※この作品はR-18です。

天下の大将軍になる!! ~夜の睦言~   作:oosima

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今回もバニーガール達の艶のある姿が中心になりますけど、市内の不穏さが強まっていく様子も書かれています。


201 どんな揺れも色々な意味で広がりやすい

 ○秦始皇9年(紀元前238年) 自由都市(ユラス・アプラス)攻略戦8日目夜 秦国北東部 新領地 某不安定地域(現内モンゴル自治区中東部) 黒竜江流域地帯 自由都市(ユラス・アプラス) 歓楽街○

 

 エルサリアがクハ(白漂)の悪知恵によって実質的に無力化された日の翌日、昼間の城外における攻防戦とそれに乗じた情報収取など内部工作を終えた後、クハ(白漂)は今夜も開店した彩兎館のバーテンダーとしてカウンターテーブルに立っていた。

 

「…それでさー強硬派の豪商のおじさんがさー酷いのよー」

「へー、お偉いさん達も大変ですねー(うぅ、眠い…)」

 

 但し、クハ(白漂)は表情にこそ出さなかったが、昨晩に逆夜這いを仕掛けてきたバニーガール達を返り討ちにしたものの、それで何名かの女の子は本日の業務に支障をきたしたので、夜蘭にお仕置きとして昼間は仕込みなどでこき使われていたのだ。

 

「…はー私もクハ(白漂)さんみたいに色々出来る彼氏欲しいな~。昨晩から今朝まで色々働いた後で疲れた顔を見せてないしー」

「いやいや、言い過ぎですよ新橋(しんばし)さ…ん!?」

 

 そうした内情は今現在接客している倭国から通訳としてきた新橋など鋭い客には気付かれていたが、そういう絡みを適当に流しているクハ(白漂)の顔には時々引き攣りが走ったりしていた。

 

「ん? クハ(白漂)?」

「あ、いやー何でもないですよー…(何故この時代は野郎だけでなく女性まで予想の斜め上を行く方向で性に積極的な子が多いのか…)」

 

 それの正体にまでは気付けていない新橋の疑問にややきつそうな様子で躱しつつ、クハ(白漂)は自身が仕事しているカウンターテーブルの下のスペースに意識を向けた。

 

「くすくす❤️ 凄ーい♪ クハ(白漂)さんのこんなに大勢がいる場面でもここまで元気になるなんて…よく出来た玩具みたーい❤️」

 

 そのお客様側の席からは見えないカウンターテーブルの下のスペースに、赤みが強いピンク色のウェーブロングヘアーに紫色のうさ耳風装飾を付けた紫兎(しと)が楽しそうな様子でクハ(白漂)の男根をボトムから抜き出して口淫を加えていた。

 彼女も昨晩にクハ(白漂)へ逆夜這いをしてきた面子の一人であったが、エルサリアによる奇襲によってうやむやにされたので、本日にてここへ隠れて彼に性的奇襲攻撃を行ったのである。

 

「…いやねえ、玩具って君みたいな可愛い子にこんな羞恥式情事を施されたら元気にならない方がおかし…おう!?」

 

 目前の新橋の意識が壇上の劇に目を奪われた隙にクハ(白漂)は小さな声で小言を向けるが、そこでニヤニヤしたままの紫兎に中指で自身の肛門を貫通されて、男根を内部から愛撫されて痺れさせられるような悦びを与えられるとビクッと震えてしまう。

 

「うふふ❤️ 本当に玩具みたいなのに玩具にはない生の反応が面白ーい♪ じゃあ…次はー私の身体も玩具みたいにして…っ~~~❣」

 

 その反応に紫兎は更に嗜虐心と欲望を煽られた笑みでクハ(白漂)を見上げた後、彼が他の客への接客で構えない状況に付け込んで、何と尻を向けてバックの姿勢に持ち込んでこの状況で既に濡れていた淫裂で元気にした彼の男根をチュプンと挟み込んでしまう。

 

「…ちょ…君…これはいくら何でもマジでシャレにならない―――」

「クハ(白漂)くーん、次は桃酒をちょうだいー♪」

「―――ぃってはい、わかりましたー」

 

 自身の男根をまるで大人のおもちゃの様に扱って器用に扱いてくる悪戯好きで且つ器用な絡み付きをしてくる紫兎に、クハ(白漂)は男の悦びを味わわされつつも止めさせようとするが、その間もそれには気付かない客からの注文を捌かねばいけないのでうまくいかなかった。

 

「…ん…く…あはぁ❣ すごおおい…思ってたのよりもおぉぉ…❤️ こんなのぉぉ…相手する女の子は一人だけじゃあ身が持たなあ…アアァ❣」

 

 数分後、紫兎は手付き立ちバックのような姿勢でクハ(白漂)の腰に尻を打ち付けるようになり、周囲の歓声が劇の盛り上がりに合わせて高まるタイミングに合わせて尻を強く打ち付け、子宮ごと穿たれるような性の悦びを味わうようになっており、何だかんだこの誰に何時バレるかわからない状況に感覚が過敏になっていたのもあって、過去最高速度で体力は削られながら性の享楽を楽しむようになっていた。

 

(…いかん、無理に止めさせると逆恨みされて後で騒ぎになりそうだからとりあえず付き合って大人しくさせようと思ったけど…この子のは思った以上に上手い―――)

「ほ、ほらぁ!? そんなに腰振ってるんだから誘ってるんだろう!」

「ちょっと! お客さん不躾なのはやめてください!」

「―――ぃ…あ」

 

 クハ(白漂)も高まり続ける社会的ピンチを連れて高まる快楽で地味にヤバい状況になっている覚えがあるが、そこで天がまだ早いと助け船でも出したのか、舞台上で踊る別のバニーガールに、何やら後代の東南アジアの某港町で暴れている某半島系の血筋を引いている自由の国の元戦士みたいな筋肉ダルマが襲い掛かってきていた。

 

「…はーまた出たよ…適当なのはーー-ってあったあった。ほれ」

 

 それに嫌な意味で慣れた顔を浮かべたクハ(白漂)は適当に空いた酒瓶を手に取ると、客達の視界から隠れた角度と範囲からそれを投げ、舞台上付近の適当な机の上にあった酒瓶をピタゴラスイッチ的に倒してその内の一つを舞台上に転げさせた。

 

「のわぁ!? 何だ…アッーーーーーーーーーーーーーーー-!!??」

 

 そして、それは舞台上で今も暴れる男の足元に転げ、それを踏んだ巨漢は舞台上から転げ落ちて、その先にあった酒瓶の先端に衣服越しながら尻の穴から突っ込んでしまい、周囲の鼓膜が破けそうな悶絶の悲鳴を立ち上らせた。

 

「アアアァアアン❣❣」

「あう!」

 

 その声量のすさまじさに驚いた紫兎はビクッと身を揺らした勢いで子宮口を穿たれる勢いで亀頭に突っ込んでしまい、それで開いた大穴から打ち上げられたような極みに押し上げられつつもその悲鳴は男のそれに掻き消されて気付かずに済み、それでのた打ち回る大蛇の様になった肉壺に男根を扱き抜かれてクハ(白漂)は子種汁を振り絞られてその推進力で彼女の極みを更に押し上げながら自身も天井を打ち破るような高い極みを味わった。

 

「…はあ、色々大変な時間になったけどどうにか表向きはいつも通りに終わらせられた…」

 

 数時間後、店が閉まってお客様もいなくなった後でクハ(白漂)は店のホールスペースで掃除にも取り込まされていた。

 

「あら? そいういうわりにしては今回もさっそうと品の悪いお客さんも人知れずさり気なくメってしてみせた姿はかっこよかったですよ♪」

 

 そのクハ(白漂)がまだ掃除していない舞台上より、開店時間中に質の悪い客に絡まれていたバニーガールが舞踏の練習をしながら彼を励ましてきた。

 青いウェーブロングヘアーよりプラチナ色に近い銀色のうさ耳風装飾を生やして、バニーガールの姿のまま銀兎(ぎんと)は妖艶な格好をしながらもそれと調和した高級感あふれるダンスを練習していた。

 それは舞台上から天井まで繋ぐ一本の鉄棒を中心に行われており、後代で言うポールダンスであった。

 四肢をしなやか且つのびのびと躍動的に振り向き、鉄棒を中心とした舞踏で振りまかれる汗は宝石のような輝きを感じさせた。

 

「ねえ? あなたも踊ってみません? 店の営業中のあれは殆どの人には気付かれなかったようだけど目利きと器用さは普通じゃないでしょう。仕事着に汗が付くのが困るのなら脱いだ状態で良いですよ。何なら生まれたままの格好でしてみればどうですか?」

 

 その中でY字バランスやI字バランスなど足を大胆かつ大きく開いて向けて誘惑するポージングを取りながら銀兎は囁いてきた。

 

「…そうだね、時々…現のしがらみから離れたくて…生まれたままの姿に戻りたいって気にはなるよ…」

 

 銀兎の声音より悪意と敵意の無さを覚えると、クハ(白漂)は素直に仕事着を脱いであっという間に生まれたままの姿となった。

 

「…これは…まぁ❤️」

 

 それは上手く化粧などで変えたり消してはいるが、本来なら致命傷のものも混じる大小多くの戦歴を感じさせる傷痕が残りつつもそれも装飾に変える、細身だが超高密度に均整よく濃縮された筋骨で構成された精悍な肉体で、月明かりでだがそれを見せつけられた銀兎はほうっと甘い息を吐いて頬に薄い朱色を浮かべた。

 

「どういう風に踊るか教えてくれる?」

「…あ…アア…そうですね…まずは…」

 

 そうして思考が止まりかけた銀兎だが、クハ(白漂)に呼びかけられて戻ると彼と手を重ねてこの時代のこの店におけるポールダンスについて教え始める。

 

「…凄いですね…これなら三日くらいの練習で十分いご婦人方のお客様が多い時間帯なら舞台上に立てますよ…」

「いやー、僕なんか酒を調合して出す仕事で十分だよー…って今さっきから何か視線が下にばかり寄ってるけどどうかしたの?」

「…あ、いや…失礼しました。けれど…昨晩までと比べていつまでも元気のないままのようでしたから…少し気になって…」

 

 それでも学習力及び身体能力の高さを見せるクハ(白漂)に銀兎は息を飲むが、昨晩での同僚達との情事に比べて元気がない男根を見て、自分には女性としての魅力を感じていないのではと普段ではあまり気にしないその不安がやけに重く感じるようになってしまう。

 

「あーこれ、練習に集中するために根元辺りに筋力強めて血流を邪魔して立ちにくいようにしてるだけだから。それを解けば…ほら」

 

 その不安を感じ取ったクハ(白漂)は炭田や男根の根元辺りの筋肉を緩めて、男根へ入れずにいた血液を一気に流し込んだ。

 血液を迎え入れた男根は瞬く間にブルンと勢いよく奮い立ち、クハ(白漂)と向かい合う形で近づき合っていた銀兎の足の付け根を組バニーガールスーツのクロッチ越しに強かに打った。

 

「あ❣❓」

 

 それで覚えた今までにない雄の逞しさと魅惑的な感触に、銀兎は今まで厳選こそしてきたが数多の男を受け入れて馴れているはずの淫裂より電流に走り上げられたような感覚を覚え、思わず足から力が抜けて倒れ込んでしまう。

 更に、その弾みで銀兎の形良い豊満な胸は、上からクハ(白漂)の男根を挟み込む形で上から被せられてしまった。

 

「…あ…あ…アアァ…❤️」

「…ご、ごめん…配慮が足りなかったよ。直ぐに抜くから…?」

 

 今まで見てきて味わってきた男達も魅力度が高かったが、それらが纏めてきても叶わない逞しさを感じさせられて銀兎は瞳が震え、その状態に気付いて抜かれようとした男根を無意識のうちに胸越しに掴んで逃げられないようにした。

 

「…クハ(白漂)さん、この逞しすぎる息子さんですが…焚き付けた本人である私のせいでもありますので…鎮めて差し上げますね❤️ 私の方も胎が無作法にも焚き付けられてしまったようで…あーむ❤️」

 

 銀兎はクハ(白漂)にそう言うと彼の返事も聞かないうちに、胸越しに男根を掴んでいる握力を強めはて胸ごと雄の証しをこね回し始めた。

 

「…ん…これは中々…あ♪」

 

 それは質の良い小麦粉で作られたパン生地を仕込むように丁寧さがあり、適切に雄の性感を刺激するもので、様々な女性の胸圧を味わってきた白漂の食指も揺らすが、それだけの乳圧を受けてなお余裕綽々に合間から姿を覗かせている亀頭に銀兎は窄めた唇を被せて内部で舌をクネクネと纏わりつかせ、アイスクリームを舐め溶かすように赤黒い肉を美味そうなしゃぶり、さらに血を集めさせて口腔内が焼かれるような熱を感じて思考が更に溶けていく感覚を覚える。

 

「…ん❤️ ここまで更に逞しさを増すなんて…凄い雄❤️ これなら先に忍び込んで来た子達が貴方から一人につき子種を一度ずつしか引き出せなかった理由がわかります❤️ けれど…この私はここから先へは容易に行かせませんわ…」

 

 その感覚を強めて数分後、ちゅぱッと淫らな水音を添えて口と胸を男根から話すと、銀兎はクハ(白漂)の前で鉄棒にしがみ付くとその足をI字状に大きく開き、淫靡に濡れて薄くパッと口を開きつつも並の男では入れた瞬間に底知れぬ快楽で果て尽くしてしまいそうな肉の薔薇を見せつけた。

 

「その言葉いつまで続くかな…ん♪」

「うっ……あぁっ…❣」

 

 クハ(白漂)はその淫靡な肉の門に一切気後れせず、銀兎の両足を掴んで安定化させると彼女の淫靡に薄く開いた淫裂を己が雄々し過ぎる男根で一気に押し広げた。

 

「…あー❣ あ❣ あ❣ あ❣ アアァーーーーーーーー❣❣」

 

 数分後、銀兎は舞台上での舞踏で見せた高級感は失われてただ淫靡さだけが荒れ狂った状態で嬌声を上げるようになっていた。

 だが、その胎内は激しい躍動感を伴いつつも乳圧の時に見せたようなきめ細かい肉襞の動きを見せ、それで男根を悦ばせつつも更に膨張して堅さと凹凸を増し、更にクハ(白漂)本人の女体の急所を正確に見抜く経験と性技と合わさって互いの肉欲を高め合っていった。

 その為、激しくも正確な腰遣いとそれを上乗せした男根の前に、銀兎は激しい快楽と引き換えに彼と比べて少ない体力を急速に削り潰されていき、男性の手で好きにされながらもしっかと忘我の快楽を味わわされている状況へ銀兎は普段なら浮かべる悔しさを忘れるまでになっていた。

 故に二人とも互いの快楽を味わってその果てを目指すことが優先であり、自分達が激しくも精緻な交わりの為か経っている舞台上が根元から罅割れ出していっている事に気づけていなかった。

 

「…っ!!」

「ァアアアアーーー--❣ もう落ちるぅぅ❣ もう落ちちゃアアアァアアアアアアアアァアア❣❣」

 

 そして、二人が最大限に腰を打ち付けて互いの身が叩きつけられ合って砕け散って飛び散るような極みに押し上げられたその直後、舞台上はその基盤から下に向けて一気に崩壊し、二人の極みはそれに釣られて真下に勢いよく落ちていく浮遊感も手伝ってより悦びを深めていった。

 

「…あーー、この町にこの店を構えると決めた時にどの土地にしようかと考えていた時期に…この辺りを売ってきた地主の爺さん何か腹に抱えてそうな感じだったけど…今回は身内に怪我ならぬ失敗の巧妙でそれが明るみになったって感じね…」

 

 十数分後、ホールの中心にあった劇用の舞台があった箇所に大きく広がる穴の底で、夜蘭がムッとした表情を浮かべていた。

 ちなみに、舞台上で情事に勤しんでいた時の揺れでこの辺りの地盤を崩壊させたらしかったクハ(白漂)だが、それに巻き込まれる際に快楽の極みを味わいつつも身と頭は瞬時に切り替わって姿勢を変え、絶頂による忘我状態で真面に動けなかった銀兎を抱きかかえて上手く地下の底へ上手く着地したので怪我をせずに済んだ。

 今現在、店の従業員に混じって瓦礫などの後片付けをしている中、クハ(白漂)はそれに混じりつつも穴の調査をしながら夜蘭に報告を寄せる側にも混じっていた。

 

「…どうやら基盤の木材の曲がり方やその下の地盤の砕け方からして地盤は元からゆるかったそうですが、どうやら今回の崩落が起きる前からこの地下空洞は広がっていたようです。それも町の地下各所へかなり広がっているようで…」

 

 別の従業員が寄せた報告に夜蘭が更にムスッとした表情を浮かべさせられた此度の地下空間は、四方八方へ広く蜘蛛の巣のように掘られた坑道の集合体として存在しているようだった。

 

「何だろうな若旦那ーここってー…前に俺達がこの町へ迷い込む切っ掛けになった町側の秘密地下道かなー…?」

「…うーん、多分…始まりはそうだったんだろうけどー…それが忘れられて大分時間が立ったって感じだなー…。今はー表だって街中を歩けない流れものや貧民とかによる負郭窮巷だろうな…。まーここの場合は地下とは言え市内の中にあるけど…」

 

 瓦礫の後片付けをしながら投げ掛けられてきたアカキ(レキシントン)の小声での問いに、クハ(白漂)は瓦礫に混じる粗末な皿や日用品の類いを見て少し複雑そうな顔を浮かべた。

 

「…恐らくは掘られたばかりの時期に崩落で露わになって且つもみ消せない範囲になっていたから出入口の何カ所は塞いで捨てたという感じかな。その後で戦災などで逃げて来たけど碌な職には付けなかった貧民達が雨露などを凌げる場所と集まってきたようだな。様子からして偶々かもしくは事情有ってここから立ち退いていた後のようだけど…?」

 

 その推測を口にしている間に、クハ(白漂)は坑道の一本から悲鳴と怒号が遠くからながら響いてきている事に気づく。

 

「…この声は…ちょっとこの坑道の奥を見に行ってみる」

「え!? あ!? おい!」

 

 するとクハ(白漂)は、以前の坑道事故でこの町へ迷い込んできてしまったにもかかわらず、新たに発見された坑道の奥を目指して駆け出して同じ迷い人アカキ(レキシントン)を慌てさせた。

 

『…放せぇ! 放してくれよぉ!』

『いつも物乞いやかっぱらいでこの町に食わせてもらってるだろうが!』

『さっさとこんな穴を出て枚の防衛に加われ!』

『ここにまだこんなに隠れていたのか!』

『普段は俺らにこんな所へずっと籠ってろって言いやがってるくせに!』

『そんなに町を守りたいなら鎧とかを準備できるお前らで勝手に…ギャアアア!?』

『次にごちゃごちゃ抜かすと指をもう一本切り落とすぞ!』

 

 やがてクハ(白漂)は先ほどの地盤崩壊で真新しく埋まったと思われる坑道の一本の行き止まりに行きつくが、その隙間からこの廃棄地下道区域を根城にしているのだろう身形が貧しい貧民達と、それを強引に引っ立てていく街の衛兵達の姿が見えた。

 

(…こういう区域に住んでいる人々まで引き立てていくなんて…どうやら町のお偉いさん達の内情は目に見える市内の様子と違って芳しくなくなっていっているようだな。予想以上にこちらからの嫌がらせが効いていっているようだな…)

 

 その様子を瓦礫の隙間から盗み見てクハ(白漂)が思い浮かべた推測にを後押しするように、彼らの奥から見える別の坑道の地上への出入り口からその声が肯定するように響いてきた。

 

『た、大変だー! 秦側からの大火矢で東側の倉庫街に火が付いたぞー!』

(あ、確かそこって昼間に僕が彩兎館の周りでたむろしていたムカつく将来ろくでもない大人になる確率ほぼ百パーないじめをしていたクソガキをおだてて、そいつらから聞き出したその親御の反秦派連中が財産や取引の品を隠し込んでいる倉庫が集まっていた所の…)

「こんな所にいたのかよ若旦那、さー帰るぞー」

「ああ、もう少し聞きたいことがあるのにー…」

 

 どうやら自身の今の主な仕事も関わっていたらしいその喚き声の理由に納得を覚えたクハ(白漂)の隙をついて、背後から追い付いてきたアカキ(レキシントン)がその首根っこを掴んで引きずるように連れ戻した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター設定63

紫兎(しと)

容貌/パープルバニー(ランスシリーズ(鬼畜王ランス))

年齢/16歳(始皇9年(紀元前238年)時点)

出身/北涼地域某所

身長/162センチ

体重/52キロ

3サイズ/B87W57H88

得物/何らかの格闘技

趣味/お客様の人間観察

 鬼畜王ランスに出た施設桃源郷に所属するバニーガールの一人パープルバニーのこの世界での同位体。

 原作同位体と同じく楽しげな女の子で戦災孤児の身の上で夜蘭に身請けされてそれに恩義を感じていて、毎日お客さんを弄りながらも笑わせてくれるその接客で人気がある。

 クハ(白漂)にはその肉体の逞しさと軽薄な態度に隠れたそれ相応以上の胆力ある性格に興味を示し、他の同僚の子達を悦ばせる性技にも興味があっていつもの調子で弄りながら交わりに来た。

 

キャラクター設定64

銀兎(ぎんと)

容貌/プラチナバニー(ランスシリーズ(鬼畜王ランス))

年齢/20歳(始皇9年(紀元前238年)時点)

出身/北涼地域某所

身長/167センチ

体重/57キロ

3サイズ/B91W60H92

得物/何らかの格闘技

趣味/高級感のある対応

 鬼畜王ランスに出た施設桃源郷に所属するバニーガールの一人プラチナバニーのこの世界での同位体。

 原作同位体と同様にプライドの高い女の子で、没落した名族出身の戦災孤児の身の上で夜蘭に身請けされてそれに恩義を感じていて、過酷な経歴でも色合わせない高級感ある接客で人気がある。

 舞台上で踊りを披露している間にガラの悪い客に襲われかけたところで、周りのほとんどには知られずに助けてくれたクハ(白漂)に良い男的な好意を強め、他のバニーガール達が逆夜這いしてきた情事を盗み見していたのもあって、店内を掃除中の彼を誘惑して肌を重ねるが、逆にあっという間で彼がもたらす快楽に飲み込まれてしまう。




今回、バニーガール達の様子を書くのが楽しすぎて僅かになりましたが、この世界での自由都市のあんま自由っぽくない面が強く表に出始めてきましたね…。
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