今回は短め(当社比)。
ぱちぱちと、手拍子のような音が遺跡内に響き、火の粉と肉の焼けた臭いが風にのって吹き抜けとなった天井を通り、外へと広がっていく。
一面火の海となったその場所に立つのは、青黒い肌をした巨大な人型の怪物。
「ふんっ。口ほどにもない」
怪物──
「うぅ……」
耳を澄まさねば聞こえない、虫の羽音のような声が、彼の耳に届いた。
人喰い鬼はにたりと不気味な笑みを浮かべると、声の主を探すように首を巡らせ、すぐに見つけた。
瓦礫により右足を潰され、半身に酷い火傷を負いながら、それでも息がある冒険者が一人。
「ほう、生きているとは」
人喰い鬼は感心したようにそう言うと、重々しい足音をたてながらその冒険者の下に近寄った。
そのまま瓦礫を適当に指で弾いて退かすと、わざと火傷を負っている腕を力任せに掴み、パキパキと何かが砕ける乾いた音をたてながら持ち上げる。
「ああっ!?」
その冒険者は激痛に悲鳴をあげ、じたばたと身体を暴れさせるが、人喰い鬼は気にも止めずに冒険者の姿を睨み付けた。
焦げてはいるが、いまだに美しさを保つ銀色の髪は同胞の闇人を思わせ、砕けた鎧の隙間から覗く身体は筋肉質で筋張っている。
だが、それを抜きにしても。
「女が生きていたのは重畳。死ぬまで小鬼どもを孕ませやろう」
人喰い鬼は不運にも生き残ってしまった女冒険者を嘲笑うと、彼女の腕を掴んだまま遺跡の奥へと消えていく。
闇の奥からは悲痛な女冒険者──銀髪武闘家の叫びが、木霊した。
「GOBR!GRRR!!」
「GOBGOB!!GUL!!」
ただただ喧しいゴブリンたちの雄叫びが響くとある一室。
両手の指でも数えきれないゴブリンが行き交うその部屋からは、女性の悲鳴が響いていた。
「いやっ!やだぁ!こないで!くるなぁ!」
じたばたと両手足を振り回して抵抗を試みるものの、人喰い鬼の『火球』と、瓦礫に潰されたことによる
そのうちの一匹が辛抱たまらずに飛び出せば、それ以外のゴブリンたちも一斉に動き出す。
数多のゴブリンから向けられる情欲に燃える眼光を目にしてしまった彼女は「ひっ!」と喉の奥で悲鳴を漏らすと、「やだ……やだっ……やだ……!」と首を振って認めたくない現実から逃れようとするが、ゴブリンたちは無慈悲に彼女に襲いかかる。
手入れをしないがゆえに鋭利なものとなった爪が、彼女の筋肉質な肢体に食い込み、勢いのままに肉を裂き、時には出来たばかりの傷を抉る。
「ぎ……っ!あああああああああっ!?」
凄まじい痛みに身体を跳ねさせながら絶叫すれば、ゴブリンたちは彼女を指差しながら可笑しそうに嗤い、彼女の悲鳴を掻き消す。
「GBRRR!GOB!!」
そんな中、一匹のゴブリンが高らかに何かを宣言すると、仲間たちを押し退け、その仲間たちの手で抉じ開けられた彼女の股の間に自分を納めた。
腰巻きの襤褸布を退かせば、熱をもち、大きく膨らんだ欲望の塊が丸見えとなり、それで腹を叩いてやれば、「ひっ!」と上擦った悲鳴が漏れる。
げらげらと嘲笑う声は彼女の耳には届いておらず、その視線は自身の腹を叩くゴブリンの逸物に向けられていた。
既に勃起したその先端からは粘ついた先走り汁がこぼれ、銀髪武闘家の白い肌に垂れ、体温より僅かに温かいが腹筋の割れ目に溜まる。
「いや……やだ……」
銀髪武闘家が目に涙を浮かべ、力なく首を振りながら言葉を漏らすと、ゴブリンはニヤリと嗤い、先走り汁で異様にテカりを放つ亀頭を、彼女の秘裂に当て、
「GBRR!!」
勝利を宣言するように雄叫びをあげ、勢い良く腰を突き出した。
一切の湿り気がなく、ピタリと閉じていた膣肉が強引に掻き分けられる。
「ぎっ!ああっ!?」
銀髪武闘家が胎内を駆けた鋭い痛みと圧迫感に目を剥き、それから逃れようと腰を浮かせると、ゴブリンの手が腰を掴んだ。
ゴブリンは強烈なまでに締め付けてくる膣肉の感覚に心地良さそうに目を細めると、さらに愉しもうと腰を振り始めた。
かくかくと細かく腰を振って膣肉を掻き回し、一方的に快楽を享受する。
「いっ!ああああああっ!いたいっ!いたいぃ!」
対する銀髪武闘家は絶えず与えられる痛みに身体を震わせ、「離してっ!離せぇ!」とゴブリンの手を振りほどかんと腰を振るが、
「GBRR……」
それは彼女自ら奉仕しているようにさえ見え、ゴブリンはある種の征服感に浸って目を細めた。
「ぎっ!あっ!あぐっ!いっ!ぎぃ!」
パンパンと音をたてて腰がぶつかる度に銀髪武闘家は短い悲鳴を漏らし、「やだっ!やだぁ!」と愚図る子供のように叫んだ。
「GBRGB!!」
一匹のゴブリンがその声に不満そうにしかめっ面になり、勃起した己の逸物と暴れまわる彼女の頭に目を向け、気色の悪い笑みを浮かべた。
そして暴れる彼女の頭を掴み、顎を持ち上げて自身の方を向かせると、彼女の口に亀頭を押し付けた。
「っ!んーっ!んーっ!」
相手が何をしようとしているのかを一瞬で察した銀髪武闘家は、口を真一文字に継ぐんで堪え、強烈な生臭さに涙を流す。
「GBR!!」
彼女の口に突っ込もうとしているゴブリンが吼えると、彼女の身体を押さえつけているゴブリンたちが一斉に嗤い、傷を抉るように掻きむしり始めた。
「んぎっ!んん……っ!んーっ!」
全身から襲ってくる激痛に悲鳴をあげそうになるが、それだけは駄目だと自分に言い聞かせて口を閉じ、ひたすらに耐える。
肉が裂け、傷が抉られ、髪を引かれ、絶え間ない激痛が彼女を襲うが、まだ耐えられる。痛いのには、慣れているのだ。
「GOBッ!!」
そうして銀髪武闘家が耐えていると、彼女の胎内を貫いていたゴブリンが吼え、一際強く腰を突き出した。
ゴリッ!と嫌な音をたてて亀頭が子宮口を殴り付けると、ドロリとした精液が子宮に注ぎ込まれる。
「ぎっ!んぐぅ!?」
胎内を駆け抜けた熱に思わず悲鳴を漏らすと、その僅かに開いた口の隙間を抉じ開け、彼女の口内に逸物が侵入を果たした。
「んーっ!んぼっ!?んぶ!んぼ!ぼっ!」
こうなれば噛みきってやると銀髪武闘家が力を入れるが、その前にゴブリンが前後運動を始め、喉奥を亀頭が殴り付ける。
「んぼ!ぶっ!ぶぉ!?んぐ!お゛っ!?」
ビクビクと身体を痙攣させ、目から涙を溢す銀髪武闘家を他所に、口に逸物を突っ込んだゴブリンは、恍惚の表情を浮かべ、彼女の頭を引き寄せた。
同時に溜まりに溜まっていた己の欲望を解放し、彼女の胃に精液を流し込む。
「んーっ!んーっ!?んーっ!」
口を塞がれたまま悲鳴をあげるが、喉奥を
「んぼ!?んぐ!?んぉ!?お゛お゛お゛……っ!!」
喉に絡み付く精液に気道を塞がれたため、呼吸が出来ない銀髪武闘家は白眼を剥きながら身体を痙攣させると、ゴブリンたちはゲタゲタと嘲笑う。
そして射精を終えたゴブリンは恍惚の表情のまま逸物を引き抜くと、口から溢れた精液が彼女の顔に振りかかり、「おぇ……っ!げぇ──……」と白くなった吐瀉物を吐き出した。
ビクビクと痙攣する彼女の身体のあちこちからは赤い血が垂れ、秘部と口からはどろりとした精液が溢れる。
その姿にさらに欲情したゴブリンたちは舌舐めずりすると、力なく倒れる彼女に向け、一斉に手を伸ばした。
「ぎっ!ああっ!?ぎぃ!いやぁ!離せっ!離せぇ!」
銀髪武闘家の悲鳴が部屋に木霊し、ゴブリンたちの嘲笑が続けて響く。
床にうつ伏せに倒された彼女は複数匹のゴブリンの手で両手足を押さえつけられ、腰だけを突き出し、秘部を晒すように臀部を浮かされていた。
そんな挿れやすい穴をゴブリンたちが見逃す筈もなく、彼らは我先にと彼女に群がり、膨れ上がった己の欲望をぶつけ続ける。
「あぎっ!ぐっ!あぐ!やだっ!もう、
「GBRRR!!」
彼女が怒鳴るように叫ぶと、うるさいと言わんばかりに一匹のゴブリンが彼女の顔を踏みつけ、ぐりぐりと踏みにじる。
もっとも銀髪武闘家は僅かな痛みに呻くのみで、「やめろっ!やめろぉ!」と叫び続けるわけで、ゴブリンは不満そうに彼女の顔を蹴った。
同時に子宮にゴブリンの精液が吐き出され、「いやぁぁぁぁあああああ!!」と喉が割れんばかりの絶叫をあげる。
だがゴブリンたちは止まらない。射精を終えたゴブリンがそこを退くと、すぐに次のゴブリンが逸物を挿れ、欲望のままに腰を振るう。
銀髪武闘家は絶えず涙を流しながら、悲鳴をあげる。
だがその声から少しずつ迫力が欠けていくのが、ゴブリンたちの頭脳でも理解できた。
こうして反抗的な彼女も、既に限界が近いことを察した彼らは、ゲタゲタと嘲笑をあげるのだった。
「んぼ!?んぐ!ぶっ!お゛っ!んぶぅ!?」
ゴブリンに口、秘部、そして肛門を貫かれた銀髪武闘家は、未知の痛みに悲鳴をあげ、涙を流しながら身体を痙攣させた。
ゴブリンたちは己の欲望を満たすためだけに好き勝手に動き続けるため、断続的な痛みが胎内を支配し、息苦しく、腹の圧迫感が胃の中身を押し上げる。
「ぶっ!お゛ぐ!?ぶっ!ぶぉ!?んぶぅ!」
そして思い思いのタイミングで射精が行われ、彼女の胎内を支配していく。
そしてそれぞれの穴を貫いていたゴブリンたちが退くと、すぐに次のゴブリンが穴に突っ込んでくる。
「んぼぉ!んぎっ!んぉ!?お゛っ!お゛っ!お゛ぉ!」
銀髪武闘家は獣のような唸り声をあげながら、ゴブリンたちからの責めに耐え続ける。
いつか来てくれる救出を待ち続けて。
いつか来る反撃のタイミングを待ち続けて。
それから数週か、あるいは数ヶ月が経った頃。
「えっ……あっ……ぅ……」
ゴブリンの動きに合わせ、小さく呻くのみで反応するのは、銀髪武闘家だ。
自慢だった美しい銀色の髪は、何かの戦利品欲しさ──あるいな暇潰しで──ゴブリンの手で切られ、もはや見る影もなくぼろぼろになっていた。
白い肌にはいくつもの青黒い殴打の跡が残り、片目も潰されている。
その全てがゴブリンにとっては娯楽でしかなく、そうしてやれば彼女が面白い反応をするとわかってやったのだ。
やられた彼女は堪ったものではないが、既に心が壊れた彼女にとって、たいした痛みはなかったのかもしれない。
「GBR……っ!」
ゴブリンが小さく唸ると射精が行われ、既に精液で満杯になっている子宮が悲鳴をあげ、入りきらなかった精液が膣内を逆流していく。
「ぁ……ぅ……」
その感覚に銀髪武闘家が僅かに身体を揺らすと、ゴブリンはつまらなそうに彼女の豊かな胸を叩くが、彼女からの反応はない。
ゴブリンはつまらなそうに鼻を鳴らすと、ふと射精感とは別の感覚を覚えて愉快そうに嗤った。
そして萎えた逸物をさらに奥まで押し込むと、じょろじょろと湿った音が部屋に響き、「ぁ……ぎっ……」と銀髪武闘家は身動ぎした。
ゴブリンは彼女の子宮に向け、放尿したのだ。それでも彼女がたいした反応を見せないと、今度こそ諦めたように鼻を鳴らして、怒りをぶつけるように腹を殴った。
「お゛……っ!」
すると銀髪武闘家が今までとは違う反応を示し、拳の勢いで押し出された精液が秘裂から溢れ、どろりと溢れる。
「ぉ゛……ぁ゛……ぎっ……」
その感覚に身体を震わせると、ゴブリンはここぞとばかりに腹を殴りまくり、どろどろの精液が絶えず溢れ出してくる。
「ぇ……ぁ……ぃ……」
だがそれもすぐに収まり、彼女はいつも通り呻き声を漏らし、反応をしなくなる。
ゴブリンは酷くつまらなそうに一声鳴くと、興味を失ったように部屋を後にした。
一人残された銀髪武闘家は、もはや脱出する気力もなく、ただ床に転がって嗚咽混じりに声を漏らすのみ。
助けはこない。来たところで、人喰い鬼がいるのだから全滅は必至だろう。
誰も来ない遺跡の奥で、彼女のすすり泣く声のみが木霊する。
彼女を救う英雄は、まだ現れない──。
感想等ありましたら、よろしくお願いします。