※この作品はR-18です。

SLAYER'S CREED +α R-18   作:EGO

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新年一発目。
ログハン夫妻の姫始め。


思いつきネタ
とある夫婦の姫始め


「やっと寝てくれたね〜」

 

「元気があるのはいい事だが、ありすぎるのも考えものだな」

 

 冒険者ギルドで行われた年末の馬鹿騒ぎから帰還して早々に、銀髪武闘家(シルヴィア)とならず者殺し(ジブリール)は溜め息を吐いた。

 今年は一家四人でのんびり過ごすつもりだったというのに、妖精弓手を始めとした冒険者たちに連れ出される形でギルドの宴会に放り込まれたのだ。

 まあ子供たちも楽しそうにしていたし、二人の寝落ちを理由に早抜けできたのは僥倖かもしれないが。

 時計の針は既にどちらも十二を過ぎている。新年をギルドで迎え、馬鹿騒ぎしていたのだから当然だ。

 寝室のベッドに並んで腰をかけた二人はぼんやりと窓の外を見つめ、遠くでまだ明るい街並みを見つめる。

 まだ新年を祝う祭りは続いているようだが、流石に喧騒は聞こえてこない。

 

「あっという間だったな」

 

「うん。あっという間だった」

 

 肩を寄せあい、シルヴィアが彼の肩に頭を預けながら、二人は感慨深そうに言葉を交わす。

 冒険者を引退し、前線を退いた二人。

 かつてのように冒険であちこちに行ったわけでもないのに、この一年がとても短いもののように思えてしまった。

 長男(ウイルク)と長女(アイリス)の成長が、それに拍車をかけているのかもしれない。

 

「ウィルを産んで五年。リースももう三年。寝返りしたり、ハイハイしたりしてたのがついこの前みたい」

 

「今じゃ無駄に庭中を走り回ってるな。元気で何よりだ」

 

 そっと彼女の肩を抱きながら、二人を産んだ最愛の妻の髪に口付けした。

 ふふと鈴を転がしたように笑うシルヴィアは、彼の顔を見つめながら微笑んだ。

 

「誰かさんに似て、木登りも得意みたいだよ?」

 

「誰かさんに似て飛び降りないように言わないとな。怪我したら大事だ」

 

 そしてちょっとした弄りを含んだ言葉に、ジブリールは至極真面目に答えた。

 別に木登りを辞めさせるつまりはないし、なんなら屋根だろうがどんどん登って欲しいくらいには思っているが、飛び降りるのは駄目だ、怪我をさせてしまう。

 

「あはは……」

 

 昔、訓練場の建設中に起きた騒動が終わったあと、藁の山に飛び降りた経験のあるシルヴィアは乾いた笑みをこぼし、「あれは辞めさせないとね」と困り顔になる。

 

「そうやって、ちょっとずつ大人になっていくんだよね」

 

「だが、思っている以上にすぐに大人になるんだろうな」

 

 二人の健やかな成長を祈りながら、シルヴィアとジブリールは時間の流れの速さを嘆いた。

 ウイルクはあと十年もすれば成人だ。家を出るのかはその時に決めるだろうが、もう三分の一の時間が通過してしまった。

 子供は思っているよりも早く、大人へとなっていくのだ。

 

「ジル」

 

「どうした」

 

 そんな感慨に耽っていると、不意にシルヴィアがジブリールを呼んだ。

 呼ばれた彼が彼女の方を向けば、鼻先が触れ合うほどの距離に彼女の顔があった。

 月光にも似た銀色の瞳がこちらを見つめ、愉快そうに細まる。

 

「今年もよろしくね」

 

「……今年だけでいいのか?」

 

 彼女の過剰なまでの愛情が込められた言葉に、ジブリールは僅かな悪戯心と共に残念そうに言い返す。

「まさか」とすぐに彼女の声が彼の問いに返され、彼女の両腕が首に絡む。

 

「来年も、再来年も。ううん、贅沢は言わないから死んだ後もずっと一緒にいたい」

 

「俺もだ。死んだ後、魂になってもお前といたい」

 

「ふふ。あの世でも二人で冒険なんて、面白そうだよね」

 

 二人は静かに、これからの事を──そして死後の事までの約束を交わしながら、ほぼ同時に顔を寄せて静かに唇を重ねた。

 互いの体温を感じられるように目を閉じ、更に顔を密着させて唇を押し付けあう。

 そしてジブリールの手が彼女の肩に置かれ、そのまま彼女をベッドに押し倒した。

 

「きゃ……」

 

 小さく漏れた彼女の悲鳴を他所に、彼女の手をとって手の甲に口付けしたジブリールは微笑みと共に、再び彼女の唇を奪う。

 ちゅ、ちゅと何度も唇が触れ合う音を漏らしながら、ジブリールは彼女にキスの雨を降らす。

 

「ちゅ……んちゅ……ふぁ……じるぅ……」

 

 彼の口付けを受け入れながら、彼女は彼の平服に手をかけて一気にたくし上げ、彼が万歳するタイミングと唇が離れたタイミングを見て一気に脱がしてやる。

 あっという間に上半身裸にされたジブリールも彼女の平服に手をかけ、同じように服を脱がせ、そのまま花弁を思わせる意匠のあるブラジャーを無遠慮に剥ぎ取った。

 途端に姿を見せたのは、赤子二人を育てた母の双丘。昔に比べて少し大きくなったそれを見つめながら、ジブリールはそちらにもキスの雨を降らした。

 

「んっ……ちょっと、擽ったいよ……」

 

「ん?なら、やめるか?」

 

 何度も彼女の乳房に口付けしていたジブリールにシルヴィアが声をかけ、彼はキスを辞めながら首を傾げた。

 その顔に浮かぶ笑みは、答えを知っているのに相手に言わせようとしている彼の悪戯心が発動している時の笑顔だ。

 

「……それも、嫌だ」

 

「なら、黙って──」

 

「たまには私がやる!」

 

 そしてそっぽを向いて彼の流れ(ペース)に乗ろうとした瞬間、銀髪武闘家が彼を押し返し、そのままベッドに押し倒した。

「うお!?」と驚く彼を他所に、シルヴィアは彼の胸板に口付けし、ちゅ〜!と音を立てて吸い上げ、鬱血痕(キスマーク)を付ける。

 

「ふふ。意外と楽しいね、これ」

 

 シルヴィアはそう言いながら笑うと、彼を真似るように何度も彼の胸に唇を落とし、時折舌を這わせて乳首を舐めてやったり、乳首を突いてみたりしてみる。

 

「どう?気持ちいい?」

 

「いや、擽ったい」

 

「むぅ。難しいな」

 

 あまりよろしくなかった感想に不機嫌そうに唇を尖らせたシルヴィアは再び彼の胸板を責め始めるが、ジブリールは擽ったそうに身動ぎしするばかり。

 むしろ彼女の髪を撫でてやる余裕もあり、シルヴィアは余計に機嫌が斜めにすると、そっと口元の傷痕にそっと舌を這わせた。

 顔を背けて逃げようとするジブリールの頭を押さえ、犬のようにペロペロと何度も傷痕を舐め回す。

 

「おい、しつこいぞ。もっと他にあるだろ」

 

「んぅ?じゃ、次はこっち。んちゅ♡」

 

 口元をベタベタにされるジブリールが多少鬱陶しそうにしながら、いい加減他の場所にも触れて欲しい旨を伝えると、シルヴィアは彼の頭を押さえ込んだまま、彼の唇を奪った。

 無抵抗でされるがままの彼を見下ろしながら、シルヴィアは半開きになっている彼の口に舌を入れ、迎え入れるように待ち構えていた彼の舌に絡める。

 

「ちゅ♡じゅる♡んぇ〜♡んっ♡」

 

 ゆっくりと、じっくりと、自分の味を教え込むように唾液を流し込み、塗りたくる。

 舌に絡む彼の体温を感じながら、彼の胸板に胸を押し付けて自分の体温を彼に伝える。

 深い口付けを交わしながらジブリールは笑みを浮かべ、優しく彼女の髪を撫でるとそのまま彼女の頭を自分の方に引き寄せ、顔を更に密着させる。

 シルヴィアは啄むような口付けを繰り返し、それに応じるジブリールもまた彼女の唇を啄む。

 そんなやり取りが数分ほど続いた頃、不意にシルヴィアがキスを辞めた。

 彼に跨がる形で乗っかっていたシルヴィアは自身の股座に当たる固い何かに気づき、体を起こした。

 

「ふふ。こんなに固くなってる」

 

 そしてそれをそっと撫でてやれば、ジブリールは低く唸りながらピクリと体を揺らした。

 

「あんなにキスしたり、抱きしめあったりしたんだから当然だよね」

 

 すりすりと脚衣(ズボン)越しにそれを撫で、布越しに感じる熱と固さにごくりと生唾を飲んだ。

 

「ギルドであんなに騒いだのに、まだまだ元気だね」

 

 脚衣(ズボン)の下で勃起した彼の一物を撫でながら、普段の無邪気なそれとは違う妖艶な笑みを浮かべ、ジブリールにそう告げた。

 彼女の言葉に得意げに鼻を鳴らしたジブリールも体を起こし、彼女と正面から向き合った。

 

「当然。引退したとはいえ冒険者だからな」

 

「ふふ。私もだよ」

 

 二人とも元とはいえ冒険者だ。何があっても余力は残しているものだし、今日は子供たちの相手が少なかった分、むしろ体力は有り余っている。

 二人は額を合わせ、鼻先を触れさせながら笑みを交わす。

 

「五年になるんだね。そりゃ、この手も体も柔らかくなるよ」

 

 シルヴィアは彼の手を握りしめ、そのまま自分の腹筋に触れさせた。

 最低限鍛えているため腹筋は割れているが、過去のそれと比べればその筋もだいぶ薄くはなっている。

 ジブリールも促されるがまま彼女の腹を撫で、その柔らかさを楽しみながら彼女に言う。

 

「今のお前も、昔のお前も、どっちも変わらず好きだが」

 

 冒険者として背中を任せる彼女。

 妻として家を任せる彼女。

 家族として共に生きる彼女。

 例え何であろうと、彼の想いは何も変わらない。

 彼の言葉に「えへへ」と笑みをこぼしたシルヴィアは、彼の上から降りてベッドに寝転んだ。

 そのまま見せつけるように脚を広げ、両手で秘部を広げて見せた。

 たらりと溢れた愛液が垂れ、ベッドのシーツに染みをつくる。

 

「ジル、いいよ。あ、でも、優しくしてくれると嬉しい、かな?」

 

「わかった」

 

 自分の興奮を見せつけながらそれでも加減を違う妻の姿に、ジブリールはとりあえず頷いて見せた。

 そのまま彼女の脚の間に収まったジブリールは亀頭を彼女の秘裂に当て、ゆっくりと腰を突き出した。

 くちゅりと湿った音と共に一物が彼女の秘部に挿入され、ぴたりと閉じた膣肉を掻き分けていく。

 

「んっ……♡」

 

 ゆっくりと入り込む異物感と、体の奥底が抉じ開けられる快感に小さく声を漏らす。

 彼女に言われた通り、いつもよりもだいぶ緩やかな動きで一物を根本まで入れたジブリールは思わず息を吐く。

 一物を包み込む彼女の温もりが、絡みつく膣肉の感触が、鳥肌が立つ程に心地よい。

 

「んっ……♡くぅ……♡あったかい……♡」

 

 シルヴィアもまた自分の胎内を占める彼の温まりを堪能し、自分の下腹部を撫でた。

 子供を二人産んでもなお引き締まり、括れた腰はその内側で愛する夫を愛撫し、射精を促してくる。

 いつもならそれを振り切るように腰を動かすのだが、今日は優しくと言われている。たまには言われた通りにしてもいいだろう。

 一物を撫でるように扱いてくる膣肉の感触と快感に眉間に皺を寄せながら、ジブリールはそっと彼女に口付けする。

 

「んむっ♡じりゅ……♡んちゅ♡もっと、もっとキスして♡」

 

 彼女の唇を啄み、時には甘噛みしながらジブリールはゆっくりと腰を動かす。

 自分の一物の大きさを刻み込むように、自分の熱を伝えるように、じっくりと時間をかけて、腰を揺らす。

 

「あ……♡ああ……っ♡ジルの、動いてる……♡」

 

 泡だった愛液が掻き出され、時間をかけて彼を刷り込まれていく。

 その感覚が堪らないシルヴィアは笑いながら彼を見上げた。

 彼女に微笑みを返したジブリールは更にもう一度口付けすると、そのまま鼻や額にも唇を落とす。

 そして先程の彼女を真似るように口元に舌を這わせ、唾液で汚していく。

 

「んぐっ♡んぁ……♡」

 

 時間をかけて掘削するようにカリが膣肉を掻き回し、ただ撫でられるだけで彼の手で開発され尽くした体は喜んでしまう。

 膣肉が震え、一物に強めの刺激を与えてくるが、ジブリールは耐える。

 彼女に甘えるように、縋るように彼女の手を掴み、指を絡めながら、彼女の左手薬指から感じる金属の冷たさに喜びを感じる。

 彼女と結ばれて六年だ。そろそろ、冒険者として連れ添った期間を超えてくる頃合いだ。

 

「もう、それだけの時間が流れたんだな」

 

「……?どうしたの?」

 

 ぼそりと呟いた言葉に、シルヴィアは不思議そうに首を傾げた。

 さっきも言ったがこれまでの時間も大事だが、これからの時間も大事だというのに。

 

「いいや、何でもない」

 

 彼女の問いにジブリールは誤魔化すように笑い、彼女の口を塞いだ。

「んぐ!?」と困惑にも似た声を漏らしながら、まあいいかっとすぐに疑問を流していった。

 

「んちゅ♡じゅる♡じゅるる♡んぁ♡」

 

 とすとすと優しく子宮口を押され、キスしながら背筋を撫でる快感に喘ぐシルヴィア。

 彼女は薄く開いた目に彼を映し、彼の頭を撫でてやった。

 撫でられた彼は気持ちよさそうに目を細め、口角を緩ませる。

 同時に一瞬我慢を忘れたのか、ぞわりと背筋を振るわせた。

 

「ふふ。いいよ、いっぱい射精して♡」

 

 その隙を見逃さず、シルヴィアは彼の腰に両足を絡ませて逃げられないように固定しながら、耳元でそう囁く。

 そして最後の一押しをするように、フッと息を吹きかけた。

 

「っ…………!」

 

 瞬間、我慢の限界を迎えた一物の中を熱を孕んだ精液が駆け上がり、抑える間もなくそれを吐き出してしまう。

 

「んぁああ♡♡で、出てるっ♡ジルのが、いっぱい出てるぅ♡♡」

 

 子宮を舐める精液の感覚とその熱にシルヴィアは体を強張らせ、彼を抱きしめながら媚びるような声を漏らす。

 自分の胸に顔を埋め、ピクピク痙攣するジブリールの頭を撫でてやりながら、「君はこうすると弱いんだ」と玩具を見つけた子供のように悪戯っぽく笑う。

 そして射精が終わると同時にジブリールは顔をあげ、シルヴィアを睨みつけた。

 

「この、調子に──」

 

「いいよ、ジルの好きにして」

 

 やり返してやると言い出す前にさっさとやり返せと煽り、ぎゅっと彼を抱きしめた。

 

「こういうのもいいけど、やっぱりジルにはその、多少乱暴にして欲しいというか、その……」

 

「……わかった。気絶しても知らんぞ」

 

「どうぞ、好きにしてください。旦那様?」

 

 ジブリールの脅しにも屈さず、むしろ滅茶苦茶にしてと懇願するように挑発した瞬間、ジブリールの目の色が変わる。

 宿っていた理性の光が消え、欲望を剥き出しにした獣のような眼光がシルヴィアを貫く。

 

「あ……っ♡」

 

 その瞬間、キュン♡と子宮が震え、熱を孕んだ。

 そして肉体が悦んだことを自覚した瞬間、ジブリールが彼女に襲いかかった。

 彼女の口を塞ぎ、どんなに声を出そうが誰も来ないように気をつけながら、欲望のままに彼女を貪り喰らう。

 そんないつもの光景が、いつもの寝室で、繰り広げられるのだった。

 

 

 

 

 

 バタン!と勢いよく扉が開き、二つの小さな人影が寝室に押し入る。

 

「とーさん、かーさん!おはよー!」

 

「はよ〜!」

 

 時刻は昼前。昨晩の疲れを癒すようにぐっすりと寝ていた二人が目を覚まし、そのまま気力全開で両親の部屋へと突入してきたのだ。

 

「ああ、おはよう。元気いっぱいだな」

 

 そんな二人を迎え入れたのは、寝巻きに身を包んだジブリールだ。

 その場にしゃがんで両膝をついて座り、両腕を広げて突っ込んできた二人を抱き止める。

 楽しそうな奇声をあげ、胸に頭を擦り付けてくる二人を撫で回していると、背後のシーツの山がもぞもぞと蠢き、シルヴィアが顔を出す。

 

「二人とも、おはよう……」

 

「……かーさん、こえ、へん?」

 

「へん!」

 

「あはは。ごめんね」

 

 そして二人に挨拶をするものの、二人が指摘したように声がガラガラになる程に枯れており、なぜかシーツの中で腰を摩っている。

 ジブリールはそんな彼女の姿に苦笑しながら二人をベッドに乗せ、シルヴィアが撫で始めた我が子に言う。

 

「それじゃ、今年もよろしく」

 

「よろしくね〜」

 

「うん!よろしくおねがいしますっ!」

 

「よろしく、おねがい、します!」

 

 家族四人で改めて新年の挨拶を交わし、家族全員で抱擁を交わす。

 またいつものように新しい日々が始まる。

 子供たちが成長し、やがて巣立つ日が近づいてくる。

 だがそれまでは自分が家族を守ろう。大人になって、それぞれの道を歩み始まるまで、彼らの剣となり、盾となろう。

 ジブリールは家族を見下ろしながら、静かに、けれど確かに、再び覚悟を決めるのだった。

 

 

 

 




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