至高神の神殿の一室にて。気分が沈んだ銀髪武闘家を慰める一幕。
法の神殿の一室。カーテンを締め切り、月明かりが一切差し込まない部屋に、ローグハンターと銀髪武闘家がいた。
既に服を脱ぎさり裸となっていた銀髪武闘家は自身の髪をシーツのようにベッドの上に広げ、その上に寝転んでいた。
潤んだ瞳で自らに被さるローグハンターへと向け、強がるような笑みを浮かべる。
彼は愛おしそうに彼女の頬を撫でると、彼女の額に唇を落とした。
ちゅ……と音をたてながら唇を離すと、彼は雨を降らすように他の場所にも唇を落とし始める。
額に始まり、瞼、頬、鼻先、耳たぶと続けると、首筋にも口付けを一つ。
明日も予定があるため痕を残さないように気を遣い、付いても問題がないように目標を更に下へと定めた。
鎖骨を舐めるように唇を這わせ、胸の付け根に吸い付くと、自分の物だという証のように吸い痕を残す。
ついでにベッドについた片手をそのままに、空いている手で彼女の胸に触れ、武骨な指を埋めた。
マシュマロを思わせる柔らかさであるが、沈んだ彼の指を押し返す。沈むのみではない弾力を堪能しながら、彼は指を不規則に動かす。
「んっ」と声を漏らした彼女を他所に、ローグハンターは止まらない。
胸の付け根から唇を這わせて胸にも同じように痕を残し、そのまま桃色の乳首──には触れることなく、胸を軽く持ち上げながら下乳にも唇を落とした。
彼はあまり彼女の胸──特に乳首を弄ることはあまりない。彼はその理由を語らない為、銀髪武闘家にもその理由はわからない。
彼女は小さな疑問を飲み込むのと、彼が次の場所に唇を落としたのはほぼ同時。
力が抜けている為か柔らかくなっている腹筋にも口付けをすると、ローグハンターは縦の割れ目をなぞるように舌を這わせた。
くすぐったさからか「ひぅっ」と漏れた彼女の声を無視し、彼は腹にあるへこみ──つまりは彼女の
「ひゃっ!」
あまりされたことのない感覚に体を跳ねさせると、ローグハンターは一度顔を離し、彼女の顔を見つめながら「大丈夫か」と声をかける。
彼女が「だ、大丈夫」と照れたように赤面しながら頷くと、「なら、続ける」と淡々と告げた。
言葉の通りに臍の辺りを舐めると、再び舌を突っ込んだ。
臍に入り込んだ温かく柔らかな感覚に「ふっ」と息を漏らすと、ローグハンターは味をしめたように舌を動かした。
音をたてないようにゆっくりと、彼女の味を堪能するように一舐め一舐めを丁寧に。
舌が這う度に彼女の体が揺れ、ぴくぴくと反応を示すのは、快感を感じているよりもくすぐったいが故だろう。
流石に疲れてきた舌を休ませようと顔を離したローグハンターは小さく息を吐き、自分の唾液でべたべたに濡れた彼女の臍を眺め、やり過ぎたと僅かに反省。
代わりに胸を揉んでいた手を名残惜しくも離すと、人差し指でつーっと彼女の腹筋を撫でながら下へと伸ばし、唾液で湿った臍部を通りすぎ、僅かに生えた陰毛の上を通りすぎ、目指すは彼女の秘部。
たどり着くにはあまり時間を用さず、文字通りすぐにたどり着いたのだが、問題はまだあまり濡れていない事だろう。
ローグハンターは目を細めると、まずはそこからと人差し指で秘裂を撫でた。
銀髪武闘家は僅かに声を漏らす程度で、制止の声をあげることはない。むしろ声を抑えるために自らの指を甘噛みしている程だ。
それを了承と受け取ったローグハンターは口許を笑ませると、優しく秘裂を撫で始める。
指の腹が擦れる度に彼女の肩が揺れるが、指を噛んでいるため声が漏れることはない。
──なら、少し強くするか。
声には出さずに決めると、指先で豆のように硬い場所を探り、それを見つけた。
その具合を確かめるように指先で転がしてやると、「ふんっ!」と声を漏らしながら銀髪武闘家の腰が僅かに跳ねた。
触れたものが目的の部位であるとわかったローグハンターは嗜虐的な笑みを浮かべ、そのまま彼女の陰核を虐め始めた。
指先で転がしたかと思えば今度は軽くつねり、時には優しく弾くように弄ってやれば、もはや楽しくなってくる程に銀髪武闘家が反応してくれる。
「ひん!やっ、ふぅん!」
それでも声を漏らさんとする彼女は快感に耐えながら身を捩るが、ローグハンターの魔の手からは逃げられない。
同じ手で責めるのもつまらないと、今度はつまんだまま二本の指の間で転がしてやり、何を思ってか引っ張ったり、逆に押し込んでみたり、押し込んだままこね繰り回したりと、彼女の反応を試すように様々な手で責める。
その度に彼女は「ん~っ!」と声にならない悲鳴をあげ、何かから逃げるように、あるいは求めるように腰を浮かせ、時には左右に振る。
その度に筋肉の固さと柔らかさを両立させた尻が揺れ、ローグハンターに更なる情欲を誘った。
そして、相手が見せた隙を逃がさないのがローグハンターたる男であり、彼女を第一に動くのもまた、ローグハンターたる男だ。
彼はどこか嗜虐的な笑みを浮かべると、耐える彼女にとどめを刺すようにピンと勃った陰核を少々強目に指で弾いてやった。
その瞬間、彼女の目が大きく見開き、僅かに歯を立てて指を噛み締めながら、背中を弓なりにしならせた。
「んんんん~~~っ!」
僅かな痛みと共に叩きつけられた快感に身を捩り、秘裂から僅かに潮を噴きながら絶頂を迎えたのだ。
ぼふと音をたてながら弓なりになっていた背中がベッドに沈むと、ローグハンターは彼女を労うように頭を撫でた。
絶頂を迎えた為か敏感になった彼女の感覚では、それにすら快感を感じるのか、僅かに体を揺らして声を漏らす。
同時に力が抜けた為かくわえていた指が口を離れると、ローグハンターはその手を掴み、僅かに不満そうに目を細めた。
彼女の指には噛み痕がしっかりと残されており、僅かに血が滲んで赤くなっているのだ。
生活には何の支障もない、放っておけば気付かない内に消えるような傷ではあるが、それでも彼にとっては不満に思うには十分だったらしい。
彼は彼女の指を口に含むと、噛み痕に舌を這わせた。
傷も舐めれば治るとは言うが、それはあくまでも舐めるのは傷口であって、内出血はどうしようもないのだが、今の彼にはそんな事どうでも良いらしい。
ぺろぺろと丁寧に舐めてやると、銀髪武闘家は心地良さそうに目を細めた。
指先が大変
彼は満足するまで指を舐めると解放してやり、再び秘部へと手を伸ばした。
秘部の湿り気は十分だが、中は解れていないだろう。指を入れて解してやろうと考えたのだ。
だが、それは誰でもない銀髪武闘家の手で止められた。
ローグハンターは反射的に手を止めると、彼女の顔へと目を向けた。
彼女はどこか心配そうな面持ちで彼の顔を見つめ返すと、「待って……」と声を漏らした。
力の入らない手を彼の肩に置き、現状で出せる全力を持って押すと、それに合わせてローグハンターは体を転がした。
視界がぐるりと回って上下反転し、今度はローグハンターがベッドに寝転び、銀髪武闘家が上となった。
肌を上気させたままはぁはぁと肩を上下させ、それに合わせて揺れる胸を眺める彼は「どうかしたのか」と首を傾げた。
彼女は彼の体に倒れこむと、彼の耳元で「疲れてるでしょ」と囁くように問うた。
昼間、彼は一党の一員たる女魔術師を担いで地下水道を走り回った。
他の冒険者たちよりも持久力がある彼とて、部屋に来た時は疲労の色が濃かった。
今は空元気か何かで色々とやってくれるのは嬉しい反面、どこか罪悪感を感じてしまったのも事実。
そもそも部屋を訪ねたのは自分だ。そのせいで寝ていた彼を起こしてしまった。
当のローグハンターは「大丈夫だ」と返して彼女の背を撫でるのだが、罪悪感に悩む銀髪武闘家は首を振った。
「ううん、きっと疲れてる。だから、さ」
──私が動くね……。
彼女は一方的に告げると上体を起こし、いきり立った彼の逸物に触れた。
既にパンツを脱いでいる為、直に感じる彼の熱に笑みを溢すと、名残惜しそうに頬に唇を落としてから上体を上げた。
そして力が入らない手足に鞭を打って腰を浮かせると、血管が浮かぶほどに勃起した彼の逸物の直上になるように、膝歩きで位置を調整した。
ふぅふぅとそれだけでまた息を荒くしながら、彼女は「それじゃあ、いくよ」気丈に笑い、片手で自身の秘裂を開き、もう片方の手を彼の逸物に添えて、ずれないように固定。
気持ちを落ち着かせるように一度深呼吸をすると、彼が何かを言い出す前に腰を落とした。
「っ!~……」
濡れていたとはいえ、まだ解れていなかった膣肉を彼の平均より大きめの逸物が抉り、瞬く間に子宮口を殴った衝撃は、彼女の脳天にまで達した。
小さな絶頂を迎えてなお声を出さなかったのは、ひとえに彼女の気合いが勝ったが故だろう。
ローグハンターはどこか感心するように息を吐くと、不意に上体を起こして彼女の体に抱きついた。
豊かな胸が彼の固い胸板に潰され形を歪めると、体は更に密着してお互いの体温を交換し合う。
「大丈夫か」と耳元で囁かれ、反射的に「大丈夫」と頷くと、「そうか」と彼は安堵したように息を吐き、汗で背中に張り付いた銀色の髪を剥がし、手で梳き始めた。
その優しい手つきはどこか親の手を思わせるが、けれど決定的に違う。
親が子に向ける愛と、男が女に向ける愛とでは、また形が違うのだからそれは当然だ。
銀髪武闘家は心地良さそうに目を細めながら、「動くね」と一言次げた。
「ああ」と彼は頷くが、髪を梳く手を止めることはない。彼なりに彼女を気持ち良く──あるいな心地よく──しようとしているのだろう。
彼の心遣いに感謝しながら、銀髪武闘家は腰を動かし始めた。
円を描くように前後左右に尻を揺らし、膣肉全体で彼の逸物を扱きつつ、早めに解れるように確かに、けれどゆっくりと。
「んっ。ふぅ……あっ……」
自分の最も感じる部分に擦れる度に声を漏らし、更に分泌された愛液で滑りを良くしながら、けれど焦らずに少しずつ。
ローグハンターは急かすことなくも、何か邪魔をすることもなく、ただ快楽に浸る彼女の表情を見つめながら、優しく髪を梳いてやる。
ここで自発的に腰を動かしてしまえば、彼女の厚意を無駄にしてしまう。それだけは避けたかったのだろう。
「んぁ……っ。ふっ」と僅かな声を漏らす彼女の蕩けた表情を堪能していると、不意に目が合い、急に彼女が顔を背けた。
照れているのか恥ずかしがっているのか、理由はともかく顔を背けたのはいいものの、真っ赤に染まった耳が目の前にあるわけで、堪らず彼はそこに吸い付いた。
「ひっ」と声を漏らしたのも束の間、わざとらしくくちゃくちゃと音をたてながら、ローグハンターは彼女の耳を甘噛みし始めた。
「ひぅっ!ふぁ、あっ!」
聴覚を支配する湿った音に、銀髪武闘家は熱のこもった声を漏らした。
無意識の内に音に合わせて腰が動き、膣内の音を直接聞かせれている錯覚を覚える。
そしてそれが興奮材料となったのか、彼女の膣肉がより締まった。
更によくなった膣肉の吸い付きにローグハンターが小さく唸ると、銀髪武闘家は頃合いと見て覚悟を決めた。
耳を甘噛みされているのをそのままに、腰の動きに少しずつ上下の動きを付け始めたのだ。
はじめは小さかった動きが段々と大きくなり、それに合わせて彼女の吐く吐息に更に熱がこもり、ローグハンターの舌の動きも活発になる。
そこには神聖な神殿で行為を行っているという、僅かな背徳感により後押しもないわけではない。
だが彼女は神官ではない。神はいるとは思えど祈るのはお門違い。場所は彼女を止める理由にはならなかった。
「ひんっ!ふぁ、んん!あっ!?」
自分の当てたい部分に当てたい分だけ。
文字通り自分の好きな部分を重点的に責めるように動く彼女の快感はいつも以上であり、漏れる嬌声もまた回数が増していく度に大きくなり始める。
「あっ、いいっ!そこ、もっ──むぐ!」
ついに彼女の我慢が限界を迎えそうになった瞬間、彼女の口に何かが突っ込まれた。
流石に危険を感じたローグハンターが、自らの指を二本、彼女の口に押し込んだのだ。
「んぐ!れろ、ん!?んんん……っ!」
はじめは嬉しそうに舐めていた彼女だが、彼の指に舌を挟まれ、ぐちゃぐちゃと音をたてて虐められ始めると、彼女は目の色を変えた。
「ん!あへぇ、んん、れろ、ちゅー」
自ら甘えるように彼の指に舌を絡め、赤子が母の乳を吸うように吸い付き、隙間から熱い息を吐き出した。
それに合わせて腰の動きも更に激しくなり、ぎしぎしとベッドが軋む音が部屋に来た響き始めた。
「んん、ぷはっ!むぐぅ!?んーっ、んんん!」
動きが激しくなるにつれ、ローグハンターの指も抜けやすくなるのだが、そこは持ち前の反射神経で反応し、抜けてもすぐに指を突っ込む。
それを数度繰り返せば、逆に銀髪武闘家の方から彼の指に吸い付き、一心不乱に舐め始めた。
「じゅるじゅるじゅる!んぅっ!?ひんっ!ぶあっ!」
それでも膣肉を抉られる快感に耐えきれず、ついに彼女の口から指が抜けた。
「ふぁ!ひぐっ!んん、ああ!」
抑えるものがなくなった口からまた嬌声が漏れ始めると、彼女は腰を動かしてながら彼へと告げた。
「ひん!おね、がい!あん!キシュ、キスしてっ!んぐぅ!」
彼女の言葉に返事をなく、今度は唇で口が塞がれた。
お互いの舌を絡めて唾液を交換しながら、銀髪武闘家はスパートをかけるように腰の動きを更に激しくした。
パンパンと肉のぶつかる音と、ぎしぎしとベッドが軋む音、そしてぐちゅぐちゅとふたりの唾液が混ざり合う湿った音、お互いの荒れた呼吸音が部屋に響き、二人の聴覚を支配して、更に興奮させる要因となった。
「んぐ!んん、じゅる!ふっ、んあ!?」
彼の逸物が子宮口を殴られ、膣肉を引っ掻かれ、かりが敏感な場所を擦り続ける。
脳内で絶えず火花が散る銀髪武闘家はぎゅっと彼に抱きつくと、「ひきゅ!ひっちゃう!」と器用にキスをしたまま彼へと告げた。
言われた彼は髪を梳いていた手で彼女の頭を抑えると、更に顔を密着させてキスを更に深いものに。
舌の付け根まで舐められるほど深い口付けに舌をピンと伸ばして震わせると、ローグハンターは口内で伸びる彼女の舌を甘噛みし、ちゅうちゅうと吸い始めた。
「んー!んん~っ!」と更なる快感に彼女が喉を鳴らしたのを合図に、ローグハンターのもう片方の手が動いた。
激しく上下していた彼女の腰を片手で掴むと、腰が最大まで浮いた瞬間に一気に押し下げたのだ。
自身がコントロールしていたのに、全く予想していなかったタイミングで子宮口を殴られ、途端に熱せられた鉄のように熱いものを胎内に流し込まれた。
「んあああああっ!?あっ、がっ、んんんんひぃ!?」
その瞬間、彼女の体が一気に仰け反り、天井を見上げるように解放された口からは、獣のような唸り声が漏れ出た。
ローグハンターは彼女の顔が見えるように頭を支えてやると、快楽で蕩けきった彼女の顔が見え、更に逸物の固さが増し、吐精の勢いが強くなる。
更に攻守交代と言わんばかりにローグハンターは両手で彼女の腰を抑えると、彼女の意志を関係なしに腰を突き上げ始めた。
「あっ!?ひん!まっへ、とまっへ!イぐ!またイくの!おねが、まへ、またイく、イぐ!?だめ、イぐのとまんないのぉ!?」
突き上げられる度に彼女は髪を振り回しながら快楽に体を揺らし、いやいやと首を左右に振るが、ローグハンターの腰は止まらない。
彼女の急所をかりで削るように擦りあげ、子宮口を的確に殴り、逃げようと腰が浮いた瞬間に押さえ付ける。
「ひぐ!んが!あっ、あああああああっ!!!」
絶え間なく与えられる絶頂に当てられ、彼女の声から理性が消え、獣のような声を出しながら、ひたすらに彼が与えてくれる快楽を享受する。
「まへ、まっへ!ぉねがい、やしゅましぇて!わたし、ごわれる!ごわれぢゃうのぉお!」
なけなしの理性が彼に制止を求めるが、彼は無慈悲なまでに止まらない。止まってくれない。
「イぐ!イぐぅ!またイぐぅ!」
ごりごりと
だがそれはローグハンターも同じことだった。自らの精液と彼女が絶頂する度に分泌される愛液で膣内の滑りは今まで以上によく、絶えず絶頂を迎えている為か締め付けも凄まじい。
「そろそろ
「あへっ!?まへ、いまはだめ!ほんとうにこわれる、こわれちゃうからっ!?」
「我慢できん!」
「だめ、だめぇっ!!」
彼女が首を振って拒否しても彼の腰は止まらず、せめて逃げようと腰を浮かせた瞬間、
「ふんっ!」
ローグハンターはどこまで無慈悲に、彼女の腰を押し下げ、同時に腰を突き上げた。
落下の勢いと突き上げられた勢いの二つが合わさり、凄まじいまでの衝撃を伴った一突きは彼女の子宮を容易く押し潰し、子宮の最奥に向かっての射精が始まった。
「ぎゃっ、あああああああああああああああっ!!!」
普段触れられることもない場所を突かれていると錯覚するほどの吐精に、彼女は絶叫しながら絶頂を迎えた。
小刻みに腰を震わせ、秘裂から潮を噴きながら、ぷつんと糸が切れたように弛緩した体を支えられず、彼の体へともたれ掛かる。
「あっ……あへっ……ん……っ」
絶頂の余韻で体を揺らす彼女の背を撫でたローグハンターは、彼女を抱きかかえたままゆっくりと寝転び、くるりと回って上下を反転させた。
もちろんだが、彼の逸物は彼女の秘部に挿入されたままだ。
彼はふーっと深く息を吐くと、ゆっくりと逸物を抜き始めた。
それだけでも快感となるのか、銀髪武闘家は声を漏らしたが、同時に安堵の念を抱いた。
これで終わり。ようやく休める。
もはや部屋を訪ねた目的も曖昧で、何を不安に思っていたかも曖昧だが、こうして彼が愛してくれるのならそれで満足だった。
ゆっくりと抜けていく逸物の感覚と、胎内を支配する体温とは別の温かさが心地よく、そこに疲労が合わさって瞼が閉じていく。
このまま彼に包まれて寝むれば、きっと熟睡できるだろう。
彼女がそうして眠りにつこうとした時だった。抜けかけていた逸物が、再び膣肉を抉ったのは。
その一突きは文字通り不意打ちで、無防備に降りていた子宮口を容易く殴り、快感によって彼女の意識を覚醒させた。
「かっ、あっ、はっ……っ」
肺の空気を一気に吐き出した銀髪武闘家は胎内に戻ってきた逸物の感覚に目を見開き、「え……?あ、なんで……」と快感に体を震わせながら声を漏らした。
二度の射精を迎えてなお、彼の逸物はいまだに固さを保ったままなのだ。
ローグハンターは目を細めると彼女の額に張り付いた髪を拭ってやり、「申し訳ないが」と苦笑を漏らした。
「まだ治まらないようだ」
「へ?ね、ねぇ、待って、ちょっとだけ休ませて、ね?」
「──本当に申し訳ないが」
ローグハンターはどこか感情が欠けた言葉で言うと、にこりと清々しいまでの笑顔を浮かべた。
「最後まで付き合ってくれ」
「え、あ、待って!駄目……っ!──んぁ!?」
法と正義を司る至高神の神殿で二人の交わりは続く。
ローグハンターは銀髪武闘家に愛を注ぎ続け、銀髪武闘家はローグハンターの愛を受け止める。
神殿な場所で行われたそれはいつも以上の激しさをもって、一晩中行われたそうだ。
彼らが愛しあう部屋の隣、本来なら二人で使う部屋を一人で占拠することとなった女魔術師は、ベッドに寝転んだまま真っ赤になった耳を押さえ、シーツにくるまっていた。
理由は単純。
『──っ!!──っ!?──……っ。っ!?』
壁の向こうから、銀髪武闘家の嬌声が聞こえるからだ。
成人を迎えて冒険者になったとはいえ、彼女はまだ十五歳。そういったことへの耐性は皆無で、ただ聞こえないように耳を塞いで耐える他にない。
「な、何やってるのよ、あの二人は……っ!」
僅かな怒気を込めて怒鳴った彼女はベッドに立て掛けていた杖をぶんどり、なけなしの魔力を絞り出した。
どうせ寝るだけなのだ。今さら無駄遣いが何になる。
「《
自棄を起こしたように叫ばれた真に力ある言葉は彼女の周囲に不可視の力場を生み出し、外からの音を遮断した。
彼女は耳を澄ませて何も聞こえない事を確認すると、魔術行使による疲労に身を任せてベッドに寝転び、そのまま泥のように眠り始めた。
ただ聞こえないだけで、外では彼女の嬌声が漏れ続けていたのは、言うまでもないだろう。
余談だが、そういったことに疎い天上に座する至高神は、神殿での出来事故に二人の情事を垣間見てしまい、頭から煙を噴きながら放心していたそうだ。
──性愛は慈悲深き地母神の管轄なのだから、当然のことではあるが。
感想等ありましたら、よろしくお願いします。
それはそうと、本日5/1は『アサシンクリード ヴァルハラ』のトレーラーが公開された日です!
見てない人はすぐにチェック!