〇秦始皇9年(紀元前238年) 秦国北部 龍城(旧
「…よし、物産展の準備も思った以上に進んだし、今日はもう休もうかー」
「半分お前の嫁達の動きに便乗していたみたいなものだが」
康熙がくしゃみをして、遥か中華南部の地で袁夏が主君のあれを名乗る謎の少年李汨の案内で最近は妙な方向へやる気が偏っている主君を心配してその様子を見ようとしていた頃、秦の新領土となった北涼の中心地である旧
ちなみに、この地での警備の観点から二人は化粧と衣装で双子といっていいレベルでうり二つとなっていた。
「…あのー陛下、それに次いで朔方侯にこの地の有力者の方々より贈り物が来ていますけど…?」
その二人の後を嬴政のこの地での秘書扱いとなっている扇琵が付いて行きながら臨時の要件を報告する。
「…明日で改めていいと伝えてくれ。これから久々に来る“夜の務め”を邪魔されたくないのはお前も同じだろう…」
「…ぅ…はい…」
それを体よく断る嬴政に抱き寄せられると扇琵は羞恥と好感で頬をほんのり薄く染める。
「うん、あれの隠語なのが分かっていても様になる光景だ。下半身を見なければ」
「お前のよりか節度はあるぞ」
但し、真横でジト目を添えて下衆な当てこすりをしている白漂と共に、その身に纏う袞服の下には大きなテントが張られてしまっていた。
「節度ぉ? 単に僕のより小さいだけじゃないのぉ?」
「俺のはまだ本気を出してないだけだ。お前こそお勤め前からそんなに血を集めて持つのかぁ?」
「ほー? 人を走らせまくっている後宮籠りだけあってぇ体力に自信ないのを暗に感じせてぇそうですあぁ?」
そして、二人とも頬に薄い朱色が浮かんでいるあたり、既に酒を口にして酔っているのか額と下に張られたテントで品のない鍔迫り合いを始めてしまう。
「あー! お二人とも今宵のお仕事の部屋です! お待ちしている子も多いので早くぅ!?」
国の王と英雄のものとは思えない下品な喧嘩に色々やばい気配を感じた扇琵は、ちょうど二人が今宵寝泊まりするそれぞれの部屋の入口に付いたのもあって、その背をそれぞれの室内へ押し通して自分は嬴政の後に続いた。
「…全く、聞いてるこっちは恥ずかしくなる会話だったわね。他に聞かれたら打ち首ものだわ…」
一方、白漂が入った部屋には嬴政の部屋と同じく、本人たちの希望で質は良いが派手さはない落ち着いてデザインなどでうり二つな寝台があり、その上に紅華が羞恥と呆れで赤くなった表情及び正座で待っていた。
「そういう君だってようやく女人の夜の幸せを久々に味わえるのを感じとって決壊寸前なのが見えるけど?」
「ええ、あなたのこれで数えきれなく広げられたので…他の子達と一緒にね❤️」
寝台の敷布団に自身で付けた染みを指摘されると、寝台の周囲のカーテンより他の女性達が続々と姿を月明りに晒しながら見せて来たが、その身に纏う衣装は薄く簡単な白木綿の寝間着だけで、足首まで久々の交わりへの渇望の証である淫蜜が達してしまっていた。
「ごめんね。もう君だけを愛すればいい身分じゃないから…というか元はと言えば半分くらい険水関で君がお得意先との関係強化のためにこういうのも頼んだりしたのも…」
「わかってるわよ。だから…私を抱いている間は私で一番楽しみながらいつものように愛して悦ばせてね。もちろん、仕事の話をしながらだけど…あむ❤️」
「うわ、この状況でも紅華さんさすが…」
「こういうのは正妻の特権よねぇ…それが無くてもこの二人の仲が…」
その状態の理由を詫びつつも理由を糾弾もしてくる旦那と、紅華は周囲の羨望や嫉妬の視線の前でも自然体でごく普通に唇を交わした。
「…アアアァ❣ 全くぅ…この上手さと強さをぉ戦場でもいつも発揮してくれればこっちももっと楽に…ンン❣」
数分後、寝台の上で紅華は対面座位で夫である白漂に密着して、その熟練とした磯巾着の捕食活動を思わせる慣れた肉襞の強い締めつけで男根へ噛みつくように吸い上げつつ、それで喜んで膨張と硬度を増していく男根で淫肉を削られて性感を直に責められるような悦びで身を震わせるようになっていた。
「ああ❤️ 紅華ぁ…早くぅ…❤️」
「奥方ならぁ私達の分もぉ考えてぇ…カリ♪」
「ひぅ❣ あ、あなた達もぉ自分の分を大事にしてぇ準備に徹しなさ…ああ❣」
それを左右から藍蘭と庶徐は左右から旦那の胸板と擦れ合う美乳から責め上げて、いつも通り紅華の非難を聞き流しながら自分の番を早めさせようとする。
「白漂様…明日の予定も混んでいるのでこのような時の内に仕事に関係するお話も…」
その間に、王京は頬を羞恥と情欲で薄朱色に慣れた表情で白漂の耳元に顔を近づけて、その立場上必要な話をいつも通り始める
「…昨今の秦の成長やお隣の部屋で夜のお勤め中の陛下の近年の活躍もあり、先々先代昭王様崩御を契機に隠居していた、私の亡父も含めた旧六将の側近方や各軍で当時名を馳せていた若手将校だった方々で目に再び光が付き始めていた方々ですが…」
「ああ、里甲達や君の家の伝手で前から言葉を架けたり、話をして何度か盛り上がったりしていた人も含めている前の黄金世代の人たちだね。何人か芳しい反応を見せていたけど遂に…というだけはなさそうだけその表情は…?」
愛する妻を肉体からもしっかり悦ばせながら、戦場での自他の命や未来にも関わるその話に白漂は頭の中に冷静な部分も設けて聞き逃さず、期待と同時に懸念も感じ取る。
「…ええ、我々の動きややり方に気付いて他の将軍の方々…特に王翦様が熱心且つより巧みに誘いをかけてきて、既に相当数の方を蜀以南の地から復帰させて加えているようです。次いで騰様も旧六将側近や有力将校の有望な子弟の方々を…蒙武様も似たような傾向の方が多いようですが、そうした方々の他にも担当している蜀南や楚南の異民族の降将で気に入って気質を合わせさせた方々を…」
「まー、こっちがその良い先例になったからねー。真似する人が出てくるのは当然だよねー…ん!」
「ッッッ~~~~~~~~~❣❣ はあ…そうした中でさぼり癖のある人を直せる医術を持った方もいて…こっちに来てくださればいいんだけど…❤️」
そうして王京の話を聞きつつもしっかりと動く腰は男根から噛み千切って消化してくるような極みの震えを脳髄に伝えて子種を噴出させ、それを子宮で叩きつけられた紅華は胎内より弾け溶けて消えそうな飽きる気配のない極みを味わいつつ、今の話を聞いて浮かべた愚痴を自然と吐きながら繋がりを解き、周囲に本日最初の子種汁を自身の淫裂からトプっと零しながら見せた。
「…その中で一番こちらと直結して関係してきそうな所が…蒙武将軍や堅陽の方々がいる正反対の南部ですね…あ❣」
続けて仕事の話の流れを引き継いだ杏教は無表情ながら頬に薄朱色を浮かべた流し目を添えて、その豊満な白桃のような尻を白漂の腰に押し付けて自身と彼の肉体も後背位で器用に直結させてみせた。
「…蒙武将軍がいる南部となると…やはり“運河”絡みか」
「は…はい❤️ 繋恵渠の惣流の予想よりも早く大規模化した拡大を見て…んん❤️ この北の巡行で陛下と共に見舞われたあの地で…同様の事業を始めようという動きが中央で強まっており…、今は南部に居られる他の“四天工”の方々も南部が直に落ち着くのでこちら側へ送られてきそうで…アアアァ❤️」
「…またあの濃い面子と仕事を共にしなくちゃいけないのか…」
普段は無表情な杏橋が愛欲で眉を八の字にして頬を薄朱色にして流し目で潤んだ瞳を向け、子を産んで肉付きの良さを増しつつも形の良さも保つ尻をパンパンと動かす姿は、白漂にとってはこれから再び仕事を共にするある面子の濃さへのストレスから彼に支えとなってくれる存在もいる安堵感を教えてくれ、その内部のカズノコを思わせる粒状なまでに細やかで雄を悦ばせるのに慣れた肉壺の動きは思考にはむしろ良いアクセントとなっていた。
「…そういえば斉王来秦のための準備で、中々言う事を聞いてくれなかった部族を急いで制圧して潰したり追放したりして空いた土地が複数あったね…」
「…ええ…そうした土地はぁ…❤️ 斉王の通過のために武断主体且つ高速でぇ整理したためにぃぃ…❤️ 従来の支配者層の多くはぁぁ空白なままでぇぇ臨時の文官とぉこちらに前から属している友好部族でぇ留学経験を積ませてぇ移籍させたぁ縁者達でぇ仮の統治をさせていま…ああぁぁ❣❓」
その愛欲による体温の上昇で薄朱色を滲ませ始めつつも、基本は雪のように白い杏橋の揺れる背筋や尻から今の北の大地の実質空白地帯を思い出した。
「…譜孝、今の北涼の大きな地図に今の主な支配者空白地帯と今の同地での主要路を割り出して見せてもらえるかな?」
「はいはい、いつでも地図を含めてあなたが仕事の思索を深めて進められるように用意していますよ―――」
「…アアアァアアアアアアアアァアア❣❣」
「…ん!」
「―――お…う…」
愛欲を基本としつつも思考の一部分で制御した腰の動きで互いの肉の悦びを味わいつつ、思考の大半を地政学に回して周囲と今後の復興や地域再編の算段を進めていく白漂だが、さすがに今現在交わっている相手である杏橋が極みに達して大きく快楽で歪んだ顔を大きな背の仰け反りで近づけて見せ、高速震動して甘い蜜のような愛液を刷り込んでくるような肉壺に男根が襲われると、飽きる気配のない命の迸りとそれを愛する女性に注ぎ込む喜びで小さからず震えて思考が止まり、それを思索の手伝いで間近に呼ばれて仕事を手伝わされていた譜孝はジト目を浮かばされてしまう。
「…ああぁ❤️」
「…ん…日光…ではなくて姫昭、こちらに関係ありそうな何かを言いたそうな顔をしているね。次の番は君の好きにしていいから…聞かせてもらえるかな?」
「…あ…はい…❤️」
そうして極みの余韻に入ってヨガの猫のポーズのように力なくうつぶせで杏橋が寝台に寝転ぶと、その弾みで抜け出た男根から白濁の糸を垂らしながらも白漂は立って、眉を八の字にさせつつも昔と違って至近の交わりを注視できるようになるまで慣れていた姫昭を市井お忍びでの名で間違って呼びかけると、彼女の鼻先へ亀頭を近づけた。
「…そうして出来た行政上の空白地に…ん❤️ 特にぃ…趙北部や太行西側からぁ間者が送り込まれようとしていてぇ…既に一部は侵入して討伐された者たちのぉ生き残りに接触しているようでぇ…アアァ❤️ あれだけ出した後で…まだぁ…❤️」
数分後、姫昭は眼前で他の女性の愛液に濡れたままの男根を、白家の閨では首位を争うと噂されるその美巨乳で包み込んで扱きつつ、時折その合間からも伸び出ている男根を舐めながら、自分の出身地も関わるきな臭い話を説明していた。
「…あー、黒羊戦終了後の混乱で太行山脈一帯に住んでいた西貴や離眼など旧晋遺民子孫系がこっち側へ多数流れ込んできたから…それに紛れて北側にも間者が忍び込んでいるのは前から調べているけど…あそこらにもさっそく手を伸ばす気か…」
その姫相の説明を垢抜けなさと羞恥が消えきれない彼女の表情を添えた、豊かで且つしっかりとした餅のような弾力と吸い付きを持つ乳圧を男根で心地よく味わいながら白漂はジト目を浮かべていた。
「…昔と比べて秦法も肉刑を科される基準が繰り上げられ、代わりに人手不足の影響で労役刑が増加していますから…その受刑者に紛れて要地を調べようという者達も増えているようでぇ…❤️ 一旦…そうした者達が忍び込む隠れ蓑になることが多い流民にも制限を設けるのも考えた方が良いか…あぁ❣❓」
顔を淫蕩に染めつつも生真面目さから姫昭はこの場合の常道的対策を提案するが、彼女自身の足の付け根から立ち上ってきた淫裂と後ろの穴を舐め上げられる感覚でそれは止められてしまう。
「…ちゅぱ♪ 無茶を言うな…。そうした情報を知れるのも入ってきた流民たちの中の話が通じる者達から聞けるおかげなのだから…情報源も大きく減るぞ…かぷ❤️」
藍蘭がその綺麗な小麦色の肌に包まれた艶美な微笑みを、対照的に白い姫昭の尻の合間に挟み込み、舌先を彼女の潤いだしている淫裂や退くヒクヒクと震えている後ろの穴に這わせ始めたのだ。
「…あ❣ 藍蘭さ…ンン❣❓ そ、そこはぁ…綺麗ではなくて…止めぇ…んん❣❓」
「あー君は旦那様の足の付け根にある若様へのご奉仕に集中すればいい。白漂、そうした間者などへの対処は私と譜孝に任せてくれないかな?」
それに姫昭は未知な快楽への恐れと自覚無き興奮で怯えるが、藍蘭は姿勢を変えて彼女の背にそっと自身の胸を預けて彼女の淫裂への手淫に切り替えて夫への提案を行う。
「…その内容。ここで他の子には聞かせられない内容だけど早めに始めた方がよさそうだね。いいだろう。明日、君達と一部だけになった時に聞かせてくれ」
「ああ、その方が良いね…あ、この感じ…どっちも共にイキそうだな…あ❤️」
その時の藍蘭の表情から褒められない手段なのを感じ取った白漂だが、彼女のその言葉と乳圧から伝わる震えで姫昭の限界を悟ると、自分の肉の堰を一気に緩めながら姫昭の身を大きく抱き上げた。
「…くあぁアアァアアアアアアアァアアアアァ❣❓」
「…んん!!」
そして、白漂の手で一気に抱き上げられた直後にその身を勢いよく降ろされた勢いで、既に濡れていた淫裂を自身の乳房で奉仕していた男根に被される形で姫昭はその前の準備もあって胎内奥深くへ導いて極みに達してしまい、それで空いた子宮へまた子になるかもしれないその元を白漂は自身もそれに引きずられて胎内へ戻るような心地で迸らせた。
「…ビクンビクンと震えて…あー❤️ まーたこんだけ出したのに元気ですねーここはー…かぷ❤️」
「既に私達が生んだこの人の子供達にもお見合いの申し込みが来ている以上は…元気な方が良いよ…ちゅる❤️」
そうして姫昭の胎内へまた子を宿らせるべく震える陰嚢に、公務や他家との付き合いを口にしつつもそれを凌ぐ愛欲もあって、譜孝は甘噛みしたり、藍蘭は擽るように舐めるのであった。
「…ああ❤️ 私にもお聞かせしなければいけないお話がぁ…❤️」
「ちょっとぉ❤️ 交わる順番を決められるのはぁあなた達じゃなくてこの人でしょお❤️」
庶徐と王京がそれに淫靡な対抗心を滾らせ、自分達は白漂の尻や背にその舌や豊かな乳を這わせていく。
この時代の女性には普通は求められないその知見と知識の豊富さにそれらを可能とする器量や伝手もあり、彼女達が愛する夫と紡ぐ愛欲の夜は今宵もまだ終わりそうになかった。
「…あ、ちょっと待って。今は軽くとはいえ酔っているから大事な話をしてもこのまま寝ると忘れるかもしれないし…ちょっと色々書き留めてから…だから少し待ってー…」
「「「「「……………」」」」」
そして、愛する旦那の方から割り込まれてくる空気を読めない行動とそれが齎す女性達の細やかな白けた時も、この淫靡な時を長くする要因にもなった。
次回も、龍城での活動に絡めながら、本作主人公の夜のお仕事が中心になります。