○秦始皇7年(紀元前240年) 秦国北部 朔方郡 朔方○
「どうだー?」
「駄目だー。やはり尺が違いすぎるー…」
朔方郡の黄河河岸の工業都市で白漂の暗殺騒ぎが起きた数日後、彼の居城で今や秦北部最大規模の都市となった朔方にある官営工廠で工人達が頭を捻らせていた。
「…どうだ? 前の測定から結構日日が経つがー…」
「あ、白漂様お久しぶりですー。駄目ですねーやはり白漂様と祖父の白起様では筋骨の付き方が違いますし…素材はいいですけど何よりもう年月が経ってるんで今と比べると結構時代に向いてない点が失礼ながらあるかと…」
白漂がその場に訪れてなお彼らが頭を捻らせていた原因は、白漂が受け継ぐ予定である祖父で先代秦六将筆頭白起が残した甲冑と矛の彼向けへの調整作業であった。
如何せん武具自体が白起向けにオーダーメイドで製造されたものであり、当人の死から年月も経っているので白漂がそのまま使用するには勝手が違いすぎるためであったが、その作業が工人達を極めて悩ませていた。
「下手に大幅に変えると却って性能を歪める恐れがありますし、何より勝手に変えるとどんな不興を買うのではと皆も不安で仕方ありません」
「僕は別に気にしないが…」
「その辺りは理解は出来ているのですがそれでも心の何処かで不安が生じるのですよ」
工人達の取り纏め役でもある杏橋が普段と違って難しげな表情で白起の武具を撫でているあたり、如何にこの作業が難解かを周囲に悟らせていた。
「すみませーん。古くなった衣服の回収が終わりましたけどーいつも通りに処理して宜しいですかー?」
「あ、良いわよー。バシバシやっちゃってー」
そこで工人達に混じっていた譜孝の傍に上質ながらも損傷したり古くなったりした衣類を載せた馬車が通りかかった。
「ん? 譜孝その古びてる衣料品は何かな?」
「あー、これはねーもう古くなったり破けたりして処分されそうな所を安値や無料で引き取った品ですよー。白漂様が思いついたハンカチとか色々と使える材料になるから回収するようにしてるんです」
「商人根性しっかりしてるなー…ん? 廃品回収…解体…作り直し…あー、何だ。もっと早くからそうすれば良かったんだ…」
その品々と譜孝の言葉に白漂は何かを思い立った表情となり、腰に帯びている双剣の柄に手を掛けてカツカツと祖父の武具に近づく。
「…え、漂よ如何するつもりだ…!?」
それに信が何か嫌な予感を憶えたその時、白漂が居合い切りの要領で双剣を抜き、残像が一瞬だが彼の祖父の武具の表面を走り、矛が大きく飛び跳ねた。
「…む、やはり堅いな…半分しか進んでない…」
そして、その直後にビシッと嫌な音を立てて白起の鎧を斜めに半分近く進み傷が走り、矛が少々くの字に曲がって地に落ちた。
「「「「「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!?」」」」」
当然の如く、周囲の大半から驚愕の絶叫が発せられて大気を震わせ、声を上げてない少数派も口がポカンと丸くなっていた。
「よし、工人達よ材料に戻ったからこれ全部一から作り直していいぞ」
「え…いやいや貴方何してるんですか!? これ全部祖父からの遺品でしょ!?」
「だからこそだよ。このまま下手に手を付けられないなんて使われずじまいと同じだろ。だったら一から材料として用いたほうがいい」
しばしの沈黙を経て言葉が戻った工人達の抗議を白漂はばっさり言い切り捨てる。
「で、ですがぁだったらこの武具はそのままにして別の材料で作った方が良くないですか? 白起将軍なんて秦では今でもあちこちに廟が残ってるくらいの方なのに…」
「そんなの聞こえは良いけど記念品として保存するだけじゃ、使われてなんぼの道具としては死んでるのと同じだろ。それよりもいっそ全部最初から作り直したてでも使った方が生まれたこの子達も喜ぶさ。今まで待たせすぎてすまないな…」
それでも言い縋る工人達を白漂は見向きもしないまま、静かな表情で自身の手で傷が入った武具を労わるように撫でた。
「貴方の思い切りの良さに感服しました。この際に色々試しておきたかった新装備や技術もありましたしそれら全て用いて新たな鎧と武具を作りましょう。譜孝殿も暫くここに通ってもらいます」
「…あ、は、はい! 分かりましたわ!」
そこで白漂以外ではいち早く思考が彼に追いついた杏橋が意を決した表情となり、譜孝も珍しく慌てた言葉遣いになって動き出す。
「…まあ漂様、とりあえずー無断通告で行った先の暴挙…弁明の始末書をこれから直ぐに書いてもらいます…」
「…あ、はい、ですよねー……」
こほんと一息ついてすまし顔に戻った紅華の言葉に、白漂もまた普段の女房達の尻に敷かれている社畜ならぬ夫畜の哀愁ある顔で仕事に戻った。
(…むー、あの哀愁有る顔も可愛げがあるけど…やっぱ伝説も悪評を恐れず越えんとするさっきの覇気溢れる姿勢がやっぱり良いわねー。そろそろ夜の方でどんな顔するのかも間近で見てみたくなってたし…根回しもすんだから今夜早速行こうかしら…♪)
白漂の小さくなっていく背に、そうなる直前の毅然とし人間の大きさと将来性を感じさせる姿とのギャップで興味を深く抱いた譜孝の視線が密かに向けられた。
○秦国北部 朔方郡 朔方 譜家商館○
「……あーーー、本当に疲れたー。紅華も始末書の勢いに乗って普段は文官達に任せている仕事も色々こちらへ通そうとしてくるし…おかげで白陵と遊んで上げられる時間も大幅に減ったし…最後は織物業組合への視察と仕事の調査を名目で回されて今晩はここに泊まる事になったし…」
最近の秦で一大産業へ育ちつつある織物工業で財を成した譜孝の今の実家も兼ねている大商館で、白漂は仕事帰りで疲れたサラリーマンの表情で案内された寝室にドサッと寝転んだ。
着ている寝巻きは昼間に来ていたものとは違う黒地に白の伏した竜の意匠が施された一件簡素だが細かく見ると竜は繊細な字で細やかに縫われていて、手がけた職人のセンスの良さと緻密な技術を感じさせる代物であった。
寝台の傍の卓には芳しい香りを放つ香炉と菓子類に薬湯が用意されており、この部屋に泊まる客人の疲れの深さを想定していたような内容であった。
「……ポリポリ…まー久々に一人でゆっくり眠れる機会を得たのだし…こういう法に触れないお礼はありがたく受けさせてもらいましょー……?」
茶菓子を口に運ばせていたその時、白漂は何者かが常人には察知させない静かな足取りで近づいてくるのを感じた。
(…これは夜伽か。だが…それにしては異様に歩きが静かというか…刺客にしては敵意は無いけど……)
将軍になってから各地の有力者にはご機嫌取りや
その都度に白漂は直感を持って先に雲隠れしたり、それ以上に奥方達の強固過ぎるガードの前に送り込まれた美女達は難なく拘束されたりしてきたが、今回は非常に気配が薄くて且つ後者の気配も全くないので途惑う。
そして、その答えは扉を開いて現れた今宵の美女の姿を見て氷解する事になった。
「…譜孝…」
「はい、こんばんわ漂様…今宵を持ちまして貴方様の妻の末席に入ることになりました譜孝でございますわ❤️」
扉が開いた先には、まだ年若いにもかかわらず見るものをぞくっと呆けさせる色気を放つ、半透明状の青い薄絹で女性の象徴を強調するような意匠を施された寝巻きに着替えた譜孝が正座にて指を付いた姿で現れた。
「…えーーっと、とりあえず何の冗談か淫夢…かな?」
「冗談でも幻想でもなくてこれが現実ですわ漂様…ふふふ」
直感で目の前の現実とその背後関係のこれまでの夜伽工作とは桁違いな大きさを感じ取りつつも、縋るような苦笑いで後ずさりする白漂に対し、かわいい獲物を見つけた雌猫の艶やかな微笑みの譜孝は雌豹の如く四つ足で這って近づき、その足から頬ずりしつつ彼の真横に座った。
「事前に先輩様方から根回しは済ませてお許しは得ました。何処の部族もより自領の産物を広く売りまわりたいとのことでしたので…藍蘭様に杏橋様とは条件を色々調整した上で話をつけていただき、王京様も亡父殿からの家臣のまだ移住出来てない方々への支援を通してご許可を貰い、最後に一番慎重であられた紅華様もまだ帰順してない部族や国内でまだ不穏な関係の方々の情報を引き換えにご了承くださりまして…」
「…なんでそこまで出来る子が僕なんかの所の側室に来るんだ?」
そして、既に根回し済みであることを告げられた白漂は少し理解が追いついてない表情で問い掛けるが、譜孝は少し難しげな表情でうーんっと唸ってから答えを出す。
「…そうですねー。一番大きな理由を言うとー一番かっこいい服が似合う人だからですねー。私こう見ても面食いなんですよ♪」
「後者は意外じゃなくて前から分かってたけど前者の方は予想外だったね…ぬぉ?」
それに微妙に理解不能な顔を浮かべる白漂だが、そこで少しムッとした表情で乳首を衣服越しに譜孝に突かれて驚く。
「言っておきますけどただ顔が良ければいいって意味のありがちな面食いじゃありませんよ。私は添い遂げる殿方は本能剥き出しのときでも戦場の生きるか死ぬかの場面でもかっこよくあり続けられる強い意味で格好いい方がいいんです。そして自分もそうした殿方に相応しくあり続けるための努力は武でも商いでも欠かしていないつもりですわ」
そのまま肩を白漂に摺り寄せ艶やかな微笑みを沿えて、一見すると男に求められて自身も男を求めているありふれた美女のように見える譜孝。
だが、その眼差しには商いで一切の虚言に騙されない怜悧な鑑定士の光が宿っており、それで白漂は彼女が真剣に自分と結ばれるべきが否かを見定めようとしていることに気づく。
故に、その身は自然と動いて譜孝を自然と布団の上に押し倒した。
「…漂様?」
「…そうだね。ならば…僕もただかっこつけるだけじゃなく…ありのままの姿にも美を感じられる部分があることを君に知ってもらう必要があるらしい」
「あら、意外と単刀直入ですわね…」
「お互いの身体も意外と単純明快そうだからね」
「…あ…もう…❤️」
その手が早い男に見える行動とは裏腹な済んだ水の中を見通すように自身を見てくる白漂の慧眼と、それとは裏腹に充血した雄の象徴の熱い感触にそれを布越しで押し当てられて汗とは別の湿り気を見せ始めている自身の秘裂に譜孝は困った笑みを浮かべた。
白漂が慣れた手つきで譜孝の身を隠す薄着を脱がしていくと、そこには戦うための機能美を第一としたこれまで迎えてきた妻達とは違い、それ以外にも男に魅せ付けるための美も並立して求めた肢体があった。
更に、その足の付け根には自然と生じた蜜以外にも互いの情欲を誘う薬液が薄らと塗られていて、それが蜜の分泌を促しつつも男の情欲を更に誘う匂いを放っている。
「若いのに周到だね。けれども若いうちは薬に頼らずに素で相手を求めてきたほうが可愛げがあるよ」
「ん…その言葉…参考にさせてもらいますわ…あ、もうここもこんなに…しかも何時の間に…❤️」
自身の頬を優しく撫でる男の逞しさに譜孝は艶のある笑みを返すが、そこでいつの間にか下穿きより解放された白漂の作り物のように大きくありながらそうでは無いと明示する熱気と感触を放つ男根が当てられてきた。
白漂の前世で言うターコイズブルーの毛色は髪だけでなく恥丘を囲う茂みも同じである。
「(何と言うか…容姿に性格といい思い出してきた前の世界の格闘技大会DOAに出てたたまきさんを齢相応にしたような子だな。元々音楽や織物など美術系分野から商業にも用い、更にそれを守るために早くからとはいえ戦にも進んだという経歴も、ファッションデザイナーから嗜みでやっていた合気道を通して格闘技大会に進んだあの人に似てるし…)では、いくよ…」
「えぇ、どうぞ…お覚悟は出来ていますわ…っ…っっっっっっっ!!?」
その風貌に懐かしさを感じた白漂の男根が、遂に譜孝の流石に生娘特有の脅えたような震えを隠せていない秘裂を穿ちぬいた。
初めて胎内に男が侵入する破瓜の苦痛に、譜孝は必死に歯を食いしばって耐え抜こうとするも、その未知の痛みと圧迫感に女体は耐え切れず、彼の背中に回されていた指が痙攣をしたように暴れだして爪傷を小さくながらもつけ、不安を帯びた両脚は震えながら縋るようにして白漂の足により深く絡みつく。
「…っ…ふううぅぅぅ、君もそんな顔が出来たんだな…」
「ぅ…く…ううう…少女が…それを辞めるためには…ここまでの痛みが必要なのですね…あ…❤️」
数十秒掛けて馴染ませるように、白漂は男根を譜孝の最初の痛みの極みが退くのに合わせて進ませ、まだ脅えて上に留まったままの子袋の入り口をクチュリと亀頭で撫でた後、その震えて汗をたらしている双乳に手を這わせてムニュンと揉んだ。
「(紅華たちに比べると小ぶりだが…一般の女性の平均に比すれば十分な質量がありつつも美麗な釣鐘を保っている…)ん、手先が器用なだけあって…ここの感度も十分に鋭敏そうだな…ん」
「あ、し、下の城門だけじゃなくってぇ上の望楼も弄くろうだなんてぇぇぇ…欲張りな将軍様ですわぁぁぁぁ…あう❣❓」
その十分な質量を保ちつつも感度の高さを示すように指を押し込むだけでビクンビクンと脈打つ譜孝の胸を、白漂は指に伝わるふにゅりという温かい柔らかさと共に理解し、更にそれに呼応して自身の肉槍を覆う彼女の肉門も揉むたびに驚いたように揺れ動きつつも、それが済むと脅えているような震えが和らいでいっている事に気づく。
故に、白漂は譜孝の女陰に膣口から膣奥まで丹念にゆったりと男根を行き来させて馴染ませてその熱と堅さが彼女にとって心地良いものに変わるまで繰り返し、それを早めつつも彼女に別の肉の喜びを味わわせるように双乳を入念に揉み解していった。
「…あ❣ な、何だかぁ…痛みはまだ続いてますけどぉぉ…小さくなっていってぇぇ…まるでぇそれも針で打たれた後のような心地良い刺激に変わってぇぇ…あふう❣ 身、身がぁ胸と下腹部からぁ熱くも乾かせて物欲させてくるようなぁ乾きに似た熱に満たされていって…ああぅ❣❓」
白漂が十分以上かけて胎内を解すように掻き混ぜ終えた頃には、北方の苛酷な環境に加えて、幼少期より交易にそれとほぼ並立して戦に身を投じさせられて研ぎ澄まされた譜孝の女体は痛覚が大分退き、目覚めた雌の本能が大きく首を擡げて彼女に快楽で普段見れない悶え顔を晒させるようにまでなっていた。
譜孝はいつの間にかその長い美脚を夫を逃すまいといする拘束具のように彼のそれに絡みつかせ、自ら尻肉を多様に揺らしたり腰を捻ったりして胎内が甘く溶かされていくような快楽を求めるようになり、胸も白漂の細くも濃縮されて逞しいそれに押付けて男性の火傷するように熱くも心地いい体温を全身で味わうまでになっていた。
「…っ…! 譜孝…さっきから…何度か軽く身を仰け反らせて悲鳴みたいな嬌声を上げるようになってるね…」
「あ❣ あ❣ あああぁ❣ な、何だかぁ残ってる痛みもぉ含んでぇ心地いい熱がぁ下肢の付け根から背骨を通ってぇぇぇぇ❣ 脳髄まで達してるようなぁ気がしてぇぇぇぇ❣ さっきから頭の中が真っ白になって身が幾分か高く跳ね上がったような感覚がぁぁぁああ❣❓ はむぅ❣❓」
「ちゅるう…ちゅく…む…ぷはぁ…じゃあ、そろそろ本当の意味での極みに行こうか…気を付けてね…っっ!!」
1時間近く経つ頃には白漂は譜孝と対面座位で抱きしめ合いながら、竿と袋の中間に込めていた力点を弱めて鎖で無理やり大人しくさせられていた暴れ馬の如き子種を自由にさせていく。
この時代の高位の男性や好色家の平均に比すれば量としては少ない部類に入るが、紅華や藍蘭に杏橋と王京で内面外面共に最上位に位置する美女達と濃密且つ大量な夜で磨き合って来た白漂は素養の高さも手伝って、上位の男娼並みに肉体と性技も昇華されていた。
実際、その雄雄しき男根も今や膨張率や射精のタイミングに濃度と量まで大きく制御できるようになっていた。
「はふうぅあぁ❣❓ ひょ、漂様ぁ❣ こ、こんなぁぁ獣のような姿勢までぇ❣❓」
白漂は戦の細さに似合わぬ膂力と巧みな体の使い方で、譜孝と繫がり躍動しあったままコマのように女体を回転させ、彼女を後背位の姿勢に変えた。
雌犬のような姿勢を自分が取らされたことに譜孝は本日何度目かの悶え顔を示すが、その腰は揺れ続けて中の細やかな絹糸で織られた蚕の群れを思わせる襞肉で優しくもしっかと吸い付くような転生の名器で、白漂の男根に凡人なら精を吐き出させ続けている極上の責めを与え続けていた。
他の者が見れば犬猫であっても情欲を搔き立てられる蕩けた女陰に向け、白漂は一切の制御を解いてグツグツと煮えたぎるような射精欲を高めていくが、それを女の直感で気付いた譜孝はあることに気付いて顔を振り向ける。
「あ❣ あ❣ あああああああぁあぁあああぁああああぁ漂様ぁああぁ❣❓ わ、私ぃまだぁ薬をぉぉぉぉ❣❣」
情欲の中にその知見の深さゆえに蘇った一抹の知性を宿した譜孝の瞳の先には、手が付けられていない弱精丹があった。
それを視認して白漂は口元に薄い笑みを浮かべて腰を動かしたまま譜孝の耳元にそっと囁く。
「じゃあ、今からでも使いたいなら自力で抜いてあそこまで取りに行ってみて。僕は腰は動かすけど手は放しておくから」
「ふぃぃあ❣❓ そ、そんな…こんだけ甘い感覚を自分からだな…あっきうぅぅぅうぅ…❣」
白漂は繫がったまま上体だけを勢いよく上げ直して、譜孝の細やかな糸を思わせる粘着的な襞肉で出来た肉の蚕の群れを掻き乱しつつも、それを覆って躍動している彼女の尻肉から手を放して、彼女がその気ならいつでも解けられるようにする。
「あ…ぐぅぅぅぅ❣❓ そ、そんなぁぁぁぁ❣ こ、こんな甘い感覚をおおぉぉぉぉぉ自分で解けぇえぇだなんて―――❣❓」
雌の本能で極みとその先にある男の種を求めて反射で揺れ続ける女体に理性を引っ張られつつも、譜孝は生まれたばかりの子牛の様に震える手を伸ばして必死に弱精丹を手にしようとするも、その指先が丹薬に触れて僅かに揺らしたその時、彼女の大きく後ろに突き動かされた腰がそれを理性もろとも極みの前の深遠へと引き摺り落としてしまう。
「っ!!」
「―――えっぐうううぅぅぅぅあああーーーーーーーーーーーーーーーーー❣❣❓」
そして、白漂の腰の突き出しと絶妙に組み合わさったそれは既に降っていた子袋の入り口に肉の穂先を潜らせ、白漂に精気を全て変えられていくような子種汁を噴出させ、それを既に半分以上溶け切っていたように弛緩した子宮で直に味わわされた譜孝は白濁の噴水で地下深くの水源から天高く突き上げられたような極みに打ち上げられ、背を大きく仰け反らせて白目を剥いた。
(…は、はわわわわわ…す、凄いなあ譜孝さん…わ、私も何れ…あの人とあんな事ぉするのかなぁあぁ……)
その淫靡な光景を、微かに開いた窓の隙間より見える樹木の樹上の茂みより、今晩の白漂の護衛の仕切り役である庶徐が赤面しっぱなしで盗み見ていた。
次回はあの趙のナメクジ宇宙マフィア風宰相閣下に近い将軍がプチッと潰された戦や、その関連に軽く触れようと思います。