※この作品はR-18です。

天下の大将軍になる!! ~夜の睦言~   作:oosima

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今回は主人公とFGOでまさかのバーサーカー枠で出たあのナース(と同位体のキャラ)の初めての逢瀬が話の中心になります。


115.3 形に釣られる中身もある

 ○秦始皇8年(紀元前239年) 秦国北部 某開拓地○

 

「…ふううぅ、今日も頑張りますか―――」

「またしても食い逃げだー!」

「どうやってあんだけ抱えた状態で速く逃げられるんだ!?」

「戦場ではあんま呼吸の体力が続かないって言ってるのに!?」

「―――あ…」

 

 秦国北部開拓で主要事業の一つとなっている砂漠緑化地の一角にて、豪雨対策に追われた後にそこで共に活躍したナミと熱い夜を共にした日の翌朝にて、白漂はナミが二度寝している寝台がある天幕より出た所で、半ば日常的な訓練になっている羌瘣の食い逃げの場面に出くわした(もう羌瘣の大飯食いっぷりを間近で何度も見てきた白漂の発案で、半ば敵地で孤立した場合の食糧確保及びそれへの対処訓練という形で白漂軍内部では訓練として公認されてしまっている)。

 

「グハァ! し、しまったァ!」

 

 そこで羌瘣に敵地潜入及び食糧確保訓練の名目で食い逃げに誘われていた兵の一人が、罠に掛かって大きく吊るしあげられた。

 

「な!? た、宅―――!?」

「貰った!」

 

 それに羌瘣はしまったという表情で振り返ったが、そこで先回りしていた追っ手の一人であるナクタの木剣が振るわれてきた。

 

「―――うっチィ!」

 

 不意を突かれた羌瘣はそれでも寸前のところでどうにか躱しきるも、その煽りで彼女が食い逃げの際に手に抱えていた籠より甜瓜(ここではメロンの事。マクワウリも含まれる)が零れ出て、それが代わりにナクタの木剣で打ち飛ばされた。

 

「!?」

「「「「「…あ…」」」」」

 

 そのままの勢いで飛んでいった甜瓜は白漂の股間にクリーンヒットし、彼はそのまま声にもならない短い悲鳴を上げた後に前のめりで倒れ、それを目にした周囲は気まずい雰囲気に包まれた。

 

 

 

 

 

 ○秦国北部 中都市果豊○

 

「おーい、こっちの果物はー?」

「そいつは傷も無くて新鮮のだからこの辺りの金持ち用だー!」

「傷が少々なのは乾物用として五番に回せー!」

「傷が多いのを中心に果醤用のは二番倉庫だー!」

「出来上がったここの乾物と果醤は王都圏に運ぶため三番だー!」

 

 そんな事情で白漂が意識を失った日の正午、それが起きた砂漠緑化開拓地と朔方に近い山川藪沢の中間点に位置するその都市は今日も賑わいを見せていた。

 果豊はその名の通り、周囲の灌漑農園の進歩と拡大で生まれて成長した都市であり、その中には周辺のオアシス農場で生産されているナツメヤシや西瓜など乾燥地に強い果物を扱う市場と工場が立ち並んでいる。

 

「……ウウゥウ、まだ痛い…」

 

 その果豊にある宿舎の一室で白漂は自身の男の象徴への治療を受けていた。

 

「こんな時代だからって何十股としている罰が当たったのではないですか?」

「言っとくけどここまで拡大したのは僕だけのせいじゃないよね!?」

 

 そこで薄桜色の銀髪を長い三つ編みにしたナイチンゲールが白漂の治療に当たっていた(ちなみに本編を読めばわかるが、扁鵲は浴丹編で白漂の子を身籠った事を契機として、前々から大きくなっていた医療班の総責任者をしなければならなくなったので、白漂の担当医はナイチンゲールに代わっている)。

 

「とりあえずどんな状態か見たいので衣服を脱いでください」

「はいはい」

「…ッ…これは…」

 

 そんな初めは呆れ顔のナイチンゲールだが、白漂が診断の為に衣服を脱いでその身を見せると彼女は表情こそ能面のままだが内心では変化が生じる。

 

「(…本当に静かにしていたり真面目にしていれば…綺麗な体をしているんですよねこの人…いつも戦場で本気になっている時みたいな真面目状態を保っていれば…ん、私もちょっと…)では陰部の触診を始めますね。勃起はさせないでください」

 

 医学で味方を救いつつも、戦場ではその技とそれを生かす身体能力を磨きぬいて敵を刈り取っていくナイチンゲールから見て、幼き頃から視線を共に潜り抜けてきた白漂の肉体は素直に女性と兵士どちらの視点から見ても唾を飲ませる特上の戦士のそれで、無意識のうちに鼓動を速めさせていた。

 だが、ナイチンゲールの触診は優秀で男性器の状態を正確に把握していっており、受ける白漂も普段の女性との逢瀬からは想像し辛いが性技を高く習得しているので、男根への血流は抑え込んで勃起を抑え込んでいた。

 

「…陰嚢に強烈な圧迫を受けたことによる少々の腫れ以外は無さそうですね。それでは貴方の陰茎が自然に勃起できるのか確認させて頂きます。自身で血流を操作するのではなく、私が視覚的刺激を行いますのでそれに身を委ねてください」

「…それって君の誘惑で自然に勃起しろっていう意味? どんな患者の陰部を見ても小波一つ絶たない水面みたいな君にそんな事出来るの?」

「(こういうムードを時々読めない所は改めて欲しいですね…)ご心配なく、着替えをしますのでいいという間で向こうを向いていてください」

 

 白漂はナイチンゲールの新たな指示に訝しんだが、無表情のままだが何処か苛立ちに似たプレッシャーを微かに覚えると素直に従った。

 

「…いいですよ」

「はいはい、ナイチンゲール君式の艶美な姿をご拝見させてもらいま…す!?」

 

 数分後、白漂はナイチンゲールの言葉を聞いて視線を壁から話して彼女に向け直すが、そこで彼は普段の彼女に対する印象をぶち壊しにする衝撃を両眼を介して受けた。

 

「どうです? 貴方の目からしてやはり無骨な娘の域を出ませんか?」

 

 そう言いながら白漂の前々世や前世でいう両脇を見せるグラビアポーズを取っているナイチンゲールの衣装は、面積が極小の紫のマイクロビキニを身に着けてその上に透けている黄緑色のビキニを重ね着し、ガーターベルト付きミニスカと胸と腹部が見えている黒ナース風という、コスプレ系ソープランドや娼館のベテラン嬢の如きものだった。

 

「……ドウシタラコウナルノデショウ…?」

 

 時代錯誤すら交えるあまりの視覚的衝撃に白漂は無意識のうちに口調が棒となり、一方でその衝撃で完全に脳からの制御を解かれた男根はギュルギュルと一気に血を吸い上げていつもの強直に戻った。

 

「譜孝様が作成してくださった女医用男性誘惑衣装の一種です。それと私も念のためですが紅華様に頼み込んで貴方様の愛妾名簿に登録させてもらっています(グロテスクなまでに血を集めて…けれどもそれが理性とは別枠の情欲が私の身で火照らせ始めている…これが情欲と言うものですか…)。それでは勃起状態を平時通りに維持できるか、そして生殖能力が無事に保たれているのかの検診に移ります」

 

 内心で長く戦場を共に生きてきた雄の身体に愛欲を喚起されつつも、それを表向きには一切出さずにナイチンゲールは何やら粘液性の薬液を調合しだした。

 

「…それを僕の愚息の腫れてる箇所に塗るんだね…え…!?」

 

 その様子を見ていた白漂だが、ナイチンゲールはあろうことか彼の前のミニスカートをたくし上げて下着も下ろすと、髪と同様にピンクがかった銀色の陰毛が薄っすらと生い茂っている自身の淫裂へ塗り出した。

 

「…んん…く…不思議な感覚ですね…」

「えーーっとナイチンゲール君…何をしているのでしょ…!?」

 

 現物としては初見だがその特殊な魂が持つ記憶から複雑な既視感を覚える白漂出会ったが、そこでナイチンゲールは無表情のままに彼の前で机上にその豊かな双乳を預けると、大きくも形良い尻とそれの割れ目の下にあるまだ男を知らない淫裂を向けた。

 

「貴方の生殖能力を確かめるのと並行して、私もこの際だからあるものを試しておきたいのです」

「そのあるものって…」

「はい、男女の性交における感覚です。それと情事における男女の身体の変化についても調べたいのです」

「…ヤッパリネー…」

 

 その普通に見れば男を誘っているとしか見えない淫靡な姿勢のまま、ナイチンゲールがいつも通りの無表情でそれを半ば肯定すると、白漂は乾いた笑みで再び声音が棒となった。

 

「ご安心ください。事前に膣内へ減精丹を仕込ませています。更にこの淫裂に塗った薬液も同様の成分で構成されつつ、貴方方の尽力で実用化した顕微鏡でこの時代でも発見された目には見えない“菌類”を消毒殺菌する薬液も用いられているので、性病防止及び避妊については現在の技術で出来る最大限のものが施されています」

「…いやねー、表情こそ冷静なままだけど…君さぁ…まだ…男(・)の(・)身(・)体(・)を(・)知(・)ら(・)な(・)い(・)でしょ」

「…それが何か?」

 

 それに対しナイチンゲールはこの時代では最先端の科学的立証に基づく理詰めで情事を促そうとするが、微妙そうな表情に切り替わった白漂のその問いで微かにだが声音に変化が見られた。

 

「僕が最初の男でいいのか? 正直君ならもっと君を中心に誠実に尽くせる殿方は他にも見付けられるでしょ?」

「…ですから、今の貴方の治療と重ねてした方が合理的だと判断しただけです。それと、情事に置いては情愛だけでなく一門と対外交渉も兼ねて理屈や感情含めて効果的に遂行している貴方が、私の知っている男性では最も安全で且つ最良だと踏んだまでで…?」

 

 白漂の重なる憂慮の問いに、ナイチンゲールは表情こそ平静だが何処か声音に焦燥と諦観が微かに滲んでいる言葉で答えようとするも、そこで白漂の熱い亀頭が彼女の薬液で濡れた淫裂にピタリと当てられるとビクッと身が驚きで小さく震えた。

 

「わかったよ。今は君のその言動通り受け入れる事にしよう」

「…ええ、どうぞご遠慮な…くぅ!?」

 

 今はこれ以上言葉で問い詰めるのは逆効果だと覚えた白漂のその行いに、ナイチンゲールは安堵と同時に侘しさもまた覚えるが、それは彼に淫裂を一気に穿ちぬかれた事で生じた未知の感覚に打ち消される。

 

「…あぁ…ガ…!? い…いた……」

 

 ただでさえ長大且つ形状もエグイ白漂の男根が一気に捻じ込まれた感覚に、ナイチンゲールは戦傷とは異なる下半身が内外の両面より引き裂かれるような痛みと、それに釣られて染み込んでくるかの如き熱を覚えて戸惑う。

 

「……ん…どんな子もやはり…女の子から女へ変わる時のこの痛みを無表情でやり過ごすことは出来ないね…大丈夫」

「……あ、何を…ああぁ…!?」

 

 自身の男根にも絡まってナイチンゲール自身の太ももにも赤い線を引き下ろす破瓜の血を掬って自身の唇に運ぶと、彼女の両腕を掴むと引き上げてその豊かな入墓を掴んで支えとし、ナイチンゲールに安定感を通して安堵を与えつつも戸惑いをより強めさせた。

 そうして僅かながら生まれた胎内のゆとりに応じて白漂はゆったりとした動きで腰を動かし始めた。

 

「…どうかな?」

「アアアァ…ま、まだ足の付け根が…痺れるような痛みがしますが…アァ❣❓」

 

 数分間かけて白漂は亀頭でナイチンゲールの膣口からそこと子宮口の間までを丹念に行き来し、男根の感触を覚えさせてそれへの身の拒否感を薄れさせる動きをしたが、やがて手繰り寄せたナイチンゲールの表情を見て苦痛の色が薄れて熱に魘され出しているような朦朧とした瞳を見やると、それまで支えとしていただけの胸へも手淫を通して愛撫を施していく。

 

「…あ、アアアァアア…❣ これは…胸が饅頭の生地の様に自由に形が変わってぇ…❣ けれども痛みは無くてぇ…ああ❣ そ、そこはお止め下さ…アアアァア…❤️」

 

 半ば妻達やその思惑もあって集った愛妾たちに共有の男娼兼種馬と遇されている白漂の手淫は、それまで男を知らないが故に性感への免疫を持たなかったナイチンゲールの雌としての悦びを覚醒させていく。

 

「…んんん…ほら、自分の手でお腹の上も触ってみて…」

「ふううぅァアアアア❣ か、下腹部をおおぉグングンッとした感触がぁぁ」

 

 それに釣られてナイチンゲールの胎内もまた男根に対する寛容さが快楽と共に上昇しており、何時しか子宮口まで行き来するようになっていた男根のカリ首や血管に肉襞の凹凸を摩擦されて理性も下げさせられて行くような快楽を覚え、彼女の戦士と医者どちらの特徴も合わせた鋭敏な指は腹部からでも縦棒状に膨らみを見せる男根を掴み取れて、その赤い瞳は朦朧とした色を更に強めさせていった。

 

「………ッ!!」

「ンンンンッヒアアアアアアアァアア❣❣❣❣」

 

 そうして処女を卒業したばかりの女性ならではの強い締め付けと、そこから次第に慣れていく強張りが残りながらもその堅い襞肉と柔らかくなっていくそれの混濁した肉壺を一通り楽しんだ後、白漂は子宮口をこじ開けた直後に自身もまた脳天に穴が開いて理性が吹き飛んだような快楽を起こす白濁の噴水を打ち上げ、初めて胎内を満たしていく子種汁の感触にナイチンゲールは頭が真っ白と化す極みに達した。

 

「……ふううぅぅぅ……どうだった?」

「ふあァ…あ、と、とりあえず筆を取らせてください…」

 

 数十秒後、避妊済みとは言え処女に種を注ぐという状況もあって平時より多めに噴出が長かった時も終わり、白漂に耳元へそう囁かれると、極みで朦朧として唾をだらしなく垂れ流しにしていたナイチンゲールはハッとした表情で机に向き直って筆を髪や竹簡に走らせ出した。

 

「…何と言うか、色々と複雑怪奇で且つ情報量が多い感覚でした…これでもまだ全てを書ききれていくかどうか…ア❣❓」

 

 頬に薄っすらとした朱色が残りつつも赤い瞳に理性の瞳が戻り始めていたナイチンゲールであったが、そこで下半身よりキュポンと大きく抜ける音と喪失感に襲われた。

 

「…へーー、これが咸陽の大学院と共同開発で性能向上した顕微鏡かー。前のよりもより詳しく見れる。薬のせいか死んでるのは多いけどまだビンビンに動いてる個体も多いなー…ア」

 

 白漂本人は彼自身の男根を抜かれてナイチンゲールの大開きした淫裂より零れ出た精液と愛液の混合液をビーカー型陶器で回収し、それを最新式顕微鏡にかけて自身の精子の様子を見ていたが、それに何故か屈辱感に似た怒りと羞恥に襲われたナイチンゲールは顕微鏡を引っ手繰った。

 

「そういう気遣い無し丸出しの振る舞いはお止め下さ…じゃなくてこちらで使うものをそんな煩雑に扱わないでください(もう…さっきは恋人みたいな行為をして…私情が生じそうだったのに…今度はそれを屁とも思わないことをして…)」

 

 そう言って顕微鏡と精液を入れた硝子製容器を取り上げたナイチンゲールは、怒りつつも拗ねているようにも見えた。

 

「(人間とは形から入るとは言うけどこの子もそうだったな)あーごめん、それで聞くけどナイチンゲール、今日はここまでで大丈夫かな?」

「…ッ…いいえ、まだ試していない行為もありますし、何より必要な精液の量が足りていませんので…ご協力を…」

「うん、いいよ。だったら次は…」

 

 そして、ナイチンゲールと白漂は更なる検診と調査を名目として情事をより多様化させつつ続行とした。

 

(…どうして私はこのような場面にばかり出くわすのだろう…??)

 

 その様子を今朝にて白漂の愚息に図らずも痛打を食らわせてしまい、こうして病院送りにした罪悪感から怪我の治療に聞くフルーツを自費で買い占めていたナクタは、扉の隙間より赤面しつつも盗み見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター設定㊳

ナイチンゲール

容貌/フローレンス・ナイチンゲール(バーサーカー)(Fate/Grand Order)

年齢/20歳(始皇8年(紀元前239年)時点)

出身/中華某所(正確には発見地)

身長/165㎝

体重/62キロ(体重の割に元ネタ同様にスタイルは良い)

3サイズ/B91W58H90

得物/現時点では不明

趣味/清潔な環境整備

 白漂親衛隊である竜騎所属の軍医。表向きはこの時点でまだ見せていないが長年の付き合いで白漂に女性としての想いを寄せている一人。

 本編の描写からして元々は白漂が前世で過ごしていた母国の隣国の出自だが、子供時代にその二カ国の戦争後に起きた爆弾テロで死んだかと思ったらこの時代に流れ着き、孤児となっていた所を扁鵲に拾われて弟子にもしてもらい、そこへ紫夏と共に中華中を行商で回っていた白漂とも出会って友人になった。それから白漂の出世に伴って人手募集が成されていた所をその時の縁で師や同族達と共に秦へ仕官した。

 扁鵲が浴丹編で白漂の子を妊娠すると、その穴を埋める形で白漂の担当医にもなっている。本編での登場時には白漂の前世についてある程度知っている素振りを見せているが、この時点ではまだ思い出せていないようである(その話まで描けるかは長くかかる予定なので、どうぞ応援をよろしくお願いします。面白いと感じられた後で良いのでお気に入り登録、感想、特に評価付与の方をよろしくお願いします)。




今回はバーサーカー婦長ことナイチンゲールさんが主人公と初めて肌を重ねた時が中心になりました。
それと、今回の話の終わりにあのゴチンコみたいな目に遭ったあの女騎士さんが登場しましたが、この続きは果たして…?
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