○秦始皇9年(紀元前238年) 趙国北東部 某村落○
白漂が対趙国境線付近の山塞の一つで不穏な予感を覚えていた頃、趙国北東部にある一つの村を、それを囲う林の一角より盗み見ている一団がいた。
「…ここもいつにもまして荒れている…ね…」
「戦災自体は秦側が太行方面からの攻略を中心としていますので、戦災と言う意味では李牧が
その一団は、白漂が咸陽から北へ船旅で帰る途中でその気配を感じ取らせた一団であった。
一団の中心にいたのは、気怠そうだが北の地の新雪の雪解け水のように澄んだ声音を発し、夜のように濃くのある黒い長髪を膝まで伸ばして後ろで辮髪風にしている女性である。
瞳は琥珀のように明るい輝きを持ちながらも底知れない深みもまた併せ持っており、周囲の屈強な男達が心服している点からして容姿だけの女性ではない事を雰囲気と共に示していた。
彼女を中心とした一団の多くが、その背に油布で包まれている長い“何か”を背負っていた。
「…まー、この辺りの地形も調べ抜いたし…そろそろ次の目的地に行こうか…」
「は、そうですね
その一団が率いている女性たる康熙の命令で移動しようとしたその時、誰かが殴り飛ばされる音と苛立ちに満ちた怒鳴り声が村より飛び込んで来た。
「出来ねえってんなこと聞いてんじゃねーんだよ! 今月中に西の倉へ粟百俵集めろって言ってんだろーが!!」
どうやら村の地主と思わしき男が、小作人や奴婢らに酷く当たっているようであった。
「おい、見ろよ…また里典の奴…」
「あー、また…あんなたくさん傷をまた作って…」
実際に手ひどく当たられている小作人や奴婢らの代表達を、周囲で農作業を続けている村人たちは同情的な眼差しで見つめている。
村人達は身内の境遇に対する同情を口にし始めるが、それに絡めてやがて世間への愚痴に変わっていく。
「もともとこの村は先代までは北狄達とも適当に折り合いを付けてやってきたのに、先代である坊ちゃんが急に亡くなってその叔父である今の里典になった途端に全て遮断しちまって…」
「邯鄲から来たけど今は楚に逃げ込んでるアイツへのご機嫌取りだったのが見え見えだよ」
「それでいて俺らが作る粟や稗は全て軍用だと言って取れるだけ取って実際は自分らだけの儲けに変えていきやがる」
「それで楚に逃げる前のあいつへ兵糧と言う名目で少し送って取り入ってたんだよなぁ」
「あいつの守り優先とその為の商売禁止で襲撃が無くなって利益得てた連中も、沙丘の乱が終わった後で、中原から送られてきて良い土地を優先的に割り振られてたおかげで北狄達の恨みも買って優先的に襲われていた連中だったしな。ウチの今の里典も含めてよぉ」
「それが今じゃあ、ゴマをすってた相手に逃げられた挙句に、今じゃあ肥えた畑が増えてる一方の秦から穀類が流入してきてるせいで、粟や黍の値が下がって儲けが大幅に減ってる一方ってのはいい気味さ」
「おかげで先代の里典である坊ちゃんと元は白狄辺りから来たけど優しかったその奥さんの子だったあの子が、あそこでしばかれている親父たちよりもひどい扱いを受けてるって話だし…」
「噂じゃあよぉ、先の里典である坊ちゃんとその奥さんが急に事故死したのも、実際は北との商いを続けてくださってたあの人達を疎んでた雁門組の連中が、今の里典を抱き込んでわざと危ない作業やらせたからって言うぜぇ…」
「え、マジかよぉ…」
「ケ、親をガキの頃に匈奴の所に殺されたって女を側近にしてるって…耳障りの良い話になる事しといて裏できたねえ真似してんじゃねえか。ていうかそんなのなんざここには腐るほどいるってのによ」
「でもお、あの人…一度見た時は優しい顔つきしてたし…襲撃で焼き討ちにあっていた村も自ら土木工事をしていたし…」
「そんなのする暇があるのならウチの里典含めたくそ地主連中をどうにかしろよったく」
「馬鹿言ってんじゃねえよ。元々何処から来たのかわからない外様のあいつにここの今の裏の仕切り役連中をどうにか出来るわけねえだろ。手を出したら自分らの財布に出しやがったってキレたあいつ等に前みたいに首にされるか普通に行けば急死だろうが」
「まー、匈奴相手に守り抜いて勝ってた時期なら表向きは従わせられるだろうが…秦の例の奴に負かされた挙句に…楚に逃げちまった今じゃー」
「でもさあ、以前に見たけど
何処の世界でも現在の政治に対する不満と言うのは大なり小なりあるものだが、今ここでのそれはある種の人間が“原作”と呼ぶ世界ではまだ描写されていない趙北部の確かな闇だった。
○秦国北部 朔方郡近隣 始拓 某用水路○
趙国北東部にある村でそうした珍しくない陰惨なやり取りが成されていた日より数日前、拓景山城の大改修及び落成式は済んで、その記念の宴会も終わって参加者の多くが酔いつぶれて寝息を立て始めていた。
「…ぐげー」
「ぐふふ…東美ちゃん…♪」
そうした寝言の中を抜け出て外を歩く人物がいた。
(…あの時は食わせてもらえるから使えない廃材とかを砂漠に捨ててるだけだったのが…今ではこうなって…今も緑が広がり続けるようになったな…。今では奪わないといけないものが詰まってる程度にしか思ってなかった城の築城にも関わるようになるとは…)
その人物である晳琭は、一人で山城を出てその近場にある畑を潤している水路の一本で回る水車に触れており、それの隙間から見上げられる城もまた感慨深い表情で見上げていた。
「…また一人で抜けて夜歩きかー。安全なったと言ってもお前の素性からして怪しむのだってまだいんだぞ」
「…あ、隊長…大丈夫だ。静かになったから今までの事を思い返していただけだ…」
晳琭の夜歩きに気付いていた信が姿を見せ、その水車が回る土手で二人は共に腰を下して今までの事を思い返した。
「…初めて会った時は家畜泥棒しようとしてたのを捕まえたお前らと共に、始めは砂ばっかだったここが美味しいもんを普通に食えまくる土地に変えられるなんて思わなかったなー」
「ああ、あのまま進んで行けば何処にでもいる死んで当然の屑になるしかなかった身が今では土地持ちの将校で、皆も今では耕す土地や畜を大勢飼っている身だ。本当にありがとう…」
「何処も彼処も立て直しに躍起になってるのは同じだからこんな時まで頭下げんなよ。ゆかりがある土地ってのを思い出しても未だに手付かずの所だってあんだからさ」
信が言う手付かずのゆかりの地と言うのは、今年の正月の挨拶のための咸陽への上京で立ち寄り、廃墟を見て生まれ故郷なのを思い出した隴西郡のことである。
どうやらこの世界の信はその隴西郡の豪族であったが今は滅びてない李家の生まれらしく、正月祝いを終えて咸陽から北への帰りの直前に、白漂からの依頼を受けた昌文君の部下に廃墟や当時の資料を調べて貰ったことで発覚したのであった。
「…それで、結局その妹さんの存在と名を思い出した所で記憶の回復は止まっていると…?」
その話に触れて、水車の傍で輝く水面を足で揺らしながら晳琭がそう問いかけた。
「…そうなんだよ、正月の時に漂の付き添いで上京する際の雨よけで寄ったあの廃城で遊んでた記憶があるんだ。他にもまだガキンチョの頃にそいつと一緒に咸陽へ連れて来られた時…この辺りで水遊びしていた思い出が…それ以上がまだ思い出せねー…!?」
そう問いを放つ晳琭の横で信は難しい表情を浮かべるが、その途中で彼女に水面の水を顔から大きく引っかけられた。
「ペペ! 何すんだよ…!?」
信が鼻孔と口腔に侵入した水を咽つつも吐き出しながら声を荒げていると、その晳琭が信の隣りでいつの間にか服を脱ぎ降ろし、水車が回る水路の直ぐ先にある溜池を泳ぎ始めながら更に問い掛ける。
「…そこまで思い出したいのなら一旦は忘れて頭を空っぽにした方が後でひょっとしたことで思い出しやすい。泳いでいる間は水の冷たさで忘れやすくなるし。それに…私もそろそろ、始拓に戻ってきた皆に…その…あれは何時頃になるかと…聞かれるようになっているし…」
「…え、あれって…?」
その時の晳琭が羞恥を滲ませながらも頬を朱色で染めつつも向けて来た言葉に、信は雄としての経験からその食指を大きく動かされる予感を再び覚え、念入りに彼女へ続きの言葉を促す。
「お前さえ良ければ…私も…、より…弟や他の皆と共に、より過去に確かに立って…より前へ進めるように…、この身はおぼこだが…お前を…雄としても…他の4人と同じように…分けてほしい…」
「………」
そう言葉を発しながら晳琭はこの時代の女性らしからぬ長身を生まれたままの身で信の前で立って晒した。
生存競争の激しい北の地を幼少より孤児の身で生き抜いてきた逞しい性根のままに信達と出会って衣食住の困らない育ちに変わった事を反映して、その身は激しい戦場で磨かれてきた筋骨が女性らしい凹凸に上乗せされて健康的な曲線美を描いていて、白い肌を走る白くなった古傷痕や真新しい傷痕も勇壮な美に変え、セミロングの艶のある黒髪と青みを交えた黒く大きな瞳で普段は明瞭な強さを感じさせる美貌は今の状況もあって羞恥と情欲で朱色に染まっていた。
「…終わった後で貂達には俺がしばかれに行くから」
晳琭が向けてくる愛欲を隠さずに添えて示してきた情愛の宣言に、信は生唾を飲みつつもこれまで関係を結んできた女性達への痕での対応を告げながら、自らも衣服を脱ぎ捨てて溜池に生まれたままの身を付ける。
「…もし刺されそうになったら私が身を這ってでも説得する」
信からの確かな信愛と意志を見抜いた晳琭も、水面の映る我が身を揺らしながら彼との距離を詰めながら後のことへの覚悟も確かめ合う。
「…とは言っても、ここは皆で作った溜池で皆が使う水があるから、汚すわけにはいかないので場所を変えようか…」
「ああ、そうだな…」
互いに向け合う愛欲とそれでより強まった信愛の強さと深さを交差し合う視線で悟った二人は、水辺から離れて場所を変える。
少々して信と晳琭は溜池を囲む高粱の畑の中に身を隠した。
「…今だに昔の草か砂しかない大地を思い出すと、今見ているこの風景は夢じゃないかと思う時が有る。奪うことでしか生きられない証しでしかなかったこの両手も…今では水路づくりやそれを生かす水車や風車とかを作れる技を仕込まれているし…あ❤️」
自分達の長躯もすっぽり隠せる高い高粱を晳琭が指で摘まんで感慨深くなっていると、彼女の長躯相応以上の質量と戦働きでの引き締まりで美麗に纏まった双乳が、背後から伸びて来た男の手でわしっと掴み取られた。
「お前の身体もそれ以上に育っちまってるな…ジュルリ♪」
無防備な晳琭の身を背後から信が愛欲に突き動かされた様子で抱きしめ、その女性の象徴の自身の身を押しつけて技を徐々に用いて来たのだ。
「…あ❤️ お前の身も…思った以上に…男としてだけでなく雄としても…逞しいな…ん❣ 思っていたより…優しくも…深く伝わって来る…❤️」
自身の尻の合間へスリスリと忍び込んできて先走り汁で濡らしながら、徐々に女淫へ近づいてい来る信の男根に、晳琭は尻に肌からその奥まで熱で解されていくような感覚を染み込まされ、視界もまた次第に朦朧としてくる。
正史と違って性格の表層は違うが根は積極的な女性達と多く接してきて、彼女らに押し切られる形で童貞を奪われてから磨かれてきた性技は、信本来の勘の良さと合わさって晳琭のまだ男を知らない身には悪手であった。
「(…前の世界ではマヤの話では来ている事は聞けても結局会えなかった男に出会えて…抱かれる機会が来るとは…だ、けど…思ったよりもこれは深…)…あぁ❤️」
淫裂よりじわじわとだが内臓を伝って意識を朦朧とさせていく甘い熱に晳琭は声が更に弱々しくなっていくが、そこで足が大きく開かされて露わになった淫裂へ信の十分に滾らせた剛直がその熱気を近づけてきた。
「…もう大きく濡れているが、良いか…?」
「アア…けれどその前に、ちゃんと見たいから…向かい合いたい…」
「わかった…」
互いに相手を求めている性の象徴に突き動かされながらも、快楽に悶え合う相手を見たいとする気持ちもあった二人は向き合いなおした。
そして、高粱畑の開けた脇に背を降ろして足を広げた晳琭は、濡れそぼっている自身の淫裂に信の隆々とした男根が近づいてくるのを見て唾をゴクンと飲んだ。
「水筒みたいに大きくて…熱そうだな…アアァアアアア!?」
まるで製錬中の鉄材のような信の赤黒い肉棒に瞳を情欲と不安で潤ませていた晳琭だが、その隙に突きだされてきた信の男根によって彼女の処女は穿ちぬかれ、一筋の破瓜の血とそれを飲み込む止めどない愛液が地面を直ぐに濡らした。
「お、おい…大丈夫か…!?」
実を言うと処女を相手にしたのは河了貂だけである信は急な濡れ具合に驚くが、晳琭が引き攣った顔で舌を突きだして背を仰け反らせつつも、その細見に似合わぬ剛力を宿した長く引き締まった足で彼の腰に絡み付いてくると戸惑いに変わる。
「…あ、アアァアア…何でも…ない…ただ…思ったよりも痛みが少なくて…それ以上に…まるで…内臓から溶けて流れてしまいそうというか…心地よさが強くて…、なぁ…早く…動いてくれないか…?」
処女では通常ありえなないレベルで蕩けた瞳を添え、晳琭は四肢を信の背中に難く回してそう囁き、肉壺も処女卒業したばかりの拙さはあるが激しくも強く男根に絡み付いて来た。
「…ああ、お前もどうやら…長い馴らしは必要なさそうだしな…ンン!!」
その肉襞の感触を明確に感じらされた信は、男根へより一層に血が集められて行く感覚に押されるままに彼女へ肉の突きを放ち始めた。
「…アアァアアアアアアアアァアア❣❣ アーーーーーーーーーーーーーー❣❣」
数分後、晳琭は処女にはありえない大声量で嬌声を信の下から突き上げていた。
信の背に回されていた両腕は戦場で大鎌を振るう膂力に言わせて爪を掻き立て、浅からぬひっかき傷を幾つか作って快楽を逃さないとしている。
「…ヅうぅぅぅぅ! お前…本当に強く吸い付いてくるな…ンンん!」
一方、信もまた晳琭の処女を失ったばかりとは思えない嵐の海のように激しく愛液を撒きながら貪欲に吸い付いてくる肉壺に、男根を絶えず動かし続けなければそこから女体の形をした荒海に打ち消されて飲み込まれてしまいそうな肉欲の悦びを味わわされていた。
信の背中の引っかき傷だけじゃなく、互いの激しい肌の打ち合いの果てに晳琭の背も地面に転がる石や砂で擦り傷や切り傷が幾つか出来だした頃、両者は肉の繋ぎ目から地面を徐々に突き破って現れようとしている様な盛り上がりに似た感触を覚える。
「せ…きろく…! 俺も…もうぅ!」
「いいイイイイいいイぃぃぃぃ❣❣ 私もぉぉおおおおおおおおお❣ みょううゥウウウゥウ子宮から弾けてなくなりそうな火花は頭の中を…❣❣❓❓」
その互いの背の傷を更に増やし合う肉の打ち合いの果てに、そんなものなど無きもののようにする、爆ぜるような極みの感覚が繋ぎ目より脊髄を介して両者の脳髄へ襲い掛かり、信と晳琭の肉の極みの証したる咆哮が上下両方の穴から水音混じりで突き上がって大気を震わせた。
○秦国北部 朔方郡近隣 始拓 拓景山城○
「…いてててて! お前…初めてで馴れないのは仕方ないけど深く引っかきすぎだろ…!」
「す、すまない…そもそも爪を深くたてていた事にも気付けなくて…」
激しい逢瀬とその疲れを癒す眠りを経た次の日の早朝、信は高粱畑ではなく拓景山城に作られた自分の寝室で、背中のひっかき傷をつけた当人である晳琭にその傷の手当てをしてもらっていた。
その薬も交えて二人の会話は弾んだりする。
「…あーーー、何だか最初は沁みるけど楽になった。聞くなこの傷薬…」
「ああ、これは始拓でも栽培され始めた薬草も用いた新しい傷薬だ。蘆薈*1と言ってこれも西域から伝わってきたものらしい」
「薬草? そんなのまで採れて来てんのか?」
「ああ、穀類など主食になるものは今では食う分に納税や非常用に蓄える以外にも余る量があるからな。中にはこうして新しい作物に挑戦している所も増えている」
「へー、有の所とかで色々見慣れない野菜があったけど…」
「まあ、最近の穀類は輸出が増大できるまでに増えすぎて値下がりしているから、それにかまけていた農家の中には生活が苦しくなるところもあるらしいが…」
そうした話の中には浮き沈み何方も混ざっていた。
ちなみに、そうした秦の農地開発と農業技術向上による生産拡大とそれに伴う農作物値下がりの煽りを受けて、趙北部は数日前に見られた農村のように各地で困窮する地主が増えたりしている。
「…て、昨日にあれだけした後で…こんな辛気臭い話をしながらでも…お前のここはまだ元気があるんだな…」
用いている傷薬に滋養の効果でもあったのか、信の男根は再びいきり立ち始め、それに薄い木綿の寝巻を着ている晳琭はゴクリと生唾を飲み、昨晩にて何度も濃厚な子種汁を注がれて今もそれが幾分かとどまっている淫裂がうずき始めて寝巻のスカートに染みを作り始めた。
「…じゃあ、河了貂達が起きる前に…言い訳の内容を決める話し合いも兼ねてもう一度するか?」
「…言い訳の話し合いまで出来るかはわからないが…私も体が再び疼き出したから…たのむ…」
そして、若き衝動が蘇り出した肉体に押されるままに、信と晳琭は再び身を絡ませ合い始めた。
キャラクター設定㊹
晳琭(せきろく)
容貌/メアリ(パラレルパラダイス)下記年齢化
年齢/18歳(始皇9年(紀元前238年)時点)
出身/秦国北部(出生当時は
身長/181センチ
体重/75キロ
3サイズ/B97W65H98
得物/大鎖鎌(ソウルキャリバーのザサラメールの石突きに流星錘を付けた感じ)
趣味/聞き取り
パラレルパラダイス原作時空で、魔女ガリアにムシャムシャされた後に
現在は飛信隊所属の五百人将で、信や岳雷ら元麃公組と玲花及びに異母弟晳琥(元ネタキャラはバチバチの巨桜丸)と共に前衛の主力を務める。
前世(元ネタ)同様に男勝りな口調と冷静な性格で、長躯だが細身に似合わぬ怪力で大鎖鎌を振るいながら前線の指揮も細かくこなせる子。
また、聞き取りが上手くてどんなに長大なセリフも一度聞いただけで憶えられるという特技の持ち主。
信とは孤児及び孤児の野盗を率いていた時期で彼に捕まってから面倒を見てくれた存在で、同族と共に正業に戻してくれた恩義から始まって今では異性としても好いており、今回の話で遂に結ばれた。
河了貂や他の信の彼女達とも仲は良好であるが、それ故に今回の話で彼と初めて結ばれた以降ではそれまでの関係の良好性をどう維持するかが問題。
名前の由来は石勒で、春秋戦国時代の傑物たちも唖然とするだろう中華版世紀末の時代であった五胡十六国時代で、奴隷も経験した異民族出身の身乍ら皇帝にまで上り詰めたという凄い人物。
ちなみに、名前の元ネタとはある共通点があるのだがそれは今後のお楽しみ。
原作でも割とモテてる信ですが、本作では例の原作ヒロインの一人が気付かれることなく取られつつある(?)一方で、新しい子との関係の深まりが増えています。