○秦始皇9年(紀元前238年) 秦国北部 朔方郡 朔方城 研究所○
「…それでは次の項目をー…」
その日、魏亶は朔方城にある研究所兼図書館で子供達を相手に教鞭を振るっていた。
白漂の妻達はこの時代の女性にしては珍しく戦時で将兵として戦う身が多く、戦場には立たない女性達も何らかの仕事をしている場合が多かったが、第八夫人となっている魏亶は朔方城研究所兼図書館の司書の傍らで、北の地の要人の子供達を相手に教師の仕事もしていた。
「先生ー、それで管仲はどうしたのー?」
「それはですねー…」
前々世と前世の経験もあって史学と文学に詳しい魏亶は子供達に国語と史学を教えており、分かりやすさと小ネタの使い方が絶妙なので生徒とその保護者から人気であった。
「…あ! 皆ー外見てー!」
「え、何々…あー! 殿様だー!」
だが、そんな魏亶でも授業を一時中断せねばならない事態があり、その一つである夫の帰還が今この時に生じたのだ。
「あーもう、皆ー次の項目はきちんと開いてから行きましょうねー。それと姿が見えなくなったら直ぐ授業に戻りますよー」
この時代の子供、特に男子が戦争やそれで活躍する人物には憧れる者が多いのはどの国でも共通なのを知る魏亶は、自身も久々の夫の姿を早く見たい一心があったので素直に子供達への飴を与えつつも自身も窓に乗り出した。
「わー! 白漂様だー!」
「朔方侯のご帰還だー!」
(どうか…この子達が大きくなる前に…戦の事は御伽噺でしか知らない時代に…前世の…斉陽連邦で二度目の生を送っていた頃の時間軸の歴史のようになればいいのだけど―――)
「大女専門の大将軍のご帰還だー! 背が高い娘は独り身じゃなくなる好機だぞー!!」
「―――お………」
その一方で、歓声に混じって上がる周囲から夫を揶揄するその評価の一つに、魏亶(身長163cm)はこの時代での価値観もあって乾いた表情になったりもした(この時代の中国の平均身長は地域差もあるが概ね150センチ台。小さい足の女性が好まれた)。
「…はー、時代が時代ですから仕方ありませんけど…この時代は女性…特に足が長かったり背が高い女性は生きづらいですねー。学問の方も儒家が強い中原では女性は文字の読み書きすら禁止だなんてところも珍しくありませんし…」
数時間後、夕刻になって他の教師や生徒たちも概ね帰った後の学校の職員室で、魏亶は一人で今日の分の纏めと明日の分の準備をしていたが、そこで彼女が口にしているこの時代の常識から色々と逸脱している身内が姿を現した。
「ああ、魏亶ここにいたんだ。家にいないからここかと思ったら当たった」
「白漂様、どうしてここに?」
「ああ、
「そうですか。なら、ここも直ぐに出なくてはいけないというわけですね…?」
久方ぶりに夫と再会できた喜びを感じつつも直ぐ離れねばいけない事情に魏亶は寂しい思いを生じさせるが、そこで彼女の身は白漂本人に背後から抱きしめられた。
『うん、だからねー…君達が待ってる間を耐えられるように…僕もここまでの大返しで昂った熱を今の内に分けられるだけ分けておかないとなーって…』
『…そう言うわりにここはいつも元気すぎる気がしますけど…❤️』
但し、白漂のその愛欲を隠さない前世で用いた言語による囁きと衣服越しながら尻に擦り付けられている男の堅き象徴に、魏亶は夫の意外なだらしなさを再認識しつつも飾らない素直な好意も覚えてまんざらではなさそうに自身も尻をスリスリと彼へ擦らせ始めた。
『でもここで睦言を交すのは問題があります。仮眠を取れる宿直室がありますのでそこへ―――』
『あっら~? 自分にそんな権利がまだあるとは…教育が足りないようですねぇ
『―――え…あ…!?』
前々世の人妻であった頃の記憶と、それをも飲み込む白漂との情愛の日々で増大した愛欲に押されつつも最低限の節度を保とうとした魏亶であったが、当の白漂が妙に下種ぶった声音に変わって彼女を前々世の名前で呼びながらその細腕を拘束して、更に彼女をうつ伏せで机上に押し倒すとその眼前にある木簡を置いた。
『(…あ、これ…木簡でだけど…保護事業で回収した書籍にあった…どういうわけか前世か漂流前が前の世界の官能小説家だったっポイ人が書いたような官能小説の内容に近いわ…。何というか…シチェーションプレイとか好きよねこの人…まあ…私も気持ちよくなるけど…)あぁ…城主様…、も、もうお止めください…ここには、まだ子供達が残ってる可能性が…ああ❣❓』
自身が置かれた状況と思い返した官能小説系書物が自身の眼前に白漂の手で置かれた事で、生来の聡さと経験から紫式部(魏亶)は我が身の情欲の高まりを確かに感じとり、文学少女的な気質も手伝って今の自分が付けられた役回り相応の言葉を羞恥と嫌悪で赤く染まった顔を添えて放つが、そこで彼女は自身の下半身に勢いよく外気が当てられる感覚を覚えてしまう。
『あらら~? その割にしてはこのプリプリに大きくも綺麗なお尻の一角はしっかり濡れ始めているみたいですけどね~? あー…もしかして自分も本当は子供が欲しくなってきてるんじゃないですか~? もう前の夫である旦那さんが無くなってから時間も大分経ってますし~♪』
それは白漂の手でスカートを大きくめくり上げられて魏亶の大きくも美麗な丸みを帯びた尻が曝け出されてしまったことで生じたもので、僅かな布面積のセクシーショーツに隠されつつも湿り気が生じだしている黒きデルタ地帯を布越しで白漂の指が這わされていく。
『(ああ…この人、完全にこの小説に出てる…“惚れた女をものにするためにその夫を過酷な戦場へ送って戦死させ、更に子供好きでその子達向けに学校を開いてる女性に学校の存続支援を盾に関係を無理強いしてくる悪徳領主”の役になりきってるわ…。まあ、私も本の中の人物になった気分で悪くはないけど…)ち、ちがいます! そ、そもそも…あの人が亡くなられたのだって…あなたがわざと危ない戦地に送り続けたのが原因で…あぁ❣❓』
紫式部(魏亶)本人も文学少女的な気質で乗ってきたようで、表向きは羞恥と快楽で頬を赤くしつつも嫌悪と憤りを滲ませた表情で白漂をキッと睨もうとするが、そこで白漂の亀頭が勢いよくピンと振るわれて、クロッチ越しながら女陰を強かに叩かれると短くも甘い嬌声を上げてしまう。
『ほほう? それにしてはここは増々濡れを酷くしていってるようですけどね~? 』
『そ、それはあなたが…あの子達とその居場所である学校を人質に無理やりしてくるか…ああ…❣』
悪徳領主(役の白漂)は亀頭を器用にくりくりと動かしてクロッチをカリ首に引っかけてずらし、露わになったヒクヒクと物欲しそうに薄く開いている淫裂を亀頭で弄る様にくりくりと撫でまわし始める。
『…あら~? だったら~もう学校もこれも要らないという事で良いのですね~♪ だったらもう無理にするのは心苦しいので~関係はもうこれで終わりにしましょうか~♪』
『あ…そ、そんな…』
そうして女陰を焦らしに焦らす悪徳領主(役の白漂)だが、潤いが大分増すと亀頭を少しずつそれから離れさせて粘液の橋を伸ばし始めていき、女陰とは相反して渇きに似たような強き愛欲を掻き立てられていた紫式部(魏亶)は絶望に染まり始めた表情を浮かべる。
『ま、待ってください! そうしたら子供達は勉強が出来ません!』
『ほほう? だったら…僕にどうして欲しいんですかね~?』
『そ、それは…その…』
そうして紫式部(魏亶)が懇願しながらも躊躇いに苛まれている間も、亀頭は徐々に女陰から離れていき、遂に彼女は悔しそうな半泣き顔で屈してしまう。
『…ど、どうかお入れください…! あ、あの人のを忘れさせてしまう…城主様のその逞しい逸物で…私の寂しすぎて濡れ切った淫裂を癒してください! ですから…どうか子供達を見捨てないで…あぁああ❣❓』
紫式部(魏亶)がその張り詰めた哀願を添えて自ら淫裂を大きく開いた次の瞬間、悪徳領主(役の白漂)の強直が彼女の濡れそぼったそれをジュポンと勢いよく穿ち抜き、柔らかくも性感を適度に締めつけたりしゃぶったりしてくるその肉壺の最奥まで穂先はあっという間に達した。
『おやおやぁ…やはりここはいつ味わっても飽きない極楽穴ですなぁぁ♪ 前の旦那さんも小さい年下の童顔であったのも考えると…本当はチミッコ達に抱かれたいという願望でもあったのでは~?』
『そ、そんな不純な動機などありません…アアァ❣❓』
『まあ、あんなチミッコたちの相応の可愛い皮被りではここまで奥には来れませんけどね~♪』
『…あ、アアァ❤️』
同時に、部屋を外部から閉ざしているカーテンが小さくも捲り上げられて、外で遊ぶ小さな生徒達の姿も絡めたその卑劣で卑猥な囁きに、紫式部(魏亶)は実際に権力と財力で凌辱されているような背徳感と倒錯した快楽を覚えてしまう。
『(アアァ…この小説のヒロインの子も…こんな感じだったのかし―――)』
「魏亶先生いないかなー。ちょっと今日の授業で気になる事があるんだけど…」
『―――いぃ❣❓』
だが、そこで扉で遮られている廊下側より生徒の一人である少女の声が聞こえてきて、紫式部(魏亶)は驚きのあまりに短くもだが悲鳴を上げそうになってしまう。
『おやおやぁ? こんな時間まで勉強熱心な子ですねぇ♪ 先生としては君もむげにするわけにはいかないですけどぉ…けれども今は一人では動けそうにないですし…だったらお手伝いいたしましょう♪』
『❣❓』
それに悪徳領主(役の白漂)は奸智を再び働かせると、紫式部(魏亶)を逆駅弁スタイルで抱き上げて声が漏れ出ている扉に向けて進みだした。
「…うーん、先生…いつもはもう帰ってる時間だけど…何だかまだ居そうな気もするし…ここで寝ながら待つか……ん…くううぅ…」
「(…え!? ちょ…待って)うぅ❣❓」
そして、紫式部(魏亶)が扉の裏側に辿り着くと、あろうことかその生徒の少女は扉の向こう側にペタンと座り込んで眠り始めてしまい、紫式部(魏亶)は驚くがそこで子宮口がグリグリと嬲られ始めてしまう。
『おやおや、扉一枚を隔てた先には汚れ無き教え子がいるというのに…ここは増々キュキュ~~っと締め付けを強くして…お仕置きが必要ですなぁ♪』
『(な!? ま、待って…それはマジでシャレになりませ)エぐうウウゥウ❣❓』
そんな状況下でも悪徳領主(役の白漂)は下種な表情を更に強めて、羞恥と恐怖で警戒心と感覚が増している紫式部(魏亶)を逆駅弁スタイルのままで責めを強くしだした。
平時における情事でこの現世では深窓の令嬢のものである肉体は、紆余曲折を経て数多の雌の猛獣達との夜戦を経て力を増して技を磨いてきた雄に弱点を既に知りぬかれており、その暴力的ながらも急所を正確に抉る男根の動きを腹部の大蛇の如く蠢く膨らみで示し、今にも部屋を飛び出して周囲に広がりそうな嬌声を我が手で必死に抑え込んでいた。
紫式部(魏亶)の胎内は細やかな筆先を思わせる細やかな肉襞で構成されており、それらは現在の羞恥プレイで激しい蠕動も加わって、肉壺を搔き乱し続ける男根は歓喜して更に躍動を増して蠕動を増させ、ズキズキとした陰嚢からの噴き上がりを猛烈に引き上げていく。
『…それでは…あなたも自ら教え子たちの新たな友を生みなさい!!』
『んんんッユっ~~~~~~~~~~~~~~~❣❣❣❣❓❓』
その扉前で寝ている少女が目を醒まさないのが不思議な肌の打ち合いの果てに、悪徳領主(役の白漂)から白濁の大噴火を突き放ち、それを子宮で直に叩きつけられた紫式部(魏亶)は嬌声こそ外気に晒すのは両手で必死に口を塞いで阻止したものの、脳髄が消し飛ばされんばかりの極みで背は折れんばかりに仰け反って身が大きく震えた。
「……ふあああああ……先生、まだ見ないな。もう少し寝ようかな―――」
「あら、いけませんよ。こんな所で寝続けたら風邪をひいてしまいます」
「―――あー! 先生!」
十数分後、少女は目を醒まして空模様を見てもまた瞼を降ろそうとするが、そこで背後の扉を少し開けて見た目はいつもの感じの魏亶が顔を出してきた。
それから少女は今日の勉強でわからなかった所を聞き始めるが、その終わりごろに少女は魏亶に対して違和感を覚え始める
「…あれ、先生…汗を掻いてない? それと顔もいつもと比べて顔が赤い感じがしますし…」
「あ、あーこれは部屋の中で片づけをしていたから…それよりも早く帰らなくてもいいのですか? もうそろそろ夕方での家の手伝いでしょう?」
「…あ、そうだったー。ありがとー先生ー、またねー」
但し、口の差から結局少女は言いくるめられてそれ以上深入りする前に大人しく帰宅していった。
「…ふう、物わかりの良い子で助かった…」
「いや、そもそも貴方がこのような変態の所業をなさらなければ…あぅぅぅ❤️」
姿が完全に目無くなった所で白漂もヒョコっと顔を見せてきて、そこで魏亶が疲労と羞恥が色濃い顔色ながらも恨みがましい眼差しを向けようとするが、そこでまだ胎内に収まっているままの男根で子宮を揺らされて嬌声に変えられてしまう。
「でも、君だって気持ちよかったし何よりも完全に役になり切ってたでしょ?」
「それはそうですが…でもなぜ未だに差し込んだままで…?」
現在、魏亶は扉の裏側にしがみついた膝立ちの状態で、その背後に抱きついている白漂と繋がったままの状態であり、少女が目覚めるまでの間に放たれていた数発の子種汁の溢れた分で足元には白濁の水溜りが出来ていた。。
「いや、だってあのまま終わったら冷静になった後で怒られそうだからこのまま続けてご機嫌取りしておこうと思って」
「怒られることをしてるという自覚はあるのですね…あぁ❤️」
「その分、君に支払うから」
「…じゃあ、私も血筋を残さなくてはいけないので…今の内に子種を貰えるだけ貰っておきます…❤️」
結局、魏亶は今度は部屋の扉をしっかりと締めてから、そのまま次の仕事が始まるまでの間の白漂から夜の家族サービスをたっぷり貰う事にした。
その結果、秦の旧王都雍で開かれる加冠の儀で白漂の妻達で唯一動ける身として出席すべく出発しようとした日の前日の診断で、魏亶は妊娠が発覚した。
今回、色々と強引な理由付けでのシチュエーションプレイとなりましたが、当の紫式部さんがFGOでは“魔術系の小説を書くためなら本当に魔術を学ぶ”というくらいの凝り性な設定がありますので、それを利用させてもらいました。