最終決戦にローグハンターが敗北した場合に分岐……するのかな?
今回は触手陵辱ものです。苦手な人はブラウザバックを推奨します。
鼻につく生臭さに、銀髪武闘家は目を覚ました。
朧気な意識のまま視線を巡らせ、ぼやつく視界を落ち着かせようと目を擦ろうとするが、
「……ん?」
何かに引っ掛かっているのか、両手共に動かすことが出来ず、付け加えるなら両足も地面についていない。
何かに吊られて宙に浮いているということになるのだが、何がどうしてこうなったのかが酷く曖昧だ。
彼女がそこまで考えられる頃になれば、霞んでいた視界も安定し、ようやくここがどこなのかがはっきりし始める。
はっきりし始めるのだが、問題は部屋そのものだった。
「ここ、どこ……?」
言ってしまえば、そこは肉の部屋だった。
天井から床、壁にいたる全てが脈動しており、天井からはよく分からない粘つく液体が垂れ、床に染み込んでどこかへと消えていく。
どこかに光源があるのか不思議と明るいのだが、そのせいでもう一つの問題が浮き彫りとなった。
そのもう一つ問題というのは、自分が一糸も纏わない文字通りの裸で、両手は壁から伸びる触手で縛られて左右に広げられており、両足は触手によって股を開くように抉じ開けられていることだ。
「え……?あ……、なん……なの……?」
銀髪武闘家は全く状況を理解できずに困惑していると、天井から垂れた液体が豊満な胸に降り注いだ。
びちゃりと音をたてて粘液が胸にまとわりついた瞬間、
「ひっ!?あ、熱っ!」
体温よりも僅かに暖かいそれは、粘り気をそのままに彼女の胸を包み込み、乳首の辺りから垂れて床へと落ちていく。
「っ!?な、なにこれ、胸、ビリビリして……っ!」
そんな訳もわからない液体をかけられた彼女に、異変が起こった。
液体がかかった胸が痺れ始めると異様なまでの熱を持ち、興奮したように乳首がピンと勃ってしまう。
「あっ!ぎっ!な、なん、なの……!?熱い……っ!この!このッ!」
長年の経験からここは危険だと判断をした彼女は、どうにか手足を解放しようと身体を捩るが、意外に伸縮性のある触手は千切れる事なく、彼女の身体を捕らえ続ける。
「この!こんのっ!剥がれろ!」
それでもどうにかしようと暴れていると、ぐちゃりと肉が裂けるような音が部屋に響き、僅かに驚いた銀髪武闘家は肩を跳ねさせると、弾かれるように音のした方向に目を向けた。
そこからは地面から植物の芽が出るように、壁から一本の触手が生えてきているのだ。
謎の液体にまみれてテカテカと輝いているそれは、意志を持つようにうねりながら、彼女の身体を目指して宙を蛇行していく。
銀髪武闘家が「ひっ!」と小さく悲鳴を漏らすと、壁から生えてきた触手が彼女の腰に巻き付き、押さえつけるように締め上げた。
加減もなしに絞められた彼女は、内臓を圧される感覚に呻き声を漏らすと、身体を二巻きした触手の先端が、顔の前に現れる。
銀髪武闘家はそれに殺意を込めた視線を向けるが、触手は気にする様子はなく、先端が花が開いたように口を開けた。
四枚の花弁を持つ花のようと言えば聞こえはいいが、その大きさは人の頭を容易に包み込める程で、開いた口は粘液でテカり、花弁の間には粘ついた糸で橋がかかっているのだから気色が悪い。
そんな嫌悪感しか感じないそれを間近で見ることになった銀髪武闘家は思わず視線を背けるが、ちゅぱちゅぱと唇を鳴らすような音に気付いてちらりと触手の先端に視線を戻した。
ひらいた四枚の花弁の根元。触手本体への入り口とも取れるその場所に、人の口のように開閉を繰り返す器官が備わっているのだ。
そこが開閉する度に先程の音が鳴っており、音の主がそこであることは明白。
それに気付いた銀髪武闘家が声もなく悲鳴を漏らすと、触手の先端が彼女の顔から離れていき、粘液に濡れた胸に狙いを定めていた。
何かされる事を事を察した銀髪武闘家は身を捩って逃げようとするが、腰を固定されている為思うように身体は動かせず、むしろ誘うように胸を揺らすに止まった。
ならば今度こそ手足を自由にしようと気合いを入れ直すのだが、その動きを止めた刹那の隙について、触手が右胸に襲いかかった。
「ひぐっ!」
四枚の花弁が胸に絡み付きいて動かないように固定すると、ちゅぱちゅぱと音をたてていた口が、ピンと勃っていた乳首に噛みついた。
「あっ!」
バチッ!と脳裏に火花が散る感覚を覚えた銀髪武闘家は、恐る恐る胸に噛みつく触手に目を向けて、「待って、止めて……っ!」と懇願した瞬間、触手の口が途端に引き締まり、思い切り彼女の乳首を吸い上げた。
「ひぎっ!?あっ!ああああああああああああああ!!」
その瞬間、凄まじいまでの快感が胸から全身を駆け抜けた彼女は絶頂を迎え、隠す事なく晒されている秘裂から潮が吹き出した。
だが触手は止まらない。乳首をなぶるように咀嚼を繰り返し、じゅるじゅると音をたてて吸い上げる。
「いぎっ!あっ!あぐ!ぎっ!ああああああああ!!!」
乳首が噛まれる度に絶頂し、吸い上げれれて絶頂し、彼女は絶叫をあげながら絶頂し続けた。
身体を痙攣させて絶頂する彼女を他所に、新たな触手が壁から生え、一本目と同じように口をあげながら、絶頂する度に揺れる左胸に狙いを定めた。
「あぎっ!やだっ!ぎっ!やめてっ!いやっ!いやぁ!」
絶頂の度に点滅する視界で、どうにか二本目の存在に気付いた銀髪武闘家はそれから逃れようとするが、度重なる絶頂で弛緩した身体は言うことを聞かず、二本目の触手が左胸に噛みついた。
一本目と同様に勃った乳首を咀嚼し、思い切り吸い上げ、四枚の花弁を胸を揉むようにぐにぐにと動かして、彼女に更なる快感を叩きつける。
「ぎぃっ!ああああああああああああああああ!!!」
喉が割れんばかりの絶叫をあげ、更に絶頂を迎えた。
身体がガクガクと揺れ、目は有らん限りに見開かれ、秘裂からは潮が吹き続ける。
「ああああ!?ぎぃぃっ!んああああああ!!」
目から涙を流しながら叫ぶ彼女は、不意にブツン!と何かが切れる音が聞こえたかと思うと、途端に視界が暗転し、そのまま意識を失った。
脱力したように首を倒し、身体を震わせる以外の反応を示さなくなる。
過剰なまでの快感により、脳が限界を迎えてしまったのだろう。
だが触手たちは彼女の都合などお構いなしに乳首を虐めていると、息を合わせたかのように、同時に全力で乳首に噛みつき、先程以上の力をもって吸い上げた。
その瞬間、
「ひぎっ!?あ゛っ!ぎっ!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?」
叩きつけられた快感で意識を覚醒させられた銀髪武闘家は、絶頂と共に掠れた声で絶叫をあげた。
だがすぐに強烈な快感で意識を刈り取られ、そのまた直ぐに叩き起こされ、また刈り取られ、叩き起こされるを、延々と繰り返す。
「じぬ゛っ!わだじ、じんじゃうっ!だれがっ!だれが、だずげでぇぇぇえええええ!!!」
何度目かの覚醒を迎えた銀髪武闘家は叫ぶが、無慈悲にも答えてくれる人は誰もいない。
触手によりなぶられ続けながら、彼女は胸だけで絶頂し続ける。
そして彼女が何度目かの失神をすると、秘裂から潮とは別の、僅かに黄ばんだ液体が吹き出した。
「えっ……あっ……おっ……」
限界まで弛緩した筋肉では膀胱を押さえることが出来ず、溜まっていた尿が一気に吹き出したのだ。
彼女はビクビクと身体を震わせながら失禁すると、突然触手たちが攻撃を止め、勢いよく壁へと戻っていく。
「んぁ……へぁっ……んぉぉ……っ」
触手による責めが終わっても、絶頂の余韻に身体を震わせ、ちょろちょろと音をたてて失禁し続ける。
彼女の叫びが木霊していた部屋には、彼女の呻き声と放尿の音のみが響き、数分も経たない内に静寂に包まれた。
銀髪武闘家はいまだに意識を戻さず、脱出する手筈を考える間もなかった。
不意に聞こえた誰かの声で目を覚ました銀髪武闘家は、気絶する前と変わらない状況に顔色を青くしながら、目の前に立つ何者かを睨み付けた。
半透明で実体がないように思えるそれは、忘れもしない、
銀髪武闘家がキッと鋭く睨むと、彼女は優雅に肩を竦め、『そんな顔をしないでちょうだい』と告げて、そのまま問いかけた。
『それで、昨日はどうだったかしら?』
「最……悪……よ……」
彼女の問いに掠れた声で返すと、『あらそう?』と心底不思議そうな顔で首を傾げられる。
『あんなに気持ち良さそうにしていたのに、まだ足りないの?』
「……っ!」
彼女の言葉に銀髪武闘家が僅かに怯えたような表情になると、彼女は可笑しそう笑い、そして彼女に告げた。
『なら、もっと気持ちよくしてあげましょう。何もかも忘れて、快感以外に何も感じなくなるまで』
彼女がそう言うと、天井から垂れてくる粘液が彼女にかかりそうになるが、それはそこに何もないかのように彼女の身体を通りすぎ、床に落ちて染み込んでいく。
「あ、なた……なん、なの……?」
銀髪武闘家が絞り出すように問うと、彼女は銀髪武闘家を鼻で笑い、自身の手を撫でながら告げた。
『あなたが見ているのは虚像よ。私は部屋にいるわ。彼と一緒に、ね』
「っ!」
彼女が意味深に笑いながらそう言うと、銀髪武闘家は恐怖を怒りで呑み込み、彼女を睨み付けた。
その殺意を感じた彼女は再び肩を竦め、天井から垂れてきた液体を示しながら言う。
『この液体、便利でしょう?人の身体を敏感に出来るの』
「それが、なに……?」
『これを全身くまなく、身体の中まで塗りたくられたら、あなた、どうなるのかしら』
彼女はそう告げると、どこまでも冷たい表情を銀髪武闘家に向け、『楽しみですしょうがないわ』とくすくすと笑いながら肩を揺らした。
「……っ!あな……た、なん、なの……!?」
彼女の笑みに、呑み込み難い純粋な恐怖を抱いた銀髪武闘家が問うと、彼女は両手を広げて高々と宣言した。
『私は彼の主。彼を、人類を産み出した者の一人。人間の身体を弄るなんて、この部屋を創るよりも簡単だわ』
「っ!?」
彼女の突然の言葉に銀髪武闘家が狼狽えていると、彼女はニヤリと笑って告げる。
『それじゃあ、せいぜい楽しみなさい』
「殺しな、さいよ……っ!」
銀髪武闘家が最後の気力を振り絞ってそう言うと、彼女は残念そうに息を吐き、『それは出来ないの』と首を振った。
『あなたを生かしておくことが、彼との約束なの。あなたが生きている限り、彼は私に逆らわない。あなたが生きている限り、彼は私の駒になってくれるの』
「……っ!この、鬼畜が……っ」
彼女の言葉に銀髪武闘家が返すと、舌を噛み千切らんとするが、天井から生えた触手が口に滑り込み、自害を封じる。
銀髪武闘家の抵抗を気にも止めずに彼女は鼻を鳴らすと、冷たい声音で告げた。
『言っていなさい。私にも目的があるの。それが果たせれば、悪魔にだってなるわ』
「んーっ!んぐ!?んーっ!」
触手を噛み千切らんする銀髪武闘家を一瞥した彼女は、『それじゃあね』と言うとゆらりと手を振ると、瞬きする間もなくその姿を消した。
「んーっ!んーっ!!」
取り残された銀髪武闘家が叫んでいると、壁や天井から大量の触手が生え、不気味に蠢きながら彼女に狙いを定める。
「んーっ!んーっ!んーっ!」
彼女はどうにか抵抗しようと身体を揺らすが、手足が縛られている限り、満足な抵抗は出来ない。
そんな彼女に向けて、大量の触手が殺到していく。
皮膚に大量の穴が開いた触手が彼女の身体に絡み付くと、穴から大量の粘液を吐き出し、塗りたくるように身体を這い回る。
「んんん!?んぼっ!んぐ!んんんん!!んぉ!?」
同時に口内を支配している触手が粘液を吐き出し、彼女の胎内に流し込んでいく。
全身に粘液を塗られ、胃の中さえも粘液に占拠された銀髪武闘家は、全身を痙攣させながら絶頂し、秘裂からは潮が吹き、肌に吸収されきらなかった粘液が床に垂れていく。
粘液を流し込み終えた触手が口から離れると、彼女の舌と触手の先端に粘液による橋がかかり、その触手は身体に塗りたくる触手郡へと合流した。
「んぎぃ!あぃ!あへっ!んぃぃい!あぎっ!んぉおおおおおおお!!!」
身体に撫でられるだけで絶頂を迎えた銀髪武闘家を他所に、表面を粘液に包まれた大量のイボを付けた触手が彼女の股に張り付き、ごりごりと音をたてて秘裂を擦り付ける。
「ぎやぁぁああああああああ!!ああああああ!!ああああああああ!?!?」
ピンと勃った陰核がイボに擦られ、断続的な快感が彼女の脳を焼き、耐え難い快感を叩き込み続ける。
「あぎっ!ぎぃい!ぁ──」
そして限界を迎えた彼女が失神すると、触手たちは一斉に動きを激しくさせ、彼女の意識を覚醒させる。
「んぎぃ!あぐ!ぎいぃ!!」
そうして再び与えられる快感に喘いでいると、触手たちが一斉に彼女の身体から離れた。
「はぁ……はぁ……んぇえ……?」
突然の行動に疑問符を浮かべた銀髪武闘家が首をあげると、そこには先日彼女に地獄を味わわせた触手が、既に口を開いた状態で待機しており、今回は二本ではなく、一回りも小さい三本目を引き連れていた。
「ひっ!いや……っ!いやっ!いやぁぁぁ!」
途端に怯える子供のように身体を揺らし、涙を流しながら首を振るのだが、触手たちに彼女の都合は関係ない。
二本の触手が彼女の胸に噛みつくと、三本目の小さな触手は軌道を外れて彼女の秘裂にたどり着くと、ピンと勃って存在を主張するクリトリスに噛みついた。
そして三本の触手は思い思いのままに彼女の身体を貪り始め、どこまでも暴力的な快感を叩きつけられた彼女は、
「ああああああああああああっ!!!!!」
限界を迎えた喉を酷使した悲鳴をあげながら絶頂を迎え、全身を痙攣させた。
乳首が吸われ、乳首を噛まれ、クリトリスを咀嚼され、断続的な快感が彼女に襲いかかり、休む暇を与えずに絶頂させ続ける。
「あひっ!あぐっ!?んぃい!あへ!ひっ!あっ──……」
そうして数分ももたずに失神しても、触手たちの責めによりすぐに覚醒させられ、覚醒してもすぐに失神を繰り返す。
「あひっ!ひぁ!ああああ!?ぎっ!ああああああああ!!!ジルッ!じりゅ!たすけてっ!たすけてぇぇえええっ!」
彼女の悲鳴は誰にも聞こえず、肉の壁に吸われて消える。
そして悲鳴が止むのは彼女が失神した合図で、悲鳴の再開は彼女が覚醒した合図だ。
もっとも、それを知る人物は誰もおらず、何の意味もない情報ではあるが。
「ぎぃ!あひっ!んぁ!ああああああああああ!?」
翌日になっても、触手たちの攻撃は止まらなかった。
今度は胸は自由にされているものの、彼女の秘部には極太の触手が突き刺さり、何やらごくごくと
触手自体は動いていないのだが、問題はその触手の表面にある。
そこには人の舌のようなものが大量の生え揃い、ペロペロと獲物を求めて舌舐めずりしているのだ。
それは彼女の膣内に入り込んでいる部分も同様で、彼女は膣肉の全てと、子宮口を、休む事なく舐められていた。
「ああああああああ!?!?ぎっ!ぎぃいいいいいいいいっ!!!」
彼女が絶頂を迎えても、吹き出すべき潮も、分泌された愛液も、その全てが舐め取られ、触手が音をたてて飲み下していく。
「あぐ!ぎぃいいいいいいいっ!あひっ!ああああああああ!」
彼女が絶頂に喘いでいると、彼女の胎内に居座っている触手に変化が起こった。
子宮口を舐めていた舌先が左右に割れるように子宮口を抉じ開けると、割れ目から大量の極小の触手が飛び出し、彼女の子宮内に入り込んだのだ。
そんな事を知らずに銀髪武闘家か喘ぎ続けていると、子宮内に入り込んだ極小の触手たちが子宮の内側を一斉に舐め始める。
「──っ!ああああああああああああああああ──………」
未知の感覚に目を剥いたのも束の間、絶大な快感を叩きつけられた銀髪武闘家は絶頂と共に失神するが、すぐさま快感により叩き起こされ、五秒も経たずに再び気絶。
「あひ!?──……んぃい!?──……んぉ!?」
一分足らずで十度近い数の覚醒と気絶を繰り返して弱っていく銀髪武闘家を他所に、触手は彼女の体液を啜り、それを活力にして責めの手をより強めていく。
「んぉお!?──………おっ!?──……っ!」
銀髪武闘家はついに声を出すことも出来ずに気絶すると、壁から新たに生えてきた触手は、彼女の肛門に狙いを定め、一気に飛び込んでいった。
「んぉ!?ぐぬ!んぉおおおおおっ!!?」
彼にも責められた事ない、尻の中を責められた彼女は、未知の快感に悲鳴をあげ、長い触手は直腸にまで達する。
他生物を使っての繁殖することがない触手たちにとって、彼女は主から与えられた極上の玩具に過ぎない。
いくら彼女が泣き喚こうが、触手たちには一切の興味がないのだ。
「んぐっ!ごぐ!んぼっ!ぶっ!おおっ!」
口に触手を突っ込まれた彼女は、喉奥に吐き出される何かを飲み込みながら、目から涙を溢れさせていた。
彼女の口に入り込んだ触手を目で追っていけば、それは天井から生えた触手が二つに別れたもので、別れたもう一本の触手は更に二つに別れ、彼女の秘部と肛門に入り込んでいる。
先日同様に触手は愛液をはじめとした分泌液を吸い上げているのだが、触手伝いに吸い上げたそれを、彼女の口に流し込んでいるのだ。
「んぼっ!んぶ!んぐ!ぶっ!ぐぼ!んんん~っ!」
触手たちからすれば、最近反応が鈍い彼女の反応を確かめる実験なのだが、されている彼女の心は砕けかけていた。
いや、もう砕けていると言っても過言ではなく、目から溢れる涙が止まることはないが、その涙さえも触手に拭い取られ、自分の口の中に戻される。
それが酷く侮辱的で、けれど抵抗することは出来ず、銀髪武闘家はひたすらに惨めで涙を流す。
だが触手たちはあまりに無慈悲で、彼女を責め続けた。
それから幾日──あるいは幾年か。もはやどれ程の時間が流れたのかもわからない。
大量の触手に全身を包まれた銀髪武闘家は、恍惚の表情を浮かべ、喘ぎ声を漏らしていた。
「あふっ!んぁ!いいっ!そこっ、いいのぉ!イくっ!イくっ!イくぅ!」
先日までの暴力的な快感とは違う、相手を蕩けさせるような責めに、壊れかけた彼女の意志は容易く溶かされたのだ。
優しい絶頂を与えられる彼女は、ピクピクと身体を痙攣させながら、「んぃ!いいっ!いいよぉ!」と甘ったるい声を漏らす。
花のように開いた触手で胸と陰核を責められ、舌を生やした触手を秘部と尻の穴に
けれど失神することはなく、甘い快感に彼女の精神は溶けていく。
──きもちいい。キモチイイ。キモチイイよぉ……。
誰かを待っていた筈なのに、ここから出たいと思っていた筈なのに、もうそんなこと、どうでも良かった。
お願い。誰か。これ以上私が私じゃなくなる前に──。
──私を、殺して……。
同時刻、四方世界のとある場所。
雲一つない晴天の下に広がる荒れ地は、赤一色に染まっていた。
大量に転がる死体から溢れる血により出来た、赤い海に立つのは一人の男。
世に二つとない黒い
彼は一面に広がる血の海を眺め、諦観したように死んだ瞳で足元に目を向けた。
そこに倒れているのは、黒い髪をした一人の女性。
彼女の手元には刃が半ばから砕けた光の聖剣が握られており、胴を守っていた鎧は無残にも砕けてしまっている。
崩れるようにその場に膝をついたローグハンターは、愛しそうに彼女──大人となった妹であり、世界を救う筈だった勇者の頬を撫で、その冷たさに目を細めた。
妹を手にかけて、名も知らぬ人々を手にかけて、それでもなお戦いは終わらない。
ローグハンターはどこからか響く怒号を耳にすると、ちらりとそちらに目を向け、名残惜しそうに勇者から手を離し、立ち上がった。
自身と、自身が率いる軍団に向かってくるのは、周辺諸国が同盟を組んだが故に誕生した、過去に例のない大軍だ。
だがローグハンターが狼狽える事なくエデンの剣を向ければ、どこからか獣の咆哮が響き渡り、複数体の異形の化け物が向かっていく。
数は向こうが上ではあるが、異形たちは矢を、魔術を、砲弾を、その全てを受けてなお止まることなく、軍勢に襲いかかった。
そんな一方的な蹂躙劇を感情の消えた瞳で眺めたローグハンターは、青い空を見上げ、神に祈りを捧げた。
誰かの為に戦っていたのに、何かの為に戦っていたのに、そんなものは当の昔に忘れてしまった。
信条を見失った自分を、妹を手にかけた自分を、多くの友を殺した自分を、一体誰が愛してくれるというのだ。
だから、神々に望む。
これ以上、俺が俺でなくなる前に──。
「俺を、殺してくれ……」
一切の感情を感じさせない声で、ローグハンターは呟いた。
その呟きは誰にも届かず、人々の断末魔の中に消えていった──。
感想等ありましたら、よろしくお願いします。