○秦始皇9年(紀元前238年)南原防衛戦二十五日目夜 中華中央部 韓国中央部 王都新鄭 王宮 秦側迎賓館 寝所○
「…アアアアアアァァアア❣❓ 何十日ぶりのあなたのおお…すごいわあああああああああ❣❣」
「…っ! 君のここもぉ…寂しい思いをさせてしまったのがわかるぅ…イソギンチャクの襞の一本一本がァ激しくも意志を持ってぇ吸い付いてくるようにみっちりと…!」
風呂場で王元姫が顔を真っ赤にさせてから数十分後、白漂と紅華は自分達に用意された屋敷の寝所にて、寝バックの姿勢で互いのたまりにたまった愛欲を上乗せしあった肉の睦言を奏で合っていた。
「…やっぱりここまで大きな戦の和平がこんなにもすんなりと行くなど…裏の方で既に準備を済ませていたか…」
「…うん、多分…紅剡が韓を潰しきるのに失敗した場合の準備も進めていたんだろうな…。今の状態で終えても…また準備を済ませれば韓をいつでも終わらせられるようにと―――」
「アアアァア❣❓」
「―――ん!!」
その間でも白漂はスペックが高くて各方面に伝手が多い妻達と今回の和平絡みで仕事の話をしており、今も藍蘭と推測しつつも紅華の狂った蛇のように震えてねじるように吸い付いてきた肉壺を精液で満たした。
「…打ち止めにしないといけなくなった場合の備えまでしてたの? 何かあなたと似てるというか…あ❤️」
紅華も体は愛欲で燃え盛りつつもそれに耐性が付いている芯の理性の強さでしっかり聞き取っていたようで、楚の都で初めて会った時に会話した時の彼女の雰囲気や会話の内容を思い返して険しい顔を浮かべるが、その最中に男根を抜かれてとぷりと濃い子種汁が淫裂よりこぼれ出て甘く小さな溜息を吐く。
「…けれどまぁまだ慣れていない地でのこんな大戦が終わってよかったですよぉ。北の方でもぉいろいろ仕事が増えてる状態でぇ水面下では問題も多発してるんですか…あむぅ❤️」
「そうですねぇ…私の故郷…含めた西貴含めた太行山脈の西側の多くが
それで露になった雄々しいままの男根に、今回の戦には財政支援や物流の方で実家や地元も大きく関わっている譜孝や姫昭が唇や舌に胸を這わせて味わいつつも、仕事の話を安堵している様子でぼやいていた。
「…でもまあ、よかったですね。ギリギリですけど年が変わらない内に北に帰れそうで…キャ❣❓」
寝所の縁側に腰かけて琵琶を奏でて、屋敷や近くで今も宴会や生活をしている人々の耳と共に自他のそれも癒している最中の王京も帰国できそうな気配を喜んでいたところ、彼女の胸が背後から抱きしめられてしまう。
「…そう、おかげで…まだお腹の中にいるとはいえ…朔方城の留守番を頼んでいる子達…特に出産予定日が今年中の魏亶とその子には寂しい思いをさせてしまった…。そのお詫びに…あの子達の新たな弟妹たちを君たちとの間に新たに…」
「…わ、私達も今回の戦のおかげで溜まってましたけど…もう少し自嘲してください❣ 自分の子だけで町…は多分無理として村を一つ作るおつもりですか…アアアア❣❓」
そのまま王京を白漂は抱き上げると、彼女の既に濡れて準備を整えている肉の鞘を自身の肉刀に被せ、ゆっさゆっさと彼女の溜まっていた愛欲の油に種火を付けて共に燃え上がって彼女の美麗で淫らな嬌声を上げさせ始めようとした。
「…言っとくけどあなた、例え帰っても陵達と落ち着いて家族団欒なんて時間は当分来ませんよ」
「!?」
「ひぃう❣❓ ちょ…奥まで一気に来て止まるなんて…❣」
だが、紅華の無表情のドアップ顔つきで唐突に放たれたその言葉で白漂は絶望と困惑で顔が染まり、王京は淫肉の急所を不意に鋭く突かれた感覚で仰け反ってしまう。
「…な、何故…えぐぅ!?」
「それはまぁここで呑気にお仕事している最中の陵のお兄さんとあなた自身が一番知っておいでじゃないでしょうかねー? とぼけないでもらえますー? 皆に協力してもらうためにも正直に説明してもらえませんかー?」
「…は、はい…えーーっとですねーーー…」
数秒掛けてギギギと壊れた人形のように引きつった笑みで問う白漂だが、紅華の目元が暗い笑みを添えた握力で、数十日分の精力を子種に変えるべく熱を宿してミチミチと張っている陰嚢を掴まれるとあっさりと屈した。
今回の秦韓楚の和平は早期かつ領土的には必要最小限度で済まされたのには、白漂の人脈、正確にはその閨の伝手が大きく貢献していた。
白漂はその出自から自身の血縁者は実子以外には乏しく、それ以外の親戚はその母親たち及びその一族が大半を占めている。
そうした親戚は白漂による秦北部平定による北涼の安定と各種支援による発展での経済成長に釣られて、富強になって強い支持基盤となっており、それは中華では秦がほぼ独占状態にあるユーラシア内陸部の交易ルートの中華での浸透と拡大に釣られて国外にも広がっているほどだった。
その彼らが、自分達の稼ぎの源泉である白漂に今回の和平交渉で支援を頼まれた結果、裏でどれだけ動いたかは想像に難くはないだろう。
そして、そうした家を背景に持つ白家の閨の女性達は実家にそう協力するように必死になったのは言うまでもない。
特に子を既に設けられたかもしくは生まれるのがほぼ確定している女性と一門は、それはもう滅茶苦茶頑張った。
実際、今回の秦が楚に対して支払った賠償金のかなりの割合はそうした秦北部系の新興富裕層からの臨時徴収か借金が占めている。
「…本当にあなたとのこの子にはいつも働いてもらって申し訳ありませんわー。淫蕩だの蛮族だのとの謗りに負けずに昼夜地わず家畜の如く働いて―凌ら子供達を含めた未来を今回も繋げてもらえたんですからー。まーそれがわからずにー今回の結果だけを受けてー秦から離れようって困った分からず屋さん達も出始めているようですがー…」
但し、そんな背景があったとしても世間では秦が国王直々に土下座外交を行って弱腰な姿勢を見せたことには変わらず、それで先の毐国反乱の余韻で動揺がまだ収まり切っていない秦国内では中央の力が弱まったと見て、不審な動きを見せ始めている勢力が幾つか出たりもしていた。
「…そんな状況ですからあなたには一刻も早く北に帰ってもらってそういう困ったさん達を鎮めてもらわないとーいけないのでー…当分は国内での安定化のためにもこの子と共に色々頑張ってもらわないとー…その間の励みとしてーあなたは陵のこれから生まれる新たな弟妹たちをーなるべくお腹越しに感じ取れるようにしますのでー…」
「「「「「………」」」」」
そうした国内外の情勢やそれにかかわず大将軍の正妻にして側近の一人という立場、女として愛する男への思いが複雑に混じった紅華の指は、白漂の陰嚢に慣れて親しみのある手淫をしつつもギュッとギリギリ痛みになるかならないかの握力を伝えてきており、そのやり取りを見ている他の女性たち、とくに今現在白漂と物理的に繋がっている王京は火の粉を浴びまいと必死に沈黙を保っていた。
「はい! もちろんです! 陵たちの前に少しでも立派な父親として出られるように! これからも昼は馬車馬! 夜は種馬の如く頑張ります!!」
「ふふ❤️ 頑張ってくださいね❤️ この子もまだまだ愛を撒き足りなさそうだから私達も二周目、いや三周目まで頑張りますので❤️」
「ああん❣」
結局、雄としての本能と男としての恐怖や父親としての欲望に突き動かされて白漂は冷や汗を掻きつつも即決で了承し、紅華はそこでようやく優しい微笑みで夫に深く寄り添い、ようやく動きが再起動されて王京は嬌声を再び上げられるようになった。
そうして仕事の裏側の話を交えつつも惚気の要素が強まっていき、白漂とその妻達の激しくも穏やかな久しぶりの睦言の夜は過ぎていった。
「…………っ…」
その様子を、秦側へ嫁入りの予定のためにこの館に滞在中の王元姫は、情欲と羞恥、羨望や嫉妬が複雑に混じった顔を柱の影より何度か向けてしまっていた。
○秦始皇9年(紀元前238年)南原防衛戦二十六日目深夜 中華中央部 韓国中央部 王都新鄭 王宮○
「…えっと、これでよろしいですか? 王元姫殿?」
「…はい、大丈夫です。元鍛様…」
白漂達が久しぶりに落ち着いて濃厚な情愛の夜を過ごした日の翌日、そこから近い王宮の端の一角にある着替え部屋に、王宮に務める化粧係の侍女と王元姫がいたが、後者は普段のそれとは違って戦場のそれではなくて、派手さはないがセンスのいい意匠が施された深いフードを被り、化粧も普段と違ってよりその美貌を引き立てるために施されていた。
「…元姫、その…本気ですか?」
その場には幼馴染で身分差を超えた友人である韓寧もおり、彼女は困惑と忌避にそれ以上の羞恥で顔を赤くしていた。
「…当たり前でしょう。冗談や酔狂でこのようなことをするほど…そこまで不安ですか?」
「当たり前でしょう! あなたはまだ純潔なのですから!!」
「…!!」
そこで窓から入ってくる風で蝋燭の火が大きく揺れ、王元姫は被っているフードが揺れて露になった顔も赤く染まっているのが見えた。
「考えてなおしてください元姫! いくら今は無き父母の城である環単を! 何よりこの国を守ってくださったとはいってもいつ敵に戻ってもおかしくない秦の武将です! それにあなた自身が嫁ぐ予定の相手と言ってもまだ未定ですし…礼でここまでする必要はまだ―――」
「寧…礼だけが理由じゃないのよ…」
「―――あ…え?」
そこで声が早まって荒げだした韓寧だが、王元姫に主従関係を抜きにしている話し方をされて戸惑う。
王元姫は幼い頃、韓寧の遊び相手として王宮に出入りさせられていた時期があり、その時より関係を深めていたためである。
「…何というか、人前でその…関係を結んでいる女性に手も含めてあれこれ言われる人なのは…あなたよりも知ってるの。けれど…それを見ていくにつれて…何かここが落ち着きを失っていくようになったの…」
「………」
王元姫が胸に手を当てて、頬の朱色を強めながら視線を彷徨わせるようになると、韓寧は戸惑いを強めつつも言葉をかけづらくなってしまう。
「…そして、あの人が…隠れているこっちの存在の気付きながらも…その情愛を既に通じ合わせている彼女達と睦言を囁き合っている場面を盗み見る度に…ここが痛むようになって…何故か、あの女性の場に…横取りしてでも入りたいってなるように…」
「……寧様、もう…これ以上は言葉では止められません。元姫様も準備はもうこれで終わっていますのでどうぞ…」
「ありがとうございます元鍛様…」
そうして紡がれていく王元姫の言葉に宿る思いに、この場では一番年長なのでそういう女性の恋愛の機微を一番知っている化粧係は彼女の背を後押しした。
「…もしもあの子を裏切り悲しませたら許しませんよ白漂!!」
「寧様ご安心ください。いざというときは急病に見せて私が化粧を装い毒を持って消しますので」
「…あ、いや…そこまでは…」
それを見送る公主と化粧係の物騒なやり取りを聞きつつ、王元姫は部屋を後にした。
○中華中央部 韓国中央部 王都新鄭 王宮 秦側迎賓館 寝所○
「…はあ、やっと終わった…皆して上っ面の性格はともかく中身はお転婆通り越して美女の皮を被った猛獣みたいな心身してるからなー…」
「…アアぁ❤️」
韓の王宮でのそのようなやり取りより十数分後、白漂は汗を掻きつつも寝巻を着なおして縁側に出て、その背後の寝所は彼と激しく濃厚な夜を過ごした妻達で肌色の海が広がっていた。
ちなみに、彼女達は秦への帰国後は仕事の比重を机仕事に移すことが決まっているので、その間に白家一門強化のために普段の戦場ではしている避妊は一切しておらず、夢現定かでない今の状態でも無意識に足を固く閉じるかその付け根に手で封をして、全員がなるべく子種を逃さないようにしている。
「ココココ、また明日には毎晩発情期の猿みたいに盛りまくるんじゃねえとか女計に無防備すぎるとかで録嗚未や隆国に叱られますねぇ」
「…叱られるって…僕
「現時点での器量や能力はともかく人格の中身はまだ十年早い。その自覚をしているだけまだましですが、風呂が暖められているのでとりあえずはそのまだまだ若い証である汗と御汁を流してもらいなさい。今宵の警備は私がしてあげますので」
「…え、風呂? 誰だろうこんな時間に…? ありがたいですけど…」
そうして適当に縁側で涼もうとした白漂を、迎賓館の広大な中庭にある大きな池で何故か水練中の騰が風呂場へ進ませた。
「…うわー、政と一緒に入った風呂場には広さでは及ばないけど…衣装や素材の豪華さでは負けず劣らずすごいな―――」
「失礼します。その御体を洗わせてくださいませ…」
白漂が中原の工業国にして加工貿易立国である韓の特色と財力のすごさが出た風呂場に入ると、湯女が背後に現れた。
「―――あ…て…何で君がここに?」
「…あなたの側室とはいえ妻の一人であるこの身がこの場に現れるのは何か不都合が?」
その声と気配で正体を察した白漂が振り向くと、そこにはフードから頬を赤くして羞恥を見せつつ意志を固めた顔を出した王元姫の姿があった。
「いや、ほぼ決まってるといってもまだ予定だし…」
「だったらそれを進めるための行いの一部です。ん……」
それに困惑している白漂と少しずつ距離を詰めながら、王元姫はシュルシュルとその身を隠すフードを下ろして今の格好を露にする。
「………っ……今の秦では…特に北の方ではこのような格好が閨で流行っているとお聞きしましたので用意しましたが…よろしいですか?」
今の王元姫は戦場で身に纏う鎧と同じく水色を基調としつつも、薄く肌が透けて見える青染めの薄絹で出来たシースルーを纏い、その下には何本かのひもでブラとショーツは繋がっているが布は細やかな鳳凰風の刺繍をされつつも半透明状で乳首や淫裂が薄く見えるセクシーランジェリーが見え、彼女の160センチの身に調和したメリハリの利いた女体と薄金色の髪が似合う美貌を羞恥で赤く染めつつも露にしていた。
「(酔っている時の僕と譜孝の趣味の産物まで知られるとは…何と恐ろしい情報収集能力…)…へー…すごい耳の早さだねー。それじゃー…これからどうなるか…自分が取るべき手もわかってそうな顔だねー…」
「…ええ、戦場と閨…どちらも昼夜問わず一人で多数を相手にを無数にこなしてきたあなたの功名を聞けば容易に想像できますが…」
「それだったら避けるのが普通だと思うけどー? 見た感じはほぼ君の独断のようだけどー…」
その清純な艶を露にする格好に王元姫は改めて顔の朱色を強めつつも白票と言葉を重ねながら距離を詰めていく。
「…それはまぁ、知ってきた話からしてあなたにお礼をするならこれが一番だろうと考えまして…」
「お礼?」
「あなた方の奮戦や機転もあって救われた城である環単の城は私の生まれ故郷で…今は亡き父母の墓もそこにありました…」
「…顔からしてそれも表向きの理由のように見えるな…」
「……っ…」
白漂の声が急にまるで脳髄を直に触って調べてくるような見えない手のように王元姫は感じられるようになって少し立ち止まるが、それも数秒で歩を再び進めていく。
「…そうですね。あなたのことを…もっと…言葉で言い表せる以外にもという…言葉に出来ない思いに突き動かされて…気づけばこうでしょうか…!?」
さすがに視線は下を彷徨っている王元姫がその白漂の背に恐る恐る触れようとしたその時、彼はスッと立ち上がって向き合ってきた。
「秦を調べてる以上は僕も知ってるだろうけど、僕…この身で直にやってるだけでも多分四桁の命消してるし、軍を率いての数も含めればもう数十万墓に送っているよ」
「…この時代で他の多くの人々を守ってそうせずに済むように大いなる責任を引き受け、それでもそう強く立っている姿は…男でない身で国と故郷を守ろうとたったこの身には…憎悪と怨恨が無いといえば嘘になりますが、尊敬とてあります」
「…それをするためにー肉親がほとんどいないってのもあってー有力な一族からお嫁さんやその係累の侍女の子を迎え入れてる女の敵の見本というべき存在でもあるけどー?」
「…私の母も祖父の張宰相が妾との間にもうけられた身ですし、それをここまでの規模にして後ろ暗い話がほとんど生じさせていないのは男性として誇ってもいいことですし、この時代で婚姻と外づきあいが切り離せないのは今更です」
「…それを維持するために、今この場でも節操なしにいきり立ってる愚息を悪用しまくって、そうして来てもらった女の子たちの尻に代わる代わる敷かられたり怒られたりしつつも、何だかんだでふしだらな関係も深め合っている身ですけどー…」
「…もう生まれた時からこういう形も含めて嫁いで子をなすことが仕事の内に決まっていたような身ですから…、それに…あなたへの興味と思いにそれ絡みが無ければここまで来たりは元からしません…」
白漂のスッと底知れない水の奥底まで見抜いてくるような深い知性と洞察力を宿している瞳と、それとは本来なら相反しているはずなのになぜかそれと共に自身の興味と幼くも暴走気味になっている情欲を煽ってくる男根に、王元姫は頬の朱色を強めつつも腹を据えた瞳で彼との距離を更に詰め、とうとうその肌を正面からそっと触れ合わせた。
「…そう、なら僕も君のことを言葉だけでは言い表せないことも含めて…今から知っていきたいと思うけど…今からさっそくいいかな?」
「…私は元からそのつもりできました…あ…む❤️」
こうして自分よりも頭一つ分以上を越している白漂を見上げると、王元姫は背伸びをしてでも彼との鼻先の間を縮めていき、ついに唇を重ね合わせた。
次回、久々に新ヒロインの本格的な初夜シーンに入る予定です。