※この作品はR-18です。

SLAYER'S CREED +α R-18   作:EGO

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リクエストから。

ヒロインは魔女。銀髪武闘家と出会わず、単独(ソロ)で仕事をこなすローグハンターに、いつの間にか惹かれていた彼女の話。

時期的にはSequence2-4と5の間、妖精弓手の依頼に出る準備期間。


この話の前にもリクエストがあったのですが、細かくシチュエーションを聞こうとメッセージを送っても返信がこない(既読にすらならない)ため、こちらを優先しました。

リク主さんがこれを読んでいたら、返信ください。返信があれば話を上げますので。

ないなら無視してこのまま次に行きます。


Memory?? 交渉

 辺境の街の冒険者ギルド。

 辺境でありながら多くの銀等級冒険者を抱えるそのギルドには、異端と呼べる冒険者が二人いた。

 一人は冒険者になって五年、黙々と最弱の魔物であるゴブリンを殺し続ける冒険者──小鬼殺し(ゴブリンスレイヤー)。

 もう一人は冒険者になって五年、黙々と祈らぬ者(ノンプレイヤー)に堕ちたならず者(ローグ)を殺し続ける冒険者──ならず者殺し(ローグハンター)。

 異端故か、あるいは一時期一党を組んでいたためか、二人は個人的な付き合いもあり、同業者というよりは友人といった間柄だろう。

 少なくともローグハンターからはそう思われているゴブリンスレイヤーは、いつも通りギルド端の円卓につきながら、「むぅ……」と少々困ったように唸った。

 

「どうした」

 

 そんな彼の様子に怪訝そうに目を細めたローグハンターは、「悩みごとか?」と彼へと問う。

 問われたゴブリンスレイヤーは数瞬迷うと、雑嚢に手を突っ込んで掻き回すように中身を漁ると、悩みの種と思われる物を取り出し、ローグハンターに差し出した。

 それを受け取ったローグハンターは「なるほど」と問題を察したように小さくため息を吐くと、その何かに視線を落とした。

 筒状に丸められた羊皮紙は、何やら術的な紋様が描かれた紐で留められ、タカの眼を使って見てみれば、術的な物を示す緑色に染まる。

 

「転移(ゲート)の巻物(スクロール)。次の仕事で使うつもりか」

 

「ああ。だが、書き換えがまだだ」

 

 彼の問いかけにゴブリンスレイヤーがいつも通りに淡々と答えると、ギルドを見渡すように兜を巡らせ、「むぅ……」と再び困ったように小さく唸った。

 赤子でさえ使えば魔術を行使できる巻物(スクロール)。特に点と点を距離に関係なく一瞬で繋ぐ転移(ゲート)のそれは、扱いが難しく、一度紐解いて座標を指定しなければならない。

 だが知識や技術がないものが扱えばどうなるかは、もはや火を見るよりも明らかで、ゴブリンスレイヤーは苦心しているのだろう。

 彼の知り合いでそれが出来るのは、度々お世話になる銀等級冒険者の魔女くらいなのだが、当の彼女が見当たらない。

 ゴブリンスレイヤーが工房に顔を出している隙にギルドを出てしまい、宿に戻ってしまったからだ。

 ローグハンターはそんな友人の様子に再びため息を吐くと、「俺から話を通しておくが?」とゴブリンスレイヤーに進言した。

 

「……頼めるか」

 

「ああ。いつもの場所でいいか」

 

「ああ」

 

「なら、お前は他の準備を進めておいてくれ」

 

「わかった」

 

 ローグハンターの言葉に僅かに迷いながらも頷いたゴブリンスレイヤーは、彼の返事を聞くと共にガタンと音をたてて席を立ち、「では、明日の正午にここで会おう」と告げてずかずかと無造作な足取りでギルドを後にする。

 自在扉の向こうに消えていった友人の背を見送ったローグハンターは、手元に残された転移(ゲート)の巻物(スクロール)を眺め、真剣な面持ちとなった。

 だが考えていても仕方がないと割りきると、巻物(スクロール)を雑嚢に押し込み、一切の音をたてずに席を立つ。

 そのまま足音一つたてずにギルドを後にして、目的の人物が寝泊まりしている宿を目指して歩き出す。

 ゴブリンスレイヤーは彼女がどこで寝泊まりしているかも知らないし、何より知っていたとしても彼の性格からしてアポも取らずに会いに行くことはあるまい。

 だがローグハンターは気にした様子もなく、夕焼けに照らされた街道を、人混みをすり抜けるようにして進んでいく。

 ギルドから出て歩いて数分もすれば、目的の宿だ。

 

 

 

 

 

 辺境の街に数ある宿の一つに、ローグハンターの姿があった。

 足音一つなく廊下を進む彼は、部屋の番号を一つずつ確認し、目的の部屋番号を見つけて足を止めた。

 そして廊下を見渡して誰もいないことを確かめると、こんこんと数度扉を叩いた。

 

「俺だ。いるか」

 

 そうして言葉も添えたが、求めていた反応が返ってこず、眉を寄せたローグハンターはタカの眼を発動。

 彼女の痕跡が部屋に入っていく事を確認すると、少々力を込めて扉を叩いた。

 するとようやく反応があり、鍵が開く音と共に、ゆっくりと扉が開けられた。

 

「なにか、用、かし、ら?」

 

 そうして顔を出したのは、紫色の髪を伸ばした女性だ。

 水浴びをした直後だったのか髪はほんのりと湿っており、毛先から垂れた雫が豊満な胸へと落ちる。

 問題はその胸を隠しているのが下着のみということと、それを彼女が気にしていないところだろう。

 ローグハンターは額に手を当ててため息を吐くと、「服を着たら、声をかけてくれ」と告げて扉に背を向けるが、不意に衣装の裾を引かれ、そのまま部屋に引きずり込まれる。

 予想通りと言えば予想通りの結末にローグハンターが目を細めていると、魔女は彼を逃がさないように扉を閉め、鍵をかけた。

 

「それで、何かし、ら?」

 

 そして振り向いた彼女が小首を傾げながら問うと、ローグハンターは雑嚢に手を突っ込み、転移(ゲート)の巻物(スクロール)を取り出した。

 

「これの書き換えを頼む。行き先はいつも通りだ」

 

「そ……」

 

 ゆらりと肉感的な身体を揺らして近づいた彼女は、細指で巻物(スクロール)を受け取ると、それをサイドテーブルに置いた。

 

「それ、で、報酬、は……?」

 

 魔女はどこか意味深な笑みを浮かべてベッドに腰を下ろすと、隠すことなく晒した足を組み、値踏みするように目を細めた。

 

「今度食事を──」

 

「そこまで、お金に困ってない、わ」

 

「なら、冒険の手伝いを──」

 

「彼が、いるから、平気、よ」

 

 魔女は立て続けに放たれたローグハンターの言葉を容赦なく切り捨てると、少々不機嫌そうな面持ちになりながら肉感的な足を組み換えた。

 並の男なら生唾を飲むような光景だが、ローグハンターは狼狽えた様子もなく目を細め、僅かに顔を背けた。

 そんな相変わらずな彼の態度に耐えきれなくなってか、ベッドから立ち上がった魔女は彼の身体にすり寄り、頬を撫でて自分の方に顔を向かせた。

 夜空を思わせる蒼い瞳を覗きこみながら、妖艶な笑みを浮かべた。

 

「わかって、いる、でしょう?」

 

「……」

 

 彼女の問いにローグハンターは答えずに僅かに俯くと、敗けを認めるようにため息を吐いた。

 それこそが求めていた解答だったのか、魔女はにこりと微笑むと、爪先立ちになって顔を寄せた。

 

「満足、させて、ね……」

 

 彼女の言葉にローグハンターは再びため息を吐くと、開き直ったように彼女の頬を撫でた。

 冒険者らしくないきめ細やかな肌は、触れるだけでも心地よく、何より温かい。

 その感覚に思わず頬を緩めたローグハンターの顔を間近で見つめた魔女は、照れたように頬を赤く染めながら、けれど嬉しそうに笑みを浮かべた。

 昔なんて何をしても無表情だったのだから、そういう意味では大きな前進だろう。

 そんな事を思いながら、魔女は彼と口付けを交わした。

 柔らかな部分がぶつかり合い、お互いの体温を唇を通して共有する。

 その感覚が心地よくて、魔女は嬉しそうに目を閉じた。

 ローグハンターが、少々困ったように目を細めていることにも気付かずに。

 

 

 

 

 

 月明かりが入り込む宿の一室で、裸の男女が絡み合っていた。

 魔女を押し倒したローグハンターは、彼女に覆い被さると、嬉しそうに歪む彼女の唇に口付けを落とし、啄むように弄ぶ。

 

「んっ……ちゅ……んぅ……」

 

 唇同士が触れあう度に魔女の口から艶っぽい声が漏れ、ピクピクと肩が震える。

 その反応を細めた瞳で見つめながら、僅かに開いていた口の隙間に舌を差し込み、待ち構えていた彼女の舌に絡めた。

 

「んっ……ふぅ……っ」

 

 魔女は僅かに驚いたような反応をするものの、すぐに瞳を蕩けさせ、彼の舌に絡み付く。

 くちゅくちゅと湿った音を漏らしながら、お互いの唾液を交換し、喉を鳴らして飲み込む。

 僅かに息苦しさを感じたローグハンターが顔を離せば、恍惚の表情を浮かべた魔女が彼の顔を見上げながら物欲しそうに口を開け、舌が伸びている。

 普段の姿からは想像も出来ない彼女の姿に、ローグハンターは目を逸らしながら息を吐くと、優しく頬を撫でてやり、だらしなく開いた口をそのままに、豊満な胸に手を置いた。

「あっ……」と切なそうな声を漏らす魔女を他所に、指を沈めた分をしっかりと押し返してくる胸の弾力を感じながら、指を蠢かせて胸を弄ぶ。

 

「あっ……んっ……はっ……!」

 

 指が動く度に魔女は変わらず切なそうな声を漏らすが、徐々に熱がこもっていき、ピクピクと身体を震わせる。

 同時に桃色の乳首がゆっくりと勃起していき、数分も経たずにピンと勃って存在を主張し始めた。

 ローグハンターはそんな丸見えの急所を逃す訳がなく、もはや無慈悲なまでに迷いなく乳首を摘まんだ。

 

「ひゃ!?」

 

 瞬間、全身を稲妻が駆け抜けたような衝撃に魔女は身体を跳ねさせ、豊満な胸が揺れる。

 だが彼にとっては預かり知らぬこと。指の腹で捏ねるように乳首を転がし、時には軽く爪を立てて突いてやれば、「やっ!はん!」と嬌声を漏らす。

 

「あまり声を出すと隣の奴が来るぞ」

 

「っ!んっ!んん~っ!!」

 

 ローグハンターが何ともなしに放った言葉を真に受けた魔女は、自分の指を噛んで声を抑えるが、変わらず与えられる快感に身体を震わせ、白い肌が火照ったように赤くなっていく。

 

「んっ!んん!はっ!んんん!」

 

 乳首を摘まみ、つつき、転がす度に魔女は身体を痙攣させ、物欲しそうに太ももをすり合わせ始めた。

 肌同士が擦れる音を耳に挟みつつ、興奮していく彼女の姿を見下ろしながら、ローグハンターは突然乳首への責めを止めた。

 

「……んぇ……?」

 

 突然の事態に魔女が気の抜けた声を漏らす中、ローグハンターの手は彼女の胸を離れ、柔らかな腹を撫でながら、ゆっくりと下腹部へと伸びていく。

 そのまま彼の手は擦れあっていた太ももの間に入り込み、僅かに湿り気のある彼女の秘裂を撫でた。

 

「あん!」

 

 乳首から与えられた快感とはまた違う感覚に思わず声を漏らすと、ローグハンターは淡々とした様子で彼女の秘裂に指を這わせ、秘部の入り口の回りを指で弄る。

 

「ひぅ!んっ!あっ!いぃ!」

 

 くちゃくちゃと音をたてて指を這わせてやれば、魔女は声を抑える事も忘れて嬌声を漏らし、強い快感を求めて腰を揺らし始めた。

 だがローグハンターは彼女の意志を無視する形で秘部の中に指を挿れることはなく、焦らすように入り口だけを責め立てる。

 

「んんっ!はっ!あっ!ひっ!」

 

 彼の責めの強さに合わせて秘裂から愛液が溢れ、彼の指をびちゃびちゃに濡らしていく。

 彼はそれを気にした様子もなく、むしろ指に絡めるように愛液を受け止めると、濡れた指でクリトリスに触れた。

 

「ひぎっ!」

 

 焦らしに焦らされていたからか、ひどく敏感になっていた彼女の身体には、その快感は強烈すぎた。

 それが触れるだけでなく、愛液を塗りたくるように弄ばれるのなら、尚更だ。

 

「あん!ひっ!はっ!あっ!」

 

 絶え間なく与えられる快感に身体を痙攣させて口からは熱のこもった嬌声を漏らし、無意識の内に更なる快感を求めて腰を浮かせると、ローグハンターはその要望通りにクリトリスを捏ねるように転がし続けた。

 

「あっ!んんっ!ひっ!あっ!いっ!」

 

「……」

 

 どんどんと強くなる彼女の反応を愉しみながら、ローグハンターはクリトリスを潰すように力を入れた。

 

「ぎぃっ!」

 

 僅かな痛みを伴った痛みに目を剥いた魔女は、「待っ!イッ、イくっ……!」と声を漏らし、絶頂を迎えようとした瞬間、ローグハンターは手を離した。

 

「あっ……えっ……」

 

 突然消えた快感に困惑する魔女を他所に、ローグハンターは彼女の股を間に納まると、勃起した己の分身を物欲しそうに開閉している秘裂に当てた。

「ぁっ……」とか細い声を漏らした魔女をそのままに、ローグハンターは思い切り腰を突き出した。

 ずりゅ!と湿った音も共に彼女の胎内に入り込んだ逸物は、引き締まっていた膣肉を掻き分け、子宮口を殴り付けた。

 

「ひぃ!あっ!ああああああああああっ!!」

 

 焦らされていた彼女の身体はただそれだけで絶頂を迎え、目を大きく見開きながら嬌声をあげ、痙攣する膣肉が逸物を扱きあげる。

 その快感に眉を寄せながら、絶頂に震える彼女の腰を掴んだローグハンターは、腰を振り始めた。

 パンパンと音をたてて腰を打ち付け、胎内をかける勢いに押されて豊満な胸が揺れる。

 

「あっ!あぁっ!いっ!ひっ!?あっ!ひぐっ!」

 

 かりが膣肉を掻き分け、亀頭が子宮を潰す度に魔女は絶頂を迎え、美しい顔を快感に歪めながら、ローグハンターの顔を見つめた。

 逸物からくる快感に悩ましそうな眉を寄せる彼の頬を撫で、快感に喘ぎながら彼に告げる。

 

「あひっ!いい、わっ!あん!もっと、もっと、動いてぇ……っ!」

 

「っ!手加減できんぞ……!」

 

「いいっ、わよ!わたしを、満足、させてっ!」

 

 ピクピクと快感に身体を震わせながら彼女が告げると、ローグハンターは小さく息を吐いてから頷き、そっと彼女の唇に口付けを落とした。

 魔女が突然の行動に驚いた隙に、ローグハンターは腰の動きを一層激しくさせた。

 

「んぐ!?んんっ!んーっ!んぉ゛!?んぅ!んーっ!!」

 

 結合部から愛液なのか潮なのかもわからない液体を吐き出しながら、魔女は品の欠片もない嬌声をあげ続けた。

 彼が動く度に絶頂を迎え、それが落ち着く前に更なる絶頂を迎え、本来なら様々な知識が納められている脳が、何も考えられないほどに追い詰められていく。

 

「んーっ!?んん゛!お!んぐ!んぃっ!」

 

 だが魔女にとっては頭の中が真っ白に漂白されていく感覚すら心地よく、それを示すように膣肉が引き締まる。

 彼女にキスをしながら、ローグハンターが小さく唸り声をあげると、口付けを中断し、最後の力を振り絞って腰を打ち付けた。

 

「ひぎっ!?ああああああああ!!!」

 

 そして魔女が一際大きな嬌声をあげながら絶頂を迎えた瞬間、彼は慌てて逸物を彼女の胎内から引き抜く。

 その直後、溜められていた精液が吐き出され、魔女の肉感的な肢体へと振りかかり、白い肌を淫らに汚していく。

 

「はひっ!いぃ!あっ……ぃ……んぅ……」

 

 絶頂の余韻に震えていた彼女は、途端に身体に振りかけられた温もりに心地よさそうに声を漏らすと、どこか物足りなさそうにローグハンターを見つめ、腹にかかった彼の精液を指で掬うと、わざとらしく見せつけるようにペロリと舐めとった。

 吐精後の倦怠感を感じながらもその姿を見ていたローグハンターが無意識に生唾を飲むと、魔女は妖しげな笑みを浮かべ、彼へと告げた。

 

「今、度は、全部、膣内(なか)に、ね……?」

 

 

 

 

 

「んいいっ!あっ!あっ!あっ!あひっ!ひっ!はっ!」

 

 パンパンと乾いた音と共に、魔女の嬌声が部屋に響いた。

 ローグハンターに犬のように四つん這いの体勢にされた魔女は、そのまま後ろから彼の逸物で貫かれ、胎内を蹂躙されているのだ。

 

「あん!いぃ!ぃい!!あっ!はっ!はん!ひぁ!あん!」

 

 もはや言葉を捨てて責められ続ける魔女は、突かれる度に絶頂を迎え、ついには四つん這いになった手足には力が入らなくなり、ベッドに倒れてしまう。

 だがローグハンターの逸物を受け入れている腰だけは別で、胎内を貫く肉棒が支えとなり、沈むことを許してくれない。

 逆に押さえやすくなったと言わんばかりに腰を掴んだローグハンターは、先ほど以上の勢いをつけて腰を打ち付ける。

 

「おっ!んぉお!?いっ!?ひぐっ!いぃ!?」

 

 枕に顔を埋めながら喘ぐ魔女の背をなで、汗で張り付いた紫色の髪を退かしてやりながら、ローグハンターは突く度に波打つ臀部をそっと撫でた。

 

「んんっ!あっ!はっ!あん!あっ!あひゅ!」

 

 臀部を撫でられた魔女はくすぐったそうに身動ぎするものの、叩きつけれる快感に喘ぎ、やがてそのくすぐったささえも快感へと変わっていく。

 

「ひぎっ!あっ……!ぎっ!んんっ!」

 

 強まった快感に一瞬気をやりかけた彼女だが、銀等級冒険者としての意地をみせて耐えると、耐えるように歯を食い縛っているローグハンターに告げる。

 

「きてっ!こんどは、ぜんぶ、なか、に……っ!」

 

「ああ。わかってる……っ!」

 

 ローグハンターは魔女からの指示に頷くと、一度大きく深呼吸をして、気合いを入れ直す。

 同時に最後の瞬間に備えようと魔女もまた気合いを入れ直すとした瞬間、

 

「ふん!」

 

 それよりも早くローグハンターが動き始めた。

 最後の力を振り絞り、歯を食い縛りながら、がむしゃらに腰を振り回し始めたのだ。

 

「ぎっ!?あっ!ああっ!?ああああああ!!」

 

 タイミングがずれた──あるいはずらされた──魔女は、不意討ちで強烈な快感を叩きつけられて絶頂を迎えるが、そんなものお構いなしに快感を叩きつけられる。

 

「あぎっ!?ぎっ、いいいいいいいっ!んぉおおおお!」

 

 冒険者としての恥も外聞も捨てて、獣のような嬌声をあげていると、ローグハンターが小さく唸り、思い切り腰を叩きつけた。

 その瞬間、我慢の限界を迎えた逸物が精液を吐き出し、彼女の膣内を白く染め上げた。

 

「ひっ!?ああああああ!!」

 

 胎内に吐き出された熱さと快感に目を剥き、背中を弓なりにしなかれながら絶頂を迎えた魔女は、喉が割れんばかりの嬌声をあげた。

 がくがくと身体が痙攣し、子宮内と膣内を熱々の精液が満たしていく。

 

「ああああああ!?あっ──………」

 

 そして何かの拍子にパタリと身体を倒すと、ビクビクと痙攣させるのみの反応がなくなり、弛緩した身体が腰を持ち上げておくことさえも出来ずに腰が沈んでしまう。

 その勢いで逸物が抜けるのだが、彼の吐精はいまだに止まらず、魔女の背中と紫色の髪を白く汚していく。

 

「くっ、おぉぉ……」

 

 ローグハンターが二度目の吐精による倦怠感から身体が倒れかけるが、それでも気合いを入れて転倒はせず、ベッド脇に置いておいたタオルを手に取り、丁寧に魔女の身体を拭き始めた。

 

「あっ……へっ……んん……っ」

 

 ピクピクと身体を痙攣させて絶頂の余韻に浸る魔女は、口には出さずに彼に感謝しながは、重たくなった瞼をそのまま閉じた。

 すやすやと規則正しい寝息をたて始めると、ローグハンターは困ったようにため息を吐き、彼女の隣に寝転んだ。

 淫行の臭いで胸焼けがしそうではあるが、臭い消しの香やら何やらをするのは面倒だ。

 それに明日は仕事なのだから、早めに寝ておきたいというもの本音ではある。

 そんな事を考えながらローグハンターは眠りに落ち、静かな寝息をたて始める。

 先程までの騒がしさが嘘のようになくなり、あるのは二人の寝息の音のみだ。

 

 

 

 

 

 翌朝、同所。

 

「これ、約束の、巻物(スクロール)、よ」

 

「ああ、助かる」

 

 魔女から差し出された転移(ゲート)の巻物(スクロール)を受け取ったローグハンターは、それを丁寧に雑嚢に押し込んだ。

 既に二人の格好は冒険に向かう時のそれで、すぐに出発するのは目に見えている。

 現にローグハンターは踵を返し、「また頼む」と告げて部屋を出ようとしているのだ。

 

「あ……、待っ、て」

 

「なん──」

 

 魔女からの制止の声を受けてローグハンターが振り向くと、その言葉を遮る形で口が塞がれた。

 目の前には魔女の顔があり、唇には柔らかな何かが押し付けられている。

 

「──」

 

 思わず目を剥いて固まるローグハンターを他所に、彼から離れた魔女は優しく笑いながら告げる。

 

「お互い、無事で、ね」

 

「……ああ」

 

 彼女からの言葉に困惑しながらも頷いたローグハンターは、「それじゃあな」と告げて部屋を後にした。

 後ろ手で扉を閉められ、彼の姿が見えなくなると、魔女はベッドに腰を降ろし、そっと下腹部を撫でた。

 まだ彼の温もりを感じるそこは触れるだけで心地よく、勝手に頬が緩んでしまう。

 だが気を抜けるのもここまで。ドンドンと扉を叩かれ、廊下から『起きてるかー?』と槍使いの声が放たれる。

 

「今、行く、わ」

 

 魔女は普段通りの表情になると腰をあげ、杖を片手に部屋を後にした。

 二人は冒険者。明日をも知れぬ、その日暮らしの無頼漢。

 故に魔女は大切な想いを胸にしまい、けれど適当な言い訳を考えては交わりを求め、彼を貪り、彼に貪られる。

 彼に好意はないかもしれない。彼に想いは届いていないかもしれない。

 もしかしたら、彼もまた想いに蓋をして、昨日のように付き合ってくれているのかもしれない。

 魔女は様々な事を考えながら、槍使いの隣を歩く。

 出来ればローグハンターの隣を歩きたいけれど、そこは自分ではなく彼の友がいるべき場所だ。

 だから今日も、魔女は想いに蓋をして、いつものように冒険に向かうのだ。

 ローグハンターの無事を、祈りながら………。

 

 

 

 




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