※この作品はR-18です。

天下の大将軍になる!! ~夜の睦言~   作:oosima

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今回は本編で碌に描写されないまま死んでしまったあの趙将とその軍に関する話しです。


031 出だしの結果を如何活かすかが万事の課題

 ○秦始皇8年(紀元前239年) 秦国東部 太輪 野戦場○

 

「次はあそこの剛の旗を掲げてる趙将の部隊に弓を射掛けろ」

 

 秦北部より技術革新が大きく広まっている証しを白漂らが確認した年の翌年にて、白漂軍は趙国との中規模程度の合戦に望んでおり、白漂の代行として郭備が率いている中でその妻で副官でもあるペンテシレイアの姿もあった。

 舞台は秦国の対趙前線地帯に位置する太輪で、東部要所(この世界では秦の北部が広がっているので東部の一部に変更)の屯留を攻撃しながらも王弟成蟜軍に一度退かされた趙軍が再び攻めて来たのだ。

 

「ま、昧広様ぁ! もう右軍は予備兵力も枯渇して崩壊寸前ですぅ! 左軍は主将が重傷で半ば機能麻痺にぃ!」

「くそぉ! 咸陽の所の大商と屯留の土竜は何をしておるのだぁ!」

 

 暇だったのも手伝って半ば攻撃するように迎撃してきた白漂軍四万五千に対し昧広率いる趙軍は二万で、将兵の質量共に段違いで辛うじて持ちこたえているのが寧ろ地味に凄かった。

 但し、趙側が持ちこたえているのは何も彼らの奮戦だけではなかった。

 

「おい、そこのキノコ頭の新兵。背は同じ伍の者と向け合うのを忘れるな」

「は、はい!」

「そこのたらこ唇のボサボサ髪、真正面からかち合うのは腕があるなら良いが各上相手には守りに徹して攻撃は敵の横か背後にいる者に任せろ」

「う、うぅっす!」

「お、おおぉ今度はこっちに向いたぞ角兄ぃ!」

「盾というのは守りだけにしか使える物じゃない。ぶつけて相手を怯ませたり姿勢を崩したり、他にも相手の視界を塞いでこちらから見えてるその四肢から先に潰して弱らせるにも使えるんだ」

 

 ペンテシレイア達がこの戦場を新兵達の実戦訓練に用いてきており、必要数が適度に実戦を積むまでは損害を抑えつつも趙側が崩壊しないように保たせていたためだ。

 ちなみに新兵達にも近年の秦の工業力向上で軽量で丈夫な膠浸け麻製の縦長長方形盾に板札鎧と兜が支給されていて防御力が高く、動きはぎこちなかったが死傷や負傷は抑えながら戦闘を継続されていた(外見は白漂前世の古代ローマ重装歩兵の細かい意匠及び色違い)。

 ちなみに白漂軍の一般兵には共通武器として鋼製の短剣と投槍も出来る槍が支給されており、それらはこの戦場で多く使用されていた。

 

「ぅ、うおおおお! この調子で全員ぶっ殺してやらぁああああ!」

「あぁ! 馬鹿! 魯平!?」

 

 だが、新兵ゆえの暴走者は否応無く出るのが初陣というもので、今度は魯平という者が槍を趙兵の屍から抜くとそれを振り乱しながら伍から離れた。

 

「舐めるなぁ!」

「ぶぼべ!?」

 

 当然、趙側にいた経験者の騎兵に盾ごと打ち飛ばされ、そのままの勢いで横転してしまった所で別の趙兵が襲いかかってきた。

 

「ああ! 魯平がやられちまうぞ干斗ぉ!」

 

 それに同じ伍の者達が悲鳴を上げるが、別の敵と交戦中のために助けに行けない。

 

「さあ、死ね―――」

「はい、待ってー」

「―――えぼべ!?」

 

 だが、趙兵の槍が魯平を穿ちぬこうとした所でそれは腕ごと玲花に斬り飛ばされた。

 

「皆ー、初陣で始めの内に上手くいくと調子乗り出してこけて死ぬ可能性が大だから気を付けてー」

「おい、白漂の懐刀の信の女副長だぁ!」

「仕留めろぉ!」

「こういう騎兵を相手にしなくちゃいけない時は如何するのか思い出すの」

 

 それを見て群がってきた趙騎兵の攻撃を四肢の刃で捌き続けながら玲花が発した言葉に、新兵達は訓練で多人数係にも拘らず彼女に武術で遠慮なく負かされ続けた日々での教えを思い出す。

 

「ろ、魯平に平来! 俺が正面から行くからお前らが横や後ろから行けぇ!」

 

 新兵で髪を円盤状に纏めた干斗が盾を翳しながら騎兵の1人に纏わりついて盾を馬にぶつけながら槍で突こうとする。

 

「えぇい! しつこいわぁ―――!?」

「!!」

「ビヒィ!?」

「―――あばぁ!?」

 

 それを煩わしく感じた趙の騎兵が高所から矛を打ち付けて切り伏せようとするも、干斗は盾で身を守る事に切り替えて苛立った所で、馬が無言で近づいてきた平来という新兵に視界の外から槍で頭を穿たれて落馬してしまう。

 

「うおおお!」

「ごふ!?」

 

 そこで幾分か落ち着きを取り戻した魯平がすかさず落馬したばかりで悶える趙兵を仕留めた。

 

「よし、この辺りは大丈夫そうだし…次は―――」

「がぶ!?」

「おぼ!?」

「ぐぎ!?」

「―――あの辺りを行こうかしら」

 

 その戦い方が周囲の新兵達にも伝わっていってこの場の趙騎兵達が各個撃破されだすと、玲花は右足を軸に左手と両足の刃をコマの如く回し雑技団顔負けの動きで囲んでいた趙兵を撃破し、次の新人がいる場所へ馬を走らせた。

 

「おぉのれ“飛竜隊”! 想像以上にやってくれるわぁ!」

「ご、豪紀様ぁ! もうここも退かないと危険ですぅ!」

「何のぉ! この豪紀様の恐ろしさはここからだぁ―――」

「それを待つ馬鹿が何処にいる」

「―――あべ!?」

「おい、ここに鼻っ面から落馬して身動きできてない敵将がいるぞー」

「「「「「や、やれぇえええええ!!」」」」」

「あーーーーーーー!?」

 

 その後、扇を手にしていた自信過剰な趙将の1人がペンテシレイアに馬上から叩き落され、ピラニアの如く群がってきた新兵たちによって討ち取られたのを期に、趙軍は急速に崩れていって昧広も討ち取られた。

 それからすぐ後に、白漂軍は趙側まで侵攻して曹州一帯を制圧した。

 

 

 

 

 

 ○趙国南部 王都邯鄲 王宮○

 

 曹州一帯が奪われた翌日でも、邯鄲は本日も表通りは中華の王道を行く賑やかさのある都市として栄えていた。

 だが、その日の光の当たらぬ陰では闇が現在進行形で強まっていた。

 

「腹減ったよう…」

「都に行けば何とかなると思ったのになぁ…」

 

 五世紀続く戦乱の影響でその日暮らしがやっとな貧困層や主に城外等に広がるその居住区である負郭は、大抵の都市では程度の差はあれ見受けられたのだが、近年の趙など秦に面する国々ではそれが増加傾向にあったのである。

 

「西の方からやけにぃ質が良いけれどこっちのよりも安い織物や糸が多く出回るようになったせいだぁ…」

「塩の方もだぁ、秦のクソ共…もうこっちでもっと良いのが取れるようになったって言い出してもう殆ど買いやしねぇ、それどころかここまで流れてきてやがる…」

 

 近年の秦からの輸出増大で打撃を受けた産業を中心とした失業者がその主因であった。

 

「何ーーーーーー!? 今度はこっちの曹州が逆に奪われてしまったとーーー!?」

 

 一方、邯鄲の中枢に位置する王宮にて、郭開が伝書鳩で知らされた報告にまたしても狼狽して唾を周囲に撒き散らしていた。

 

「おい、また宰相様が機嫌を悪くしてるぞ」

「よくもあそこまで唾を飛ばせられるなー」

 

 周囲のそうしたひそひそとした陰口も聞こえない状態になっていた郭開は側近らを激しく問い詰める。

 

「お、おい! 咸陽のあやつは何をしておったのだ!?」

「そ、それが屯留に蒲鶮という者を忍ばせて準備を進めていたようですが、そやつが行動を起こした直後に察知していたらしい成蟜側に現行犯逮捕されて…」

 

 郭開一派の狼狽している姿に複雑な表情を浮かべている者達もいた。

 

「…全く、李牧様がおらんのに上手く行くわけなかろうが…だが、これであ奴の発言力低下と引き換えにあの白起の孫に領土を奪われたというのは…」

「嘆くのは後にせい。今はあの方の復帰を優先すべき時ぞ」

 

 その郭開が主導権を握る趙国朝廷で非主流派に追いやられてしまっている李牧の傘下の者達であった。

 彼らの視線に気付いてか郭開は何とか失敗を挽回できないかと思案し始めるが、そこである側近が李牧派には聞こえないように彼に耳打ちしだす。

 

「…全く困ったものですなぁ咸陽の大商殿には…ですが、これで李牧殿達がまた声を大きくしだすのもあれですし…そこで郭開様…離眼に付いて気になる話しが…」

「む、確か李牧に近いとかというあの城が…む!? く、詳しく儂の家で聞かせよ!」

 

 周囲の目を気にしてか郭開は急な体調不良を理由にすごすごと王宮を退散した。

 

 

 

 

 

 

 ○秦始皇8年(紀元前239年) 太輪戦勝利後 秦国東部占領地 曹州○

 

「乾杯ー!」

「じゃんじゃん飲めー!」

 

 郭開邸宅で趙国にとって良からぬ話が告げられつつあったその日の晩、秦国のものになった曹州の中心都市では戦勝の祝宴が行われていた。

 

「…ふう、やけに新兵の実戦訓練まで上手く済ませられた辺り…今回の趙軍は脆かったな…」

 

 趙軍を撃破して薄くなった同国の曹州一帯を占領した後、白漂軍は王翦軍が後任に着くまでの間は同地方に留まる事になり、その中心都市の城主のものであった館でペンテシレイアが消化不良という顔立ちで夜空を眺めていた。

 

「それがーどうやら近年の趙は失業者が職人辺りを中心に増加傾向でそうした食い詰め連中が多く流れるようになって士気と錬度が低くなってる傾向があります」

「あー、そう言われれば心当たりがあるな…」

 

 背後の部屋で戦後処理に勤めている文官達の言葉を受けて、ペンテシレイアはその部屋より見下ろせる別の部屋で机仕事に景気の良い顔で混じっている譜孝を見やった。

 ちなみに、その譜孝達の夫である白漂はまだ敵方である趙国西部前線に近い離眼で内応工作のために忍び込んで、それから趙の王都圏を偵察するという大将軍級の人物にしてはなかなかに軽快で大胆だが妻達が知れば怒るだろう行動の最中であった。

 

「…おい、干斗ー、さっき深手を負って魘されてた備画が亡くなったって……」

「…っ…そうか……」

 

 一方、敗戦の報せを受けて手薄となり守りきれないと判断した城主諸とも逃亡した貴士族居住区にも設けられた駐屯地の宴会場には、労いのために新兵達も順番で招かれていたがその多くは複雑な表情を浮かべていた。

 

「おーい、上手く勝ち抜けたってのに何をそんな黄昏てんだっつーの」

「いっで!? 誰だお…って松左さん!?」

 

 だが、その1人である干斗の頭を子界隊将校の一人である松左が槍の柄で叩きながらも軽い調子で割り込んで沸かせてきた。

 

「あんな可愛い嬢ちゃんの教鞭付きだからって初陣からあんな風に上手く立ち回れる奴なんざ本当にそうそういねーからよ。もう少し自慢してもいいんだぞー」

「す、すみません…けれど同郷の同期がやられちまったって聞くと騒いでいいのかって気になって…」

「ふ、そんなんじゃー初陣が幾ら良くても次は怪しいな」

「あ! 崇原さん!?」

 

 松左の言でも干斗が却って気まずさを強めると崇原が軽い笑みで現れる。

 だが、それも松左の言でぎこちなくなる。

 

「そう言うなや、お前なんざ初陣の時にはしくじって馬鹿にされたろ」

「っ…」

「え、崇原さんがすか!?」

「飛竜隊が生まれるよりも前に白漂将軍と会う以前にな。地元の村で小便してた時に趙の蹂躙隊が丁度悪く襲ってきて、まだ途中だった状態で守戦しなくちゃならん羽目になった。それで“小便漏らしの崇原”と暫く馬鹿にされた」

「ぶわっはー! そりゃいー初めて聞いたぞ崇原の弱味ー! なー尾到ー!」

 

 そこで偶々通りかかった尾平が大きく口を開けてその出っ歯を見せ付けた。

 

「…それで次の戦には敵の騎兵の小隊長の首を取って笑った奴の鼻をそれで叩き潰してやったがなぁ」

「…うげ」

「相変わらず軽はずみだよなー兄貴ー」

「うっほお! 角にぃそれじゃー初陣で十人以上討ち取った俺たちゃー歩兵長以上の男にぃ!」

「告ぅ!」

「あーだが気をつけろ、初陣で上手く行き過ぎて次に大こけしてあっさり死んだ新米は大勢見たぞ」

「「え…」」

 

 途中で肥満気味で大柄な惇兄弟が調子付くが、松左の言でビクッと身が固まった。

 

「あ! そう言えばー聞いたぞ! 漂ほ…漂将軍ほどじゃないけどまだ入隊して1年くらいでありえねー手柄立てた子がいるって!?」

「…む、もしかして初陣でそれぞれ15人斬りしたこの惇兄弟ですか?」

「運良くこちらに居りますが何か?」

「また調子乗るんじゃねぇ豚兄弟! あー…俺も見ました。マジですごかったっすねあの槍捌き…」

 

 尾平が何か思い出した表情を浮かべると、干斗が息を呑んだ表情で昼間の戦場を思い出す。

 

「綴って言うあの赤紫色の髪のねーちゃんですが…とにかく槍が滅茶苦茶早くて四方八方群がる敵全員を頭に一点だけ一瞬で突いて仕留めたっつー話しです。同じ死に方をした趙兵の死体が百以上あって全部一人でしただろうって検分役の人が言ってました。それで敵の昧広っつー将軍も護衛に気付かれる前に一撃で屠ったらしいです…」

「す、すげえなそりゃー…」

 

 その件の人物は、現在にて白漂の奥の女性達にも話題になっている綴の事であった。

 

「…新しく入った子達が初陣生き延びて感慨深い夜を過ごしてるねー信君…」

 

 ちなみに貴士族の屋敷は押収されて将校達の仮宿に再利用されていたが、そうした一つの二階の窓の隙間より玲花が懐かしい表情で見下ろしていた。

 

「あー、俺らも何かああいうの見てるとおっさん爺さんみてーな気分になるよなー」

 

 玲花の下には仰向けで信が寝台に寝転んでいて、二人は騎乗位で交わっている最中であった。

 戦場では心身ともに昂揚しつつも練兵に主軸が取られたために、昂ぶっていた気力を消化し切れなかった玲花が、同じく軽い戦で済んで体力が余っている信に火照りを鎮めて欲しいと頼んだ結果である。

 ボトムを既に脱いで露になった足の付け根では木綿製の黒のスポーツ下着風の逆三角形下穿きがずれており、衛生上の観点で毛を抜かれた恥丘はその中心を走る朱色の秘裂に信の男根を飲み込んでジュブジュブと水音を立てている。

 

「あそこで伸びてる貂とかを見てると全然若いけどね」

 

 ちなみに二人が交わっている寝台の隣の同類には、既に事後の汗でしっとりと肌が濡れて心地良い疲労感で寝ている河了貂がシーツに身を包んだ状態であった。

 

「…何つーか…対抗心剥き出しで何度も求めてきたあいつの胸を見たり触ったりしたんだが…近頃何か育ちが良くなってる感じがするんだが…」

「あー、最近はー扁鵲さんの所に通ったりして身を鍛えたり胸を大きくする方法を聞いて実践してるみた…いっく!」

 

 その河了貂のシーツの胸辺りに掛かってる部分は布の弛み以外の理由も感じさせる膨らみがあったが、玲花がそこで可愛いものを見る表情を向けた瞬間に信の無骨な手がそれに似合わぬクリッと繊細な手付きで彼女の豊乳の先端を弄った。

 

「…っく❣ 大人になったあの晩からこういう所ばっかり優しく器用になってくんだから…あっ❣」

「先に襲ってきたのは玲花殿ですぞーあの晩は~♪」

「っっっ❣ あ、あのねぇ信君…た、隊長がぁこんな戦地でぇ下半身に真っ正直な姿勢示すのは規律的にぃよくないですわよぉぉぉ…んんんっく❣」

「先に仕掛けてきた身で言っても説得力ないですぞ~? それに~そのために~男の温もりとその利を欲しがってるお姉さん方も早速ここまで来て商売してるではありませんか~♪ 他の二階も~戦場まで付いて来てる女人が戦後の火照りを相手に慰めてもらってますしな~♪」

 

 普段のガサツさとは相反して夜の方ではメキメキ技術を向上させてる信に玲花は快楽で悶えつつも白々しい抗議を上げるが、既に他の屋敷の二階から戦場まで戦力込みで付いてきている女性達が各々の恋人や夫と既に夜の戦に興じており、城内には勝報を聞きつけて後背地から商売に来た商人やそれに連れられた妓女が商魂逞しく行動していた。

 

(…ううう、信の奴…こういう夜を重ねるごとに下衆度が増してる気がする……)

 

 ちなみに二人の激しくなる逢瀬の音声で、先に寝ていたはずの河了貂も瞼が開いて再び我が身、特に足の付け根辺りがソワソワしだしてきた。

 その間にも信は上体を起こして玲花と舌を交わらせつつ、彼女の大きく綺麗な丸みのある尻を男根と手で内外より更に揺らしていく。

 玲花に幼少期より密かに怪しい薬もすり込まれて雄雄しく且つ凹凸豊かに育った男根は、彼女の早くから男に親しみ落としてきた女陰と深く淫肉を絡ませあい、互いの液で滑らかに滑りながらも引っ掛けたり吸い付かせあったりしながら、互いの脳髄に快楽物質を生じさせ続けてより激しく身を極みに近づかせていった。

 

「っ~~~~❣ 調子に乗ってぇぇぇ❣ こうなったらぁぁぁ…んん❣」

 

 その自分も育成に手がけた雄の成長振りを雌の喜びで実感しつつも、女としての対抗心から玲花はその際立った身の柔軟性を生かして信の背後に回している両足を大きく曲げて足の指でその背筋をなぞったり、尻の割れ目などの性感が際立っている場所を器用に指圧したりして、ゾクゾクとした男根の射精接近の証しの震えを生じさせて行く。

 

「っっっっっ!!」

「っんんんんんんんんんん❣❣」

 

 そして、互いを繋ぎ目と肌より互いの精と血を求め合う肌の打ち合いの果てに、二人は今にも漏れそうな嬌声を互いの唇で塞ぎながら大きく震える身を抱きしめあった。

 

(あらあら、自分達だけで身の火照りの消火を始めるなんていけない子達ねぇ❤️)

 

 その二人から淫靡な白濁の雫が僅かな隙間より盛れ出て寝台を汚す様を、廊下と繋ぐ扉の隙間よりステラが可愛いものを見る表情で眺めていた。




原作よりも早めに良い感じに新兵達の登場となりました。
次回は原先生の原作でも急ぎ足過ぎたあの魏の人々が出てくる予定です。
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