※この作品はR-18です。

天下の大将軍になる!! ~夜の睦言~   作:oosima

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今回は、次回にて出てくるキングダム名物のあれの本格シーン再開への布石となっています。


195 戦争と商売は癒着し合うもの

 ○秦始皇9年(紀元前238年) 秦国北部 新領地 某不安定地域 某所 白漂軍野営地 飛信隊野営区域○

 

「…ンン…あ…やアァ❣ し…信…❤️ もっとぉぉ…深くぅぅ…❣」

「無茶を言うじゃねえ、お前の小ささで俺のをもっと突っ込んだら腹がボコッと膨らんで前みたいに朝はフラフラってなるだろ…」

 

 白漂が息子からの繋がりを踏みにじられた事への怒りをあらわにしたのと同じ頃、同じ陣中の少し離れた天幕で、久方ぶりに机仕事を早く終わらせて参謀部を抜けられた河了貂が、正常位で愛する男に組み敷かれて小さな胎内を満たされる悦びに浸っていた。

 

「…まー以前とは違って食べ物が少ないわけじゃないから、今ではそれ系でのフラフラはしなくなったのは良いわねー」

 

 その様子を見守りつつも天窓から見える夜空を眺めながら、認可済みの秦の行商が持ち込んできた菓子を口にしながらステラが今のありがたみを思い返した。

 環境の違いから、嘗ては争乱の多さのために食料が一般方法だけでは必要量を得られなかった遊牧民の出自の彼女にとって、栄養状況の悪化で体調を崩すことが少ない状況はありがたかった。

 

 

「…農業の発展とそれらの地を繋ぐ商業を支える交通網の向上で、この北の地にいながらも盗みをせずに職と食に困らなくなったのはありがたいな…」

 

 ステラと共に行商から給料で買った干し肉を口にしながら晳琭も同じ心境にある。

 

「…だがまー、食に困っていた童の頃から反対の状況になった反動からか…体が重くなってるようなー…」

 

 その恩恵で女性としての象徴を増している証である豊かで且つ整った胸に、晳琭は少し煩わしそうな顔を向けたりもしていた。

 

「きいいいいいいいいいいぃ!!!!」

「お、おい!? いてえぞ…っておう!?」

 

 それを見せつけられて、原作よりかは栄養状態向上でそれなりに胸は育ちつつも、知人たちには明らかに及ばない河了貂は血の涙も流しかねない勢いで金切り声を上げるが、それに突き動かされた爪で背を引っかかれる痛みに押される形で信は強く腰を進めてしまう。

 

「…ぅっヒャアアァ❣❓」

「うぐぅ!?」

 

 その勢いで小さな身には余る信の十分に大きくも堅い肉槍の穂先で子宮全体を鋭く揺らされた衝撃で、河了貂は一転して可愛い嬌声を上げ乍ら背を大きく反らせて極みの震えに押しあがり、それに痛みへ意識を裂かれていた信は抗えずにその体躯へ炭田ごと引き抜かれるような極み白濁を注ぎ込まされた。

 

「…ほえぇ…❤️」

 

 極みで不意を突かれた河了貂は、今この場にいる面子の中で体躯がもっとも小さくて相応に体力も低い方だったので、呆けたアへ顔を晒しつつ伸びてしまった。

 

「…ッ~~~~~…体はいっちゃん小さいままなのによーー…知恵だけじゃなく力の方までついてきやが…いっ!?」

 

 それに信は安堵の顔を見せるが、背に付けられた傷が沁みるような形で再びうずくとしかめっ面になった。

 

「はいはい、こんな可愛い子を傍にして他にも女の子を置いてる身で、ひっかき傷程度で済んでるのに贅沢言わないのー」

 

 参謀部から物資の手配の話を済ませて戻ってきた玲花が、信の背についたひっかき傷に沁みる傷薬を塗り付けて来たのだ。

 

「あん❤️」

 

 そのショックで仰け反った信の勢いで男根は抜かれて河了貂に可愛い寝言を言わせた。

 

「はあ…❤️ こんな可愛い子を泣かせておいて…ここはまだこんなに…ちゅ❤️」

「軍師筆頭殿には負担はかけさせられない…残りは私達で…はむ❤️」

「もう…どの子も口まで成長しちゃって…かぷ❤️」

 

 露わになった男根に、ステラは竿にその白い頬で頬ずりしながら裏筋にキスをし、晳琭がまだ子種汁の残りが付いている亀頭を大きく開いた唇で咥え、玲花は陰嚢の片方を軽く噛んでその中身を飴玉の様にコロコロと舌の上で転がし始めた。

 

「…まだガキだった頃は…子作りがこんな場面になるなんて思ってもいなかった…」

「親しい人にもっとすごいのを作っておきながら殴り合いくらいで済んでる人がいるけどね」

「いや、その殴り合いも普通のが受ければ死んでもおかしくないものばかりに見えるが…」

「下手すれば刺客も美しい女が来たら集団で手籠めにしかねない子ばかりだからね…」

「いやー、まさかそこまではー…」

 

 その途中で親しい人々について思いが横に脱線しながらも、5人は今宵の睦言も深め合っていった。

 

 

 

 

 

 ○秦国北部 新領地 某不安定地域 某所 白漂軍野営地 総大将ゲル寝所○

 

「あ❣ あ❣ あ❣ あぁ❣ アアァアーーーーーーーー❣❣❓」

 

 信達がいくらなんでもないとした事態を口にしてから数十分後、半ば献上品的な意味で送られて来る侍女に紛れてきた刺客の痲ユが、逆V字に大きく開いた足の付け根から白濁の雫を幾つも流し、後ろ手を掴み上げられた状態で白磁の様に綺麗で豊かな乳房を勢い良く揺らし、赤い口紅で覆われた唇を大きく開いて本気の嬌声を張り上げていた。

 

「…ん…中々に鍛えている締め付けをしているね…けれどー、この程度じゃー…跡継ぎの成長を確認する機会を潰した事への落とし前はまだまだ足りないねぇ…」

 

 その痲ユを背後から立ちバックで責め立てつつ、妖しい笑みを浮かべているが瞳にはまだ冷たい怒りが収まっていない光を宿らせて向けているのが白漂であった。

 そんな状況でも人間とは身と体が別々に動くもので、哀れな胎盤(いけにえ)に種を宿らせるべく、歪な溝を無数に刻まれた棍棒の如き凶器と化した男根に子宮は突き上げられ続け、痲ユの下腹部は縦棒状の大きな膨らみが生じて上下に激しく行き来していた。

 

「ひギイィ❣❓ ラ…めえぇ❣❓ こびゅくろがぁぁ…❣ 口から…で…りゅううううゥウウウゥウゥウウウゥウ❣❣❓」

 

 常人なら子宮が潰される痛みで悶絶する所であるが、物心つく前より施されてきた改造とそれから付け加えられ続けた修練を施された肉体は、それを人外の快楽に変えて痲ユに狂ったような嬌声を上げさせていく。

 

「…あ、もうこの殿様…まだ…」

「新しい子みたいね…」

 

 今も上がり続ける肌を打ち合う音と、何より甲高く大きな嬌声に釣られて他の女性達も目を覚まし、淫蕩と嫉妬で再び光を取り戻した瞳でその交わりを見やる。

 それらの視線に気づいた白漂は痲ユを太腿から抱き上げ、彼女に己との肉の繋ぎ目が部屋に飾られた姿見で、彼女の赤い瞳に写しだされるようにする。

 

「ァアアアアアアアァ❣❓ しゅごおおおおおおい胡桃いいいいイイいいイイ❣❣ こんにゃのおおおお今までのとは比べ物にならにゃあああああぁアアアアアアアァアア❣❣」

 

 その自身のすぐ下で揺れ動き、種を幾度となく注ぎ込んでくる巨大な陰嚢に、痲ユは再び子宮から白濁の閃光に爆ぜさせられるような極みに押し上げられた。

 

「…ふう、もう…この子だけに任せるのは…無理そうね…」

「こっちも腰がある程度もどってきたし…」

「さあ、私達もまた加えて…❤️」

 

 それを見て続々と新人への教育と面倒という看板を盾に、情事に再突入したことで、今宵における痲ユの白漂暗殺は不可能となった。

 

 

 

 

 

 ○秦国北東部 新領地 某不安定地域(現内モンゴル自治区中東部) 黒竜江流域地帯○

 

「…こいつが北の大地を東西に走って南北に分かつっていう“黒竜江”か…」

「すっげえデケぇ河だ…」

「黄河並なんじゃねえか!?」

「名前の通り…デカくて黒い竜が横たわってるような大きさと色だ…」

 

 そんな白家の閨の名物(?)となっている刺客の返り討ちから数週間後、各地の平定や開発を進め乍ら北上を続けていた白漂軍の本軍は、白漂の前々世の記憶以上の大河の姿を見せる黒竜江の流域の一角に辿り着いていた。

 

「…これが左賢王の本拠地に近い一角か…。この北の地にしては町も大きいな…。そして、極々僅かにだが…東の山々の向こう側より潮の香りも時々流れてくる…」

 

 その軍勢を率いて丘の上よりその地を見て白漂は、人の気配を覚えつつも雄大なる自然もまた広がる大地に暫く浸りたくなってきた。

 

「白漂将軍、戦を終えられればそのような思いはもっと出来るかと…」

「そうだな、ここの地にもまだ反抗の意を隠さない勢力がいる。とりあえず…この地は…困らないように“赤峰”と名付けておこうか…」

 

 妻としてではなく側近の一人兼秘書としての紅華の言葉に従い、白漂はこの地に前々世では同じ緯度や経度の地に付けられたその名を当世でも用いる事にした。

 

「…おーし、届いたぞー」

「今週の分の補給だー」

 

 そして、それだけ当時の中華に取って人外の地と言っても差し支えない北の地でも、秦軍は普通に補給が届いていた。

 

「いやー、こんな遠い北の地までご苦労ー」

「そうやってねぎらうふりをして机仕事から逃げるのはお止めください。貴方の後先考えない建築や土建への入れ込みのおかげで、もう基本は貴方無しでも皆が適切に動けるようになっていますから」

「…あいて、ふ、不覚…ら、楽す…じゃなくて皆で無駄なく仕事をするために行ってきた工夫が…後からこのような結果になるとは…」

 

 それにかこつけて抜けようとする白漂だが、紅華に耳たぶから掴まれると痛みと共に悔しそうな顔を浮かべる。

 前世で培ってきた技術のうち、白漂は魔術など神秘抜きで使えるようにこの世界に応じて改良し、周囲と意見を調整し合って築城や兵站に必要な建設技術を実用化していった。

 白漂はその際に自分がいなくても各隊で訓練や陣地作成、城砦築城などをこなせるように前世で研究していた古代ローマ軍を基本に中華圏に適した形で導入した。

 その結果、白漂軍のみならず秦軍の広範囲に渡ってマニュアル化され、秦軍は(蒙武みたいな一部を除けば)練度や装備などの平均値が他国のそれよりも高い大軍を、各方面へ何処へでも安定的に向けられ続け、それを支えるための兵站システムを構築することに成功したのである。

 その結果、加冠の儀での反乱及びその後の政界再編成に伴う今の混乱期を狙って、国境を接する各国の多くが今も軍勢を向けてきているが、ほとんどが攻めあぐねて何カ所かは逆に体力差で切り取られるという事態が起きていた(特に軍事力が最弱な韓や対抗できる司令官が不在の趙では顕著である)。

 但し、そうなるとこの時代の軍では基本は金持ちである秦軍の陣地には、激戦の時期でない限りはある集団がよく集まるようになっていた。

 

「…アイヤー、油ののった鮭や貝の乾物アルヨ~」

「こっちは幸運が上がる装飾品ネー」

 

 数分後、現地の攻略のために野営地を築き始めた白漂軍の陣中に、黒竜江を通ってきてその集団である行商人などが、訛りはあるが中華の言葉で商売を始めていた。

 

「あー、来たなやっぱり満州商人」

「北の民では珍しい魚とかをムシャムシャ食う人達ですね」

 

 その商人たちの来訪に帳簿付けをしていた藍蘭も気付き、その独特な言葉遣いから人種も言い当てて譜孝は懐かしそうな顔を浮かべていた。

 満州人は魚の類いを神聖視する族が多い北涼の民では珍しく、魚介類を食べたりすることには躊躇いはない存在だった。

 その為、ある産品を扱える機会が北涼人では取り分け多く、彼らの中では商売上手や金持ちのイメージが多い存在でもあった。

 

「…うっわ! 白く綺麗で虹色に輝いてる!」

「貝なんて内陸の秦じゃーほとんどお目にかかれないもんなー」

「お目が高いネー。これは“夜光貝”って言って東海の南でもごく一部でしか取れない貝を使った首飾りネー」

「これ地元の気になる子に上げれば一発でものにできるヨ~」

 

 今現在のこの秦軍野営地で設けられた市場でも扱われているその産品とは、海から遠く離れた北涼の大地や内陸国の秦ではその希少性から、縁起物として扱われている貝の類いであった。

 

「…うわー、本当に綺麗な光を放ってる貝ですねー」

「白い素地の上から光を当てると虹色に輝くなんて…ここでは本当に高値が付く代物ねー。うちの人もその名の通りにいつも真っ白真面目に働いてくれれば楽なんだけどーー…あ…」

 

 その中で、この地域では最も高く、場合によっては通貨の代わりとしても使われることもある夜光貝の輝きを遠くからでも目にして庶徐はその童顔を緩ませ、紅華はその光りにかこつけて夫を体よく働かせようと画策するが、その光に魅了されている間に旦那が逃走したことにようやく気付いた。

 

「…ふーーー、今日も良く儲けたネー」

「羽振りがよさそうですねー。あー、この夜光貝使った丼、鮑みたいで美味しー」

「オー、ニーサン細身なのに凄い食欲してるネー」

 

 紅華が逃げられたことに気づいてから十数分後、今日の分を一通り売り終えた満州の商人達は飯時になっていたが、そこで客の兵卒の一人に扮して紛れ込んだ白漂が加わっていた。

 周囲には秦軍の兵士のほか、その補給路を構築するための土建による求人に釣られてきた北の民も多くおり、満州人達が開いた屋台にも多く群がっていた。

 

「随分と流民の数が多いですけど食に困ってるってわけじゃなさそうですねー」

「マーねー、先に秦のあの朔方侯がしっちゃかめっちゃかにしたのが却って人や物の動きから邪魔くさいのを取っ払ってくれたのが大きいネー」

「あー、先の龍城の戦で匈奴(ヒョンナ)の体制が何もかんも崩れたのが大きいですかー(まあ、やったのは僕だけど)」

「そーそー、ドレゲネとか左賢王とかが要所を自分達の身内で抑えてて私たち新参は入り辛くしていたアル。それが取っ払われた所で金払いの良い秦が来たから、先ので職を失った人たちも誰もかれもが仕事探しに彼方此方動きやすくなったネ。おかげで私たちも始めの頃は大変だったけど今では繁盛してるネ」

「へー、そうなんですねー(こっちに対してのリップサービスもあるけど、この人達はこの感じは概ね本音よりかな…)」

 

 そうした中で白漂はいつもの変装能力とコミュ力の高さから打ち解けるようになっていた。

 

「…問題はあの町だネー。左賢王とその一族がー先のを受けてもまだ義理尽くしてる人たちを連れてあそこを根拠地にしてー、未だに周辺に睨みきかせてるからー。おかげでこっちもその分遠回りをしないといけないシー」

 

 そして、各方面からの恨み生じている事も、その幾割かを向けられている白漂本人が誰よりも知っていた。

 

「…あー、やっぱり例(・)の(・)町(・)ですかー…んっと」

 

 それを思い出した話の途中で白漂は大きく背伸びしたが、それでズレた顎の寸前を一発の矢よりも遥かに早い何かが通り抜けた。

 

「ひゃご!?」

 

 その結果、白漂の傍にいた女性の行商人が喉元に小さな穴をあけられて血を噴出させながら倒れ、その勢いよく流れ出てきた血と共に懐から飛び出た短剣は地面に突き刺さると異臭を放つ煙を立たせ始めた。

 

「うわ!? こいつ急に死んだぞ」

「また出たなー珍しいこの死に方…」

「矢もないのに体に穴が開いてばたんってなっちまうもんな…」

 

 その死に方はこの場に集う北の民には少々珍しい程度の死に方であったらしかったが、それよりも白漂軍の野営地に近い岩場から立ち上った大きな爆音とそれで生じた揺れが彼らを驚かせた。

 

「うわぁ!? なんかあっちの山で火柱が立ったぞ!」

 

 それの方に周囲の人々は大きく驚くが、一人だけ白漂はその場で少し驚いたふりをしつつも、その爆音の正体とそれに隠されたもう一つの音に気付く。

 

(…さっきの爆音はパクラ達も加わっている岩場からの最短経路開削の為…先日に量産化の目途が立った爆酒…それを原料にして安全性を大きく高めた“豪爆筒”を用いた音だな…。そして…それに隠されていたけど…さっきの僕に気付いて狙おうとした刺客を葬った…少なくとも先込め式ライフル銃の音が後から聞こえてきた。たとすると…音の方が遅く伝ってくる超遠距離から狙ってきたという事に…)

 

 そのように思考を走らせる白漂に注目する存在もまたいた。

 

「…兄者、今さっきの音は海遊満州のあの…」

「ああ…“音遅れ”の康熙によるものだ。あの女…白漂が自分の殺気に気付いて避けるのを計算して撃ち放ったな…」

「白漂もその殺気が背後の刺客を狙っていた事にも気付いていたようだ…」

「…もうじき開かれる“例の祭り”で狙った方が良さそうだな…」

 

 行商に紛れて獲物として狙う山田兄弟もまたその一組であったが、彼らとは違う意味で白漂に着目している存在もいた。

 

(…あれだけ人混みに紛れた状態で刺客にも気付いて…戦場では文武何方も常軌を逸した実力者…あの方を上手くぶつければ…あのふざけた祭りと…それを催すあの男を…!!)

 

 数週間前に白漂に着目していたある少女もまた、行商に紛れて彼へ秘かな期待を闇と共に宿らせた瞳を添えて向けて来たのである。




今回は着々と次の大きな戦への準備を進めている主人公陣営の様子が中心と萎えりました。
次回は、新展開の二作目の連載が始まっている某復讐系ダークファンタジー漫画のあの都市(の同位体?)が出てくる予定です。
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