○秦始皇9年(紀元前238年) 秦国北部 匩涼系領域内 白漂軍野営地本陣 某所○
『お、お母さん!』
『シュガー!』
岩場砦を攻略した後の後始末の合間の散歩を捷璘と共にした日の夜、白漂の前で彼の誘拐を目論んでいたモネは一人の少女とうれし涙で抱き合っていた。
「…つまりー、元々他所の部族から娘諸とも誘拐された後で、ここに立てこもっていた連中にあの子を人質にされてー、怪しい香でこっちの要人を何名か誘拐して人質に取ろうとしていたと…」
「そうね、まー私も知ったのはあの山林を潜行していた途中で見つけた怪しい山小屋に縄で縛られていた子供達を山賊みたいな連中から不意打ちで助け出した時だけど…」
その様子を白漂と紅華を温かく見守っていた。
「…で、そっちはあの子から岩場砦の弱点をどのように聞き出したのかしら?」
「…あ、うーん…それはねー…」
だが、数秒でその温かい空気は紅華からの冷たい笑みを添えた問いで霧散し、白漂は苦笑いで斜めの方向を向きながら説明を始めた。
『…い、いやぁアアアァ…❤️ 止めてえぇ…❤️』
それはモネが妖しい香の力で白漂達を誘拐して人質にしようとするも失敗し、逆に拘束された晩のことで、本陣ゲルの近場に建てられたゲル式サウナの中で彼女の艶めいた悲鳴が漏れ出ていた。
「…ん、あなた…大分体を酷使していますねぇ、それと…生娘ではありませんが大分ご無沙汰していた所を…下半身任せの情事しか知らないロクデナシ男に無理強いされてきた感じが色濃く残っています…」
そのサウナの中で、医者として人体構造に詳しいナイチンゲールが浴衣姿で、モネの全身を薬液も駆使して、秘孔から手淫や針術も含めて責めこんでいっていた。
「…うーん、入る前までは拷問にも吐かされるかって顔が…今じゃああんなにふやけ切った表情に…」
「まー人間とは苦痛には耐えられるようになれても、快楽にはそうそう耐性は付けられない生き物だからね…」
ゲルの外から白漂達はその淫靡なマッサージを盗み見や盗み聞きしていた。
「そろそろそっちの手も使わなくてはいけないので準備をお願いします。盗み聞きする余力があるのなら」
「はいはい」
だが、ナイチンゲールに促されると白漂達はモネに対する快楽責めの仕上げを自分達のゲルでするための準備に取り掛かり、その後にレベッカが目にしてしまったモネに味わわされる快楽マッサージ地獄へと至るのである。
「…と、そのような感じで交合には至っていませんし、せいぜい白漂様にはその惜しすぎる男性の象徴をちらつかせつつ、手淫的なツボ押しで止めを順次刺して吐いてもらったという所存です」
「あなたの口から聞くと嫌な説得力を覚えるわね」
その事の詳細な説明をナイチンゲールから聞かされると、紅華は真顔で茶をすすりながらしみじみと感想を口にする。
「と言うか貴方も他の子がいるとはいえ、そこまで蕩けさせられていた子を前にしてよく手を出さずにいましたね」
「いやいや、そんな人を万年発情中な種馬みたいに見られても…」
続けて紅華は夫である白漂に半信半疑とした表情を向けるが、それに苦しそうな表情を返した白漂に助け船が来た。
「…すみませーん、この荷物を西の二番倉庫に運ぶようにって言われたのですけど…どちらでしょうかー」
数週間前、まだ朔方城近郊農村部で虎を素手で叩きのめして追い払った例の美少女が、その細い見た目には不相応な大きく相応の重量を持った荷物を両手に抱えて現れたのだ。
「あ、李填ちゃん、その荷物はあっちの道を真ん中の開けた道を進んで行けば届け先を知っている人に行きつくわ」
「あ、ありがとうございます紅華様」
「ん? 君たち知り合い?」
「ああ、今回の遠征へ出発する前に医療班が一名足りなかったから募集を掛けたんだけど、そこへ針術や骨法に詳しかったこの子が入ってきたの。その時に荷物が遅れて一度に届いてきたから纏めるのが大変だったど、この子が見た目に似合わず力がものっすごくあったから手伝ってもらった時に仲良くなって…」
「…ほー、そんな事がーー…ってそっちで盗み見してる子達は出てきなさい」
「ギクゥ!?」
此度の遠征前に地元で起きた珍騒動の主要人物と妻の意外なつながりに白漂は感心しつつ、近くの茂みから聞き慣れた人物の動揺が表れている声が響いてきた。
「ほら、観念して出てきましょう」
「わ、わーったよ…」
「…うーん、あの時の虎騒ぎの子がここに…」
少ししてその茂みからステラとそれに促されて渋々とした表情の信、李填に訝しんだ表情を向けている河了貂が現れた。
「まだもう一人出ていないな」
「え? もう一人ですか? これ以上気配は―――」
「すみません、ちょっと気になることがあって…」
「―――!?」
その三人を見やって白漂が口にした言葉を李填はキョトンとするが、静かにだが突如として自身の背後より何処か近しい感じのする気配を凛とした女性の声と共に知覚して、一瞬だが身が震えた。
「あ、玲花もー来てたんだ? なんだ気になる事って…?」
「(…この人…ついさっき現れるまでは私にも気配が感じ取れなかった…)あ、玲花さんだったんですね。上手いんですね体の動かし方が…子供の頃に何処かの武術道場でも通っていたんですか?」
「(私の登場に身が一瞬だけど反応した。この子は…)ええ、家が戦災で滅びる前は武門の家で、家訓で身に着けていたのよ。こんな時代だと何時どこで他の人に守ってもらえない状況に陥るかわからないから…」
玲花は李填の反応を見抜きつつもそれは表には出さず、彼女をより深く探るべく雑談に持ち込んで自身に意識を深く向けさせ始める。
その様子を、白漂はいつの間にか信達を引き連れて脇に移動して観察するようになっていた。
「おい、信よ」
「漂、何だよ…」
玲花と話し込んでいく李填の様子を細かく見ながら、白漂は彼女に複雑そうな表情を向ける信に対して言葉を向ける。
「お前さあ、子供の頃に家が焼き討ちに遭って…その時に幼い妹と別れたって話したし、その細かい特徴を思い出したよなあ?」
「…そうだけどそれがどうしたんだよ?」
「あの李填ってこさあ、その細かい特徴当たってるんじゃない?」
「…この中華にどんくらいの人間がいるって思ってんだ。特徴がよく似ている人なんざ一人か二人はいるだろ…」
その投げ掛けられる白漂の問いを、信はどうにか否定したくなっていくが、その微かな期待は目前の談笑に打ち破られていく。
「へえ、李填さんは秦の生まれで子供の頃に家が焼き討ちにあっ たと…」
「はい、祖父が郡の太守をなさっていた隴西郡の生まれで…」
李填が口にした彼女の出身地は、今年の正月の式典に出るべく咸陽への上京の途中で寄った、廃城があった地であった。
「家族はその多くが死んだのを目にしたんですけど…兄が一人だけ急流に飲み込まれてそのまま流されて、行方知らずで…それから私は捕まって、秦国外に売り飛ばされて…」
「お兄さんの特徴については何かわかってる?」
「そうですね…確かー背の方に…大きな蝶みたいな形をした火傷の痕がありました…」
「…………」
それから李填は憶えているその兄の特徴についても説明していくが、それは白漂が知る子供の頃には共に水浴びをしたことのある相手である信に当てはまったもので、信は増々気まずそうな表情で背を擦り始める。
「ちょっと李填君、そのお兄さんの話…僕にも聞かせて貰えないかな―――」
「パオオオオオオ!!」
「ハワワワワワ! だだだ駄目ですよーーーー!?」
「―――あ…え?」
だが、李填の話の信憑性を確かめようと白漂もその会話に加わろうとした瞬間、ホノカの悲鳴じみた大声と何処かで聞いた覚えのある獣の咆哮が割り込んできて、しかも猛烈な勢いで近づいて来ているのに気が付いた。
「パオーーーーー!!」
その気付いてから数秒後、近くのゲルを吹き飛ばして現れた獣の正体は、この時間軸では生き残っているマンモスの子供であった。
「あぶな!?」
「「あぁ!?」」
暴走するマンモスの進行方向に気付いた白漂は瞬時に動き、その突撃していく方向にいた玲花と李填に飛びついて進路上から逃した。
「…ふう、何が起きたか知らないけど…助かった…?」
どうにかマンモスを避けてその背が遠ざかっていくのを見て安堵した白漂だが、同時にその手には慣れ親しみつつも彼が憶えている者達とは異なる、あの柔らかくも温かい肉の感触が生じてきた。
「お、おい漂…」
「え? その顔は何?」
「し、下を見ろーーーー…」
「え…何が…!?」
続けて河了貂が引き攣って青ざめた表情で警告を発してきて白漂は怪訝に思うが、続けて下から寒気を感じて瞬時に視線を降ろして、手に覚えた感触の正体を目にしてしまう。
「……………」
先ほどの突き飛ばしの影響で白漂に仰向けで組み敷かれる形となった李填が、その衣服の胸元が破れて露わになった大きくも形良いその胸に、彼の手をしっかりと乗せられている状態にあったのである。
「…っておおいいいいいいい!? 何をこんな人前で人の身内に人前で手を出そうとしてんだアアアァアアアア!!??」
一瞬遅れてその惨状に気付いた信は、どういうわけか先ほどまで否定したそうに見えていた疑惑を肯定するような叫び声を上げ、白漂に襲い掛かってきた。
「な!? 信よ待て! 誤解だ―――!?」
それで迫りくる刃に白漂は引き攣るが、それ以上の危機感を自身の真下から感じ取ってしまう。
「…いっやアアアァアアアァアアアアアアアアアアアアァアア!!??」
自身の痴態にようやく気付いた李填が顔を真っ赤にし、戦場でもめったに見ない速度で足を振り上げたのだ。
「―――あってぬうぉ!?」
「ぶぼべええ!?」
李填の蹴りの秘められた威力の危険性を瞬時に見抜いた白漂は紙一重の差で避けるが、代わって彼に襲い掛かろうとした信が鼻っ面から蹴りを真面に浴びる形となり、10メートルくらい離れた背後の大木まで盛大に蹴り飛ばされた。
「…本当に申し訳ありません! 助けられた身であんな粗相な真似をオオオオオオオ!!」
数分後、大将ゲルの内部に集まった白漂達を前にして、李填は絨毯越しに地面が減り込む威力で土下座していた。
「…おい、このままだと話しが進まないから…もういい加減に認めたら…」
「し、知らねえ…」
その様子を特に気まずい様子で見ていたのが信だが、白漂に今回の本題に触れられると再び顔を逸らした。
「仕方ない、じゃー今回のお仕置きも兼ねて李填の取り調べは藍蘭と譜孝に一晩通して寝台でしてもらうとして…」
「人の妹をあの変態共に引き渡そうとすんじゃ…あ」
「あ、認めちゃった」
「認めちゃったわね」
だが、そうなる事を予想済みだった白漂が李填を雌の野獣達に任せようとすると、あっさり信は白状し、玲花とステラがジト目でぼやいた。
「…え、妹…どういう意味ですか?」
「あーうん、今までこっちが聞いてきた話を総攬する限り…実はねー…」
戸惑う李填に河了貂が事細かに説明を始めた。
「…え、じゃあ…貴方が…兄さんですか!?」
「…うん、間違いなく…そうなるな…」
それから更衣室などで互いの経歴や身体的特徴なども確かめ合ってから総大将ゲルに戻った後、李填は向き合う形で座り直した。
だが、喜色を見せ始めた李填とは異なり、信の方は相変わらず微妙そうな表情で視線がそらしがちだった。
「…え? 何々? 信君…記憶が戻って妹さんのことを思いだした時はまた会いたそうな顔だったのに…いざ会うとなると非常に対面し難い気分になってるというか…」
愛する男の生き別れになっていた家族との再会に似つかわしくないその空気に、玲花は戸惑う。
「あー多分、家が焼き討ちになった時にそこの妹を助けようとするも盛大に外してそのままの勢いで急流に飲み込まれて流されて助ける事ができず、頭打って記憶が吹き飛んで思い出せずにいたから情けなさで顔を合わせづらいって感じじゃー…」
「お前なんでそういうのもわかんだよ!?」
「適当に言っただけなのに図星か…」
信の原作譲りの災難フラグ建築家体質を知る白漂が推測を口にするも、信が泡を食った表情で狼狽したりもした。
「あ、はい、焼き討ちにされた時に兄さんは上の階から飛び降りて助けてくれようとしたんですけど、同時に侵入してきた不審者の後頭部に偶然で股間から当たって、そのままのた打ち回った果てに家の傍を流れる急流に落ちてしまったのが別れた時の最後で…」
「ウオオオオオおイイ!?」
「あーもーこの空気のよめなさっぷりはもう兄妹だよ」
続けて李填が身内しか知らないだろう恥部を悪意も無しに口にして信に止めを刺し、それに河了貂は生温かさも交えた慣れ親しんだ視線を向けた。
「…あーーー、まさかあの信に身内の生き残りがいたとは…色々疲れたけど良かったなーーーー…何か色々ここに来るまで訳ありそうな妹さんっぽいけど…」
兄妹の感動の再会(?)から数十分後、信達を彼らのゲルに戻らせた後、総大将ゲルにて白漂は仰向けで寝転んでいた。
「…ん…顔は深刻そうだけどナニがこんなんだと説得力ないわね❤️」
その白漂の腰の上ではマルタがジト目で見下ろしつつも頬を朱色に染めており、その多数ある傷痕や瘡蓋を色褪せさせる曲線美のある肉体で彼と交わっていた。
衛生上の理由で陰毛が反られた恥丘はそれが自然であるような純白さを持ち、それとは相反する淫靡な朱色に染まった肉の薔薇は大きく開いて男根を飲み込み、それでいて細やかな肉襞で出来た花弁が白漂に蜜を男根に染み込まされて溶かされていくような快楽を与えていく。
一方、マルタもまた胎内で雄々しさを増すことはあっても衰えを見せない男根に、依存を強める事はあっても飽きる事のない肉の悦びを味わわされており、やがて摩擦熱で火が尽きそうな躍動感ある腰遣いに変わっていった。
「…っアアアァ❣❣」
その密議も行うために防音処置も施されたゲルの外側に漏れそうな肌の打ち合いと嬌声の果てに、マルタは淫裂から脳髄まで突き上がって繋げるような極みを覚え、背が折れんばかりの仰け反りながら大きく震えた。
「…ん♪」
白漂もまたマルタの体内で生じた海震を起こしたような大きくも深い震えを伴う淫蜜と、のた打ち回る大蛇の如く曲がり続ける胎内による二重奏の前に、素直に子種汁を噴水の如く噴出させた。
「……アアアァ❤️ またぁ…こんなに出してぇぇぇ…漏れないでぇ…❤️ お母さんにぃ罪を犯させないでぇええ…❤️」
極みの震えが十秒以上かけて収まっていくと、マルタは糸が切れた人形のように仰向けで倒れ、その勢いでキュポンと男根が抜けた淫裂からトプトプと白濁が漏れ抱いていくが、マルタは快楽に対する未練とまだ幼いが生まれつつある母性で手を這わせて蓋をしようとする。
「…ふぁああ❤️ 朔方侯さんの…これだけ粘ったお種を何度も注いだ後で…ここはまだこんなに…はむ❤️」
「男とは脳と下半身が別々に動く生き物だとは聞きますが、将軍は特に顕著ですね…ちゅる❤️」
その煽りで自由になって相変わらず隆々とした威容を見せる男根を、左右から四つの豊満だが美麗な乳房がムニュンと密着包囲してきて、それでも余りある竿の赤黒い先端にホノカが大きく広げた唇を被せ、深い裏筋にパクラが舌を這わせてきた。
筋肉質だが細身のわりに長大且つエグイ形状と堅さを誇る男根は、戦場に立てるが故の生命力とそれに裏打ちされた強い愛欲を持つ女達を刺激し、その持ち主たる男と共に研鑽してきた性技を駆使して、後々の見返りで得られる肉の寵愛を深めようとする。
猫のようのザラりとした舌がカリ首からじわじわと削る様に舐めて唾液を染み込ませつつ、ムニュンと表層で柔らかくありつつも芯の筋肉で弾力感ある乳房で竿全体をグニュグニュと揉み込んで悦ばせ、それが更に熱さと硬度を増していく。
「…ぷっはぁ❤️ これだけならばもう良さそうだな…❣❓」
だが、その巨乳娘二人による口淫と乳淫による四重奏で隆々さを増した男根から、うっとりとしつつもパクラがその先に進むべく唇を外した次の瞬間、別人の美麗な丸みをした臀部が降り注ぐように視界を覆った。
「…ンンんん…❣ 全く…くじ引きで次に交わる番は私だというのに…❤️ 横から急襲を掛けてきたこの子達に良いようにされるとは…ふしだらだけでなく優柔不断な殿ですね…❤️」
パクラの視界を塞いできたその臀部の持ち主はシャンディだった。
ホノカとパクラのパイズリフェラにあっても大きく突き出ている男根の上部分をシャンディの淫裂は正確に被さり、根本と玉袋を責め上げている乳房と連動しているかのように腰は動いて、亀頭とカリ首を中心に飲み込んだ部分に酒樽と融合したような肉壺で酔わせるような快楽を染み込ませていく。
「…ん…何か君らしくないねーーー…こんな不意打ち気味にがっついてくるなんてーー…っ…」
その細やかな酒粕の如き肉襞と名酒の様な愛液を同時に味わいつつも白漂はシャンディの奇襲を不審に思うが、そこでゲルの外にあるその離れた気配にも気付き、片目だけが細まって外を見やる。
一瞬遅れで、交わっていない他の女性達も淫靡な姿に似合わぬ細く剣呑とした両眼で窓を見やった。
「…おい、ここからゲルを三つくらい挟んだ近くの茂みを一瞬だが…他所の手練れが他と殺り合いながら通り過ぎていったようだぜ」
続けざまにゲルの窓の一つを開いて、外で今夜の警備を担当していた一人レキシントンが中の痴態を意に介さない能面で口を挟んできた。
「…このように、ここも時々こうして油断を出来ない時も来るようになりましたから、もう少ししたら帰らねばならない身になった私は貴方からのご寵愛を貰えるだけ貰っておこうと…」
「何だ? 後背地にある酒蔵にも不審な動きが見えたのか?」
シャンディの急な要件に白漂は不可解さを覚えるが、彼女は彼からほんのりとだが羞恥を覚えた表情で視線を逸らすと、己の下腹部にそっと手を当てて理由を告げる。
「…私も知ったのは夕刻の診断ですが、数日前の夜伽で貴方から貰えた種がここに根付いたようで、この子をなるべく危険に晒さないように、ここでの必要な仕事を済ませて腹が少し膨らんだら朔方城に戻って後方と複雑化した酒造業の整理に専念しようと思います」
「ちょっと待て、だったらあんたもうこれ以上種を貰う必要ないでしょ」
その解説に理性と正気が戻っていたマルタが突っ込みを入れるも、シャンディはその後に何食わぬ顔で腰を再び振り出し、ちゃっかり物理込みで白漂から寵愛を貰うのであった。
筆者の記憶では読み切り時代に出ていた信の妹の名は填だったと思いますけど、もしも違っていたら誰か正確なのを教えてもらえると助かります。