※この作品はR-18です。

SLAYER'S CREED +α R-18   作:EGO

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リクエストから。

ヒロインは銀髪武闘家と女武闘家。
出られない部屋シリーズ第二段。

時期的には未定ですが、最終決戦~エピローグの空白期、加えて隔世状態体得前を想定しています。



Memory?? 纏めて愛して

 西の辺境の山中に、突然大きな屋敷が現れた。

 いつの間に建てられたのか、持ち主は誰なのなは不明。

 だが近隣の村で狩りに出掛けた男たちが行方不明になる事件が頻発し、彼らの縄張りがその屋敷の近くであることは無関係ではあるまい。

 日に日に増えていく行方不明者に、事態を重く見た国の上役たちは一刻も早い解決を冒険者に依頼。

 だが多くの冒険者がこの屋敷に挑んだが戻らず、被害は広がっていくばかり。

 そしてまた、とある冒険者の一党がこの屋敷に挑むのだった。

 

 

 

 

 

 辺境勇士──ならず者殺し(ローグハンター)。

 彼と、彼に率いられた二人の女性が屋敷の廊下を駆けていた。

 三人の背後には解除された罠や、葬られた怪物(モンスター)の屍が転がっている。

 

「外観に比べて廊下が長すぎませんか?」

 

 その中の一人。黒髪を後頭部で一つに纏めている女武闘家は、疲労を感じさせない声音で隣を走る自分の師でもある冒険者に声をかけた。

 彼女とは対照的な銀色に輝く短髪と、自分よりも豊かな胸を揺らしながら駆ける銀髪武闘家は、「確かに、変だよね」と女武闘家の言葉に同意。

 前を走る一党の頭目にして彼女の夫でもあるローグハンターは蒼い双眸を細め、「もうすぐだ」と呟く。

 ほのかに光を放つ瞳には、ここに挑み散っていった冒険者たちの残滓が映り、あまたの屍の先に正解の道を示してくれている。

 彼の故郷においてタカの眼を呼ばれるその瞳にかかれば、複雑に入り組み、外観と一致しない道筋であっても問題はない。

 そして金色に光る扉を見つけた彼は、後ろの二人に「警戒しろ」と警告。

 

「わかった!」

 

「了解です!」

 

 銀髪武闘家と女武闘家が打てば響くように返すと、ローグハンターは微笑む。

 この三人なら余程のことがなければ突破できる。自分が無理と無茶をすれば、その余程のことがあってもどうにかできるだろう。

 ざっと音をたてて靴の裏と絨毯を擦りながら止まった彼は、件の扉を睨み付ける。

 二人は背後で辺りを警戒し、ローグハンターはそっと扉に鍵がかかっていないかを改める。

 だが罠だらけだった道中とは違い鍵がかかっておらず、ノブを捻ればそのまま開いてしまう。

 開いた扉の隙間から中を覗くが、あるのは豪華なシャンデリアと、大人四人が余裕で眠れそうな大きなベッドがある程度。

 そっと扉を押して中に入り、タカの眼を使って罠の類いがないことを確認。

 

「よし、来い」

 

 外で廊下を警戒していた二人に声をかけると、女武闘家、銀髪武闘家の順で部屋に入ってくる。

 

「……寝室?」

 

 銀髪武闘家はきょろきょろと部屋を見渡しながら首を傾げ、シャンデリアの明かりに目を細めた。

 見るからに豪華なそれは、それなりの権力を持つ貴族でなければ買えない物だ。

 逆に言えばこの屋敷の持ち主は、そのそれなり以上の権力を持っていると言うことにもなるのだが。

 女武闘家はベッドの下や壁を調べる中で、ローグハンターは先に続く扉の前に立った。

 タカの眼では金色に光るそれも、タカの眼を解けば上等なそざいが使われているただの扉だ。

 だがその扉の奥から異様な気配を感じるも事実で、現に背筋に冷たいものが駆けているほど。

 ふーっと深く息を吐いたローグハンターは改めて扉に罠の類いがないことを確かめると、部屋を調べていた二人に目を向けた。

 

「本命はこの奥だ。行けるか」

 

「もちろん」

 

「問題ありません」

 

 彼の問いかけに銀髪武闘家はいつも通りの笑みを返し、女武闘家は僅かばかりの緊張を孕んだ表情で頷いた。

 多くの冒険者を葬ってきた屋敷に挑んでいるのだ、ここまで来て緊張しない方がおかしいというもの。

 現に銀髪武闘家は笑ってはいるものの額に汗を滲ませているし、ローグハンターもまた衣装の下は嫌な汗を流している程だ。

 かつて来たりし者(外界の神)を討ったとて、それは様々な幸運が重なった結果だ。

 次の行動(アクション)で運に見放される(ファンブル)可能性はいつだってある。

 運は自分で掴むものではあるが、それは天に祈らない動機にはならない。

 目を閉じて短時間ながら天上の神々に祈りを捧げたローグハンターは、意を決してドアノブに手をかけた瞬間。

 

『ふふふ。本当、祈る者(プレイヤー)は単純ね』

 

 頭の中に直接響き渡る、女性のものと思われる妖艶な声。

 

「「「っ!」」」

 

 三人が弾かれるように身構えた直後、バタン!と音をたてて廊下へと続く扉が閉まる。

「嘘!?」と声を漏らした銀髪武闘家は慌てて扉を開けようとするが、彼女の膂力をもってしても扉はびくともせず、ガチャガチャとノブが回る音が漏れるのみ。

 無理やりにでも蹴破らんと扉を思い切り蹴るが、まるで鉄の壁を蹴ったような感覚と、その反動から来る痺れに声にもならない悲鳴を漏らす。

 ローグハンターも奥へと続く扉を開けようとするが、廊下への扉と同様にびくともせず、肩から体当たりを当てても壊れる気配すらない。

 彼が「くそ!」と悪態をつくと、『無駄よ』と女の声が頭に響いてくる。

 

『そこは私(わたくし)が丹精込めて造った特別な部屋。核撃(フュージョンブラスト)でも破れやしないわ』

 

「そ、そんな……っ」

 

 核撃という、おそらく広い世界においても最強の威力を持つであろう魔術でも壊せないと豪語され、女武闘家の表情が青ざめた。

 このまま餓死でもさせて、その仮定を見て楽しむつもりなのかと、ここを造った女の性悪さに息を呑む。

 ローグハンターと銀髪武闘家の二人も似たようなもので、緊張の面持ちで顔を見合わせ、視線だけで『どうする』と会話を交わす。

 

『まあ、私だってそこまで悪魔ではないわ。出られる方法を教えてあげる♪』

 

 そして緊張する冒険者三人を煽るように、女の声は笑いながらそう告げてきた。

 同時にパチン!と指を鳴らす音が聞こえたかと思えば、三人の首に何かの紋様が描かれた魔方陣が巻き付いた。

 銀髪武闘家、女武闘家には一本。ローグハンターには二本。

 怪しい輝きを放つそれは、おそらく録なものではあるまい。

「うぇい!?」と奇妙な声を漏らした銀髪武闘家は首を掻いてそれを剥がそうとするが、やはりと言うべきか掻けるのは自分の皮膚のみ。

 

『無駄よ。それは入れ墨のようなものだから。ああ、条件を満たせばちゃんと消えるから、心配はいらないわよ』

 

「……で、その条件はなんだ」

 

 彼女の言葉に、とりあえず今すぐ何かあるわけではないと読んだローグハンターは天井を睨みながら問うた。

『話が早いわね』と愉しそうな声音の女の声が返され、くすくすと鈴を転がすような笑い声も聞こえてくる。

 

『豪勢なベッドのある部屋に、男と女が集まっているのよ?ヤることなんて、ひとつでしょう?』

 

「「……っ!?」」

 

「は……?」

 

 女の言葉を理解した銀髪武闘家、女武闘家が目を見開いて驚愕を露にすると、ローグハンターは間の抜けた声を漏らした。

 ヤることはひとつということは、何か。顔も知らない女が監視している状況で、妻とならともかく、彼女の後継者ともヤらねばならないのか。

 

「「「……」」」

 

 三人が神妙な面持ちで、さらに無言で顔を見合わせると、女はくつくつと喉を鳴らして可笑しそうに笑う。

 

『ほら早くしないと、首の魔方陣が頭を吹き飛ばすわよ?』

 

 そうなったら、死ぬしかないわよね?と更に三人を煽り、ローグハンターに告げる。

 

『男ならリードしてあげなさいよ、みっともない』

 

「……背に腹は変えられないか」

 

 そして彼女の言葉に後押しされた訳でもないが、彼は小さく肩を竦めた。

 

「俺だけ首のが二重なのは、まあそういうことだよな……」

 

 赤面しながらこちらを見つめる銀髪武闘家と女武闘家に目を向け、更にベッドに目を向けた。

 大人三人が寝る程度なら問題ない大きさのそれは、おそらく女がそこでさせるように設置されているのだろう。

 

『男なら、冒険者なら、女の一人や二人、満足させてみなさいな』

 

 それじゃあねと、女は最後にそう告げると、魔方陣が回り始めた。

 喉仏の辺りにあった印が一周すれば、先の言葉の通りに頭を吹き飛ばすのだろう。

 そうとはわかっていても、部屋には痛いほどの静寂が訪れた。

 三人は再び顔を見合わせるとローグハンターは頬を掻き、銀髪武闘家は指先でくるくると髪を弄り、女武闘家は、

 

「はぅぅ……」

 

 ふしゅ~と音をたてて頭から煙を噴き、顔を耳まで真っ赤に染めた。

 その間にも首の魔方陣は回っており、刻限はまだ余裕はあれど刻一刻と迫ってきている。

 はぁと深々と溜め息を吐いた銀髪武闘家はぺちぺちと自分の頬を叩くと、「よ、よし!」と覚悟を決めたように表情を引き締めた。

 そのまま弟子である女武闘家の肩を叩き、緊張している彼女に告げる。

 

「わ、私がお、お手本見せるから、ちゃ、ちゃんと見ててね!」

 

 目をぐるぐると回しながら、普段の彼女ならまず言わないような事を口走った。

 女武闘家が「は、はい!」と反射的に答えると、直後にあれと首を傾げた。

 

 ──いまお手本を見せるって言った……?

 

 この状況で混乱しているのは確かだろうが、彼女の言葉をそのまま飲み込めば、夫との行為を見ていろということだ。

 ローグハンターもその違和感を抱いたのか、顎に手をやりながら困り顔となっていた。

 向こう向いててとか、耳塞いで目閉じてとか、そういったことなら二人もすぐに飲み込めただろうが、見ていてというのは少々予想外。

 

「ほ、ほら!キミは早く脱いで!」

 

 だが銀髪武闘家だけはそれを気にしていないようで、むしろローグハンターに脱衣を急かし始めるほど。

 むぅと唸った彼は諦めたように溜め息を吐くと、乱暴に衣装を脱ぎ始める。

 黒い外套を脱ぎ、修繕の跡が目立つシャツを脱げば、すぐに彼は上半身裸だ。

 初雪のように白い髪に、いつもフードを被り、ローブを着ている都合上予想よりも白い肌。

 鍛えられ、贅肉とは無縁の肉体は、そういった経験のない乙女には少々重樹が強いもの。

 ぼっ!と音をたてて顔を真っ赤にした女武闘家顔を背けるが、ちらちらと横目で彼の肉体を観察していた。

 それに気づきながらも指摘せずにいると、「よいしょ」の声と共に銀髪武闘家も鎧を脱ぎ始める。

 普段からやっていることではあるが、状況が状況のためその手は遅く、よく見れば震えているようだ。

 だがすぐに鎧も衣装を脱いだ彼女は下着姿となり、赤く上気した素肌を彼に晒した。

 

「うぅ……」

 

 じっと凝視してくる蒼い瞳に耐えきれず、彼女はブラジャーとショーツを手で隠すようにするが、それはそれで彼の欲情を誘い、彼の目が僅かに見開かれる。

 さながらマシュマロのように柔らかな胸に、コルセットいらずに括れた腰。臀部もまた肉付きがいい安産型。

 筋張ってはいるものの、見るものを魅力してやまないその肢体を知るのは、ローグハンターただ一人。

 

「……」

 

 だったと言うべきか。

 尊敬する師匠の、まず見ることのない恥じらう姿や、見せつけられるその肉体は、女武闘家が目指す到達点だ。

 だが流石に胸の大きさや尻の肉付きまでは、師匠と同じにはなれないかもと一握の不安を覚えながら、まだまだこれからと自分を奮い立たせる。

 目を閉じてゆっくり深呼吸をして、ここを出なければならないことに意識を戻して目を開けた瞬間、

 

「ん……。んちゅ……。ちゅ、んん……っ」

 

 いつの間にかローグハンターに抱き締められ、彼に唇を奪われた銀髪武闘家の姿が飛び込んできた。

 何の脈絡もなく始まった行為に声もなく悲鳴をあげる女武闘家を他所に、ローグハンターは銀髪武闘家の頭を押さえ、薄く開いた口の隙間に舌を差し込む。

 

「ちゅ。はむ……。ちゅる。んちゅ、ん……じゅる……」

 

 お互いの舌を絡ませ、湿った音を漏らしながら、二人は目を閉じて相手の体温を感じるのに意識を傾けた。

 場所が場所でなければ、文字通り夫婦が愛し合う姿そのものなのだが、それを見せつけられる女武闘家はそっと胸を押さえた。

 じくりと、何かに刺されたような痛みを感じたのだが、触れてみても血がつくことはなく、気分が悪いわけでもない。

 だが、確かに痛いのだ。その痛みの理由がわからず、彼女はただ困惑するのみ。

 

「やぁ……。待って、下着、脱がしちゃ……」

 

 彼女が疑問符を浮かべている内に、銀髪武闘家はブラジャーを外され、豊満な胸が露出させられた。

 ほんの一瞬、彼女の身体に魅入ったローグハンターはそっと彼女の肩を押し、部屋に取り付けられたベッドに押し倒す。

「きゃ」と小さく悲鳴を漏らした彼女に覆い被さったローグハンターは、片手では納まりきらぬたわわな果実を鷲掴む。

 マシュマロを思わせる柔らかな乳房は優しく指を受け止めるが、力を入れればどこまでも沈んでしまいそうな錯覚さえも覚える。

 揉めば揉むほど、物欲しそうにぷくりと膨らむ桃色の乳首を摘まみ、指で転がすように刺激し始める。

 

「ん……っ!やっ、こりこり、しないで……っ」

 

 乳首を刺激され、じわじわと広がる毒のような快感を与えられた銀髪武闘家は、上擦った声を漏らしながら身を震わせる。

 潤んだ瞳が彼を見つめ、口では何も言わないが何を求めているのかは明白。

 ローグハンターは纏めてズボンとパンツを下ろすと、血管が浮かぶほどに勃起した一物を露出させた。

 女武闘家は初めて見る異性の生殖器に「ひっ!」と小さく悲鳴を漏らす。

 経験のない乙女からすれば、ローグハンターが取り出したそれは少々グロいようにも見えるだろう。

 当の彼はショーツ越しに彼女の秘部に一物を擦り付け、身悶えする彼女の表情を見下ろしている。

 潤んだ瞳でそれを見つめ返した銀髪武闘家は、そっと魔方陣が描かれた彼の首を撫で、その速度から残り時間を見積もる。

 

「いじ、めないで……っ!はやく、ちょうだい……」

 

 そして、早く彼を助けたいという冒険者としての一面と、もっと気持ちよくして欲しい女としての一面が顔を出す。

 力の抜けただらしのない表情になりながら、自分から腰を振って一物に秘部を擦り付け始める。

 くちゅり、くちゅり、と湿った音と、はぁはぁと熱がこもり、乱れた彼女の吐息が静かな部屋に響く。

 その表情に堪らなくなったローグハンターは生唾を飲むと、そのまま彼女に口付けた。

「ん……」と声を漏らし、彼の首に両腕を回して彼の口付けを受け入れた銀髪武闘家は、そのまま彼の口内に舌を押し込む。

 

「んちゅ。じゅる。じゅるる!んぁ、ふぁ……」

 

 流し込まれる彼の唾液をすすり、それが喉を通る度に恍惚の表情で声を漏らす。

 ローグハンターは薄く開いた双眸でその様を見つめると、片手で彼女のショーツをずらし、亀頭を直に秘裂に押し当てた。

 ピクンと身体を跳ねさせた銀髪武闘家は、とろんと蕩けた視線を彼に向け、急かすように腰を振る。

 亀頭に秘裂から溢れた愛液を塗りたくり、僅かな快感をお互いに感じて頬を赤く染めた。

 そしてこくりと頷きあうと、ローグハンターは一気に腰を突き出した。

 ぐちゅりと湿った音と共に銀髪武闘家の秘部を彼の一物が貫き、その剛直は容易く彼女の子宮口へと届く。

 

「ひぁ!?へっ……あっ……へぁ……」

 

 途端に叩きつけられた凄まじい快感にかっと目を開いた彼女は、恍惚の表情を浮かべながら身体を弛緩させた。

 身体はピクピクと痙攣を繰り返し、それに合わせて膣肉もまた痙攣する。

 挿れただけで絶頂に至った彼女は、視界を点滅させながらローグハンターを見つめ、へにゃりと力の抜けた笑みをこぼした。

 その笑顔にぞわりと背筋を震わせたローグハンターは、そのまま彼女の意見を待たずに腰を振り始めた。

 子宮口を刺激するようにぐりぐりと押し込み、かりで膣肉全体を引っ掻き回すように一気に腰を引く。

 パン!パン!と二人の腰がぶつかり合う音と、ぐちゃぐちゃと掻き回される秘部から漏れる湿った音、そして快感に喘ぐ銀髪武闘家の声が部屋を包む。

 少しずつ香り始めた淫行の匂いも、ローグハンターが愛液を掻き出す度に強くなり、だんだんと部屋の中を満たしていく。

 それら全てが女武闘家の理性をごりごりと削っていくが、二人の情事からから目を離せない女武闘家は、そっと自分の秘部へと手を伸ばし、ズボン越しにそこに触れた。

 くちゅりと湿った音がしたのは、確かに自分の股ぐらからで、目を向ければお漏らしをしたかのようにズボンに染みができ始めていた。

 

「っ……」

 

 それに気付いた彼女は顔を真っ赤にし、そこを隠すようにその場にへたり込むが、

 

「やん!あん!にゃ、んぁ!そこ、もっと、ぐりぐりしてぇ!!」

 

「ぐ……っ。力抜け、これじゃすぐに射精(で)る!」

 

「いい、よ!ぜんぶ、私にちょうだい……!」

 

 目の前で繰り広げられる情事に身体が火照り、無意識の内に秘裂を撫でる手が動き始める。

 

「ん……」

 

 途端に駆け抜けた快感に身体を跳ねさせた彼女は、声を抑えるために指を噛みながら、今度はズボン中に手を入れて直に秘裂を撫でた。

 くちゃりと湿った音と、指先に感じた湿り気に背筋が震え、師匠たちの情事に興奮しているという罪悪感を覚えつつ、指が動いて秘裂を刺激してしまう。

 

「やん!や、ああああああ!イく!わたひ、イっちゃう!!」

 

 突かれる度に揺れるたわわな果実が、師匠の胎内を貫く剛直の力強さが、恍惚の表情を浮かべる師匠の顔が、歯を食い縛り、快感に耐えるローグハンターの表情が、女武闘家を身体を火照らせる。

 

「ん……っ!んんん!はっ、んん……っ」

 

 二人が見ていないことをいいことに指を激しく動かしてくちゅくちゅと音をたて、痺れるような快感に背筋を震わせ、顔を赤らめる。

 パンパンと音をたてて銀髪武闘家の膣を抉る一物の動きを凝視し、喘ぐ彼女の声に耳を傾け、次は自分もそうなるという淡い期待からどんどんと心臓の鼓動が速くなる。

 

「イくっ!イくぅうううう!!」

 

「っ、あぁ!!」

 

「──っ!!!」

 

 そして、三人が絶頂を迎えたのはほぼ同時。

 銀髪武闘家は甲高い悲鳴をあげ、ローグハンターは低く唸り、女武闘家は声もなく、それぞれ絶頂へと至った。

 どろりとした精液が銀髪武闘家の子宮へと注ぎ込まれ、その熱に当てられた彼女は嬌声混じりに背中を弓なりにしならせた。

 

「や、あ……はぇ……あぁ……」

 

 ピクピクと身体を痙攣させる彼女がそっとローグハンターの頬を撫でると、彼と彼女の首に巻き付く魔方陣があとも残さず綺麗さっぱり消えた。

 それに気付いたローグハンターは「よし」と小さく呟くと、腰を引いて一物を引き抜く。

 銀髪武闘家が「あ……」と切なげに声を漏らすと、文字通り栓を抜かれた秘裂からは白濁液が溢れ、彼女の臀部を伝ってシーツに染みを作る。

 物足りないのか不機嫌そうにする彼女だが、今の状況を思い出して仕方ないと割りきった。

 そして部屋の片隅で息を荒くしながら丸くなっている女武闘家に目を向け、「服脱いで、こっちおいで」と彼女を手招き。

 絶頂の余韻に浸り、ぼーっとしていた彼女はハッとすると、ふらふらと立ち上がり、服を脱ぎながらベッドに向けて歩き出した。

 そのまま裸になると、倒れこむようにベッドに乗った彼女の目の前には、銀髪武闘家の愛液や彼の精液で汚れた一物が鎮座している。

 むんと香る生臭い匂いに表情をしかめると、それに気付いた銀髪武闘家が「やる前に綺麗にしてあげなきゃか」と言いながら彼の一物を頬張った。

 

「じゅる!じゅるる!れろ、んぁ~、はむっ!」

 

 尿道に残った精液をすすり、自分の愛液で汚れた亀頭を入念に舐めて綺麗にし、竿を扱いて固さを取り戻させる。

 

「くっ、うぅ……」

 

「らしちゃらめだよ?もっはいらいから」

 

 一物を口に含んだままそう言うと、亀頭をくすぐる息遣いにローグハンターは唸り、また射精(だ)してしまいそうな快感に眉を寄せる。

 

「なら、喋るな……っ!」

 

 そして苦し紛れにそう言いながら彼女の頭を掴み、力任せに一気に引き寄せた。

 飴玉のように舐め回されていた亀頭を一気に喉奥まで押し込めば、彼女は「んお゛!?」と汚い悲鳴をあげる。

 息ができていないのか、嗚咽混じりにじたばたと手足を振って逃げようとするが、彼の両手は彼女を捕まえて離さない。

 そのまま締め付けてくる喉奥の快感をそのまま、ローグハンターは一物から力を抜いた。

 途端に吐き出される精液はそのまま彼女の胃へと流しこまれ、今度は上の口で射精を受け止めた彼女はガクガクと身体を震わせ、突き上げられた秘裂からはちょろちょろと音をたてて尿が漏れる。

 女武闘家は食い入るように銀髪武闘家の痴態を見つめ、まだなにもされていないにも関わらず恍惚の表情を浮かべた。

 ローグハンターが放心状態でも一物を離さない銀髪武闘家から一物を抜けば、彼女はその場に崩れ落ちた。

 

「うっ……。おぇ、げぇ……」

 

 上と下の口から大量の精液を吐き出しながら、けれど表情は恍惚として蕩けきっている。

 いつもの人懐こい笑みや、ふとした拍子に見せる

 無意識の内にそれを肴に自らの秘部を弄っていた女武闘家だが、不意にその肩を掴まれたことでビクリと身体を跳ねさせた。

 恐る恐るその手の主に目を向けた彼女は、じっとこちらを見つめてくるローグハンターの蒼い瞳を覗きこむ。

 瞳に灯った情欲に揺れる炎がこちらを捉えて離さず、その瞳に映る自分の顔もまただらしのない表情になっている。

 彼が無言のまま肩を押してベッドに倒せば、女武闘家は自ら股を開き、誘うように秘裂を指で開く。

 とろりとした愛液が溢れだし、ぷくりと膨らんだ陰核が顔を出した。

 ローグハンターは僅かに目を細めると、銀髪武闘家の唾液で奇妙にテカる一物を女武闘家を秘裂に押し当てた。

 

「いくぞ」

 

「はい……。来て、ください……っ」

 

 ローグハンターの声に待ちきれないのか、上擦った声で返した瞬間、彼は無慈悲に一気に腰を突き出した。

 ずりゅりと湿った音と共に彼女の秘部を貫いた一物は、その勢いのままに処女膜を突き破り、物欲しげに降りてきていた子宮口を殴り付けた。

 

「っ!?あ、ぎ、あぁぁあああああ!?」

 

 処女を失う想像を絶する痛みと、子宮口を殴られた衝撃と快感に目を見開いた彼女は背中を弓なりにしならせ、ぎゅっとシーツを掴む。

 

「く……っ、うぅ……い、たい……っ」

 

 痛みにより戻ってきた理性が目に涙を浮かばせ、それに耐えるように身体を強張らせるが、ローグハンターは何も言わずに彼女の髪を撫でた。

 その手つきはさながら父や兄のように慈愛に溢れてはいるものの、胎内を貫く剛直の圧迫感がそれすぐさま否定する。

 相手は父でも兄でもなく、自分を満たしてくれる一人の男なのだと、身体はわかっているのだ。

 同時に先の胸の痛みが何なのか、彼女は理解した。

 ローグハンターと師匠の結婚を機に封じた筈の恋心が、二人の情事を見て嫉妬を覚えたからに他ならないのだと。

 

「ぅ、うぅ……」

 

 それに気づいてしまった彼女は余計に涙を流すのだが、今度は横から伸びてきた銀髪武闘家の手でそれが拭われた。

 

「大丈夫だから、力抜いて」

 

 銀髪武闘家は彼女の涙の理由をある程度だが察したのだろうか、優しく微笑みながらそう告げた。

 言われるがまま強張った身体から力を抜けば、ローグハンターがゆっくりと腰を振り始める。

 銀髪武闘家を貪った時とは違う、優しく解すような動きと、それに伴う緩い快感に、女武闘家の表情が再び蕩け始めた。

 

「ん……。あっ……、ん、はぅ……」

 

 彼の一物が動く度に与えられる快感に、不思議と心地よい浮遊感の覚えた女武闘家の声には段々と熱がこもり、膣肉の締め付けも強まっていく。

 蠢くひだが一物を舐め回し、子宮口がキスをせがむように亀頭に吸い付く。

 その快感に目を細めたローグハンターは深く息を吐くと、女武闘家の耳元に顔を寄せ「本気でいくぞ」と告げて不敵に笑んだ。

 

「は、はい……っ。思い切り、してください!」

 

 そしてその優しい快感では物足りなくなり始めていた女武闘家が欲望のままにそう返すと、ローグハンターは彼女の腰を両手で押さえつけ、乱暴に腰を振り始めた。

 パンパンと鋭い音をたてて腰を叩きつけ、子宮を引っ張り出すような勢いで腰を引く。

 鋭いかりが彼女の胎内を引っ掻き回し、亀頭が子宮口にキスする度に女武闘家の身体は跳ね、ぷるぷると豊かな胸が揺れる。

 

「やっ、これ、しゅご、しゅごいれしゅ!?こんなの、がまん、できにゃい!」

 

 凄まじい快感に呂律も回らず、顔も涙や涎でぐしゃぐしゃにしながら、喘ぐ彼女を覗きこんだ銀髪武闘家は「可愛い」と呟き、彼女の涙や涎を拭うように舌を這わせた。

「ひゃ!」と小さく悲鳴をあげた彼女は、同時に膣肉が引き締まり、ローグハンターは低く唸る。

 

「力抜いてくれ、動けなくなる……っ」

 

「んぁ!?む、無理れす!もう、言うこときかにゃい!かってに、力入っちゃうんれす!」

 

 彼の言葉に女武闘家が首をぶんぶんと横に振りながら言うと、銀髪武闘家は仕方ないと言わんばかりに肩を竦めた。

 

「ほら、力抜いて」

 

 そう言った彼女はぷるんぷるんと揺れる女武闘家の胸に顔を寄せると、ぷくりと膨らんで存在を主張する乳首を口に含んだ。

 ちゅうちゅうと音をたてて乳首を吸い上げ、片手でもう片方の乳首を摘まんで軽く転がしてやる。

 

「ひぃや!?な、なにするですか!やめ、すわないれ、こりこりしないれ……っ!」

 

 女武闘家はそう言うが、胎内を駆け抜ける暴力的なまでの快感と、両方の胸から与えられる甘ったるい快感に思考が濁り、「ふぁぁぁ……」と気の抜けた声を漏らした。

 あまりの心地よさに身体からも力が抜けていき、表情もだらしなく緩んでいく。

 膣肉の締まりが僅かに弱くなった隙に、ローグハンターはラストスパートをかけるように腰の動きを速めた。

 

「ひゃ……っ!や、だめ、ですぅ!なにか、なにかきちゃう……っ!」

 

 一物が子宮口に届き、身体を揺さぶられる度に視界が点滅を繰り返し、膣肉が痙攣する。

 押せば力が緩んで道を開き、引けば引き締まって捕まえようとしてくるのは、ローグハンターへの快感は凄まじいもの。

 耐えるように歯を食い縛った彼は女武闘家を見つめ、「射精(だ)すぞ」と告げて彼女の唇を奪った。

 

「んぐ!?んーっ!んんんんっ!!」

 

 突然の口付けに軽いパニック状態になる女武闘家だが、銀髪武闘家が一際強く乳首を吸い上げたことと、彼の射精が始まったことを合図に、絶頂を迎えた。

「んー!んー!!」と塞がれた口から嬌声をあげ、全身を痙攣させるが、がっしりと彼女の腰を捕まえる彼の手は離れない。

 一滴残さず、彼女の子宮に精液を注ぎ込まんとするのは、目に見えてわかる。

 ローグハンターがキスを止め、じっと女武闘家の表情を伺うと、彼女は恍惚の表情を浮かべた。

 

「ぷぁっ……!あったかい……すごい……ですぅ……」

 

 孕まされるかもしれないという一握の不安と、どこかそれを期待している本心との板挟みになりながら、晒される快楽に身を任せてしまう。

 蕩けきった瞳で彼を見つめ、キスをせがむように唇を尖らせれば、ご所望通りに彼の唇が落とされた。

 同時に二人の首に巻かれた魔方陣が消え、カチャリと扉の鍵が開く音が響いた。

 それを合図にキスを止めたローグハンターは、相変わらず恍惚の表情を浮かべる女武闘家の頭を撫でてやりながら、「大丈夫か?」と問いかける。

 

「あぃ、じょうぶ、れす……」

 

「……大丈夫じゃない人ほどそう言うんだよ?」

 

 目の焦点が合わず、力の抜けた声を漏らした女武闘家に、まだまだ余裕そうな銀髪武闘家がそう返した。

 とりあえず女武闘家から離れたローグハンターは深々と溜め息を吐くと、脱ぎっぱなしになっていた自分の装備へと手を伸ばす。

 銀髪武闘家もそれは同様で、身体を軽く拭うと脱ぎ捨てた装備をせっせと着込み、すぐさま臨戦態勢に。

 

「ぁ……わたし、も……」

 

「はいはい、手伝ってあげるから」

 

 女武闘家はどうにか着替えようと寝返りをうつが、腰が抜けているのか思うように動けず、結局銀髪武闘家が手伝い始める。

 

「準備ができたら、いくぞ」

 

 その様子を見つめながら、ローグハンターは淡々とした声音でそう告げた。

 随分と面倒なことになったが、本丸はすぐそこだ。

 

 

 

 

 

 出られない部屋を抜けた先には、さながら玉座の間のような部屋が広がっていた。

 王のごとく豪華な玉座に腰を掛け、冒険者らを見下ろしているのはおそらく夢魔(サキュバス)の類いであろう。

 この屋敷に挑んできた冒険者らから吸い上げた精力を元に強化された彼女は、まさしく魔神将の一角に他ならない。

 他ならないのだが、

 

「こ、こんなことが、ありえ──」

 

「でぇぇぇぇりゃあああああああああああああああ!!!」

 

 銀髪武闘家が放つ拳が顔面を捉え、その美貌を頭蓋骨もろとも打ち砕き、

 

「こんのぉぉおおおおおお!!」

 

 雄叫びと共に放たれた半月蹴りが、柔らかな太ももを弾けさせ、

 

「うぉらぁああああああああああああ!!!」

 

 追撃に放たれた手刀が、夢魔の腕をはね飛ばした。

 その様子を女武闘家を背負いながら眺めていたローグハンターと、彼の背中から師匠の勇姿を眺めていた女武闘家は、揃って感嘆の声を漏らした。

 加勢の必要もなく、一方的に殴り倒す様は、むしろ見ていて痛快とまで言えるが、

 

「……やりすぎではないですか?」

 

「まあ、体力が有り余っているんだろ」

 

 恐ろしきかな、銀髪武闘家。

 彼女が一度の性行程度で燃え尽きるわけもなく、むしろ燻り状態の彼女は不発に終わった興奮をを発散しようといつも以上に力強い。

 

「はぁあああああああああああああああ!!!」

 

 そしてトドメの蹴り一閃が夢魔の首をはね飛ばし、顔が陥没した生首が玉座の上に叩きつけられる。

 

「よし、一件落着!」

 

 返り血で銀色の髪を赤く染めた銀髪武闘家が、清々しいまでの笑顔を浮かべながら二人の方に振り向いた。

 この屋敷もやがて消え、回りの村にも平穏が戻るだろう。

 この一件以降、銀髪武闘家だけでなく女武闘家にも襲われるようになったローグハンターは、例外と言えるだろうが。

 

 

 




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