※この作品はR-18です。

SLAYER'S CREED +α R-18   作:EGO

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リクエストから。

ヒロインは令嬢剣士。ログハンとは既に夫婦ですが、こちらでも年齢調整して、年の差を小さめにしています。



Memory?? 高貴なる血

 この国の中心地たる都から、馬車に揺られること二日。

 都の喧騒から遠く離れ、大自然に囲まれたいと願いの下建てられた別荘(ログハウス)の中に、二つの人影があった。

 小さな卓を挟むように椅子にこしかけ、窓の外を見ながら談笑しているのは、二人の男女だ。

 一人は白く脱色された髪をうなじの辺りで纏めた男性。

 蒼い瞳で周囲を見渡し、怪しいものがないかと警戒を続ける。

 そんな彼の右隣にいるのは、背中を隠すほどに伸びた蜂蜜色の髪を、窓から入り込む風に揺らしている女性だ。

 白いワンピースを着ているものの、生地を押し上げる豊かな双丘や、コルセット要らずの括れた腰は隠せるものではなく、風に揺れる裾からはちらちらと染みひとつない白い足が覗いている。

 二人はかつて冒険者だった頃の思い出を語り合い、時には笑い、時には悲しげな表情を浮かべる。

 

「色々と大変ではありましたが……」

 

 ふと蜂蜜色の髪の女性が窓の外に目を向けて、三人では心配だからとついてきた女性の使用人に追いかけられてい少年へと目を向けた。

 自分譲りの蜂蜜色の髪は陽の光に当てられて宝石のように輝き、父親譲りの蒼い瞳は楽しそうに細くなっている。

 庭を右へ左へと駆け回るあの子を捕まえられるのは、動きやすい格好をした自分か父親程度のもの。

 蜂蜜色の髪の女性は「あの子に会えて、良かったですわ」と鈴を転がしたように笑った。

 

「そうだな」

 

 同じく息子の様子を見つめていた彼女の夫は、卓に頬杖をつきながら頷き、「元気そうでなによりだ」と嬉しそうに笑う。

 自分があの年の頃は、両親の死も相まって塞ぎこみ、一日中部屋に閉じこもっていた。

 それなのに、こうして結婚して子供まで出来るとは、人生とはわからないものだ。

 その元気溌剌な息子は、両親に見られていることに気付いて「とーさま、かーさま!」と足を止めてぶんぶんと手を振った。

 二人が笑いながら手を振り返せば、息子は嬉しそうに笑い、再び駆け出そうとするが、

 

「捕まえました!」

 

「ぴっ!?」

 

 背後に回っていた使用人の女性に抱き上げられ、何とも可愛らしい声をあげて驚愕を露にした。

「つかまった~」と楽しそうに笑う息子と、ぜぇぜぇと喘ぐ使用人たちを見つめながら、彼の両親は可笑しそうに噴き出す。

 かつてローグハンターと呼ばれた男と、彼の相棒であり、最愛の女性となった令嬢剣士は互いに見つめあうと、照れたようにはにかみながら顔を逸らす。

 愛する人の笑顔はいつ見てもいいものではあるが、やはりこうも近いと照れてしまう。

 そんな二人を見ていた使用人は、他所でやれと言わんばかりに冷たい目になりながら、すぐに諦めたように溜め息を吐いた。

 そもそも付いてきてしまった自分の失敗(ミス)だ。

 とりあえず二人が帰る気になるまでは我慢しようと決めて、二人の息子をぎゅっと抱き締めた。

 息子は急に強まった力に「み!?」と声を出して驚くものの、痛くはないからと受け入れる。

 そんな息子と使用人を見つめながら、ローグハンターの視線は鋭い。

 一応整地し、柵で囲んでいるとはいえ、ここは森の中だ。

 ゴブリンが出るかもしれないし、空き家だと思い込んだならず者が来るかもしれない。

 愛する家族と一緒にいても、警戒心は変わらない。

 それは深刻な職業病のようなもので、ちょっとやそっとでは変わらない。

 そんな彼の変化に気付いた令嬢剣士はそっと彼の手を握り、「力を抜いてくださないな」と微笑んだ。

 彼女の温もりを感じながら、ローグハンターは深呼吸と共に「そうだな」と呟き、僅かに力を抜く。

 

「……せめて他所でやってください」

 

 息子を抱いたまま戻ってきた使用人が、嘆息しながらそう告げて、ローグハンターと令嬢剣士は頬を赤らめながら顔を背けた。

 結婚して、子供までいるというのに、何を初々しい反応をしているのだこいつらはと、冷たい視線を二人に向けて、再びの溜め息。

 これでもローグハンターは円卓に名を連ねる人物で、令嬢剣士はその商才から家に更なる発展を与えた人物だ。

 そんな二人と、その子供の護衛(・・)をたった一人で任せられる彼女もまた、それなり以上の実力者なのだが、それはここで語るものではない。

 本来の世界線から大きく逸脱したこの物語に、深く語る意味はないのだから──。

 

 

 

 

 

 時間を過ぎるのは思いの外早いもので、時刻は既に夜。

 双子の月が姿を現し、満点の星空が世界を見下ろす。

 そして、ローグハンターと令嬢剣士の二人はそんな夜空を眺めて──、

 

「ん……。はふ……っ。ちゅ……」

 

 いることはなく、令嬢剣士がローグハンターに接吻の雨を降らせていた。

 お互いに裸になってシーツにくるまり、身体を隙間なく密着させてお互いの体温を共有する。

 シーツの中で二人の足が絡み合い、ローグハンターの腕が令嬢剣士の腰を押さえて離さず、彼女の豊かな胸が彼の胸板に潰されて柔らかく形を歪めていた。

 

「ん~……!はむ!ちゅ……っ!」

 

 令嬢剣士の両手はローグハンターの頭を押さえ、彼の口の中に舌を押し込む。

 対するローグハンターの反応も鈍いもので、入り込んでくる彼女の舌にゆっくりと絡み付く。

 彼の口からはくちゅり、くちゅりと湿った音を漏らし、溢れた唾液を彼の舌へと塗りたくる。

 もちろん変わりに彼の唾液も受け取るのだが、無論それは嫌ではない。

 彼の唇を甘噛みし、犬歯を舐めて、舌を絡める。

 ローグハンターはくすぐったいのか小さく唸り、細くなった瞳が僅かに潤んで見える。

 令嬢剣士は愉しそうに目を細め、一度接吻を終えて顔を離した。

 二人の間を唾液の糸が繋ぎ、重力に引かれるがままシーツへと落ちていく。

 

「はぁ……はぁ……ふふっ……」

 

 長いこと口付けをしていた為か、令嬢剣士は肩を揺らして呼吸を整えながら、彼の表情を見つめて可笑しそうに笑った。

 口付けの余韻に浸っているのか、それとも口を閉じることも億劫なのか、口を半開きにしたまま瞳を蕩けさせ、随分とだらしのない表情になっているのだ。

 今のうちに追撃をと、再び彼に口付けしようとした矢先、それよりも早くローグハンターの表情が引き締まる。

 同時に彼は彼女の首もとに顔を寄せて、唇で挟むように噛みついたのだ。

「ひゃ!」と声を漏らす令嬢剣士を他所に、ローグハンターはくすぐるように舌を這わせて彼女の味を堪能し、思い切り吸い上げて痕を残す。

 

「っ!?ま、待ってくださいまし!そ、そこは見えてしまいますわ!」

 

 ──と、恍惚の表情を浮かべていた令嬢剣士はハッとして、慌てたように声をあげた。

 帰りに着ていく服は、首まで隠せるようなものがない。

 そんな場所に口付けの痕(キスマーク)をつけられてしまえば、明日使用人に何を言われるか。

 一人慌てる令嬢剣士を他所に、ローグハンターは彼女の声を無視して顔を下げ、今度は彼女の胸元に口付けし、痕を残す。

 

「ひゃわ!?き、聞いてらっしゃいますか?!あ、あの、ですから、そこは……っ!」

 

「……あまりうるさいと、あの子が起きてくるぞ」

 

「っ!そ、それはそうですけれど……っ!」

 

 苦情に対して正論をぶつければ、令嬢剣士の声が尻すぼみになっていく。

 いつものことではあるが、それが堪らなく愛おしいローグハンターは、絡めた足を解くとそのままシーツの中へと潜り込んだ。

 豊かな胸のあちこちを吸い上げて痕を残し、乳首にも口付けを落とす。

「ひゃん!」と明らかに艶っぽい声が漏れたが、ローグハンターは構わずに更に下へ。

 冒険者だった頃に比べれば、だいぶ柔らかくなった腹部にも口付けし、更に下へ。

 そこまで来て彼の狙いを察した令嬢剣士は、慌てて彼の頭を押さえた。

 

「ま、待ってくださいまし!それ以上は汚いですから……っ!」

 

「お前の身体に汚い場所なんかあるか」

 

 そんな彼女の言葉に、シーツの中から明らかに不機嫌そうな声が聞こえ、ローグハンターが頭を振って彼女の手を払う。

 そのまま片手で太ももを、もう片方の手で胸を撫でてやりながら、たどり着いたのは彼女の足の付け根。

 目の前で鼻息に揺れるのは、彼女の髪と同じ色をした陰毛で、鼻先で触れてやれば令嬢剣士はくすぐったそうに声を漏らし、身体から力が抜けた。

 そしてその瞬間、ローグハンターは彼女の太ももの内側に手を入れて、閉じていた足を抉じ開ける。

 同時に香るのは、ほのかに甘い彼女の香りだ。

 ローグハンターは彼女の股間に顔を埋め、肺一杯にその臭いを吸い上げる。

 

「ひゃん!駄目、駄目ですわ!くすぐったい……っ!」

 

 ピクピクと身体を小刻みに揺らし、笑うのを我慢しているのか、あるいは羞恥からか声を震わせるが、ローグハンターは気にしない。

 目の前で微かに湿っている彼女の秘裂に口付けをすることが、他の何よりも勝ってしまったのだ。

 そして彼は何の躊躇いもなく彼女の秘裂に口付けすると、溢れる愛液をじゅるじゅると音をたてて吸い上げた。

 

「ひぃい!?な、何を──」

 

 秘部を吸い上げられるという未知の感覚に喘いだ彼女は、シーツを捲って状況を確認しようとするが、それよりも早くローグハンターの舌が秘部へと滑り込んだ。

 僅かな異物感に「ひぐ!?」と声を漏らした令嬢剣士は、身体に電撃が走ったような衝撃に身体を仰け反らせる。

 逃げようと腰を引こうとするが、ローグハンターの両腕が肉つきのいい安産肩の臀部を鷲掴み、それを阻止。

 むしろ五指全てを使って彼女の臀部を揉み始め、程よい指圧の感覚に身体を震わせる。

 

「はひゅ!んんっ!んぅ……っ!」

 

 腕のいい按摩師にされているように、彼女の急所の全てを把握している手の動きと、それが与えてくる優しい快感に、もはや抵抗する気力さえも削ぎ落とされる。

 ゆっくりと弛緩していく事をいいことに、ローグハンターは彼女の秘部に挿れた舌を動かし始めた。

 指とは違い太く肉厚なそれは上下左右と好き勝手に動き回り、彼女の膣肉を刺激する。

 

「ひぁ!?ひぐ!ぎっ!あっ……!ひぅ……っ!!」

 

 普段の指の動きとは違い、入り口の近くの浅い場所ばかりを責め立てられ、気持ちがいい筈なのに物足りない不思議な感覚に、令嬢剣士は蕩けた瞳は揺らした。

 くちゅくちゅと湿った音をたてながら溢れた愛液は余すことなく絡めとっていく。

 

「ふっ……!んんっ!はぅ……、いぃっ……!」

 

 ピクピクと身体を痙攣させ、かくかくと小刻みに腰を揺らしながら、けれど絶頂には足りない快感に、切なそうな声が漏れる。

 

 ──もっと……奥に……欲しい……ですわ……。

 

「ふっ……!ん……っ!んぅ……っ!」

 

 彼の舌の動きに合わせて緩やかな快感が身体に広がっていくが、思考が奪われるような強烈なものではなく、さながら弱火でゆっくりと火を通されているかのようだ。

 ふつふつと身体の芯から熱が溜まり、けれど発散することが出来ずにひたすらに溜まっていく。

 潤んだ瞳をしたまま指を噛み、一応声だけは我慢するのだが、これなら指がなくとも我慢は出来そうだ。

 そうして彼女の気が抜けた瞬間、ローグハンターは舌を引き抜き、目の前でぷっくりと膨らんでいる陰核(クリトリス)を見つめ、それを口に含んだ。

 

「ひゃあ!?」

 

 令嬢剣士は突如として全身を駆け抜けた鋭い快感に声をあげると、困惑気味に目を見開きながら、再びシーツの中へと目を向けた。

 相変わらずローグハンターは股間に顔を埋め、白い毛玉があるようにしか見えないのだが、今の彼は確実に危険な場所に食らいついていることは確かだ。

 

「あ、待って……!」

 

 彼の頭を引き剥がそうと手を伸ばした瞬間、ローグハンターは唇をすぼめて彼女の陰核を咥えると、思い切り吸い上げた。

 

「ひぎゅあ!?ぎ、いぃぃいいいいいいっ!!」

 

 ピンと勃った陰核が形を歪めるほどの力で吸引された令嬢剣士は、腰を跳ねさせ、背筋を仰け反らせながら快感に喘ぎ、視界にはバチバチと火花が散る。

 

「んぎ!?ぎ、だ、だめ……っですわ!きちゃう、きゃいますぅううううう!!」

 

 ビクン!ビクン!と肩を跳ねさせながら叫ぶと、ローグハンターは笑みを浮かべながら口を開き、優しく陰核に噛みついた。

 吸われる力から、押し潰す力に。

 陰核を直接刺激されたその衝撃は途端に快感へと変わり、彼女の脳を殴り付けた。

 

「ひやぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!」

 

 同時に喉が割れんばかりの嬌声が発せられ、令嬢剣士は絶頂を迎えた。

 秘裂から噴き出した潮がローグハンターの顔を汚すが、彼は構うことなく何度も彼女の陰核を咀嚼し、断続的に快感を叩き込む。

 

「ひぎ!?あっ!?イく!イぐ!?まっへ!やめへ!イくの、どまんないぃいいいいい!!」

 

 彼に噛まれる度に絶頂を迎える令嬢剣士は、視界を点滅させながら首を振り、力が抜けた手で彼を剥がそうとするが、やはり彼の力には敵わずに責めを許してしまう。

 

「はへ!イく!だめ、まっへくらしゃい!もう、やめへ!イく!イくぅ!いひゅ!っ──……」

 

 ローグハンターがひたすらに責め立てる中、不意に令嬢剣士の耳にプツン!と何かが切れる音が聞こえた。

 同時に気の抜けた声を漏らし、くたりと身体を弛緩させた。

 何事だと異変を察したローグハンターが陰核を解放すると、横向きだった彼女の身体が仰向けにベッドに倒れる。

 

「あ、おい、大丈夫か……」

 

 ローグハンターは慌てて身体を起こして彼女の様子を確かめるが、返事がない。

 

「あっ……!へっ……!ひぅ!ふぇ~……」

 

 力の抜けただらしのない表情で、口からは艶っぽい声が漏れる。

 閉じる気力もないのか口は開きぱなしで、端からは舌がだらりと下がっている。

 

「……」

 

 やばいと冷や汗を流すローグハンターだが、不意に令嬢剣士の瞳が揺れ、彼の顔を見つめた。

 

「はぅ……っ!くらさい、あなたの、ぜんぶ、くらしゃい!」

 

 呂律も回らず、表情も普段の凛としたものとは程遠いが、その瞳に映るのは最愛の人であることに違いない。

 ローグハンターは多少躊躇いつつも、妻のおねだりを受け入れることにした。

 元より我慢は出来ないのだ。こちらから彼女に言うのは時間の問題だったのだから、気にしても仕方がないだろう。

 そうと決めれば後は速く、ローグハンターはさっさと被っていたシーツを剥がし、二人の裸体を月明かりの下に晒した。

 お互いの身体には珠のような汗が浮かび、息も荒れてはいるものの、まだ終わっていないと気合いを入れ直す。

 ローグハンターは勃起した己の分身に手を添え、びちゃびちゃに湿った彼女の秘裂へと押し当てた。

「ひゃん♪」とどこか愉しそうな声を漏らした令嬢剣士は、「はやく、はやくくらしゃいな」と自分から腰を振って彼を誘う。

 そして今のローグハンターに、それを我慢できるほどの自制心は残っていなかった。

 彼はフッと鋭い息を吐くと、一気に腰を突き出した。

 ずりゅ!と湿った摩擦音と共に、一物が引き締まった膣肉を掻き分け、あっという間に彼女の子宮を殴り付けた。

 

「きゅいぃ!?へっ……!はっ!ひぅっ!」

 

 途端に全身を駆け抜けた快感にビクン!と身体を跳ねさせた令嬢剣士は、愛おしそうに自分の下腹部を撫でた。

 

「ひぅ!いい、れふよ。うごいて、くらしゃい……」

 

 腹部の肉越しに彼の一物に触れながら、令嬢剣士は彼を煽るように笑い、ゆっくりと自分の腰を振る。

 それだけで一物が彼女にとっての気持ちいい場所を撫でていき、その快感が令嬢剣士の脳を揺さぶる。

 

「はひゅ……。んん……!はやく、うごいて……」

 

 いつもと違う彼女の様子に怪訝に思いつつ、ローグハンターはこくりと頷いて腰を振り始めた。

 最初は膣肉に馴染ませるようにゆっくりと、慣れてくれば段々と速く、力強くしていく。

 

「ん……!あっ……!ひぐ!いっ!あっ!んん!!」

 

 それに合わせて彼女の声にも段々と熱がこもり、締まりも強まっていく。

 ローグハンターが「随分と乗り気だな」と呟くと、令嬢剣士は「いわないれぇ……」と間伸びした声で返し、恥じるように赤くなった顔を背ける。

 そんな彼女の可愛らしさに唸ったローグハンターは、赤くなった耳に口付けを落とし、耳朶に甘噛みした。

 令嬢剣士はそのくすぐったさに「ひゃん!」と声を漏らせば、きゅんきゅんと膣内が引き締まる。

 それを掻き分けるように腰を振ってやれば、令嬢剣士は艶っぽい声を漏らして身体を強張らせた。

 必死に蠢いて一物を扱いていたひだをかりで引っ掻いてやり、彼女の最も感じる場所(Gスポット)を重点的に責め立てる。

 

「ひん!あっ!あっ!あっ!はひゅ!いい!はっ!はひ!」

 

 ビクビクと身体を痙攣させながら、彼が与えてくれる快感を全身で受け止める彼女は、小さな絶頂を繰り返しながら喘ぐ。

 

「ひぎゅ!あっ!いぃ!」

 

 ごりごりと音をたてて膣肉を抉られ、精液欲しさに降り始めた子宮口を亀頭が無慈悲に殴り付ける。

 その衝撃は全てが快感へと変換され、令嬢剣士は目を見開きながら背中を弓なりにしならせた。

 豊かな胸が覆い被さるローグハンターの身体に潰され、胸板に擦れる乳首からも痺れるような快感が送られてくる。

 

「ひぎぃ!?あっ!はっ!ひぅ!あっ!イく!さっきから、ずっと、イってますわ……!」

 

 ビクン!ビクン!と身体を跳ねさせ、身体に浮かぶ汗を振り撒きながら、何かを堪えるように眉を寄せるローグハンターの顔を見つめた。

 

「いい、ですわ。ぜんぶ、くらしゃい!わたしに、あのこの、おとうとでも、いもうとでも、なんにんでも、うみましゅから!」

 

 快感に喘ぎ、もはや自分でも何を言っているのかを理解できていないのか、普段なら言わないであろう事を平然と言い放った。

 だがローグハンターにそんな事を考える余裕はなく、一物を登っていく精液を押さえ、ぞわぞわと背筋をくすぐる射精感に耐えながら、彼女に告げた。

 

「何人でも孕ませてやる。あの子が驚くくらい、兄弟姉妹を増やしてやろう……っ!」

 

 快感に耐え、擦りきれそうな理性を繋ぎ止めながら、ローグハンターは唸るようにそう告げた。

 令嬢剣士が嬉しそうに笑い、身体を起こしてローグハンターに口付けした瞬間、彼の奥に溜まっていたものが爆発した。

 鈴口の出口ギリギリで溜まっていた精液が噴き出し、彼女の子宮を瞬く間に満たしていく。

 

「んん!?んんんんんっ!!!」

 

 亀頭が子宮口を抉じ開けんばかりに押し付けられる圧迫感と、精液が子宮を撫で回す感覚に叫んだ令嬢剣士は、ぎゅっと彼の腰に両足を回して更に深く繋がりあった。

 

「んん!んふっ!んんん~!!」

 

 目の前にある彼の潤んだ瞳を真っ直ぐに見つめ、令嬢剣士は愉しそうに笑った。

 対するローグハンターも愉しそうに目を細め、彼女の顔に更に顔を寄せて舌を絡めあう。

 その間にも精液は絶えず流し込まれ、彼女の子宮を満たしていく。

 それが数分続くとようやく射精が止まり、それを合図に二人は名残惜しそうに口付けを終えた。

 はぁはぁと肩を揺らして呼吸をしながら二人は見つあい、どちらからと言うわけではなく笑みをこぼす。

 

「ふふふ。あったかい、ですわ……」

 

 令嬢剣士は僅かに膨らんだ下腹部を撫でながらそう告げると、ベッドに身体を沈めてゆっくりと目を閉じ、寝息をたて始めた。

 そんな彼女を見下ろしながら微笑んだローグハンターは、彼女の額に口付けすると、ゆっくりと一物を引き抜いた。

 どろりとした白濁液が秘裂から溢れだし、彼女の臀部を伝ってシーツへと落ちていく。

 彼女の隣に寝転がり、彼女の寝顔を見つめながら目を閉じる。

 

 ──明日もゆっくり過ごせればいいんだが……。

 

 そんなごくごく普通の願いを、胸に秘めながら。

 

 

 

 

 

 翌朝。寝室。

 

「うぅ……」

 

 枕を抱き締めながら腰を擦る令嬢剣士は、涙目になりながらローグハンターを睨んでいた。

 

「途中から記憶がないのですが、一体どれだけの事をしたのですか?」

 

 言葉に少々の棘を含ませながら、令嬢剣士は拗ねた子供のように頬を膨らませる。

 

「……記憶がないのか」

 

「本当ですわよ?」

 

「それは信じているとも。だが、まあ……」

 

 昨晩の彼女を思い出しながら、ローグハンターは首を傾げた。

 気絶していたようには見えなかったし、素面という感じでもなかったが……。

 

「たがが外れたか?」

 

「っ!へ、変なことを言わないでくださいまし!」

 

 適当な事を言うローグハンターに、令嬢剣士は胸ぐらを掴む勢いで彼へと詰め寄るが、

 

「お二方。朝食の準備が出来ました」

 

 何の合図もなく部屋に入ってきた使用人の一言に、二人は変な声をあげながら姿勢を正した。

 無遠慮に寝室へと入った使用人は、色濃く残る性行の残り香に眉を寄せた。

 

「一体誰が片付けると思っているのです?」

 

「「……」」

 

 無表情で、凄まじい怒気を込めながら放たれた言葉に二人は大きく怯むが、扉の向こうから聞こえる息子の声にハッとしてそれぞれの着替えへと目を向けた。

 使用人は諦めたように溜め息を吐き、踵を返して息子の元へと向かう。

 取り残された二人は顔を見合わせ、溜め息を吐いた。

 

「とりあえず、今日もよろしく」

 

「ええ。よろしくお願いします」

 

 何とも格好がつかないが、とりあえず今日は始まったのだ。

 ならば、精いっぱいに生きねばならない。

 

『とーさま、かーさま、まだ~?』

 

「ああ、今行く!」

 

「今いきますわ!」

 

 息子の声に二人は応じ、ローグハンターは令嬢剣士の身体を支えてやりながらベッドを降りた。

 

 ──願わくば、家族と過ごせる日が続きますように。

 

 ローグハンターは声には出さずに祈りを捧げ、窓の外へと目を向けた。

 憎たらしいまでの青空が、優しくこちらを見下ろしていた。

 

 

 

 




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