ローグハンター手製の迷宮を探索していた女魔術師、女神官、女武闘家、圃人の少女。
最初の玄室でゴブリンを蹴散らした彼女らだが、頭目を務めていた女魔術師が離脱という、大きな代償を払うことになってしまった。
ぐずぐすと土塊に還っていくゴブリンを睨みつけながら、女武闘家は悔しさを滲ませた表情でその土塊を蹴っ飛ばし、舞い上がった砂塵で数度咽せる。
その後ろでは、女神官と圃人の少女が女魔術師が引き込まれた扉を開けようと手を尽くしているようだが、やはりと言うべきか上手くはいかないようだ。
ここで取るべき手立ては二つ。二人に協力し、少し時間がかかるかもしれないが扉を開ける。女魔術師を見つけられるかもしれないが、いなかった場合は大きく時間を無駄にしてしまう。
もう一つは女魔術師を諦め、先に進む。ぶっちゃけてしまえば、この状況で彼女が無事である確率は限りなく低い。残酷な判断ではあるが脱落として、まだ無事である三人で探索を進める。
ローグハンターは後者を合格と取るだろう。きっと女魔術師は彼に捕まり、酷い──かは彼女次第だが──目に遭っている筈。
「やっぱり駄目です。ローグハンターさんの事ですから、本当に危なくなったら助けてはくれると思いますけど……」
「後ろから来るなんて卑怯だよ!どうしろってのさ!」
必死になって扉を開けようとしていた二人もついに諦めたのか戻ってくると、女神官は汗を拭いながら、圃人の少女は頰を膨らませて地団駄を踏みながら愚痴を吐く。
「ま、まあまあ。背後からの奇襲はよくあることですから……」
そんな彼女を落ち着かせようと女神官がそう言うが、圃人の少女は「そうだけどさ〜」とまだ不満げな様子。
「とにかく、先に進もう。ゴブリンくらいなら私が蹴り倒してあげるから」
女武闘家はぐっと拳を握り、自信に満ちた表情で二人を励ますと、奥へと続く開け放たれた扉を指差した。
二人は顔を見合わせて頷き合うと、女武闘家は
指揮官である女魔術師が不在なのは怖いところだが、三人でもやれる事を証明すれば、彼女の負担も減らせるだろう。頑張りどころだ。
「さあ、気合を入れて──」
先頭を進んでいた女武闘家が不敵に笑みながら振り向いた瞬間、彼女と圃人の少女が乗った石畳が左右に開いた。
「「へ……?」」
一瞬の浮遊感と共に二人が間の抜けた声を漏らすと、重力に引かれて突如として口を開けた大穴──いわゆる落とし穴に吸い込まれていった。
二人の悲鳴が少しずつ小さくなっていき、その後にドボンと水に落ちる音が響いた。
「だ、大丈夫ですか!?」
身を乗り出して落とし穴を覗き込みつつ女神官が叫びと、下から二人の無事を知らせる声が返された。
ホッと安堵の息を吐いたのも束の間、背後から音もなく伸びてきた手に捕まってしまい、悲鳴をあげる間も無く口を塞がれてしまう。勢いで握っていた錫杖も取りこぼしてしまい、床に転がる音が廊下に響き渡った。
「優しいのは美点だが、それを発揮する
そして耳元で囁かれた声は、ローグハンターのもの。
僅かに顔を右に向けてみれば、そこには鼻が触れ合う程の距離にある彼の顔があり、夜空を閉じ込めた蒼い瞳には微かな侮蔑と、愉悦の色が滲んでいる。
「……っ!」
見たこともない彼の視線に女神官は悪寒を感じ、目を見開いたまま額に冷や汗を垂らすが、その様をまじまじと見つめたローグハンターは不敵に笑んだ。
「後衛職が一党からはがれて孤立とは、まさに最悪な状況だな。助けを呼ぶか?まあ、もう聞こえないだろうが」
彼がそう言ってちらりと落とし穴を一瞥すると、重々しい音を立てて落とし穴が閉じていき、ついには僅かな筋を残して完全に閉じきってしまう。
その様子を見ていたローグハンターは肩を竦めると、女神官に視線を戻した。
追い詰められた小動物のように震えている彼女の様子に、思わずいつもの苦笑を浮かべたローグハンターだが、すぐに意識を
彼女の事を誰よりも知っている自負があるのだ、彼女の最大の武器は奇跡である以上、その触媒ともいえる錫杖は遠ざけておいた方がいい。
「さて……」
床を滑っていった錫杖を一瞥した彼は女神官に目を向け、にこりと笑んだ。
「これで二人目だな。冒険者よ、捕まってしまうとは情けない」
彼はそう言うや否や、哀れにも生捕りにされてしまった冒険者を見つめ、嗜虐的な笑みを浮かべた。
ローグハンターは自分にそう言い聞かせ、怯える女神官をめちゃくちゃにしたい自分の奥底にある加虐性を正当化しつつ、そっと彼女の両手を縛り付けるのだった。
「ん〜!!んぶっ!んちゅ、んんん!?」
ローグハンターに両手を縛られた挙句、万歳の格好で頭上に固定された女神官は、身体を震わせながら目から大粒の涙を流していた。
彼の片手で顎を掴まれて位置を固定され、逃げることもできずに彼のキスを受け入れていた。
「んちゅ!ぶぁ……っ!けほっ、ローグ、ハンター……さ……んぐ!?んん!ん〜!!」
ほんの一瞬、息継ぎの為に中断され、その隙に制止の声をあげるものの、ローグハンターは構わずにキスを続行。むしろまだ声を出す余裕があった彼女を追い詰めようと、口腔を愛撫していく。
彼女の舌に唾液を塗りたくり、頰の粘膜や歯茎を舐めまわし、口の奥の柔らかな部分を舌の先で突く。
「んぶ……っ!んくっ!ぶぇ……っ!ぉえ……」
次々と流し込まれる彼の唾液を必死になって嚥下しつつ、彼の舌が奥の方に入り込む度に身体を震わせながらえずき、吐き気をもようしているようだが、ローグハンターは気にしない。
一旦キスを辞めて息継ぎの時間を確保してやりながら、もごもごと口を動かして口の中に唾液を溜めていく。
「はぁ……、はぁ……。ローグ、ハンターさん、もう少し、加減を……」
女神官はどうにか息を整えながら彼に物申すが、彼は口を閉じたまま不敵な笑みを浮かべ、彼女の顎を掴む手に少し力を入れて口をこじ開けつつ、上を向かせた。
「んぁ……。ローグハンターしゃん、あの……?」
口を閉じられない都合か、どこか舌足らず風にローグハンターを呼ぶが、彼は楽しそうに笑いながら彼女の口内を舐めるように観察し始めた。
自分の唾液により汚れたそこはおそらく普段よりも湿り気を帯び、よく目を凝らせば節々にローグハンターの唾液がこびりついているのが確認できる。
「あにょ、は、恥ずかしいれす……っ」
真顔でじっと凝視してくる彼の様子に女神官は羞恥心で顔を耳まで赤らめ、どうにか目だけは逸らすものの顔の向きは変えられない。万力の如く力で抑えられて、動かそうにも動かせないのだ。
あうと声を漏らす彼女を他所に、再び彼女に口付けしたローグハンターは口の中に溜めていた唾液を一気に彼女の口に流し込んだ。
「んん!?んぐっ!んぐっ!んん!ん〜!!」
こくこくと喉を鳴らして彼の唾液を嚥下していく女神官は、じわりと下腹部に熱を帯びていく事を自覚し、もじもじと身動ぎし、太腿を擦り合わせ始めた。
彼の唾液が喉を通る度、下腹部はますます熱を帯びていき、瞳もとろんと蕩け始めていた。
そして唾液を流し込み終えたローグハンターが顔を離すと、女神官は物欲しそうに彼の唇に吸いつこうと前のめりになるが、壁に磔にされている以上上手く前に出ることができず、彼女の口付けは空を切った。
「んくっ……。ローグハンターさん、もっと、もっとキスしてください……」
口の端から溢れた彼の唾液を垂らしながら、女神官は客に媚びる娼婦のようなごますり声でそう言うと、ローグハンターは優しく微笑みながら彼女の頰を撫でた。
心地よさそうに目を細め、手に擦り寄ってくる彼女の姿は、いつも悩みながらも頑張っている冒険者の姿ではなく、愛する人に全幅の信頼を寄せ、向けられる愛に浸らんとしている乙女の姿だ。
長時間に渡るキスと、それなりの量の唾液の飲まされた影響なのか、いつの間にか彼女の中にあった冒険者としての電源が切れ、休日や仕事終わりの夜のように、ローグハンターに甘えるモードになってしまったのだろう。
「一応、罰なんだがな……」
女魔術師の時もそうだったが、これでは罰にならないのでは。
そんな自問が彼の脳裏を過るが、始まったのならとことんやるのがローグハンターの性というもの。
彼は素早く彼女の法衣をはだけさせ、鎖帷子の留め具を外して脱がせると、インナーをたくしあげて胸元までを露出させた。
すると飾り気のないブラジャーが姿を現し、呼吸に合わせて控えめな胸が上下を繰り返している。
ローグハンターは乱暴にブラジャーを剥がして胸を露出させると、ピンと勃っている乳首を指で弾き、軽く摘んで指の腹で転がし始めた。
「ひぁ……っ♡そこ、敏感なんですっ♡気持ち♡やっ♡やめ、コロコロ、駄目、です……♡」
コロコロと乳首を転がし、僅かに爪を立てて摘んでやれば、「ひぃや!?」と痛みと共に駆け抜けた快感に喘ぎ、胸を突き出すように身体を仰け反らせた。
「ひゃ♡やめ……っ。痛い、痛いのに、気持ちですぅ♡な、なんで、私、胸、摘まれる、のにっ♡やん♡あっ、ああああ♡」
ローグハンターはピクピクと小刻みに痙攣しながら快感に喘ぐ彼女を見つめ、少々嗜虐的な笑みを浮かべて彼女の腋に顔を寄せ、ちろりと一舐め。
口内に広がる僅かに甘い彼女の汗の酸味に舌を巻き、何度も舐めながら時々キスをして鬱血の痕を付けていく。
「ひゃ!?や、やめて……っ!んっ!そこは、やん!汚い、ですから……!」
女神官は首を左右に振って嫌がるが、ローグハンターはどこ吹く風と言わんばかりに気にした様子を見せず、唾液を馴染ませるように何度も舌を這わせていく。
彼の行為とはいえ、流石に嫌悪感を抱いていた女神官だが、気付けばくすぐったさに身動ぎし始め、しまいには心地良さまで感じ始める始末。
「んっ……。あ……、ふふ、あっ!」
彼女の口からも嬌声が漏れ始め、滲んだ汗も彼に舐めとられてしまう。
好物を前にした犬のようにひたすら彼女の脇を舐めていたローグハンターは、ようやく満足したのかそこから顔を離し、自分の唾液で汚れた彼女の脇を満足そうに見つめた。
彼に視姦される女神官は白磁の肌を赤くしながら身を捩るが、身体を隠そうにも両手を縛られて頭上に固定されているのだ、隠しようがない。
ううと羞恥の表情で小さく呻く彼女を見ていたローグハンターは一度息を吐くと、彼女のズボンに手をかけ、ショーツごとずり降ろした。
「あ……」
それと同時、むんと香る雌の香りがローグハンターの鼻腔をくすぐり、彼女の下腹部、今しがた露出させた秘裂に目を向けた。
まだ実際に触れてもいないのに湿り気を帯び、降ろしたショーツに目を凝らせば僅かな染みが残っている。
「触ってもいないのに濡らすとは、随分と期待しているようだな」
煽るように笑いながらそう告げると、女神官はぷいとそっぽを向いて無言の抗議を行うが、その隙にローグハンターは彼女の秘裂を指で撫でた。
「ひぅ……っ♡」
くちゅりと湿った音がしたかと思えば、彼女の口から上擦った嬌声が漏れ出し、背中を弓なりにしならせる。
感度も良好だなとご機嫌そうに目を細めたローグハンターは、そのまま指を秘裂の中に滑り込ませ、何度か抽送を繰り返して軽く刺激してやる。
「ひぁ……♡あっ♡まって、ください……っ♡んっ♡はぅ♡」
フリーランで酷使されるローグハンターの手は無骨で、指の腹も他の冒険者らに比べても僅かに硬い。まるで胎内を石で擦られるような刺激に女神官は身体を震わせ、掻き出された愛液が太ももを伝っていく。
指を動かす度に過剰ともいえる反応を繰り返す彼女を見ていたローグハンターは、彼女の耳元に顔を寄せ、耳たぶにキスをしてから囁く。
「このまま指でイかせてもいいが、色々あって俺は不完全燃焼状態でな。すまないが、相手をしてもらうぞ」
彼はそう言いながらズボンとパンツをずらし、既に臨戦態勢の一物を取り出し、亀頭を濡れた女神官の秘裂に押し当てた。
熱せられた鉄のように熱く、剣の如き固さを持ったそれを押し当てられた女神官は小さく悲鳴を漏らすが、隠しきれない期待感で瞳が揺らぎ、呼吸にも力が入ってしまっている。
僅かに腰を動かして亀頭を擦り付ければ、秘裂からは次々と愛液が溢れ出し、一物をコーティングしていく。
それをローグハンターが十分と判断するまで続けると、彼は女神官の両膝の裏側に手を入れて持ち上げ、挿入しやすいように体位を調整。
女神官は子供の腕ほどありそうな彼の一物を凝視しながら、急かすように腰を揺らし、小さな声で「早く、早くください……」と辛抱たまらない様子で告げてくる。
その声に小さく頷き、「お望みの通りに」と返して一物を挿入せんとした瞬間、凄まじい轟音と共に落とし穴を蓋が揺れた。
「「へ?」」
突然の事態に二人が同時に間の抜けた声を漏らすと、ノックするように下から何度も落とし穴の蓋が叩かれて、僅かな隙間から女神官の名を呼ぶ声が聞こえてくる。
『大丈夫、そっちは無事!?』
その声は女武闘家のものだ。今回参加の四人の中でも、パルクール技術が最も高い彼女のことだから、落とし穴の石壁をよじ登ってきたのだろう。
それが仲間想いだと褒めてやるのは簡単だが、開きもしない落とし穴をこじ開けんとするのは、体力を無駄に使うだけだ。
そして彼女の言葉は、女神官の中で緩みきり、完全に切れていた筈の冒険者としての意識が研ぎ澄まされていく。
「私は──んぐ!?」
女神官が返事をしようとした瞬間、ローグハンターは彼女にキスをする事で無理やり黙らせ、勢いのままに一物を挿入。
ずりゅりと湿った音をたてながら一物は彼女の秘部に滑り込み、カリが収縮を繰り返す膣肉を強引に掻き回した。
「んぉ!?ぉ……っ♡あ、へっ……♡」
それだけで女神官の冒険者としてスイッチが切れ、再び女としてのスイッチが入ってしまうが、
『──!?どうしたの、変な声が聞こえたけど?!』
心配する女武闘家の声で引き戻され、女神官の瞳に理性の色が戻る。
キッと鋭い目付きでローグハンターを睨むが、目の前にあるローグハンターの瞳には嗜虐の色が強く、僅かな恐怖が背筋を震わせる。
その様子を間近で見せつけられた彼は昂ったように目を細め、舌で口内を蹂躙しながら腰を動かし始めた。
抽送する度に接合部からずりゅ、ずりゅと湿った音が漏れ、収縮する膣肉を鉄の如き固さの一物が掻き分け、子宮口と亀頭が触れ合う。
「んひっ……♡やっ♡離、して……っ!んちゅ、じゅるっ♡ぉ♡こにょ、離、ろて……!んぉ♡ぎぃ♡」
身体を揺すって拘束を逃れようとする女神官だが、揺れる度に亀頭が程良く子宮口を撫で回し、カリが吸い付いてくるひだ肉を引っ掻き回す。
理性では仲間たちと合流しなければと訴えかけてくるのに、本能部分では目の前の雄の寵愛を受け入れろと囁いてくる。
下腹部から全身を駆け巡る鋭い快感に女神官は喘ぐが、それを知る由もない女武闘家はどうにか蓋を開けようと暴れているようだ。
『この!こんの!!いい加減、開きなさいよ……っ!』
ドン!ドン!と下からの衝撃に蓋が揺れるが、やはり開く様子はなく石材がそこに佇んでいる。
ならいいかと笑ったローグハンターは息継ぎのために一瞬口を離すと、すぐにキスを再開して舌を絡め、内側の粘膜を削ぎ落とさん勢いで舐め回す。
「んん!おふっ♡ん〜!んんん♡♡」
彼女が抵抗の唸り声をあげる中でもローグハンターは腰を動かし続け、カリで彼女のGスポットを掻いてみたり、亀頭で同じくGスポットをぐりぐりと押し込んでみたりと、好きなように彼女の胎内を責め立てる。
ビクン!ビクン!と身体を跳ねさせ、身体が強張る度に膣肉が引き締まり、射精を促すように扱いてくる。
だがそれを振り払うようにローグハンターは力強く腰を振り、引き締まった分余計に密着してくる膣肉を掻き回した。
「んぉお♡だ、だめ……んんっ♡そこ、気持ちい、です……♡あん♡やぁ……っ♡」
それを何度も繰り返す内に女神官の声に悦の色が強くなり、理性を取り戻した筈の瞳が蕩け、身体も少しずつ弛緩していく。
それに合わせて膣肉の締め付けも弱まり、動きやすくなった分ローグハンターの表情にも余裕が生まれ始めた。
少々荒々しかった腰の動きを弱め、嬲るようにゆっくり、じっくりと胎内を堪能し、蹂躙する。
「んぉおおお♡♡ゆっくり、すご、気持ちいいれすぅ♡んちゅ、ちゅ♡あひゅ♡そこ、もっと突いてくらはい……っ♡」
いまだに落とし穴の蓋を叩く音と心配の声を尻目に、女神官は媚びるような声音でローグハンターにそう告げて、今度は自分から彼にキスをし始めた。
完全に冒険者としての意識が途絶え、恋人に甘えるモードに突入してしまった彼女に、ローグハンター以外の音も言葉も届かなくなってしまったのだろう。
堕ちたかと少々邪悪な笑みを浮かべたローグハンターは彼女の拘束を解くと、そっと彼女を抱き上げた。
それでもあまり力を入れていないのか、彼女を最も支えているのは彼女を貫いている一物だ。事実一物は子宮を押し潰すほどに彼女と密着し、女神官の口からも獣のような唸り声が漏れ、身体も痙攣を繰り返している。
自由になった両腕で抱きしめてくる彼女の頭を撫でてやりながら、ローグハンターは耳元で囁く。
「自分は大丈夫だって、あいつに言ってやれ。奥で合流しようってな。無事に行かせられれば、お前も滅茶苦茶にしてやる。無理だって言うまで、愛してやる」
そして囁かれた言葉はまさに悪魔の囁きだ。仲間を欺き、己の寵愛を得ろという、ある種の契約とも言えるものだ。
先程までの彼女なら、あるいは抗うこともできただろう。だが仲間を想う理性より、恋人との逢瀬を堪能せんとした本能が、普段ならさせない選択を優先させた。
「〜〜〜っ♡はい、はいっ!わかりまひた、やります♡」
彼の言葉に小さく絶頂し、その余韻に浸りながら彼女がそう応じると、ローグハンターは落とし穴の蓋のふちに彼女を寝かせ、一旦一物を抜いた。
その時の快感で漏れそうになった嬌声を噛み殺した彼女は、四つん這いになりながら落とし穴の蓋を叩いた。
『──!良かった、無事だった!!そっちは平気?怪我はない?」
その直後に蓋の向こうから喜色に満ちた声が返され、女武闘家は反応を確かめるように何度も蓋を叩き返してきた。
その反応に力なく笑った女神官が口を開こうとすると、彼女の背後で膝をついて座っていたローグハンターが、四つん這いという姿勢の都合、目の前に差し出される形となった彼女の秘部に、再び一物を叩き込んだ。
それは瞬く間に彼女の胎内を支配し、油断して降りてきていた子宮口を無慈悲に殴りつけ、凄まじい快感が彼女の身体中を暴れ回った。
「〜〜〜〜っ!♡?♡♡♡!!」
『ちょ、ちょっと、大丈夫!?返事して!』
不意の一撃で容易く絶頂を迎えた女神官は、それでも声を漏らすことはなかったが、腕から力が抜けたのか臀部を突き出す形で床に倒れ込み、壊れた絡繰人形のように痙攣を繰り返す。
ローグハンターはそんな彼女に追撃するように腰を振ると、突く度に彼女の身体は面白い程にビクビクと跳ね、接合部からはぷしぷしと音を立てて潮が噴き出す。
『大丈夫!ねえ、ちょっと!!』と段々と声音とノックの強さが強くなっていく中、身体を起こした女神官がペチペチと蓋を叩いてから言う。
「わ、私は、んっ♡大丈夫、ですっ。んぉ♡イ、イくっ♡ぉ、あ……っ♡大丈夫、ですから……っ♡イきゅ……っ♡奥、奥で、んぃ♡合流!合流、しましょう!うっ、おおおおお♡♡♡」
ビクン!ビクン!と臀部を揺らし、身体中に汗を滲ませながら、どうにか言葉を紡いだ彼女だが、やはり我慢はできないのか節々で喘ぎ声が漏れ、何なら何度も絶頂を繰り返している。
『……。本当に大丈夫?そっちどうなってるの?』
蓋の向こうからは明らかに不機嫌そうな、強烈な怒気さえも感じる声音でそう問われるが、女神官は「大丈夫ですぅぅ♡♡」と上擦った声で返すことしかできない。
ローグハンターもこれはバレているなと苦笑するが、構うことなく腰を動かして滲み出てくる愛液を掻き出し、ついでと言わんばかりに子宮口を責め立てる。
「ぉ……♡ぉおおぉ……♡♡大丈夫、ですぅ。無事にゴブリンも撒けましたから。んん♡んぉおお♡」
『……そ。なら、私たちは先に行くわ。奥で会いましょう』
女武闘家はある程度察したのか、大きくため息を吐いてからそう言うと飛び降りたのか、バシャンと重い物が水に落ちる音が聞こえてくる。
それを聞いた女神官はへにゃりと力なく笑うと、ローグハンターの方に振り向きながら言う。
「ローグハンターさん……。やりました、言われた通りにしました♡だから、その、お願いします……っ!!」
自分から腰を振り、一物の抽送をしながらそう懇願すると、ローグハンターはそっと彼女の頭を撫で始め、にこりと微笑んだ。
「そうだな。まずはご褒美だ、受け取れ……っ!」
彼はそう言うとここまで我慢していた射精感を解き放ち、彼女の子宮に熱々と精液を吐き出した。
「〜〜♡きた、入ってきました♡♡出てる、出てますぅ!ローグハンターさんの、せーし、だしゃれてましゅぅううう♡♡♡」
女魔術師相手にも数度の吐精をした筈なのに、それでも量も粘度も初回のそれと全く違いはない。
溶けた鉄のように熱く、
「んぉ♡ぉおおおお♡イく!ローグハンターしゃんに
「ああ、何回でもイけ。しばらく相手してやる!」
嬌声をあげながら普段なら言わないような淫らな事を叫びながら絶頂する女神官に、ローグハンターは嗤いながらそう告げて腰を動かし続ける。
パン!パン!と鋭い音を立てて突き出された臀部に腰を叩きつけ、絶頂後の余韻に浸らせる暇を与えない。
「イく♡ぅおおおっ♡また、イっちゃいます♡んぇ、んんんんん♡♡」
彼女が絶頂する度に膣肉が痙攣を繰り返して一物をくすぐり、ローグハンターはそんな淡い快感に唸り、我慢する理由もないと二度目の射精を行った。
「ひぁっ!ああ゛ああ゛ああああ゛♡♡♡」
子宮を舐め回す精液の感触と快感に悲鳴に似た嬌声をあげるが、ローグハンターは彼女を床に押さえ込んで逃げないようにしつつ、告げた。
「あの二人も、奥に行くのに時間がかかるだろうからな。暇つぶし、させてもらうぞ」
彼女に見えないことを良いことに、誰にも見せたことがない程に邪悪な笑みを浮かべながら、恍惚の表情を浮かべる女神官に襲いかかった。
それから数分後。淫行の臭いが充満する廊下の一角で。
「ぇ……。ぁ……っ♡ん、んぉ……♡」
秘裂から大量の白濁液を吐き出す女神官が、半ば気絶した状態で寝かされていた。
着崩された法衣に、光が消えた双眸。身体中に残された唇の形をした鬱血跡。側から見れば事件があったようにしか見えないが、お互いに了承の上で行った結果なのだから、誰も文句は言えまい。
ふんふんと上機嫌そうに後処理を進めるローグハンターは、懐から地図を取り出して今後の潜伏場所を確認。
次の相手はどっちだろうなと思慮していると、不意にローブの裾を掴まれ、「ん?」と小さく声を漏らしながらそちらに目を向けた。
放心状態の女神官がローブの裾を掴んでいるようだ。ローグハンターは苦笑混じりに彼女を抱き上げると、額に口付けしてからいつもの優しげな笑みを浮かべた。
「それじゃ、お前も脱落だ。奥まで運ぶから、少し寝てろ」
「ぁぃ……。あとは、お願い、します……」
女神官はそう返すと、ゆっくりと瞼を降ろしてすぐに寝息をたて始める。
全幅の信頼を寄せてくれるのは嬉しいが……。
「──流石に油断しすぎじゃないか?」
ローグハンターは苦笑しながらそう言うが、自分への信頼と愛情の裏返しとわかっているからか、言葉に怒気はない。
彼は少し軽すぎる恋人を大事そうに抱えながら、隠し通路を通って遺跡の奥を目指すのだった。
少しインフォメーション。
この話があがる頃には、少し話の順番を整理してあります。
別に大きく変わっているわけではありませんが、所謂『リクエストの影響で後から続編が追加された話』が繋がるようにしただけなので、既に全話読了してある人にはあまり関係ないかもしれません。
今後もその場合があった時は、次の話を投稿するまでは最新の位置に置いておき、更新の時に一緒に並べ替えると思いますので、ご了承ください。
感想、リクエスト等ありましたら、よろしくお願いします。