今回は重い雰囲気が強いので、皆さんが好きなあの海賊系ヒロイン(が元ネタの子)が清涼剤代わりに登場します。
○秦始皇8年(紀元前239年)魏家殺人事件一日目夜 秦国北部 温泉町
「それでは分かった事を報告せよ!!」
「「「「「ハ、ハハ!!」」」」」
魏家異母四姉妹の四男子殺人事件が起きた夜、事件の現場にいた者達と関係者一同は魏家山荘の大広間にて肆氏を中心に集まっており、その中には白漂達の姿もあった。
「…まず崖の麓で発見されたお三方ですが、その内容は異母4姉妹長女魏潘様の息子潘洛様、次女魏庸様の息子朗刻様、三女魏濯様の息子韓安殿となっています。そして、4女魏韶様の息子である劉端様が崖の上で頭から大量の血を流している死体の状態で発見されました。4名とも発見された時点で息はしていなかったようです…」
その中で肆氏の部下がこれまでわかった事を報告し、広間の一角では魏家分家の者達が嘆きを見せていて特に息子を失った異母4姉妹が嗚咽を隠せない様子を見せ、魏亶ら魏家宗家関係者の多くが主体の地元民代表者たちは饕餮の祟りが起きたのだと怯えた表情でヒソヒソ声にて囁き合っている。
「それで現場に散乱していたものですが、どうやら旅館の男衆が祭日の最後で使用される儀式の為に魏家の蔵から持ち出されていた宗主が継承してきた饕餮の神器らしいです。それらを含めた祭祀用の道具が崖の上より突き落とされて下にいた御三方は下敷きになり絶命されたかと…」
「饕餮の神器? それはどのようなものなんだ?」
「白漂様、それについては私からご説明なさいます」
肆氏の部下に続いて今度は魏亶がお家柄詳しいその上げられた単語について説明する。
「饕餮様の神器とは…嘗て我が一族が商より受け継いできた饕餮様の祭祀を執り行うための宝物で代々の宗主の証しです。饕餮様を象った青銅製の神像に鉞と鼎に鏡の四つとなっています。最も…今回打ち壊されたのはそれを模した贋作で…本物の方は父がそれを教えてくださる前に急死なされたので今では私も含めて誰も知りませんが…」
「贋作? どうしてそのようなものが作られたんだ?」
「…それについては話がやや長くなりますが…」
その説明の途中から魏亶は表情に翳が滲み出てくるが言葉を続ける。
嘗て秦で相国を務めるまでに絶大な権勢を誇っていた魏冄であったが、彼は当時親政を開始した秦昭王とその新たな腹心に収まった范雎によって隠居させられることになる。
表向きは元々の封地である陶の地で天寿を全うしたことにされているが、実はその死の数年前より身内の不審死が相次いでいたらしい。
特に魏冄が異母4姉妹を生ませた侍女4名もその煽りで特異な事故死を遂げており、長女の母は饕餮を模した石像が落雷で崩れてその下敷きとなって圧死し、次女の母は家族の前で木を斧で切ろうとしたら間違って自らの足首を切ってしまってその傷が原因で破傷風となって死亡、三女の母は古い鼎で煮込んだ煮物を口にしたらそれが食あたりを起こして衰弱死し、最後に四女の母は階段から転げ落ちてその先に有った姿見に頭から突っ込んでその破片で喉に重傷を負って出血死した。
相次ぐ身内の不審死に恐怖と焦燥を強めていっていた魏冄が寝ていたある晩、その夢の中に饕餮が現れてお告げを下したのだが、その内容を要約するとこうなる。
『魏冄よ…これから起こる最後の禍より逃れたければこれから告げる我が言葉に従うべし。先ず一つ…我が汝らの祖に与えた四つの神器は贋作を作り表ではそれを用いて真の方は宗家以外の者には同族であっても分家も含めて隠すべし。二つ目として…これからそなたらが住まう館はたとえ土地を変える事となったとしても我が神器に因んで“像の館”、“鉞の館”、“鼎の館”、“鏡の館”を作り同名の神器をそれぞれの館に隠すべし。最後に…汝が死した後…汝によって引き立てられてこの東方の地で名を高めた白き転換点の血が再び世に出る故、嫡流の者はその者を頼るようにすべし…』
その魏亶の説明を受けて周囲から言葉が上がってゆく。
「…へー、成程なーどうりで今この旅館は大まかに分けると四つに分かれるけど、それぞれ…名に入ってるブツやそれを象った意匠が多かったのはそのためか…」
「ええ、その通りですわ…おかげで…今現在魏家の生きている者で…そうした神器及び…それらとともに隠された…嘗て秦王家すら凌ぐと言われた富の大半の在処を知るものは誰一人として居りませんわ…」
信が自分達も泊っている魏家山荘旅館の違和感の理由に納得していると、数十分前に息子である潘洛を失ったばかりの魏家異母4姉妹長女魏潘が忌々しそうに口を開く。
「その様子だと…亡き陶公(封じられた土地から付いた魏冄の別称)はあれな言い方だが…実の娘にも信を置いていなかったということか…」
「左様です朔方侯、父は私共に娘として認知はしましたが母達は側室にもせずあくまでも侍女としか扱いませんでした。たとえ息子として生まれても予備が増えるだけだとしか言わず…、娘として生まれた私達は成人もせぬうちに早々と今の夫の家へと嫁がせました…」
白漂が上げた疑問に口を開いた魏潘とその異母妹三人共に憤りと嫌悪の色を隠そうともしなくなる。
すると、それを嘲笑うかのような唸り声に近い笑い声が立ち上る。
「…いっひっひっひ、決まりですな~これは饕餮などという得体のしれない存在の祟りとじゃなくて…どす黒い人間の欲に後押しされた者の仕業ですよ~♪ 私にはわかる…こいつはまだ序の口にしかなりませんなぁぁぁ♬」
この時代の中華ではまだ秦でも珍しい、インド辺りの人種的特徴や意匠が強く出た格好をしている男がその笑い声の主だった。
「ん? 何だの野郎は?」
「あー信、確か闇商売の為に桓騎軍とここ北に蜀南よりさらに南を行き来してるチャイという南方異文明圏から来た豪商だ。桓騎軍で御用商人的な位置づけになっているらしい」
「まじかよ漂、豪商なんかがあのイカレが多いあそこによく出入りして生きてるな…」
白漂陣営がその不安を煽ってくる豪商チャイに驚きと困惑を見せていると、肆氏の側近の一人で狼のように鋭い眼光をした文官の男が口を開く。
「心配するな! 私は咸陽で犯罪調査を職務としている獄理と言うものだ! これよりまずこの場にいる全員が事件発覚当時にて何をしていたか証言を集める!!」
「よかったー、刑吏さんがいたんですねーナクタ先輩」
「これで一安心だなホノカ…」
その獄理の言葉に女性陣も含めて大広場の警備を任されている白漂兵達にも安堵の色が浮かんで小声が滲み出るが、その緩みそうになった空気を彼の言葉の続きが締め直しだす。
「…言っておくが、私は性分と職業柄から事件解明が終わるまでは一切誰も信用しない! 怒れる饕餮の正体を暴くまで…ここにいる全員が容疑者だぁ!!」
「お、狼ですよぉ! これは…如何なる雑味が混じってたり薄れていたりしても僅かな犯人の臭いを逃しはしない狼の眼差しですよぉ!!」
「落ち着けホノカ―――」
「まずは朔方侯! 貴方からお答えいただく!!」
その空気で逆に燃え上る少女を窘めた白漂からまず獄理に証言が求められる。
「―――あ、どうやらまず僕が証言を求められているらしいな。僕は事件が起きる前から警備をしていた一人であるマイと格闘で組み手をしていたよ」
「始めその組み手は借りていた部屋の中庭でしていましたが、次第に興が乗って狭くなってきたので旅館の近くにある小山を利用した庭園に移って続けました」
「…それが真実なら起きた時間と現場との距離からして犯人である可能性は極めて薄いが…他に証人はいるのか?」
白漂の証言に第三者のそれが求められると魏亶達が口を開く。
「その様子は小説の取材のために私達も拝見させていただきました。ちなみにその間の護衛はナクタ殿達にしていただきました」
「は、はい、魏亶様の言う通りです。あまりに動きが速くて残像しか殆ど見えませんでしたが…一部立ち止まった時のあの姿は確かに白漂将軍とそちらにいる女性で…」
続けて旅館にて泊まっていたが関係性の薄い他の客や従業員達も肯定していくので、元々理由が乏しい白漂への嫌疑は早々に薄れていって次に向けられる。
「次に事件現場に散乱していた神器など荷物を運搬していた若人衆」
「お、俺らは崖の上を明日の祭りのために神器を積んだ荷車を運んでたんですが…ちょっと休憩しようと場を離れて適当な茂みで水を飲んでたらいきなり背後から劉端様の悲鳴が聞こえて更に頭を盛大にかち割ったらしい音まで聞こえてきて…」
「そ、それでー慌てて場に戻ってきたら既に劉端様は頭から凄く血を流して既にこと切れた状態で…荷車は既に崖下へ落ちてて下のお三方を押しつぶしていた状態だったんです…」
若衆らの言葉と表情に目の色からして彼らは虚言を吐いてないことを白漂は勘で見抜き、続けて他の者達も証言に移る。
「わ、私はその崖の上にある現場の近くの方の旅館で叔孫通様と…今の魏家御家事情についてお話をしていました…」
「ん? 漂あの女性は?」
「羌瘣あの子は亡くなられた劉端氏の婚約者だった金蓮さん。まー魏哲殿が亡くなられて公表された例の遺言状のおかげで魏韶氏の命令で婚約は実質破棄されたも同然だけど…二人とも未練ありまくりで今回も無理してついて来て今はご覧のありさまというわけで…」
その後も、証言が続いて白漂達はその内容と話し手について言葉を交わし合うが結局この場では犯人は解明されなくて本日は解散となった。
○秦始皇8年(紀元前239年)魏家殺人事件一日目深夜 秦国北部 温泉町|浴丹 魏家山荘 高級旅館一室○
「…はーーー、まさか休暇も兼ねてここに寄ったら殺人事件に巻き込まれるんてなぁぁ…」
大広間での集会より数十分後、白漂はとりあえず自分が借りられている部屋に護衛付きで戻ってきていた。
「…今夜はさっさと風呂で身を清めて寝ようっと…?」
だが、白漂が衣服を脱いで風呂場に向かおうとしたその時、音もなく何者かが彼に背中側から抱きついてその胸に腕を回してきた。
「ちょっと、人をこんな危ない所に連れ込んできて更に休暇を貰えてたこの身をあんなゴタゴタで夜中まで使っておいて、更に他の子の我儘聞いてたおかげであんな格好になってるのも忘れて現場に飛び込もうとして恥掻くところを着替え用意してて防いであげたアタシが待っててあげたのに相手もせずにそのまま一人で風呂入って寝ようだなんて…」
そうやって白漂の背に抱きついてその美麗で質量豊かな胸をムニュンと押し付けつつも拗ねた声を発しているのは、オレンジ色のショートヘアーをして同色の大きな瞳を中心に明瞭且つ活発な美貌を形作る長躯の現代風モデル美女だった。
「ナミか」
「はい正解、けれどもここまで人を休日出勤させた分は…きっちりここで払ってね❤️」
白漂が背後を振り返らないまま正体を当てたその美女の名はナミ。
泥竜が立ち上げられたばかりの頃、深い霧が立ち込めていた日にその中から現れたこの世界の純粋なものではありえない青い髪をした少女が重傷の状態で現れ、白漂達に発見された時には彼女に背負われていた更に幼い少女の姿で保護された身の上である。
幼少期より前線暮しで鍛えられてきた身であったがその途中で地勢調査や地図作成技術に才があるのが分かり、それを担当とする王都の部署に紹介されて手伝い兼見習いとして入り、現在は竜騎隊員兼測量士を生業としている身であった。
ちなみに、幼少期から窃盗の才もあってか隠匿や潜入も上手く、数時間前にマイとの鍛錬後の情事を楽しんでいた白漂に後ろの穴から奇襲を仕掛けて現実に引き戻し、魏家異母四兄弟殺人事件を報せてきた本人でもあった。
「戦場でもない地で血を見る事態になった状況で何やってんだと言われると思うけど?」
「あ~ら❓ ここはそういう空気は読んでくれなさそうだけど❓」
背中より伝わる嬉しい感触を味わいつつも白漂は至極真っ当に窘めてくるが、ナミが指摘する通り彼女の指が這わされてグニグニと揉まれている彼のボトムに出来たテントは再び膨張していっている。
「…まーたしかに一人だけで考えこんでたことを証言にしても怪しまれるだけだし…君も色々手助けしてもらってるからその分支払わなくちゃいけないし…紅華達も根回し済みだし…風呂場に行こうか」
「はーい♪ 大好きですわ殿❤️」
結局、状況に対する逆算的思考とそれ以上の男の性に押された白漂と共に、ナミは損得と快楽多分だが幼少よりの付き合いでしっかと芯はある情愛もあって行動を共にする。
「…はー♪ 子供の頃に夜中の水浴びで夜空眺めてた頃思い出すわねー。恵まれ度は全然違うけど♪」
「あのころと比べて本当に大人になったと思うよ。何故か紅華には色々残念な意味でまだ子供っぽいとよく言われるけど…」
数分後、身を清めた二人は岩場で囲まれた湯船に浸かっており、身を大きく広げて休めている白漂の大開きした両足の間に、ナミはいわゆる潜望鏡状態になって水面より湯気と共に伸びでている男根を両手にとっていた。
「…はあ、まだ十にも満たない回数だけど…本当にご立派な雄の証し…ちゅるり❤️」
そして、我が身が湯に揺られながら浮いている状態でナミは支えとして掴んでいる男根へ、ウットリとした表情で舌を赤黒い肉の穂先に絡ませた。
マイとの濃厚な情事を行った後ながら、まだ彼女には一度しか精を注いでいなかったので精力が漲っていた男根はさらに張り詰めていく。
ナミの口淫は紅華など長らく肌を重ねてきた面子のそれには劣るが、要領の良い彼女の技巧や快楽に対する積極さを反映して、男根の悦ぶ箇所を正確になぞって穿り返していっていた。
「……んん、これなら…もう少しだな…」
「…あふ…❤️ 舌で精子の動きを感じるのも良いけど…今はやっぱり…ここで❤️」
ナミの女性らしい愛欲を第一にした愛撫に白漂は父性を擽られて陰嚢の栓を大幅に緩めるが、そこで彼女は夜の女の色気も感じさせる微笑みに切り替わると彼を湯船から出させて適当な岩場に腰掛けさせ、彼の上に跨ってその湯と唾で濡れた男根を手に取って上から大きく開いた両足の付け根をゆったりと降ろしていく。
「…ナミに新しく家族が出来たら母子揃って勘定で言われる小言が増えそうだなー…」
「幾つになっても残念男子な大人に家族を新しく儲ける手伝いをしてるんだからそれくらい我慢しなさい。つ……んんんんん❣」
雄の性と男としての責任の狭間で表情が乾きそうになっている白漂の頬をナミは両側よりむにっと引っ張りつつ、その赤みが強い蜜柑の果肉を思わせる淫裂をジュポンと勢いよく彼の男根へ被せた。
「…んん…まだ動きは拙いけど…それでも戦場に立てるだけの筋力を乗せた良い締め付けが…酸味が強く聞く蜜柑みたいに淫蜜を染みこませるように締め付けてくるね…。それでは僕もお返しを…?」
その果肉が溶け合わさっているような甘美で且つ染み込んでくるような締め付けを示す淫裂を白漂は早速更に躍動させようとするも、そこでナミにやや強めで頬を抓られてしまう。
「だーめ♪ アナタが動くとまだ付いてくのが精一杯なアタシは直ぐに寝かしつけられるんだから…まずはアタシに動かさせてね❤️」
舌をペロッと見せる挑発的な笑みでナミは白漂を窘めると、彼の上で腰を元気よく動かし始めた。
○秦国北部 朔方郡 朔方城 内城○
「…皆ー大丈夫かしら…? 災難誘引体質のあの人の傍にいて…、向かってる先の魏家さん所って魏亶さんの婿選びとかで色々きな臭くなってるらしいし…」
ナミが白漂の夜伽の相手をしていた頃、彼の正室である紅華は大型寝室にある巨大寝台の上で悩んだ表情をしていた。
ちなみにこの大型寝室は華美な装飾こそないが白漂とその妻全員が一度に情事を楽しめるように部屋面積と寝台は広く作られており、夫がいない間は咸陽出張中の譜孝を除いて彼の妻全員が親睦をより深めるために夜のパジャマパーティー的雑談で今のように使用していた。
「…魏家の分家の皆さんの所を良く出入りしているとお話の儒家の人達も…どうやら裏で内外の怪しい人たちと度々接触しているらしいですし…」
「疑惑は濃厚ですが物証の方は中々掴めていません…」
「そうね庶徐に杏橋さん…他にも問題は―――」
「あ…ふ…あぁぁぁ…❣ だ、駄目で…すぅぁあ❣❓」
だが、彼女らが付いている地位からしてその雑談は政経絡みになる事も多く、王京がそれらに懸念を示そうとしたところで艶めいた声が邪魔してきた。
「―――あ…って二人とも…、わからなくはないけど皆が集まってるここでするのは…」
王京がジト目を音源へ向けると、彼女達と同じ寝台の上で肌を紅潮させて快楽に悶えつつも困惑を示している姫昭と、その彼女の快楽と恐れで震えている身に四肢を絡めて情欲で静かに昂っている雌豹の笑みを浮かべた藍蘭の姿があった。
「…ふふふ❤️ 駄目って…君のここはそうは言ってないぞ♪」
羞恥と快楽で悶えている姫昭の頬を舌で味わいつつ、彼女の閉じようとしつつも冬眠から目覚めさせられようとしている足の付け根に指を這わせてヒクヒクと小さく開いている女陰を更に開かせようと藍蘭は愛撫を続けていく。
「…こ、このような事…あの人に申し訳が…」
「ちゅるうぅぅぅ…♪ 別に同じ男を愛してその子を宿し合ってる身だから良いじゃないか…ふふふ♪ 本当に可愛いよ姫昭…❤️ 同じ女である私から見ても可愛くて虐めたくなる…❤️ これなら彼もつまらん世間の声を気にしなくなるのもわかる…♪」
「あ…あああ…❣」
クリトリスが這わされる指で充血し、豊満な白桃を思わせる双乳の先端が布越しでもわかるまでにいきり立ってる姫昭に、藍蘭は増々愛撫の手を強めていく。
「…まーああ見えて勘も頭も見る目も冴えてるからしょうもない女に騙されることはないだろうけど…、悪くはないけど重い背景があってて尚且つほっとくて面倒な事になる子がいたら…多分深入りして解決するんだけどまた連れて帰ってきそうねー。特に今現在向かってる先の彼女とか…」
「ぅぐ…」
だが、その痴態に我関せずのままジト目で天上を睨みながら紅華がぼやいたその言葉に、姫昭は身から襲う快楽を忘れてそうした経緯で来た己が身を思い出して凄く微妙そうな表情になった。
○秦国北部 温泉町|浴丹 魏家山荘 高級旅館一室○
「あ❣ あ❣ アアアァ❣❣ あーーーーーーーーーーーーー❣❣」
朔方城で白漂の妻達による猥談も混ざった雑談がより深まろうとしてから十数分後、その白漂の腰の上でナミは色事の快楽に慣れたばかりの娘の表情でもだえ狂い、その淫靡な果肉を思わせる襞肉で彼の男根を上下左右前後に激しく揺らしながら、競艇を乗りこなす女性選手のようにダイナミックでありつつも正確に互いの性感をかき回すような動きで尻を揺らしていた。
「…舞妓でも名を売れそうな体力と腰遣いだな…。それ…君にとって今晩初の胤がせり上がってきた…」
その腰遣いと酸味が効いた蜜柑の果肉を思わせる淫裂で男根を逆にしゃぶり溶かされてちぎられて消化されそうな快楽を味わいつつ、白漂は手などこそは動かしていないが腰と男根は小さくながら適時適切に震えるような動きを伴って動かし、ナミのむせび泣いてるようなよがり狂わせてくる快楽を深めて互いの極みを近づけ合わせていく。
「…あああ❣ もう私も…来るわぁ❣ 良いぃぃぃ❣ 貴方の子ならぁ❣ 産んであげても…いぃぃぃーーー❣❣」
ナミが完全に己が欲求も忘れて女としての愛欲と雌の本能でバチンバチンと白漂の腰に己が尻肉を打ち付けまくっていたその時、二人がいる湯場を囲う木柵の一角が勢いよく崩れ落ちた。
「「!!!??」」
「ぶぼべぇ!!?」
殺気や害意は感じらえなかったので木柵が倒れるまで気付けなかったその理由は、二人を驚かせつつもここ最近にて嫌な意味で記憶に焼き付いてた顔であった。
「…ぁ…あぅ…」
木柵ごと倒れた際に頭辺りで打ちどころが悪かったのか、それと共に倒れるようにして現れてピクピクと震えながら頭より血を流している状態でいたその男の正体は、今日の夕暮れの終わり辺りで死体にて見つかったはずの劉端であった。
「で、出たぁアアアアアアアァアア―――!!!??」
「んんん!?」
「―――アァン❣❣❓」
劉端の思わぬ登場にナミは怨霊でも目にしたのかとこの時代では真っ当な恐怖を起こして極みの先走りもあって極めて甲高く大きな悲鳴を上げるが、その混乱で荒れ狂う波打ち際を思わせる襞肉の運動に釣られた驚きで白漂は精気を白濁の噴火という形で吐き出させられ、それを子宮で直に浴びせられたナミは快楽に引き戻されて悲鳴の最後は天高く突き上げられた感覚を思わせる極みもあって甘い嬌声へ戻らされた。
「将軍! 死んだと思われていた崖下の方の魏家男子の方々が先ほど息を吹き返したようで…ってぇええええ!?」
続けて他の竜騎隊員達が急いだ様子で現れるが、その彼もまた白漂達の痴態よりも劉端の虫の息ながら組成している姿に驚いてしまう。
「こ、これは…?」
「……な、何が起きてるのかしら…あん❣❓」
衆目にあまりお勧めできない痴態を晒してしまっていることも忘れ、二人は今回の事件のあまりな急展開に呆然としそうになるが、その最中に胎内で暴発しつつもまだ萎えていない白漂の男根のビクンとした震えで艶がありつつもやや間抜けな悲鳴をナミは上げてしまった。
キャラクター設定㉗
ナミ
容貌/ナミ(ONEPIECE(2年前))
年齢/18歳(始皇8年(紀元前239年)時点)
出身/元ネタキャラ系世界
身長/169㎝
体重/54キロ
3サイズ/B95W55H85
得物/各種仕込み棍
趣味/測量 金儲け
ONEPIECE系列世界より何らかの現象で義姉ノジコに当たる人物に赤ん坊の状態で連れられて漂流してきたナミの同位体。
元ネタと性格の根底はあまり変わらず、天候や地形を読むのがうまく地図作りの才能が有って本人もそれが好きで、やはり銭亡者的な気質も一緒。身体能力はこの世界での修正もあってかあくまでもこちら側における女性兵士の上位程度に収まっているが、竜騎隊員を務められるだけの腕っぷしと戦術眼はある。
その性分のため、幼少期から面倒を見てくれた白漂は異性として好いていて信達とは仲が良い一方で、いわゆる金蔓的な存在としても見做して愛人ポジションの一席に加わっているが、権力や地位にはそんなに興味が無いのと、ポンコツ過ぎるまでの清々しい銭亡者ぶりで紅華達にも警戒されずに今では茶飲み友達的な関係になっている。
再び事件は急展開を迎えました。
ちなみに軽くネタバレしますけど、次回から今回の事件は“これはひどい”と言うこと間違いなしな展開になります。