Sequence11-5からの分岐。
ラスボスがローグハンターの勧誘を早め、氷の魔女との戦闘中に強制的に戦線離脱させられた場合に分岐。
今回、凌辱シーンを含みます。苦手な方はブラウザバック推奨です。
四方世界、とある洞窟内。
そこで二人の女性が相対していた。
一人は髪から衣装にいたる全てが白に統一された氷の魔女だ。
そこに佇むだけで生み出される冷気で、洞窟内はさながら雪原のように冷えており、対策もなしでは数分ともつまい。
その中でも余裕の笑みを崩さない氷の魔女は、唯一赤い色を持った瞳で、目の前に座り込む女性──銀髪武闘家を見下ろした。
一糸纏わぬ姿で鍛え抜かれた肉体を惜しげもなく晒す彼女は、あまりの寒さに白くなった息を吐きながら身を震わせた。
けれど瞳には強い意志が込められており、生半可な事では折れる事はないだろう。
氷の魔女は睨み付けてくる彼女を向けて、嘲るような笑みを向けた。
彼女の視線の先にあるのは、彼女の両手首と両足首だ。
そこには肉を削いだかのように傷が刻まれ、止血するように赤くなった氷が貼り付いている。
そう、銀髪武闘家の心はいまだに折れずとも、その体は既に使い物になるものではないのだ。
両手足の腱を削がれた彼女の体は、拳を握ることはおろか、足を踏ん張る事さえも満足に出来はしない。
誰の目から見ても明らかに、彼女は冒険者としても武闘家としても、これ以上ないほどに完璧に詰んでいるのだ。
それでも彼女の瞳から意志が消えていないのは、一重に仲間を殺された怒りからか、あるいはまだ何かしらの希望を抱いているからか。
氷の魔女は冷気混じりのため息を吐くと、汚物を見るような視線を彼女に向けた。
「本当、どうして
「六つある賽の目の中に、一つだけでも勝ちの目があるからじゃない?」
氷の魔女の問いに銀髪武闘家は煽るように言い返し、「そんな事も知らないの?」と更に煽った。
氷の魔女は安い挑発とわかりつつも額に血管を浮かび上がらせ、「なら、試してみましょうか」と冷たい微笑を浮かべた。
それを合図に、二人を取り囲む闇の中に煌々と燃える黄色に炎が次々と灯り、その矛先は全て銀髪武闘家に向けられた。
その光──何者かたちの瞳の輝きに気づいた銀髪武闘家は、背筋を駆け抜けた冷たいものに「ひゅ」と小さく喉を鳴らした。
彼女はその光を知っているからだ。仕事の都合でよく目にする事となる、女を玩具か餌としか考えていない、下卑た視線。
その答えにたどり着いた銀髪武闘家は、一瞬で顔を青くした。
そう、その視線を持つものなど、世界広しと言えど奴等しか考えようがない。
「GBGB!!」
「GBRRR!!」
「GOBR!GOB!!」
彼女の顔色の辺かに反応してか、いくつものゴブリンのわめき声が洞窟内に木霊し、反響して更に耳障りな音を生み出す。
「ひっ……!」と体を抱えて悲鳴を漏らした銀髪武闘家に、氷の魔女は冷酷なまでの声音で告げる。
「勝ちの目が一つでもあるのなら、それを証明してみなさいな」
彼女はそう言うと銀髪武闘家から視線を外し、辺りを囲むゴブリンたちに目を向けた。
極上の餌を前にお預け状態の彼等の瞳は、出会った時以上に下品な輝きを放ち、今か今かとその時を待つ。
氷の魔女は彼らに微笑を向けると、銀髪武闘家を手で示した。
「──後は好きになさい」
彼女はただそう告げると、その白い体を吹雪に変えていずこかへと去っていった。
同時に闇の中のゴブリンたちが一斉に嗤い声をあげ、一人取り残された銀髪武闘家へと殺到する。
「やめ、やめろ!来るなっ!来るなぁぁああああっ!」
彼女は叫びながら迫るゴブリンに向けて鉛のように重い手足を振り回すが、そこにいつものキレはなく、ぺちんと軽く叩いた程度の音しかならない。
ゴブリンたちの魔の手は容易く彼女の体を捕まえ、そのまま冷たい床へと引き倒したのだった。
「やだ!離してっ!離せっ、離せぇっ!」
目に涙を溜めながら上擦った声を発する彼女の裸体に、ゴブリンたちの手が伸びる。
すらりと伸びた足を捕まえ、筋肉質な腕を捕まえ、頭を押さえ、彼女の体を大の字になるように床へと押さえつけた。
彼女の両手足に跨がるように押さえたゴブリンたちは、げたげたと下卑た嗤い声をあげながら、彼女の肢体に自身の逸物を押し付けた。
「ひっ!?」
両手足にいくつか感じる熱に悲鳴を漏らすと、彼女の顔を上から覗きこんだゴブリンが下卑た笑みをより一層深めた。
そして彼女の頬に舌を自身の這わせると、ぴょんと跳んで誰もいない彼女の腹部に飛び乗った。
どすっ!と重い音と共にゴブリンが彼女の腹に乗ると、「がはっ!」と銀髪武闘家は思わず肺の空気を吐き出す。
彼女の反応にゴブリンたちは可笑しそうに嗤うと、腹に乗ったゴブリンが腰巻きをずらし、勃起した逸物を取り出した。
そして目の前で揺れる彼女の胸を爪を立てた指で掴むと、谷間に逸物を押し込んだ。
「ぎぃ!痛い!やだ!やめてっ!やだぁあ!」
胸から僅かに出血する彼女を悲鳴に、ゴブリンたちは余計にご機嫌になりながら、胸の谷間に入り込んだ逸物が動き始める。
長年放置した粕を洗うように、ずりずりと彼女の胸で逸物を擦り始めたのだ。
「やめろ!やめっ!彼にだって、こんなこと……っ!」
胸の谷間から顔を出す亀頭から逃げようと首を振り、どうにか抵抗しようと手足を動かそうとするが、全く力が入らない。
ゴブリンたちは彼女の肢体に食い込むほど己の逸物を押し付け、ぐりぐりと扱くように腰を動かし始めた。
手持ち無沙汰のゴブリンたちは長い彼女の髪に目をむけ、にやにやと嗤いながら彼女の髪を引っ張り、それを逸物に巻き付けると、さながら自慰行為をするように扱く。
「いたっ、痛い!引っ張らないで!やめて、やめてぇ!」
「GBR!!」
彼女が首をぶんぶん振って喚く事が癪だったのか、一人のゴブリンが仲間を掻き分けて前に出ると、彼女の頭を押さえ付けると、悲鳴を漏らす彼女の口に逸物を押し込んだ。
「んごぉ!?んんっ!んんーっ!!」
「GRRR……」
彼女が目を見開いて悲鳴を漏らすが、動いた舌が亀頭を舐める事になり、ゴブリンは心地良さそうに目を細めた。
回りの仲間たちはぎゃいぎゃいと騒いで彼を非難するが、そのゴブリンは彼女の下半身を顎で示した。
ゴブリンたちはつられるようにそちらに目を向け、ニヤリと邪悪な笑みを浮かべた。
そして真っ先に動いたゴブリンが無防備に晒された彼女の秘裂に、自身の逸物を添えた。
「んぐ!?んんっ!んんっ!んんんんーっ!!!」
秘部に熱を感じた彼女は涙を流しながら体を揺らして抵抗しようとするが、ゴブリンはその反応さえも嘲笑い、自身の逸物を彼女の秘部へと押し込んだ。
一切濡れていなかった彼女の秘裂を力任せに抉じ開け、解れていなかった膣肉を強引に掻き分け、ゴブリンの逸物が彼女の胎内に侵入を果たした。
「んん……っ。んんんんんん!!!!」
下腹部に感じる圧迫感と、体を裂かれるような痛みに目を見開いた彼女は、体を跳ねさせながら悲鳴を上げるが、その反応はゴブリンたちにとっては逆効果だった。
彼らは一斉に嗤い声をあげると、好き勝手に動き出す。
秘部に
彼女の谷間に逸物を差し込んだゴブリンもまた、彼女の胸に爪を引っ掻けながら、腰を振りながら胸を上下に動かし、逸物を扱く。
「んぐ!?ぶっ!ぼぁ!んが!?ぼっ!ぐぼ!?」
侵入してきたゴブリンの逸物に対し、膣肉は排出さそようと蠢くが、それは彼に更なる快感をもたらしていた。
「GBGBGRRR!!GOBRRRR!!!」
膣肉を掻き分ける感覚、膣肉が扱いてくる感覚、そして自分の動きに反応してビクビクと反応する彼女の体。
その全てが彼に強い従服感を与え、彼の動きを更に激しくさせる要因となった。
「GBRRR!!!」
「んが!?ぶ!お゛お゛!?ぐぼ!ぶ!ぼ!?」
パンパンと腰を打ち付ける度に彼女の体はビクビクと痙攣し、悲鳴を漏らす度に口の中の逸物が快感に震え、冷たい外気に晒され続けたためか勃起した乳首にゴブリンが吸い付く。
「んお゛!?お゛!?ぐぼ!?ぼっ!んおお!?」
「GOBRGOBRRRR!!」
「GOBGOBR!!」
「GBRRR!!」
悲鳴を漏らす彼女を他所に、彼女の体で悦しんでいたゴブリンたちが一斉に吼えた。
同時に逸物に更なる熱が帯び、一回り大きく膨らむ。
「ん!?んん!んんんーっ!んんん!?」
全てを察した銀髪武闘家は体を暴れさせようとするが、両手足、体を固定された彼女に逃げる術はなく、ついにその時が訪れてしまった。
ゴブリンたちが一斉に吼えた瞬間、膣内、喉奥、胸の谷間の中に向け、一斉に精液が吐き出された。
「んが!?んんん!ぐぼっ!んぐ!?んんん!!」
辛うじて動いた腰を浮かせながら、彼女は吐き出された精液の熱に悲鳴をあげた。
膣内に吐精したゴブリンは射精しながら腰を振り回し、彼女の秘部に精液を塗りたくり、喉奥に射精したゴブリンは逸物を更に奥へと押し込み、彼女の胃に精液を流し込み、谷間には精液で出来た橋がかかる。
彼女に自身の欲を解放したゴブリンが仲間に押される形でその場を退いた瞬間、彼女の髪で逸物を扱いていたゴブリンたちも射精の時を迎えた。
粘土さながらにどろどろとした精液が洞窟の闇の中から吐き出され、床に倒れた彼女にどしゃ降りの雨のように降り注ぐ。
彼女は美しい肢体をゴブリンの精液で汚しながら、ビクビクと体を痙攣させた。
彼女の瞳の輝きは、途端に弱まっていく。
彼女はしくしくと啜り泣きながら「やだ、やだよぉ」と子供が愚図るように首を振るが、ゴブリンたちは顔を合わせて下卑た笑みを浮かべた。
同時にゴブリンたちは彼女の体に飛びかかり、彼女はゴブリンの波の中に消えていった。
「ぎぃ!やだ!痛い!痛い!痛いからぁ!」
「GBRGOBRRRR!!!」
彼女の腕に引っ掻き傷をつけながらゴブリンは嗤い、その傷口に向けて自身の精液を振りかける。
「ぎやぁ!?」と一際大きな悲鳴をあげると、それに続くようにゴブリンたちは彼女の体に次々と傷をつけ、そこに精液をかけ、刷り込むように手で伸ばす。
「やだ!やだ!やだやだやだやだやだ……!」
全身に感じるどろりとした熱に銀髪武闘家は壊れたように首を振り、舌を噛もうとするが、かつてローグハンターが「その程度では死ねないぞ」と自殺しようとした敵対者に向けて言っていた事を思い出し、歯を食い縛った。
「……っ!っ!~っ!!」
突然悲鳴をあげなくなった事が気になったのか、とあるゴブリンが彼女の傷を抉るように爪を立てる。
「──ぎぃっ!」
彼女が堪らず悲鳴を漏らすと、まるで悦しみを見つけた子供のように、回りのゴブリンたちは更に爪を立てて彼女の体に次々と傷をつけ、あるいは傷をえぐり始めた。
「ぎゃ!?いだぃ!ああああああああああ!??」
全身を絶えず駆け抜ける激痛に悲鳴をあげながら身を捩る彼女の姿に、ゴブリンたちは更に悦しそうに嗤い声をあげた。
「おご!?お゛お゛お゛お゛お゛!んぉ!?」
彼女の秘部と肛門に逸物を押し込んだゴブリンたちは、嬉々として嗤いながら腰を振り回す。
その度に滑稽に思えるほどに揺れる彼女を体を、取り巻きのゴブリンたちは手を叩きながら嗤い、氷の魔女が用意した食料で英気を養う。
「ごっ!おぁ!?だめ……っ。しぬ、し゛ぬ゛ぅ゛!!」
銀髪武闘家が野太い悲鳴を漏らすと、彼女を責めるゴブリンはげたげたと嗤いながら腰の動きを速めた。
息を合わせる事を知らない彼らは、彼女の事を一切考えずに腰を振り回し、強烈な圧迫感と不快感を絶えず彼女に与え続ける。
「ごあ!?ころして、だれか、こ゛ろ゛し゛て゛ぇぇぇぇえ゛え゛え゛え゛!」
なけなしの体力を使った彼女の悲鳴は、ゴブリンたちにしか届かない。
ゴブリンたちは彼女の悲鳴を肴に逸物を勃起させると、再び彼女へと忍び寄っていった。
「やだやだやだやだやだ!おろして、おろして!?やだ!やだぁ!おろして、おねがい、おろしてぇぇぇぇええええ!」
宙に浮かされた彼女は手足を振り回し、涙を流しながら首をぶんぶんと左右に振り回した。
彼女を持ち上げているのは一際大きなゴブリン──かつてこの群れの頭目であった、
何か狩りにでも行かされていたのか、昂ったような視線を銀髪武闘家に向け、自身の逸物で彼女の秘部を狙っていた。
子供のゴブリン並の大きさを誇るそれは、人の体に入っていいものではない。普通の人間なら、入った瞬間に内蔵が潰されて死ぬことになるだろう。
だが小鬼英雄は本能で察知していた。この雌なら耐えれると。この雌なら、自分の子供を孕ませられると。
そして彼はそれを証明する為に、彼女の秘部に自身の逸物を押し込んだ。
めりめりと嫌な音を漏らしながら、彼女の細い体に規格外の逸物が入っていく。
「かっ!あっ、ぎ!はっ……!」
ぼこりと腹が膨らむほどの逸物を
小鬼英雄は彼女の反応に下卑た笑みを浮かべると、彼女の体を玩具か何かのように、上下に動かして自身の逸物を扱かせ始めた。
「ぎ!ああああ!?ごぼ!げっ!げぇぇぇっ!」
突然動き出した逸物に苦しそうに息を漏らした彼女は、胃の中身を押し出されて嘔吐してしまう。
口からこぼれた吐瀉物が彼女の体に降りかかり、ゴブリンの精液にまみれた彼女の体を更に汚す。
その姿に小鬼英雄は愉快そうに目を細めると、彼女の事など無視して彼女の体を振り回す。
ずりゅずりゅと肉の擦れる音と、彼女が吐いた吐瀉物が床に落ちる音だけを響かせながら、一人と一匹の性行は続く。
「う……。あ……。げぇ!おえぇぇ……」
「GRRRRRRRRR!!!」
彼女が再び嘔吐した瞬間、小鬼英雄が吼えた。
同時に極太の逸物の根元が膨らみ、それが亀頭の方へと一気に駆け抜ける。
瞬間、濃厚な精液が、彼女の子宮に吐き出された。
「ぅお!おおおおお゛っ!?──………」
彼女の口から断末魔のような叫びが上がると、彼女は白眼を剥いて体をぐったりと弛緩させた。
秘部からは精液と共にちょろちょろと小便が漏れ、口の端からは吐瀉物が混ざった泡が湧く。
銀等級冒険者という、世界有数の強さを誇る彼女の体は、小鬼英雄の逸物をしっかりと受け止め、その後の責めにさえ耐えきれてしまったのだ。
小鬼英雄はその事実を噛み締めると彼女を解放し、床へと落とした。
べちゃりとこぼれた精液と吐瀉物による水溜まりに彼女の体を寝かせ、ごろりと回してうつ伏せに寝かせる。
全身を精液と吐瀉物に汚した彼女の腰だけを器用に持ち上げると、再び逸物をねじ込んだ。
一度受け入れてしまえば、二度も三度も変わらない。
先程よりも緩くなった膣肉は抵抗もなく彼の逸物を呑み込み、さわさわとひだが緩く逸物を撫でる。
「GRR……」
小鬼英雄はそれに満足そうに息を吐くと、気合いを入れて腰を振り始めた。
腰を床に叩きつけるように力強く、秘部からぐちゃぐちゃと湿った音が響くほどに強引に。
「GBRRR!GRRR!GOOOB!!!」
けれどそれでは根元まで入らない事に気付いた彼は、銀髪武闘家の片足を持ち上げ、思い切り引いた。
同時に彼女の足の付け根辺りからゴキリ!と音を漏れると、彼は逸物が更に奥へと侵入を果たす。
彼は彼女の股関節を外し、無理やり足を広げさせる事で、進路を確保したのだ。
亀頭から根元まで、隙間なく彼女の胎内に侵入を果たした小鬼英雄は勝鬨をあげるように吼え、彼女の膣内に精液を解き放った。
一滴残らず注ぎ込んでやろうとするが、逆流した精液の圧に押されて逸物が抜けてしまい、注ぎ損ねた精液が彼女の体に降りかかる。
びちゃびちゃと音をたてて体を白く染める銀髪武闘家は、もはや声もなく体を痙攣させるのみ。
彼女の瞳からは、完全に光が消え失せていた。
氷の魔女は、目の前に広がる光景に笑みを浮かべた。
最初は十匹程度だったゴブリンたちも、今ではその数を五十以上にまで膨れ上がらせているからだ。
他の群れを取り込んだことも大きいが、増えたのはただのゴブリンだけではない。
背丈は只人並、纏う筋肉は戦士のそれである、戦うために産まれたようなゴブリンの亜種──
彼らのおかげで数多くの村を襲撃し、略奪し、冒険者を返り討ちにし、孕み袋を含めた物資が揃いに揃った。
後は他の祈らぬ者から聞いた、ゴブリンスレイヤーなる冒険者の襲撃を警戒する程度だ。
「とにかく、全て貴方のおかげよ」
氷の魔女はほくそ笑みながら、ちらりと視線を足元に下げた。
そこには何かが入っているかのように腹を膨らませた銀髪武闘家が横たわっており、一際小柄なゴブリンたちが彼女の胸に群がり、乳首が滲む母乳を啜っている。
彼らもまた、ゴブリンファイターとなり得る逸材だろう。彼女から産まれたゴブリンは異様に戦闘能力が高い。
彼女は壊れたように笑いながら、大きく膨らんだ自分の腹を撫でた。
そして腹を内側から蹴られる感覚に嗚咽を漏らし、また壊れた笑みを浮かべる。
彼女の笑みを見つめた氷の魔女は愉快そうに、勝ち誇ったように嗤い、彼女の耳元で囁く。
「──ところで、勝ちの目は見つかったかしら?」
その問いに銀髪武闘家は答えることなく、狂ったように笑い続けた。
そこにゴブリンの産声が重なったのは、この問いかけから二日後の事だ。
このルートの場合、銀髪武闘家という楔を失ったローグハンターはラスボスの洗脳に耐えきれず、尖兵と成り果てる。
彼はその他の尖兵を率いて四方世界各地を攻撃、圧倒的な強さで妹たる勇者、彼に想いを向けていた剣の乙女、そしてゴブリンスレイヤーら友人たちさえも退け、ついに世界はラスボスに征服される。
その途中でローグハンターは銀髪武闘家を発見するも、洗脳の影響で彼女と認識することが出来ず、そのまま腹の中のゴブリンを殺すために諸とも殺害(介錯したとも言える)。
彼を止める事が出来る人物を失った四方世界に希望はなく、ただラスボスの支配による悲劇も喜劇もない、永遠の停滞が約束された。
――バットエンド確定。だから本編ではしなかった。
感想等ありましたら、よろしくお願いします。