※この作品はR-18です。

SLAYER'S CREED +α R-18   作:EGO

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リクエストから。
ヒロインは銀髪武闘家。

時期的は空白期ですが、本編開始間近くらいかも。



Memory?? 夜空の下で

 橙色に染まった空の下、沈みかけた陽の光とは別のもので赤く染まった平原に、二人の冒険者がいた。

 二人して身体を返り血で真っ赤に染め、肩を上下させて乱れた呼吸を繰り返す。

 

「無事、だよな……?」

 

 そんな中で冒険者の片割れ──ローグハンターが相棒たる女性冒険者に声をかけ、言われた彼女は銀色の髪を風になびかせながら、「大丈夫」と頷いた。

 

「でも、今回は疲れたね~」

 

 銀髪武闘家はそう言うとホッと息を吐き、辺りを見渡した。

 どこを見てもそこにあるのは盗賊たちの死体で、その数は優に二十を越えている。

 ならず者殺し(ローグハンター)として有名になりすぎた為か、一部の野盗たちが徒党を組み、この平原で待ち構えていたのだ。

 依頼で数人規模の盗賊団を潰しに来たはずなのに、噂に名高い『騙して悪いが』をされる事になるとは──。

 

「もう陽が暮れる。どこかで夜営だな」

 

 ローグハンターが憎々しげに暗くなり始めた空を見上げながらそう言うと、銀髪武闘家は「そうだねぇ」と気の抜けた返事を返す。

 頬についた返り血が風にさらされて乾き始め、試しに掻いてみればパリパリと音をたてて剥がれていく。

 

「とりあえず、離れよっか」

 

 頬の返り血を剥がした彼女は苦笑混じりにそう告げると、ふと嫌な予感がして自分の臭いを確かめた。

 凄まじい鉄臭さがこびりつき、自分の身体から全く別人の臭いがするのは酷く心地が悪い。

 それは普段気にしないローグハンターも同じなのか、衣装の袖の臭いを確かめて眉を寄せていた。

 

「この格好で街には戻れんな……」

 

「だよね……」

 

 ゴブリンスレイヤーは気にもせずに街に戻るのだろうが、流石の彼とて返り血をそのままに夜営をすることはない。

 鉄臭さを身に纏ったまま休息を取れる人物など、世界広しとは言えどいやしない筈だ。

 ローグハンターはフードを脱いで頭を掻くと、思い切りため息を吐き、日頃から思っていた事を口にする。

 

「……そろそろ一党に誰か加えるべきかもな」

 

 自分と彼女の強さを疑う訳ではないが、前衛二人では流石に限界がある。今回とて、後衛が一人でもいればもっと楽に済んだ筈だ。

 仲間と呼べる人たちは居たが、彼らは新たな冒険を求めて拠点を移してしまった。

 彼らがいれば、もう少し違ったのだろうか。

 

 ──とりあえず、帰ってからだな……。

 

 ローグハンターは後ろ向きになっている思考を止め、疲労を感じさせない声音で銀髪武闘家に声をかける。

 

「移動しよう。夜営できそうな場所を探すぞ」

 

「りょーかい……」

 

 彼の言葉に銀髪武闘家は酷く疲れたような声で返事をすると、びちゃびちゃと湿った音をたてながら血溜まりの中を進んでいく。

 彼女を待つローグハンターは輝き始めた双子の月を見上げながら瞑目し、胸に手を当てた。

 

「汝らの眠りに、平穏があらんことを」

 

 鉄臭い平原の真ん中で、彼は静かに祈りを捧げた。

 ここで死した者たちの冥福を祈り、彼らに殺された者たちの冥福を祈る。

 父から教わった教えは、世界を越えても、確かに彼の中に根付いているのだ。

 

 

 

 

 

 ぱちり、ぱちりと、手拍子を叩いて踊る火花の音と、静かに流れる川の音を耳にしながら、ローグハンターは満点の星空を見上げていた。

 昔ならこうして星を見上げる何てことはなかったが、今では心にゆとりが出来たのか、あるいは自分もある程度変われただろうかとふと思う。

 まあ、それはそれとしてと、彼は辺りを見渡した。

 ちょうどよく川があった為、その岸(きし)に生えていた背の高い草を刈り、辺りに罠を張り巡らせただけの簡易的な夜営地。

 一晩過ごす程度なら問題なく、川もあるため身を清める事も出来るこの場所は、まさに彼らが求めていた場所だった。

 

「それじゃあ、先に失礼するね」

 

「ああ。火の番は任せろ」

 

 少々恥ずかしがるように岩影から顔を出した銀髪武闘家は、頬を朱色に染めながら彼の返事を聞き、そーっと身体を出した。

 下着を含めて服を脱いだ彼女は文字通り一糸も纏っておらず、豊満な胸は右腕で、秘裂は左手で隠していた。

 

「うぅ……」

 

 じっと眺めてくるローグハンターの視線を受けた銀髪武闘家は恥ずかしそうに俯くと、もじもじと身体をくねらせる。

 既にそう言った関係になっているとはいえ、外で自身の裸体を晒すのは初めてだ。少々、いや、かなり恥ずかしい。

 そんな彼女の気持ちも露知らず、ローグハンターは首を傾げ、「どうかしたのか?」と短く問う。

 

「な、何でもないっ!」

 

 そんな彼の態度に開き直った銀髪武闘家は鋭く返すと、足早に川に入っていく。

 腰程度までしか沈まない川は、夜だからか冷たいが、流れが穏やかなので心地がよい。

 思わず頬を緩めた銀髪武闘家は、両手で身体を擦って返り血を落とし始めた。

 川の水を掬って頬についた返り血にかけ、ごしごしと擦って落とし、髪は丁寧に梳くようにして洗っていく。

 ローグハンターは辺りを警戒しながら横目で彼女の姿を確認すると、思わず彼女の姿に見惚れた。

 月明かりを反射する川と、そこに身を沈めながら輝く銀色の髪を梳く彼女の姿は絵画のようで、幻想的なまでの美しさがある。

 

「ね、ねぇ……?」

 

 そんな彼女に魅入っていると、銀髪武闘家は背中越しに振り返り、恥ずかしそうに頬を赤くしながら肩まで身体を川に沈めた。

 

「その、見つめられると、恥ずかしい、よ……?」

 

「それは、すまん……」

 

 彼女の言葉にローグハンターは素直に謝ると、そっと顔を背けて周囲へと警戒を再開する。

 それでもちらちらと彼女の方に目を向けて、照れたように赤く染まった頬を僅かに緩めた。

 

「……本当に、綺麗だな」

 

 彼が囁くように呟くと、銀髪武闘家が「何か言ったー?」と問いかけてくるが、ローグハンターは「何でもない」と鋭く返して辺りを警戒。

 彼の背を見つめる銀髪武闘家は心底不思議そうに首を傾げると、すぐに意識を切り替えて身体を洗う。

 とりあえず自分が上がらなければ彼が洗えないのだ。それは彼とて望むまい。

 銀髪武闘家はいそいそと身体を洗い、ローグハンターは彼女を横目で観察しながらも辺りを警戒。

 気が抜けているような、張り詰めているような、何とも不思議な時間が、二人の間で流れていた。

 

 

 

 

 

 それから数十分が経った頃。

 ぱちぱちと手拍子を繰り返す焚き火を眺めながら、毛布にくるまった銀髪武闘家は船を漕いでいた。

 返り血に汚れた衣服も洗い終えて、焚き火近くに組んだ物干し竿に吊るしてある。火の強さにもよるが、陽が昇る頃には乾いているだろう。

 

「んー……」

 

 眠気を誤魔化すように唸った彼女は、こきこきと首を鳴らし、ちらりと川で水浴びをしているローグハンターの方に目を向けた。

 傷だらけの身体を月下の下に惜しげもなく晒し、水滴に濡れたその姿はどこか色っぽい。

 

「……」

 

 銀髪武闘家は頬を朱色に染めながらそっぽを向いて、森に広がる夜の闇に目を凝らした。

 自分には何も見えやしないが、彼なら何か見えるのだろうかと自問して、まあどうでもいいかと匙を投げる。

 彼にしか出来ないこと。自分にしか出来ないこと。それがあるから、自分たちはこうしてやってこられたのだ。

 何でもかんでも一人で出来てしまえば、一党など組む意味はない。

 

「ふぁぁぁ……」

 

 何て事を考えながら、銀髪武闘家は大きめの欠伸を漏らし、涙が滲んだ瞳を擦る。

 今は警戒しなければならない。自分が気を抜けば彼が危険に晒されるのだ。気を抜いてはいけない。

 気を抜いてはいけないのだが──。

 

 ──眠たくてしょうがないよ……。

 

 昼間から夕暮れまでほぼぶっ通しで戦ったのだ。普段の比にならない疲労は確実に彼女の身体を蝕んでいた。

 もう少し、もう少しと自分に喝を入れて眠らないように耐えるが、意志に反してかくんかくんと首を倒れてしまう。

 ペチペチと頬を叩いて眠気を飛ばすが、やはりその程度でどうにかなるものでもなく、眠気は強くなるばかり。

 はぁと重々しいため息を吐くと、不意にカラカラと音をたてて仕掛けていた鳴り子が揺れた。

 

「ッ!」

 

 銀髪武闘家は弾かれるように立ち上がり、毛布を投げ捨てて身構えるが、音の方向から現れたのは、一対の逞しい角を生やした一頭の鹿だった。

 鹿はじっと彼女を見つめて喉を鳴らすと、興味を失ったように森の中に戻っていく。

 

「もう、びっくりさせないでよ……」

 

 銀髪武闘家はため息を吐くと、自身の状態を見つめて「あ……」と声を漏らした。

 今の彼女は裸なのだ。唯一の防具たる毛布は足元に転がっている。

 羞恥から耳まで真っ赤に染めた彼女は毛布を拾おうとすると、横合いから伸ばされた手に奪われた。

 

「こんな真夜中に鹿、か……」

 

 毛布を拾い上げたローグハンターはそう言うと「命知らずな奴だな」と肩を竦め、じっと彼女の裸体を見つめた。

 

「ね、ねぇ?返してくれない……?」

 

 銀髪武闘家は胸と秘裂を手で隠しながら言うと、ローグハンターは「どうするかな」と少々悪戯っぽく笑んだ。

 

「むぅ。そう言うのいいから!」

 

 流石の彼女でも外に裸でいるという状況に耐えきれず、毛布を奪い返さんと彼の身体に飛びかかった。

 思わぬ彼女の行動にローグハンターは身体を強張らせると、彼女に押されるがまま身体を倒した。

 

「わわ!?」

 

 彼が耐えてくれると信じていた銀髪武闘家は彼諸とも倒れてしまう。

 ローグハンターがクッシュンになってくれた為、彼女自身に怪我はなく、重なって倒れた二人を覆うように毛布が落ち、結局二人は裸のまま密着することになった。

 銀髪武闘家の豊かな胸が彼の胸板で押し潰されることで柔らかく形を歪め、相手の鼓動がいつも以上に近くに感じる。

 銀髪武闘家が軽く身体を離して彼の顔を覗きこむと、対するローグハンターも彼女の顔をじっと見つめ返した。

 二人は顔を真っ赤にしながらしばし見つめ合うと、銀髪武闘家が再び身体を沈め、ゆっくりと彼の顔に自身の顔を近づけていく。

 ローグハンターもまた避ける素振りを見せずに目を閉じると、銀髪武闘家がそっと彼の唇に口付けを落とした。

 ローグハンターが彼女の身体を抱き寄せて身体を更に密着させ、お互いに啄むようなキスをし始めてしまえば、もう止まることは出来ない。

 くわえて、ここには止める者もいない。二人が止まることはないのだろう。

 そしてここからは、二人の冒険者ではなく、一人の男(ジブリール)と一人の女(シルヴィア)の物語だ。

 

 

 

 

 

 ぱちり、ぱちりと不規則なリズムで手拍子を繰り返す焚き火に照らされた毛布が、布の刷れる音と共にもぞもぞと蠢く。

 

「んっ……あっ……んんっ……」

 

 毛布から顔だけを出しているシルヴィアは切なそうな声を漏らし、ピクピクと肩を揺らしていた。

 そんな彼女を背後から抱き締めるジブリールは、毛布の中で彼女の秘裂に指で触れ、優しく撫でる。

 

「ひぅ……っ!んっ……!あっ……!」

 

 指を這わせる度に彼女の声に熱が籠り、白い肌が上気したように赤くなっていく。

 ジブリールは彼女の反応に笑みながら、ぎゅっと彼女の身体を抱き寄せた。

 二人して毛布にくるまっている為、直に相手の体温が伝わり、お互いの鼓動をより近くに感じる。

 ドクドクと力強く脈動する彼女の心臓の鼓動を感じながら、彼女の頭に顔を寄せた。

 そのまま顔を押し付けてやれば、感じるのは僅かな湿り気と彼女の臭いだ。

 その臭いに昂ったジブリールは彼女の髪に口付けを落とすと秘裂を撫でていた手を退け、勃起した己の分身を彼女の股の間に押し込み、濡れた秘裂に押し付けた。

 突然感じた溶けた鉄のような熱さに「ひゃ!?」と悲鳴をあげるが、彼は構うことなく腰を振り始めた。

 始めはさすさすと肌同士が擦れる乾いた音が漏れるが、少しずつ音に湿り気が増し始め、同時にシルヴィアも「あっ……!んんっ……!」と熱のこもった息が漏れる。

 彼女の反応に機嫌を良くしたジブリールは、僅かに汗が滲んだ彼女のうなじに舌を這わせた。

「ひぅ!」と悲鳴混じりに身体を強張らせる彼女を他所に、確かに感じるしょっぱさに舌鼓をうち、今度は口付けを落とす。

 そして思い切り吸い上げて痕をつけると、彼女を身体を思い切り抱き締めて動きを封じる。

 片手で彼女の胸を弄びながら、ジブリールは本能のままに腰を振るう。

 ずりゅずりゅと湿った音に混ざり、ジブリールの腰とシルヴィアの臀部がぶつかり合う音が静かに木霊し、彼女は背筋を震わせた。

 湿った秘裂と熱のこもった逸物が擦れる度に痺れるような快感が胎内を駆け抜け、物欲しそうに子宮が疼く。

 

「あっ!んん!はっ!あっ!んっ!ん~!!」

 

 彼が腰を振るう度にビクビクと肩が揺れ、いつものように気持ちがいいのに物足りない。

 

「あっ!あん!はっ!あん!んんっ!」

 

 切ないような、満足しているような、何ともふわふわと落ち着かない感覚に襲われながら、シルヴィアは喘ぎ声を漏らす。

 

「ジル……!ジルゥ……!」

 

 半ば無意識に彼の事を呼びながら、更なる快感を求めて僅かに腰を動かし、そこを彼の逸物が通過すると、

 

「ひゃん!?」

 

 先程とは比にならない強烈な快感が、彼女の身体を駆け抜けた。

 突然の事態に混乱した彼女が「え……あ……」と声を漏らすが、ジブリールはお構いなしに腰を振った。

 

「ひっ!あん!待っ──ひん!」

 

 逸物が秘裂を擦る度にシルヴィアは嬌声をあげ、ビクビクと身体を震わせる。

 そして彼が一際強く腰を突き出すと、鋭く尖ったかりが、興奮からかピンと勃ってしまった陰核を転がした。

 

「ひゃん!あっ!あん!ま、待ってっ!ジル!待って……!」

 

 彼の逸物が前後する度に陰核が擦れ、僅かな痛みを伴った快感が彼女の背筋を駆け抜け、思考を蕩けさせる。

 蕩けた思考の中で、シルヴィアはようやく自らの失敗に気付く。

 

 ──不用意に腰を動かしてしまった為、自ら弱点を晒してしまったのだ。

 

「あひ!あん!ジル!じりゅ!待って!まっへぇえ……!」

 

 そんな事を知ってか知らずか、ジブリールは彼女の腰を押さえつけ、力任せに腰を振り回す。

 ずりゅずりゅくちゃくちゃと湿った音が響く度にシルヴィアの口から嬌声が漏れ、痙攣するように身体が震える。

 かりが陰核を前に後ろに転がす度に全身に快感が駆け抜け、先程まで感じていた物足りなさを十分に補い、むしろ過剰なまでの快感を彼女に与え続ける。

 

「ひぁ!あん!じりゅ!イくっ!わたし、イっちゃうぅ!」

 

「俺も、そろそろ……っ!」

 

 絶えず前後運動を繰り返したジブリールは、ぴたりと閉じた太ももの圧に唸り、彼女へと告げた。

「一緒に!一緒にイこっ!」と彼女が言うと、彼はラストスパートをかけるように腰を振る。

 

「あん!はっ!あん!いいっ!そこ!もっと!もっとぉ!イく!イく!イくぅぅぅっ!!」

 

「くっ」

 

 シルヴィアが絶頂を迎えた瞬間、ジブリールもまた絶頂を迎えた。

 ぴたりと閉じた彼女の太ももの内側に亀頭を埋めたまま、耐えきれずに射精が行われたのだ。

 

「ひゃん!?」

 

 自身の太もも、そして秘裂に向けて射精されたシルヴィアは、その熱に思わず悲鳴をあげるが、ジブリールに腰を捕まれているため逃げることは出来ず、吐き出された精液を股で受け止め続ける。

 そして数十秒ほどの射精を終えたジブリールが、戦闘後とは違う独特な倦怠感から息を吐くと、絶頂の余韻に喘ぐシルヴィアが振り向き、恍惚の表情を浮かべた。

 

「ジルゥ……。あつい、あついのぉ……」

 

 額に球のような汗を浮かべながら言うと、ジブリールはこくりと頷き、二人をくるんでいた毛布を剥がし、絨毯のように地面に広げた。

 冷たい夜の風に当てられたシルヴィアが心地よさそうに目を細めると、ジブリールは彼女の身体を持ち上げ、毛布の上に寝かせてやり、額に口付けを落とす。

「んん……っ」と嬉しそうに笑いながら唸ったシルヴィアは、ころりと身体を転がしてうつ伏せになると、伸びをする猫のように腰を持ち上げた。

 月明かりに照らされて銀色の髪が幻想的に輝き、さながら女神のようであるけれど、彼女の表情は熟練の娼婦にも劣らない淫らなもの。

 

「ジルゥ……もっと、ちょうだい……?」

 

 はぁはぁと昂ったように呼吸を乱しながら、彼女は精液に濡れた秘裂を指で開き、物欲しそうにパクパクと開閉する入り口を彼に見せつけた。

 見やすいように股を開けば、太ももにこびりついた精液が橋をかける。

 

「はやく。はやくぅ……」

 

 肉付きのいい尻を振って誘ってくるシルヴィアの姿にジブリールは生唾を飲むと、一度の射精程度では落ち着かない己の分身に目を向けた。

 彼女の姿に余計に興奮してしまったのか、反り返る程に勃起し、血管が浮かび上がっている。

 彼は最低限の落ち着きを取り戻そうと深呼吸をすると、膝立ちで彼女の方に近づくと、彼女の秘部に狙いを定めた。

 

「ジルゥ……はやく、はやくぅ……」

 

 昂った犬のようにはぁはぁと呼吸を繰り返し、火照ったように白い肌が僅かに赤く染まっていく。

 ジブリールは負けを認めるようにため息を吐くと、突き出された彼女の腰を捕まえ、腰を勢いよく前に突き出した。

 どちゅ!と生々しい音をたてて、いきり立った逸物が彼女の胎内に侵入を果たすと、亀頭が膣肉を掻き分け、かりが膣肉を掻き回し、その勢いのままに子宮口を殴り付けた。

 

「ん゛ぉ゛!?」

 

 何の備えもなしに強烈な快感を叩きつけられたシルヴィアは、軽い絶頂を迎え、喉の奥から絞り出したような野太い悲鳴をあげると、ジブリールはいつになく締め付けてくる膣肉の圧に歯を食い縛りながら眉を寄せた。

 

「おっ!んっ!んぎっ!おおっ!」

 

 ジブリールは動いていないのだが、シルヴィアはビクビクと身体を痙攣させ、口からは品の欠片もない声が漏れる。

 逸物を扱くように蠢く膣肉の感覚に唸ったジブリールは、彼女の背に寄りかかるように身体を倒し、首筋に口付けを落とした。

 

「随分、締め付けが強いが、何かあったのか……?」

 

 額に汗を滲ませながら問うと、シルヴィアは背筋を震わせながら答える。

 

「んぁっ!ここ、外だからぁっ!なんだか、変な感じがして……っ!それに──」

 

「誰かに見られたらどうしよう。か?」

 

 彼女の言葉を遮る形でジブリールが言うと、シルヴィアはこくこくと頷くと、彼は思わず苦笑を漏らした。

 

「銀等級の冒険者が、仕事先でこんなことをしているって知られたら、どうなるんだろうな?」

 

 耳元で彼女に言い聞かせるように言うと、誰かに見られた姿を想像したのか膣肉が引き締まり、髪の間から覗いている耳が真っ赤に染まる。

 何とも可愛らしい反応に微笑んだジブリールは「それじゃあ」と呟き、真剣な面持ちとなって告げた。

 

「誰かが来る前に、終わらせるか」

 

「ふぇ?ひぎっ!」

 

 彼の言葉を理解する間もなく、ジブリールは腰を振り始める。

 締め付けてくる膣肉の感覚を堪能しながら、それを掻き回すように乱暴に腰を振る。

 

「ひゃ!あん!あっ!あっ!んっ!んいぃ!」

 

 逸物が勢いよく子宮口を殴り、かりが膣肉を掻く度に軽い絶頂を迎えているシルヴィアは嬌声を漏らし、彼女の喘ぎ声とぐちゃぐちゃと湿った音が、誰もいない静かな森に響いていく。

 

「静かにしないと、誰かに聞かれるぞ?」

 

 その状況をどこか愉しんでいる節があるジブリールは、腰を振りながら彼女の耳元でそう囁くと、シルヴィアの膣肉が更に引き締まり、真っ赤になった彼女は慌てて両手で口を塞いだ。

 あまりの締め付けに動きを止めたジブリールは、予想通りの彼女の行動に苦笑を漏らすが、容赦なく腰を振るう。

 

「んぐっ!ふっ!んっ!んぁ!んん!」

 

 顔を真っ赤にして口を継ぐみ、両手で必死になって声を抑え込む彼女の姿を見下ろすジブリールは、ピクピクと痙攣している臀部を片手で撫でてやり、そのまま括れた腰を撫でるようにして腹部を通りすぎ、二人を繋ぐ結合部に触れた。

「ん!?」と驚いたように身体を震わせた彼女を他所に、ジブリールはその手でぷくりと膨らんだクリトリスに触れた。

 

「ふぎぃっ!?」

 

 彼の指が軽く触れた程度なのに、それだけで絶頂を迎えたシルヴィアがくぐもった悲鳴をあげると、ジブリールは少々嗜虐的な笑みを浮かべた。

 そして彼は何も告げずに腰の動きを速め、クリトリスを責めるように指で転がす。

 

「んぁ゛っ!んーっ!んぉ゛!?あぎっ!んぁ!ぎっ!あっ!ああああああああ!!!」

 

 コロコロコロコロとクリトリスを転がしながら、渾身の力を込めて腰を突き出してやれば、彼女の身体は休むことなく絶頂を迎え、十分に蕩けていた彼女の理性を完璧に溶かした。

 

「あひっ!いいっ!そこっ、いいのぉ!もっと、もっとちょうらい!もっと、パンパンコロコロしてぇ!」

 

 そしてついにたがが外れてしまったのか、シルヴィアは恥も外聞も捨て、森に響かせるように彼へと懇願した。

 彼女のおねだりに気を良くしたのか、ジブリールは彼女の身体を押し潰すように体重をかけると、突き出されていた腰も沈み、完全に毛布の上にうつ伏せとなった。

 そして寝転んだ彼女にとどめを刺すように指でクリトリスを責め立て、逸物で子宮を虐めていく。

 

「んぉ!?おおおっ!イくっ!イくっ!イくぅ!イくの止まんない、とまんにゃいぃ!またイくっ!イっちゃうぅ!んぃぃいいいいいっ!」

 

 ジブリールに覆い被さられたまま、シルヴィアの身体はビクビクと痙攣を繰り返し、結合部からは透明な液体が吹き出す。

 だが彼はそんな事お構いなしに腰を振り、クリトリスを思い切り摘まんだ。

 

「あひゃ!?んぎぃ!んぉっ!ぎっ!いいっ!」

 

 自分を押し退けようとビクンビクンと跳ねる彼女の身体を力任せに押さえつけながら、ジブリールは告げる。

 

「そろそろ射精(だ)すぞっ!」

 

「はん!あひっ!ぜんぶ!ぜんぶちょうらい!キミのぜんぶ、うけとめるからぁ!」

 

 彼女が宣言するように叫ぶと、痙攣を繰り返す膣肉が一気に引き締まり、精液を絞り出さんとわなわなと蠢く。

 

「くっ!おぉぉ!」

 

 その膣圧に耐えきれず、ジブリールの逸物を駆け上がった精液が、彼女の子宮に吐き出された。

 

「んいぃぃぃぃいいいいいいいっ!!!」

 

 吐き出された精液の勢いと、子宮を満たす熱に当てられた彼女は再び絶頂を迎え、身体を痙攣させながら歯を食い縛り、彼の吐精を受け止め続けた。

 瞬く間に子宮が満たされ、入りきらなかった精液が膣内に逆流していく中でも止まらず、結合部からは、愛液と精液が混ざりあい、ぶくぶくと泡立った白濁液が溢れていく。

 

「んぉっ!おっ!んぎっ!あっ!はっ!」

 

 シルヴィアが膣内を精液が逆流していく感覚ですら絶頂を迎えていると、ついに吐精が終わり、ジブリールが脱力したように彼女の肩に頭を乗せた。

 はあはぁと二人の乱れた呼吸が混ざりあい、間近で聞こえるシルヴィアの息遣いに、ジブリールは無意識に頬を緩めた。

 そして身体に喝を入れると身体を起こし、彼女の身体を回して寝返りを打たせる。

 絶頂の余韻に浸っていた彼女は無抵抗なままに身体を回され、豊満な胸、割れた腹筋、そしてだらしなく緩んだ表情の全てを彼にさらけ出しながら、「んへぇ……」と気の抜けた声と共に笑みを浮かべた。

 彼女の笑みに微笑みを返したジブリールは、ただひたすらに愛しそうに彼女の頬を撫で、労うように唇にそっと口付けを落とした。

「んっ」と声を漏らして彼の口付けを受け入れたシルヴィアは、差し込まれた舌に自身の舌を絡め、お互いの唾液を交換していく。

 

「んっ!?」

 

 そんな中、シルヴィアは胎内に残っていた彼の逸物が、再び大きさと固さを取り戻していく事に気付き、思わず声を漏らした。

 そっと顔を離したジブリールは、彼女の驚いたような、あるいは期待するかのような表情を見下ろし、ニッと笑って白い歯を見せた。

 

「人の気配もないし、やるぞ」

 

 一切の選択肢のない言葉に、シルヴィアは数瞬迷うと、途端に蕩けた笑みを浮かべてこくりと頷いた。

 夜はまだ始まったばかり。一日二日帰りが遅れる程度、冒険者にとってはよくあることだ。

 そんな事を自分に言い聞かせながら、二人はひたすらに快感を貪り続けるのだった。

 

 

 

 

 

 翌朝、同所。

 流れる川の音と小鳥たちのさえずりを聞きながら、ローグハンターと銀髪武闘家の二人はいそいそと装備を整えていた。

 返り血は落とせたし、一晩干していた為水分も十分に飛んだ。着替える分には何の問題もない。

 着る衣装の数の都合上、どうしても時間がかかる銀髪武闘家が、衣装の具合を確かめながら、赤面して照れ臭そうに言う。

 

「な、なんだか、盛り上がっちゃったね……」

 

「そう、だな……」

 

 対するローグハンターも同じで、彼女の姿を努めて見ないようにしながら、せっせと衣装を纏っていく。

 そして一足はやくいつもの格好になったローグハンターが、銀髪武闘家に向けて言う。

 

「誰にも言うなよ」

 

「うん」

 

 彼の淡々とした確認に、銀髪武闘家は迷いなく頷いた。

 在野最高の銀等級冒険者が、仕事終わりに森でお楽しみだったなど、ギルド職員に知られたら何と言われるか。

 二人は額に緊張の脂汗を浮かべながら、辺境の街を目指して歩き始めた。

 

 ──いつも通りに報告して、いつも通りに宿に戻る。

 

 最後にして最大の壁が、二人に待ち受けていた。

 

 

 




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