※この作品はR-18です。

天下の大将軍になる!! ~夜の睦言~   作:oosima

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今回は、秦各所での大運河に影響を与えられている各所の様子と、それにも関係する新キャラ達による濡れ場が中心です。


243 地下で広がる企みとその繋がり

 ○秦始皇9年(紀元前238年) 秦国中央部 王都咸陽 王宮○

 

「北涼で新たに恭順を示した白羊改め白涼の方ですが首長家も把握しきれていなかった新たな山間部の種族が出たとー!」

「あーもーまたか!」

「匩涼が出した旧匈奴時代の資料の増加で前よりかは楽に進むと思ったのに…!」

「いくら何でも雑過ぎるぞ!」

「まーそう言うな。向こうで働いていた役人の多くは中華から逃げてきたかもしくは拉致されてきた連中が大半だという話だし…」

 

 白漂が自身の居城で北における国家主導での新たな大運河建設計画を公表した頃、咸陽は未だに彼の上奏で始まった全国全住民対象統一基準戸籍調査による膨大な机仕事に追われていた。

 

「…うう、今頃は漂が北における黄河・黒竜江領両支流間大運河を公表している頃合いだろうか…」

「ああ、故に中北部や北部で把握した流民や浮浪者共の食い詰め連中の割り当てを計算したらを荒間及びその周辺へすぐにぶち込むぞ! 白漂には文官の追加派遣をするから現場を重点として趙と燕から守り抜けと書簡を出せ!」

「な!? 今の状況でそれの書類も出せと!? 儂の今の齢でしたらぁ…!」

 

 そこでは今もキリキリした様子の李斯と齢相応以上にやつれた顔の昌文君が中心になっていたが、そこでもう一人の中心人物が戻ってきた。

 

「おい、三人とも、今の対趙西部軍防衛線…先の南方運河で船舶量が増している黄河にも沿っているおかげで、活発化している太行山脈を中心とする東部を預かっているあ(・)の(・)男(・)からも追加の資料と報告書だ」

「うぐ…せ、成蟜…渡せ…特に地図はそこの壁に大きく広げろ…」

 

 目の下に熱い隈を生じさせて成長前に戻ったように見える王弟の登場とその言葉に、昌文君は疲労を増しつつも対応した。

 

「…ここまで微細に漏らさず調べ出し続けてくるとは…、山脈地帯にもかかわらず何と言う早さだ…」

「…前の合従軍で山民族主体の燕軍を山岳戦で撃退したというだけはあるな…」

 

 三人が見上げる壁に張られた大地図には、秦が攻略を大きく進めた嘗ての趙領である太行山脈一帯が描かれていたが、そこには地形や交通網に各種資源、何より各地域の人口数や比率が細やかに記されていた。

 

「仇敵である趙との交戦が中小規模ながら各地で続いているのに、この調べ上げる速さは各将軍で随一だ…」

「ああ、おかげでこの状況でもこの区域の防衛網構築と軍再編は大幅に進んでいるが…」

「問題はそれがあ(・)の(・)男(・)の軍とも重なっているということだ」

 

 本来なら喜ぶべきその改革の速い地域に対し、三人ともにその担当者の名前から警戒と不安を表情から消しきれなかった。

 

 

 

 

 

 ○秦国東部 太行山脈東側 白陘東側平原○

 

「訂確第十四中隊! 右に上がり過ぎだー!」

「高淡隊は北西に二百歩前進!」

 

 咸陽で懸念が静かに広まっていた頃、その地の一角では戸籍調査で明らかになって徴兵された部隊も含め、隣接する趙に対する牽制も兼ねていると思われる大規模な練兵が行われていた。

 

「失礼します。先月より進めていた西録地方での全集落での戸籍調査が完了しました」

 

 その中心の本陣に、北方より戻ってきた江殊幡が姿を現した。

 

「先の王都反乱で最も元趙兵部隊を送り込んでいた地方だな」

「はい、次には暗何、高畔…」

「…死(・)な(・)せ(・)た(・)方(・)が(・)良(・)い(・)軍勢の大規模な捻出も可能になったな」

「…その通りで…それと中央の動きですが…」

「…支障となる規模の二割にも満たんからまだ懸念すべきことではない」

 

 そこで江殊幡にほんの僅かだが緊張を滲ませた表情を浮かばせたのは、今現在の秦国太行山脈方面軍及び同地での戸籍調査を担当している王翦である。

 

「貴様含めて“五将”をここに集めよ」

「はい」

 

 その今現在の秦国内で咸陽に最も警戒されている男の指示を受け、王翦軍本陣は慌ただしくなり始めた。

 

「「「「「五将、ここに揃いました」」」」」

 

 数分後、第一将で王翦の右腕とされる亜光、第二将で左腕と称される麻鉱、第三将として王翦の参謀役も務める田里弥、第四将にして恋人と共に同軍の武力を大きく占める倉央、科学技術とそれに裏打ちされた兵器開発及びそれを最大限に引き出す軍才をもって第五将に昇格した江殊幡が本陣の大将天幕に揃った。

 

「江殊幡から伝えさせたとおり、早めの犠牲と割り切れる特殊な駒が我が軍にも少なからず加入させられることが決まった。麻鉱」

「ハ」

「その戦術をまず二十通り作成して報告せよ」

「かしこまりました」

「田里弥はその策で兵が消失した地域に穴埋めという形で送り込める統制力強化用の部隊を移民及び予備役という形で編成せよ」

「承りました」

「江殊幡は部隊消失後に生じる空白地帯での連絡網及び防衛網の再構築の準備に取り掛かれ」

「了承しました」

「亜光はそれらの監督を行い、倉央はその補佐役に回れ」

「「御意」」

 

 集った六人は中央の懸念を知りつつも問題ないという様子で、味方に対して通常しない想定も含めて今の時期だからこそ出来る次の大戦への備えを更に加速させていくのであった。

 

 

 

 

 

 〇秦国中北部 某鉱山開発地域〇

 

 咸陽で王翦軍の動きが懸念に上げられ、当の本人達がそれを知りつつも問題ないという様子で自軍に上手く絡めながら各種調査を進めてから数日後、白漂は朔方郡と突蕨郡の間に位置するその地で今日も戸籍調査及びそれらと絡めた軍事計画も兼ねたインフラ整備に追われていた。

 

「…やっとここまで来たか。しかし…気候が厳しいからって土地が広いわりに人口少なくてあちこちに散らばり過ぎでしょ…」

「いやー、これでも当初の想定よりも早くて地元民の協力を得られているって大勢が言っていますよ。あ、ここにも良いシダの葉が…」

 

 その地にある銅山開発予定地の山間の調査中である洞窟にて、白漂は大量の書類にうんざりとした顔ながらも全て読み通して必要な指示を署名付きで書き記し、それをこの地に通じているリーライナは手助けしながら鉱山調査をしていた。

 

「ありがとうリーライナ。君も含めて女の子達には助けられているよー僕も含めて大勢の男が…天の半分は女性が支えているって何処かの独裁者が珍しく良いこと言ったのを思い出すよー」

「お褒めにあずかり光栄です。ただー…この状況はー…」

 

 リーライナは愛する男である主君の言葉に嬉しく顔を赤らめていたが、その赤色は褒められたものだけではないレベルで強かった。

 

「ん? 今日が君と僕だけじゃなくその周りの関係も含めて強めてくれる存(・)在(・)を授かるには一番良い日だけど…?」

「そ、それはそうですけどー…こ、これはあまりにも特殊過ぎると言いますか―――」

「リーライナ殿ー、三番地区のシダの見本を見てほしいのですがー…」

「―――あ…はい、見せてくださいー」

 

 そこで白漂より雌の本能も絡めて女心を刺激されてリーライナは顔を背けつつも更に頬の朱色を強めるが、部屋の外より他の工人の報告が寄せられてきた。

 

「…はいはい、まずは失礼ながらこんな感じですけど良いですかー?」

「あ、大丈夫です。こっちももう報告のたびに通路を通って別の部屋を行き来するのは面倒ですから同じようにしてますからー…」

 

 リーライナは高山内部に張り巡らされた部屋や通路を繋げる空気用の穴に身を突っ込み、非常時用の蓋をパカッと外して顔だけを出した状態で隣の部屋の報告者と対面した。

 

「…あー、このシダの葉はー…ンン❣❓」

 

 リーライナは報告者が持ってきた、鉱石を多く含む土壌に生えやすく、その性質によって状態が変わる植物であるシダの葉を調べ始めるが、そこで大きく震えて顔の朱色を強めてしまう。

 

「…リ、リーライナ殿?」

「な、何でもありません…わぁ❣ こ、この色の場合は…銅がー………なのでー…こうしてー…」

「は、はい、わかりました…」

 

 それに不審者は目を丸くするが、リーライナは必死に声を抑えようとしつつも所々で大きくしつつ、早く説明して彼を帰らせた。

 

「は、白漂様ぁ❣ や、やはりこんなやり方で子を設けられてもぉ…❣」

 

 報告者の姿が曲がり角の向こうに消えると、リーライナは顔の朱色を強めつつもムッとした表情で通気口から上体を抜き、自身の背後にしてその白い整った尻を掴んでその足の付け根に愚息を突っ込ませている主君に文句を言い始めた。

 

「…いやー、まだ捌かないといけない報告書も多いし…けれども君の地元と何より今後の君との関係のためにも君との子を早くも受けないといけないから…少しでも時間を有意義に使わないと…」

「…それにしては快楽とこの状況を心底楽しんでいる表情に見えます…」

 

 リーライナに潤んだジト目で睨まれているその白漂は、彼女をこの地下空間を生かした壁尻プレイ式子作りお仕置きしている最中であった。

 

「何ごとも楽しむ要素なしに真面目一徹でしたらすぐに飽きて却って効率が悪くなるよ。あ、今度は上の方から来たみたいだから上の穴に連れてくよ」

「…え❣❓ ちょっとぉ❣❓」

 

 そのリーライナの抗議などどこ吹く風で、白漂は彼女の身を繋がったままで逆駅弁スタイルに抱き上げると器用に梯子を上っていき、戸惑う彼女の上半身を上の通気口へ突っ込ませる。

 

「…そういうわけでー排水の方で八番通路から問題がー…」

「…あー、その場合は最初に渡した資料の17番目の方法に加えてー…ううぅ❣❓」

 

 そうして通路の床より頭をひょっこりとだして報告される問題への対策を説明するリーライナだが、その間も白漂の腰は動き、梯子に足を掛けてるという状況も却ってその不安定な揺れを上乗せして彼女の胎内を不規則且つ刺激的に搔き乱していた。

 

「…は、排水の方はこのように上から下に落ちる反動を生かして…っ中で曲げた構造にしてー…ううぅ❣❓」

 

 リーライナはその快楽の責めに耐えて何とか大きな嬌声を上げるのを我慢しているが、厄介なことに白漂はこの状況でも対応力の高さを発揮していって、彼女の胎内を抉る角度を深めて徐々に嬌声を堪える感覚を短くさせていく。

 

(…ううぅぅ❣❓ こ、今度はァ背中にくすぐったさもぉ…)

「あ、これは駄目。こっちはこうするように書いておこう…これこれ…」

 

 しまいには白漂は彼女の背をボード代わりに紙の書類を敷いて筆をなぞらせ始め、リーライナの抵抗力を下半身だけでなく上半身からも奪っていく。

 

(…な、何とか何人も説明して気付かれずに帰したけどー…ど、どうにかお願い…このまま誰も来ずに済んで―――)

「大若旦那ー、金銭の流れに関しての報告書ですがー…あ❤️」

「―――ぇううううう❣❓」

 

 どうにか自分が頭を出している部屋から人の気配が消えるとリーライナは少し安堵しつつどうにか快楽羞恥地獄の終りを祈るが、自分の下半身がある部屋の扉が開かれて戦友のものである声が今の痴態に気付いた反応を見せると、一気に緊張の糸がちぎれて極みの上昇気流に意識を舞い上げさせられてしまう。

 

「おっとぉ!?」

「ウアアァアアアァアアアァアア❣❣❓❓」

 

 それで生じた身悶えでリーライナは天上の通気口より上半身が下側へ抜き出て、その勢いで白漂は梯子から足を踏み外したものの咄嗟に対応して下の床に着地するが、その勢いを乗せて男根にズンッと女体が覆いかぶさるとリーライナは狂ったように背を仰け反らせて、それで荒れ狂った胎内に白漂は遠慮なく白濁の噴火を爆ぜさせられた。

 

「…フアアアアアァアアァ❤️」

「…ふう、戸締りをついうっかり忘れてこの子を驚かせて悪いことをしたなぁ…で、何の用?」

 

 数十秒後、極みの余韻も退いて意識を失っただらしないアへ顔を晒しているリーライナを自身の今宵の寝台へ寝かしつけると、先ほど報告書の追加を持ってきた隊員に白漂は向き合った。

 

「…南方方面への銅…特に銅銭の動きですよ若旦那。南の方での運河もあるおかげでここまで船で銅の取引のため来る客が南からも増えていますので…」

「ああ、南方には兼業していた職の伝手で君の知り合いが多かったね。黒娜」

 

 白漂と対峙するその竜騎兵の黒娜は、黒く艶のあるロングヘア―で前髪を七三で分けて米神からの髪は両方とも長く伸ばされ、水色の美麗な瞳と唇の右斜め下に黒子で魅惑的な美貌を固め、鎧の上からでも三十路手前の円熟とした豊満さをまだまだ十分な戦働きによる引き締まりで曲線美ある姿態にした美女であった。

 黒娜は白漂が以前よりの付き合いで親交を深めつつ、自由都市(ユラス・アプラス)でそのメンバーの多くを身籠らせた訳あり育ちの凄腕美女戦士による少数精鋭の傭兵団花禽のリーダー格だった美女で、一斉妊娠で同傭兵チームから引退し、白家の侍女兼竜騎所属になった後の花禽元メンバーのまとめ役をしている美女である。

 その水商売もしていた豊富な性経験と傭兵で培ってきた広く深い裏社会の知識と伝手、それでも擦り切れない大人な余裕の魅力を保った性格で、白家の閨所属の他の女性達からも相談役として頼られている存在でもあり、白漂の秘書的立ち位置の一人にもなっていた。

 

「…やはり、兵力の増加率ではー…ここから南隣りを管轄とする王翦軍に次いでー、韓との同盟成立で楚方面に移らされた彼の軍が高いな。あの楚は大きいが体制が旧態としているままのせいで、征服された小国系の生き残りが今も焙れてそれで賊となって僻地で小独立勢力を築いている例が多いから」

「冗官*1も多いですから向こうの王様や取り巻きの眼の届かない所を根城にしている荒くれなお兄さん方を誘っていって数を増やしているみたいです。以前より秦と楚の国境にある密林や山間を通る密輸経路と南方の品による密貿易での伝手も上手く使ってるようでー…」

「その辺の細かい話はこの報告書には載ってないなー。黒娜、妓女もやっていた昔の伝手でその辺りの事を調べられるかい?」

 

 それから数分間、秦国内南北間の金銭の流通及びその経路についての報告書を白漂は黒娜の補足説明付きで読み進めていく。

 

「…ええ、若旦那には御恩があるからお安い御用ですよ。けれどー…ここから先はいつもの仕事とは別枠になるんでー、ご褒美も欲しいですね❤️」

 

 その途中で黒娜は頬に薄朱色を浮かべた微笑みを白漂に寄せ、何を求めているかを彼へ暗に示す。

 

「意外だね。白家では少数派である大人な年上の相談役お姉さんである黒娜からそれを求めてくるなんて」

「…ええ❤️ 実を言いますと—…自由都市の時にまさかあなたの種で膨らむようになってしまったお腹を愛おしむあの子達を見ててー、羨ましくなってきたというかー…こんな年増に求められても迷惑でないならー…あ❤️」

 

 水商売もしている女性の艶を強く出しつつも少女のような可愛さを見せる黒娜の肩に、静かにだが力強さもある手を回された。

 

「…歳が上だからこそ感じさせてくれる魅力があるのは、閨でも戦場でも君が見せてくれたでしょ。これ以上は謙遜だろうと卑屈でも言葉は無粋だと思うけど…?」

「ふふ❤️ それもそうですね…❤️」

 

 言葉に宿る自分を真摯に求めるその熱の高まりに、黒娜は自分が身に付けている竜騎甲冑の留め具やボタンをパチパチと外していく。

 

「…ほら、もうそろそろ三十路に入るこの身でも、あなたの奥さんの一人であるあの子があしらえてくれたこの衣装ならそれなりに映えるでしょう❤️」

 

 数秒後にパーツや布地が外れて露わになった黒娜の身は、黒を基調とする露出度の高いビキニアーマーとなっていた。

 

「それなりに映えるどころか君でしか見えない魅力がその鎧の意味をなしていない鎧で更に強まってるって愚息も言ってるけど」

「…もう、肝心なところで台無しにしてくるけど…それが可愛いずるい子❤️」

 

 そうして硝子灯に照らし出される二人の影は一つになった。

 

「…ううぅ❣ く…んんんんん❣ アアアァ❣ 色々な殿方の恋人になりながらァ…ここにある寂しさを埋めてもらって来たけどぉぉ…❣ やっぱりぃ貴方のがぁ何度埋め込まれてもおおいいわああああ❣」

 

 十数分後、黒娜は白漂の部屋にある椅子の背凭れを掴んで支えとし、その皮鎧製ビキニパンツのクロッチをずらして露わになった淫裂を甘くも激しく蹂躙され、声量こそ抑えているものの深い快楽の苛まれているのが明白な嬌声を上げるようになっていた。

 

「…んん、そういう君のも…玄人の受け入れるように包み込んで竿を手入れしてくれるような優しくも細かくゆったりとした肉の動きが…っ…ん」

 

 その黒娜のむっちりとした大きな質量を持ちつつも引き締まった形も維持している尻を掴み、逆V字状に大きく開いた足の付け根を愚息で味わいながら彼女の身に肉の悦びを深く突きこむように注ぎ込んでいるのはもちろん白漂だが、その途中で一瞬だが目が細舞って、壁に立てかけられていた彼女の得物を手に取ってその手元に戻した。

 

「ッ!!」

 

 すると、黒娜の顔は交わりの朱色を保ちつつも戦場で見せる氷の刃のような細い双眸も浮かべ、西洋系打撃武器の一種フレイルに似た流星錘を白漂目がけて高速で振りつけた。

 

「ほい」

「ぎゃばァ!?」

 

 白漂はブウンと迫りくるその先端の棘が無数に付いた鉄槌を軽い表情で避けるが、代わりにその背後まで忍び寄っていた侍女に扮したと思わしい刺客の鼻っ面に鉄槌は叩きつけられてその身をあっさり打ち飛ばして背後の壁へ叩きつけ、更にそれでも今だ暗器を握りしめたままの右手も甲から縄鏢の刃で穿ち抜かれて暗器がカツンと地に落ちた。

 

「…う!」

「っっ~~~~~あぁ❣❣」

 

 その時の激しい身のしなりは胎内にも捻じれ狂う大蛇のような動きを与え、全てを飲み込み受け入れて消化するような肉の責めに苛まれていた白漂は丁度胎奥を叩いていたこともあってそれが止めになり、子種汁を子宮へ直に爆ぜさせて、刺客への対処に意識が大きく削がれていた黒娜はそれが甘くも深い不意打ちとなって大きく身がエビぞりになって堪えていた嬌声が極みもあって短くも甲高く大きな声量で出た。

 

「…あ…びゃ…」

「…あのぉ…白漂様ぁ…気付かれていたのなら自分で片付けられても良かったんじゃないですかぁ?」

 

 それなりに整っていただろう容姿がフレイル状流星錘による一撃で無慚なものとなっていた刺客の手の甲より、縄鏢が柄に装着されている鋼線も仕込まれた縄でシュンッと引き戻され、快楽の残滓で少し朦朧としつつもはっきりとしたジト目を浮かべているリーライナの手元に戻った。

 

「…いやー、これくらいの刺客は君達兵卒の対応力を高めるための材料としてはうってつけなんだよねぇ。それに何でもかんでも僕がしていると僕が急にいなくなった場合の君達が心配というかー…おう?」

 

 非難の視線を向けられつつも白漂はどこ吹く風という表情で、気絶している刺客を抜け穴からポイっと捨てるようにして別の部屋の部下に引き渡して処分するが、その直後にその身は寝台へ引きずり込まれた。

 

「…ふーん♪ だったらぁ貴方みたいな悪い男に近づかれた時のためにぃ、あなたの身でぇ鍛錬とさせてもらいましょうかぁ❤️」

「黒娜さん、お手伝いしますので今回も色々と教えてくださいねぇ❤️」

「はいはい、お代はちゃんと働いてくれてる分はお支払いしますよ…っと!」

 

 それから、白漂の今宵の寝床はいつも通り寝台のきしむ音と肌を打ち合う音、嬌声がしばし響くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター設定69

黒娜

容貌/百獣海賊団の前髪を七三に分けた黒ロングヘア―で唇の右斜め下に黒子がある子(ONEPIECE)

年齢/29歳(始皇9年(紀元前238年)時点)

出身/中華外某所

身長/174センチ

体重/66キロ

3サイズ/B96W60H97

得物/フレイル状流星錘

趣味/お茶

 他の花禽女性と似た経歴の持ち主で花禽の先代頭領で今は竜騎一員。

 容貌元ネタの女の子のこの世界での同位体。

 白漂のことは彼が紫夏の所での修行も兼ねて同行していた頃に知り合った仲で、その時に他の団員たちと共に全滅しそうな所を救われた恩義があり、それから深い関係になって今では主に秦側で傭兵や移動妓楼を営んでいる者達の後援者の一人で、その伝手で水商売絡みで裏も含めて耳が広い。

 色恋の甘さとビターも知りつつも相手の男を深く包み込む包容力を持ちながら、その今は詳細が明かされていない特殊な経歴で女性ながら剛力の持ち主でフレイル状流星錘を釣り竿のように軽々と巧みに操る戦技の持ち主。

 ちなみに、今回にて見せたビキニアーマーは同位体がアニメ版で見せていたものと同じで譜孝特性。

 

キャラクター設定70

リーライナ

容貌/リーライナ・ヴェルガモン(コードギアス)

年齢/19歳(始皇9年(紀元前238年)時点)

出身/秦国突蕨郡銅蕨県(出生当時は秦国外)

身長/170センチ

体重/59キロ

3サイズ/B91W59H92

得物/縄鏢

趣味/銅細工作り

 文中にあるように北における秦国の勢力拡大で裕福になった部族の一つの有力者の一族の娘で、そのおかげで正室や側室ほどではないが白家の閨所属の女性の中では地味に強い立場にいる。

 容貌元ネタのこの世界での同位体。

 後輩への面倒見が良い性格でありつつ、戦場では弓矢と縄鏢を主な得物とする。

*1:
仕事を持たない役人の事。楚は史書でもこれが多かったと書き残されている




次回、あの鬼畜戦士によって強制的に立ち直らされる前のレジスタンス女リーダーにどこか似た、堅陽のあの子が久々に登場する予定です。
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