※この作品はR-18です。

天下の大将軍になる!! ~夜の睦言~   作:oosima

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今回、白漂の北の平定でのお仕事の裏と表の一部が中心です。


282 戦争と内政は重なり合い繋がり合うもの

 ○秦始皇10年(紀元前237年) 元陽暦1年1月8日昼 中華西部 秦国北部 涼湖郡 涼湖(テングリ湖)中南部 エルデネット*1島○

 

「…ギャアァアア!?」

「よし、これでこちら側の岸辺も終わりか…」

 

 ハダル島で白蓮達の将来にも関わる話し合いが行われてから3日後、白漂軍は涼湖一帯を南から順に上がっていくように同地域の反乱勢力を掃討していっており、その中に竜騎所属五百人将ナクタの姿もあり、今さっきもその長剣を棒きれのように振るって五人の敵を胴から鎧ごと斬り飛ばした。

 

「報告ー、島の中央の本隊も同じくらいに残党の本陣を潰したみたいですー」

「…そうか。じゃあ死体を埋葬しながら戦果を確認するぞ」

 

 そうしてこの島での戦いも終わると、ナクタは事後処理として書類に敵味方の損害を書き出した。

 

「五百人将、筆も様になってますねー」

「まあ、あの方に字を多少教えてもらって、詳*2を頂いてこの腹に宿していた間、無駄飯ぐらいにならないようにと奥方達から机仕事も教わったからな。人並みくらいにはできる」

「あ、そうそう、今朝に南の龍城から届いた手紙に寄ればーシラヌイ・マイさんも無事に白漂様のお子をお産みになられたようですー。女の子で玫(まい)と名付けられたようです」

「それは良かったな。マイが戻ってきてくれるならこちらも助かるし、あの方の血が増えるのも…」

「それとですねー。ナクタ隊長がお産みになられた詳様ですけどー、御贔屓してくださる地元の有力な大矢のご長老が一人しかいない孫娘の婿に出来ないかってー、紅華さんに相談したようですよー」

「……っ…」

 

 戦場で女だてらの身で男顔負けの武勇を見せるナクタは、クールな美貌や性格もあって同性からも人気が高いが、近頃は息子系のお話を聞くと頬に薄朱色が浮かんで顔を恥ずかしそうに崩すことが多くなっていた。

 

「いやー、隊長の血を半分引いているから絶対に大将とは別な感じの色男になりますよあの子ー♪」

「…不吉な旗になりそうな発言は控えろ…」

「いやいや! 大殿のお子様方は秦本土と北での新領にとって各御家を繋ぐ将来の人材!」

「ナクタ隊長含めて女兵方の夜のお仕事に我らの老後や子供の将来も掛かっておりますそ…おべぇ!?」

 

 一方、そうなると割と手加減の無い殴打音もおまけすることが多くなっていた。

 

「…さっさと終わらせて本隊に帰るぞ」

「「「「「へーい」」」」」

 

 いつもの毅然とした顔に戻って鞘を肩に遊ばせるナクタの背に、頭に瘤が出来るかもしくは兜が少しへこんだ部下たちは笑い声こそ上げなかったが若干涙目になりつつもニヤニヤを向けていた。

 

 

 

 

 

 ○秦始皇10年(紀元前237年) 元陽暦1年1月8日夕刻 中華西部 秦国北部 涼湖郡 涼湖(テングリ湖)中南部 エルデネット島 白漂軍本陣 大将ゲル○

 

(…とりあえず予定通り、龍城も面している南岸よりテングリ…涼湖の平定は予定以上の早さで進んでいる。平定済みの地域も入植や帰還を妨害する動きは想定より大きなものは出ていないか…)

 

 ナクタが実子絡みで部下にからかわれたその日の夕方、白漂はここ涼湖一帯を中心としている秦北部再編の進行状況を机仕事と並行しながら見ていた。

 

(こういう小規模な抵抗が起きている地域は、一方向から順当に逃げ場を与えないように進め方をする方が良い。共和制ローマ末期でポンペイウスが地中海の海賊を掃討する時に用いたこの手法が良いな。一方向に向かっていくように掃討しながら植民都市を作ることで逃げ場を塞ぎつつも生き残りが賊にならずに済む更生できる余地を残せば、まだやり直せる者達は味方にしつつもうどうしようもほぼない者達もあぶりだせる。発生するたびに始末するやり方では生き残りがまた周囲に飛び散り、平定したと思って次に向かってもその次から飛び散った生き残りが平定した場所にまた潜り込んでまた一からやり直しなるから…。とりあえず北の中心部であるここ涼湖一帯からこのやり方を各所に広げていった方が良い。旧匈奴(ヒョンナ)は陸軍偏重だったからこの地の水運や水産業のポテンシャルを生かせず、それに携わる者達は税収の対象としか見ていなかった。これを秦北部…北涼安定化に伴って使える幅が増えてくる家畜による陸上輸送力を生かせばー…。幸いにも康熙ら満州が影響力を持つ北涼東部沿岸部がここ中央部よりは安定していて、こちらに基準を合わせて制度や技術を取り入れた方が利も大きいと協力してくれてるのが大きいなー…)

 

 その状況とこれからの予定について思考を走らせる白漂の元へ夕食が運ばれてきた。

 

「白漂様、ご夕食です

「あ、香煎土豆肉末*3」

 

 それは白漂を中心として秦側の昨年からの努力で北に普通ではない速度で広まった、馬鈴薯を始めとする寒さに強い作物で出来た料理であった。

 

「…いやー、まさかここ北の地で肉や乳以外にも、それも地元産で食事に皆が困らなくなるなんて夢にも見なかったわね…」

 

 大将ゲルで届けられた夕食を取るものには白漂の他にも紅華がおり、彼女は心からその温かく美味しい食事を味わっていたが、今晩の料理は大将用の特別料理といわけではなく、将兵達が食べる分と同じ釜で作られたものである。

 

「…ここ北では馬鈴薯が気候や土質の都合で一番広まったけど、芋類全体がここの住民にも育てやすくて味も合うって感じに受け入れられたのは大きいよね」

 

 ちなみにそうして部下達と同じくする白漂夫婦の夕食だが、北涼産馬鈴薯使用香煎土豆肉末の他にも、別時間軸ではキャッサバという名で広まっている木薯中心の饅頭*4と、甘菓子として甘藷のふかし芋があった。

 

「…そうね。ここまでの道中の既に恭順した村のほとんどでこの三種の芋の畑がどこもかしこも広がるようになって…、おかげで兵站も大分楽になったって輜重係の人はどの隊のも言っていたわ」

「…………」

「え? 何その美味しく味わいつつもそれとは別枠で難しい疑問を浮かべている顔?」

「…あ、いやー今のところは余裕が出来ているから色々考えているだけでー…(あれ? 元々高山地帯で生まれた故に寒いここ北涼にも馬鈴薯…ジャガイモが適応できているのはわかるとして、熱帯原産である甘藷もといサツマイモと木薯ことキャッサバがここで栽培されるようになっているのは…おかしくないか? たしかにこの時期の世界は後代と比べて温暖な時代で幾つかの作物の北限は上がっていたという説はあって…、それが人口増加を促して漢やローマと言った古代超大国の成立と発展の大きな要因にはなったらしいし、前や前々のモンゴルほど寒くはないってのは体感でわかるし…。ここ中華まで伝わったのが前々世より早まったように、品種改良もより早まって寒さに強い品種も生まれた後なのか…?)」

 

 但し、その食糧事情改善及び自給率向上の大きな立役者の一人である白漂本人は、夕食の食材に違和感を覚えてもいたが、その間にも口と手は動いていたので皿は空になっていった。

 

「…はぁ、美味しかったぁ…」

「…本当にこの細い身にこれだけの量が消えるのか不思議ね。まあ…すっごい密度の筋骨なのは触れたり乗られたりしているからわかるけど…じゃあ、私達も夜のもう一つの仕事を今晩も始めましょうか❤️」

 

 そうして片方は食事内容に違和感を覚えつつ、自然とその身を寄せ合い、特に紅華は昼間の机仕事での棘が容易に見える態度と違って、甘える猫のように擦り寄ってきた。

 

「…少なくとも今年は、外と大規模な戦争をする危険性は少ない、内側も上手く纏めなおしながら並行して新しい芽を見つけるか種を見つけて育てていくべき時期と言ったのは貴方でしょう❓ だったらー…その更なる先を普通の年よりも見据えてね❤️」

「…僕としても、君たちのような素晴らしく強い人の相手に選ばれるなら…男として本望だよ…あむ」

 

 そうして二人は互いの唇を静かに触れ合わせて舌も絡め合い、互いの衣服を慣れた手つきで脱がしていった。

 

(……星がまたこんなにも…韓の夜空はここまで…)

 

 数時間後、静かになった大将ゲルの窓より、王元姫は快楽の余韻が色濃く残る桃色が浮かんだ虚ろな顔で、冬の澄んだ空気で宝石を散りばめたような天然のプラネタリウムである北涼の夜空を見上げて惚けていた。

 

(…何というか、名実ともに他国から嫁いできた私に遠慮なく重要書類をぶん投げたり…明らかに正式に嫁いで一月ほどの私に…間者の密命がこなせないまでの量の仕事をぶん投げたりとか…色々信じられないことが起きてるけど…何とか追いつけるようになりましたー…)

「あ、元姫さんこれ夜食のお菓子」

「あ、ありがとうございます王京殿…ふぁ❤️ あの人のように大きくてたくましいふかし芋の甘藷…はふ❤️ アアぁ…嚙んだらそれだけで甘い蜜のような汁気がぁ…あの人の種みたいで…明日の朝食はどんなのが………………!?」

 

 そこで同じく目を覚ました先輩の一人から夜食を差し渡されると王元姫は無警戒に喰いついて卑猥な独り言をしながら咀嚼するが、しばらくしてハッとした表情で何かに気付く。

 

「性欲と食欲が無意識の言葉に現れるまで日々の楽しみになっている!? ここは流刑地!?」

「基本お嬢様要素多め育ちだから少し心配だったけど思った以上に慣れが早いわね。安心だわ」

 

 自身のメンタルのあまりの変貌ぶりに気付いたショックで四つ足を付いて打ちひしがれた王元姫を、紅華は真顔で見守っていた。

 

「…あれ? そう言えば白漂様は何処ですか? 私達が複数で寝所にいるのは…体力差で一対一だと持たないというのもあるけどー…護衛役というのもあるから―――」

「「「「「あーーーーー!?」」」」

 

 王元姫がどうにか持ち直して白漂の妻の夜の(一応)最重要任務を思い出すが、そこで鼻血を撒きながら複数名の男と一人の女が目の前を飛んできた。

 

「―――あ…」

 

 それに王元姫が最近なれたという感じの呆けた顔を浮かべていると、近日にて聞きなれた足音がまた近づいてきた。

 

「…あー驚かせてごめんねー。寝ていた時に怪しい気配と足音があったら追ってみたらー、この前の面接で腹に一物ある気配があったから弾いて知人の所に就職させた元侍女見習いの子がー、遠出気分で抜け出て木陰で寝ていた息子を手引きしてきた他国(他所)の馬鹿と一緒に連れ出そうとしていたから…」

「…くぅ…」

 

 歩いてきたのは寝巻を着なおした様子で、右脇に寝ている息子の白陵を抱えている白漂本人だった。

 

「また? あの子達に警護も兼ねて見張りもしてもらっていたのに…小さい内から地味に凄いけど困った子ねぇ。明日の朝になって起きたらこっちで叱っておくから」

「じゃあ、僕はついでに夜の散歩をしてくるから。それでそこで伸びてる連中は楊思勗…じゃなかった。熔嗣棘(ようしきょく)の所に連れていって」

 

 それに困った顔を浮かべた紅華が白陵を受け取ると、白漂は背を向けてその場を後にした。

 

「…え、ちょっとお待ちください。護衛役の私達から離れるのは恐れながら危険で―――」

「あー、その辺りはあまり心配しなくても良いわよ。他にも護衛は貴方の目だとまだ上手く見つけられないだけでいるしー、心配なら着なおしてなるべくこっそり付いていってみて」

「―――え…?」

 

 そこで譜孝が目を覚まして王元姫に彼女の衣装と武装を手渡した。

 

(…あの南原の戦い以降、もう何度も戦場で間近から見てきたからあの人の強さと聡さ…器量は今現在わかっている分だけでも常軌を逸しているのはわかりすぎた…。それでー、側近の人々も…変人も多いけど皆が逸材ばかりなのはー…まあ、あの人がある意味で一番の変人だけど―――)

「あ❣ ふ…ううぅ❤️ 香りからしてぇ…あの子達と睦言を交わし合ったのがぁ…わかるのにぃまたぁ…あ❣」

「―――お…え?」

 

 数分後、自分の鎧や衣服を着なおして王元姫は白漂の足跡を追っていくが、そこである茂みに入ったところで艶のある声を聴いた。

 

(…あー、これは誰かの睦言ねぇ。この辺りは秦兵が大勢いて、他にも安全を求めて流れ込んできた流民、ここを再建するための労働者、それを目当てにする商人もたくさんいるから、水商売の人が商売を―――)

「この場で求めてくるあなたも中々の肝だと思いますが…んん」

「―――お…は!?」

 

 その艶のある声を秦移住よりたくさん聞かされてきた王元姫は気まずそうな顔になってその場をそそくさと去ろうとするが、その声を上げさせている男の声は自分にそれを始めてあげさせ、今宵においても上げさせたあの男のものだということに気付くとビクンと止まった。

 

「…我儘に突き合わせてごめんなさいね❤️ 朔方侯…いや、来月には…安涼公かしら…ああ❣」

「こちらも僕も含めて皆が何度も世話になっています…孶眤(じい)夫人」

(…ってやっぱりー!? 二人ともこんなところで何をしてるのー!?)

 

 王元姫がそれに嫌な予感を覚えつつも、自分含めた色々な安全の必要性から茂みの向こうをのぞき込むと、彼女達の夫である白漂が知っている貴婦人の孶眤(じい)夫人と野外で睦言を交わしている場面があった。

 

「…そんな、あの人が亡くなられてから…君が私達とあの子達の支えになってくれたことと比べればぁ…ああ❣ も…もおお限界…❣」

 

 王元姫が悶々とした視線を向けているその美女の孶眤(じい)夫人は、秦王家に属していてその血筋は戦紙と恐れられた昭王の息子の一人を父に持つという地味に凄いもので、その生まれに美貌と賢さから秦国の義渠系大貴族の一人息子に嫁いだが、子供を設けたすぐ後にその夫と義両親は流行り病で失ったという身である。

 その経緯と財テクには長けているので秦王家に属するものでも結構な富豪で、白漂がまだ若い頃に咸陽で嬴政の影武者業務をしていた時期には、嬴伯満と共にそのために必要な教養や礼儀作法を教えてきた身である。

 そのため、王元姫は白漂に嫁いだ後で彼の友人や協力者に紹介してもらっていた時に知り合ったのだが、大人の余裕と優雅さを覚えさせて色々教えてくれた彼女の今の痴態には、嫉妬と衝撃を覚えさせられた。

 

「…アアぁ❤️ 漂ぅ…はしたないけど…またあなたのをどうかぁお願い…あ❣ すご…紅華達と違ってそうそう会えるわけじゃないから空いたけど…あの時よりも更にぃ…はふ❤️」

(…う、うそ…あ、あれだけ大人な優雅さを感じさせたあの人がぁ…あんな色っぽく卑屈なぁ…あぅぅ❣ 何で私…見ているだけでぇまたここがぁ❣❓)

 

 その孶眤夫人がそのスレンダーを基調としつつも上品な曲線美ある肢体の膝を曲げ、身に纏う赤を基調とする絹の斉胸衫裙に土がつくなど構わず、白漂の腰帯を解いてボトムを下ろしてその巨根を曝け出すと、緑を帯びた黒髪とその瞳が似合う優雅な美貌を淫蕩に蕩けさせて朱色の唇を亀頭に被せた。

 

「(…私…何で目を離せなくなってるの❓ あ、あの人の乱倫ぶりはぁ…嫁ぐ前から調べててぇ…この身もぉそれに加わってる身なのに❣❓ あくまでも…韓の為なんだから…別にこんなの構わないのにぃ…ううぅ❤️ か、体がまたぁ…特にここがぁ❤️)あ…だ、駄目…声がぁ…❣❓」

「それしたら向こうも気付いてあげない振りも続けられなくなるから駄目です」

 

 それを茂みの中より嫉妬と情欲に悶々としながら王元姫はスカートの中に手を伸ばし、自分の淫裂を下着越しながら無意識に弄りだして思わず声を上げそうになるが、その唇を庶徐に塞がれた。

 

「!? 庶徐殿!?」

「紅華さんから多分旦那様は、ここまで来てくれている協力者の方と久々にこういうお話をしてるだろうと言われたから、あなたが下手に驚いて面倒くさくしないように付いていって助けてあげてって言われたんです…」

 

 後代迷彩服風軍装に身を包んだ庶徐は王元姫の口を塞いで彼女に迷彩風コートを被せた後も、茂みの向こうの交わりは続く。

 

「…ぷはぁぁ❤️ ああ…あの初めて見た頃はぁ小さかったあなたがここまでぇ…とくにここはぁ❤️ ねぇ…あの子達もぉ弟が欲しいって言ってたし…男子も必要だから…お願い…ううぅ❣」

 

 かつて弟のように思っていた男の今の精悍な肉体、特にその雄の証を一通りしゃぶり終えると、孶眤夫人は樹の幹に身の前面を預けてそのスカートをたくし上げて濡れた淫裂を晒すが、言い終わる前に淫裂を穿ち抜かれて仰け反ってしまう。

 

「…んん♪ 久しぶりだからって声が大きすぎですよ孶眤夫人。僕も貴方の品のある優しくも深く染み込んでくるような肉の包みには、声を隠すことなく晒してしまいたくなりますけど…んん」

「ううぅうぅ~~~~❣❣」

 

 それは思わず嬌声となって露になりそうだが、白漂の手にすかさず塞がれつつも互いの尻と腰を打ち合う音が静かにだが深くなり始める。

 

「…ちょっと!? まだ貧しかった昔から世話になってる人だから無下には扱えないってのはわかるけど…王族の方にあんな不義をして大丈夫なの!? 去年には王位巡って内乱があったばかりでしょ!?」

「…じ、孶眤夫人はもう何年も前に旦那様が亡くなられてますしー…今の関係もー当時世話になられた旦那様が亡くなられた後ですしー…、あの人も嫁がれた時に王族から貴族に籍の方では移ってますからー…そ、そこまで問題というわけではー…あう❤️ わ、私のも濡れ始めてー…今宵に白漂様に注いでもらった種がー…❤️」

「ちょ…❣❓ この状況で何をー…う、ううぅ…私もどんどん体が熱くぅ…❤️」

 

 王元姫と庶徐もやばい内容を小声で交わしつつも目が離せなくなっており、次第にその身の熱を再び高めさせられて行っている。

 

「…ああ、孶眤夫じ…お?」

 

 一方の盗み見られている二人は、孶眤夫人が流し目を白漂と近づけて互いの唇を触れ合わせようとするも、途中で彼女の方からハッとした顔になって指で止めた。

 

「…白々しいけどぉ…唇は…あの子達の父である…あの人のものだから…あうぅうぅ❣❓」

「…ええ、そうでしたね…だったら、下の方で補いますね…んん!」

 

 孶眤夫人の淫蕩に苛まれつつもその奥底には確かな強い芯が残っている瞳に、白漂は上だとこれ以上踏み込むのは無粋と判断し、代わりに彼女の香ばしい匂いと味のする肉の薔薇を剛腕というべき雄花でより強くかき混ぜていく。

 

「…っ!!」

「ぐううううぅううううううううううぅううぅ❣❣」

 

 そうして茂みの中で静かだが深い淫肉の叩き合いと混ぜ合いの果てに、白く粘り気の強い花粉が爆ぜるように噴出され、それを子宮へ直に浴びせられた孶眤夫人は胎内を焼き溶かされて理性もそれに押し流れていくような極みに達し、白漂の手に塞がれていなければ周囲を震わせる嬌声を突き上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター設定79

嬴孶眤(えいじい)

容貌/G侯爵夫人(2004年度アニメ版巌窟王)

年齢/30歳(秦始皇10年(紀元前237年) 元陽暦1年)

出身/秦国

身長/169センチ

体重/57キロ

3サイズ/B91W60H93

得物/特になし

趣味/乗馬

 容貌元ネタのこの世界での同位体で性格も大体同じの情報通。

 秦王家の出身で昭王の王子の一人が父親なので、嬴政の叔母。

 白漂がまだ軍師学校に通いながら嬴政の影武者をしていた時期に、世話になっていた人物の一人で、北に地盤を構えた後の有力な後援者の一人で、早世した夫や義両親から相続した財産や、本人の商才もあったのと白漂による秦北部拡大による商売先の拡大で結構な富豪となっている。

 現在は涼湖沿岸での新開発地域でののれん分けのために訪れつつ、白漂へ久々に会いに来て逢瀬を楽しんだ(なお、白漂とのアダルトな関係は両親に旦那や義両親が死んでから数年経ってのことである)。

 亡き旦那との間に設けた娘が何人かいるが息子はいないので、将来及び子供達の保険のためにも白漂との間に息子を設けようとしている(無論、紅華達には根回し済み)。

*1:
モンゴル語で“富と共に”を意味する。本来の時間軸でのこの頃のモンゴル語とは多分違う。なお、現代モンゴルに同名の町はあるけど特に関係はない

*2:
白漂の第十三子で八男の白詳のこと。ナクタが生母

*3:
肉じゃがの中華版

*4:
中国での蒸しパン。華北では主食扱い




次回も、白漂達の公私での働きの様子が見られつつも、身内について新発見が起きる予定です。
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