら痙攣し、ヒダが一物を撫で回す。
優しく撫でなれる快感にロイも背筋を震わせ、ゆっくりと腰を引いた。
カリがヒダを掻き回しながら締め付ける膣肉を引き摺り、内臓を引っ張り出されるような感覚と、膣肉を掻かれる快感にガブリエルはビクン!と体を跳ねさせる。
ロイが構わずに腰を突き出して再び子宮口を殴りつけてやれば、彼女は全身を震わせた。
膣肉が引き締まり、彼の一物を力強く包み込む。
本人を含め、何人たりとも侵入を許さず、無垢なはずの彼女の胎内がロイの形に整えられ、膣肉全体が一物を吸い上げるように収縮する。
一物を根本から絞られるような感覚にロイは心地よさそうに目を細め、彼の視線を受けたガブリエルもどこか嬉しそうに微笑む。
ロイはそのまま彼女の唇を奪うと腰を前後に揺らし、一物の抽送を開始。
ぱちゅぱちゅと湿った音をを漏らしながら腰を打ちつける。
「あ……♡んんっ……♡んっ……♡」
ガブリエルは指を噛んで声を押し殺すが、それでも漏れ出る喘ぎ声にロイは機嫌をよくすると、さらに腰の動きを早めた。
膣肉をカリが掻き回し、亀頭が子宮口を力強く殴りつける。
ゴリゴリと膣肉を抉られ、数千年不可侵だった領域が一瞬にして塗り替えられ、彼女の体を改造していく。
「ぉ……♡ぎぃ……!♡ああ!?♡」
彼が動く度に敏感になっていく体。
彼が腰を突き出す度に体を揺すられ、豊満な胸がばるんばるんと揺れる。
ロイはそんな彼女の胸を鷲掴んで指を食い込ませると、ぐにぐにと何度も握り潰してその柔らかさを堪能しつつ、ピンと勃起した乳首を指先で掻いてやる。
「ひぅぅ♡ぉぉお!?♡♡」
子宮を突き上げられ、乳首を掻かれる。
重い快感と痺れるような快感が彼女の背筋を駆け上がり、電撃となって脳へと至る。
「ひやぁあああああああああ!?!?♡♡♡」
そして快楽へと耐性など皆無な彼女は容易く絶頂を迎えて嬌声をあげるが、ロイは止まらない。
むしろここが好機だと言わんばかりに腰の動きを早め、痙攣する彼女の胎内を掻き回す。
「ひぉ!?♡♡ロイさ、ま……っ♡ま、まっへ!?♡おひっ!?ぉおおおおおお!?♡♡」
敏感になった膣肉をカリが蹂躙し、ガブリエルを責め立てる。
絶頂に至った彼女をさらに絶頂へと導き、休ませる暇を与えずにさらに絶頂。
「ああああああああ!?♡♡お!?♡おおおおおおおお?!♡♡」
金の髪を振り乱しながら喘ぎ悶える彼女を見下ろしながら、ロイは少々の嗜虐心を込めた笑みを浮かべると、彼女の腰を掴んで固定した。
そのまま腰を突き出して亀頭を子宮口に押し付け、隙間なく密着させる。
途端に一物が僅かに膨らんだかと思うと熱い何かが一気に駆け上がっていく。
ガブリエルがそれに気づいた頃にはもう遅い。
ドピュルルルルルル!と凄まじい発射音をたてながら、ガブリエルの子宮に向けて直接射精。
「──────っ!?!?!♡♡♡♡」
一瞬にして子宮を満たした彼の熱にガブリエルは目を見開きながら絶頂。
射精を受け止めながらガクガクと体を揺らし、全身を駆け巡る快感に悶える。
ロイはそんな彼女を抱き締めながら最後の一滴まで注ぎ込み、ホッと息を吐く。
そして彼の視線の先では、
「ぁひっ♡……ぉぉ……っ♡っ……♡──……っ!♡」
半ば気絶しているのだろう。ガブリエルが白眼を剥きながらピクピクと痙攣していた。
一物を抜いてやろうと腰を引けば、カリが膣肉を掻き回して蹂躙し、快楽信号が彼女の脳へと届き、ガクガクと全身を震わせた。
ロイはその姿を無言で見つめると、勢いよく腰を突き出して再び一物を挿入。
パン!と腰がぶつかる音を部屋に響かせ、ゴリュ!と肉の潰れる音が彼女の胎内から溢れた。
「んぉぉおおおおおおおお!?!?♡♡♡」
その快感にガブリエルは野太い悲鳴をあげて背中を弓なりにしならせた。
両脚と翼がピンと伸びきり、開かれた口は意味もなく痙攣して開閉を繰り返す。
ロイが再び腰を引き、打ち付ければ彼女は再び悲鳴をあぜながら絶頂し、ガクガクと腰を震わせる。
「ろ、ろいしゃま……っ♡ぉ……♡ま、まっへ、くらはい……♡ぉぉ……♡こ、こわれりゅ……!わたし、壊れて、しまいましゅから……♡」
ガブリエルは呂律も回らない中でロイに懇願するが、彼はにこりと微笑んで「駄目だ」と告げ、両手で彼女の腰を掴んだ。
行動によって逃さないと告げられた彼女は「ぁ……♡」とどこか期待の孕んだ声を漏らし、けれど不本意ですと言わんばかりに顔を背ける。
そんな態度とは裏腹に膣肉は早く動けと言わんばかりに彼の一物に吸い付き、ヒダがさわさわと撫でてきていた。
ロイはお望み通りに腰を打ちつけ、彼女の体を蹂躙していく。
天使の嬌声は一晩中続き、その胎内に彼のどろりとした欲望を注がれる。
「もっと……♡もっとくらさい……♡ロイさま、しゅき……♡愛してますぅ……♡」
「俺もだよ、ガブリエル。もっと、もっと愛してやる」
何度も、何度も、休憩など挟まずに、ロイの思うがままに貪り喰われるのだった。
ガブリエルは彼の愛を受け止めながら、恍惚の感情の中で眠りに落ちる。
翌日から彼女の仕事中に堕天防止用の警報が頻繁に鳴り響くことになるのだが、それはご愛嬌。
女を知り、男を知り、何よりも愛を知った天使は、けれど堕ちることなく毎日の業務に励む。
それが彼の助けになると信じて。
そして、また彼の寵愛をいただけると信じて。
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