そしてエロを出すと言ったな、アレはウソダ
最近、ご主人様の様子がおかしい。
昼過ぎ、自らの主人が買い物に出かけたのを見送った後、リリは自室にてベルのここ数日の様子を思い浮かべた。
最近のベルは様子がおかしかった。
どこか上の空で、物思いにふけっていることが多くなり、ため息をついていることもあった。
性欲が溜まっているのかとも思ったが、毎朝リリかアイズが数発は出されているし、日中も言わずもがな。
夜など二人が失神しても続いているのだから問題はないはずだ。それに、
「ふぅ♥」
リリは自らのお腹に手を這わせ、悩まし気な吐息を吐く。
そのお腹はぽってりと膨れ上がっていて、膨張した子宮には朝と昼食前に出された精液が詰まっている。
さっきまでの激しい情事を思い出したリリはベル色に染められた身体を抑えながら、子宮に溜まっている精液の事を考える。
ベルの精液は、明らかに常人のモノではない。
その粘度と量、雄としての匂いも。
まるでスライムのような粘度は喉や子宮にこべりつき、頑張って咀嚼しないと一生へばり付いたままなのではと思わせる。
量は両手で受け止めても易々と零れるほど多く、口でのご奉仕をした朝は胃を精液が占領し、朝食が入る隙間はない。
そして何よりもその匂い。一度の射精で部屋中に広がるイカ臭さ。鼻だけでなく、全身を犯すような濃厚な匂いは一瞬で身体を発情させ、子作りの準備を始めさせてしまうほどだ。
そんなベルの反則級な精液の濃度が、前よりもさらに濃くなっているのだ。
より濃く、より多く。メスを孕ませることに特化した精液が、自身の子宮を埋め尽くしていると考えただけで、リリは軽い絶頂を迎えてしまうが、今はご主人の事だと自分に言い聞かせ思考を再開する。
性欲でなければ何なのか。
そんなことベルの人柄を考えればすぐにわかる。
女だ。
「あのお人好しの天然垂らし様は次はいったい誰を堕とすんでしょうか? いや、ご主人様が望むのならリリは何も言いませんけど……」
このことはアイズも気づいており、若干の嫉妬心を覗かせた彼女はいつも以上にベルの肉棒にしゃぶりつき、搾り取っていた。
…………まぁ、結局ベルに返り討ちにあい無様に犯されていたのだが。
おおよそ相手が誰なのか、リリは既に見当がついている。
そして、誠に不本意だったが、本当に本当に、ご主人様を独り占めできないのはとても残念だが————ご主人様が望むなら仕方がないと割り切った彼女は、ご主人様の悩みを解決するため、その相手に手紙を出していた。
「リリは何でこんなことをしているんでしょうか…………ああ、もう! 帰ったらたくさん注いでもらいますからね!!」
そうして淫らな決意を固めていたところで、部屋の扉がノックされる。
リリはいそいそとローブでお腹を隠すと、扉まで駆けていき、扉を開ける。
目の前には予想通り、春姫と原因の女性、リュー・リオンが立っていた。
リリはリューを案内してくれた春姫にお礼を言うと、リューを自身の部屋に通す。
リューはリリに勧められるままシンプルな椅子に座ると、無表情で自身を呼び出した小人に声をかける。
「それで、私を呼んだのはどうしてでしょう?」
「またまたぁ、そう御隠しにならなくても大丈夫ですよ。リュー様?」
しらを切るつもりのリューに対し、リリは妖美な笑みをこぼしながら彼女の側に立ち、彼女に寄り掛かるようにして耳元で囁いた。
「ベル様のことです♥」
「ッ!?」
リューは思わず目を見開く。
それは彼女がベルのことを聞いてきたからではない。彼女から、ベルの匂いがしたからだ。
危険だと理性が判断し息を止めようとするが、身体がそれを受け付けず、リリの身体から漂うベルの匂いを吸い込んでいく。
「うわぁ、思ったよりも重症ですね」
「な、なにがですか」
若干頬を染めながら睨みつけるリューだったが、次の瞬間、彼女が差し出してきた鏡を見て愕然とした。
そこには顔を赤く染め、垂れた眉尻と潤んだ瞳でだらしなく口で息をする自身の顔が映っていた。
これが、わたし?
まるで男にすり寄る娼婦のような表情にリューは呆然とするが、リリは愉しそうに笑うだけだ。
「大丈夫ですよ、リュー様。ベル様を前にしたらリリもアイズ様も同じようになりますから」
なにが、大丈夫なのか。
どう、同じようになるのか。
わからない。
わからない。
わから――――――――
「リュー様も、ベル様の事が好きなんですよね?」
「ッッち、ちが……こ、これはシルのためです」
リリの言葉に、リューは赤い顔のまま弱々しく反論する。
「へぇ。シル様のためなんですか」
「え、ええ。勘違いされては困る。私は、シルのために」
リリの視線が痛い。
友を言い訳に使うなんて…
これはシルのためだと自分に言い聞かせ、罪悪感を閉じ込めていると、リューを笑顔で見ていたリリの口が三日月に開いた。
「なら、仕方がないですね。それではリュー様”シル様の為に”私がリュー様をサポートして差し上げます」
「ぇ」
”シルの為に”。そう言ったリリは手元から小さなメモ帳を取り出し、リューの前に椅子を持ってくるとそこに腰かけた。
これから何が起こるのかとリューが身構えていると、リリは至って自然な流れで、
「ところでリュー様、リュー様はまだ処女ですよね」
とんでもないこと聞いてきた
「なっ!?!?!?」
羞恥と怒りに顔が真っ赤に染まる。
一体何を言っているんだと問いただそうとリューは口を開こうとするが、彼女の反応に満足したリリは構わず続けてしまう。
「まだ処女っと。リュー様、3サイズを教えてください」
「な、なぜですか!?!?」
「必要なことです。ごしゅ……ベル様のためですよ。あとシル様の」
シルと、ベルのため。
そう言われたリューはぐっと押し黙って俯くと、蚊の羽音のような小さな声でぽしょりと呟く。
「……79…58…68」
「…チッ。着痩せでもするんですか?」
「……私は春姫さんなどのほうが、殿方に好かれる身体だと思うのですが」
「うるさいですよ。勝ち組は黙っててください。はぁ、それでベル様はどんな人だと思いますか?」
「……尊敬に値する人族だと」
「そういうのいいですから。リュー様個人の事を聞かせてください」
自身の言葉をバッサリと切り捨てる少女に、リューは若干困惑しながらも改めて件の青年の事を考える。
そうして浮かぶのは、数日前と同じ、かれの優しさと勇ましさ。
余りのお人好しさには、かつての親友も驚くほどだろう。
彼の覚悟を決めた顔は誰よりも美しく、尊いものだった。
彼の肉体は想像の何倍も男らしく、私を包み込む熱は心地よい。
数日前に彼から漂う甘い香りは、まるで――――――
「あぁ、もういいです。もうその表情で分かりました」
「?」
辟易といったふうに手を振るリリに首を傾げるリュー。
「あの垂らし魔め」と小声でつぶやいたリリは最期の、もっとも聞きたかった質問をぶつけた。
「リュー様はベル様の事がお好きですか?」
「わ、私は……」
シルの、そう言いかけてリューは口をつぐむ。
リリのまっすぐな視線が、真意を見定めるかのような視線が彼女を押し黙らせた。
「………わ、私個人としては、こ…好ましくおもっています」
尻すぼみになって小さくなるリューの
「……そうですか。わかりました。それではリュー様、明日の早朝、日の出前にこちらへ来てください。その時に、”魅せたい”ものがあります」
最期の、言葉の言い回しが少し気になったリューだったが、目の前の少女はニコニコと笑うだけだった。
次回はちょっとしてみたかったシチュ
アイズもでます
次回ターゲットは誰?
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痴女神 ヘスティア
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駄女神 シル(フレイヤ)
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病み女神 アルテミス
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射精管理人 エイナ
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セックス中毒 春姫
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近親相姦 ウィーネ
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ショタベルvsアイズ・レフィーヤ
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裏酒場の奉仕メニュー リュー・シル
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白濁温泉 アイズ・ティオナ
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神性な決闘 レフィーヤ・リュー