ヒロインは銀髪武闘家。
Sequence02以降のどこか。ならず者狩りに失敗し、攫われた彼女は、とある貴族に売り飛ばされる。
「美しい。なんと美しい」
後ろ暗い噂が絶たないとある貴族の屋敷。
屋敷の主人である男は目の前で鎖に繋がれ、猿轡を噛まされながらも、鋭く睨んでくる銀髪武闘家の姿をそう評した。
それが愛する人からのものであれば彼女も照れ臭そうに笑うのだろうが、生憎と今この部屋にいるのは銀髪武闘家と貴族の男のみ。
「どうだ、その寝巻きの着心地は?次に買った女に着せようと思っていたんだが」
貴族の男はそう言いながら、舐めるように彼女の肢体を見つめた。
奴隷の蚕人に織らせたワンピース型の寝巻き──ようはネグリジェだ──は、確かに肌触りはよく、通気性も高いためまるで羽を纏うかのように心地よいのだが、問題が一つ。
「このたわわな果実を、あのローグハンターとかいう青二才は独り占めしていたのか。ああ、なんとけしからん男だ!」
貴族の男は既に死んだ男──ローグハンターの名前を出しながら、ネグリジェの穴から剥き出しになっている彼女の乳房に手を伸ばし、鷲掴んだ。
そう、そのネグリジェは文字通り男が愉しむために用意されたもの。触れたい場所に時間の無駄なく触れるよう、女の胸が剥き出しになるように胸部の布が繰り抜かれていたのだ。
両手足を鎖で繋がれているため、逃げることもできない彼女は威嚇するように唸るが、貴族の男は気にも留めない。
僅かに汗ばんだ手で彼女の胸を掴み、武闘家故に固いだろうという予想に反して感じる柔らかさを堪能するように、五指を蠢かせて胸を紅葉型に歪ませる。
「んっ!うぅ……!!ううう!!」
初対面の、好きでもない男に胸を好き勝手される。こちらのことを一切考えず、触りたいように触り続ける男に銀髪武闘家は唸り声で牽制し、射殺さんばかりの視線を向けるが、男は笑うばかりだ。
「柔らかい、柔らかいなぁ。今まで触れたどの女よりも、良い。田舎者の冒険者だというのに、何を食えばこんなに育つのだ?」
ぐにぐにと力任せに胸を揉む度、指の動きに合わせて柔らかく形を歪める胸の動きと感触を堪能しつつ、貴族の男はすっと細めた目で彼女の顔色を伺った。
「んんっ!ぅあ……っ!ん!?んんん!」
胸を触る度に苦しそうに呻いてはいるが、少しずつ頰が朱色に染まり始め、反応も強くなり始めている。
どうやらようやく、寝ている隙に飲ませた媚薬が効いてきたようだと心中でほくそ笑んだ男は、視線を彼女の胸、正確にはその先端で存在を主張する薄桃色の突起──乳首に向けた。
噂通りなら件のローグハンターの恋人であったそうだし、何度も熱い夜を過ごしている筈だが、黒ずんだり、形が崩れたりせず、まるで生娘のように美しい小さな蕾が、左右それぞれの胸の先端にぽつんと鎮座している。
男は胸を揉む手を止めると、焦らすように、次はここだと宣言するように、ゆっくりと乳輪の輪郭を指で撫で、進む度にピクピクと震え、カチカチと小刻みに猿轡を噛む音が聞こえてくる。
「感じているな。どうだ、お前の想い人よりも上手いだろう?」
男はそう煽りながら、突然彼女の乳首を摘んだ。
「んぉ!?」
その途端、電撃が駆け抜けるような刺激が全身を舐め尽くし、身体をビクン!と跳ねさせ、強張った身体が大きく仰け反る。
身体を仰け反らせたまま顔を天井に向け、目を見開いたまま呼吸を乱す中、貴族の男は「ここがいいのか」と笑いながらぐにぐにと彼女の乳首を捏ねるように押し潰し、爪の先でカリカリと細かく掻いてやる。
「んぉお!?おぎっ!んん!むぉおおおおお♡」
男の指が動く度、銀髪武闘家は全身を駆け巡る快感に当てられて滑稽なほどに身体を揺らし、猿轡の向こうから耐えきれずに嬌声を漏らし始めた。
「ほらほらほら。ここがいいのか?あの男に仕込まれたのか?おお?」
男は愉しそうに笑い、ローグハンターとの関係を煽りながら、コリコリコリコリと彼女の乳首を捏ね回していた手を不意に離すと、
「ほれ!」
トドメを刺すように、彼女の乳首を指で弾いた。
捏ね回されたせいかほぼ全ての意識が向けられ、敏感となっていた場所に、先程の比にもならない刺激を与えられた彼女は、
「んぉぉおおおおお♡♡♡」
腹の底からの嬌声をあげながら一際強く身体を跳ねさせた。
両足が爪先までピンと伸び、両手の指で力んで何かを掴もうと宙をもがいている。
ネグリジェの穴から覗く秘裂からは粘ついた液体が溢れ出し、彼女の股を淫らに汚していく。
媚薬の影響と、ローグハンターが無意識に行っていた調教のせいもあるだろうが、胸だけで絶頂を迎えた彼女の痴態を見ながら、男は笑う。
「──ああ。今回の買い物は大成功だったようだ」
それから数日、同所。
奴隷たちに指示を出し、食事を拒む彼女に無理やり朝食を取らせている貴族の男は、その様子をご機嫌そうに観察しつつ、今日の衣装を吟味していた。
「君の冒険用の衣装に似せた物を取り寄せた。もちろん諸々と改造してあるが、どうだい?」
「もご!?んぐっ!んんん!ん〜!!」
「ああ、好き嫌いはいけないな。もういい大人だろうに、情けない」
「んべ……。お願いっ。やめ、て。これ、食べたくな──んぐ!?」
「むぅ。流石はローグハンターの相棒兼恋人。流石に気付くか。ああ、これはどうだい、都の流行りの服──を改造したものだ。改造前に思ったが、最近の若者はこんな物を着るのだな。良いことだ」
男があれでもないこれでもないと次々と衣装を手に取る中、銀髪武闘家は次々と朝食──三日三晩媚薬に浸けた肉や野菜を使ったサンドイッチや、水の代わりにスープで希釈した薄味スープという名のただの媚薬──を次々と口に押し込まれ、吐き出すことも許されずに飲み込んでいく。
「吐かせるなよ?準備も大変だからな」
だが、あまりのハイペースさに男がそう苦言を口にすると、奴隷たちは幾分かペースを落とし、彼女が飲み込みを拒否すると水袋──中身はもちろん水で薄めた媚薬だ──で無理やり流し込ませていく。
もちろん彼女も出来うる限りの抵抗としてか、がぼがぼと音をたてて水を吐き出し、豊満な胸や鍛え抜かれた肉体を濡らしていく。
その様子を見ていた貴族の男は「それだ!」と何やら感銘を受けたように彼女に言うと、用意した衣装の中でも一際地味であり、同時に布面積が小さい物を取り出した。
言ってしまえば、それは先日のネグリジェとは逆。胸と秘裂、臀部のみを隠す、服というにはあまりにも心細いもの。
冒険者である銀髪武闘家からすれば、
「都で話題の水着というものだ。田舎者には縁遠いものだろうが、貴族の令嬢らが川や泉で遊ぶ時に着る」
無駄に親切にそれ──黒い水着を示しながらそう言うと、奴隷が軟骨型の媚薬を、乳首や秘裂、菊門に触れる場所に徹底的に塗り込み、ついでに全体にも染み込むまで馴染ませた結果、透け透けになった水着を恭しく差し出した。
それを受け取った貴族の男は「ご苦労。皆、下がってくれ」と指示を出すと、奴隷たちは一切に部屋を後にした。
取り残されたのは、貴族の男と両手足を鎖に繋がれた銀髪武闘家だ。
男は過剰ともいえる量の媚薬を様々な形で飲まされ、触れてもいないのに小さく喘ぎ、小刻みにピクピクと震えている彼女に近づくと、まずは水着の下を履かせてやった。
山になるほど軟骨型の媚薬が塗られた部分が秘部に当たるように調整すると、思い切り押し付けながら紐を締めてしっかりと固定。
そのまま媚薬を馴染ませるように水着越しにぐりぐりと秘裂を撫でてやれば、
「んぎ♡お、おお゛おおお゛♡ぉほ♡んぉぉおおおおお♡」
ガシャガシャと身体を縛る鎖を揺らしながら野太い悲鳴をあげて絶頂し、快感から逃れようと背中を弓なりにしならせるが、男の追撃は止まらない。
「ほらほら、まだ上もあるんだぞ?」
男はそう言いながら豊満な胸と、ピンと勃った乳首と媚薬の山が触れ合うように水着を被せると背中の留め紐をキツく結ぶ。
水着と肌が媚薬を
「ぉ゛♡ほひっ♡あへっ♡おぎ……っ♡ぉ〜♡」
身体が限界まで敏感になってしまった影響か、窓からの隙間風が当たるだけで喘ぐほどになった彼女を見ながら、男は気付く。
乳首が水着を押し上げるほどに勃起し、ヒクヒクと小刻みに揺れて存在を主張しているのだ。
「そうかそうか。そんなに触って欲しいのか、言葉にしなくともわかるぞ、素直な奴だ」
うんうんと何度も首肯しながら男はコキコキと指を鳴らし、「では、お望み通りに」とむしろ優しさまで感じる声音でそう告げ、媚薬を塗り込む為もあるが、単純に面白そうなので水着越しに彼女の乳首を抓った。その瞬間、
「お!?♡──……♡♡♡」
彼女はぐるりと目玉を回して白眼を剥いて気絶。それでも陸にあがった魚のようにビクビクと身体が跳ねるのは、与えられる快感に身体だけが反応をしているからに過ぎない。
無論、その程度で止めるほど男も優しくはない。
先日そうやったように乳首を指ではさみこみ、その時よりも何倍も固いそこをコリコリと音を立てて捏ねくり回す。
「かひっ♡お゛♡ぎっ──♡んぉ゛♡ぉお゛おおおお゛おおお゛♡♡♡かひゅ──♡」
脳が焼けるほどの快感に彼女は無理やり覚醒させられ、快感に喘いだかと思えば気絶、そしてすぐさま覚醒。
新手の拷問か、あるいは処刑の何かのように、致死量の快感に絶えず与えられながら、それでも彼女の呼吸は止まらない。伊達に銀等級冒険者まで昇り詰めてはいないということだろう。
乳首だけでこれなのだ、さらにもう一箇所責めてしまえば、どうなるか。
貴族の男はごくりと生唾を飲み、噴き出した潮と溢れた愛液で水着の色が変わるほどに水気を帯びた秘裂に手を伸ばすが、
「流石に壊れそうだな。辞めておこう」
その手を引っ込め、代わりに徹底的に乳首を虐めぬく。
指で捏ね回し、時には弾き、爪で掻き、思いつくままに責め続ける。
「ぉ……♡あへっ♡ぎっ──♡〜〜っ♡──……♡」
銀髪武闘家はただ与えられる快感に喘ぐことしかできず、それから逃げるように意識を暗闇に落とすのだった。
それから更に数日後。
「ちゅるる!じゅるる!あむ、ちゅ〜!!」
「おひっ♡んぉお♡イクッ♡イクぅうううう♡♡♡」
相変わらず鎖で繋がれたままの銀髪武闘家の胸に、貴族の男が赤子のように吸い付いていた。
もっともその状態でやっているのは赤子のように吸うだけでなく、口に含んだ乳首を舐め回し、吸い上げ、甘噛みと、文字通り胸を愛撫しているのだ。
そしてそれをされる銀髪武闘家は先程から何度も絶頂を迎えており、脱水が心配されるほどに秘裂からは大量の潮を噴き出し、全身に脂汗を滲ませている。
そんな彼女の様子に満足そうに笑った彼は顔を離すと、ピンと勃った乳首を指で弾いた。
「ひん♡」とそれだけで喘ぐ彼女に向け、貴族の男はほくそ笑む。
「ついに媚薬なしでもイけるようになったな。えらいぞ」
彼は素直に彼女を褒めると、そっと部屋の端に目を向けた。
そこには今日の衣装が準備されており、手伝いの奴隷が控えている。
「今日は客人が来ていてね、少し給餌を手伝っておくれ」
ペチペチとたわわな乳房を叩きながらそう言うと、彼女は叩かれる度に走る快感に身体を震わせ、それでも貴族の男に殺意を込めて睨みつけるが、男は気にしない。
衣装の横で控えている奴隷も殺気立ち、衣装の下に隠している短剣を抜かんとしているが、男はそれを手で制した。
彼女も自分を殺さんとした暗殺者であったが、調教の甲斐もあって今では従順は
「今は我慢してくれ。後で可愛がってやるからな」
男が彼女を慰めるようにそう言うと、奴隷は頰を赤くしながらこくりと頷き、放っていた殺気を抑えた。
そして短剣の代わりに用意していた衣装を持つと、快感の余韻に喘ぐ銀髪武闘家に近づいていった。
男の屋敷の食堂。そこでは男と親しい貴族たちを呼んでの晩餐会が行われていた。
食堂を縦断する長机には豪華な食事が並び、貴族たちは顔見知りしかいないからとはしたなく、多少の汚れを厭わずに料理を口に運んでいく。
無論、食事をするためだけに集まった訳ではない。男たちの脇にはそれぞれお気に入りの奴隷を連れており、ある種の自慢大会の会場としても機能しているのだ。
そんな晩餐会の主催者の男は、その権限を利用して普段なら一人しか許されない同伴者を二人に連れ、屋敷の主人として用意した上座で料理を口に運ぶ。
一人目の同伴者は銀髪武闘家の身なりを整えるのを手伝った元暗殺者の奴隷だ。彼女は無表情のまま食事風景を眺めているが、時にはごくりと唾を飲んでいる辺り、腹が減っているのかもしれない。
「ほら、何をしている。ワインを注いでくれ」
だが、とりあえず今は無視を決め込んだ貴族の男は、空になったグラスを傾けながら、二人目の同伴者──銀髪武闘家に声をかけた。
「くっ……!なんで、私が……っ」
当の彼女は先程まで快感に喘いでいたもいうのに、僅かに理性と気勢を取り戻したのか、羞恥に歪んだ表情で男を睨んだ。
移動ができるようになったとはいえ、両手足を鎖で繋がれているのは変わっておらず、走ったり戦ったりはできない。何よりこの状況で逃げられるわけもない。
いや、彼女が気にしているのはそれもあるが、最も気になるのは着せられた衣装だ。
上等な生地が造られた黒ワンピースの上に、同じく上等な素材で作られたであろう白いエプロン。言ってしまえばメイドの衣装だ。
だが、問題はここから。ワンピースもエプロンも、その丈が恐ろしい程に短く、僅かに体勢を変えるだけでも安産型の臀部や、陰毛が見えてしまう。ショーツも穿いてはいるが、もはや紐と相違ないそれをショーツとは呼べまい。
「ほら、早く注いでくれ。それとも罰が欲しいのかい?」
「〜!!」
まるで自分を所有物のように扱う男に殺意が湧くが、今は言われた通りにしなければ殺されてしまう。脱出するにしても、救出を待つにしても、その時まで生きていなければ意味がない。
とにかく、ワインだ。ワインを淹れればいいんだろうと、彼女はテーブルの奥に置かれたワイン瓶を取らんと前屈みになった瞬間、
「見せつけおったからに。ほれ」
「ひん♡」
前屈みになる都合上、突き出されることになった臀部がメイド服から飛び出し、そこを貴族の男が鷲掴んだ。
数日とは言え、本来致死量ともいえる媚薬を飲まされた彼女の身体は全身が性感帯となり始めており、尻の肉を掴まれただけで思わず嬌声を漏らしてしまった。
彼女の反応に客の貴族たちは可笑そうに笑い、彼女に舐めるような視線を向けた。
男たちの視線を一身に受ける銀髪武闘家は羞恥心を噛み殺し、ワイン瓶を持って姿勢を正しすが、
「遅い。もっと手早く──いや、言われるよりも早くしないでどうする」
貴族の男は淡々とした声音でそう言うと尻を揉んでいた手の指を、何の躊躇もなく菊門に差し込んだ。
「お゛……っ!?」
ぐちゅりと音を立てて入り込んできた異物感に銀髪武闘家は低く唸り、身体を強張らせると、貴族の男は指を動かして菊門をもじくり回しながら
「おぎっ……!ぐっ……!ぉ……ほ……」
ぐりぐりと指が動く度、銀髪武闘家は気の抜けた声を漏らし、ガクガクと膝を震わせ始める。
筋肉質でありながら柔らかい太腿を秘裂から溢れた愛液が垂れていき、彼女が感じている事を貴族たちに教えてしまう。
「あのローグハンターの相棒が、こうなってしまえばただの女ですな」
「いや、普通ここまで感じたりはせん。あの男、民衆の英雄と呼ばれながら、恋人にはハードな調教をしていたのでは?」
「そうだ、そうだ。そうに違いない」
貴族たちはそんな彼女の痴態を見せつけられ、ワインを呷りながらローグハンターにあらぬ疑いを向けていた。
実際は貴族の男が仕込んだ媚薬や、その後の調教の成果ではあるのだが、今はローグハンターのせいにする方が都合がいい。
「違っ……!か、彼は、こんなこと、しな……い……!あひゅ♡こ、これは、全部、この人、が……っ♡」
指の抽送が進む度、銀髪武闘家はプルプルと身体を揺らし、力が抜けていく膝を懸命に踏ん張って立っているが、身体はゆっくりと沈み始めており、膝に代わって菊門に突き刺さる指に体重が掛かっていく。
「……指が疲れてきたな。おい、あれを──」
「用意できています」
貴族の男が彼女を支えてやる義理もないと見切りをつけ、元暗殺者の奴隷に声を掛けると、それに被せる形で彼女はどこからか長い棒を取り出した。
見るからに怪しいそれの先端は岩のようにゴツゴツと凹凸が付いており、長さは床から彼女の股に辛うじて届く程度。
貴族の男がぬぽと音を立てて菊門から指を抜くと、元暗殺者の奴隷がその凹凸だらけの棒を代わりに菊門に突き刺し、逆の先端を床に引っ掛けて固定。
「お゛……♡な、なにこれ……!?」
棒を椅子代わりにされたような状況になった銀髪武闘家は狼狽え、ほんの一瞬意識が外れた膝から力が抜けた瞬間、ずるりと音を立てて棒が深々と彼女の胎内に差し込まれた。
凹凸が腸壁を掻き回し、元暗殺者の奴隷が悪戯をするような感覚でくるくると回し始めれば、
「おぎっ……♡げっ……!ぉえ……♡ぉ……♡ほっ♡」
腸に入り込む異物感と、腸を掻き回される未知の感覚に彼女は目を見開き、今にも吐いてしまいそうな程にえずいているが、その合間に上擦った嬌声が見え隠れしている。
この瞬間、彼女は給餌から客を楽しませる置き物となり、この晩餐会が終わるまで、彼女は延々と菊門を責められ続け、部屋を変えての乱交会が始まる頃には放置され、一晩中、代わる代わる訪れる奴隷たちの手で、菊門を調教されるのだった。
彼女の調教は、おおよその最終局面を迎えることになっていた。
場所は貴族の男の寝室。相変わらず両手足を縛られている銀髪武闘家は、そのままベッドに押し倒され、男の剛直で先日の調教でガバガバにされてしまった菊門を貫かれていた。
「んん♡んぼっ……♡んひっ♡ぉおおおおお♡」
ベッドに組み伏せられた状態で唇を奪われ、菊門を抽送する度に吐き出される嬌声は全て男に飲み込まれていく。
男の舌はかつてローグハンターとしたであろうキスを忘れさせてやらんと口内を蹂躙し、微かに残る彼の残り香を上書きしていく。
「んんん!?んへっ♡あふっ♡ぉひっ♡お♡おおおおお♡♡」
ぼぴ!ぼぴ!と菊門から空気が抜ける間の抜けた音を漏らしながら、彼女は抵抗するように舌を暴れさせるが、それはもはや相手の舌に自分のものを絡めているのとほぼ同義だ。
事実二人の唾液が混じり合い、ローグハンターしか知らない筈だった彼女の味を男に刻み込み、男の味を銀髪武闘家に刻み込んでいく。
「うっ……!」
そうしてキスの応酬を繰り返していた男が不意に唸ると、本日何度目かの射精が行われ、ドロドロの精液が彼女の腸内に直接注ぎ込まれた。
「んん!?ん〜〜〜っ♡♡!♡♡?」
それと同時に絶頂した銀髪武闘家は両足をピンと伸ばし、誰にも弄られていない秘部から大量の潮を噴き出し、ベッドシーツをびしょびしょに濡らしていく。
どぴゅ!どぴゅ!と子宮に注がれていれば妊娠間違いなしの量を腸に流し込んだ男は息を吐きながらキスを辞めて顔を離すと、
「んっ♡あへっ……♡おっ……♡おほ……♡へっ♡」
長時間のキスと肛門性行による快感による酸欠で意識も曖昧になりながら、それでも絶頂の余韻に喘ぐ彼女の表情を見下ろし、再びキスをしてやると、今度は彼女の方から舌を差し出し、煽るようにチロチロと舌先で男の舌を舐めてくる。
突然の変化に驚いた男が顔を離し「どうした、積極的だな」と微笑むと、銀髪武闘家は「どうせされるなら、こっちからやってやろうとしただけ」と強がりながら睨みつける。
ふぅんとうろんげに唸った貴族の男は菊門から一物を引き抜くと身体を起こし、一旦水分補給。
銀髪武闘家も呼吸を落ち着かせようと深呼吸を繰り返しているが、物欲しそうにもぞもぞと太腿を擦り合わせ、潤んだ瞳を男に向けていた。
その視線を受け止めた男は不敵に笑むと、精液と腸液に濡れた一物を彼女に見せつけた。
「なんだ、何かして欲しいのか?お前は私の所有物だ、言ってくれれば、多少の我儘は許すぞ」
「……っ!違、別に何も……!」
彼の言葉に彼女はようやく自分の行動を理解したのか、ハッとして顔を背けて言葉を濁すが、男は構う事なくびしょびしょに濡れた秘裂を指で撫でた。
「ひぅ♡」
溢れ出す愛液を指で掬い、それを塗りたくるように指を乳首に擦り付ける。
その快感に喘ぎ、身じろぎする彼女に向け、男は言う。
「ほらほら、子宮が疼くのだろう?足りないと嘆くのだろう?素直になれば、それはすぐに治るぞ、いいのか?」
「ひぅ♡あへっ♡い、いらない……っ!そこは、あの人の、ジルだけのものだから……っ!おほっ♡」
それでも彼女は気丈に振る舞い、ローグハンターの個人的な愛称を出してまで踏ん張ろうとするが、貴族の男は怪しく笑う。
「もう死んだ男に義理を果たすこともないだろう?話を聞いた限りでは、奴は死ぬ間際にお前の幸せを願ったそうじゃないか。私ならそれを与えてやれる。あいつの代わりとはいかないが、あいつが与えたかったものを、最低限与えられる」
「嘘を、言うな……ッ!あひゅ♡私を幸せにできるのは、彼だけよ……!おひっ♡おっ、やめ、弄る、なぁあああ♡♡」
ぐちゅぐちゅと音を立てて秘裂を撫で回し、時には陰核をこねくり回されながら、それでも彼女は最後の踏ん張りを見せた。
だが、陥落は時間の問題だろう。貴族の男は勝ち誇るように笑うと、秘裂に指を入れ、指先に感じたざらざらとした手触りの場所──Gスポットを思い切り指圧し、掻き回した。
「お────♡」
その瞬間、彼女の中でぷつりと音を立てて何かが切れた。
「おほっ♡そこ、そこ駄目ッ♡ほ、欲しくなりゅ♡子宮、疼いて、奥、切なくなっちゃうのぉおおお♡♡」
ビクンビクンと腰を跳ねさせ、背中を弓なりにしならせながら彼女は吠え、瞬く間に絶頂に──、
「はい、ストップ」
「ほぇ……?」
迎える間近になって、男は指を抜いた。
そしてニコニコと笑いながら「何か言うことがあるだろう?」と彼女に問うが、彼女は顔を背けて口を噤んだ。
「そうか。なら、もう一度」
男はそう言うと、再び秘裂に指を突っ込んでGスポットを刺激をする。
「ま、やめ──お゛♡おほ♡おおお゛おおおお゛おお゛♡♡♡」
そこから数時間、彼女は延々と絶頂間際まで行けばお預けをくらい、問いかけられ、断れば更に責められるを繰り返した。
そんなやり取りが二十数回続いた頃、男が問いかけようとした瞬間、
「──さぃ……っ♡」
彼女は消え入りそうな声で、何かを呟いた。
「ん?なんだ、もう一度言ってくれ」
男は耳に手を当て、今の言葉を繰り返すように促す。
彼女は鎖で繋がれた足をできる限り広げ、自分の手で秘裂を開きながら男に告げた。
「お願い、します。あなたの、それをここに、挿れてください……っ!」
「何を、どこに、挿れて欲しいんだ?」
男は更に煽る。最後の砦崩すのは、彼女自身でなければ意味はないのだ。
彼女は目から大粒の涙を流しながら、叫ぶように男に懇願した。
「あなたのちんぽを、私のおまんこにぶち込んで、滅茶苦茶にしてください!お願いします!!」
その言葉を聞いた直後、貴族の男は返事の代わりに一物を彼女の秘部にぶち込んでいた。
バチュン!とお互いの肉がぶつかり合う音が部屋に響いた直後、銀髪武闘家は全身に鳥肌を立てたかと思えば、
「お゛♡おお゛おお♡♡おおおおおおおおおお♡♡♡」
腹の底から吐き出された野太い嬌声が、男の鼓膜を揺らした。
挿れられただけで絶頂を迎えた彼女は快感に打ち震えながら、目から涙を流し、「ごめん♡ごめんなしゃい♡ジル、じりゅ♡ごめんなさいぃいいい♡」とローグハンターへの謝罪の言葉を吐いている。
だがそんなもの構うものかと貴族の男は乱暴なまでに腰を振り回し、子宮を殴りつけるような激しい抽送を開始。
「あひっ♡あへっ♡イクッ♡イクぅぅううううう♡♡♡」
数十回のお預けをくらった彼女に、もう我慢する力は残っていない。突かれる度に絶頂を迎える彼女は秘裂から大量の潮を噴きながら、鎖に繋がれたまま貴族の男を抱きしめた。
「お゛ほッ♡気持ちいい、気持ちいいよぉ……♡あへっ♡ごめんなしゃい、じりゅ……♡わた、わたし、負けちゃった〜♡♡♡あひ♡イク♡また、イッちゃうぅぅううう♡♡♡」
パンパンと乾いた音を立てながらお互いの腰がぶつかり合い、その度に喘ぐ彼女は、猫撫で声を漏らしながら色褪せた瞳に男を映し、今度は自分からその男──主人の唇を奪うのであった。
そんなやり取りから数か月後。同じ屋敷にて。
「あへっ♡んほっ♡気持ちいいですぅ♡おへっ♡もっと、もっといっぱいくださいぃ♡♡」
銀髪武闘家は前の穴の主人に貫かれながら、後ろの穴の彼の友人に貫かれていた。
視線の横に向ければ他の貴族たちが連れ込んだ奴隷たちもまた抱かれており、その部屋はいわゆる乱交部屋と成り果てていた。
「ほら、口開けて」
「はい♡あ〜」
ふらりと現れた男に言われるがまま口を開ければ、そこに一物をぶち込まれ、不意に手を取られたかと思えば一物を扱くのに使われる。
押し倒されたかと思えば豊満な胸で一物を挟みように言われ、髪で一物を扱くように言われ、吐き出される精液で全身を白く汚していきながら、彼女は恍惚の表情を浮かべた。
「ほら、飲め」
そんな彼女に、主人がとある物を差し出した。
それはワイングラスだ。だが注がれているのはワインではなく、貴族たちが吐き出した精液や尿が混ざった、黄ばんだ白濁液だ。
それを恭しく受け取った銀髪武闘家は「いただきます♡」と恍惚の表情で言うと、一息で中身を全て口に含むと、味を楽しむようにくちゅくちゅと音を立て咀嚼してから飲み込んだ。
全て飲みましたと報告代わりに大口を開け、主人が「よし」というとにこりと微笑み、先ほどの精液ワインの作成に関わった貴族たちに向けて言う。
「全部飲みました♡たくさん、ご褒美をください♡♡♡」
その言葉を聞いた直後、彼女は男たちの波に飲み込まれて消えていった。
彼女が歴史の表舞台に立つことは、もうない。
彼女の頭の中に愛する男の姿はない。ただ与えられる快感に、身を任せるのだった。
感想、リクエスト等ありましたら、よろしくお願いします。