ログハンと受付嬢夫婦の一幕。
辺境の街。とある民家。
台所からはコツコツと包丁が野菜を刻む音が聞こえ、ぐつぐつと鍋が煮える音も漏れている。
そんな台所に向かっているのは、
動きに合わせて三つ編みに結った髪が揺れ、合わせて前掛けの留め紐も上下に揺れる。
それをじっと眺めているのは、彼女と同じ髪をした、蒼い瞳をした少年だ。
少年は何も言わず、椅子の背もたれから顔を出し、ご機嫌そうな母親の後ろ姿に、彼もまた嬉しそうに笑みを浮かべた。
母親の料理は他のどんな料理よりも美味しいのだ。それを今から食べられるとなれば、こうして待っているだけでもご機嫌にもなろう。
「──」
そんな彼の耳に、母親からの呼び声が届いた。
「な~に~」と相変わらずご機嫌そうに答えると、母親は背中を向けたまま「お父さん、起こしてきて」と告げた。
「はーい!」と返事をした少年は椅子から飛び降りると、ぱたぱたと足音をたてて寝室へと向かった。
扉の前につけば、僅かに助走をつけてからドアノブに向けて飛び、体重をかけてノブを捻る。
ぎぃと微かに軋む音をたてて扉が開き、ノブから手を離して少年は、部屋に鎮座するベッドへと駆け寄った。
えっちらおっちらと苦労しながらベッドによじ登り、静かな寝息をたてている白髪の男性──少年の父親の寝顔を覗き込む。
昨日のよるおそくだが、今日の朝早くだかに帰って来たそうだが、起こさなければ食事は出来ない。
母親は原則、家に家族が揃っているのなら全員で食事をすると決めている。
この人が起きてくれなければ、楽しみの朝食が摂れないのだから、多少力付くでも起きてもらわねばならない。
少年はぷにぷにと父親の頬をつつくと、「おきて~」と声を出した。
父親は低く唸ると眉を寄せ、鬱陶しそうに寝返りを打った。
「むぅ……!」
その反応が酷くお気に召さなかった少年は、不機嫌そうに頬を膨らませると両手を振り上げ、
「おーきーてー!!!」
朝一番からベチン!と乾いた音と少年の咆哮が家に響き渡り、男性の断末魔がその後に続く。
それを聞いていた母親は苦笑を漏らし、「あらあら」と声を漏らした。
何ともまあ、我らが愛息子は脳筋のようだ……。
「ま、まだ痛むんだが……」
「ふふ。起きないあなたが悪いんですよ」
そんな朝のやり取りから数時間。
息子がいつも楽しみにしている、月に一度の街外れの牧場の手伝いに行ったことを皮切りに、その両親は寝室へと移動していた。
ベッドの上に寝転んだ夫──ローグハンターの呼ばれる冒険者に膝枕をしているのは、かつてはギルド職員として彼の仕事を手伝った受付嬢だ。
一人で仕事に励む彼に惹かれ、勢いのままに告白し、籍を入れたと同時に仕事を辞めたのは、何年前のことだろうか。
とても懐かしいことのように思えるけれど、とても最近の出来事のようにも思える。
とても不思議で、何とも奇妙な感覚だが、嫌ではない。
にこにことご機嫌そうに笑うと、赤くなっているローグハンターの頬を撫でて、「
「いいや、自分への戒めとして痛みに耐えるさ」
ローグハンターはどこか騎士のような事を宣うと、ふっと鼻を鳴らして彼女に告げた。
「ただまあ、
「……?
突然の要求に首を傾げ、じっと彼の顔色を伺った。
別に疲れているようには見えないし、自分もそこまで疲れているわけではない。
「どうしてですか?」と問うと、ローグハンターはニヤリと怪しげな笑みを浮かべながら身体を起こした。
妻の膝枕を名残惜しくは思いつつも、これからやろうとしていることを思えば何てことはない。
「俺は昨日まで都にいただろう?」
「……都から一日で帰って来た事には何も言いません」
「いつもの事だからな。それで、今回の滞在は色々あって割りと長引いた」
「そうですね。いつもなら二週間もしない内に帰ってくるのに……」
心配したんですよと儚げに笑う彼女に、ローグハンターは「すまん」の一言と共に頭を下げた。
「でだ」と頭をあげた彼は、優しく彼女の頬を撫でる。
武器を握り続けた手は、武骨で固くなってはいるものの、込められた優しさに違いはない。
心地よさそうに目を細めた受付嬢は彼の手に自分の手を重ね、「どうしました?」と問いかけた。
彼が思い付きで何かをしたり、どこかに行ったりするのは慣れている。
突然連れ出された時は驚いたものだが、あの時見た光景は今でも覚えている。
蛍が舞い、鏡のように星を映す透明な湖など、滅多に見られるものではないのだから当然だ。
「それで、またどこかに連れていってくれるんですか?」
「……?いや、家から出るつもりはないが」
ローグハンターは彼女の問いかけに不思議そうに首を傾げ、頬を撫でていた手で彼女の髪を撫で、三つ編みに纏めれた髪を解いた。
ふわりと揺れた髪が背中に流れ、髪を梳く時に使ったのであろう香油の臭いが微かに香る。
「三週間ぶりに帰って来て、息子は一日留守だ。やることなんて、ほとんど決まっていないか?」
微笑み混じりに告げられた言葉に、受付嬢は「あ……」と声を漏らした。
彼の意図をようやく察し、赤面しながら目を逸らし、もじもじと身体をくねらせる。
彼は基本的に理性的で、誰に対しても平等で、面倒見のいい人物ではあるし、それは結婚してからも一切変わっていない。
ただ一つ変わったとすれば、ふとした拍子に自分の事を強烈なまでに求めてくる事があることか。
それは長時間離れた後が顕著で、三週間も離れていたのはかなり久しぶりだ。
彼のこと発作的とも言える行動は、離れていた期間を埋めようとしているのかもしれないし、単にそういった欲望が溜まっているだけなのかもしれない。
そしてその理屈は、彼に限った話ではない。
──私も、大概ですね……。
受付嬢もまた例外ではなく、実際帰って来た彼に抱きついた時など、そのまま玄関で行為まで行ってしまいそうで危なかった。
息子が寝ているからと二人して自重したのだが、その息子が出掛けたのなら我慢の必要はあるまい。
受付嬢は彼に任せるように目を閉じ、僅かに身体を前に出した。
その直後。十秒もしない内に唇を塞がれ、ちゅるりと湿った音と滑り気、そして温もりと共に彼の唇が口内へと侵入を果たした。
逃げる理由もないのでそれを迎え入れてやれば、獲物を見つけた蛇のように彼の舌が絡み付き、互いの唾液が混ざりあう。
くちゅり……くちゅり……と湿った音と、同時に熱のこもった息が漏れる。
「ん……ふ……」
彼の舌に口内をくすぐられる度に、受付嬢は身体を小さく跳ねさせながら声を漏らし、朱色に染まった頬には汗が滲む。
口付けをしたまま彼女を抱き締めたローグハンターは、そのまま彼女をベッド押し倒した。
彼女の上に覆い被さり、差し込んだ舌を伝わせた唾液を流し込み、彼女の口内を舐め回す。
「んんっ!んふ……。んく……っ!んく……っ!」
どろりと粘り気のある唾液の侵入に、受付嬢は一瞬だけ驚いて身体を強張らせたが、すぐに微笑んで流し込まれる唾液を飲み込んだ。
もっと欲しいとせがむように彼の首に両腕を回し、二人の唇が隙間なく密着。
嬉しそうに目を細めたローグハンターは彼女の唾液を舐めとり、お返しに唾液を塗りたくる。
どれが自分のもので、どれが彼の物なのか、それすらとわからないほどに、受付嬢の口の中で二人の唾液が混ざりあい、彼女はそれらを纏めて嚥下していく。
目を閉じて、必死になって唾液を飲みながら、時には舌にしゃぶりついてくる彼女を見下ろし、ローグハンターは片手を彼女の首へと伸ばした。
ギルド職員を辞めて長いにも関わらず、癖なのか首まできっちりとボタンを留めているのだ。
息苦しくないのだろうかと思うが、それに慣れているのだろうか、表情ではそれを感じられない。
だからというわけではないが、彼は真っ先に一番上のボタンを外すと、そこを開いて首もとを見えるようにした。
「ん……」と声を漏らした彼女は、僅かに楽になったのか身体を弛緩させて、口付けをしたままホッと息を吐く。
だがローグハンターの行動がそれで止まるわけがなく、今度は二番目のボタンを外し、それが段々と下へと進んでいった。
口付けに夢中な受付嬢はそれに気付いていないのか、ちゅっ、ちゅっ、と音をたてて彼の唇を吸い付き、彼の舌を舐めている。
ならばいいかと内心で笑みをこぼしたローグハンターは、不意に口付けを終えた。
唾液が糸となって二人の舌を繋ぎ合わせ、重力に引かれて受付嬢の顔へとかかり。
当の受付嬢は物欲しそうに口を開いたままピンと舌を伸ばし、落ちてきた唾液を口で受け止め、こくりと喉を鳴らして飲み込んだ。
同時にローグハンターが最後のボタンを外し、上着をはだけさせた。
可愛らしい下着に包まれた豊かな胸と、細く括れたコルセット要らずの腰が露となり、受付嬢は今さらになって羞恥からか顔を真っ赤にさせた。
慌ててはだけた上着を戻そうとするが、それよりも速くローグハンターが動き、彼女の胸元に口付けを落とした。
それだけに止まらず、胸元、鎖骨、首と、彼女を自分のものだという証をつけるように、次々と
「や、待ってください……!そこは、見えちゃいますっ!あの子に、気付かれますから……っ!」
ピクピクと身体を痙攣させながら、受付嬢は声を上擦らせながらそう告げた。
だがローグハンターは気にも止めずに次々と痕を残し、それを眺めながらご満悦の表情を浮かべた。
胸に数ヶ所。鎖骨から肩の辺りに数ヶ所。首に数ヶ所。
彼の唇を模した痕が残り、それが見えずともわかる受付嬢は恥ずかしそうに身じろぎした。
あの子に見つかれば、何と言われるか。
虫に刺されたでは多すぎるし、ぶつけたとしては場所が固まりすぎだ。
「うぅ……」
にこにこと笑いながら見下ろしてくる夫の顔に、多少の苛立ちを覚えながら、受付嬢は彼の首に両腕を回し、勢いよく引き寄せた。
抵抗も出来るだろうに、されるがまま引っ張られた彼は彼女と熱い抱擁を交わすことになり、ローグハンターは困り顔。
受付嬢はそんな彼の首に口付けし、力の限り吸い上げた。
ちゅ~!と音をたてている辺り、彼女も本気なのだろう。
それでもローグハンターは楽しそうに笑い、彼女のされるがままとなった。
噛んでこようが、吸ってこようが、舐めてこようが、彼女が満足するまでやらせてやる。
そしてそれをする受付嬢の顔が、だんだんと恍惚としたものへと変わり始めた。
何をどうしようが彼の臭いが肺を満たし、何をどうしようが彼の味が口を支配する。
何をしても彼を感じて、耳元ではくすぐったそうに笑う彼の声まで聞こえるのだ。
彼に包まれている実感と、彼が身を任せてくれているという信頼が、彼女の脳の奥底を震わせる。
そして数分して力尽きたのか、ようやく口を離した受付嬢は、はぁはぁと乱れた呼吸を繰り返す。
「満足したか?」
ローグハンターは何だか変な感じがする首もとを撫でながら身体を離し、にこりと笑った。
受付嬢が「は、はいぃ……」と力なく笑うと、彼は彼女の下着に手をかけて、一息でそれを引き剥がした。
同時に豊かな胸が解き放たれ、ぷるんと揺れてその存在を主張した。
昔からその曲線は美しく、見る人を魅了していたのだが、妻となり、母となってからは、やはり一回りほど大きくなっているように思える。
ローグハンターはそれを見下ろしながら生唾を飲むと、片手で彼女の胸を鷲掴んだ。
むにゅりと形を歪めて彼の手を受け止め、さらには元の形に戻ろうと押し返してくる。
その弾力が堪らず、ローグハンターは黙々と指を這わせて彼女の胸の感触を堪能していた。
「ふぃ……あ……んん……はっ……」
彼の指が動く度に受付嬢は切なげな声を漏らし、乳首がぷっくりと膨らんでいく。
その様子をまじまじと見つめていたローグハンターは、一旦胸の感触を楽しむことを止め、今度は乳首に狙いを定めた。
ゆっくりと顔を近づけて、ちらりと彼女の顔色を伺う。
彼の意図を察した受付嬢は「ま、待って」と声を漏らすが、ローグハンターはそれを無視して乳首に噛みついた。
ぷっくりと膨らんでいた乳首を一口で飲み込み、ちゅうちゅうと音をたてて吸い上げる。
ちゅ~と長い時間をかけたり、短い時間で連続で吸ってみたり、あるいはわざと噛んでみたり。
ふと思い付いた方法で、彼女の乳首を刺激していく。
「ひゃあ!?ひぎっ!んん!待って!あひっ!待ってくださいぃいいいいい!!」
彼の行動一つで、乳首から全身に痺れるような快感が広がっていき、受付嬢は目を見開きながら喘ぎ声を漏らす。
子供のそれとは桁違いの力が吸い上げられ、乳首が限界まで伸ばされる。
子供は生きる為だが、ローグハンターは彼女を責める為にしているのだから、気遣いの程度も違う。
「ひぐっ!ぎぃ!すわ、すわらいでくだしゃい!!」
乳首を引っ張られるせいで胸が縦に長く形を歪め、痛みにも似た感覚を彼女に与える。
それでも快感が勝ってしまうのは、彼女の身体が彼の責めに順応している為か。
快感の後押しと、彼に引き上げられる力で背中がしなり、ベッドには汗が垂れていく。
「ひぎっ!?あ、あれ、な、なんれすか、これ……!?」
と、快感に喘いでいた受付嬢が、驚愕の色が強い声を出した。
「あひゅ!ひっ!な、何か、登ってきて……っ!」
ビクビクと身体を痙攣させ、怖がる子供のように声を上擦らせる彼女とは対象的に、ローグハンターは疑問符を浮かべながら乳首を吸い続けていた。
むしろ彼女の状態を把握しようと、より一層強く吸い始める程だ。
「ひにゃあ!?まっへ、だめ、です……!はなれてくだしゃい!!」
いやいやと首を左右に振りながら喘ぐ彼女だが、その豊かな乳房の中を何かが登っていく。
いや、この感覚には覚えがある。これは──。
「いやっ!出ちゃいます!また、出ちゃうぅううう!!」
子供も大きくなって、胸の張りも落ち着いてきたというのにまだ残っていたのか、あるいはまだ微量ながらに作り続けていたのか、どちらかはわからないが。
「で、でます!でりゅ!いやぁあああああああああ!!」
そして喉が割れんばかりの絶叫と共に、吸い上げられていた乳首から、白い液体が噴き出した。
ローグハンターはぎょっと目を見開いて驚くものの、すぐに平静を取り戻して彼女の母乳を飲み始めた。
こくりこくりと飲む度に喉仏が上下し、ほのかに温かく、甘い液体を飲み込む。
「いや、だめです、のんじゃ、や……」
くぴくぴと赤子のように吸い付く彼を見ながら、受付嬢は涙目になりながら顔を背けた。
そしてローグハンターが勢いよく口を離した瞬間、受付嬢は身体をベッドに沈め、乱れた呼吸を繰り返す。
「はぁ……はぁ……な、なんで……」
また母乳が噴き出したことも疑問だが、構わずに飲んでしまう彼も彼だ。
僅かに非難するように彼を見つめた受付嬢は、彼がぴたりと口を閉じていることに気付き、首を傾げた。
彼なら何かしら言ってきそうなものだが、何かを考え込んでいるのだろうか。
そしてそんな彼女の疑問は、すぐに解消された。
ローグハンターが彼女の頭を押さえ、口付けをしてきたのだ。
受付嬢は彼の不意打ちに「んん!」と声を漏らすが、直後に甘い液体が口に流し込まれた。
「んん!?」
有らん限りに目を見開いた受付嬢は、それが自分の母乳であることにすぐに気付き、「んー!んー!」と声を漏らすが、流し込まれる勢いのままに喉を通り、胃の中へと落ちていく。
こくこくと喉を鳴らし、自分が出した母乳を自分の体内へと戻す。
受付嬢はそんな不思議な感覚に目を回すが、ローグハンターは構わずに口を離すと、口の端についた母乳を舐めとり、ニヤリと笑った。
「はぁ……はぁ……。んっ、はぅぅ……」
対する受付嬢はもはや何かを言い返す気力もなく、呼吸に合わせて豊かな胸を揺らすだけ。
潤んだ瞳に夫を映し、もじもじと太ももを擦り合わせているのは無意識の内だろうか。
ローグハンターは舐めるように彼女の身体を視姦すると、ごくりと生唾を飲む。
ここまで来たのだ、今さら後には引けない。
彼は本能に突き動かされるがまま、彼女のズボンと下着を剥ぎ取ると、びしょびしょに濡れた秘裂を露にする。
「あ……や……」
そこまですれば、流石の受付嬢も意識をはっきりさせてか、恥ずかしがりながらも股を閉じて秘裂を隠す。
だが直後にはローグハンターの手により抉じ開けられ、再びさらけ出すことになるのだから、別に違いはないのだが。
現に抉じ開けてしまえばそれまでで、受付嬢は諦めたかのように息を吐いた。
秘裂をじっと見つめたローグハンターは柄にもなく舌舐めずりすると、汗で張り付く上着とズボンを脱ぎ、パンツを降ろした。
同時に姿を現すのは、血管が浮かび上がるほどに勃起した自分の分身。
赤子の腕のように太く、長いそれは、男の一物の中でも大きい部類に入るだろう。
これからそれを受け入れることになる受付嬢は、緊張の面持ちで唾を飲み込むと、こくりと頷いた。
それを確かめたローグハンターは反り返る一物を手で支え、彼女の秘裂へと押し当てる。
くちゅりと湿った音が漏れ、受付嬢は「ん……」と声を漏らしてピクリと肩を揺らした。
そのままゆっくりと馴染ませるように押し込んでいき、彼女の膣内を少しずつ掻き分けていく。
「くぅ……っ!んっ!ぎ、いぃ……!」
一物を止めようと吸い付いてくるひだを強引に振り払い、鋭いかりが膣肉を引っ掻き回す。
ねっとりと絡み付くような快感が彼女の胎内を渦巻き、ビリビリと脳が痺れるような感覚に襲われる。
引き締まった膣肉を解しながら、どんどんと分泌される愛液を潤滑油にして更に前進。
そして数分かけて進んだ彼の亀頭が、ついに彼女の子宮へと届いた。
コツンと軽くぶつかった瞬間、先程とは違う鋭い快感が全身を駆け巡り、「ひゃん!!」と声をあげて身体を跳ねさせた。
きゅんきゅんと膣肉が締め付き、膣内を満たした
ローグハンターは一物全体がくすぐられるような感覚に唸り、受付嬢の表情を覗いた。
「ふ……っ!くぅ……ん!はぁぁ……はぁぁ……」
胎内を占める異物感と圧迫感に喘ぎ、呼吸が落ち着かずに肩が大きく揺れている。
元は仕事仲間とて、彼女はギルド職員で、自分は冒険者だ。
素の体力がそもそも違うし、痛みや苦しみへと耐性も大きく違うだろう。
ローグハンターは苦し気に喘ぐ彼女の額に口付けを落とし、「動くぞ」と静かに告げた。
受付嬢はその言葉にこくりと頷くと、「ゆっくり、お願いします……」と上目遣いになりながらお願いした。
彼は一度だけ頷くと、言われた通りにゆっくりと腰を前後させ始めた。
鋭いかりが膣肉を掻き、彼女の敏感な部分を余すことなく刺激する。
「くひ……っ!あっ……!い……ぎ……っ!」
ゆっくりとした刺激は、緩やかな快感となって彼女の身体を駆けていき、けれど爆発することなく溜まっていく。
引かれた亀頭が、再びゆっくりと膣肉を掻き分けて、口付けをするように子宮口に触れる。
その瞬間だけ凄まじい快感が発生し、受付嬢は喘ぎ声と共に身体を跳ねさせた。
同時に軽い絶頂を迎えたのか、途端に膣肉が引き締まり、彼の一物をがっしりと掴んで離さない。
蠢くひだが一物を扱き、動けないローグハンターは余すことなくそれを受け入れる。
「くっ……」と呻いた彼は受付嬢の表情を伺い、余裕のなさそうな顔にぞわりと背筋が震えた。
「……」
彼は無言で生唾を飲み込むと、締め付けてくる膣肉を強引に腰を振って振り払い、再び
それだけでなく段々とその速度をあげていき、彼女の子宮を何度も殴り始めた。
「きゅい!?はっ!あっ!ひん!あん!ま、待って!はや、はやい……っ!」
ビクビクと身体を震わせながら受付嬢は言うが、ローグハンターは構わずに腰の速度を上げていく。
「ひぐ!?あっ!あぎ!?ひっ!あっ!やっ!まっ!ひぎぃ!?」
亀頭が子宮口を殴る度に腰が跳ね、動きに合わせてぷるんぷるんと大きな胸が揺れる。
その動きがローグハンターの欲情を誘い、一物がより固くなり、連鎖的にかりにも力が入り、鋭くなる。
そんな矢の返しの如きかりで、痙攣を繰り返す膣肉を引っ掻いてやれば、受付嬢は「ひぎゃあ!?」と声をあげて、鋭い快感に目を見開いた。
先程から絶頂が止まらず、視界が揺れて点滅を繰り返す。
息も吐く一方で上手く吸えず、口が開いているのに酸欠一歩手前という状態だ。
ローグハンターは強烈な締め付けに唸り、眼前の雌に種付けしようと腰を振るいながら、ローグハンターは告げた。
「もう
「ひにぃ!あ、あひっ!はへ!ひゃい!くらしゃい、ぜんぶ、なかにっ!!」
受付嬢は彼の動きに合わせてビクビクと身体を痙攣させて、なけなしの体力で叫んだ。
その言葉に背を押されたローグハンターは、一物を支配する射精感に眉を寄せ、そしてすぐに我慢を止めた。
ぞわりと背筋が震え、身体が戦慄いて鳥肌が立つ。
「ぐ……っ!」
同時に限界を迎え、低く唸りながら腰を突き出した。
ずりゅ!と湿りながらも勢いのある音をたて、一物が根元まで彼女の身体に入り込み、子宮を押し潰す。
「はにゃああああああああああああ!?!?」
くわっと目を見開いた受付嬢は、絶叫しながら一際大きな絶頂を迎えた。
弾かれるように跳ね上がった腰を、ローグハンターが両手で力まかせに捕まえ、精液を一滴残らず注ぎ込む。
「ひぎ!ぎっ、あっ、くぅ……っ!」
身体に力が入っているのか、ぎゅっと目を閉じ、両手でシーツを握り締め、浮いた腰はかくかくと揺れている。
その姿がまた愛おしく、ローグハンターは吐精感に任せて息を吐いた。
そしてゆっくりと一物を引き抜けば、どろりとした白濁液が秘裂からこぼれ、受付嬢は膣内を精液が逆流する感覚に「ひぅ!」と声を漏らした。
胎内の異物感が消えたことに安堵してか、身体を弛緩させた受付嬢は、乱れた呼吸のまま虚ろな瞳で天井を見つめた。
──終わった……?
絶頂の余韻と、不足した酸素を求めて口が勝手に開き、伸びた舌を戻すことが出来ない。
そんな彼女の耳に『ポン!』と少し異質で、気の抜けた音が届く。
どうにか顔を持ち上げてみれば、ローグハンターが何やら水瓶を呷っており、受付嬢は言葉もなく疑問符を浮かべた。
当の彼も彼女の視線に気付いたのだろう。何度か喉を鳴らして中身を飲み込むと、今度は口の中に溜めたまま彼女に顔を寄せた。
そのまま逃げる事も出来ない彼女に口付けすると、ゆっくりと彼女の口内に中身を流し込んだ。
「ん……。んく、んく、んく」
何かはわからずとも、きっと毒ではないと判断した受付嬢は、されるがままに飲み込んでいく。
飲めば飲むほど身体の芯がぽかぽかと温まり、失った体力が僅かばかり回復したようにも思える。
──ああ、
彼が行為の前に言っていたことや、その独特な味から察した受付嬢は、彼の顔が離れると同時にホッと息を吐いた。
回復したとはいえ、全快には程遠い。あくまで多少動けるようになった程度だ。
だがそれは、量はともかく回復したということであり、恐る恐る彼へと目を向ければ。
「よし、まだ行けるな」
ゴキゴキと首を鳴らし、固さを取り戻した己の分身を見下ろしながらそう意気込んでいた。
受付嬢は力なく笑うと、彼に身を任せるように両腕を広げた。
彼女の行動にローグハンターは嬉しそうに笑うと、彼女の腕の中に納まり、同時に再び固くなった一物を彼女の秘部へと押し込んだ。
時刻はまだ昼過ぎ。二人で楽しむには時間はたっぷりあるし、息子が帰ってくる──と言うよりは迎えに行く──のは明日だ。
一晩中どころか、一日中でも相手をしてやれるのだ。
離れていた三週間分の愛を注ぐまで、彼は止まらないのだ──。
翌日、昼頃。
「それで、昨日はどうだった?」
「えっと、牛さんを追っかけてね、あとは牛さんからぎゅーにゅー?をとったの!」
「そうか。それはよかった」
うきうきと上機嫌そうに笑う息子の手を引きながら、ローグハンターもまた嬉しそうに笑った。
子供の頃の経験は、大人になっても生きるのだ。出来る内に、出来るだけの事をやらせた方が、この子の為にもなる。
「ねえ、おかーさんは?」
「お母さんは寝てる。何だか疲れているみたいでな」
「そっかー」
早く母親にも話がしたかったのか、残念そうに唇を尖らせた。
「まだ寝てるから、静かにな」
「はーい」
そんな話をしている内に家に着き、ガチャリを音をたてて錠を外す。
小さめの声で「ただいま~」と言ってから家に入った息子の後を追い、「ただいま」と呟いてから家へと入る。
そして二人はお互いに向き合って、「「お帰りなさい」」と同時に言った。
直後には二人して可笑しそうに噴き出し、その笑顔がよく似ているのだから、まさに親子といったところ。
「どうせ寝れてないんだろう?部屋行って、寝るか」
ローグハンターは断定的にそう言うと、息子の頭を撫でてやる。
「ん~」と気持ち良さそうに目を細めた息子は、大口を開けながら「くぁ~」と声をあげて欠伸を漏らし、くしくしと目を擦った。
牧場に行った日は、基本的に興奮しているのか寝不足で、帰ってきたら泥のように眠るのだ。
そこがまた可愛いのだから、ローグハンターも強く何かを言ったりはしない。
「ほらほら、本でも読んでやるから」
「ん……」
ローグハンターは立ったまま船を漕ぎだした息子の背を押して、子供部屋へと誘導していく。
そんな二人が通りすぎた寝室では、
「ぁ……ぇ……ひぐっ!」
ベッドの上で大量の
彼が満足するまで吸われた乳首は、膨らんだまま戻っておらず、何も触れていないのに母乳が滲む。
身体中に珠のような汗を浮かべ、汗に濡れた髪を含め、カーテンの向こうから漏れる陽の光に照らされてキラキラと輝く。
そんな淫靡で、美しい光景を知るのはローグハンターただ一人。
息子にも、天上の神々にも、この光景を見せないのは一重に彼の独占欲が働いただけ。
弱きを救い、悪を討つローグハンターとて、人並みの欲望はあるし、下手をすればそれは人並みを遥かに越える。
──その愛を受け止めるのは、冗談抜きに命懸けなのだ。
感想、リクエスト等ありましたら、よろしくお願いします。