銀髪武闘家と灰被りの女王の、レズプレイがメイン。
そういったものが苦手な方はブラウザバック推奨です。
時期はエピローグ頃。前に書いた『女の嫉妬』とは別世界線の予定。
あの世界線だと、銀髪武闘家が警戒しすぎて事が起こらない気がしますので……。
あと、他作者さんを真似て『♡』を使ってみました。
やはり『!』とかだけじゃ、やりにくいと思いまして……。
あんまり不評なら次回から使わずにいきます。
辺境の街の片隅。
多くの住宅や商店が立ち並ぶ大通りから遠く離れ、むしろ街を囲む外壁こ方が近いとも言えるその場所に、ぽつんと一軒家があった。
そこはかの辺境勇士──
そんな彼の自宅だが、この日は珍しく冒険家らの出入りもなく、代わりに一人の
「あの、もう一回言ってもらえます?」
優雅に微笑みながら紅茶を飲む彼女に問いかけたのは、ローグハンターの妻である銀髪武闘家だ。
彼女は信じられないと言わんばかりの表情と、隠すつもりもない怒気を込めた声音での問いかけに、肝心の闇人──灰被りの女王は気にする風もなくカップをソーサーの上に置いた。
「いやなに、一晩だけ彼を貸してほしいだけさ。正確には、彼の種が欲しいんだが……」
そして告げられたのは、「夫に一晩の過ちを許せ」という理解に苦しむ言葉だ。
銀髪武闘家は眉を寄せながら「お断りします」と断言するが、灰被りの女王はその返事は予想通りだったようで、小さく肩を竦めた。
「まあ、そう言うと思ったよ。そこで一つ提案なのだが」
「……聞くだけ聞いてあげます」
彼女の言葉に銀髪武闘家は不満そうな表情のまま腕を組み、僅かな殺気までも滲ませるが、相手は夫の恩人だからと最後の理性が働いたのか、拳を構えることはない。
その事にとりあえず安堵の息を吐いた灰被りの女王はぺろりと舐めて唇を湿らせると、豊かな胸を強調するように腕を組み、右手で頬杖をついた。
「どちら技が優れているか、勝負をしないか?」
「いいですよ。一撃で沈めてあげます」
彼女の提案に銀髪武闘家は額に青筋を浮かべ、バキバキと拳の骨を鳴らしながらそう言うが、灰被りの女王は「いや待て」と制止の声をあげた。
「技といっても夜の方だ。彼を満足させられるのがどちらか、ここではっきりさせようではないか」
「別に彼は私しか抱かないんですから、勝負する意味は──」
「逃げるのか?」
銀髪武闘家はもっともな事を言ってさっさとお帰り願おうとしたが、不意に放たれた一言に言葉を止め、同時にピタリと動きを止めた。
ここを好機と見た灰被りの女王は挑発的な笑みを浮かべ、銀髪武闘家のそれよりも暗い色をしている銀色の髪を弄りながら告げた。
「かの英雄──ローグハンターの妻たる女が、まさかそんな臆病だったとは知らなんだ。戦士を見る目はあるが、女を見る目は節穴とは、これはいい土産話ができた」
では、これで失礼するよ。と彼女は告げて席を立ち、そのまま玄関の方まで歩を進めるが、不意に彼女の手を銀髪武闘家が掴んだ。
「ないだね。私もそれなりに忙しい身なのだが」
「──すよ」
「……?すまない、もう一度、大きい声で言ってもらえるか?」
わざとらしい、芝居じみた言葉で灰被りの女王が聞き返すと、銀髪武闘家は一瞬苦虫を噛み潰したような表情を浮かべるが、半ば自棄くそ気味になりながら告げた。
「上等ですよ!その勝負、受けてたちます!!」
鋭い目つきで灰被りの女王を睨みつけ、冒険にでも挑むのかと問いたくなるほどの迫力を放ちながらの言葉を受け、灰被りの女王は不敵に笑んだ。
あのローグハンターの妻なのだ。彼女は常に彼に相応しい女であろうとしているし、自分のせいで彼が侮辱されるとなれば、
「善は急げだ。さっそく始めるとしようか」
暗い色の瞳を細め、捕食者の眼光を放ちながら告げた言葉に、銀髪武闘家は「やってやりますよ!」と好戦的な態度で返した。
そこまでしてしまえば、話は早かった。
二人は足早に寝室に向かい、どちらからと言うまでもなく衣服を脱ぎ、裸になる。
「ほぉ……」
そして相手の裸体を見つめた灰被りの女王は感嘆の声を漏らし、じっと彼女を見つめた。
まだ子も孕んでいないのに豊かな胸に、コルセットいらずに括れた腰、安産型の臀部に、すらりと伸びた両脚。
こうして見れば肉体は極上で、強さもこの国でも指折りとなれば、これほど良い女は他にはおるまい。
そんな女の捕まえ、貴族令嬢らからの告白の全てを蹴ってそのまま妻としたのだから、ローグハンターは随分と一途なのだなと、僅かに不満げに息を吐いた。
自分とて、彼女にも負けず劣らずの身体をしているのだから尚更だ。
「さ、さあっ。い、いつまでどうぞ……っ!」
灰被りの女王の嫉妬心をつゆ知らず、銀髪武闘家はその裸体を見せつけるように両手を広げた。
羞恥で顔は耳まで赤くなり、白い肌も上気して薄く朱色に染まっているけれど、その美しさに変わりはない。
僅かに残る傷跡や、彼に弄られているだろうに綺麗な桃色の乳首、そしてこまめに手入れしているのか髪色と同色の陰毛は整っている。
灰被りの女王は再び感嘆の息を漏らすと、今度は自分の身体を見せつけるように両手を広げた。
闇人特有の褐色の肌には彼女の生き様を見せつけるように傷跡が残り、それは豊満な胸も、コルセットいらずに括れた腰も、安産型の臀部も例外ではない。
銀髪武闘家の鏡写しとも言えるその身体は、おそらくローグハンターとて好むところだろう。だが、彼は見向きもせずに銀髪武闘家と結婚した。
「やはり顔か?それとも性格か?男というのはわからんな」
灰被りの女王は首を捻って自分と彼女の違いをあげていくが、やはり彼女が彼女だからこそ、ローグハンターは彼女を選んだのだろうと目星をつけた。
当の銀髪武闘家は灰被りの女王の裸体に見入り、恥ずかしそうに自分の胸や秘部を隠そうとするが、それを灰被りの女王が許すはずもない。
「そんなに恥じることはない。力強くも美しい、戦士にして乙女の肉体だ」
彼女の両手を掴んで胸と秘部を露出させながら、褐色の肌の中でも薄桃色の乳首を、彼女の乳首に押し付け、そのまま身を寄せ合って胸を押し潰した。
コリッと固いものが擦れ合う感触と、相手の温もり、そして僅かに感じた快感に二人は声を漏らすが、灰被りの女王は気にせずに銀髪武闘家の顔を見つめた。
至近距離で見つめてくる灰被りの女王の美貌に銀髪武闘家は思わず顔を背けるが、灰被りの女王は彼女の顎を掴み、無理やり自分の方へと振り向かせた。
「初々しいな、全く。生娘でもなかろうに」
彼女はそう言うと、反論される前に銀髪武闘家の唇を奪った。
んん!?と声を出して目を見開く彼女を他所に、開いていた隙間から舌を侵入させ、彼女の舌に絡みついた。
「ん……!?んっ……。ちゅ、ちゅる……じゅる」
突然始まった攻勢に銀髪武闘家は驚くが、すぐに切り替えて反撃を開始。
絡みついてくる舌にこちらからと絡んでいき、灰被りの女王の唇に吸い付き、彼女の唾液を啜り上げる。
灰被りの女王も手慣れた様子の彼女に多少驚きつつ、夫とも毎日のようにこうしているのかと、醜い嫉妬心を全開にして次の手を打った。
片手で銀髪武闘家の後頭部を押さえつけて逃亡を封じつつ、もう片方の手で彼女を臀部を鷲掴む。
「んん!?」
キスをしたまま声を漏らした銀髪武闘家だが、彼女が落ち着く暇を与えまいと灰被りの女王は彼女の尻の肉を揉み始める。
どこまでも沈んでいく胸の柔らかさとは違う、押せばしっかりと押し返してくる弾力はいつまでも触れていたくなる。
「んっ……!ふっ、ふぁ……。ん、んん〜!」
ただキスをしながら尻を揉んでいるだけなのだが、銀髪武闘家は異常なまでの反応を示し、ピクピクと身体が震え始める。
その反応を灰被りの女王は怪訝に思いつつ、面白そうだからと尻を揉む手を止めることはない。
「んんっ!ん〜!!ちゅ……、ふぁ、ひぅ……っ」
灰被りの女王の手が動く度に銀髪武闘家は嬌声を漏らし、どうにか開いた隙間から声を漏らすが、灰被りの女王は再びの好機と見て一気に崩しにかかった。
尻を揉んでいた手で割れ目を撫で、そのままゆっくりと秘部へと手を伸ばした。
そして無抵抗な事をいい事に、僅かに湿り気を帯びた銀髪武闘家の秘裂をそっと撫でた。
「──っ!?」
ビクン!と身体を跳ねさせた銀髪武闘家は、口を塞がれている都合上、灰被りの女王の口の中に嬌声を吐き出すと、突然彼女にぎゅっと抱きついた。
二人の胸が潰れて柔らかく形を歪め、乳首が擦れ合って二人に淡い快感を与えるが、現状で有利なのは灰被りの女王の方だ。
彼女は愉しそうに目を細めると、そのまま湿った銀髪武闘家の秘部をこじ開けて中指を差し込み、
「〜〜!♡!っ……!──♡」
途端に全身に鳥肌を立てた銀髪武闘家は音にならない喘ぎ声をあげ、ガクガクと膝を震わせながらどうにか反撃しようとするが、
「我慢はタチの悪い毒だ。さっさとイってしまえ」
灰被りの女王が突然顔を離し、唇についた銀髪武闘家の唾液を舐めとると、彼女の耳元でそう告げた。
そしてトドメに一際強く陰核の裏側を押し上げた瞬間、銀髪武闘家の身体が小さく痙攣し、そして、
「イッ、ぁぁああああああ♡」
上擦った甘ったるいまでの嬌声をあげながら、絶頂を迎えた。
ぷしぷしと音をたてて秘裂から潮を噴き出し、灰被りの女王の指と、銀髪武闘家の太腿、そして寝室の床を濡らしていく。
「そら、そら。ここがいいんだろう?さっそく見つけてしまったぞ」
だがそんなものお構いなしに灰被りの女王は銀髪武闘家の秘部を責め続け、多少疲れても指を動かし続ける。
「や、やめへ……♡い、イくっ♡な、なんれ、彼じゃ、彼の手じゃ、ないのに♡わたひ、イくぅぅうううう♡」
一度絶頂を迎えた彼女は、そこから降りる事を許されずに責められ続け、数十秒ほどぶっ続けで絶頂し続けた。
そして灰被りの女王が指を抜くと、それを合図に銀髪武闘家はその場にへたり込んだ。
「あひゅ……♡な、なんで♡私、こんな、敏感に……♡」
何もされていないのに秘裂からはぷしぷしと音をたてて潮が溢れ、身体も小刻みに痙攣させて疑問の声をあげるが、灰被りの女王は彼女の潮と愛液で濡れた指を舐めながら言う。
「ふふ。彼も無意識だろうが、随分と調教されているようだ。これは、案外余裕かもな♡」
そして恍惚の表情のままにそう告げた彼女は、銀髪武闘家を持ち上げると乱暴にベッドに放り投げた。
ぼふんと音をたててベッドに沈んだ彼女は上手く力が入らない四肢をどうにか動かすが、灰被りの女王が彼女の腹の上に跨がり、銀髪武闘家の胸を揉みながら告げた。
「そう言えば、まだ勝敗の基準を決めていなかったな。相手をイかせた回数で勝負といこう。だが、先のあれは何度イッたかわからんから、一度目ということにしてやる。私が一点先取だな」
そう言いながら乳首を指で弾くと、彼女は「んひっ♡」と情けない声を漏らし、ビクン!と肩を揺らした。
「……これは勝負にすらならなそうだな」
そんな銀髪武闘家の敏感すぎる反応に灰被りの女王は逆に困り顔を浮かべるが、勝負は勝負だしなと割り切って彼女を責めたてんとするが、
「こ、こんのっ!!」
どうにか復活した銀髪武闘家が灰被りの女王を押し倒し、勢いのままに上下を逆転。
はぁ……はぁ……とそれだけで息を切らしながら、銀髪武闘家は不敵な笑みを浮かべた。
「まだまだ、ここからよ。私を、ローグハンターの妻を、なめないで……!」
それから数分。銀髪武闘家に押し倒された灰被りの女王は、
「くっ……♡んん……♡なかなか、やるじゃ、ないか……♡」
彼女の責めの前に、陥落寸前といった様子になっていた。
銀髪武闘家の頭は強引にこじ開けた灰被りの女王の股に埋まり、一心不乱に彼女の秘裂を舐め回し、時には彼女の陰核を甘噛みして強めの刺激を与えてやる。
「くひ……♡ああ、いいぞっ♡そこ、もっと……♡」
そしてその快感は灰被りの女王の理性を溶かし始め、彼女も刺激を求めて自ら銀髪武闘家の顔に腰を押し付ける。
「んぁ……♡れろれろ……♡じゅるる♡ふふ、あむっ……」
「きひゅ……♡そこ、かんじゃ♡イ、イってしまう……♡」
あむあむとわざとらしく声を出して陰核を咀嚼し、その度に灰被りの女王は甘い声を漏らし、身体を震わせ、舐めとる度に愛液が溢れてくる。
銀髪武闘家はじゅるる!と音をたててそれを吸い出し、それを舌に絡ませて陰核に塗りたくり、そして再びそこに噛み付いた。
その瞬間、灰被りの女王は目を見開きながら背を弓なりにしならせた。
「イッ……♡イく……♡お豆、噛まれてるに、イッてしまう……♡」
ピクピクと身体を痙攣させ、どうにか絶頂を耐えようとするが、銀髪武闘家はここぞとばかりに彼女の陰核を咀嚼し、刺激を与え続ける。
そしてそれをしつこいまでに何度も繰り返し、最後に歯を立てて強めに噛み付いた直後から、
「イく……♡イくぅうううううう♡」
ビクン!と一際強く腰を跳ねさせながら、絶頂を迎えた。
秘裂から噴き出した潮が降り注ぎ、それを頭で受け止める事になった銀髪武闘家だが、その表情は勝ち誇るような気迫に満ちたもの。
追撃がなかったおかげですぐに絶頂から落ち着いた灰被りの女王は腰をベッドに沈め、ボケッと天井を見上げながら絶頂の余韻に浸る。
「あひゅ……♡こ、これは、なかなか、だな……♡癖になってしまいそうだ♡」
ピクピクと身体を揺らし、秘裂から愛液を垂らしながら喘ぐ彼女はそう呟くが、銀髪武闘家が再び舌を這わせた事を合図に「ひっ♡」と声をあげた。
「れろ。れ〜ろ。んふふ、ここが弱いんだ、ふ〜ん♡」
銀髪武闘家はそう言いながら灰被りの女王の陰核に息を吹きかければ、彼女は「ひゃん♡」と過剰なまでの反応をしてぷしゅりと潮が噴き出す。
「敏感ね。ふふ、でも、誰だってここは弱いか」
彼女はそう言いながら陰核を責めようとするが、その前に灰被りの女王が動いた。
「ええい!このままそちらの
「勝負なんだから、どっちが先も後もないでしょ?!このまま終わらせます!!」
肩を掴んで押し倒そうとしてくる灰被りの女王の力に負けず、むしろ押し倒してやろうとする銀髪武闘家だが、お互いに上手く力が入らないのか、その押し合いもまるで子供の喧嘩のよう。
「こんのっ!!」
そして勝ったのは、絶頂から間があり、ある程度体力も回復していた銀髪武闘家だ。
彼女は灰被りの女王を押し倒すと、そのまま反論されては面倒だと彼女の顔を尻で押し潰した。
「もご!?」
「ふふん。そのまま大人しくしてて、このまま私が──」
そしてそのまま身体を倒し、灰被りの女王の身体に覆いかぶさりながら彼女の秘裂を責めようとするが、不意に生暖かいものが秘裂を撫でた事で「ひん!?」と驚愕の声を上げた。
その何かは絶えず秘裂を撫で回し、時には胎内に侵入して膣肉を掻き回してくる。
「んぉ……♡な、なにこれ……♡ひぁ♡気持ちいぃ……♡」
銀髪武闘家はその優しい快感に身を任せそうになるが、それこそが灰被りの女王の次の手である事を察して表情を引き締めた。
対する灰被りの女王は顔を潰される圧迫感に喘ぎながら、銀髪武闘家の秘部を舐め回していた。
膣肉を舐めて彼女の弱点である陰核の裏側を刺激してやり、膣内が引き締まった途端に膣肉を責めるように舌を激しく動かす。
「んひっ♡んぁ……♡だ、だめ……♡今は、私の……番なんだから……♡」
灰被りの女王が与えてくる快感に喘ぎ、今にも絶頂してしまいしそうになりながら、彼女は今度こそ灰被りの女王の秘裂を舐めた。
同時に灰被りの女王の身体がビクンと跳ね、自分を責める舌の動きも僅かに落ち着く。
その隙に銀髪武闘家は両手で秘裂をこじ開けら無防備に晒されたそこを徹底的に舌で責め始めた。
「──♡〜〜♡っ……♡」
陰核を舐め、膣肉を舐め、時には焦らすように秘裂の周りを舌先で舐めてやる度に、灰被りの女王の身体は素直な反応を返してくれる。
だが彼女も負けじと舌を動かし始め、停止していた責めを再開。
「んひ……っ♡このっ……!このぉ……♡ここがいいんでしょ?イッ……♡いい加減、負けを認めたら、どうなの……♡」
「──っ!……♡」
銀髪武闘家は言葉でも灰被りの女王を責めるが、当の彼女は反論代わりに舌の動きを強め、絶えず快感を与え続ける。
「ひぎっ……♡れろれろれろ♡んぁ〜、あむっ♡じゅるるるる♡」
「っ!?──♡!♡〜〜!!」
銀髪武闘家は陰核を口に含んで一気に吸い上げて決めにかかるが、負けじと灰被りの女王も彼女の急所を責め立てた。
銀髪武闘家の喘ぎ声と、灰被りの女王の音にならない嬌声、そしてお互いの秘部を舐める湿った音が部屋に響き、それが数分でほど続いた頃、ついに二人は限界を迎えた。
「イ、イく♡イくぅうううううう♡♡」
「〜〜〜〜♡♡♡」
二度目の絶頂を迎えたのはほぼ同時。
二人はお互いの顔に噴き出した潮を浴びせながら絶頂した。
だが逃げ場のある銀髪武闘家はともかく、逃げ場のない灰被りの女王は噴き出した潮が口内に侵入し、吐き出す間もなくそれを飲まされる。
そしてそれが同時に落ち着いた頃、ハッとした銀髪武闘家は流石にヤバいかと灰被りの女王の上から退いた。
「ひゅ……♡かひゅ……♡し、死ぬ、女の尻に埋もれて、死ぬかと思った……っ」
だが灰被りの女王はまだ元気そうで、息も絶え絶えにしながらも悪態をついた。
だがすぐに身を起こした彼女は銀髪武闘家を睨み、まだやる気なのか挑発的な笑みを浮かべる。
負けじと笑みを返した銀髪武闘家は挑発するように彼女を手招きし、誘うように股を開いた。
戦いはまだ始まったばかり。三回戦は、すぐに幕をあけた。
「イくっ♡イくぅ♡これ、すご、すごいよぉお♡イく、イくの、とまんにゃいのぉおおおお♡」
「んぁ♡や、やめろ……♡うご、うごくにゃ……♡イくっ♡イッてる♡まへ、まっへ……♡さっきから、ずっとイッってる、イッてるからぁあああ♡」
股を開いた銀髪武闘家と灰被りの女王はお互いの秘裂を押し付けあい、お互いに腰を振ってひたすらに相手に快感を与え続けていた。
所謂「貝合わせ」という体勢だが、今の二人にそれを冷静に見る余裕はない。
お互いの陰核が擦れ合い、激しい快感を絶えず与えられているというのに、片方が止まってももう片方が動いているという都合上休むことができず、二人はもう数えるのが馬鹿に思えるほどに絶頂を繰り返していた。
もはや勝負などどうでもよくなってしまったのか、目の前にある快感を貪るばかりで、二人の表情には理性の欠片もなく、蕩けきっている。
「んにゃ♡足りない、気持ちいいのに、足りないのぉ♡もっと奥、子宮ぐりぐりしてぇ……♡」
「っ!?こ、これでも足りない、だと……♡この、欲張りな奴め♡このっ、このっ♡」
銀髪武闘家は灰被りの女王の腰を掴んでさらに密着させ、一心不乱に腰を振るが、足りないと宣って休む気配さえもない。
対する灰被りの女王は絶え間なく与えられる絶頂に疲労困憊となりながらと、負けじと腰を振って彼女を泣かせようとするが、
「足りにゃいっ!こんなんじゃ、全然足りないの……♡」
「イく……♡ま、待て……♡イきゅ♡も、もう、限界っ♡わか、わかったっ!負け、私の負けでいい、から♡だから……♡休ませてっ!頼む……っ♡」
銀髪武闘家は不服なようで、どんどんと動きを激しくさせる一方だ。
それに巻き込まれることになる灰被りの女王は、さらに強くなった快感に喘ぎ、ついに負けを認めて制止を求めるが、銀髪武闘家は気にしない。
「イく……♡さっきから、イきっぱなしなのに……♡ずっと、お腹の中が疼いて、仕方がないのぉぉおおお♡」
「や、やめろ……♡イく♡壊れる、壊れてしまう……♡頼む、お願いだから、一回休ませて、くれ……♡イく……♡」
そしてどんどんと強くなる欲求に任せ、灰被りの女王を巻き込んで更なる快感を求めて腰を振り回し、お互いの陰核を擦りつけ続ける。
そしてコリッと音をたてて二人の陰核が擦れ合い、少々強めにお互いの陰核を転がした瞬間、
「イくっ……♡イくぅうううううううう♡♡♡」
「ぎっ♡ぁああああああああああああ♡♡♡」
銀髪武闘家は今日一番の絶頂に声を上げ、灰被りの女王は強すぎる快感に悲鳴をあげながら絶頂を迎えた。
二人は絶頂後の脱力感に任せてベッドに身を沈め、それでようやく腰の動きが止まったが、銀髪武闘家は灰被りの女王に覆いかぶさり、彼女に口付けを落とした。
「ちゅ♡んちゅ……♡まだやれるよね♡わたし、まだ足りないの……♡」
「はぁ……♡はぁ……♡少し、休ませてくれ……♡頼む……♡」
銀髪武闘家はそう言って灰被りの女王を煽るが、当の彼女は既に限界なのか、弱々しい声でそう言うばかり。
銀髪武闘家は不満そうに頬を膨らませ、一人で慰めてやろうと体勢を変えようとした瞬間、
「なら、俺が相手してやる」
不意に第三者の声が二人の耳に届き、その声に覚えのある銀髪武闘家は歓喜に打ち震えた。
そして声の主の方に振り向かんとした直後、自分の愛液と灰被りの女王の潮でびちゃびちゃに濡れた秘裂に、溶けた鉄のように熱いものが押し付けられ、そして、
「ふんっ!」
気合い一閃と共に打ち出されたそれが、トロトロに解れた彼女の膣内を貫き、刺激を求めて痙攣していた子宮を容易く打ち据えた。
「んぉお♡イッ、イぐ♡イッぐぅううううううう♡」
それと同時に、先程までとは段違いの快感と多幸感に包まれながら絶頂を迎え、彼女の全身を鳥肌が立った。
そんな彼女を背後から見つめた第三者──今しがた帰ってきた彼女の夫であるローグハンターは、彼女に襲われていた灰被りの女王に目を向け、視線のみで「何があった」と問いかける。
肝心の彼女は気まずそうに視線を逸らすのだが、歓喜と絶頂に震える銀髪武闘家が代わりに答える。
「イぐっ♡じ、じりゅ、この人ってば酷いんだよ……♡はひゅっ♡君に私を抱かせろなんてさ、信じられないよねっ♡ひぎっ、あん♡」
彼が腰を振る度にゆさゆさと身体を前後に揺れ、豊かな胸と先端の乳首が擦れる快感に喘ぎながら彼女が言うと、ローグハンターは灰被りの女王を批難するような視線を彼女に向けた。
彼女は「仕方がないだろう!」と声を荒げ、恋する乙女のように頬を朱色に染めながらローグハンターに告げる。
「惚れた男と、せめて褥を共にしたいのだ。横暴と言われようと構うものか」
もう叶わぬ恋と知っていながら、もう届かぬ想いと知っていながら、灰被りの女王は己の本心を語った。
そして自分を哀れと思ったのか、そのまま二人の邪魔をしない内に帰ろうとベッドから降りようとするが、その手を銀髪武闘家とローグハンターが掴んだ。
彼女はそれを振り払わんとするが、思いの外強めに握られているためか、弾くことができない。
そして「ええい、離せっ」と乱暴に払わんと振り向いた瞬間、顔色を青くした。
そこには捕食者の眼光を放つ二人がじっとこちらを見つめており、銀髪武闘家に至っては仕方がないと割り切ったのか、むしろ乗り気な雰囲気まで放っている。
ローグハンターは溜め息を吐くと、彼女に言う。
「またこんな事をされても面倒だ。最初で最後だから本気で抱いてやる、潰れるなよ」
「え……?あ、待て、もうへろへろなんだ、だからせめて明日に──」
「「問答無用!!」」
「ひぃ!?」
どうにか逃げようとした灰被りの女王にローグハンターと銀髪武闘家の二人が飛びかかり、瞬く間に彼女を捕縛。
そして、彼女にとっての地獄が、幕を開けたのだった。
「イぐ♡も、やめ……♡やめて、はなして、もう、イきたくない、や、やぁぁ♡」
ローグハンターの腕力のまで組み伏せられ、さながら獣の交尾のように後ろから激しく腰を打ちつけられたかと思えば、
「んー♡んんん〜〜♡んぼっ、ぉえ……♡んんんんん♡」
「んひ♡そうそこ、もっとペロペロしてぇ♡上手上手♡」
銀髪武闘家の尻に再び頭を潰され、どうにか秘裂を舐めて脱出しようとするが、
「ふんっ!ふんっ!ふんっ!」
「〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡」
ローグハンターの手で我武者羅に叩きつけられる快感に絶頂を繰り返し、もはや脱出する気力さえも削ぎ落とされ、
「ここがいいんでしょ?レロレロレロレロ♡」
「んぉおお"おお♡ぎっ♡ああああ"ああ"ああああ"ああ♡」
ローグハンターの一物で貫かれながら、銀髪武闘家に陰核を舐められることで理性を溶かされ、
「ぁ……♡ひぐっ……♡んぁ♡へぅ……♡」
気絶したとしても、さながら自慰用の道具同然に扱われる。
その中で彼女は気絶したまま戻ってくることはなく、そのまま約束の一晩が過ぎていくのだった──。
「ん……。んん……?」
灰被りの女王は窓から差し込む日差しで目を覚まし、思うように動かない瞼をどうにか持ち上げて窓の外に目を向けた。
ローグハンターと銀髪武闘家に襲われ、しばらくしてから記憶がない。記憶がないのだが……。
ちらりと下腹部に目を向ければ、そこには子宮が破裂せんばかりに吐き出された彼の種が秘裂から溢れ出しベッドのシーツと褐色の肌に白い染みを作り出している。
──そういえば、あの二人は?
そして不意に家主の二人がいないことに気づいた彼女が部屋を見渡すと、寝室の床の一角に穴が開いており、そこから下に梯子が伸びている事に気づいた。
まさかの隠し部屋の裸に驚きつつ、上手く力が入らない身体に鞭を打ってそこを調べに向かおうとするが、
『んぉおおおおおお♡ひぐっ♡おおおぉぉぉおおおおおおおお♡』
『女とはいえ、俺以外の奴を抱いたんだぞ?何か申し開きはあるか?』
『んひぃ♡ごめんっ、ごめんなしゃいっ♡ゆるひて、ゆるひてくらひゃいぃぃいいいい♡』
『ああ許してやる。俺の子を孕んだらな……っ!』
『〜〜〜♡ひゃ、ひゃい♡何人でも、何十人でも産みましゅ♡だから、とっとめちゃくちゃにしてぇえええええ♡♡♡♡♡』
そこまで聞いて、彼女はそっと隠し戸を閉めた。
なんだか聞いてはいけないような、関わってはいけないような、ローグハンターの闇に触れてしまったような気がしてならないが……。
──彼が戻ってくるまでに逃げるとしよう。
彼らを取り仕切る彼女がそれを知らない訳もなく、彼女は音もなくローグハンターの自宅を後にした。
余談だが、ローグハンターと銀髪武闘家の夫婦が友人らの前にも顔を出したのは、ここから三日も経ってからだったそうだ。
ギルドに顔を出した彼は大量の
だがそれは灰被りの女王には何の関係もない話だ──。
感想、リクエスト等ありましたら、よろしくお願いします。